JP2000329503A - 計測器および、ワークの測定方法 - Google Patents

計測器および、ワークの測定方法

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JP2000329503A
JP2000329503A JP11137977A JP13797799A JP2000329503A JP 2000329503 A JP2000329503 A JP 2000329503A JP 11137977 A JP11137977 A JP 11137977A JP 13797799 A JP13797799 A JP 13797799A JP 2000329503 A JP2000329503 A JP 2000329503A
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dial gauge
work
shaft
axis
measuring instrument
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Hikohiro Tanaka
彦廣 田中
Masahiko Tanaka
優彦 田中
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SHINEI KOGYOSHO KK
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SHINEI KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークの基準面の傾きを即座に計測することが
でき、計測時等の作業性を向上することができる計測器
を提供する。 【解決手段】保持具20のアーム部25において、軸体
部21の軸線を中心とする対称的な位置に一対のダイヤ
ルゲージ10が保持されており、軸体部21を工作機械
の主軸側に取り付けた場合に、一対のダイヤルゲージ1
0が、主軸の軸線を中心とする対称的な位置に配される
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸に
取り付けられた工具によって加工されるワークを計測す
るための計測器および、ワークの測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを計測するための計測器と
しては、例えば、テーブル上にスタンドが置かれ、スタ
ンドから延びるアームにダイヤルゲージが支持されダイ
ヤルゲージにより、テーブル上に置かれたワークの計
測、ワークの位置出し(水平面出し)、加工原点の設定
を行うものがあった。ダイヤルゲージによるワークの計
測は、電気的センサによる計測に比べて、ワークの錆び
や、ワークに付着する油分、塗装などの影響を受けるこ
となく、正確に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の計測器では、テーブルやベッドに切削時の切
粉などの異物が残存していて、スタンドのベース(鋳物
ベースやマグネットベース)がその異物を挟んだ状態で
置かれると、ワークの計測に悪い影響を及ぼすので、ワ
ークを計測する度に、テーブルやベッド上から切粉など
の異物を掃除する必要がある。
【0004】また、ワークの複数箇所を計測すべく、ダ
イヤルゲージを移動する途中で、ダイヤルゲージやアー
ムがワークなどに当たって、ダイヤルゲージが狂ってし
まうおそれがあり、ダイヤルゲージの取り扱いに特別な
注意を払う必要があり、計測時の作業性が良くないとい
う問題点があった。
【0005】一方、複数個のダイヤルゲージを用意し
て、テーブルやベッド上に複数個のスタンドを立てる
と、それらが相互に邪魔し合って、却って、計測時の作
業性が良くないという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、テーブルやベッド上から切粉など
の異物を掃除する必要がなく、ワークを計測する際には
ダイヤルゲージを所定位置に移動すればよく、移動する
際にダイヤルゲージがワークに当たるかに配慮する必要
がなく、計測時等の作業性を向上することができる計測
器および、ワークの計測方法を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]工作機械の主軸側に取り付けられた工具によって
加工されるワークを計測するための計測器であり、保持
具(20)および、ダイヤルゲージ(10)を有するも
のにおいて、前記保持具(20)は、軸体部(21)お
よび、アーム部(25)を有しており、前記軸体部(2
