JP2017004156A - 中央監視端末、現場操作端末、及びプラント監視制御システム - Google Patents

中央監視端末、現場操作端末、及びプラント監視制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】中央監視端末に表示された画面を、簡単な操作で現場操作端末に表示させることができる中央監視端末、現場操作端末、及びプラント監視制御システムを提供する。
【解決手段】プラントの中央監視端末1は、プラント機器のコントローラ3と、携帯型の現場操作端末2と、ネットワークを介して接続される。中央監視端末は、描画データ作成部と、表示部と、を備える。描画データ作成部は、プラントの構成を示すグラフィック画面データと、プラント機器の状変データ及びプロセスデータの少なくとも一方と、を含む描画データを作成する。また、描画データ作成部は、描画データに対応するリンク情報を有する識別コードを作成する。表示部は、描画データ及び識別コードに応じた監視画面を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、中央監視端末、現場操作端末、及びプラント監視制御システムに関する。
一般的に、水処理プラントなどを監視及び制御を行うためのプラント監視制御システムは、中央監視室に設置された中央監視端末と、携帯型の現場操作端末と、ポンプなどのプラント機器を制御するコントローラと、により構成されている。プラント機器の故障などが発生した場合、プラントの運転員は、現場操作端末を持ってプラント機器の設置現場に行き、現場操作端末で故障箇所や関連情報を確認しながら必要な作業を行う。
従来のプラント監視制御システムでは、現場操作端末に所定の画面を表示させる場合、現場操作端末のトップ画面から所定の操作手順に従って順々に画面展開することが必要であった。このため、中央監視端末でプラント機器の故障などを発見した場合、プラント機器の設置現場で故障箇所や関連情報を確認するために、上記の操作手順が必要となり、作業が煩雑になった。
特開2012−174201号公報 特開2014−50096号公報
中央監視端末に表示された画面を、簡単な操作で現場操作端末に表示させることができる中央監視端末、現場操作端末、及びプラント監視制御システムを提供する。
一実施形態に係るプラントの中央監視端末は、プラント機器のコントローラと、携帯型の現場操作端末と、ネットワークを介して接続される。中央監視端末は、描画データ作成部と、表示部と、を備える。描画データ作成部は、プラントの構成を示すグラフィック画面データと、プラント機器の状変データ及びプロセスデータの少なくとも一方と、を含む描画データを作成する。また、描画データ作成部は、描画データに対応するリンク情報を有する識別コードを作成する。表示部は、描画データ及び識別コードに応じた監視画面を表示させる。
第1実施形態に係るプラント監視制御システムを示す図。 図1の中央監視端末のハードウェア構成の一例を示す図。 図1の中央監視端末の一例を示す機能ブロック図。 第1実施形態における監視画面の一例を示す図。 図1の現場操作端末のハードウェア構成の一例を示す図。 図1の現場操作端末の一例を示す機能ブロック図。 第1実施形態に係るプラント監視制御システムにおける操作及び処理を示すうフローチャート。 第2実施形態における監視画面の一例を示す図。 第2実施形態における操作画面の一例を示す図。 第3実施形態に係る中央監視端末の一例を示す機能ブロック図。 第4実施形態における監視画面の一例を示す図。 ユーザが撮像した監視画面の領域の一例を示す図。 第4実施形態における操作画面の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係るプラント監視制御システム(以下、単に「システム」という)について、図1〜図7を参照して説明する。本実施形態に係るシステムは、発電プラント、水処理プラント、及び産業プラントなどの、プラントの監視及び制御に利用される。以下では、システムが水処理プラントの監視及び制御に利用される場合について説明する。
図1は、本実施形態に係るシステムを示す図である。図1に示すように、システムは、中央監視端末1と、現場操作端末2と、コントローラ3と、監視用LAN4と、を備える。
中央監視端末1は、プラントの中央監視室などに設置された監視端末である。プラントの運転員は、主として中央監視端末1を利用して、プラントの制御や監視を行う。中央監視端末1は、コントローラ3が送信したデータのファイリング機能及び表示機能や、ユーザ(プラントの運転員など)が操作を行うためのユーザインターフェース機能を有する。中央監視端末1について、詳しくは後述する。
現場操作端末2は、携帯型の監視端末である。プラントの運転員は、現場操作端末2を携帯してプラント機器31が設置された現場へ向かい、プラント機器31の修理や点検を行う。現場操作端末2は、コントローラ3が送信したデータの表示機能や、ユーザが操作を行うためのユーザインターフェース機能を有する。また、現場操作端末2は、撮像機能を有する。現場操作端末2について、詳しくは後述する。
コントローラ3は、プラント機器31と接続され、接続されたプラント機器31を制御する。ここでいうプラント機器31には、プラントを構成する各種の設備や計器が含まれる。図1の例では、コントローラ3は、プラント機器31と、I/Oケーブル32を介して接続されている。水処理プラントの場合、プラント機器31には、ポンプ、コントロールセンタ、補助継電器盤、及び受配電盤などが含まれる。
また、コントローラ3は、接続されたプラント機器31から、リアルタイムで状変デーやプロセスデータなどの情報を収集する。状変データとは、プラント機器31の状態の変化を示すデータである。状変データには、プラント機器31のON/OFFを示すデータなどが含まれる。プロセスデータは、プラント機器31の計測値や制御値などのプロセス値を示すデータである。コントローラ3は、プラント機器31から収集した状変データやプロセスデータを、中央監視端末1に送信する。以下では、状変データ及びプロセスデータを総称して、プラントデータという。
