JP3893831B2 - オートクルーズ制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両が一定速度を保って走行するよう制御するオートクルーズ制御において、補助ブレーキの作動制御も自動的に行うようにしているオートクルーズ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両におけるオートクルーズ制御は、もともとドライバーの運転操作の負担を軽減するために行われている。エンジンは、ドライバーによって設定された設定車速を保つように、燃料供給が制御される。車速が設定車速より大になるようであれば、燃料供給が停止されてエンジンブレーキがかけられ、設定車速に引きもどされる。
しかし、下り坂を走行する場合などのように、エンジンブレーキだけでは設定車速に保ち得ない場合があるので、補助ブレーキを自動的に作動させて設定車速に保つようにしたものがある(そのようなオートクルーズ制御は、「補助ブレーキ連動オートクルーズ制御」と呼ばれる。)。
【0003】
図6は、そのような従来のオートクルーズ制御装置を示す図である。図6において、1はオートクルーズ制御スイッチ、1Aはセットスイッチ、2はフットブレーキスイッチ、3は補助ブレーキ作動レバースイッチ、3Aは可動接点、3Bは第1接点、3Cは第2接点、4は車速センサ、5はコントローラ、5−1は補助ブレーキ制御プログラム部、5−2は自動作動モード、5−4はオートクルーズ制御状態メモリ、6はエンジン、7はクラッチ、8は変速機、9はプロペラシャフト、10は駆動輪、11は補助ブレーキ、12は排気ブレーキ、13はリターダである。
オートクルーズ制御スイッチ1には、車速の設定あるいは車速の減少をするためのスイッチであるセットスイッチ1Aのほか、オートクルーズ用メインスイッチ(オートクルーズ制御に入るに際してオンされ、オートクルーズ制御の準備態勢を整えるためのスイッチ),リジュームスイッチ(車速の増加、あるいはオートクルーズが解除された場合(フットブレーキをかけた時などに解除がなされる)に、元のオートクルーズ制御に復帰させるためのスイッチ),オートクルーズ解除スイッチ等が含まれる。
【0004】
フットブレーキスイッチ2は、フットブレーキを踏み込んだ時にオンされるスイッチである。このオン信号がコントローラ5に入力されると、オートクルーズ制御は解除される。
補助ブレーキ作動レバースイッチ3は、補助ブレーキ作動レバーを操作した時にオンされるスイッチである。該レバーは2段に分けて操作されるが、第1段の操作をした場合には、可動接点3Aが第1接点3Bのみにオンされる。第2段の操作をした場合には、可動接点3Aは第1接点3Bと第2接点3Cの両方にオンされる。
第1接点3B,第2接点3Cのいずれかからオン信号がコントローラ5に入力されると、オートクルーズ制御は解除される。そして、第1接点3Bからオン信号が入力された場合には、排気ブレーキ12を作動させる制御信号が出され、第2接点3Cからオン信号が入力された場合には、リターダ13を作動させる制御信号が出される。
【0005】
図9は、補助ブレーキ作動レバーの操作状態を示す図であり、3Lは補助ブレーキ作動レバー、14はハンドルである。図9(1)は、補助ブレーキ作動レバー3Lをオン操作していない状態を示している。図9(2)は、補助ブレーキ作動レバー3Lを第1段操作した状態を示している。この時、図6の可動接点3Aは第1接点3Bのみにオンしている。図9(3)は、補助ブレーキ作動レバー3Lを第2段操作した状態を示している。この時、図6の可動接点3Aは、第1接点3Bと第2接点3Cの両方にオンしている。
【0006】
図6に戻るが、コントローラ5は、例えばCPU,メモリ等でコンピュータ的に構成され、その中には当然のことながら、オートクルーズ制御用の制御プログラムが保持される。オートクルーズ制御状態メモリ5−4は、それに関連して設けられたメモリであって、オートクルーズ制御状態であるか否かを記憶しておくメモリである。更に、補助ブレーキ制御プログラム部5−1を具え、補助ブレーキを必要に応じて自動的に作動させるための制御プログラムを保持している。自動作動モード5−2は、補助ブレーキ制御プログラム部5−1により、補助ブレーキ11が自動作動されるという動作モードを示している。