1)は、前記主軸側に着脱可能に形成されており、前記
アーム部(25)は、前記軸体部(21)の軸線を中心
とする対称的な位置に前記ダイヤルゲージ(10)をそ
れぞれ保持していることを特徴とする計測器。
【0008】[2]工作機械の主軸側に取り付けられた
工具によって加工されるワークを計測するための計測器
であり、保持具(20)および、ダイヤルゲージ(1
0)を有するものにおいて、前記保持具(20)は、軸
体部(21)および、アーム部(25)を有しており、
前記軸体部(21)は、前記主軸側に着脱可能に形成さ
れており、前記アーム部(25)は、前記軸体部(2
1)の軸線から外れた位置に少なくとも2個の前記ダイ
ヤルゲージ(10)を保持していることを特徴とする計
測器。
【0009】[3]工作機械の主軸側に取り付けられた
工具によって加工されるワークを計測するための計測器
であり、保持具(20)を有するものにおいて、前記保
持具(20)は、前記主軸側に着脱可能に形成されてい
て、前記主軸の軸線から外れた位置に少なくとも2個の
ダイヤルゲージ(10)をそれぞれ保持して成ることを
特徴とする計測器。
【0010】[4]前記アーム部(25)は、前記ダイ
ヤルゲージ(10)をコレット(30)を介して保持し
ていることを特徴とする[1]、[2]または[3]に
記載の計測器。
【0011】[5]前記コレット(30)は、ダイヤル
ゲージ(10)のステムを嵌脱可能に支持していて、前
記アーム部(25)に形成された下孔(26)に挿着さ
れており、前記アーム部(25)の下孔(26)は、前
記軸体部(21)の軸径方向に長い長孔であることを特
徴とする[4]に記載の計測器。
【0012】[6]前記アーム部(25)は、ダイヤル
ゲージ(10)のスピンドル(14)を前記軸体部(2
1)の軸線と平行な方向へ向けるようにして前記ダイヤ
ルゲージ(10)を保持していることを特徴とする
[1]、[2]または[3]に記載の計測器。
【0013】[7]工作機械の主軸側に取り付けられた
工具によって加工されるワークの計測方法において、前
記主軸側に支持され、該主軸の軸線を中心とする対称的
な位置に配される一対のダイヤルゲージ(10)により
ワークをそれぞれ計測することを特徴とするワークの計
測方法。
【0014】[8]前記アーム部(25)は、前記軸体
部(21)の軸線と同一な線または該軸体部(21)の
軸線と平行な線を中心にして揺動可能に支持されている
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の計測器。
【0015】[9]工作機械の主軸側に取り付けられた
工具によってワークを加工する際の加工原点の設定方法
において、前記主軸側に支持され、該主軸の軸線から外
れた位置に配されるダイヤルゲージ(10)によりワー
クを計測し、計測した結果に基づき加工原点を設定する
ことを特徴とする加工原点の設定方法。
【0016】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。本発明の一つの構成では、保持具(2
0)のアーム部(25)において、軸体部(21)の軸
線を中心とする対称的な位置に一対のダイヤルゲージ
(10)が保持されているものである。
【0017】本測定器は、保持具(20)の軸体部(2
1)を工作機械の主軸側に取り付けて使用される。それ
により、一対のダイヤルゲージ(10)は、主軸の軸線
を中心とする対称的な位置に配されるようになる。
【0018】この使用状態において、例えば、一対のダ
イヤルゲージ(10)の測定子(15)を結ぶ結線方向
を工作機械の加工時の座標系のX方向やY方向に合わせ
て、工作機械のテーブルに取り付けられるワークの被計
測面を2点計測すれば、X方向やY方向に対するワーク
の被計測面の傾きを即座に計測することができる。この
とき、各ダイヤルゲージ(10)の目盛板を同一方向
(計測者の方向)に向けておけば、ワークの被計測面を
2点同時に計測することができ、ワークの2点の被計測
面の計測結果を比較しながらワークの被計測面の傾き調
整を容易に行うことができる。
【0019】ワークを計測する際に、ダイヤルゲージ
(10)はテーブル上から終始浮いている状態にあるの
で、ダイヤルゲージ(10)がテーブル上のワークに当
たるかに注意を払いながら、ダイヤルゲージ(10)を
所定位置に移動する必要がない。
【0020】ダイヤルゲージ(10)がテーブルやベッ
ド上に置かれたスタンドに支持される構成になっていな
いので、ワークを計測する度に、テーブルやベッド上か
ら切粉などの異物を掃除する必要がない。
【0021】計測器を工作機械の主軸側に着脱可能な構
成にすることが可能であり、そのように構成することに
より、計測器の取り付け、取り外しが容易であり、計測
