JP3007347B1 - レベル設定器 - Google Patents

レベル設定器

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JP3007347B1
JP3007347B1 JP331999A JP331999A JP3007347B1 JP 3007347 B1 JP3007347 B1 JP 3007347B1 JP 331999 A JP331999 A JP 331999A JP 331999 A JP331999 A JP 331999A JP 3007347 B1 JP3007347 B1 JP 3007347B1
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照夫 松江
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Abstract

【要約】 【課題】 工作機械の材料装着部に材料を装着する場合
に、材料を所定寸法だけ離した状態で装着したい場合が
ある。従来は、材料装着部にボルトをねじ込んで、その
突出量で材料離反距離(当て止め距離)を決めるように
していた。しかし、この方法は面倒であり、精度につい
ても正確さを欠くものであった。 【解決手段】 円弧状外周面2aを有していて工作機械
の材料装着部に着脱自在に装着される器具本体2と、該
器具本体2内に回り止め状態で出退自在に保持されてい
て先端が装着材料と当接可能なレベル設定部材3と、該
レベル設定部材3に螺合されていて器具本体2内に回転
自在に保持されている回転操作部材4とを有し、上記レ
ベル設定部材3及び回転操作部材4の軸芯は、器具本体
2の円弧状外周面2aの曲率中心Sから外周面2a側に
偏心Hしていて、回転操作部材4の外周部4aが円弧状
外周面2aから露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、工作機械による材
料(被加工物)の加工時に用いるレベル設定器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】旋盤、フライス盤、ボール盤等の工作機
械では、材料を材料装着部に装着する場合に、材料を材
料装着部から所定寸法だけ離した(浮かせた)状態で、
平行、軸芯等の位置精度を出す必要がある。なお、ここ
で言う材料装着部とは、旋盤であれば、面板又は面板と
置換して取り付けた複数爪チャック等を言うものであ
り、また立フライス盤や直立ボール盤であれば、テーブ
ル又はテーブルに取り付けた万力や各種治具等を言うも
のであるとする。
【0003】このような場合、従来では、工作機械の材
料装着部に直接に設けられた雌ネジ孔又は別付けしたボ
ルト受け部材に対してボルトを螺合し、このボルトの突
出量を、材料を材料装着部から離したい距離(材料離反
距離)に合わせるように調節しておき、材料を材料装着
部へ取り付けるときに材料がボルト頭部に当たるように
して位置決めする方法を採っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなボルトに
よる位置調節は面倒であるし、また位置精度に劣る嫌い
があった。しかも、材料の加工前、又は加工後における
形状が頻繁に変更される場合や、材料の持ち変え(加工
位置を変更)を何度もする必要がある場合等では、その
都度、ボルトの突出量の変更調節をする必要があり、従
って、その調節の面倒さ、及び位置精度が劣るという不
具合さも、それだけ増えるということになっていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、工作機械の材料装着部に対して装着材料を所
定だけ離して取り付ける場合に、この取付作業が迅速、
容易且つ高精度で行えるようにしたレベル設定器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るレベル設定器では、円弧状外周面を有していて
工作機械の材料装着部に着脱自在に装着される器具本体
と、該器具本体内に回り止め状態で出退自在に保持され
ていて先端が装着材料と当接可能なレベル設定部材と、
該レベル設定部材に螺合されていて器具本体内に回転自
在に保持されている回転操作部材とを有し、上記レベル
設定部材及び回転操作部材の軸芯は、器具本体の円弧状
外周面の曲率中心から外周面側に偏心していて、回転操
作部材の外周部が円弧状外周面から露出している。
