JPH11301310A - オートクルーズ装置 - Google Patents
オートクルーズ装置Info
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- JPH11301310A JPH11301310A JP10786898A JP10786898A JPH11301310A JP H11301310 A JPH11301310 A JP H11301310A JP 10786898 A JP10786898 A JP 10786898A JP 10786898 A JP10786898 A JP 10786898A JP H11301310 A JPH11301310 A JP H11301310A
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- JP
- Japan
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- vehicle speed
- brake
- auxiliary brake
- auto
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- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補助ブレーキを作動させて、実車速を目標車
速に近づけるオートクルーズ装置を提供する。 【解決手段】 補助ブレーキ連動モードフラグをたてて
実車速を目標車速に近づけるオートクルーズ装置におい
て、オートクルーズ制御中における下り坂での速度超過
時に補助ブレーキ連動モードフラグをたてて補助ブレー
キを作動させ、エンジン出力上昇による速度超過時に補
助ブレーキ連動モードフラグをクリアして補助ブレーキ
を作動させない切換手段102を備える。
速に近づけるオートクルーズ装置を提供する。 【解決手段】 補助ブレーキ連動モードフラグをたてて
実車速を目標車速に近づけるオートクルーズ装置におい
て、オートクルーズ制御中における下り坂での速度超過
時に補助ブレーキ連動モードフラグをたてて補助ブレー
キを作動させ、エンジン出力上昇による速度超過時に補
助ブレーキ連動モードフラグをクリアして補助ブレーキ
を作動させない切換手段102を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実車速を目標車速
に近づける制御を行うオートクルーズ装置の改良に関す
るものである。
に近づける制御を行うオートクルーズ装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】実車速を目標車速に近づけるようにエン
ジンのアクセル開度を自動的に制御するオートクルーズ
装置は、高速道路等の走行時に運転者のアクセル操作を
軽減することができる。
ジンのアクセル開度を自動的に制御するオートクルーズ
装置は、高速道路等の走行時に運転者のアクセル操作を
軽減することができる。
【0003】従来、この種のオートクルーズ装置とし
て、例えば特開平8−183365号公報、特開平8−
290727号公報、特開平8−295150号公報、
特開平8−156643号公報、特開平9−20761
3号公報等に開示されたものがある。
て、例えば特開平8−183365号公報、特開平8−
290727号公報、特開平8−295150号公報、
特開平8−156643号公報、特開平9−20761
3号公報等に開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオートクルーズ装置にあっては、下り坂での
走行時にエンジンのアクセル開度を制御するだけでは、
実車速が目標車速を大きく超えて上昇する可能性があ
る。
うな従来のオートクルーズ装置にあっては、下り坂での
走行時にエンジンのアクセル開度を制御するだけでは、
実車速が目標車速を大きく超えて上昇する可能性があ
る。
【0005】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、オートクルーズ制御中に補助ブレーキを作動
させて、実車速を目標車速に近づけるオートクルーズ装
置を提供することを目的とする。
のであり、オートクルーズ制御中に補助ブレーキを作動
させて、実車速を目標車速に近づけるオートクルーズ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、目標車速を設定する手段と、実車速を検出する手段