時の作業性を向上する要因になる。また、このような計
測器が工作機のATC(automatic tool changer:自動
工具交換装置)のマガジンに他の工具と共に収納可能な
大きさであれば、自動的に計測器の交換が可能になり、
また、計測位置をプログラムすることによって、本計測
器を所望の計測位置に移動することができ、作業性がさ
らに向上する。
【0022】また、本発明の別の構成では、アーム部
(25)において、軸体部(21)の軸線から外れた位
置にダイヤルゲージ(10)が保持されているものであ
る。
【0023】計測器の軸体部(21)を工作機械の主軸
側に取り付けて、ワークを計測すべく、ダイヤルゲージ
(10)を所定位置に移動する際には、ダイヤルゲージ
(10)は、テーブルから浮いている状態にあるので、
ダイヤルゲージ(10)がテーブル上のワークに当たる
かに注意を払いながら行う必要がない。
【0024】さらに、本発明の別の構成では、工作機械
の主軸側に取り付けられるべき保持具(20)が主軸の
軸線から外れた位置に少なくとも2個のダイヤルゲージ
(10)をそれぞれ保持しているものである。
【0025】工作機械の主軸の軸線から外れた位置に少
なくとも2個のダイヤルゲージ(10)を保持可能な保
持具(20)であれば、どのようなものであってもよ
い。このような位置にダイヤルゲージ(10)を保持し
た使用状態において、例えば、2個のダイヤルゲージ
(10)を結ぶ結線方向を工作機械の加工時の座標系の
X方向やY方向に合わせて、工作機械のテーブルに取り
付けられるワークの被計測面を計測すれば、X方向やY
方向に対するワークの被計測面の傾きを即座に計測する
ことができる。ここで、2個のダイヤルゲージ(10)
を結ぶ結線方向とは、厳密的には、一対のダイヤルゲー
ジ(10)の各測定子(15)を結ぶ結線方向を意味す
る。
【0026】さらに、本発明の別の構成では、保持具
(20)のアーム部(25)にコレット(30)を介し
てダイヤルゲージ(10)を保持したものである。コレ
ット(30)を操作することにより、ダイヤルゲージ
(10)をコレット(30)に容易に着脱させることが
でき、ダイヤルゲージ(10)の保持具(20)への着
脱作業を簡易に行うことができる。
【0027】さらに、本発明の別の構成では、コレット
(30)をアーム部(25)の下孔(26)に挿着し、
アーム部(25)の下孔(26)を軸体部(21)の軸
径方向に長い長孔にしたものである。それにより、ダイ
ヤルゲージ(10)を軸体部(21)の軸径方向に移動
して、移動した位置にコレット(30)を介してダイヤ
ルゲージ(10)を保持具(20)のアーム部(25)
に保持することができ、計測すべきワークの大きさに応
じて、ダイヤルゲージ(10)の保持位置を合わせるこ
とができる。
【0028】さらに、本発明の別の構成では、ダイヤル
ゲージ(10)のスピンドル(14)を軸体部(21)
の軸線と平行な方向へ向けるようにしてダイヤルゲージ
(10)を保持しているものである。
【0029】それにより、工作機械の主軸とテーブルと
の間の距離を調整することにより、ダイヤルゲージ(1
0)のスピンドル(14)に取り付けられた測定子(1
5)がテーブル上のワークに適切に当接して、スピンド
ル(14)が出没し、スピンドル(14)の出没量に基
づいて、ワークを計測することができる。
【0030】さらに、本発明の別の構成では、工作機械
の主軸側に支持され、主軸を中心とする対称的な位置に
配される一対のダイヤルゲージ(10)によりワークを
計測するものである。ダイヤルゲージ(10)が工作機
械のテーブルからいわば浮いた状態に配されることによ
り、ダイヤルゲージ(10)がワークに当たるかに注意
を払いながら、ダイヤルゲージ(10)を所定位置に移
動する必要がなく、また、ダイヤルゲージ(10)を所
定位置に移動する際に、テーブルやベッド上に残存する
切粉などの異物を掃除する必要がない。
【0031】さらに、本発明の別の構成では、アーム部
(25)が軸体部(21)に対して、揺動可能に支持さ
れているものである。アーム部(25)を揺動して、ア
ーム部(25)に保持されているダイヤルゲージ(1
0)を所望位置に移動し、所望位置のワークの被計測面
を計測することができる。アーム部(25)を揺動する
ことにより、ワークの大きさや形状が異なることで変わ
り得るワークの被計測面にダイヤルゲージ(10)を迅
速に移動することができ、ワークの計測位置が変わった
場合に1つの計測器により迅速に対応することができ
る。
【0032】さらに、本発明の別の構成では、主軸側に
支持され、主軸の軸線から外れた位置に配されるダイヤ
ルゲージ(10)によりワークの被計測面を一または二