監視用LAN4は、中央監視端末1と、現場操作端末2と、コントローラ3と、を接続するネットワークである。監視用LAN4は、有線LANでもよいし、無線LANでもよいし、有線LANと無線LANとの組合せであってもよい。中央監視端末1、現場操作端末2、及びコントローラ3は、監視用LAN4を介して互いに情報をやりとりする。
(中央監視端末)
ここで、中央監視端末1について詳細に説明する。図2は、中央監視端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、中央監視端末1は、コンピュータにより構成され、CPU(中央演算装置)101と、入力装置102と、表示装置103と、通信装置104と、記憶装置105と、を備える。各構成は、バス106により相互に接続されている。
CPU101は、中央監視端末1の制御装置及び演算装置を含む電子回路である。CPU101は、バス106を介して接続された各装置(例えば、入力装置102、通信装置104、記憶装置105)から入力されたデータやプログラムに基づいて演算処理を行い、演算結果や制御信号を、バス106を介して接続された各装置(例えば、表示装置103、通信装置104、記憶装置105)に出力する。具体的には、CPU101は、中央監視端末1のOS(オペレーティングシステム)や、プラントの中央監視プログラムなどを実行し、中央監視端末1を構成する各装置を制御する。
中央監視プログラムとは、コンピュータに中央監視端末1の上述の各機能構成を実現させるプログラムである。中央監視プログラムは、一時的でない有形のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶される。上記の記憶媒体は、例えば、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、フラッシュメモリ、半導体メモリであるが、これに限られない。CPU101が中央監視プログラムを実行することにより、コンピュータが中央監視端末1として機能する。
入力装置102は、中央監視端末1に情報を入力するための装置である。入力装置102は、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネルであるが、これに限られない。ユーザは、入力装置102を操作することにより、中央監視端末1に各種の情報を入力することができる。
表示装置103は、画面や映像を表示するための装置である。表示装置103は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、CRT(ブラウン管)、及びPDP(プラズマディスプレイ)であるが、これに限られない。以下では、表示装置103に表示された画面を、監視画面Mという。
通信装置104は、中央監視端末1が外部装置と無線又は有線で通信するための装置である。通信装置104は、例えば、モデム、ハブ、及びルータであるが、これに限られない。中央監視端末1は、通信装置104を介して監視LAN4に接続する。
記憶装置105は、中央監視端末1のOSや、中央監視プログラム、中央監視プログラムの実行に必要なデータ、及び中央監視プログラムの実行により生成されたデータなどを記憶する記憶媒体である。記憶装置105には、主記憶装置と外部記憶装置とが含まれる。主記憶装置は、例えば、RAM、DRAM、SRAMであるが、これに限られない。また、外部記憶装置は、例えば、ハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリ、及び磁気テープであるが、これに限られない。
なお、中央監視端末1は、CPU101、入力装置102、表示装置103、通信装置104、及び記憶装置105を、それぞれ1つ又は複数備えてもよいし、プリンタやスキャナなどの周辺機器を接続されていてもよい。
また、中央監視端末1は、単一のコンピュータにより構成されてもよいし、相互に接続された複数のコンピュータにより構成されてもよい。
さらに、中央監視プログラムは、記憶装置105に予め記憶されていてもよいし、監視制御端末1の外部の記憶媒体に記憶されていてもよいし、インターネット上にアップロードされていてもよい。いずれの場合も、中央監視プログラムをコンピュータにインストールして実行することにより、監視制御端末1の機能が実現される。
図3は、中央監視端末1の一例を示す機能ブロック図である。図3に示すように、中央監視端末1は、入力部11と、表示部12と、描画データ作成部13と、画面DB14と、プラントDB15と、外部インターフェース部16と、を備える。
入力部11は、ユーザが中央監視端末1を操作するためのユーザインターフェースである。入力部11は、ユーザが入力装置102を操作して入力した情報を受け付ける。
描画データ作成部12は、入力部11が受け付けた情報を取得し、取得した情報に応じた表示内容を特定し、特定された表示内容を表示装置103に表示させるための描画データを作成する。また、描画データ作成部12は、作成した描画データに応じた識別コードCを作成する。描画データ作成部12について、詳しくは後述する。
表示部13は、描画データ作成部12が作成した描画データ及び識別コードCを取得し、取得したデータに応じた監視画面Mを表示装置103に表示させる。
画面DB14は、複数のグラフィック画面データを格納する。グラフィック画面データとは、プラントの構成の全部又は一部を表した系統図などのグラフィック画面のデータのことである。グラフィック画面データにおいて、プラント機器は、グラフィックシンボルにより表される。各グラフィック画面データは、固有の識別子を有する。画面DB14において、グラフィック画面データは、識別子と対応づけて格納される。画面DB14は、記憶装置105上に構築される。