と、エンジンのアクセル開度を調節して実車速を目標車
速に近づけるオートクルーズ制御手段と、オートクルー
ズ制御中に下り坂で実車速が目標車速を上回る速度超過
時を判定する加速状態判定手段と、オートクルーズ制御
中における下り坂での速度超過時に補助ブレーキを作動
させる補助ブレーキ連動制御手段とを備えるものとし
た。
は、目標車速を設定する手段と、実車速を検出する手段
と、エンジンのアクセル開度を調節して実車速を目標車
速に近づけるオートクルーズ制御手段と、オートクルー
ズ制御中に下り坂で実車速が目標車速を上回る速度超過
時を判定する加速状態判定手段と、オートクルーズ制御
中における下り坂での速度超過時に補助ブレーキを作動
させる補助ブレーキ連動制御手段とを備えるものとし
た。
【0007】請求項2に記載のオートクルーズ装置は、
請求項1に記載の加速状態判定手段において、エンジン
出力を調節するアクセル開度を検出するアクセル開度検
出手段を備え、オートクルーズ制御中にアクセル開度が
所定値以下となり、かつ実車速が目標車速を上回る値が
所定値を超えて大きくなる場合に下り坂での速度超過時
と判定するものとした。
請求項1に記載の加速状態判定手段において、エンジン
出力を調節するアクセル開度を検出するアクセル開度検
出手段を備え、オートクルーズ制御中にアクセル開度が
所定値以下となり、かつ実車速が目標車速を上回る値が
所定値を超えて大きくなる場合に下り坂での速度超過時
と判定するものとした。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1に記載のオートクル
ーズ装置において、オートクルーズ制御中における下り
坂での速度超過時に、補助ブレーキが作動して減速さ
れ、実車速が目標車速を大きく超えて上昇することを回
避できる。
ーズ装置において、オートクルーズ制御中における下り
坂での速度超過時に、補助ブレーキが作動して減速さ
れ、実車速が目標車速を大きく超えて上昇することを回
避できる。
【0009】一方、運転者によってアクセルペダルが踏
み込まれているエンジンの出力上昇による速度超過時
に、補助ブレーキが作動することがなく、加速が妨げら
れることを回避できる。
み込まれているエンジンの出力上昇による速度超過時
に、補助ブレーキが作動することがなく、加速が妨げら
れることを回避できる。
【0010】請求項2に記載のオートクルーズ装置にお
いて、オートクルーズ制御中にアクセル開度が所定値以
下となり、かつ実車速が目標車速を上回る値が所定値を
超えて大きくなる場合に下り坂での速度超過時と判定す
ることにより、オートクルーズ制御中にエンジン出力に
よる速度超過時か下り坂での速度超過時かを的確に判定
することができる。
いて、オートクルーズ制御中にアクセル開度が所定値以
下となり、かつ実車速が目標車速を上回る値が所定値を
超えて大きくなる場合に下り坂での速度超過時と判定す
ることにより、オートクルーズ制御中にエンジン出力に
よる速度超過時か下り坂での速度超過時かを的確に判定
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0012】図1に示すように、大型トラック等の車両
に備えられるオートクルーズ装置は、エンジンコントロ
ールユニット1を主体として構成され、運転者によって
操作されるメインスイッチ11がオンとなり、セットス
イッチ12またはリジュームスイッチ13を介して目標
車速が設定された場合に、オートクルーズ表示ランプ1
4を点灯させながら、車速センサ9によって検出される
実車速を目標車速に近づけるオートクルーズ制御を行
う。
に備えられるオートクルーズ装置は、エンジンコントロ
ールユニット1を主体として構成され、運転者によって
操作されるメインスイッチ11がオンとなり、セットス
イッチ12またはリジュームスイッチ13を介して目標
車速が設定された場合に、オートクルーズ表示ランプ1
4を点灯させながら、車速センサ9によって検出される
実車速を目標車速に近づけるオートクルーズ制御を行
う。
【0013】メインスイッチ11がオンとなっている状
態で、セットスイッチ12がオンからオフにした時点の
車速が目標車速として記憶され、オートクルーズ制御に
入る。オートクルーズ制御中に、リジュームスイッチ1
3をオンにすると加速し、オフにした時点の車速が目標
車速として再記憶される。また、オートクルーズ制御中
に、セットスイッチ12をオンにすると減速して、オフ