個所以上計測し、計測した結果に基づき加工原点を設定
するものである。
【0033】このとき、ダイヤルゲージ(10)の指針
が例えば目盛「0」を示すべき位置を基準工具長とすれ
ば、加工原点の設定作業と、ワークの基準面出し作業と
を同時に行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の第1実施
の形態を示している。図1および図2に示すように、本
実施の形態に係る計測器は、工作機械の主軸側に取り付
けられた工具によって加工されるワークを計測するため
のものである。ここで、工作機械としては、ボール盤、
中ぐり盤、フライス盤などが該当する。ワークは、テー
ブル上に取り付けられている。
【0035】本計測器は、ダイヤルゲージ10および、
保持具20を有している。ダイヤルゲージ10は、本体
枠11とステム12とを一体に形成して成る。ステム1
2にはスピンドル14が出没可能に嵌合し、スピンドル
14の先端には測定子15が取り付けられている。本体
枠11の裏ぶたには耳金17が突設されている。本体枠
11の外枠には、目盛板が嵌め込まれ、本体枠11の内
枠にはスピンドルの出没量を指針の動きに変換する内部
機構が収容されている。
【0036】保持具20は、工作機械の主軸側に着脱可
能な軸径を有する軸体部21および、アーム部25を有
している。軸体部21は、ミリンクチャック等の刃物保
持具を介して主軸に装着されるものであるが、刃物保持
具自体を軸体部21としてもよい。主軸のアーム部25
は、軸体部21の軸線を中心とする対称的な位置にダイ
ヤルゲージ10を保持するためのものである。
【0037】アーム部25には、軸体部21の軸径方向
に長い長孔である下孔26が成形されている。下孔26
の形状は、アーム部25の形状に応じて種々考えられ
る。本実施の形態では、アーム部25は、主軸の軸線を
中心として互いに反対方向に延設された直線形状であ
り、その場合には、下孔26は、軸体部21の軸線を中
心とする対称的な位置にそれぞれ形成されている。
【0038】下孔26にはフランジ部材46が嵌挿して
いて、フランジ部材46の雄ネジ部に固定ナット47が
螺着していて、フランジ部材46のフランジ48と固定
ナット47とにより、下孔26の孔縁をその板厚方向で
挟み付けることができる。それにより、フランジ部材4
6は、下孔26に移動可能に嵌挿している。
【0039】フランジ部材46の雄ネジ部にはネジ軸方
向に貫通孔49が穿設されている。フランジ部材46の
貫通孔49には、ダイヤルゲージ10のステム12が挿
通している。ステム12には雄ネジ部が形成されてい
る。ステム12の雄ネジ部には一対の固定ナット41が
螺合している。一対の固定ナット41がフランジ部材4
6を挟着している。それにより、ダイヤルゲージ10の
ステム12は、フランジ部材46を介して下孔26に移
動調整可能に支持されている。ダイヤルゲージ10のス
テム12が支持された状態では、ダイヤルゲージ10の
スピンドル14は、軸体部21の軸線と平行な方向へ向
けられている。
【0040】図4はダイヤルゲージ10を固定する別の
手段を示している。図4に示すように、ダイヤルゲージ
10の本体枠11からステム12とは反対側の方向へ雄
ネジ部16を延ばし、雄ネジ部16をフランジ部材46
を介してアーム部25の下孔26に挿通するとともに、
雄ネジ部16に螺合する一対の固定ナット41により、
フランジ部材46を挟むようにしており、ダイヤルゲー
ジ10は、フランジ部材46を介してアーム部25の下
孔26の孔縁に支持されている。また、固定ナット47
を弛めることにより、ダイヤルゲージ10を下孔26の
長手方向へ移動調整可能になっている。
【0041】さらに、図3はダイヤルゲージ10を固定
する別の手段を示している。図3に示すように、ダイヤ
ルゲージ10は、コレット30を介して保持されてい
る。コレット30は、ダイヤルゲージ10のステム12
を嵌脱可能に支持するものである。
【0042】コレット30の先端側はアーム部25の下
孔26に挿通している。コレット30の先端側には雄ネ
ジ31が形成され、雄ネジ31には固定ナット45が螺
合している。コレット30の先端側と基端側との中間部
にはフランジ32が形成されている。固定ナット45と
フランジ32とは、アーム部25をその板厚方向で挟持
することによりコレット30をアーム部25に固定して
いる。また、固定ナット45を弛めることにより、コレ
ット30を介してダイヤルゲージ10を下孔26の長手
方向へ移動調整可能になっている。
【0043】コレット30の基端側には、雄ネジ部33
が形成されていて、雄ネジ部33には、締め付けナット
34が螺合している。締め付けナット34は、コレット