プラントDB15は、複数プラントデータを格納する。コントローラ3からリアルタイムに送信されたプラントデータは、プラントDB15に、時系列でファイリングされる。各プラントデータは、固有の識別子を有する。プラントDB15において、プラントデータは、識別子と対応づけて格納される。プラントDB105は、記憶装置105上に構築される。
外部インターフェース部16は、監視LAN4に接続するためのソフトウェアインターフェースである。外部インターフェース部16は、監視LAN4を介して、現場操作端末2やコントローラ3との間で情報のやりとりをする。例えば、外部インターフェース部16は、コントローラ3から送信されたプラントデータを取得する。
ここで、描画データ作成部12について詳細に説明する。上述の通り、描画データ作成部12は、入力部11が受け付けた情報に応じた表示内容を特定する。具体的には、描画データ作成部12は、表示内容として、グラフィック画面データの識別子と、プラントデータの識別子と、を特定する。
グラフィック画面データと、プラントデータと、は予め対応づけられていてもよい。この場合、描画データ作成部12は、グラフィック画面データを特定した後、特定したグラフィック画面データに対応づけられたプラントデータを特定すればよい。
また、グラフィック画面データと、プラントデータと、はユーザの操作によりそれぞれ指定されてもよい。この場合、描画データ作成部12は、入力部11が受け付けた情報に応じて、グラフィック画面データの識別子と、プラントデータの識別子と、をそれぞれ特定すればよい。
次に、描画データ作成部12は、特定した識別子に対応したグラフィック画面データを、画面DB14から読み込む。また、描画データ作成部12は、特定した識別子に対応したプラントデータを、プラントDB15から読み込む。そして、描画データ作成部12は、読み込んだグラフィック画面データに、読み込んだプラントデータを埋め込むことにより、描画データを作成する。すなわち、描画データには、グラフィック画面データと、プラントデータと、が含まれる。
また、描画データ作成部12は、作成した描画データに応じた識別コードCを作成する。識別コードCとは、描画データに対応するリンク情報を有する画像のことである。識別コードCは、例えば、バーコードや2次元コードである。2次元コードには、QRコード(登録商標)、ベリコード、マキシコード、データマトリクス、PDF417、及びカラー2次元バーコード(High Capacity Color Barcode:HCCB)などが含まれる。
リンク情報とは、描画データ作成部12が作成した描画データの内容を特定するための情報である。リンク情報には、例えば、中央監視端末1のネットワーク上のアドレスと、描画データに含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、が含まれる。
図4は、上記のような描画データ及び識別コードCに基づいて表示された監視画面Mの一例を示す図である。図4に示すように、監視画面Mには、グラフィック画面Gと、グラフィック画面G上の所定の位置に表示されたプラントデータと、識別コードCと、が表示される。図4の例では、識別コードCは、グラフィック画面G上に表示されているが、グラフィック画面Gの外側に表示されてもよい。また、図4の例では、プラントデータとして、状変データ及びプロセスデータがそれぞれ表示されているが、いずれか一方だけ表示されてもよい。
(現場操作端末)
次に、現場操作端末2について詳細に説明する。図5は、現場操作端末2のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、現場操作端末2は、コンピュータにより構成され、CPU201と、入力装置202と、表示装置203と、通信装置204と、記憶装置205と、カメラ206と、を備える。各構成は、バス207により相互に接続されている。以下では、中央監視端末1のハードウェア構成との相違点を中心に説明する。
CPU201は、現場操作プログラムを実行する。現場操作プログラムとは、コンピュータに現場操作端末2の上述の各機能構成を実現させるプログラムである。現場操作プログラムは、一時的でない有形のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶される。CPU201が現場操作プログラムを実行することにより、コンピュータが現場操作端末2として機能する。
入力装置202は、現場操作端末2に情報を入力するための装置である。ユーザは、入力装置202を操作することにより、現場操作端末2に各種の情報を入力することができる。
表示装置203は、画面や映像を表示するための装置である。以下では、表示装置203に表示された画面を、操作画面mという。
通信装置204は、現場操作端末2が外部装置と無線又は有線で通信するための装置である。現場操作端末2は、通信装置204を介して監視LAN4に接続する。
記憶装置205は、現場操作端末2のOSや、現場操作プログラム、現場操作プログラムの実行に必要なデータ、及び現場操作プログラムの実行により生成されたデータなどを記憶する記憶媒体である。
カメラ207は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを備えた撮像装置である。カメラ207により撮像された画像は、記憶装置205に一時記憶される。そして、一時記憶された画像に対して識別コードCの読み取り処理が実行される。このため、ユーザがカメラ207により監視画面Mを撮像すると、監視画面Mに表示された識別コードCの読み取り処理が実行され、リンク情報を取得することができる。