補助ブレーキ11としては、例えば、排気ブレーキ12やリターダ13がある。車両によっては、これらの一方しか具えていないものもあれば、両方とも具えているものもある。両方とも具えていて、オートクルーズ制御で自動作動制御をする場合、いずれを先に作動開始させ、いずれを先に作動解除するかは、それぞれの作動開始車速,作動解除車速をどのような値に設定するかによって適宜決定される。
【0007】
なお、補助ブレーキ11をドライバーが制御(手動制御)する場合、既に述べたように、補助ブレーキ作動レバー3Lを操作して行う。第1段操作では排気ブレーキ12のみを作動させ、第2段操作で排気ブレーキ12とリターダ13の両方を作動させる。作動を停止させる場合には、補助ブレーキ作動レバー3Lを元の状態(補助ブレーキ作動レバースイッチ3オフの状態)に戻す。
【0008】
以上のような従来のオートクルーズ制御装置における制御動作は、次のように行われる。
オートクルーズ制御スイッチ1が操作され、オートクルーズ制御するよう設定されたことがコントローラ5に伝えられると、コントローラ5は、車速センサ4からの検出車速を設定した車速と比較し、設定車速で走行するよう種々の制御をする。
例えば、車速が設定車速より小であれば、エンジンは加速するよう制御される(例えば、電子ガバナを制御し、噴射燃料を増やす)。また、設定車速より大であれば、エンジンへの燃料供給が停止され、エンジンブレーキがかけられる。それでもまだ設定車速より大であれば、排気ブレーキ12やリターダ13等の補助ブレーキ11が適宜作動させられるが、その制御は補助ブレーキ制御プログラム部5−1によって行われる。
一方、ドライバーがフットブレーキを踏み込んだり、補助ブレーキ作動レバーをON操作した場合には、コントローラ5はオートクルーズ制御を中止する。即ち、コントローラ5は、フットブレーキスイッチ2または補助ブレーキ作動レバースイッチ3からオン信号が入って来ることにより、そのような操作がなされたことを知り、オートクルーズ制御を中止する。
【0009】
図8は、従来のオートクルーズ制御における補助ブレーキ制御を説明するフローチャートである。この制御フローは、極めて短い時間間隔で繰り返し流される。
ステップ1…補助ブレーキ11が自動作動を継続中かどうか調べる。これは、コントローラ5から補助ブレーキ11に、作動信号が出されているかどうかを調べることによって、調べることが出来る。例えば、オートクルーズ制御中に補助ブレーキ11が自動作動させられている状況下において、フットブレーキを踏んだりした場合、オートクルーズ制御は中止されるが補助ブレーキ11の作動は継続される。ステップ1では、そのような場合かどうかを調べる。
【0010】
ステップ2…補助ブレーキ11が作動を継続中である場合には、まず、補助ブレーキ作動レバースイッチ3の接点のいずれかが、ONからOFFにされたかどうかを調べる。これは、例えばコントローラ5内に、予め補助ブレーキ作動レバースイッチオンオフメモリとでもいうべきメモリを用意しておき、そのメモリの値が、ONに対応する値(例、「1」)からOFFに対応する値(例、「0」)に変化したかどうかを、チェックすることによって調べることが出来る。
ステップ3…ステップ2で補助ブレーキ作動レバースイッチ3がONであった場合には、フットブレーキスイッチ2がOFFであるかどうか調べる。ステップ2,3は、要するに、ドライバーが、制動を止める操作をしたかどうかをチェックしている。制動を止める操作をした場合にはステップ4に進むし、しない場合には格別の処理は何もせず、エンドへ進むようにしている。
【0011】
ステップ4…ドライバーが制動を止める操作をした場合には、作動を継続していた補助ブレーキ11を解除する。
ステップ5…ステップ1で補助ブレーキ11が自動作動を継続していないという場合には、オートクルーズ制御中かどうかを調べる。これは、オートクルーズ制御状態メモリ5−4の内容をチェックすることによって調べることが出来る。オートクルーズ制御中でなければ、エンドへ進む。
ステップ6…オートクルーズ制御中であれば、補助ブレーキ11が自動作動中かどうか調べる。即ち、ドライバーが補助ブレーキ作動レバースイッチ3を操作することによってではなく、車速センサ4で検出された車速をコントローラ5がみて、コントローラ5自身の判断によって作動させたものかどうかを調べる。これは、補助ブレーキ作動レバースイッチ3からの作動信号が入って来ていないにもかかわらず、補助ブレーキ11に作動信号が発せられているかどうかをチェックすることによって調べることが出来る。