【0007】回転操作部材は、外周部の一部を器具本体
から露出させるようになっており、この外周部を送り回
転させるように操作することで、レベル設定部材を回転
不能のまま出退可能にさせるものである。このような構
成であるため、器具本体を工作機械の材料装着部へ取り
付け、回転操作部材を操作するといった極めて簡単な方
法で、材料(被加工物)を当て止めするためのレベル設
定部材の出退度合を調節でき、これによって材料装着部
から装着材料を所定寸法だけ離して保持させる(レベル
設定する)ことが正確に行えるものである。
【0008】器具本体の円弧状外周面には、回転操作部
材の外周部の軸方向側面の露出を拡大する切欠部を設
け、該切欠部には指標を設け、これに対して回転操作部
材には、上記指標に対応する目盛を設けておくようにす
ればよい。このような構成であれば、回転操作部材の回
転量を簡単に把握・認識できることになり、しかもこの
回転操作部材に設けた目盛が読み易くなる。器具本体
は、レベル設定部材及び回転操作部材を保持する保持領
域と、工作機械の材料装着部への取り付けに用いる取付
部を形成させる取付部領域とを相互隣接して設けるもの
とする。そして、上記保持領域では、取付部領域とは反
対向きの側方へ偏心した位置にレベル設定部材の軸心を
位置付け、この偏心方向の更に先方で前記回転操作部材
を器具本体から露出させるようにするのが好適である。
【0009】このような構成であると、器具本体におい
て回転操作部材を可及的に小型に形成しつつも、その露
出度合を可及的に大きく確保できることになる。従っ
て、器具本体の小型化、操作性の良好さ、工作機械の材
料装着部に対する取り付け易さ等を兼備させることが可
能になる。器具本体は、レベル設定部材を出退自在に保
持するシリンダ部と、このシリンダ部を支持することに
よって前記保持領域を形成すると共にその側方へ突出し
て前記取付部領域を形成するベース部とを有したものと
しておく。そして、シリンダ部には、ベース部へ結合し
た状態で上記取付部領域に面するようになる側面に対し
て凹み部を設けておくのが好適となる。
【0010】このような構成であると、ベース部の取付
部領域と工作機械の材料装着部との間でボルト等を貫通
させ、このボルトの頭部やナット部材又はこれらを締め
付けるための工具を上記取付部領域で回転させる場合
に、これらがシリンダ部と干渉しなくなり、結果とし
て、取付部領域と保持領域との隣接間を可及的に接近さ
せることが可能になる。このことも、器具本体を可及的
に小型にするうえで有益となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3に示すように、本発
明に係るレベル設定器1は、器具本体2と、この器具本
体2に対して一端部を突出可能な状態で保持されるレベ
ル設定部材3と、更に器具本体2に対して外周部4aの
一部を露出させた状態で保持される回転操作部材4とを
有している。そして、このレベル設定器1は、図8に示
すように、工作機械の材料装着部6(旋盤の複数爪チャ
ックを例示している)に対して着脱自在とされ、取り付
けたときには、レベル設定部材3の先端に装着材料(被
加工物)Wを当て止めして、この材料Wを材料装着部6
から所定寸法だけ離した状態にセットできるようにする
ものである。通常、レベル設定器1は複数個で、材料装
着部6に対する装着材料Wの複数箇所のレベルを調整し
て、平行合わせ、芯合わせ等を設定する。
【0012】図1から明らかなように、上記器具本体2
は、形状的に見ればレベル設定部材3及び回転操作部材
4を収納状に保持する保持領域2Aと、工作機械の材料
装着部6へこのレベル設定器1を取り付けるための取付
部8を形成する取付部領域2Bとが相互隣接して設けら
れたものとなっている。また、この器具本体2を構造的
に見れば、シリンダ部9とベース部10とを有して、こ
れらを互いに結合したものとなっている。シリンダ部9
は、上記した保持領域2Aにあってレベル設定部材3を
出退自在に保持する部分であり、従って内部にレベル設
定部材3用の摺動孔11が形成されている。また、ベー
ス部10は、上記シリンダ部9を支持することによって
前記保持領域2Aを形成させると共に、その側方へ突出
する部分を有してこれにより前記取付部領域2Bをも形
成させるようにした部分である。
【0013】次に、図4乃至図7をも参照しつつ、各部
材の形状等を詳説する。レベル設定部材3は、一端側が
棒軸状に形成された本体部3aとされ、この他端側に雄
ネジ部3bが設けられたものである。本実施形態では、