なお、現場操作端末2は、CPU201、入力装置202、表示装置203、通信装置204、記憶装置205、及びカメラ206を、それぞれ1つ又は複数備えてもよいし、プリンタやスキャナなどの周辺機器を接続されていてもよい。
また、現場操作プログラムは、記憶装置205に予め記憶されていてもよいし、現場操作端末2の外部の記憶媒体に記憶されていてもよいし、インターネット上にアップロードされていてもよい。いずれの場合も、現場操作プログラムをコンピュータにインストールして実行することにより、現場操作端末2の機能が実現される。
図6は、現場操作端末2の一例を示す機能ブロック図である。図6に示すように、現場操作端末2は、入力部21と、表示部22と、描画データ作成部23と、リンク情報DB24と、外部インターフェース部25と、を備える。
入力部21は、ユーザが現場操作端末2を操作するためのユーザインターフェースである。入力部21は、ユーザが入力装置202を操作して入力した情報を受け付ける。
描画データ作成部22は、入力部21が受け付けた情報を取得し、取得した情報に応じた表示内容を特定し、特定された表示内容を表示装置203に表示させるための描画データを作成する。描画データ作成部22について、詳しくは後述する。
表示部23は、描画データ作成部22が作成した描画データを取得し、取得したデータに応じた操作画面mを表示装置203に表示させる。
リンク情報DB24は、1つ又は複数のリンク情報、すなわち、中央監視端末1のネットワーク上のアドレスと、グラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、を格納する。上述の通り、ユーザがカメラ206で監視画面Mを撮像すると、監視画面Mに表示された識別コードCの読み取り処理が実行され、リンク情報が取得される。取得されたリンク情報は、リンク情報DB24に記憶される。リンク情報DB24は、記憶装置205上に構築される。
外部インターフェース部25は、監視LAN4に接続するためのソフトウェアインターフェースである。外部インターフェース部25は、監視LAN4を介して、中央監視端末1やコントローラ3との間で情報のやりとりをする。例えば、外部インターフェース部25は、中央監視端末1に格納されたグラフィック画面データやプラントデータを取得する。
ここで、描画データ作成部22について詳細に説明する。上述の通り、描画データ作成部22は、入力部21が受け付けた情報に応じた表示内容を特定する。ユーザがリンク情報により特定される表示内容の表示を要求した場合、描画データ作成部22は、リンク情報DB24から、ユーザが選択したリンク情報を取得する。
次に、描画データ作成部22は、リンク情報を外部インターフェース部25に渡し、リンク情報に応じたデータの取得を要求する。この要求に応じて、外部インターフェース部25は、中央監視端末1のアドレスを参照して中央監視端末1の外部インターフェース部16にアクセスし、外部インターフェース部16にデータ要求を送信する。すなわち、外部インターフェース部25が、リンク情報に含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子により特定されるデータの送信を要求する。データ要求には、グラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、現場操作端末2の端末情報と、が含まれる。端末情報には、例えば、現場操作端末2の固有の識別子や、ネットワーク上におけるアドレスが含まれる。
外部インターフェース部16は、データ要求を受信すると、識別子を参照して、画面DB14からグラフィック画面データを取得し、プラントDB15からプラントデータを取得する。外部インターフェース部16は、取得したデータを、現場操作端末2の端末情報を参照して、現場操作端末2の外部インターフェース部25に送信する。外部インターフェース部25は、外部インターフェース部16から受信したデータを、描画データ作成部22に渡す。
そして、描画データ作成部22は、グラフィック画面データにプラントデータを埋め込むことにより、描画データを作成する。すなわち、描画データには、グラフィック画面データと、プラントデータと、が含まれる。
描画データ作成部22が作成した描画データに含まれるグラフィックデータ及びプラントデータは、中央監視端末1の描画データ作成部12が作成した描画データに含まれるグラフィックデータ及びプラントデータと同一である。したがって、操作画面mには、監視画面Mと同一のグラフィック画面G及びプロセスデータが表示される。
次に、本実施形態に係るシステムにおける操作及び処理について、図7を参照して具体的に説明する。図7は、本実施形態に係るシステムにおける操作及び処理の流れを示すフローチャートである。以下では、ユーザが中央監視端末1に図4の監視画面Mを表示させ、図4の監視画面Mと同じ内容の操作画面mを現場操作端末2に表示させる場合について説明する。
まず、ユーザは、中央監視端末1の入力装置103により、メニューの選択などの操作を行い、中央監視端末1に監視画面Mを表示させる(ステップS1)。図4に示すように、監視画面Mには、表示内容(グラフィック画像G及びそこに埋め込まれたプロセスデータ)と、表示内容と対応する識別コードCと、が表示される。
次に、ユーザは、現場操作端末2のカメラ206により、監視画面Mを撮像する。これにより、監視画面Mに表示された識別コードCが撮像される(ステップS2)。識別コードCを撮像すると、読み取り処理が実行され、識別コードCが有するリンク情報が取得される(ステップS3)。取得されたリンク情報は、リンク情報DB24に格納される。
続いて、ユーザは、現場操作端末2の入力装置203により、ステップS2で撮像した識別コードCの選択などの操作を行い、監視画面Mの表示を現場操作端末2に要求する(ステップS4)。