にした時点の車速が目標車速として再記憶される。
態で、セットスイッチ12がオンからオフにした時点の
車速が目標車速として記憶され、オートクルーズ制御に
入る。オートクルーズ制御中に、リジュームスイッチ1
3をオンにすると加速し、オフにした時点の車速が目標
車速として再記憶される。また、オートクルーズ制御中
に、セットスイッチ12をオンにすると減速して、オフ
にした時点の車速が目標車速として再記憶される。
【0014】エンジンコントロールユニット1は次の条
件のいずれかが満たされるとき、オートクルーズ制御を
一時的に中止する。
件のいずれかが満たされるとき、オートクルーズ制御を
一時的に中止する。
【0015】1.トランスミッションのニュートラルス
イッチ15がオンになった場合。
イッチ15がオンになった場合。
【0016】2.フットブレーキを作動させるブレーキ
ペダルが踏み込まれてブレーキスイッチ16がオンにな
った場合。ブレーキスイッチ16がオンになると、リレ
ー18を介してストップランプ25が点灯する。
ペダルが踏み込まれてブレーキスイッチ16がオンにな
った場合。ブレーキスイッチ16がオンになると、リレ
ー18を介してストップランプ25が点灯する。
【0017】3.クラッチの接続を解除するクラッチペ
ダルが踏み込まれてクラッチスイッチ17がオンとなっ
た場合。
ダルが踏み込まれてクラッチスイッチ17がオンとなっ
た場合。
【0018】4.ブレーキペダルが踏み込まれてオート
クルーズブレーキスイッチ19がオフとなった場合。
クルーズブレーキスイッチ19がオフとなった場合。
【0019】5.クラッチスイッチ17がオンとなり、
EXHブレーキを作動させるコンビネーションスイッチ
21とEEブレーキを作動させるコンビネーションスイ
ッチ22のいずれかがHighとなった場合。
EXHブレーキを作動させるコンビネーションスイッチ
21とEEブレーキを作動させるコンビネーションスイ
ッチ22のいずれかがHighとなった場合。
【0020】オートクルーズ制御中に、アクセルペダル
を踏み込むと加速し、アクセルペダルを離すと元の目標
車速に復帰する。
を踏み込むと加速し、アクセルペダルを離すと元の目標
車速に復帰する。
【0021】図1において、3は補助ブレーキとしてE
XHブレーキ(排気ブレーキ)の作動を司る電磁弁であ
る。エンジンコントロールユニット1は、#107端子
にリレー4のコイルが接続され、リレー4を介してEX
Hブレーキの作動を制御する。EXHブレーキは、リレ
ー4がオンとなるのに伴って、エンジンの排気管の途中
に介装された図示しないバルブが閉じ、排気管の圧力を
高めることによりエンジンに負の仕事をさせる。EXH
ブレーキの作動中にリレー4を介してランプ5が点灯す
る。
XHブレーキ(排気ブレーキ)の作動を司る電磁弁であ
る。エンジンコントロールユニット1は、#107端子
にリレー4のコイルが接続され、リレー4を介してEX
Hブレーキの作動を制御する。EXHブレーキは、リレ
ー4がオンとなるのに伴って、エンジンの排気管の途中
に介装された図示しないバルブが閉じ、排気管の圧力を
高めることによりエンジンに負の仕事をさせる。EXH
ブレーキの作動中にリレー4を介してランプ5が点灯す
る。
【0022】図中6は補助ブレーキとしてEEブレーキ
(エンジンブレーキ)の作動を司る電磁弁である。エン
ジンコントロールユニット1は、#110端子にリレー
7のコイルが接続され、リレー7を介してEEブレーキ
の作動を制御する。EEブレーキは、リレー7がオンと
なるのに伴って、EXHブレーキの作動中にエンジンの
排気弁を圧縮上死点付近で開弁させ、エンジンをコンプ
レッサとして働かせて排気管の圧力を高めることにより
エンジンに負の仕事をさせる。EEブレーキの作動中に
リレー7を介してランプ8が点灯する。
(エンジンブレーキ)の作動を司る電磁弁である。エン
ジンコントロールユニット1は、#110端子にリレー
7のコイルが接続され、リレー7を介してEEブレーキ
の作動を制御する。EEブレーキは、リレー7がオンと
なるのに伴って、EXHブレーキの作動中にエンジンの
排気弁を圧縮上死点付近で開弁させ、エンジンをコンプ
レッサとして働かせて排気管の圧力を高めることにより
エンジンに負の仕事をさせる。EEブレーキの作動中に
リレー7を介してランプ8が点灯する。
【0023】図中2は補助ブレーキとしてリターダの作
動を制御するコントロールユニットである。エンジンコ
ントロールユニット1は、#111端子がリターダコン
トロールユニット2に接続され、リターダ連動スイッチ
