JP3081301B2 - 穴加工専用機の芯出し方法 - Google Patents
穴加工専用機の芯出し方法Info
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- JP3081301B2 JP3081301B2 JP03258228A JP25822891A JP3081301B2 JP 3081301 B2 JP3081301 B2 JP 3081301B2 JP 03258228 A JP03258228 A JP 03258228A JP 25822891 A JP25822891 A JP 25822891A JP 3081301 B2 JP3081301 B2 JP 3081301B2
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- Japan
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- drill head
- center
- mounting hole
- fixture
- hole
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- Drilling And Boring (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は穴加工専用機の芯出し方
法に関するものであり、詳細には、ワークのピッチ円上
に位置決め状態で所定個数の穴を穿設する目的で使用さ
れるワーク取付具とドリルヘッドとからなる穴加工専用
機における最終芯出し方法を提供するものである。
法に関するものであり、詳細には、ワークのピッチ円上
に位置決め状態で所定個数の穴を穿設する目的で使用さ
れるワーク取付具とドリルヘッドとからなる穴加工専用
機における最終芯出し方法を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】ワークに穴明け加工を施こす目的で、図
２に示すドリルヘッド（１）とワークの取付具（２）を
対向配置した穴加工専用機（３）が使用されている。こ
の穴加工専用機（３）を組立てるとき、ドリルヘッド
（１）およびワーク取付具（２）の個々の組立が終了す
ると、最終の組立調整動作として、ワークを固定する上
記取付具（２）と、ドリル、リーマ等の図示しない工具
を回転可能に取付けるドリルヘッド（１）との芯出し作
業を行なう必要がある。上記の最終組立調整動作に際し
ては、図２および図３に示すように、取付具（２）の前
面から水平に張出す支軸（５）へ嵌め込むための取付穴
（６）と、この取付穴（６）の軸心Ｏを中心とするピッ
チ円P．C上の穴の中心Ｏ”を位置させた複数個の加工穴
（７）および１個の位置決め穴（８）を具えた芯出し用
のマスターワーク（４）が使用されている。このマスタ
ーワーク（４）は、実際に加工されるワークと同一形状
に加工されており、加工される穴と同一位置に精度の高
い加工穴（７）を形成したものである。マスターワーク
（４）の取付穴（６）に嵌め込み、かつ、上記位置決め
穴（８）を取付具（２）の前面に設けられた位置決めピ
ン（９）に嵌め込むことによってマスターワーク（４）
を取付具（２）の前面に位置決め固定し、また、ドリル
ヘッド（１）のスピドル（10）にテストインジケータ
（11）を取付ける。加工穴（７）の穴面にドリルヘッド
（１）には、ワークの穴明け位置に対応して複数のスピ
ンドル（10）がドリルヘッド（１）の中心（Ｏ’）を中
心とする同心円上に配置されている。上記テストインジ
ケータ（11）の測定子（12）を回転させながら接触さ
せ、加工穴（７）の位置を測定しドリルヘッド（１）と
取付具（２）の相対位置を微調節することによってドリ
ルヘッド（１）と取付具（２）との芯出し作業を行なっ
ている。
２に示すドリルヘッド（１）とワークの取付具（２）を
対向配置した穴加工専用機（３）が使用されている。こ
の穴加工専用機（３）を組立てるとき、ドリルヘッド
（１）およびワーク取付具（２）の個々の組立が終了す
ると、最終の組立調整動作として、ワークを固定する上
記取付具（２）と、ドリル、リーマ等の図示しない工具
を回転可能に取付けるドリルヘッド（１）との芯出し作
業を行なう必要がある。上記の最終組立調整動作に際し
ては、図２および図３に示すように、取付具（２）の前