本体部3aを断面円形としたので、この本体部3aの外
面にキー12を設けて、器具本体2におけるシリンダ部
9の摺動孔11内で回り止め作用が得られるようにして
ある(勿論、この摺動孔12の内面にはキー溝13が形
成されている)。このレベル設定部材3の本体部3aに
は、延長用のスペーサ部品(図示略)を連結できるよう
にボルト孔14が設けられたものとした。
【0014】回転操作部材4は円盤形をしたもので、表
裏両側へ向けてボス部15,16が設けられ、これらボ
ス部15,16の中心部に、上記レベル設定部材3の雄
ネジ部3bと螺合する雌ネジ孔17が貫設されたものと
なっている。この回転操作部材4の外周部4aの周面に
は、滑止め用のローレット加工が施されている。また、
この外周部4aには、互いに所定間隔をおいた複数箇所
(図例では4等配位置とした)に、梃操作を可能にさせ
るための適宜棒材(図示は省略するが例えばドライバー
工具や六角レンチ棒等でよい)を差し込み可能にした差
込孔18が設けられている。
【0015】更に、この回転操作部材4において、外周
部4aの軸方向側面には、周方向に等間隔で目盛20が
設けられている。一方、器具本体2のベース部10は、
保持領域2A側を径大な円弧形とし、取付部領域2B側
を径小な円弧形とする異径長円径の平盤体とされてい
る。取付部領域2B側には貫通孔22が設けられてい
る。従って、この貫通孔22に対し、工作機械の材料装
着部6への取り付けに用いる装着ボルト23(図8参
照)を挿通可能にし、且つこの貫通孔22における表面
側の開口周部で、装着ボルト23へ螺合したナット部材
24(図8参照)を締め付けできるようにしてあり、こ
れによって上記した取付部8を形成してある。
【0016】また、このベース部10の保持領域2A側
にも貫通孔26が設けられ、この貫通孔26における表
面側の開口周部には、一回り径大な位置決め凹部27が
設けられている。この位置決め凹部27は、上記した回
転操作部材4の裏面側のボス部16を嵌め込んで、その
位置決めと回転の保持とを行うためのものである。ま
た、貫通孔26は、回転操作部材4を操作してレベル設
定部材3を退入させたときに、このレベル設定部材3と
の干渉を避けるためのものとなっている。このベース部
10において、位置決め凹部27の外周部のうち、貫通
孔22寄りの約半周領域には、シリンダ部9との結合に
用いる複数のボルト通孔28が設けられている。
【0017】器具本体2のシリンダ部9は、レベル設定
部材3の摺動孔11を形成しているコア部9aに対し、
その下部に径大な台座部9bが一体形成されたもので、
この台座部9bは、その一側面(図4右側)をコア部9
aの一側面と一致させ他方側面(図4左側)を偏心突出
させるように設けられており、且つ台座部9bにおける
この偏心突出側の側面には、円弧状の凹み部30が設け
られている。コア部9aと台座部9bとが一側面を一致
させている部分は、ベース部10における保持領域2A
側の径大な円弧形と一致するように形成され、またこの
状態で結合されるようになっている。
【0018】従って、このシリンダ部9をベース部10
へ結合すると、シリンダ部9において取付部領域2Bに
面するようになる側面(即ち、円弧状の凹み部30)
が、この取付部領域2Bに設けられた貫通孔22まわり
でえぐられたような形状をとることになる。そのため、
上記したように貫通孔22へ装着ボルト23を挿通させ
てこれにナット部材24を螺合させるときに、このナッ
ト部材24やこれを締め込むための工具(図示略)等が
シリンダ部9に干渉することが防止されるものである。
【0019】このシリンダ部9において、上記したコア
部9aの直径は、回転操作部材4におけるボス部15,
16の外径よりは径大であるが、この回転操作部材4自
体の外径よりは径小に形成されている。上記シリンダ部
9は凹み部30以外の外周面2aが、曲率中心Sを中心
とする円弧状になっており、それに対応してベース部1
0にも外周面2aが形成されており、シリンダ部9内に
保持されるレベル設定部材3及び回転操作部材4の中心
は、前記曲率中心Sから寸法Hだけ円弧状外周面2a側
に偏心されている。すなわち、レベル設定部材3及び回
転操作部材4の中心に対して器具本体2の円弧状外周面
2aが偏心両Hだけ貫通孔22側に偏心している。
【0020】上記シリンダ部9の内部には、レベル設定
部材3の摺動孔11と同心円の位置関係で回転操作部材
4の上側のボス部15及び回転操作部材4自体を嵌め込
んで収納するための段付き凹部33が設けられている。