24を介してリターダの作動を制御する。リターダは車
軸に連動して回転し、コントロールユニット2から送ら
れるブレーキ信号に応じて制動トルクを付与する。
動を制御するコントロールユニットである。エンジンコ
ントロールユニット1は、#111端子がリターダコン
トロールユニット2に接続され、リターダ連動スイッチ
24を介してリターダの作動を制御する。リターダは車
軸に連動して回転し、コントロールユニット2から送ら
れるブレーキ信号に応じて制動トルクを付与する。
【0024】エンジンコントロールユニット1は、運転
者によって操作される補助ブレーキ連動切換スイッチ2
3がオンとなっている場合、オートクルーズ制御中にE
XHブレーキ、EEブレーキ、リターダの作動をそれぞ
れ制御する補助ブレーキ連動モードに入る。
者によって操作される補助ブレーキ連動切換スイッチ2
3がオンとなっている場合、オートクルーズ制御中にE
XHブレーキ、EEブレーキ、リターダの作動をそれぞ
れ制御する補助ブレーキ連動モードに入る。
【0025】図2のブロック図は、補助ブレーキ連動モ
ードに入るかどうかを判定するための連動モードフラグ
をセットする制御内容を示している。連動モードフラグ
=1となった場合に補助ブレーキ連動モードに入る一
方、連動モードフラグ=0となった場合に補助ブレーキ
連動モードが解除される。
ードに入るかどうかを判定するための連動モードフラグ
をセットする制御内容を示している。連動モードフラグ
=1となった場合に補助ブレーキ連動モードに入る一
方、連動モードフラグ=0となった場合に補助ブレーキ
連動モードが解除される。
【0026】OR判定手段101にて、オートクルーズ
制御中でないと判定された場合、またはアクセルペダル
が踏み込まれている速度超過時(一時解除フラグが1と
なる)と判定された場合に、切換手段102にて連動モ
ードフラグに0を入れてクリアし、補助ブレーキ連動モ
ードを解除する。これにより、アクセルペダルが踏み込
まれているエンジンの出力上昇による速度超過時に、補
助ブレーキが作動して加速が妨げられることを回避でき
る。
制御中でないと判定された場合、またはアクセルペダル
が踏み込まれている速度超過時(一時解除フラグが1と
なる)と判定された場合に、切換手段102にて連動モ
ードフラグに0を入れてクリアし、補助ブレーキ連動モ
ードを解除する。これにより、アクセルペダルが踏み込
まれているエンジンの出力上昇による速度超過時に、補
助ブレーキが作動して加速が妨げられることを回避でき
る。
【0027】一方、OR判定手段101にて、オートク
ルーズ制御中であり、かつアクセルペダルが踏み込まれ
ていない走行時(一時解除フラグが0となる)と判定さ
れた場合、切換手段102にて連動モードフラグに1を
入れてセットし、補助ブレーキ連動モードに入る。これ
により、下り坂での速度超過時に、補助ブレーキが作動
して減速され、実車速が目標車速を大きく超えて上昇す
ることを回避できる。なお、OR判定手段101と切換
手段102にて行われる処理が本発明の補助ブレーキ連
動制御手段に相当する。
ルーズ制御中であり、かつアクセルペダルが踏み込まれ
ていない走行時(一時解除フラグが0となる)と判定さ
れた場合、切換手段102にて連動モードフラグに1を
入れてセットし、補助ブレーキ連動モードに入る。これ
により、下り坂での速度超過時に、補助ブレーキが作動
して減速され、実車速が目標車速を大きく超えて上昇す
ることを回避できる。なお、OR判定手段101と切換
手段102にて行われる処理が本発明の補助ブレーキ連
動制御手段に相当する。
【0028】図3に示すように、実車速から目標車速を
減算した値が1km/hを超えて大きくなると、切換手
段111にて車速フラグに1が入る。
減算した値が1km/hを超えて大きくなると、切換手
段111にて車速フラグに1が入る。
【0029】図4に示すように、オートクルーズ制御中
でない場合、かつ車速フラグ=1である場合に、切換手
段112と113を介して一時解除フラグに1が入る。
オートクルーズ制御中でも、車速フラグ=0である場合
に、切換手段113を介して一時解除フラグに0が入
る。したがって、アクセルペダルが踏み込まれている速
度超過時に一時解除フラグが1となり、アクセルペダル
が踏み込まれていない走行時に一時解除フラグが0とな
る。
でない場合、かつ車速フラグ=1である場合に、切換手
段112と113を介して一時解除フラグに1が入る。
オートクルーズ制御中でも、車速フラグ=0である場合