【0012】
ステップ7…補助ブレーキ11が自動作動中でない場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11を自動作動させる速度(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB )より大になっているかどうか調べる。なっていなければ、エンドへ進む。
ステップ8…自動作動させる速度より大になっていれば、補助ブレーキ11を作動させる。
ステップ9…ステップ6で補助ブレーキ11が自動作動中である場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11の作動を解除する速度(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ解除速度偏差ΔVC )より小となっているかどうか調べる。
ステップ10…作動を解除する速度より小となっていれば、補助ブレーキ11の作動を解除する。
【0013】
ステップ11…ステップ9で車両速度Vが、補助ブレーキ11の自動作動を解除すべき速度まで低下していない場合には、まず、補助ブレーキ作動レバースイッチ3がONされたかどうかを調べる。ONされていない場合には、ステップ12へ進む。
ステップ12…車両速度Vが補助ブレーキ11の自動作動を解除すべき速度までまだ低下せず、しかも補助ブレーキ作動レバースイッチ3もONされていないという場合には、フットブレーキスイッチ2がONされたかどうか調べる。ONされていない場合には、エンドへ進む。
ステップ11,12は、要するに、補助ブレーキ11が自動作動されている状況下において、ドライバーが更にブレーキをかける必要を感じて制動操作をしたかどうかを調べている。
【0014】
ステップ13…補助ブレーキ11が自動作動中にドライバーが制動操作をした場合には、オートクルーズ制御は当然中止する措置を取る。しかし、補助ブレーキ11の作動は継続させる。なぜなら、補助ブレーキ11が作動している状況下であるにもかかわらず、ブレーキ力が足りないとドライバーが感じて制動操作をしたわけであるから、ここで補助ブレーキ11の作動を解除することは、安全運転上、好ましくないからである。このステップ13を通るような状況になった場合、次回に流されるこの制御フローのステップ1では、YESの方向に進むことになる。
【0015】
なお、このようなオートクルーズ制御装置に関する従来の文献としては、例えば、特開平8−282328号公報等がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)
オートクルーズ制御中における補助ブレーキの自動作動の条件を、車両速度が所定値(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB )より大になった時としている従来の技術では、オートクルーズ設定速度上限値(80km/h)より大なる速度で走行中にオートクルーズ制御を開始させた場合、直ちに大きな制動力がかかることがあり、ドライバーに必要以上の減速感を感じさせ、運転フィーリングを悪化させるという問題点があった。
【0017】
(問題点の説明)
図7は、前記した従来の問題点を説明する図である。横軸はいずれも時間軸(t)であり、図7(1)はセットスイッチ1AのON操作を示し、図7(2)は車両速度Vの変化を示し(曲線イが変化を表している)、図7(3)は補助ブレーキ11の作動状況を示している。
一般にオートクルーズ制御装置では、所定の設定範囲内の速度で走行中にセットスイッチ1AをONすると、走行中の現速度が設定速度として設定される。しかし、80km/hを超える速度で走行中にセットスイッチ1AをONすると、走行中の現速度ではなく、設定範囲の上限値である80km/hに設定されるようにしてある(なお、40km/hより小の速度では、オートクルーズ制御は行なえないようにされている。)。
【0018】
従って、図7(1)に示すように、セットスイッチ1Aを時刻t1 で押し、時刻t2 で放すというON操作をすると、放した時刻t2 にオートクルーズ設定速度V0 が設定されるが、その時、図7(2)に示すように車両速度Vが設定範囲の上限値(80km/h)を超えた速度VT であった場合(曲線イ上のT点に注目)、V0 =80km/hと設定される(V0 =VT と設定されるのではなく)。