現場操作端末2は、ユーザからの要求に応じて、中央監視端末1に、監視画面Mのグラフィック画面データ及びプロセスデータを要求する(ステップS5)。具体的には、描画データ作成部22が、ユーザからの要求に応じて、識別コードCのリンク情報をリンク情報DB24から読み出し、リンク情報を外部インターフェース部25に渡す。そして、外部インターフェース部25が、中央監視端末1の外部インターフェース部16に、データ要求を送信する。
中央監視端末1は、現場操作端末2からの要求に応じて、監視画面Mのグラフィック画面データ及びプロセスデータを送信し(ステップS6)、送信されたデータを現場操作端末2が受信する(ステップS7)。具体的には、外部インターフェース部16は、外部インターフェース部25からデータ要求を受信すると、監視画面Mのグラフィック画面データ及びプロセスデータを読み出し、読み出したデータを送信する。外部インターフェース部25は、送信されたデータを受信する。
そして、現場操作端末2の描画データ作成部22が、受信したグラフィック画面データ及びプロセスデータに基づいて、描画データを作成する(ステップS8)。描画データの作成方法は上述の通りである。
描画データ作成部22が描画データを作成すると、表示部23が描画データを受け取り、受け取った描画データを表示装置203に表示させる。これにより、表示装置203には、監視画面Mの表示内容と同一内容の操作画面mが表示される(ステップS9)。
以上説明した通り、本実施形態に係るシステムによれば、ユーザは、中央監視端末1に表示された監視画面Mの表示内容と同一の表示内容の操作画面mを、識別コードC(リンク情報)の選択などの簡単な操作により表示することができる。すなわち、ユーザは、操作画面mを表示させるために、トップ画面から所定の操作手順に従って順々に画面展開する必要がない。したがって、本実施形態に係るシステムによれば、中央監視端末1に表示された監視画面Mを、簡単な操作で現場操作端末2に表示させることができる。
なお、本実施形態において、操作画面mには、識別コードCが表示されてもよいし、表示されなくてもよい。操作画面mに識別コードCを表示させる場合には、描画データ作成部22は、リンク情報DB24から読み出したリンク情報に基づいて識別コードCを作成し、作成した識別コードCを描画データと共に表示部23に出力すればよい。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るシステムについて、図8及び図9を参照して説明する。本実施形態では、監視画面Mが1つ又は複数のエリアを有する場合について説明する。ここでいうエリアとは、監視画面Mの一部に設定された表示領域のことである。図8は、本実施形態に係る監視画面Mの一例を示す図である。図8において、監視画面Mには、破線で示した2つのエリアA,Aが設定されている。また、エリアA,Aには、それぞれのエリアに対応する識別コードc,cがそれぞれ表示されている。以下では、各エリアの識別コードcについて説明する。
本実施形態において、各エリアの識別コードcのリンク情報には、中央監視端末1のネットワーク上のアドレスと描画データに含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子に加えて、エリア情報が含まれる。
エリア情報とは、監視画面Mにおけるエリアを特定するための情報である。エリア情報は、例えば、各エリアAに固有の識別子である。エリア情報は、各エリアに対応するグラフィック画面データの一部と、プロセスデータと、に対応づけられる。例えば、図8の例では、エリアAのエリア情報は、図中のグラフィック画面Gの左端に表示されるグラフィック画面データ及びプラントデータに対応づけられ、エリアAのエリア情報は、右端に表示されるグラフィック画面データ及びプラントデータに対応づけられる。
エリア情報は、グラフィック画面データ及びプラントデータと対応づけられて、画面DB14及びプラントDB15にそれぞれ格納されてもよいし、画面DB14及びプラントDB15とは別のデータベースに格納されてもよい。
本実施形態において、中央監視端末1の描画データ作成部12は、ユーザの操作に応じた監視画面Mを表示する際、中央監視端末1のネットワーク上のアドレスと、描画データに含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、エリア情報と、に基づいて各エリアの識別コードcを作成する。エリア情報は、予め設定されていてもよいし、描画データ作成部12が識別コードcを作成する際に生成し、各エリアAに割当ててもよい。
各エリアの識別コードcは、表示部13により、監視画面M上にエリアAと対応づけて表示される。図8の例では、識別コードcは、対応するエリアA内に表示されているが、エリアAの外側に表示されてもよい。また、エリアAは、図8に示すように、監視画面Mにおいて破線で示されてもよいし、示されなくてもよい。エリアAの表示方法は任意である。
次に、本実施形態に係るシステムにおける操作及び処理について、図7を参照して具体的に説明する。以下では、ユーザが中央監視端末1に図8の監視画面Mを表示させ、図8の監視画面MのエリアAを現場操作端末2で撮像した場合について説明する。
まず、ユーザは、中央監視端末1の入力装置103により、メニューの選択などの操作を行い、中央監視端末1に監視画面Mを表示させる(ステップS1)。図8に示すように、監視画面Mには、表示内容(グラフィック画像G及びそこに埋め込まれたプロセスデータ)と、表示内容と対応する識別コードCと、エリアA,Aと、各エリアに対応する識別コードc,cと、が表示される。