この段付き凹部33は、回転操作部材4がシリンダ部9
のコア部9aよりも径大であることに伴い、台座部9b
の偏心突出方向とは反対向きの側面で側方へ開口してい
る。従って当然に、この段付き凹部33へ回転操作部材
4を嵌め込むことで、回転操作部材4の外周部4aの一
部が、シリンダ部9から露出する状態となる。すなわ
ち、器具本体2において、上記保持領域2Aでは、取付
部領域2Bとは反対側の側方(図1右方)へ偏心した位
置にレベル設定部材3の軸心が位置付けられ、この偏心
方向の先方(更に右方)で、前記回転操作部材4がシリ
ンダ部9から露出するようになる。
【0021】器具本体2において、シリンダ部9の台座
部9bには、回転操作部材4の外周部4aを露出させて
いる外周面2aに、この回転操作部材4の露出面積を広
範囲とさせるための切欠部35が設けられており、この
切欠部35には、回転操作部材4の目盛20を読み取る
ための指標36が設けられている。そのため、回転操作
部材4の回転量を簡単に把握できるものであり、しかも
この回転操作部材4に設けた目盛20が読み易くなって
いる。なお、この台座部9bには、更に、回転操作部材
4における上側のボス部15へ向けてセットビス37を
螺進可能とさせた雌ネジ孔38が設けられている。従っ
て、この雌ネジ孔38へ螺合させたセットビス37を締
め込んでボス部15へ突き当てることで、回転操作部材
4を回転させることができなくなり、従って、レベル設
定部材3の出退を阻止できる(出退度合を固定できる)
ことになる。
【0022】このシリンダ部9において、台座部9bの
裏面側には、ベース部10に設けられたボルト通孔28
に対応して雌ネジ孔(図示略)が設けられており、ベー
ス部10の裏側からボルト40を締め込むことで、これ
らベース部10とシリンダ部9との結合が可能になって
いる。このような構成のレベル設定器1では、器具本体
2におけるベース部10の取付部領域2B(取付部8)
の裏面を工作機械の材料装着部6へ当接させ、貫通孔2
2に対して、材料装着部6へ取り付けた装着ボルト23
を貫通させ、この装着ボルト23へナット部材24を螺
合・締結して、器具本体2を材料装着部6へ取り付け
る。
【0023】そして、指標36に対する目盛20の送り
量を見ながら回転操作部材4の外周部を送り回転させる
ことで、レベル設定部材3を回転不能のまま出退可能さ
せ、工作機械の材料装着部6(器具本体2におけるベー
ス部10の裏面)を基準としたレベル設定部材3の先端
の突出量を決定する。そして、必要に応じて、セットビ
ス37を締めつけて回転操作部材4を回転不能に固定す
る。このようにして、工作機械の材料装着部6へ材料W
を取り付けるようにすれば、装着材料Wをレベル設定部
材3の突端部へ当て止めでき、材料装着部6からの離反
距離を所定寸法に正確に合わせて保持させることができ
るものである。
【0024】ところで、本発明は、上記実施形態に限定
されるものではない。例えば、器具本体2の外形状は、
各部材間における有機的配置関係等を除けば特に限定さ
れるものではなく、全体を角張った形状にする等、適宜
変更可能である。また、器具本体2に凹み部30を形成
せずにシリンダ部9の外周面を円形(全周が円弧状外周
面2a)に形成し、その中心から偏心Hした位置にレベ
ル設定部材3及び回転操作部材4の軸芯を配置し、その
偏心方向と直径方向反対側又は120度等に変位した位
置に取付部8を形成するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るレベル設定器では、レベル設定部材及び回転操作
部材の軸芯を、器具本体の円弧状外周面の曲率中心から
外周面側に偏心しているので、簡単な形状で回転操作部
材の外周部を円弧状外周面から露出させることができ、
レベル設定部材の突出調整(レベル調整)が簡単にで
き、工作機械の材料装着部から装着材料を所定だけ離し
て取り付けることが迅速、容易且つ高精度で行えるよう
になった。
【0026】器具本体に回転操作部材の露出を拡大して
露出面積を広範囲とさせるための凹み部を設けると共
に、器具本体に指標を、また回転操作部材に目盛をそれ
ぞれ設けることで、回転操作部材の回転量を簡単に把握
でき、しかも目盛が読み易くなる。器具本体は、レベル
設定部材等を設ける保持領域と工作機械へ取り付ける取
付部領域との配置関係、保持領域での回転操作部材の配
置関係を工夫し、また取付部領域へ面した部分へ凹み部