従来の補助ブレーキ制御では、オートクルーズ制御に入ると直ぐに自動作動が可能となるようにされていた。言い換えるならば、従来の補助ブレーキ制御プログラム部5−1は、オートクルーズ制御に入った場合、動作モードとしては自動作動モード5−2しか有していなかった。そのため、車両速度Vが「V0 +ΔVB 」より大であれば補助ブレーキ11が自動作動させられるし、「V0 +ΔVC 」より小となれば解除される。
【0019】
従って、上限値(80km/h)を超えた速度VT で走行しているときにセットスイッチ1AがON操作されると、次のようにして2重に制動がかかる。第1の制動は、オートクルーズ制御によるエンジンブレーキである。時刻t2 においてはVT >V0 (80km/h)であるから、オートクルーズ制御により燃料供給は停止され、エンジンブレーキがかかることになる。
第2の制動は、補助ブレーキ制御による制動である。車両速度VT が「80+ΔVB 」より大である場合(図7(2)はそのような場合であるが)、補助ブレーキ11が自動作動させられ、その制動力がかかる。
セットスイッチ1AをON操作してオートクルーズ制御に入ったとたん、このような2つの制動力がかかるから、ドライバーは大きな減速感を感じることとなり、運転フィーリングが悪化される。
本発明は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、補助ブレーキの自動作動制御も併用して設定車速で走行するよう速度制御するオートクルーズ制御方法において、補助ブレーキ制御の動作モードとして、補助ブレーキの作動及び非作動を制御する自動作動モードの他に、補助ブレーキの自動作動を中止する作動中止モードを設定しておき、オートクルーズ制御スイッチからの信号によりオートクルーズ制御に突入した場合には、前記補助ブレーキ制御の動作モードをまず作動中止モードとし、車両速度Vがオートクルーズに突入した時の速度V T と予め定めてあるオートクルーズ突入速度偏差ΔV T の和より大となったこと(V>V T +ΔV T )という第1のモード切換条件と、車両速度Vがオートクルーズ設定速度V 0 と予め定めてある補助ブレーキ作動速度偏差ΔV B の和以下となったこと(V≦V 0 +ΔV B )という第2のモード切換条件とのうち1以上を予め設定しておき、前記作動中止モード中に前記の設定されているモード切換条件が満たされたときに、前記補助ブレーキ制御の動作モードを自動作動モードに切り換えるようにした。
【0021】
(解決する動作の概要)
オートクルーズ制御スイッチの操作によりオートクルーズ制御に突入した場合、補助ブレーキを制御する手段の動作モードは、まず作動中止モードとされる。そして、予め定めてあるモード切換条件のいずれかを満たした場合に、自動作動モードに切り換えられ、補助ブレーキの自動作動が可能とされる。
第1のモード切換条件は、車両速度Vがオートクルーズ突入時の速度VT とオートクルーズ突入速度偏差ΔVT との和より大であるということである。第2のモード切換条件は、車両速度Vがオートクルーズ設定速度V0 と補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB との和以下であるということである。
【0022】
これにより、オートクルーズ走行中に何らかの事情でオートクルーズ速度の設定範囲上限値(80km/h)を超えてしまっている状態で、オートクルーズ制御に突入した場合には、補助ブレーキの作動はまず中止され、いずれかのモード切換条件が満たされた時になって漸く作動可能とされる。そのため、従来のように直ちに大きな制動力がかかることはなくなるので、ドライバーに必要以上の減速感を感じさせることもなく、運転フィーリングを悪化させることもなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明のオートクルーズ制御を行なうオートクルーズ制御装置を示す図である。符号は図6のものに対応し、5−3は作動中止モードである。図6と相違する点は、補助ブレーキ制御プログラム部5−1を、自動作動モード5−2の他に作動中止モード5−3を有するものとした点である。図6の符号と同じ符号のものは、図6のものと同様であるので、その説明は省略する。