に、切換手段113を介して一時解除フラグに0が入
る。したがって、アクセルペダルが踏み込まれている速
度超過時に一時解除フラグが1となり、アクセルペダル
が踏み込まれていない走行時に一時解除フラグが0とな
る。
【0030】次に、&判定手段103にて、フットブレ
ーキの作動中(ブレーキフラグ=1)であり、かつ補助
ブレーキ連動モードであると判定された場合、切換手段
103にて連動モードフラグに1を入れてセットして、
補助ブレーキ連動モードに入る。これにより、フットブ
レーキの作動に伴ってブレーキスイッチ16がオンにな
った場合にオートクルーズ制御が解除されても、補助ブ
レーキ連動モードが継続される。これにより、補助ブレ
ーキ連動モードで下り坂を走行中に、フットブレーキペ
ダルが踏み込まれるのに伴って、補助ブレーキの作動が
解除されて制動力が急減することが回避され、運転者に
違和感を与えないですむ。
ーキの作動中(ブレーキフラグ=1)であり、かつ補助
ブレーキ連動モードであると判定された場合、切換手段
103にて連動モードフラグに1を入れてセットして、
補助ブレーキ連動モードに入る。これにより、フットブ
レーキの作動に伴ってブレーキスイッチ16がオンにな
った場合にオートクルーズ制御が解除されても、補助ブ
レーキ連動モードが継続される。これにより、補助ブレ
ーキ連動モードで下り坂を走行中に、フットブレーキペ
ダルが踏み込まれるのに伴って、補助ブレーキの作動が
解除されて制動力が急減することが回避され、運転者に
違和感を与えないですむ。
【0031】一方、&判定手段103にて、フットブレ
ーキの作動中でない場合、あるいは補助ブレーキ連動モ
ードにない場合、切換手段104にて切換手段102に
おける補助ブレーキ連動モードの設定が継続される。
ーキの作動中でない場合、あるいは補助ブレーキ連動モ
ードにない場合、切換手段104にて切換手段102に
おける補助ブレーキ連動モードの設定が継続される。
【0032】図7に示すように、OR判定手段121に
て、アクセル開度が5%より大きいと判定された場合、
または車速フラグ=0である場合に、切換手段122を
介してブレーキフラグに0が入る。フットブレーキの作
動に伴ってブレーキスイッチ16がオンになった場合
に、ブレーキフラグに1が入る。
て、アクセル開度が5%より大きいと判定された場合、
または車速フラグ=0である場合に、切換手段122を
介してブレーキフラグに0が入る。フットブレーキの作
動に伴ってブレーキスイッチ16がオンになった場合
に、ブレーキフラグに1が入る。
【0033】次に、OR判定手段105にて、メインス
イッチ11がオフとなるか、補助ブレーキ連動切換スイ
ッチ23がオフとなるか、アクセルフラグ=1となる
か、SWフラグ=1となる場合に、切換手段106にて
連動モードフラグに0を入れ、補助ブレーキ連動モード
を解除する。これにより、運転者によって各スイッチ1
1,23,12,13が操作されて、オートクルーズ制
御に係わる設定が変更されるのに伴って、補助ブレーキ
連動モードが所定の強制オフ時間だけ解除され、補助ブ
レーキが作動して加速が妨げられることを回避できる。
イッチ11がオフとなるか、補助ブレーキ連動切換スイ
ッチ23がオフとなるか、アクセルフラグ=1となる
か、SWフラグ=1となる場合に、切換手段106にて
連動モードフラグに0を入れ、補助ブレーキ連動モード
を解除する。これにより、運転者によって各スイッチ1
1,23,12,13が操作されて、オートクルーズ制
御に係わる設定が変更されるのに伴って、補助ブレーキ
連動モードが所定の強制オフ時間だけ解除され、補助ブ
レーキが作動して加速が妨げられることを回避できる。
【0034】一方、OR判定手段105にて、各条件が
全て満たされない場合、切換手段106にて切換手段1
04における補助ブレーキ連動モードの設定が継続され
る。
全て満たされない場合、切換手段106にて切換手段1
04における補助ブレーキ連動モードの設定が継続され
る。
【0035】図5に示すように、車速フラグ=0であ
り、アクセル開度が4%より小さい場合に、切換手段1
14と115を介してアクセルフラグに0を入れる。ア
クセル開度が5%より大きいと判定された場合、切換手
段116と115を介してアクセルフラグに1を入れ
る。
り、アクセル開度が4%より小さい場合に、切換手段1
14と115を介してアクセルフラグに0を入れる。ア
クセル開度が5%より大きいと判定された場合、切換手
段116と115を介してアクセルフラグに1を入れ
る。
【0036】図6に示すように、OR判定手段117に
て、セットスイッチ12またはリジュームスイッチ13
がオフとなるか、車速フラグ=0であると判定された場
合に、切換手段118を介してSWフラグに0が入る。
&判定手段119にて、セットスイッチ12とリジュー
ムスイッチ13が共にオフであると判定された場合に、
切換手段120を介してSWフラグに0が入る。
て、セットスイッチ12またはリジュームスイッチ13
がオフとなるか、車速フラグ=0であると判定された場
合に、切換手段118を介してSWフラグに0が入る。
&判定手段119にて、セットスイッチ12とリジュー
ムスイッチ13が共にオフであると判定された場合に、
切換手段120を介してSWフラグに0が入る。
【0037】次に、切換手段107にて、EXHブレー
キを作動させるコンビネーションスイッチ21とEEブ
レーキを作動させるコンビネーションスイッチ22のい
ずれかがHighとなった場合、切換手段106にて連
動モードフラグに0を入れて、補助ブレーキ連動モード
を解除する。これにより、コンビネーションスイッチ2
1と22のいずれかがHighとなった場合、補助ブレ
ーキ連動モードが解除され、運転者によって操作される
補助ブレーキの作動が妨げられることを回避できる。
キを作動させるコンビネーションスイッチ21とEEブ
レーキを作動させるコンビネーションスイッチ22のい
ずれかがHighとなった場合、切換手段106にて連
動モードフラグに0を入れて、補助ブレーキ連動モード
を解除する。これにより、コンビネーションスイッチ2
1と22のいずれかがHighとなった場合、補助ブレ
ーキ連動モードが解除され、運転者によって操作される
補助ブレーキの作動が妨げられることを回避できる。
【0038】一方、EXHブレーキを作動させるコンビ
ネーションスイッチ21とEEブレーキを作動させるコ
ンビネーションスイッチ22が共にLowとなった場
合、切換手段107にて切換手段106における補助ブ
レーキ連動モードの設定が継続される。
ネーションスイッチ21とEEブレーキを作動させるコ
ンビネーションスイッチ22が共にLowとなった場
合、切換手段107にて切換手段106における補助ブ
レーキ連動モードの設定が継続される。
【0039】車速差ヒス条件制御手段108は、図9に
示すように、目標車速に対して実車速が上回る車速差が
大きくなるのにしたがって、EXHブレーキ、EEブレ
ーキ、リターダを順に作動させる。そして、一旦上昇し
たこの車速差が小さくなるのにしたがって、リターダ、
EEブレーキ、EXHブレーキを順に作動停止させる。
図10に示すように、EXHブレーキは、車速差が+3
km/h以上になったらオンとなり、+0.5km/h
以下になったらオフになる。EEブレーキは、車速差が
+5km/h以上になったらオンとなり、+2km/h
以下になったらオフになる。リターダは、車速差が+8
km/h以上になったらオンとなり、+4km/h以下
になったらオフになる。
示すように、目標車速に対して実車速が上回る車速差が
大きくなるのにしたがって、EXHブレーキ、EEブレ
ーキ、リターダを順に作動させる。そして、一旦上昇し
たこの車速差が小さくなるのにしたがって、リターダ、
EEブレーキ、EXHブレーキを順に作動停止させる。
図10に示すように、EXHブレーキは、車速差が+3
km/h以上になったらオンとなり、+0.5km/h
以下になったらオフになる。EEブレーキは、車速差が
+5km/h以上になったらオンとなり、+2km/h
以下になったらオフになる。リターダは、車速差が+8
km/h以上になったらオンとなり、+4km/h以下
になったらオフになる。
【0040】補助ブレーキの制動力がEXHブレーキ、
EEブレーキ、リターダの順に大きいことに対応して、
車速差が大きくなるのにしたがって、EXHブレーキ、
EEブレーキ、リターダを順に作動させることにより、
制動トルクショックを小さく抑えながら、目標車速に対
して実車速を近づけることができる。
EEブレーキ、リターダの順に大きいことに対応して、
車速差が大きくなるのにしたがって、EXHブレーキ、
EEブレーキ、リターダを順に作動させることにより、
制動トルクショックを小さく抑えながら、目標車速に対
して実車速を近づけることができる。
【0041】OR判定手段105にて、セットスイッチ
12またはリジュームスイッチ13がオンとなった場合
に補助ブレーキ連動モードが解除される強制オフ時間
は、EXHブレーキ、EEブレーキ、リターダの順に長
く設定される。強制オフ時間は、図11に示すように、
EXHブレーキの場合に3秒、EEブレーキの場合に
3.5秒、リターダの場合に4秒にそれぞれ設定され
る。
12またはリジュームスイッチ13がオンとなった場合
に補助ブレーキ連動モードが解除される強制オフ時間
は、EXHブレーキ、EEブレーキ、リターダの順に長
く設定される。強制オフ時間は、図11に示すように、
EXHブレーキの場合に3秒、EEブレーキの場合に
3.5秒、リターダの場合に4秒にそれぞれ設定され
る。
【0042】補助ブレーキの制動力がEXHブレーキ、
EEブレーキ、リターダを順に大きいことに対応して、
強制オフ時間が長く設定されることにより、強制オフ時
間が経過した後に、EXHブレーキ、EEブレーキ、リ
ターダが順に再作動し、制動トルクショックを小さく抑
えながら、実車速を目標車速に近づけることができる。
EEブレーキ、リターダを順に大きいことに対応して、
強制オフ時間が長く設定されることにより、強制オフ時
間が経過した後に、EXHブレーキ、EEブレーキ、リ
ターダが順に再作動し、制動トルクショックを小さく抑
えながら、実車速を目標車速に近づけることができる。
【0043】図1において、切換手段109はSTPフ
ラグがHになっている場合に、連動モードフラグに0を
入れ、補助ブレーキ連動モードを解除する。一方、ST
PフラグがHになっていない場合、切換手段109にて
切換手段104における補助ブレーキ連動モードの設定
が継続される。
ラグがHになっている場合に、連動モードフラグに0を
入れ、補助ブレーキ連動モードを解除する。一方、ST
PフラグがHになっていない場合、切換手段109にて
切換手段104における補助ブレーキ連動モードの設定
が継続される。
【0044】図8に示すように、カウンタ=0となって
いる場合、切換手段124を介してSWフラグに0が入
る。&判定手段125にて、セットスイッチ12とリジ
ュームスイッチ13のいずれかがオフであるか、アクセ
ル開度が5%以下と判定された場合、切換手段120を
介してSWフラグに0が入る。一方、セットスイッチ1
2とリジュームスイッチ13のいずれかがオンである
か、アクセル開度が5%より大きいと判定された場合、
切換手段120を介してSWフラグに1が入り、カウン
タの初期化が行われる。
いる場合、切換手段124を介してSWフラグに0が入
る。&判定手段125にて、セットスイッチ12とリジ
ュームスイッチ13のいずれかがオフであるか、アクセ
ル開度が5%以下と判定された場合、切換手段120を
介してSWフラグに0が入る。一方、セットスイッチ1
2とリジュームスイッチ13のいずれかがオンである
か、アクセル開度が5%より大きいと判定された場合、
切換手段120を介してSWフラグに1が入り、カウン
タの初期化が行われる。
【図1】本発明の実施の形態を示すオートクルーズ装置
のシステム図。
のシステム図。
【図2】同じく補助ブレーキ連動モードフラグをセット
するためのブロック図。
するためのブロック図。
【図3】同じく車速フラグをセットするためのブロック
図。
図。
【図4】同じく一時解除フラグをセットするためのブロ
ック図。
ック図。
【図5】同じくアクセルフラグをセットするためのブロ
ック図。
ック図。
【図6】同じくSWフラグをセットするためのブロック
図。
図。
【図7】同じくブレーキフラグをセットするためのブロ
ック図。
ック図。
【図8】同じくSTPフラグをセットするためのブロッ
ク図。
ク図。
【図9】同じく補助ブレーキ作動モードを示す特性図。
【図10】同じく補助ブレーキが作動する車速を設定し
た図表。
た図表。
【図11】同じく補助ブレーキ連動モードが解除される
強制オフ時間を設定した図表。
強制オフ時間を設定した図表。
1 エンジンコントロールユニット 2 リターダコントロールユニット 3 EXHブレーキ用電磁弁 4 EEブレーキ用電磁弁 9 車速センサ 11 メインスイッチ 12 セットスイッチ 13 リジュームスイッチ 15 ニュートラルスイッチ 16 ブレーキスイッチ 17 クラッチスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】補助ブレーキを備える車両において、 目標車速を設定する手段と、 実車速を検出する手段と、 エンジンのアクセル開度を調節して前記実車速を前記目
標車速に近づけるオートクルーズ制御手段と、 前記オートクルーズ制御中に下り坂で実車速が目標車速
を上回る速度超過時を判定する加速状態判定手段と、 前記オートクルーズ制御中における下り坂での速度超過
時に補助ブレーキを作動させる補助ブレーキ連動制御手
段と、 を備えたことを特徴とするオートクルーズ装置。 - 【請求項2】前記エンジン出力を調節するアクセル開度
を検出するアクセル開度検出手段を備え、 前記オートクルーズ制御中に前記アクセル開度が所定値
以下となり、かつ実車速が目標車速を上回る値が所定値
を超えて大きくなる場合に下り坂での速度超過時と判定
することを特徴とする請求項1に記載のオートクルーズ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10786898A JPH11301310A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | オートクルーズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10786898A JPH11301310A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | オートクルーズ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11301310A true JPH11301310A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14470128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10786898A Pending JPH11301310A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | オートクルーズ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11301310A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001206099A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Isuzu Motors Ltd | オートクルーズ制御方法 |
JP2003165354A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Bosch Automotive Systems Corp | オートクルーズ装置 |
US8082089B2 (en) * | 2008-07-23 | 2011-12-20 | GM Global Technology Operations LLC | Vehicle speed control in a cruise mode using vehicle brakes |
JP2018159317A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | いすゞ自動車株式会社 | 走行制御装置、車両および走行制御方法 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10786898A patent/JPH11301310A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001206099A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Isuzu Motors Ltd | オートクルーズ制御方法 |
JP2003165354A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Bosch Automotive Systems Corp | オートクルーズ装置 |
US8082089B2 (en) * | 2008-07-23 | 2011-12-20 | GM Global Technology Operations LLC | Vehicle speed control in a cruise mode using vehicle brakes |
JP2018159317A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | いすゞ自動車株式会社 | 走行制御装置、車両および走行制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060314 |