を形成する等すれば、器具本体の可及的な小型化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレベル設定器の一実施形態を示す
正面断面図である。
【図2】図1のレベル設定器を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】図1のレベル設定器の正面図である。
【図4】図3に対応する平面図である。
【図5】図3に対応する底面図である。
【図6】図3に対応する右側面図である。
【図7】図3に対応する左側面図である。
【図8】図1のレベル設定器の使用例を示す図である。
【符号の説明】
1 レベル設定器 2 器具本体 2A 保持領域 2B 取付部領域 3 レベル設定部材 4 回転操作部材 6 材料装着部 8 取付部 9 シリンダ部 10 ベース部 20 目盛 30 凹み部 35 切欠部 36 指標

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状外周面(2a)を有していて工作
    機械の材料装着部(6)に着脱自在に装着される器具本
    体(2)と、該器具本体(2)内に回り止め状態で出退
    自在に保持されていて先端が装着材料(W)と当接可能
    なレベル設定部材(3)と、該レベル設定部材(3)に
    螺合されていて器具本体(2)内に回転自在に保持され
    ている回転操作部材(4)とを有し、上記レベル設定部
    材(3)及び回転操作部材(4)の軸芯は、器具本体
    (2)の円弧状外周面(2a)の曲率中心(S)から外
    周面(2a)側に偏心(H)していて、回転操作部材
    (4)の外周部(4a)が円弧状外周面(2a)から露
    出していることを特徴とするレベル設定器。
  2. 【請求項2】 前記器具本体(2)の円弧状外周面(2
    a)には、回転操作部材(4)の外周部(4a)の軸方
    向側面の露出を拡大する切欠部(35)が設けられてお
    り、該切欠部(35)には指標(36)が設けられてい
    ると共に、上記回転操作部材(4)には上記指標(3
    6)に対応する目盛(20)が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のレベル設定器。
  3. 【請求項3】 前記器具本体(2)は、レベル設定部材
    (3)及び回転操作部材(4)を保持する保持領域(2
    A)と工作機械の材料装着部(6)への取り付けに用い
    る取付部(8)を形成させる取付部領域(2B)とが相
    互隣接して設けられて成り、上記保持領域(2A)では
    取付部領域(2B)とは反対向きの側方へ偏心した位置
    にレベル設定部材(3)の軸心を位置付け、この偏心方
    向の更に先方で前記回転操作部材(4)を器具本体
    (2)から露出させていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のレベル設定器。
  4. 【請求項4】 前記器具本体(2)は、レベル設定部材
    (3)を出退自在に保持するシリンダ部(9)と、該シ
    リンダ部(9)を支持することによって前記保持領域
    (2A)を形成すると共にその側方へ突出して前記取付
    部領域(2B)を形成するベース部(10)とを有して
    おり、シリンダ部(9)には、ベース部(10)へ結合
    した状態で上記取付部領域(2B)に面するようになる
    側面に対して凹み部(30)が設けられて、取付部領域
    (2B)と保持領域(2A)との隣接間を接近させてあ
    ることを特徴とする請求項3記載のレベル設定器。
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CN108857515A (zh) * 2018-07-26 2018-11-23 吉艾(天津)石油工程有限公司 一种圆弧面工件的夹具

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CN108857515A (zh) * 2018-07-26 2018-11-23 吉艾(天津)石油工程有限公司 一种圆弧面工件的夹具
CN108857515B (zh) * 2018-07-26 2024-04-19 吉辰智能设备集团有限公司 一种圆弧面工件的夹具

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