【0024】
図1は、本発明のオートクルーズ制御における補助ブレーキ制御を説明するフローチャートである。ステップ1〜5は図8の従来のフローチャートのステップ1〜5と対応し、ステップ12〜20は図8の従来のフローチャートのステップ6〜13と対応している。従って、対応しているステップの説明は簡略にすることとする(詳細は、従来例の対応するステップの説明を参照のこと)。この制御フローも、極めて短い時間間隔で繰り返し流される。
【0025】
ステップ1…補助ブレーキ11が自動作動を継続中かどうか調べる。
ステップ2…補助ブレーキ11が作動を継続中である場合には、まず、補助ブレーキ作動レバースイッチ3の接点のいずれかが、ONからOFFにされたかどうかを調べる。
ステップ3…ステップ2で補助ブレーキ作動レバースイッチ3がONであった場合には、フットブレーキスイッチ2がOFFであるかどうか調べる。
ステップ4…ドライバーが制動を止める操作をした場合には、作動を継続していた補助ブレーキ11を解除する。
ステップ5…ステップ1で補助ブレーキ11が自動作動を継続していないという場合には、オートクルーズ制御中かどうかを調べる。
【0026】
ステップ6…オートクルーズ制御中でない場合には、オートクルーズ制御に突入したかどうかを調べる。オートクルーズ制御に突入する場合としては、次の3つがある(いずれも事前にメインスイッチがONされていることが前提となるが)。
▲1▼セットスイッチ1Aを初めてON操作した場合
▲2▼オートクルーズ走行中に速度を変え(アクセルやブレーキで)、新たな速 度でオートクルーズ走行しようとしてセットスイッチ1AをON操作した場合
▲3▼オートクルーズ走行中にブレーキを踏んだりして速度を変えた後、元の速度でのオートクルーズ走行に復帰させるため、リジュームスイッチをON操作した場合
つまり、セットスイッチまたはリジュームスイッチがON操作されたかどうかを調べる。もし、それらが操作されていないというのであれば、オートクルーズ制御には突入していないから、エンドへ進む。
【0027】
ステップ7…オートクルーズ制御に突入した場合には、補助ブレーキ制御プログラム部5−1の動作モードを、補助ブレーキ11の自動作動を中止する作動中止モードにする。このモードでは、ともかく補助ブレーキ11は作動しないようにされる。この作動中止モードが解除され自動作動モードに切り換えられるのは、後で述べるステップ9または10の条件(本発明で定めたモード切換条件)が満たされた場合とする。
ステップ8…ステップ5でオートクルーズ制御中であるという場合には、補助ブレーキ制御プログラム部5−1の動作モードが、自動作動モードかどうか調べる。これは、例えば、現在の動作モードを示すメモリを設けておき、その値を調べることによって行なうことが出来る(例えば、自動作動モードにした場合はメモリに「1」と記録し、作動中止モードにした場合は「0」と記録するようにしておき、そのメモリ値をチェックすることにより、現在の動作モードを調べることが出来る。)。
【0028】
ステップ9…車両速度Vが、「オートクルーズ突入速度VT +オートクルーズ突入速度偏差ΔVT 」より大かどうか調べる。オートクルーズ突入速度VT とは、文字通りオートクルーズに突入した時の車両速度である。オートクルーズ突入速度偏差ΔVT とは、適宜予め定めておく速度値である。
ステップ10…ステップ9でNOの場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11を自動作動させる速度(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB )以下であるかどうか調べる。
【0029】
ステップ11…ステップ9で車両速度Vが「VT +ΔVT 」より大であった場合、あるいはステップ10で車両速度Vが「V0 +ΔVB 」以下であった場合には、補助ブレーキ制御プログラム部5−1の動作モードを、作動中止モードから自動作動モードに切り換える。これにより、補助ブレーキ11は自動作動し得る状態にされる。つまり、ステップ9のV>VT +ΔVT が第1のモード切換条件であり、ステップ10のV≦V0 +ΔVB が第2のモード切換条件である。