30を締め付けて、コレット30に嵌挿するダイヤルゲ
ージ10のステム12を抜け不能な状態にする一方、コ
レット30を弛めてダイヤルゲージ10のステム12を
コレット30から抜け可能な状態にする。
【0044】次に本発明の作用を説明する。本計測器
は、計測器の保持具20の軸体部21を工作機械の主軸
側に嵌着して使用される。軸体部21を工作機械の主軸
側に着脱可能に形成したので、計測器の取り付け、取り
外しが容易であり、計測時の作業性を向上することがで
きる。
【0045】計測器が工作機のATC(automatic tool
changer:自動工具交換装置)のマガジンに他の工具と
共に収納可能に構成されていれば、計測器の着脱あるい
は交換が自動化され、計測時の作業性がさらに向上す
る。
【0046】また、保持具20のアーム部25にコレッ
ト30を介してダイヤルゲージ10を保持したので、締
め付けナット34を弛めたり締めたりして、コレット3
0を操作することにより、ダイヤルゲージ10をコレッ
ト30に容易に着脱させることができ、ダイヤルゲージ
10の保持具20への着脱作業を簡易に行うことができ
る。
【0047】アーム部25の下孔26を軸体部21の軸
径方向に長い長孔にしており、下孔26にコレット30
を位置調整可能に挿着しているので、アーム部25にコ
レット30を介して保持されるダイヤルゲージ10を長
孔である下孔26に沿って移動調節することができ、そ
れにより、計測すべきワークの大きさに応じて、ダイヤ
ルゲージ10を所定位置に移動することができる。この
とき、アーム部25の下孔26に沿ってダイヤルゲージ
10が所定位置に移動するので、各所定位置でのダイヤ
ルゲージ10の測定子15の突出量に大きな変化はな
く、計測作業性がよい。
【0048】本測定器を工作機械の主軸側に取り付けた
際に、一対のダイヤルゲージ10が工作機械の主軸を中
心とする対称的な位置にそれぞれ配置されるようにな
る。この配置状態において、ブロックゲージを用いて各
ダイヤルゲージ10の目盛り調整をしておくことが好ま
しい。
【0049】前記対称的な位置を結ぶ結線方向を、必要
により測定器を主軸を中心にして旋回して、例えば、工
作機械の加工時の座標系のX方向やY方向に合わせるよ
うにする。次に、主軸とテーブルとの間隔を調整し、一
対のダイヤルゲージ10の各測定子15をテーブル上の
ワークの被計測面にそれぞれ当接するようにすれば、X
方向やY方向に対するワークの被計測面の傾きを一度に
計測することができる。
【0050】そして、ワークの被計測面の傾きをなくす
べく、ダイヤルゲージ10の指針の動きを確認しなが
ら、テーブルに調整ネジを介して載置されたワークを調
整ネジを正転あるいは逆転することにより高さ調整する
ことができる。また、ワークを取り付ける際に、切粉を
挟んでしまう等の取付ミスが生じたか否かの確認を、一
対のダイヤルゲージ10の測定結果に基づいて行うこと
ができる。
【0051】また、X方向やY方向に沿って一対のダイ
ヤルゲージ10を各計測位置に移動し、各計測位置にお
いて、ワークの被計測面の傾きを計測すれば、計測位置
が多くなるに応じて、計測結果に及ぼすワークの被計測
面のうねりやあらさの影響を判断することができ、ワー
クの被計測面のうねり等を勘案することで、ワークの被
計測面の傾きの計測精度を高くすることができる。
【0052】一方、各ダイヤルゲージ10の目盛り調整
をしていない場合には、前述したように、ワークの被計
測面の傾きを一度に計測することはできないが、各ダイ
ヤルゲージ10を主軸を中心にして180度旋回し、各
旋回位置でワークの被計測面を計測することにより、工
作機械の座標系の例えばX方向に対するワークの被計測
面の傾きを重複して計測することが可能になり、それに
より、ワークの被計測面の傾きを精度よく計測すること
ができ、ワークの基準面出しも容易に行うことができ
る。このとき、テーブルが旋回可能な工作機械において
は、主軸の代わりに、テーブルを旋回させてもよい。
【0053】次に、本計測器を用いて、ワークの加工原
点を設定する場合について説明する。すなわち、保持具
を介して工作機械の主軸の軸線から外れた位置に配され
たダイヤルゲージ10によりワークを一または二個所以
上計測し、計測した結果に基づき加工原点を設定するこ
とができる。ダイヤルゲージ10の指針が例えば目盛
「0」を示すべき位置を基準工具長として加工原点にす
れば、加工原点の設定と、前述のワークの基準面出しと
を同時に行うことができる。
【0054】ダイヤルゲージ10の指針が例えば目盛
「0」を示すべき位置とは、指針が実際に目盛「0」を
示した位置および、指針が目盛「0」を示すであろう位
置を含む。すなわち、一対のダイヤルゲージ10の一方