面から水平に張出す支軸（５）へ嵌め込むための取付穴
（６）と、この取付穴（６）の軸心Ｏを中心とするピッ
チ円P．C上の穴の中心Ｏ”を位置させた複数個の加工穴
（７）および１個の位置決め穴（８）を具えた芯出し用
のマスターワーク（４）が使用されている。このマスタ
ーワーク（４）は、実際に加工されるワークと同一形状
に加工されており、加工される穴と同一位置に精度の高
い加工穴（７）を形成したものである。マスターワーク
（４）の取付穴（６）に嵌め込み、かつ、上記位置決め
穴（８）を取付具（２）の前面に設けられた位置決めピ
ン（９）に嵌め込むことによってマスターワーク（４）
を取付具（２）の前面に位置決め固定し、また、ドリル
ヘッド（１）のスピドル（10）にテストインジケータ
（11）を取付ける。加工穴（７）の穴面にドリルヘッド
（１）には、ワークの穴明け位置に対応して複数のスピ
ンドル（10）がドリルヘッド（１）の中心（Ｏ’）を中
心とする同心円上に配置されている。上記テストインジ
ケータ（11）の測定子（12）を回転させながら接触さ
せ、加工穴（７）の位置を測定しドリルヘッド（１）と
取付具（２）の相対位置を微調節することによってドリ
ルヘッド（１）と取付具（２）との芯出し作業を行なっ
ている。
【０００３】上記のようにマスターワーク（４）に取付
穴（６）と位置決め穴（８）が設けられている場合に
は、取付穴（６）を支軸（５）に嵌め込み、また、位置
決め穴（８）を位置決めピン（９）に嵌め込むことによ
ってマスターワーク（４）が取付具（２）に対して位置
決め固定される。このため、測定子（12）と加工穴
（７）との相対固定位置が一定となり、ドリルヘッド
（１）と取付具（２）との芯出しが高精度で行われる。
穴（６）と位置決め穴（８）が設けられている場合に
は、取付穴（６）を支軸（５）に嵌め込み、また、位置
決め穴（８）を位置決めピン（９）に嵌め込むことによ
ってマスターワーク（４）が取付具（２）に対して位置
決め固定される。このため、測定子（12）と加工穴
（７）との相対固定位置が一定となり、ドリルヘッド
（１）と取付具（２）との芯出しが高精度で行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
の形状や構造上の制約等によって図４に示すようにマス
ターワーク（４）に位置決め穴（８）を設けることが困
難な場合には、取付具（２）に対するマスターワーク
（４）の位置決め固定が取付穴（６）の内径面と支軸
（５）の外径面の嵌合いのみを基準として行なわれるた
め、ワークと同一形状のマスターワーク（４）を使用し
ても円周方向に沿う加工穴（７）の位置決めが出来ずド
リルヘッド（１）と取付具（２）との芯出しが不可能に
なる。
の形状や構造上の制約等によって図４に示すようにマス
ターワーク（４）に位置決め穴（８）を設けることが困
難な場合には、取付具（２）に対するマスターワーク
（４）の位置決め固定が取付穴（６）の内径面と支軸
（５）の外径面の嵌合いのみを基準として行なわれるた
め、ワークと同一形状のマスターワーク（４）を使用し
ても円周方向に沿う加工穴（７）の位置決めが出来ずド
リルヘッド（１）と取付具（２）との芯出しが不可能に
なる。
【０００５】この結果、ワークの加工精度が低下し、不
良品が多発する。
良品が多発する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、同心円上に整列する複数のスピンドルの先
端にワーク加工用の工具をドリルヘッドと、このドリル
ヘッドによって加工されるワークを固定するめの支軸を
具えた取付具とからなる穴加工専用機の組立において、
上記支軸が嵌まり込む取付穴と、この取付穴の中心から
所定ピッチ離れた位置を基準としてその内径側および外
径側に等距離離れた位置に溝面を配設してなる同心状の
円周溝を具えたマスターワークを上記支軸と取付穴との
嵌着を利用して上記取付具に固着し、かつ、上記スピン
ドルの１つにテストインジケータを取付け、この取付具
の芯高と上記ドリルヘッドのスピンドルの芯高とを一致
させた後、上記テストインジケータの測定子を上記取付
穴およびドリルヘッドの中心を通る水平線上で回転させ
ながら上記円周溝の外径側壁面と内径側壁面に接触さ
せ、上記テストインジケータの測定値に基いて上記取付
具とドリルヘッドの中心の水平方向の芯出しを行なうこ
とを特徴とする穴加工専用機の芯出し方法を提供するも