次に、ユーザは、現場操作端末2のカメラ206により、監視画面MのエリアAを撮像する。これにより、監視画面MのエリアAに表示された識別コードcが撮像される(ステップS2)。カメラ206が識別コードcを撮像すると、読み取り処理が実行され、識別コードcが有するリンク情報が取得される(ステップS3)。ここで取得されるリンク情報には、中央監視端末1のネットワーク上のアドレスと、監視画面Mに対応するグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、エリアAのエリア情報と、が含まれる。取得されたリンク情報は、リンク情報DB24に格納される。
続いて、ユーザは、現場操作端末2の入力装置203により、ステップS2で撮像した識別コードcの選択などの操作を行い、監視画面MのエリアAの表示を現場操作端末2に要求する(ステップS4)。
現場操作端末2は、ユーザからの要求に応じて、中央監視端末1に、監視画面MのエリアAに対応するグラフィック画面データ及びプロセスデータを要求する(ステップS5)。具体的には、描画データ作成部22が、ユーザからの要求に応じて、識別コードcのリンク情報をリンク情報DB24から読み出し、リンク情報を外部インターフェース部25に渡す。そして、外部インターフェース部25が、中央監視端末1の外部インターフェース部16に、データ要求を送信する。すなわち、外部インターフェース部25が、リンク情報に含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子により特定されるデータの送信を要求する。データ要求には、グラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、現場操作端末2の端末情報と、エリアAのエリア情報と、が含まれる。
中央監視端末1は、現場操作端末2からの要求に応じて、監視画面MのエリアAに対応するグラフィック画面データ及びプロセスデータを送信し(ステップS6)、送信されたデータを現場操作端末2が受信する(ステップS7)。具体的には、外部インターフェース部16が、外部インターフェース部25からデータ要求を受信すると、監視画面MのエリアAに対応するグラフィック画面データ及びプロセスデータを読み出し、読み出したデータを送信する。外部インターフェース部25が、送信されたデータを受信する。
そして、現場操作端末2の描画データ作成部22が、受信したグラフィック画面データ及びプロセスデータに基づいて、描画データを作成する(ステップS8)。描画データの作成方法は上述の通りである。
描画データ作成部22が描画データを作成すると、表示部23が描画データを受け取り、受け取った描画データを表示装置203に表示させる。これにより、表示装置203には、図9に示すように、監視画面MのエリアAの表示内容と同一内容の操作画面mが表示される(ステップS9)。
以上説明した通り、本実施形態に係るシステムによれば、中央監視端末1に表示された監視画面Mの一部を、簡単な操作で現場操作端末2に表示させることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るシステムについて、図10を参照して説明する。本実施形態では、現場操作端末2に表示された画面を、中央監視端末1に表示可能なシステムについて説明する。図10は、本実施形態に係る中央監視端末1の一例を示す機能ブロック図である。図10に示すように、本実施形態に係る中央監視端末1は、データ要求DB17を更に備える。他の構成は、第1実施形態と同様である。
上述の通り、現場操作端末2は、監視画面M又はその一部のエリアを、操作画面mに表示させる際、中央監視端末1にデータ要求を送信する。本実施形態では、中央監視端末1は、現場操作端末2から受信したデータ要求を、データ要求DB17に格納する。データ要求は、データ要求DB17において、現場操作端末2毎に時系列でファイリングされるのが好ましい。データ要求DB17は、記憶装置105上に構築される。
そして、本実施形態において、中央監視端末1は、ユーザからの要求に応じて、データ要求DB17に格納されたデータ要求に対応する監視画面Mを表示する。
具体的には、ユーザが、中央監視端末1に、ある現場操作端末2の操作画面の表示を要求した場合、中央監視端末1の描画データ作成部12は、データ要求DB17から現場操作端末2のデータ要求を読み出し、データ要求に含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子(及びエリアAのエリア情報)と、現場操作端末2の固有の識別子と、を取得する。
次に、描画データ作成部12は、取得したグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子(及びエリア情報)に基づいて、画面DB14及びプラントDB15から、グラフィック画面データ及びプラントデータをそれぞれ読み出し、描画データを作成する。この際、描画データ作成部12は、識別コードを作成してもよいし、しなくてもよい。
そして、表示部13が、作成された描画データと、現場操作端末2の固有の識別子と、を中央監視端末1の表示装置203に表示させる。こうして表示された監視画面Mの表示内容は、データ要求を送信した現場操作端末2の操作画面mの表示内容と同一となる。
このように、本実施形態に係るシステムによれば、現場操作端末2の操作画面mを、中央監視端末1に容易に表示させることができる。すなわち、監視画面M及び操作画面mの表示内容を同期させることができる。これにより、中央監視室で中央監視端末1を使用しているユーザと、プラント機器の設置現場で現場操作端末2を使用しているユーザと、の間での情報共有が容易となり、ユーザ間での指示や連絡をスムーズに行うことができる。
なお、データ要求DB17には、識別コードに応じたデータ要求に限らず、現場操作端末2から受信した任意のデータ要求が格納されてもよい。例えば、現場操作端末2の所定の操作手順に従って順々に画面展開する場合、現場操作端末2は、展開される画面に応じたグラフィック画像データ及びプラントデータを中央監視端末1に要求する。すなわち、現場操作端末2は、中央監視端末1にデータ要求を送信する。
このような、現場操作端末2の一般的な画面変更に伴うデータ要求をデータ要求DB17に格納することにより、データ要求DB17には、各現場操作端末2からの最新のデータ要求が格納される。こうして格納されたデータ要求に応じて監視画面Mを表示することにより、監視画面Mの表示内容を、操作画面mの最新の表示内容に同期させることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係るシステムについて、図11〜図13を参照して説明する。本実施形態では、監視画面Mがマトリクス状に配置された複数のエリアを有する場合について説明する。
図11は、本実施形態に係る監視画面Mの一例を示す図である。図11において、監視画面Mには、破線で示した32個のエリアA〜A32が設定されている。各エリアA〜A32は、同一形状を有し、監視画面M上にマトリクス状に配置されている。言い換えると、監視画面Mを縦方向及び横方向に均等に分割して得られる各表示領域が、各エリアとなっている。図11に示すように、各エリアA〜A32には、それぞれのエリアに対応する識別コードc〜c32がそれぞれ表示されている。
次に、本実施形態に係るシステムにおける操作及び処理について、図7を参照して具体的に説明する。以下では、ユーザが中央監視端末1に図11の監視画面Mを表示させ、図11の監視画面Mの一部を現場操作端末2で撮像した場合について説明する。
まず、ユーザは、中央監視端末1の入力装置103により、メニューの選択などの操作を行い、中央監視端末1に監視画面Mを表示させる(ステップS1)。図11に示すように、監視画面Mには、表示内容(グラフィック画像G及びそこに埋め込まれたプロセスデータ)と、エリアA〜A32と、各エリアに対応する識別コードc〜c32と、が表示される。
次に、ユーザは、現場操作端末2のカメラ206により、監視画面Mの一部を撮像する。ここでは、ユーザが、図12において一点鎖線で囲まれた領域Pを撮像したものとする。図12に示すように、領域Pには、エリアA13〜A16,A21,A29の一部と、エリアA22〜A24,A30〜A32の全部と、が含まれる。ユーザが領域Pを撮像することにより、領域Pに含まれる識別コードc13〜c16,c21〜c24,c29〜c32が撮像される(ステップS2)。
カメラ206が識別コードc13〜c16,c21〜c24,c29〜c32を撮像すると、読み取り処理が実行され、識別コードc13〜c16,c21〜c24,c29〜c32が有するリンク情報がそれぞれ取得される(ステップS3)。ここで取得されるリンク情報には、中央監視端末1のネットワーク上のアドレスと、監視画面Mに対応するグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、エリア識別A13〜A16,A21〜A24,A29〜A32のエリア情報と、が含まれる。取得されたリンク情報は、リンク情報DB24に格納される。
続いて、ユーザは、現場操作端末2の入力装置203により、ステップS2で撮像した監視画面Mの領域Pの選択などの操作を行い、監視画面Mの領域Pの表示を現場操作端末2に要求する(ステップS4)。
現場操作端末2は、ユーザからの要求に応じて、中央監視端末1に、監視画面Mの領域Pに対応するグラフィック画面データ及びプロセスデータを要求する(ステップS5)。具体的には、描画データ作成部22が、ユーザからの要求に応じて、識別コードc13〜c16,c21〜c24,c29〜c32のリンク情報をリンク情報DB24から読み出し、リンク情報を外部インターフェース部25に渡す。そして、外部インターフェース部25が、中央監視端末1の外部インターフェース部16に、データ要求を送信する。すなわち、外部インターフェース部25が、リンク情報に含まれるグラフィック画面データ及びプラントデータの識別子により特定されるデータの送信を要求する。データ要求には、グラフィック画面データ及びプラントデータの識別子と、現場操作端末2の端末情報と、エリアA13〜A16,A21〜A24,A29〜A32のエリア情報と、が含まれる。
中央監視端末1は、現場操作端末2からの要求に応じて、監視画面MのエリアA13〜A16,A21〜A24,A29〜A32に対応するグラフィック画面データ及びプロセスデータを送信し(ステップS6)、送信されたデータを現場操作端末2が受信する(ステップS7)。具体的には、外部インターフェース部16が、外部インターフェース部25からデータ要求を受信すると、監視画面MのエリアA13〜A16,A21〜A24,A29〜A32に対応するグラフィック画面データ及びプロセスデータを読み出し、読み出したデータを送信する。外部インターフェース部25が、送信されたデータを受信する。
そして、現場操作端末2の描画データ作成部22が、受信したグラフィック画面データ及びプロセスデータに基づいて、描画データを作成する(ステップS8)。描画データの作成方法は上述の通りである。
描画データ作成部22が描画データを作成すると、表示部23が描画データを受け取り、受け取った描画データを表示装置203に表示させる。これにより、表示装置203には、図13に示すように、監視画面MのエリアA13〜A16,A21〜A24,A29〜A32の表示内容と同一内容の操作画面mが表示される(ステップS9)。