なお、第1のモード切換条件についての更に詳細な説明は、後で図4によって行い、第2のモード切換条件についての更に詳細な説明は、後で図5によって行う。
【0030】
ステップ12…ステップ8で補助ブレーキ自動作動モードであれば、補助ブレーキ11が自動作動中かどうか調べる。
ステップ13…補助ブレーキ11が自動作動中でない場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11を自動作動させる速度(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB )より大になっているかどうか調べる。なっていなければ、エンドへ進む。
ステップ14…自動作動させる速度より大になっていれば、補助ブレーキ11を作動させる。
ステップ15…ステップ12で補助ブレーキ11が自動作動中である場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11の作動を解除する速度(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ解除速度偏差ΔVC )より小となっているかどうか調べる(但し、ΔVC <ΔVB )。
ステップ16…作動を解除する速度より小となっていれば、補助ブレーキ11の作動を解除する。
【0031】
ステップ17…ステップ15で車両速度Vが、補助ブレーキ11の自動作動を解除すべき速度まで低下していない場合には、補助ブレーキ作動レバースイッチ3がONされたかどうかを、まず調べる。ONされていない場合には、ステップ18へ進む。
ステップ18…車両速度Vが補助ブレーキ11の自動作動を解除すべき速度までまだ低下せず、しかも補助ブレーキ作動レバースイッチ3もONされていないという場合には、フットブレーキスイッチ2がONされたかどうか調べる。ONされていない場合には、エンドへ進む。
ステップ17,18は、要するに、補助ブレーキ11が自動作動されている状況下において、ドライバーが更にブレーキをかける必要を感じて制動操作をしたかどうかを調べている。
ステップ20…補助ブレーキ11が自動作動中にドライバーが制動操作をした場合には、オートクルーズ制御は当然中止する措置を取る。しかし、制動の必要があるわけであるから、補助ブレーキ11の作動は継続させる。
【0032】
図4は、第1のモード切換条件による自動作動モードへの切換(ステップ9→11)を説明する図である。図4(1)はセットスイッチ1AのON操作を示し、図4(2)は車両速度Vの変化を示し(曲線イが速度変化を表している)、図4(3)は補助ブレーキ11の動作モードおよび作動状態を示している。横軸は、いずれも時間を表している。
何らかの事情(例、下り坂走行)により、車両速度Vがオートクルーズ制御の速度設定範囲の上限値80km/hより大となっている状態で(曲線イ上のT点に注目。V=VT )、セットスイッチ1AをON操作したとする。すると、セットスイッチ信号の立ち下がり時刻t2 で、オートクルーズ制御に突入する(オートクルーズ突入速度=VT )。その場合のオートクルーズ設定速度V0 は、VT ではなく上限値80km/hとされる。
【0033】
従来なら、オートクルーズ制御に突入するや否や補助ブレーキ11は自動作動し得る状態にされるから、オートクルーズ突入速度VT が「オートクルーズ設定速度V0 (80km/h)+補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB 」より大であれば、直ちに補助ブレーキ11が作動させられていた。
しかし、本発明では、オートクルーズ制御に突入すると、補助ブレーキ制御プログラム部5−1は先ずは作動中止モードとされるから、直ちに補助ブレーキ11が作動させられるということはない。そして、本発明では、図4に示すように、オートクルーズ制御に突入した時刻t2 の後、更に車両速度Vが増大するようであれば、その増大分が予め適宜定めておいたオートクルーズ突入速度偏差ΔVT を超えた時(曲線イ上のF点に注目。時刻t3 )に、作動中止モードを自動作動モードに切り換える。
【0034】