の指針が目盛「+0.01」を示し、一対のダイヤルゲ
ージ10の他方の指針が目盛「−0.01」を示してい
る場合に、一対のダイヤルゲージ10の中心位置すなわ
ち、軸体部21の軸線(工作機械の主軸の軸線)位置に
おけるワークの被計測面が目盛「0」を示すべき位置と
なる。なお、加工原点は、指針が目盛「0」を示した位
置でなくてもよいことはいうまでもない。
【0055】図5は本発明の第2実施の形態を示してい
る。本実施の形態では、ダイヤルゲージ10の本体枠1
1の耳金17には、貫通孔18が形成されており、貫通
孔に取付ネジを通して、アーム部25の両端面にそれぞ
れ形成された雌ネジ部27に取付ネジを螺合して、ダイ
ヤルゲージ10の耳金17をアーム部25の端面に支持
したものである。
【0056】ダイヤルゲージ10の耳金17を用いるこ
とにより、ダイヤルゲージ10を改良することなく、ダ
イヤルゲージ10を保持具20のアーム部25に支持す
ることができる。
【0057】図6および図7は本発明の第3実施の形態
を示している。図6及び図7に示すように、アーム部2
5が十字形に組み合わせて成るものである。各アーム部
25の中央部には相互に嵌合する凹部29が形成され、
凹部29には貫通穴が形成され、貫通穴に通した凹部2
9が軸体部21の雌ネジ部に螺合している。
【0058】前記第3実施の形態においては、十字形に
組み合わせて成る各アーム部25は、凹部29同志が噛
み合っているので、各アーム部25の相互の角度は略直
角になり不変であるが、各アーム部25の相互の角度を
可変できるように構成してもよい。各アーム部25の相
互の角度を変えることにより、各アーム部25に保持さ
れるダイヤルゲージ10の位置が変わり、ワークの大き
さや形状に応じて変わり得る被計測面に迅速に移動する
ことができる。
【0059】このような十字形のアーム部25では、4
カ所の下孔26にダイヤルゲージ10をそれぞれ挿着
し、各一対のダイヤルゲージ10を結ぶ結線方向を工作
機械の加工時の座標系のX方向とY方向とにそれぞれ合
わせれば、X方向およびY方向に対するワークの被計測
面の傾きを一度に計測することができ、ワークの基準面
出し(水平面出し)を容易に行うことができる。
【0060】図8は、本発明の第4実施の形態を示して
いる。前記実施の形態においては、ダイヤルゲージ10
のスピンドル14を軸体部21の軸線を含む平面上にお
いて、軸体部21の軸線と平行な方向に向けるようにし
て、ダイヤルゲージ10を保持しているが、本第4実施
の形態においては、図8に示すように、軸体部21の軸
線と直交する平面上において、ダイヤルゲージ10のス
ピンドル14を互いに平行になるように、ダイヤルゲー
ジ10が保持されている。
【0061】本測定器を工作機械の主軸側に取り付けた
使用状態においては、工作機械の主軸の軸線方向を工作
機械の加工時の座標系のZ方向とすると、ダイヤルゲー
ジ10のスピンドル14は、工作機械の加工時の座標系
のX−Y平面上において、互いに平行になるように向け
られている。必要により、本測定器を主軸を中心にして
旋回し、ダイヤルゲージ10のスピンドル14の向きを
工作機械の加工時の座標系のX方向あるいはY方向にな
るようにする。
【0062】次に、主軸またはテーブルを工作機械の加
工時の座標系X方向あるいはY方向に相対的に移動する
ことにより、ダイヤルゲージ10のスピンドル14の先
端に取り付けられる測定子15がワークの測定面に当接
するようになり、当該ワークの被計測面の傾きを簡易に
測定することができる。
【0063】なお、前記実施の形態においては、保持具
20が一対のアーム部25を有し、一対のアーム部25
にダイヤルゲージ10をそれぞれ保持するものを示した
が、これに限らず、アーム部25の形状および、アーム
部25に設けられる下孔26の形状は、種々考えられ
る。
【0064】すなわち、3つのアーム部25に3個のダ
イヤルゲージ10を保持する。このとき、下孔26は、
軸体部21の軸線を中心とする同一半径の円周上にそれ
ぞれ形成される。3個のダイヤルゲージ10を用いるこ
とにより、さらに迅速に、ワークを計測することが可能
になる。
【0065】多数個のダイヤルゲージ10を用いるべ
く、アーム部25を円板形状に形成し、軸体部21の軸
線を中心とする同一半径の円周上に多数の下孔26を設
けるようにしてもよい。
【0066】前記実施の形態では、2個以上のダイヤル
ゲージ10を設けたものを示したが、他の実施の形態と
して、1つのアーム部25に1個のダイヤルゲージ10
を保持するものであってもよい。1個のダイヤルゲージ
10の場合には、軸体部21の軸線から外れた位置に保
持された1個のダイヤルゲージ10によりワークを計測
する。