以上説明した通り、本実施形態に係るシステムによれば、中央監視端末1に表示された監視画面Mの一部を、簡単な操作で現場操作端末2に表示させることができる。より詳細には、ユーザが撮像した監視画面Mの任意の領域Pに対応する複数のエリアを、領域Pに含まれる識別コードから自動的に特定し、現場操作端末2に表示することができる。このため、ユーザは、簡単な操作で監視画面Mの任意の一部を現場操作端末2に表示させることができる。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:中央監視端末、2:現場操作端末、3:コントローラ、4:監視LAN、11:入力部、12:描画データ作成部、13:表示部、14:画面DB、15:プラントDB、16:外部インターフェース部、17:データ要求DB、21:入力部、22:描画データ作成部、23:表示部、24:リンク情報DB、25:外部インターフェース部、31:プラント機器、32:I/Oケーブル、101:CPU、102:入力装置、103:表示装置、104:通信装置、105:記憶装置、106:バス、201:CPU、202:入力装置、203:表示装置、204:通信装置、205:記憶装置、206:カメラ、207:バス、M:監視画面、m:操作画面、G:グラフィック画面、C,c:識別コード、A:エリア

Claims (16)

  1. プラント機器のコントローラと、携帯型の現場操作端末と、ネットワークを介して接続される、プラントの中央監視端末であって、
    前記プラントの構成を示すグラフィック画面データと、前記プラント機器の状変データ及びプロセスデータの少なくとも一方と、を含む描画データを作成すると共に、前記描画データに対応するリンク情報を有する識別コードを作成する描画データ作成部と、
    前記描画データ及び前記識別コードに応じた監視画面を表示させる表示部と、
    を備える中央監視端末。
  2. 前記リンク情報は、前記ネットワーク上における前記中央監視端末のアドレスと、前記グラフィック画面データの識別子と、を含む
    請求項1に記載の中央監視端末。
  3. 前記識別コードは、バーコード又は2次元コードである
    請求項1又は請求項2に記載の中央監視端末。
  4. 前記現場操作端末から前記リンク情報に応じたデータ要求を受信し、受信した前記データ要求に応じた前記グラフィック画像データを前記現場操作端末に送信する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の中央監視端末。
  5. 前記リンク情報に応じたデータ要求は、前記現場操作端末の前記ネットワーク上におけるアドレスと、前記リンク情報に含まれる前記グラフィック画像データの識別子と、を含む
    請求項4に記載の中央監視端末。
  6. 前記描画データ作成部は、前記監視画面に設定されたエリア毎に前記識別コードを作成する
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の中央監視端末。
  7. 前記リンク情報は、前記監視画面に設定された前記エリアのエリア情報を含む
    請求項6に記載の中央監視端末。
  8. 前記描画データ作成部は、前記現場操作端末から受信した前記データ要求に応じた前記描画データを作成する
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の中央監視端末。
  9. 前記表示部は、前記現場操作端末から受信した前記データ要求に応じた前記描画データと、前記現場操作端末の識別子と、を前記監視画面に表示させる
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の中央監視端末。
  10. 前記監視画面は、マトリックス状に配置された複数のエリアを有する
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の中央監視端末。
  11. プラント機器のコントローラと、中央監視端末と、ネットワークを介して接続される、プラントの現場操作端末であって、
    前記プラントの構成を示すグラフィック画面データと、前記プラント機器の状変データ及びプロセスデータの少なくとも一方と、を含む描画データを作成する描画データ作成部と、
    前記描画データに応じた操作画面を表示させる表示部と、
    を備え、
    前記中央監視端末の監視画面に表示された識別コードが有するリンク情報に応じたデータ要求を前記中央監視端末に送信し、前記データ要求に応じて前記中央監視端末が送信した前記グラフィック画面データを受信し、受信した前記グラフィック画面データに基づいて前記描画データを作成する現場操作端末。
  12. 前記リンク情報は、前記ネットワーク上における前記中央監視端末のアドレスと、前記監視画面に表示された前記グラフィック画面データの識別子と、を含む
    請求項11に記載の現場操作端末。
  13. 前記識別コードは、バーコード又は2次元コードである
    請求項11又は請求項12に記載の現場操作端末。
  14. 前記リンク情報に応じたデータ要求は、前記現場操作端末の前記ネットワーク上におけるアドレスと、前記リンク情報に含まれる前記グラフィック画像データの識別子と、を含む
    請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載の現場操作端末。
  15. 前記リンク情報は、前記監視画面に設定されたエリアのエリア情報を含む
    請求項11乃至請求項14のいずれか1項に記載の現場操作端末。
  16. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の中央監視端末と、
    前記中央監視端末と前記ネットワークを介して接続された請求項11乃至請求項15のいずれか1項に記載の現場操作端末と、
    を備えるプラント監視制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018112983A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 東芝三菱電機産業システム株式会社 メンテナンスナビゲーション携帯端末

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