自動作動モードに切り換えられると、補助ブレーキ制御プログラム部5−1は従来と同様、車両速度Vが「オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB 」より大であれば補助ブレーキ11を作動させ、「オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ解除速度偏差ΔVC 」より小となれば補助ブレーキ11の作動を解除するという自動作動制御を開始する(但し、ΔVC <ΔVB )。
図4の場合、オートクルーズ設定速度V0 =80km/hであるから、F点における車両速度V(=VT +ΔVT )は「80+ΔVB 」より大であるので、自動作動モードに切り換えられた時刻t3 より、補助ブレーキ11は作動させられることになる。
かくして、速度設定範囲の上限値(80km/h)を超えて走行している場合であっても、オートクルーズ制御に突入した時刻t2 に直ちに補助ブレーキ11が作動させられるのではなく、所定量(ΔVT )の増速を感じた後に作動させられるという具合にされる。
【0035】
図5は、第2のモード切換条件による自動作動モードへの切換(ステップ10→11)を説明する図である。図5(1)はセットスイッチ1AのON操作を示し、図5(2)は車両速度Vの変化を示し(曲線イが速度変化を表している)、図5(3)は補助ブレーキ11の動作モードおよび作動状態を示している。横軸は、いずれも時間を表している。
何らかの事情(例、下り坂走行)により、車両速度Vがオートクルーズ制御の速度設定範囲の上限値80km/hより大となっている状態で(曲線イ上のT点に注目。V=VT )、セットスイッチ1AをON操作した場合であることは、図4の例と同様である。従って、セットスイッチ信号の立ち下がり時刻t2 で、オートクルーズ制御に突入し(オートクルーズ突入速度=VT )、オートクルーズ設定速度V0 が、VT ではなく上限値80km/hとされるのも同様である。 図4の例と相違する点は、その後車両速度Vが増大するのではなく、減少して来た場合を想定しているという点である(そうなる原因としては、オートクルーズ制御に入ると、オートクルーズ設定速度V0 より大であれば燃料供給が停止され、エンジンブレーキがかかるから、それにより減少して来たとか、あるいは丁度下り坂が終了したところだったとか、上り坂にさしかかったとかいろいろ考えられる。)。
【0036】
オートクルーズ制御に突入すると同時に作動中止モードとされていた補助ブレーキ制御プログラム部5−1は、車両速度Vが減少して来て、本発明で定めた第2のモード切換条件である「V≦オートクルーズ設定速度V0 (この場合、80km/h)+補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB 」を満たした時に自動作動モードに切り換えられる。それを満たすのは、図5に示す例では曲線イ上の点B1 にまで減少して来た時(時刻t3 )である。
注意すべきことは、この時刻t3 で補助ブレーキ11が作動させられるということではなく、自動作動モードに切り換えられただけということである。自動作動モードに切り換えられた後、従来と同様、「V>V0 +ΔVB 」となれば作動させ、「V<V0 +ΔVC 」となれば作動を解除するという動作がなされることになる。図5に示した例では、自動作動モードに入った後初めて補助ブレーキ11が作動されるのは、「V>V0 +ΔVB 」となった点B2 の時(時刻t4 )である。
【0037】
図3は、補助ブレーキ制御を作動中止モードから自動作動モードへ切り換える第2のモード切換条件の趣旨を説明する図である。縦軸は車両速度(V),横軸は時間(t)を表し、曲線イ−1,イ−2は速度変化の2つの例を示している。B1 〜B4 は曲線イ−1,イ−2と速度V0 +ΔVB の線との交点であり、C1 ,C2 は曲線イ−2と速度V0 +ΔVC の線との交点である。
上記の例で第2のモード切換条件をV≦V0 +ΔVB とした理由は、作動中止モード中に車両速度Vが減少したが、何らかの事情により上昇に転じ、補助ブレーキ11の自動作動を開始させている速度に増大した時(つまりV>V0 +ΔVB となった時)には、補助ブレーキ11を作動させることが出来るようにしようとしたところにある。
【0038】
曲線イ−1のように車両速度Vが減少して来ると、点B2 (時刻t3 )のところで第2のモード切換条件を満たすから、ここで作動中止モードから自動作動モードに切り換えられる。その後、点B3 (時刻t4 )を経てV>V0 +ΔVB となると、補助ブレーキ11が作動させられることになる。