【0067】このとき、ダイヤルゲージ10がワークに
当たるかに注意を払いながら、ダイヤルゲージ10を所
定位置に移動する必要がなく、また、ダイヤルゲージ1
0を所定位置に移動する際に、テーブルやベッド上に残
存する切粉などの異物を掃除する必要がないことは、前
記実施の形態と同じである。また、2個のダイヤルゲー
ジ10を軸体部21の軸線を中心とする対照的な位置に
保持したが、対照的な位置である必要はなく、また、2
個のダイヤルゲージ10の測定子15を結ぶ結線が軸体
部21の軸線上を通る必要もない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一つの構
成では、保持具のアーム部において、軸体部の軸線を中
心とする対称的な位置に一対のダイヤルゲージが保持さ
れているので、軸体部を工作機械の主軸側に取り付ける
と、一対のダイヤルゲージは、主軸の軸線を中心とする
対称的な位置に配されるようになり、この状態におい
て、例えば、一対のダイヤルゲージを結ぶ結線方向を工
作機械の加工時の座標系のX方向やY方向に合わせて、
工作機械のテーブルに取り付けられるワークを計測すれ
ば、X方向やY方向に対するワークの被計測面の傾きが
即座に計測することができる。またワークを計測する際
に、ダイヤルゲージはテーブル上から終始浮いている状
態にあるので、ダイヤルゲージがテーブル上のワークに
当たるかに注意を払いながら、ダイヤルゲージを所定位
置に移動する必要がなく、ダイヤルゲージがテーブルや
ベッド上に置かれたスタンドに支持される構成になって
いないので、ワークを計測する度に、テーブルやベッド
上から切粉などの異物を掃除する必要がない。
【0069】また、本発明の別の構成では、アーム部に
おいて、軸体部の軸線から外れた位置にダイヤルゲージ
が保持されているので、計測器の軸体部を工作機械の主
軸側に取り付けて、ワークを計測する際には、ダイヤル
ゲージを主軸を中心にして所定位置に移動し、所定位置
に移動したダイヤルゲージにより、ワークを計測するこ
とができる。
【0070】さらに、本発明の別の構成では、工作機械
の主軸側に取り付けられるべき保持具が主軸の軸線を中
心とする対称的な位置にダイヤルゲージをそれぞれ保持
しているので、例えば、一対のダイヤルゲージを結ぶ結
線方向を工作機械の加工時の座標系のX方向やY方向に
合わせて、工作機械のテーブルに取り付けられるワーク
を計測すれば、X方向やY方向に対するワークの被計測
面の傾きが即座に計測することができる。
【0071】さらに、本発明の別の構成では、保持具の
アーム部にコレットを介してダイヤルゲージを保持した
ので、コレットを操作することにより、ダイヤルゲージ
をコレットに容易に着脱させることができ、ダイヤルゲ
ージの保持具への着脱作業を簡易に行うことができる。
【0072】さらに、本発明の別の構成では、コレット
をアーム部の下孔に挿着し、アーム部の下孔を軸体部の
軸径方向に長い長孔にしたので、計測すべきワークの大
きさに応じて、ダイヤルゲージの保持位置を調整するこ
とができる。
【0073】さらに、本発明の別の構成では、ダイヤル
ゲージのスピンドルを軸体部の軸線と平行な方向へ向け
るようにしてダイヤルゲージを保持したので、工作機械
の主軸側とテーブルとの間の距離を調整することによ
り、ダイヤルゲージのスピンドルに取り付けられた測定
子がテーブル上のワークに適切に当接して、スピンドル
が出没し、スピンドルの出没量に基づいて、ワークを計
測することができる。
【0074】さらに、本発明の別の構成では、アーム部
が軸体部に対して、揺動可能に支持されているので、ア
ーム部を揺動して、アーム部に保持されているダイヤル
ゲージを所望位置に移動することにより、ワークの大き
さや形状が異なることで変わり得るワークの被計測面に
ダイヤルゲージを迅速に移動することができる。
【0075】さらに、本発明の別の構成では、主軸の軸
線から外れた位置に配されたダイヤルゲージによりワー
クの被計測面を一または二個所以上計測し、計測した結
果に基づき加工原点を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る計測器の斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る計測器の正面図
である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る固定手段の要部
断面図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る計測器の斜視図
である。
【図5】本発明の第2実施の形態に係る計測器の斜視図
である。
【図6】本発明の第3実施の形態に係る計測器の保持具