のである。
て本発明は、同心円上に整列する複数のスピンドルの先
端にワーク加工用の工具をドリルヘッドと、このドリル
ヘッドによって加工されるワークを固定するめの支軸を
具えた取付具とからなる穴加工専用機の組立において、
上記支軸が嵌まり込む取付穴と、この取付穴の中心から
所定ピッチ離れた位置を基準としてその内径側および外
径側に等距離離れた位置に溝面を配設してなる同心状の
円周溝を具えたマスターワークを上記支軸と取付穴との
嵌着を利用して上記取付具に固着し、かつ、上記スピン
ドルの１つにテストインジケータを取付け、この取付具
の芯高と上記ドリルヘッドのスピンドルの芯高とを一致
させた後、上記テストインジケータの測定子を上記取付
穴およびドリルヘッドの中心を通る水平線上で回転させ
ながら上記円周溝の外径側壁面と内径側壁面に接触さ
せ、上記テストインジケータの測定値に基いて上記取付
具とドリルヘッドの中心の水平方向の芯出しを行なうこ
とを特徴とする穴加工専用機の芯出し方法を提供するも
のである。
【０００７】
【作用】同心円上に整列する複数のスピンドルの先端に
ワーク固定用の工具を配設してなるドリルヘッドと、こ
のドリルヘッドによって加工されるワークを固定するた
めの支軸を具えた取付具を対向配置することによって穴
加工専用機を構成する。
ワーク固定用の工具を配設してなるドリルヘッドと、こ
のドリルヘッドによって加工されるワークを固定するた
めの支軸を具えた取付具を対向配置することによって穴
加工専用機を構成する。
【０００８】一方、上記穴加工専用機の芯出し手段とし
て、取付具の支軸が嵌まり込む取付穴と、この取付穴の
中心から所定ピッチ離れた位置を基準としてその内径側
および外径側に等距離離れた位置に溝面を配設してなる
同心円状の円周溝を具えた円盤状のマスターワークを用
意する。
て、取付具の支軸が嵌まり込む取付穴と、この取付穴の
中心から所定ピッチ離れた位置を基準としてその内径側
および外径側に等距離離れた位置に溝面を配設してなる
同心円状の円周溝を具えた円盤状のマスターワークを用
意する。
【０００９】マスターワークを上記支軸と取付穴との嵌
着を利用して取付具に固着し、スピンドルの１つにテス
トインジケータを取付ける。取付具の芯高とドリルヘッ
ドの芯高を一致させた後、上記円周溝内でテストインジ
ケータの測定子を回転させ、測定子の先端を上記取付穴
およびドリルヘッドの中心を通る水平線上で、円周溝の
外径側壁面と内径側壁面に接触させることによって円周
溝の位置を測定し、このテストインジケータの測定値に
基いて取付具とドリルヘッドの中心の水平方向の芯出し
を行なう。
着を利用して取付具に固着し、スピンドルの１つにテス
トインジケータを取付ける。取付具の芯高とドリルヘッ
ドの芯高を一致させた後、上記円周溝内でテストインジ
ケータの測定子を回転させ、測定子の先端を上記取付穴
およびドリルヘッドの中心を通る水平線上で、円周溝の
外径側壁面と内径側壁面に接触させることによって円周
溝の位置を測定し、このテストインジケータの測定値に
基いて取付具とドリルヘッドの中心の水平方向の芯出し
を行なう。
【００１０】
【実施例】以下、図１（イ）（ロ）および図２に基いて
本発明の一具体例を説明する。尚、以下の記述において
従来技術を示す図２乃至図４と同一の構成部材は同一の
参照番号で表示し、重複する事項に関しては説明を省略
する。
本発明の一具体例を説明する。尚、以下の記述において
従来技術を示す図２乃至図４と同一の構成部材は同一の
参照番号で表示し、重複する事項に関しては説明を省略
する。
【００１１】先ず、図１（イ）（ロ）に示すように円周
溝（21）と支軸（５）の嵌着用の取付穴（22）を同心配
置した円盤状のマスターワーク（20）を用意する。マス
ターワーク（20）は、ワークの加工穴（７）と同一のピ
ッチ円径を持つ円周溝（21）付きの芯出し基準治具であ
って、その円周溝（21）は、取付穴（22）の中心Ｏから
所定ピッチ離れた位置を基準としてその内径（I．D）側
および外径（O．D）側に等距離離れた位置に溝面（24）
および（23）を配設している。図１に示すマスターワー
クでは、円盤状をなすマスターワーク（20）の本体に有
底状の円周溝（21）が直接切削加工されているが、ワー
クの種類に応じて円周溝（21）の配設位置を変更できる
ように、支軸（５）への取付穴（22）の形成部位と、円