もし、第2のモード切換条件をV≦V0 +ΔVC と定めていたと仮定すれば、曲線イ−2のように車両速度Vが減少して来ると、点C1 (時刻t2 )のところで第2のモード切換条件を満たすから、ここで作動中止モードから自動作動モードに切り換えられる。その後、点B4 (時刻t6 )を経てV>V0 +ΔVB となると、補助ブレーキ11が作動させられる。
しかし、このように設定した場合、曲線イ−1のように、V0 +ΔVC の速度までは減少せずに上昇に転じていくという速度変化をした場合、点B3 のところに至っても補助ブレーキ11を作動させることが出来ないという不都合が生じる(なぜなら、依然として作動中止モードであるからである)。従って、第2のモード切換条件は、V≦V0 +ΔVB と定めているのである。
【0039】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明のオートクルーズ制御方法によれば、オートクルーズ制御スイッチの操作によりオートクルーズ制御に突入した場合、補助ブレーキを制御する手段の動作モードは、まず作動中止モードとされ、その後、モード切換条件のいずれかを満たした場合に自動作動モードに切り換えられ、補助ブレーキの自動作動が可能とされる。
従って、何らかの事情でオートクルーズ速度の設定範囲上限値(80km/h)を超えてしまっている状態で、オートクルーズ制御に突入した場合には、補助ブレーキの作動は中止されているので、エンジンブレーキに加えて補助ブレーキがかかることはなくなる。そのため、ドライバーに必要以上の減速感を感じさせることもなく、運転フィーリングを悪化させるということもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のオートクルーズ制御における補助ブレーキ制御を説明するフローチャート
【図2】 本発明のオートクルーズ制御を行なうオートクルーズ制御装置を示す図
【図3】 補助ブレーキ制御を作動中止モードから自動作動モードへ切り換える第2のモード切換条件の趣旨を説明する図
【図4】 第1のモード切換条件による自動作動モードへの切換を説明する図
【図5】 第2のモード切換条件による自動作動モードへの切換を説明する図
【図6】 従来のオートクルーズ制御装置を示す図
【図7】 従来の問題点を説明する図
【図8】 従来のオートクルーズ制御における補助ブレーキ制御を説明するフローチャート
【図9】 補助ブレーキ作動レバーの操作状態を示す図
【符号の説明】
1…オートクルーズ制御スイッチ、1A…セットスイッチ、2…フットブレーキスイッチ、3…補助ブレーキ作動レバースイッチ、3L…補助ブレーキ作動レバー、3A…可動接点、3B…第1接点、3C…第2接点、4…車速センサ、5…コントローラ、5−1…補助ブレーキプログラム部、5−2…自動作動モード、5−3…作動中止モード、5−4…オートクルーズ制御状態メモリ、6…エンジン、7…クラッチ、8…変速機、9…プロペラシャフト、10…駆動輪、11…補助ブレーキ、12…排気ブレーキ、13…リターダ、14…ハンドル
Claims (1)
- 補助ブレーキの自動作動制御も併用して設定車速で走行するよう速度制御するオートクルーズ制御方法において、
補助ブレーキ制御の動作モードとして、補助ブレーキの作動及び非作動を制御する自動作動モードの他に、補助ブレーキの自動作動を中止する作動中止モードを設定しておき、
オートクルーズ制御スイッチからの信号によりオートクルーズ制御に突入した場合には、前記補助ブレーキ制御の動作モードをまず作動中止モードとし、
車両速度Vがオートクルーズに突入した時の速度V T と予め定めてあるオートクルーズ突入速度偏差ΔV T の和より大となったこと(V>V T +ΔV T )という第1のモード切換条件と、
車両速度Vがオートクルーズ設定速度V 0 と予め定めてある補助ブレーキ作動速度偏差ΔV B の和以下となったこと(V≦V 0 +ΔV B )という第2のモード切換条件と
のうち1以上を予め設定しておき、
前記作動中止モード中に前記の設定されているモード切換条件が満たされたときに、前記補助ブレーキ制御の動作モードを自動作動モードに切り換えるようにした
ことを特徴とするオートクルーズ制御方法。
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