の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施の形態に係る計測器の保持具
の分解斜視図である。
【図8】本発明の第4実施の形態に係る計測器の斜視図
である。
【符号の説明】
10…ダイヤルゲージ 11…本体枠 12…ステム 14…スピンドル 15…測定子 16…雄ネジ部 17…耳金 18…貫通孔 20…保持具 21…軸体部 25…アーム部 26…下孔 27…雌ネジ部 28…止めネジ 29…凹部 30…コレット 31…雄ネジ 32…フランジ 33…雄ネジ部 34…締め付けナット 41…固定ナット 45…固定ナット 46…フランジ部材 47…固定ナット 48…フランジ 49…貫通孔
フロントページの続き Fターム(参考) 2F061 AA02 AA51 DD02 DD22 EE17 FF07 FF21 FF56 FF73 FF75 GG01 GG32 JJ51 SS02 SS36 SS37 VV05 2F062 AA02 AA80 CC02 CC22 DD17 EE01 GG18 GG29 HH05 HH13 LL02 MM06 MM07 MM08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の主軸側に取り付けられた工具に
    よって加工されるワークを計測するための計測器であ
    り、保持具および、ダイヤルゲージを有するものにおい
    て、 前記保持具は、軸体部および、アーム部を有しており、 前記軸体部は、前記主軸側に着脱可能に形成されてお
    り、 前記アーム部は、前記軸体部の軸線を中心とする対称的
    な位置に前記ダイヤルゲージをそれぞれ保持しているこ
    とを特徴とする計測器。
  2. 【請求項2】工作機械の主軸側に取り付けられた工具に
    よって加工されるワークを計測するための計測器であ
    り、保持具および、ダイヤルゲージを有するものにおい
    て、 前記保持具は、軸体部および、アーム部を有しており、 前記軸体部は、前記主軸側に着脱可能に形成されてお
    り、 前記アーム部は、前記軸体部の軸線から外れた位置に少
    なくとも2個の前記ダイヤルゲージを保持していること
    を特徴とする計測器。
  3. 【請求項3】工作機械の主軸側に取り付けられた工具に
    よって加工されるワークを計測するための計測器であ
    り、保持具を有するものにおいて、 前記保持具は、前記主軸側に着脱可能に形成されてい
    て、前記主軸の軸線から外れた位置に少なくとも2個の
    ダイヤルゲージをそれぞれ保持して成ることを特徴とす
    る計測器。
  4. 【請求項4】前記アーム部は、前記ダイヤルゲージをコ
    レットを介して保持していることを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の計測器。
  5. 【請求項5】前記コレットは、ダイヤルゲージのステム
    を嵌脱可能に支持していて、前記アーム部に形成された
    下孔に挿着されており、 前記アーム部の下孔は、前記軸体部の軸径方向に長い長
    孔であることを特徴とする請求項4に記載の計測器。
  6. 【請求項6】前記アーム部は、ダイヤルゲージのスピン
    ドルを前記軸体部の軸線と平行な方向へ向けるようにし
    て前記ダイヤルゲージを保持していることを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の計測器。
  7. 【請求項7】工作機械の主軸側に取り付けられた工具に
    よって加工されるワークの計測方法において、 前記主軸側に支持され、該主軸の軸線を中心とする対称
    的な位置に配される一対のダイヤルゲージによりワーク
    をそれぞれ計測することを特徴とするワークの計測方
    法。
  8. 【請求項8】前記アーム部は、前記軸体部の軸線と同一
    な線または該軸体部の軸線と平行な線を中心にして揺動
    可能に支持されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の計測器。
  9. 【請求項9】工作機械の主軸側に取り付けられた工具に
    よってワークを加工する際の加工原点の設定方法におい
    て、 前記主軸に支持され、該主軸側の軸線から外れた位置に
    配されるダイヤルゲージによりワークを計測し、計測し
    た結果に基づき加工原点を設定することを特徴とする加
    工原点の設定方法。
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