周溝（21）の形成部位を別体構造とし、両者を嵌め込
み、あるいはねじ止め等の固着手段を利用して同心配置
状態で一体に結合する方式を採用することも可能であ
る。ドリルヘッド（１）は、円周溝（21）のピッチ円
（P．C）上に複数のスピンドル（10）を回転可能に取付
けている。
溝（21）と支軸（５）の嵌着用の取付穴（22）を同心配
置した円盤状のマスターワーク（20）を用意する。マス
ターワーク（20）は、ワークの加工穴（７）と同一のピ
ッチ円径を持つ円周溝（21）付きの芯出し基準治具であ
って、その円周溝（21）は、取付穴（22）の中心Ｏから
所定ピッチ離れた位置を基準としてその内径（I．D）側
および外径（O．D）側に等距離離れた位置に溝面（24）
および（23）を配設している。図１に示すマスターワー
クでは、円盤状をなすマスターワーク（20）の本体に有
底状の円周溝（21）が直接切削加工されているが、ワー
クの種類に応じて円周溝（21）の配設位置を変更できる
ように、支軸（５）への取付穴（22）の形成部位と、円
周溝（21）の形成部位を別体構造とし、両者を嵌め込
み、あるいはねじ止め等の固着手段を利用して同心配置
状態で一体に結合する方式を採用することも可能であ
る。ドリルヘッド（１）は、円周溝（21）のピッチ円
（P．C）上に複数のスピンドル（10）を回転可能に取付
けている。
【００１２】芯出しに際しては、上記円周溝（21）付き
のマスターワーク（20）を支軸（５）と取付穴（22）と
の嵌着を利用して取付具（２）に固着し、また、スピン
ドル（10）の１つにテストインジケータ（11）を取付け
る。この後、取付具（２）の芯高とドリルヘッド（１）
のスピンドル（10）の芯高を定盤（図２に参照番号（1
3）で表示）上で実測するこによってドリルヘッド
（１）と取付け具（２）の上下方向の芯出し動作を終了
する。
のマスターワーク（20）を支軸（５）と取付穴（22）と
の嵌着を利用して取付具（２）に固着し、また、スピン
ドル（10）の１つにテストインジケータ（11）を取付け
る。この後、取付具（２）の芯高とドリルヘッド（１）
のスピンドル（10）の芯高を定盤（図２に参照番号（1
3）で表示）上で実測するこによってドリルヘッド
（１）と取付け具（２）の上下方向の芯出し動作を終了
する。
【００１３】この結果、取付具（２）の中心（Ｏ）とド
リルヘッド（１）の中心（Ｏ’）が高さ方向で一致し、
水平線上に整列する。この状態で、テストインジケータ
（11）の測定子（12）を回転させ、その先端部分を上記
取付具（２）の中心（Ｏ）およびドリルヘッド（１）の
中心（Ｏ’）を通る水平線上で円周溝（21）の外径側壁
面（23）と内径側壁面（24）に接触させこれによって円
周溝（21）の位置を測定する上記テストインジケータ
（11）の測定値に基いて取付具（２）とドリルヘッド
（１）との水平方向の芯出し動作を行なう。
リルヘッド（１）の中心（Ｏ’）が高さ方向で一致し、
水平線上に整列する。この状態で、テストインジケータ
（11）の測定子（12）を回転させ、その先端部分を上記
取付具（２）の中心（Ｏ）およびドリルヘッド（１）の
中心（Ｏ’）を通る水平線上で円周溝（21）の外径側壁
面（23）と内径側壁面（24）に接触させこれによって円
周溝（21）の位置を測定する上記テストインジケータ
（11）の測定値に基いて取付具（２）とドリルヘッド
（１）との水平方向の芯出し動作を行なう。
【００１４】
【発明の効果】マスターワーク（20）の取付穴（22）に
対して同心配置された円周溝（21）を取付具（２）およ
びドリルヘッド（１）の芯出し手段として使用すること
によって、円周方向の位置決め動作を行なう必要がなく
なり、芯出し作業の能率が向上する。また、位置決め穴
（８）と位置決めピン（９）を具えたマスターワークに
よる芯出しが不可能場合にも、取付具（２）とドリルヘ
ッド（１）に対して高精度の位置決め芯出し性能が発揮
される。この結果、穴加工専用機（３）の芯出し作業も
容易化される。
対して同心配置された円周溝（21）を取付具（２）およ
びドリルヘッド（１）の芯出し手段として使用すること
によって、円周方向の位置決め動作を行なう必要がなく
なり、芯出し作業の能率が向上する。また、位置決め穴
（８）と位置決めピン（９）を具えたマスターワークに
よる芯出しが不可能場合にも、取付具（２）とドリルヘ
ッド（１）に対して高精度の位置決め芯出し性能が発揮
