JP3894617B2 - ボーリングバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種中ぐり加工に使用されるボーリングバーに関するもので、特に、バー本体の軸線と直交する方向(バー本体の径方向)に移動調整可能に設けた切削刃支持台に対し、回転のバランスをとるためのバランスウエイトを前記軸線と直交する方向に移動調整可能に設けたボーリングバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のボーリングバーにおいて、バランスウエイトとしては、外周にねじを切ったねじ軸からなるもの、あるいは中心部にねじ孔を貫設した角柱体からなるものがある。ねじ軸形のバランスウエイトは、バー本体の所要部にその軸線と直交する方向に設けたねじ孔に螺嵌し、その軸端に設けた角穴等の回転操作具係嵌用凹部に上記ねじ孔の開口端からドライバー等の回転操作具を挿入して係嵌し、ねじ軸を回転させることによって、切削刃支持台の移動に対応する移動調整を行い、また角柱形のバランスウエイトは、その角柱体をバー本体に設けた角穴にスライド可能に嵌合すると共に、角穴の一端側に回転のみ可能に保持されたねじ部材を角柱体のねじ孔に螺合し、そのねじ部材を回転操作具で回転させることによって移動調整を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように切削刃支持台の移動に対するバランスウエイトの位置調整は、バー本体に設けたねじ孔や角穴の開口端部からねじ軸や角柱体の回転操作具係嵌用凹部に回転操作具を挿入し係嵌して回転させることにより誰でも簡単に行えるため、せっかく調整したバランスウエイトの設定位置を他人によって変えられてしまうという問題がある。また、切削加工中に、切削水が、上記バー本体のねじ孔や角穴からその内部の調整ねじ部に直接掛かって水浸しになるため、そのねじ部が動き難くなるという問題がある。
【0004】
本発明は、バランスウエイトの調整部を他人に容易に触られないようにすると共に、その調整部に切削水が直接掛からないようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、バー本体6に、切削刃支持台7と、この支持台7に対し回転のバランスをとるバランスウエイト8とをそれぞれバー本体の軸線Gと直交する方向に移動調整可能に設けてなるボーリングバー1において、バランスウエイト8の取付部外周を覆うカバーをバー本体6に設け、該カバーは、バー本体6に回転可能に外嵌されるリング体10からなり、このリング体10には、バランスウエイト移動調整用の回転操作具を挿入するための操作具挿入孔24が設けられていることを特徴とする
【0007】
請求項は、請求項に記載のボーリングバー1において、リング体10とバー本体6との間には、リング体10の軸方向移動を阻止すると共にリング体10の回転角度範囲を規制するストッパー手段25が介設されていることを特徴とする。
【0008】
請求項は、請求項に記載のボーリングバー1において、ストッパー手段25は、バー本体6の外周面所要部位に凹設された凹所28と、この凹所28に出没可能に嵌合されると共にばね29によって常時凹所から突出するように付勢されるボール30と、前記リング体10の内周面に周方向所定長さに亘って条設され、ボール30がスライド可能に係合する係合溝31とからなることを特徴とする。
【0009】
請求項は、請求項に記載のボーリングバー1において、係合溝31の両端部には、ボール30が係合溝31よりも深く係合する位置決め用深溝部31a,31aが形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項は、請求項1〜のいずれかに記載のボーリングバー1において、バー本体6にバランスウエイト8をサイドロックするロックねじ26が設けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項は、請求項に記載のボーリングバー1において、前記ロックねじ26は、リング体10に設けられた前記操作具挿入孔24を利用してロックねじ操作具が挿入されるようになっていることを特徴とする。
【0012】
請求項は、請求項1〜のいずれかに記載のボーリングバーにおいて、バランスウエイト8aを移動調整するための調整ねじ34の端面41とリング体10の内周面との間にシール部材37を介装するようになっていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るボーリングバー1を示すもので、このボーリングバー1は、工作機械のスピンドルSに嵌着されるテーパシャンク部2と、マニピュレータ用把持部3を介してテーパシャンク部2と同軸一体に連設された軸体部4と、この軸体部4に対し切離し可能に同軸状に連結されたヘッド部5とからなるバー本体6を有し、このバー本体6のヘッド部5に、切削刃支持台7と、この支持台7に対し回転のバランスをとるバランスウエイト8とがそれぞれバー本体の軸線と直交する方向に移動調整可能に設けられ、切削刃支持台7に切削刃9が支持され、そしてバランスウエイト8の取付部外周を覆うカバーとしてのリング体10がバー本体6に設けられている。
【0014】
上記ボーリングバー1の構造について詳細に説明すると、切削刃支持台7は、図1及び図2から分かるように、バー本体6のヘッド部5にバー本体6の軸線Gと直行する方向(バー本体6の直径方向)に貫通形成された角孔11に摺動可能に嵌合された角軸状の第1部材7aと、この第1部材7aにボルト12により一体的に連結された第2部材7bとからなり、この第2部材7bに切削刃9が取り付けられている。
【0015】
前記角軸状第1部材7aの一端側にはねじ穴13が同心状に形成されていて、このねじ穴13に回転軸体14の雄ねじ部材15が螺嵌されている。この雄ねじ部材15は、回転軸体14と同軸一体に設けられていると共に、ヘッド部5に固定された支持部材16によって回転のみ可能に支持されており、また回転軸体14の外端フランジ部14aにはドライバー等の回転操作具(図示せず)を係嵌する例えば六角穴からなる係嵌部17が設けられている。従って、この係嵌部17に回転操作具を係嵌して回転軸体14を回転させることにより、切削刃支持台7をバー本体6の軸線Gと直行する方向に移動調整することができる。
【0016】
図2において18は、切削刃支持台7の移動を制限するために前記第1部材7aにその軸方向所定長さだけ形成された溝19にスライド可能に係入されたストッパーピン、20は切削刃支持台7の第1部材7aをサイドロックするロックねじで、回転操作具を係嵌する六角穴からなる係嵌部20aを有する。
【0017】
バランスウエイト8は、図1に示すように、外周にねじを切った太くて短いねじ軸からなるもので、バー本体6のヘッド部5に軸線Gと直行する方向に貫通して設けられたねじ孔21に螺嵌されており、このねじ軸からなるバランスウエイト8の一端面中央部に、ドライバー等の回転操作具(図示せず)を係嵌する例えば六角穴からなる係嵌部22が設けられている。従って、この係嵌部22に回転操作具を係嵌して回転させることにより、バランスウエイト8をバー本体6の軸線Gと直行する方向に移動調整することができる。
【0018】
バランスウエイト8の取付部外周を覆うカバーとしてのリング体10は、図1及び図3に示すように、ヘッド部5の外周面に周設された嵌合段部23にヘッド本体9の軸線G周りに回転可能に外嵌されており、そしてこのリング体10には、外側からドライバー等の回転操作具をバランスウエイト8の係嵌部22に挿入するための操作具挿入孔24が開口形成されている。また、リング体10とバー本体6のヘッド部5との間には、リング体10の軸方向移動を阻止すると共にリング体10の回転を一定角度範囲、即ちこの場合90度の範囲に規制するストッパー手段25が介設されている。
【0019】
また、バー本体6のヘッド部5には、バランスウエイト8をサイドロックするロックねじ26が設けられ、このロックねじ26の外端面にもドライバー等のロックねじ操作具(図示せず)を係嵌する例えば六角穴からなる係嵌部27が設けてあって、この係嵌部27には前記リング体10に設けられた前記挿入孔24を利用して上記ロックねじ操作具が挿入係嵌されるようになっている。上記ロックねじ26は、図3から分かるように、バランスウエイト8の軸線g1に対し周方向に90度位相の異なった軸線g2に沿って設けられている。
【0020】
前記ストッパー手段25は、ヘッド部5の外周面所要部位、即ちバランスウエイト8の軸線g1と90度位相の異なった軸線g2上にあって前記ロックねじ26と直径方向に対向する位置に凹設された凹所28と、この凹所28に出没可能に嵌合されると共にコイルばね29によって常時凹所28から突出するように付勢されるボール30と、前記リング体10の内周面に周方向90度の範囲に亘って条設されていて前記ボール30がスライド可能に係合する係合溝31とからなるものである。
【0021】
上述したカバー、即ちリング体10は、図1及び図3を参照して分かるように、バランスウエイト8を螺嵌しているねじ孔21の両端開口部をほとんど完全に覆っているため、切削加工中に、切削水がねじ孔21からその内部に直接入ることがなく、従ってバランスウエイト8が動き難くなるようなおそれがなく、バランスウエイト8の移動調整を容易に行うことができる。
【0022】
このリング体10を使用するにあたり、切削刃支持台7の移動に対応してバランスウエイト8を移動調整するときは、図3の(A)に示すように、リング体10の操作具挿入孔24がバランスウエイト8の回転操作具係嵌部22と対応する位置に来るようにリング体10を回転させればよく、しかしてこの位置で回転操作具をリング体10の操作具挿入孔24から挿入してバランスウエイト8の係嵌部22に係嵌させ、バランスウエイト8を適宜に回転させて移動調整することができる。
【0023】
こうしてバランスウエイト8を所定位置に移動調整した後、このバランスウエイト8をロックねじ26によりサイドロックするときは、図3の(B)に示すように、リング体10の操作具挿入孔24がロックねじ26と対応する位置に来るようにリング体10を回転させればよく、しかしてこの位置で回転操作具を操作具挿入孔24から挿入してロックねじ26の係嵌部27に係嵌させ、ロックねじ26を締め込んでバランスウエイト8をサイドロックすることができる。
【0024】
上記のようにバランスウエイト8を所定位置に移動調整し且つこれをロックねじ26によりサイドロックした後は、図3の(C)に示すように、リング体10の操作具挿入孔24がバランスウエイト8の係嵌部22とロックねじ26の係嵌部27との周方向中間位置に来るようにリング体10を回転させておくと、いずれの係嵌部22,27も外部から全く見えなくなるから、バランスウエイト8やロックねじ26を他人に勝手に触れられることがない。従って、通常はリング体10を、同図(C)のような位置にセットしておくと好ましい。しかし、このようなリング体10を設けたことだけでも、バランスウエイト8やロックねじ26を他人に簡単に触れられることを防止できるため、通常でも同図の(A)や(B)の位置にセットしておいてもよい。
【0025】
また、リング体10とバー本体6のヘッド部5との間にストッパー手段25が設けてあるから、リング体10の回転操作にあたって、このリング体10を左右いずれかの方向へ一杯に回転すれば、リング体10の操作具挿入孔24が、バランスウエイト8の係嵌部22またはロックねじ26の係嵌部27のいずれかと対応する位置に来るため、リング体10の回転操作上、非常に便利である。また、このストッパー手段25は、ヘッド部5の外周面所要部位に凹設された凹所28と、この凹所28に出没可能に嵌合されると共にコイルばね29によって常時凹所28から突出するように付勢されるボール30と、リング体10の内周面に周方向90度の範囲に亘って条設されていてボール30がスライド可能に係合する係合溝31とからなるため、ストッパー手段の構造が簡単で、部材点数が少なく、その製作が容易となる。
【0026】
図4は、上述したストッパー手段25を形成する係合溝31の両端部に、ボール30が前記係合溝31よりも深く係合する位置決め用深溝部31a,31aを形成した実施形態を示したものである。これによれば、リング体10の使用にあたり、リング体10を左右いずれかの方向へ一杯に回転して、リング体10の操作具挿入孔24がバランスウエイト8の係嵌部22またはロックねじ26の係嵌部27のいずれかと対応した位置で、リング体10を軽くロックして当該位置に保持できるため、バランスウエイト8及びロックねじ26に対するリング体10の操作具挿入孔24の位置決めを容易且つ的確に行うことができる。
【0028】
図5は本発明の更に他の実施形態であり、ヘッド部5に縦方向に貫通孔21aを設けて、これにバランスウエイト8aを嵌合し、このバランスウエイト8aの中心部軸方向に雌ねじ孔33を貫通して設け、これに調整ねじ34をねじ込んで、その両端部を径小段部35,36に形成して両端面41,42をリング体10に当接させ、径小段部35,36にOリング37,38を介装し、バランスウエイト8aの外周にはキー39を突設し、貫通孔21aの内周にはキー溝40を設け、また調整ねじ34の一方の端面41には係嵌部22aが設けられている。そして、バランスウエイト8aを径方向に移動調整する際には、リング体10に設けてある操作具挿入孔24より操作具を挿入して調整ねじ34の係嵌部22aに係嵌して調整ねじ34を回転することにより、雌ねじ孔33と調整ねじ34との作用によって、バランスウエイト8aはキー39及びキー溝40に案内されて径方向に移動調整される。
【0029】
調整ねじ34の両端面41,42はリング体10の内周面に当接するだけであるが、該調整ねじ34はバランスウエイト8aに保持されているため、ねじ軸心に直交する方向に移動することがない。
【0030】
特にこの実施形態にあっては、調整ねじ34の両面部、特に操作具挿入孔24を設けた側の端部に調整ねじ34の端面41とリング体10の内周面とを密に保持するOリング37を介装するため、操作具挿入孔24から貫通孔21a内に切粉等の侵入の恐れがない。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のボーリングバーによれば、バランスウエイトの取付部外周を覆うカバーをバー本体に設けているから、バランスウエイトの調整部を他人に容易に触れられることがなく、作業者本人による適正な作業を行うことができると共に、バー本体におけるバランスウエイト取付部外周の外観上の体裁を良くすることができ、またバランスウエイトの調整部に切削水が直接掛かるのを防止できるため、バランスウエイトの移動調整を容易に行うことができる。
【0032】
また本発明によれば、前記カバーが、バー本体に回転可能に外嵌されるリング体からなり、このリング体に、バランスウエイト移動調整用の回転操作具を挿入するための挿入孔が設けてあるため、このカバーとしてのリング体を常時バー本体に装着しておくことができ、しかしてバランスウエイトの移動調整を行うときに前記操作具挿入孔がバランスウエイトの調整位置に来るようにリング体を回転させることにより、その位置でバランスウエイトの調整を行うことができ、また調整後はリング体を適宜に回転して、操作具挿入孔がバランスウエイトの調整位置から外れるようにすることにより、当該調整位置を外部から見えなくすることができ、一層他人に容易に触れられるおそれがなくなる。
【0033】
請求項によれば、前記リング体とバー本体との間に、リング体の軸方向移動を阻止すると共にリング体の回転を一定角度範囲に規制するストッパー手段を介設しているから、リング体がバー本体から離脱することがない上に、バランスウエイトの調整部に対するリング体の操作具挿入孔の位置決めを容易に行うことができる。
【0034】
請求項によれば、ストッパー手段を、ヘッド部の外周面所要部位に凹設された凹所と、この凹所に出没可能に嵌合されると共にばねによって常時凹所から突出するように付勢されるボールと、リング体の内周面に周方向所定長さに亘って条設されていて前記ボールがスライド可能に係合する係合溝とからなるため、ストッパー手段の構造が簡単で、部材点数が少なく、その製作が容易となる。
【0035】
請求項によれば、前記係合溝の両端部に、前記ボールが係合溝よりも深く係合する位置決め用深溝部を形成しているから、バランスウエイトの調整部に対するリング体の操作具挿入孔の位置決めが一層容易に且つ確実に行える。
【0036】
請求項によれば、バー本体にバランスウエイトをサイドロックするロックねじを設けているから、バランスウエイトの調整を行った後、その調整位置に確実にバランスウエイトを固定することができる。
【0037】
請求項によれば、リング体の前記操作具挿入孔を利用してロックねじ操作具が挿入されるようになっているから、前記操作具挿入孔がロックねじに対応する位置に来るようにリング体を回転させることによって、その位置でロックねじの操作を行うことができ、従ってリング体には操作具挿入孔を1つ開ければよく、製作が容易になると共に、外観上の体裁も良い。
【0038】
請求項によれば、バランスウエイトを移動調整するための調整ねじの端面とリング体の内周面との間にシール部材を介装してため、リング体に設けた操作具挿入孔から切粉等の塵埃がバランスウエイトを収容する貫通孔内に侵入することがなく、安定して且つ正確に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態であるボーリングバーを示す一部断面正面図である。
【図2】 図1のX−X線断面図である。
【図3】 (A)〜(C)はそれぞれ図1のY−Y線断面図であって、リング体の種々の回転位置を示している。
【図4】 図3と同様な断面図で、ストッパー手段の係合溝両端部に位置決め用深溝部を形成した実施形態を示している。
【図5】 更に他の実施形態であるボーリングバーの要部断面図である。
【符号の説明】
1 ボーリングバー
5 バー本体のヘッド部
6 バー本体
7 切削刃支持台
8,8a バランスウエイト
9 切削刃
10 リング体(カバー)
21 ねじ孔
22 係嵌部
24 操作具挿入孔
25 ストッパー手段
26 ロックねじ
27 係嵌部
28 凹所
29 コイルばね
30 ボール
31 係合溝
31a 位置決め用深溝部
37,38 Oリング(シール部材)
G バー本体の軸線
g1 バランスウエイトの軸線
g2 バランスウエイトの軸線と90度位相の異なる軸線

Claims (7)

  1. バー本体に、切削刃支持台と、この支持台に対し回転のバランスをとるバランスウエイトとをそれぞれバー本体の軸線と直交する方向に移動調整可能に設けてなるボーリングバーにおいて、バランスウエイトの取付部外周を覆うカバーをバー本体に設け、該カバーは、バー本体に回転可能に外嵌されるリング体からなり、このリング体には、バランスウエイト移動調整用の回転操作具を挿入するための操作具挿入孔が設けられていることを特徴とするボーリングバー。
  2. 前記リング体と前記バー本体との間には、リング体の軸方向移動を阻止すると共にリング体の回転を一定角度範囲に規制するストッパー手段が介設されていることを特徴とする請求項1に記載のボーリングバー。
  3. 前記ストッパー手段は、バー本体の外周面所要部位に凹設された凹所と、この凹所に出没可能に嵌合されると共にばねによって常時凹所から突出するように付勢されるボールと、前記リング体の内周面に周方向所定長さに亘って条設され、前記ボールがスライド可能に係合する係合溝とからなることを特徴とする請求項2に記載のボーリングバー。
  4. 前記係合溝の両端部には、前記ボールが係合溝よりも深く係合する位置決め用深溝部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のボーリングバー。
  5. バー本体にバランスウエイトをサイドロックするロックねじが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のボーリングバー。
  6. リング体に設けられた前記操作具挿入孔を利用してロックねじ操作具が挿入されるようになっていることを特徴とする請求項5に記載のボーリングバー。
  7. バランスウエイトを移動調整するための調整ねじの端面とリング体の内周面との間にシール部材を介装してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のボーリングバー。
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