される。この結果、穴加工専用機（３）の芯出し作業も
容易化される。
【図１】（イ） 本発明に使用するマスターワークの正
面図 （ロ） 本発明に使用するマスターワークの縦断面図
面図 （ロ） 本発明に使用するマスターワークの縦断面図
【図２】穴加工専用機とマスターワークの従来例を示す
正面図
正面図
【図３】従来のマスターワークの正面図
【図４】従来のマスターワークの縦断面図
１ ドリルヘッド ２ 取付具 ３ 穴加工専用機 ５ 支軸 10 スピンドル 11 テストインジケータ 12 測定子 20 マスターワーク 21 円周溝 22 取付穴 23 円周溝の外径側壁面 24 円周溝の内径側壁面 P．C 円周溝のピッチ円 O．D 円周溝の外径 I．D 円周溝の内径 Ｏ 軸心 Ｏ’ 軸心 Ｏ” スピンドルの軸心 Ａ 円周溝のピッチ円の直径
Claims (1)
- 【請求項１】 同心円上に整列する複数のスピンドルの
先端にワーク加工用の工具を取付けたドリルヘッドと、
このドリルヘッドによって加工されるワークを固定する
ための支軸を具えた取付具とからなる穴加工専用機の組
立において、上記支軸が嵌まり込む取付穴と、この取付
穴の中心から所定ピッチ離れた位置を基準としてその内
径側および外径側に等距離離れた位置に溝面を配設して
なる同心状の円周溝を具えたマスターワークを上記支軸
と取付穴との嵌着を利用して上記取付具に固着し、か
つ、上記スピンドルの１つにテストインジケータを取付
け、この取付具の芯高と上記ドリルヘッドの芯高とを一
致させた後、上記テストインジケータの測定子を上記取
付穴およびドリルヘッドの中心を通る水平線上で回転さ
せながら上記円周溝の外径側壁面と内径側壁面に接触さ
せ、円周溝の位置を測定し、上記テストインジケータの
測定値に基いて上記取付具とドリルヘッドの中心の水平
方向の芯出しを行なうことを特徴とする穴加工専用機の
芯出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03258228A JP3081301B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 穴加工専用機の芯出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03258228A JP3081301B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 穴加工専用機の芯出し方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596452A JPH0596452A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3081301B2 true JP3081301B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=17317300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03258228A Expired - Fee Related JP3081301B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 穴加工専用機の芯出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3081301B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6386941B2 (ja) * | 2015-03-03 | 2018-09-05 | Nok株式会社 | アンバランス修正機の偏心補正方法 |
| CN110355594A (zh) * | 2019-08-19 | 2019-10-22 | 马鞍山万力重工机械制造有限公司 | 一种搅拌机轴端保护件内衬加工工装及加工方法 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP03258228A patent/JP3081301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0596452A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |