JP2001206099A - オートクルーズ制御方法 - Google Patents

オートクルーズ制御方法

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JP2001206099A
JP2001206099A JP2000019656A JP2000019656A JP2001206099A JP 2001206099 A JP2001206099 A JP 2001206099A JP 2000019656 A JP2000019656 A JP 2000019656A JP 2000019656 A JP2000019656 A JP 2000019656A JP 2001206099 A JP2001206099 A JP 2001206099A
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定車速に保つため、排気ブレーキ等の補助
ブレーキの自動作動制御も併せて行うオートクルーズ制
御方法がある。従来、オートクルーズ設定速度上限値
(80km/h)より大なる速度で走行中にオートクル
ーズ制御を開始させた場合、直ちに補助ブレーキが自動
作動し、エンジンブレーキ力に加えて補助ブレーキ力が
かかるので、ドライバーに必要以上の減速感を感じさ
せ、運転フィーリングを悪くしていた。 【解決手段】 オートクルーズ制御に突入した場合、補
助ブレーキはまず作動中止モードとする。そして、予め
定めてあるモード切換条件(ステップ9,10)のいず
れかを満たした場合に、自動作動モードに切り換え(ス
テップ11)、補助ブレーキの自動作動を可能とする。
これにより、オートクルーズ制御突入時に直ちに補助ブ
レーキが自動作動することはなくなるので、運転フィー
リングを悪化させることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が一定速度を
保って走行するよう制御するオートクルーズ制御におい
て、補助ブレーキの作動制御も自動的に行うようにして
いるオートクルーズ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両におけるオートクルーズ制御は、も
ともとドライバーの運転操作の負担を軽減するために行
われている。エンジンは、ドライバーによって設定され
た設定車速を保つように、燃料供給が制御される。車速
が設定車速より大になるようであれば、燃料供給が停止
されてエンジンブレーキがかけられ、設定車速に引きも
どされる。しかし、下り坂を走行する場合などのよう
に、エンジンブレーキだけでは設定車速に保ち得ない場
合があるので、補助ブレーキを自動的に作動させて設定
車速に保つようにしたものがある(そのようなオートク
ルーズ制御は、「補助ブレーキ連動オートクルーズ制
御」と呼ばれる。)。
【0003】図6は、そのような従来のオートクルーズ
制御装置を示す図である。図6において、1はオートク
ルーズ制御スイッチ、1Aはセットスイッチ、2はフッ
トブレーキスイッチ、3は補助ブレーキ作動レバースイ
ッチ、3Aは可動接点、3Bは第1接点、3Cは第2接
点、4は車速センサ、5はコントローラ、5−1は補助
ブレーキ制御プログラム部、5−2は自動作動モード、
5−4はオートクルーズ制御状態メモリ、6はエンジ
ン、7はクラッチ、8は変速機、9はプロペラシャフ
ト、10は駆動輪、11は補助ブレーキ、12は排気ブ
レーキ、13はリターダである。オートクルーズ制御ス
イッチ1には、車速の設定あるいは車速の減少をするた
めのスイッチであるセットスイッチ1Aのほか、オート
クルーズ用メインスイッチ(オートクルーズ制御に入る
に際してオンされ、オートクルーズ制御の準備態勢を整
えるためのスイッチ),リジュームスイッチ(車速の増
加、あるいはオートクルーズが解除された場合(フット
ブレーキをかけた時などに解除がなされる)に、元のオ
ートクルーズ制御に復帰させるためのスイッチ),オー
トクルーズ解除スイッチ等が含まれる。
【0004】フットブレーキスイッチ2は、フットブレ
ーキを踏み込んだ時にオンされるスイッチである。この
オン信号がコントローラ5に入力されると、オートクル
ーズ制御は解除される。補助ブレーキ作動レバースイッ
チ3は、補助ブレーキ作動レバーを操作した時にオンさ
れるスイッチである。該レバーは2段に分けて操作され
るが、第1段の操作をした場合には、可動接点3Aが第
1接点3Bのみにオンされる。第2段の操作をした場合
には、可動接点3Aは第1接点3Bと第2接点3Cの両
方にオンされる。第1接点3B,第2接点3Cのいずれ
かからオン信号がコントローラ5に入力されると、オー
トクルーズ制御は解除される。そして、第1接点3Bか
らオン信号が入力された場合には、排気ブレーキ12を
作動させる制御信号が出され、第2接点3Cからオン信
号が入力された場合には、リターダ13を作動させる制
御信号が出される。
【0005】図9は、補助ブレーキ作動レバーの操作状
態を示す図であり、3Lは補助ブレーキ作動レバー、1
4はハンドルである。図9(1)は、補助ブレーキ作動
レバー3Lをオン操作していない状態を示している。図
9(2)は、補助ブレーキ作動レバー3Lを第1段操作
した状態を示している。この時、図6の可動接点3Aは
第1接点3Bのみにオンしている。図9(3)は、補助
ブレーキ作動レバー3Lを第2段操作した状態を示して
いる。この時、図6の可動接点3Aは、第1接点3Bと
第2接点3Cの両方にオンしている。
【0006】図6に戻るが、コントローラ5は、例えば
CPU,メモリ等でコンピュータ的に構成され、その中
には当然のことながら、オートクルーズ制御用の制御プ
ログラムが保持される。オートクルーズ制御状態メモリ
5−4は、それに関連して設けられたメモリであって、
オートクルーズ制御状態であるか否かを記憶しておくメ
モリである。更に、補助ブレーキ制御プログラム部5−
1を具え、補助ブレーキを必要に応じて自動的に作動さ
せるための制御プログラムを保持している。自動作動モ
ード5−2は、補助ブレーキ制御プログラム部5−1に
より、補助ブレーキ11が自動作動されるという動作モ
ードを示している。補助ブレーキ11としては、例え
ば、排気ブレーキ12やリターダ13がある。車両によ
っては、これらの一方しか具えていないものもあれば、
両方とも具えているものもある。両方とも具えていて、
オートクルーズ制御で自動作動制御をする場合、いずれ
を先に作動開始させ、いずれを先に作動解除するかは、
それぞれの作動開始車速,作動解除車速をどのような値
に設定するかによって適宜決定される。
【0007】なお、補助ブレーキ11をドライバーが制
御(手動制御)する場合、既に述べたように、補助ブレ
ーキ作動レバー3Lを操作して行う。第1段操作では排
気ブレーキ12のみを作動させ、第2段操作で排気ブレ
ーキ12とリターダ13の両方を作動させる。作動を停
止させる場合には、補助ブレーキ作動レバー3Lを元の
状態(補助ブレーキ作動レバースイッチ3オフの状態)
に戻す。
【0008】以上のような従来のオートクルーズ制御装
置における制御動作は、次のように行われる。オートク
ルーズ制御スイッチ1が操作され、オートクルーズ制御
するよう設定されたことがコントローラ5に伝えられる
と、コントローラ5は、車速センサ4からの検出車速を
設定した車速と比較し、設定車速で走行するよう種々の
制御をする。例えば、車速が設定車速より小であれば、
エンジンは加速するよう制御される(例えば、電子ガバ
ナを制御し、噴射燃料を増やす)。また、設定車速より
大であれば、エンジンへの燃料供給が停止され、エンジ
ンブレーキがかけられる。それでもまだ設定車速より大
であれば、排気ブレーキ12やリターダ13等の補助ブ
レーキ11が適宜作動させられるが、その制御は補助ブ
レーキ制御プログラム部5−1によって行われる。一
方、ドライバーがフットブレーキを踏み込んだり、補助
ブレーキ作動レバーをON操作した場合には、コントロ
ーラ5はオートクルーズ制御を中止する。即ち、コント
ローラ5は、フットブレーキスイッチ2または補助ブレ
ーキ作動レバースイッチ3からオン信号が入って来るこ
とにより、そのような操作がなされたことを知り、オー
トクルーズ制御を中止する。
【0009】図8は、従来のオートクルーズ制御におけ
る補助ブレーキ制御を説明するフローチャートである。
この制御フローは、極めて短い時間間隔で繰り返し流さ
れる。 ステップ1…補助ブレーキ11が自動作動を継続中かど
うか調べる。これは、コントローラ5から補助ブレーキ
11に、作動信号が出されているかどうかを調べること
によって、調べることが出来る。例えば、オートクルー
ズ制御中に補助ブレーキ11が自動作動させられている
状況下において、フットブレーキを踏んだりした場合、
オートクルーズ制御は中止されるが補助ブレーキ11の
作動は継続される。ステップ1では、そのような場合か
どうかを調べる。
【0010】ステップ2…補助ブレーキ11が作動を継
続中である場合には、まず、補助ブレーキ作動レバース
イッチ3の接点のいずれかが、ONからOFFにされた
かどうかを調べる。これは、例えばコントローラ5内
に、予め補助ブレーキ作動レバースイッチオンオフメモ
リとでもいうべきメモリを用意しておき、そのメモリの
値が、ONに対応する値(例、「1」)からOFFに対
応する値(例、「0」)に変化したかどうかを、チェッ
クすることによって調べることが出来る。 ステップ3…ステップ2で補助ブレーキ作動レバースイ
ッチ3がONであった場合には、フットブレーキスイッ
チ2がOFFであるかどうか調べる。ステップ2,3
は、要するに、ドライバーが、制動を止める操作をした
かどうかをチェックしている。制動を止める操作をした
場合にはステップ4に進むし、しない場合には格別の処
理は何もせず、エンドへ進むようにしている。
【0011】ステップ4…ドライバーが制動を止める操
作をした場合には、作動を継続していた補助ブレーキ1
1を解除する。 ステップ5…ステップ1で補助ブレーキ11が自動作動
を継続していないという場合には、オートクルーズ制御
中かどうかを調べる。これは、オートクルーズ制御状態
メモリ5−4の内容をチェックすることによって調べる
ことが出来る。オートクルーズ制御中でなければ、エン
ドへ進む。 ステップ6…オートクルーズ制御中であれば、補助ブレ
ーキ11が自動作動中かどうか調べる。即ち、ドライバ
ーが補助ブレーキ作動レバースイッチ3を操作すること
によってではなく、車速センサ4で検出された車速をコ
ントローラ5がみて、コントローラ5自身の判断によっ
て作動させたものかどうかを調べる。これは、補助ブレ
ーキ作動レバースイッチ3からの作動信号が入って来て
いないにもかかわらず、補助ブレーキ11に作動信号が
発せられているかどうかをチェックすることによって調
べることが出来る。
【0012】ステップ7…補助ブレーキ11が自動作動
中でない場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11を
自動作動させる速度(オートクルーズ設定速度V0 +補
助ブレーキ作動速度偏差ΔVB )より大になっているか
どうか調べる。なっていなければ、エンドへ進む。 ステップ8…自動作動させる速度より大になっていれ
ば、補助ブレーキ11を作動させる。 ステップ9…ステップ6で補助ブレーキ11が自動作動
中である場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11の
作動を解除する速度(オートクルーズ設定速度V0 +補
助ブレーキ解除速度偏差ΔVC )より小となっているか
どうか調べる。 ステップ10…作動を解除する速度より小となっていれ
ば、補助ブレーキ11の作動を解除する。
【0013】ステップ11…ステップ9で車両速度V
が、補助ブレーキ11の自動作動を解除すべき速度まで
低下していない場合には、まず、補助ブレーキ作動レバ
ースイッチ3がONされたかどうかを調べる。ONされ
ていない場合には、ステップ12へ進む。 ステップ12…車両速度Vが補助ブレーキ11の自動作
動を解除すべき速度までまだ低下せず、しかも補助ブレ
ーキ作動レバースイッチ3もONされていないという場
合には、フットブレーキスイッチ2がONされたかどう
か調べる。ONされていない場合には、エンドへ進む。
ステップ11,12は、要するに、補助ブレーキ11が
自動作動されている状況下において、ドライバーが更に
ブレーキをかける必要を感じて制動操作をしたかどうか
を調べている。
【0014】ステップ13…補助ブレーキ11が自動作
動中にドライバーが制動操作をした場合には、オートク
ルーズ制御は当然中止する措置を取る。しかし、補助ブ
レーキ11の作動は継続させる。なぜなら、補助ブレー
キ11が作動している状況下であるにもかかわらず、ブ
レーキ力が足りないとドライバーが感じて制動操作をし
たわけであるから、ここで補助ブレーキ11の作動を解
除することは、安全運転上、好ましくないからである。
このステップ13を通るような状況になった場合、次回
に流されるこの制御フローのステップ1では、YESの
方向に進むことになる。
【0015】なお、このようなオートクルーズ制御装置
に関する従来の文献としては、例えば、特開平8−28
2328号公報等がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】(問題点)オートクル
ーズ制御中における補助ブレーキの自動作動の条件を、
車両速度が所定値(オートクルーズ設定速度V0 +補助
ブレーキ作動速度偏差ΔVB )より大になった時として
いる従来の技術では、オートクルーズ設定速度上限値
(80km/h)より大なる速度で走行中にオートクル
ーズ制御を開始させた場合、直ちに大きな制動力がかか
ることがあり、ドライバーに必要以上の減速感を感じさ
せ、運転フィーリングを悪化させるという問題点があっ
た。
【0017】(問題点の説明)図7は、前記した従来の
問題点を説明する図である。横軸はいずれも時間軸
(t)であり、図7(1)はセットスイッチ1AのON
操作を示し、図7(2)は車両速度Vの変化を示し(曲
線イが変化を表している)、図7(3)は補助ブレーキ
11の作動状況を示している。一般にオートクルーズ制
御装置では、所定の設定範囲内の速度で走行中にセット
スイッチ1AをONすると、走行中の現速度が設定速度
として設定される。しかし、80km/hを超える速度
で走行中にセットスイッチ1AをONすると、走行中の
現速度ではなく、設定範囲の上限値である80km/h
に設定されるようにしてある(なお、40km/hより
小の速度では、オートクルーズ制御は行なえないように
されている。)。
【0018】従って、図7(1)に示すように、セット
スイッチ1Aを時刻t1 で押し、時刻t2 で放すという
ON操作をすると、放した時刻t2 にオートクルーズ設
定速度V0 が設定されるが、その時、図7(2)に示す
ように車両速度Vが設定範囲の上限値(80km/h)
を超えた速度VT であった場合(曲線イ上のT点に注
目)、V0 =80km/hと設定される(V0 =VT
設定されるのではなく)。従来の補助ブレーキ制御で
は、オートクルーズ制御に入ると直ぐに自動作動が可能
となるようにされていた。言い換えるならば、従来の補
助ブレーキ制御プログラム部5−1は、オートクルーズ
制御に入った場合、動作モードとしては自動作動モード
5−2しか有していなかった。そのため、車両速度Vが
「V0 +ΔV B 」より大であれば補助ブレーキ11が自
動作動させられるし、「V0 +ΔVC」より小となれば
解除される。
【0019】従って、上限値(80km/h)を超えた
速度VT で走行しているときにセットスイッチ1AがO
N操作されると、次のようにして2重に制動がかかる。
第1の制動は、オートクルーズ制御によるエンジンブレ
ーキである。時刻t2 においてはVT >V0 (80km
/h)であるから、オートクルーズ制御により燃料供給
は停止され、エンジンブレーキがかかることになる。第
2の制動は、補助ブレーキ制御による制動である。車両
速度VT が「80+ΔVB 」より大である場合(図7
(2)はそのような場合であるが)、補助ブレーキ11
が自動作動させられ、その制動力がかかる。セットスイ
ッチ1AをON操作してオートクルーズ制御に入ったと
たん、このような2つの制動力がかかるから、ドライバ
ーは大きな減速感を感じることとなり、運転フィーリン
グが悪化される。本発明は、以上のような問題点を解決
することを課題とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、補助ブレーキを自動作動制御する補助
ブレーキ制御も併せて行うオートクルーズ制御方法にお
いて、オートクルーズ制御スイッチからの信号によりオ
ートクルーズ制御に突入した場合には、前記補助ブレー
キ制御の動作モードをまず作動中止モードとし、該作動
中止モード中において予め定めてあるモード切換条件の
いずれかを満たした場合に、前記補助ブレーキ制御の動
作モードを自動作動モードに切り換えるようにした。な
お、前記したモード切換条件としては、車両速度Vがオ
ートクルーズに突入した時の速度VT と予め定めてある
オートクルーズ突入速度偏差ΔVT の和より大となった
こと(V>VT +ΔVT )と、車両速度Vがオートクル
ーズ設定速度V0 と予め定めてある補助ブレーキ作動速
度偏差ΔVB の和以下となったこと(V≦V0 +Δ
B )との2つと定めることが出来る。
【0021】(解決する動作の概要)オートクルーズ制
御スイッチの操作によりオートクルーズ制御に突入した
場合、補助ブレーキを制御する手段の動作モードは、ま
ず作動中止モードとされる。そして、予め定めてあるモ
ード切換条件のいずれかを満たした場合に、自動作動モ
ードに切り換えられ、補助ブレーキの自動作動が可能と
される。第1のモード切換条件は、車両速度Vがオート
クルーズ突入時の速度VT とオートクルーズ突入速度偏
差ΔVT との和より大であるということである。第2の
モード切換条件は、車両速度Vがオートクルーズ設定速
度V0 と補助ブレーキ作動速度偏差ΔVB との和以下で
あるということである。
【0022】これにより、オートクルーズ走行中に何ら
かの事情でオートクルーズ速度の設定範囲上限値(80
km/h)を超えてしまっている状態で、オートクルー
ズ制御に突入した場合には、補助ブレーキの作動はまず
中止され、いずれかのモード切換条件が満たされた時に
なって漸く作動可能とされる。そのため、従来のように
直ちに大きな制動力がかかることはなくなるので、ドラ
イバーに必要以上の減速感を感じさせることもなく、運
転フィーリングを悪化させることもなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図2は、本発明のオートクル
ーズ制御を行なうオートクルーズ制御装置を示す図であ
る。符号は図6のものに対応し、5−3は作動中止モー
ドである。図6と相違する点は、補助ブレーキ制御プロ
グラム部5−1を、自動作動モード5−2の他に作動中
止モード5−3を有するものとした点である。図6の符
号と同じ符号のものは、図6のものと同様であるので、
その説明は省略する。
【0024】図1は、本発明のオートクルーズ制御にお
ける補助ブレーキ制御を説明するフローチャートであ
る。ステップ1〜5は図8の従来のフローチャートのス
テップ1〜5と対応し、ステップ12〜20は図8の従
来のフローチャートのステップ6〜13と対応してい
る。従って、対応しているステップの説明は簡略にする
こととする(詳細は、従来例の対応するステップの説明
を参照のこと)。この制御フローも、極めて短い時間間
隔で繰り返し流される。
【0025】ステップ1…補助ブレーキ11が自動作動
を継続中かどうか調べる。 ステップ2…補助ブレーキ11が作動を継続中である場
合には、まず、補助ブレーキ作動レバースイッチ3の接
点のいずれかが、ONからOFFにされたかどうかを調
べる。 ステップ3…ステップ2で補助ブレーキ作動レバースイ
ッチ3がONであった場合には、フットブレーキスイッ
チ2がOFFであるかどうか調べる。 ステップ4…ドライバーが制動を止める操作をした場合
には、作動を継続していた補助ブレーキ11を解除す
る。 ステップ5…ステップ1で補助ブレーキ11が自動作動
を継続していないという場合には、オートクルーズ制御
中かどうかを調べる。
【0026】ステップ6…オートクルーズ制御中でない
場合には、オートクルーズ制御に突入したかどうかを調
べる。オートクルーズ制御に突入する場合としては、次
の3つがある(いずれも事前にメインスイッチがONさ
れていることが前提となるが)。 セットスイッチ1Aを初めてON操作した場合 オートクルーズ走行中に速度を変え(アクセルやブレ
ーキで)、新たな速度でオートクルーズ走行しようとし
てセットスイッチ1AをON操作した場合 オートクルーズ走行中にブレーキを踏んだりして速度
を変えた後、元の速度でのオートクルーズ走行に復帰さ
せるため、リジュームスイッチをON操作した場合 つまり、セットスイッチまたはリジュームスイッチがO
N操作されたかどうかを調べる。もし、それらが操作さ
れていないというのであれば、オートクルーズ制御には
突入していないから、エンドへ進む。
【0027】ステップ7…オートクルーズ制御に突入し
た場合には、補助ブレーキ制御プログラム部5−1の動
作モードを、補助ブレーキ11の自動作動を中止する作
動中止モードにする。このモードでは、ともかく補助ブ
レーキ11は作動しないようにされる。この作動中止モ
ードが解除され自動作動モードに切り換えられるのは、
後で述べるステップ9または10の条件(本発明で定め
たモード切換条件)が満たされた場合とする。 ステップ8…ステップ5でオートクルーズ制御中である
という場合には、補助ブレーキ制御プログラム部5−1
の動作モードが、自動作動モードかどうか調べる。これ
は、例えば、現在の動作モードを示すメモリを設けてお
き、その値を調べることによって行なうことが出来る
(例えば、自動作動モードにした場合はメモリに「1」
と記録し、作動中止モードにした場合は「0」と記録す
るようにしておき、そのメモリ値をチェックすることに
より、現在の動作モードを調べることが出来る。)。
【0028】ステップ9…車両速度Vが、「オートクル
ーズ突入速度VT +オートクルーズ突入速度偏差Δ
T 」より大かどうか調べる。オートクルーズ突入速度
T とは、文字通りオートクルーズに突入した時の車両
速度である。オートクルーズ突入速度偏差ΔVT とは、
適宜予め定めておく速度値である。 ステップ10…ステップ9でNOの場合には、車両速度
Vが、補助ブレーキ11を自動作動させる速度(オート
クルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作動速度偏差ΔV
B )以下であるかどうか調べる。
【0029】ステップ11…ステップ8で車両速度Vが
「VT +ΔVT 」より大であった場合、あるいはステッ
プ9で車両速度Vが「V0 +ΔVB 」以下であった場合
には、補助ブレーキ制御プログラム部5−1の動作モー
ドを、作動中止モードから自動作動モードに切り換え
る。これにより、補助ブレーキ11は自動作動し得る状
態にされる。つまり、ステップ9のV>VT +ΔVT
第1のモード切換条件であり、ステップ10のV≦V0
+ΔVB が第2のモード切換条件である。なお、第1の
モード切換条件についての更に詳細な説明は、後で図4
によって行い、第2のモード切換条件についての更に詳
細な説明は、後で図5によって行う。
【0030】ステップ12…ステップ8で補助ブレーキ
自動作動モードであれば、補助ブレーキ11が自動作動
中かどうか調べる。 ステップ13…補助ブレーキ11が自動作動中でない場
合には、車両速度Vが、補助ブレーキ11を自動作動さ
せる速度(オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ
作動速度偏差ΔVB )より大になっているかどうか調べ
る。なっていなければ、エンドへ進む。 ステップ14…自動作動させる速度より大になっていれ
ば、補助ブレーキ11を作動させる。 ステップ15…ステップ12で補助ブレーキ11が自動
作動中である場合には、車両速度Vが、補助ブレーキ1
1の作動を解除する速度(オートクルーズ設定速度V0
+補助ブレーキ解除速度偏差ΔVC )より小となってい
るかどうか調べる(但し、ΔVC <ΔVB )。 ステップ16…作動を解除する速度より小となっていれ
ば、補助ブレーキ11の作動を解除する。
【0031】ステップ17…ステップ15で車両速度V
が、補助ブレーキ11の自動作動を解除すべき速度まで
低下していない場合には、補助ブレーキ作動レバースイ
ッチ3がONされたかどうかを、まず調べる。ONされ
ていない場合には、ステップ18へ進む。 ステップ18…車両速度Vが補助ブレーキ11の自動作
動を解除すべき速度までまだ低下せず、しかも補助ブレ
ーキ作動レバースイッチ3もONされていないという場
合には、フットブレーキスイッチ2がONされたかどう
か調べる。ONされていない場合には、エンドへ進む。
ステップ17,18は、要するに、補助ブレーキ11が
自動作動されている状況下において、ドライバーが更に
ブレーキをかける必要を感じて制動操作をしたかどうか
を調べている。 ステップ20…補助ブレーキ11が自動作動中にドライ
バーが制動操作をした場合には、オートクルーズ制御は
当然中止する措置を取る。しかし、制動の必要があるわ
けであるから、補助ブレーキ11の作動は継続させる。
【0032】図4は、第1のモード切換条件による自動
作動モードへの切換(ステップ9→11)を説明する図
である。図4(1)はセットスイッチ1AのON操作を
示し、図4(2)は車両速度Vの変化を示し(曲線イが
速度変化を表している)、図4(3)は補助ブレーキ1
1の動作モードおよび作動状態を示している。横軸は、
いずれも時間を表している。何らかの事情(例、下り坂
走行)により、車両速度Vがオートクルーズ制御の速度
設定範囲の上限値80km/hより大となっている状態
で(曲線イ上のT点に注目。V=VT )、セットスイッ
チ1AをON操作したとする。すると、セットスイッチ
信号の立ち下がり時刻t2 で、オートクルーズ制御に突
入する(オートクルーズ突入速度=VT )。その場合の
オートクルーズ設定速度V0 は、VTではなく上限値8
0km/hとされる。
【0033】従来なら、オートクルーズ制御に突入する
や否や補助ブレーキ11は自動作動し得る状態にされる
から、オートクルーズ突入速度VT が「オートクルーズ
設定速度V0 (80km/h)+補助ブレーキ作動速度
偏差ΔVB 」より大であれば、直ちに補助ブレーキ11
が作動させられていた。しかし、本発明では、オートク
ルーズ制御に突入すると、補助ブレーキ制御プログラム
部5−1は先ずは作動中止モードとされるから、直ちに
補助ブレーキ11が作動させられるということはない。
そして、本発明では、図4に示すように、オートクルー
ズ制御に突入した時刻t2 の後、更に車両速度Vが増大
するようであれば、その増大分が予め適宜定めておいた
オートクルーズ突入速度偏差ΔV T を超えた時(曲線イ
上のF点に注目。時刻t3 )に、作動中止モードを自動
作動モードに切り換える。
【0034】自動作動モードに切り換えられると、補助
ブレーキ制御プログラム部5−1は従来と同様、車両速
度Vが「オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレーキ作
動速度偏差ΔVB 」より大であれば補助ブレーキ11を
作動させ、「オートクルーズ設定速度V0 +補助ブレー
キ解除速度偏差ΔVC 」より小となれば補助ブレーキ1
1の作動を解除するという自動作動制御を開始する(但
し、ΔVC <ΔVB )。図4の場合、オートクルーズ設
定速度V0 =80km/hであるから、F点における車
両速度V(=VT +ΔVT )は「80+ΔVB 」より大
であるので、自動作動モードに切り換えられた時刻t3
より、補助ブレーキ11は作動させられることになる。
かくして、速度設定範囲の上限値(80km/h)を超
えて走行している場合であっても、オートクルーズ制御
に突入した時刻t2 に直ちに補助ブレーキ11が作動さ
せられるのではなく、所定量(ΔVT )の増速を感じた
後に作動させられるという具合にされる。
【0035】図5は、第2のモード切換条件による自動
作動モードへの切換(ステップ10→11)を説明する
図である。図5(1)はセットスイッチ1AのON操作
を示し、図5(2)は車両速度Vの変化を示し(曲線イ
が速度変化を表している)、図5(3)は補助ブレーキ
11の動作モードおよび作動状態を示している。横軸
は、いずれも時間を表している。何らかの事情(例、下
り坂走行)により、車両速度Vがオートクルーズ制御の
速度設定範囲の上限値80km/hより大となっている
状態で(曲線イ上のT点に注目。V=VT )、セットス
イッチ1AをON操作した場合であることは、図4の例
と同様である。従って、セットスイッチ信号の立ち下が
り時刻t2 で、オートクルーズ制御に突入し(オートク
ルーズ突入速度=VT )、オートクルーズ設定速度V0
が、VT ではなく上限値80km/hとされるのも同様
である。図4の例と相違する点は、その後車両速度Vが
増大するのではなく、減少して来た場合を想定している
という点である(そうなる原因としては、オートクルー
ズ制御に入ると、オートクルーズ設定速度V0 より大で
あれば燃料供給が停止され、エンジンブレーキがかかる
から、それにより減少して来たとか、あるいは丁度下り
坂が終了したところだったとか、上り坂にさしかかった
とかいろいろ考えられる。)。
【0036】オートクルーズ制御に突入すると同時に作
動中止モードとされていた補助ブレーキ制御プログラム
部5−1は、車両速度Vが減少して来て、本発明で定め
た第2のモード切換条件である「V≦オートクルーズ設
定速度V0 (この場合、80km/h)+補助ブレーキ
作動速度偏差ΔVB 」を満たした時に自動作動モードに
切り換えられる。それを満たすのは、図5に示す例では
曲線イ上の点B1 にまで減少して来た時(時刻t3 )で
ある。注意すべきことは、この時刻t3 で補助ブレーキ
11が作動させられるということではなく、自動作動モ
ードに切り換えられただけということである。自動作動
モードに切り換えられた後、従来と同様、「V>V0
ΔVB 」となれば作動させ、「V<V0 +ΔVC 」とな
れば作動を解除するという動作がなされることになる。
図5に示した例では、自動作動モードに入った後初めて
補助ブレーキ11が作動されるのは、「V>V0 +ΔV
B 」となった点B2 の時(時刻t4 )である。
【0037】図3は、補助ブレーキ制御を作動中止モー
ドから自動作動モードへ切り換える第2のモード切換条
件の趣旨を説明する図である。縦軸は車両速度(V),
横軸は時間(t)を表し、曲線イ−1,イ−2は速度変
化の2つの例を示している。B1 〜B4 は曲線イ−1,
イ−2と速度V0 +ΔVB の線との交点であり、C1
2 は曲線イ−2と速度V0 +ΔVC の線との交点であ
る。上記の例で第2のモード切換条件をV≦V0 +ΔV
B とした理由は、作動中止モード中に車両速度Vが減少
したが、何らかの事情により上昇に転じ、補助ブレーキ
11の自動作動を開始させている速度に増大した時(つ
まりV>V0 +ΔV B となった時)には、補助ブレーキ
11を作動させることが出来るようにしようとしたとこ
ろにある。
【0038】曲線イ−1のように車両速度Vが減少して
来ると、点B2 (時刻t3 )のところで第2のモード切
換条件を満たすから、ここで作動中止モードから自動作
動モードに切り換えられる。その後、点B3 (時刻
4 )を経てV>V0 +ΔVB となると、補助ブレーキ
11が作動させられることになる。もし、第2のモード
切換条件をV≦V0 +ΔVC と定めていたと仮定すれ
ば、曲線イ−2のように車両速度Vが減少して来ると、
点C1 (時刻t2 )のところで第2のモード切換条件を
満たすから、ここで作動中止モードから自動作動モード
に切り換えられる。その後、点B4 (時刻t6 )を経て
V>V0 +ΔVB となると、補助ブレーキ11が作動さ
せられる。しかし、このように設定した場合、曲線イ−
1のように、V0 +ΔVC の速度までは減少せずに上昇
に転じていくという速度変化をした場合、点B3 のとこ
ろに至っても補助ブレーキ11を作動させることが出来
ないという不都合が生じる(なぜなら、依然として作動
中止モードであるからである)。従って、第2のモード
切換条件は、V≦V0 +ΔVB と定めているのである。
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のオートクルー
ズ制御方法によれば、オートクルーズ制御スイッチの操
作によりオートクルーズ制御に突入した場合、補助ブレ
ーキを制御する手段の動作モードは、まず作動中止モー
ドとされ、その後、モード切換条件のいずれかを満たし
た場合に自動作動モードに切り換えられ、補助ブレーキ
の自動作動が可能とされる。従って、何らかの事情でオ
ートクルーズ速度の設定範囲上限値(80km/h)を
超えてしまっている状態で、オートクルーズ制御に突入
した場合には、補助ブレーキの作動は中止されているの
で、エンジンブレーキに加えて補助ブレーキがかかるこ
とはなくなる。そのため、ドライバーに必要以上の減速
感を感じさせることもなく、運転フィーリングを悪化さ
せるということもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のオートクルーズ制御における補助ブ
レーキ制御を説明するフローチャート
【図2】 本発明のオートクルーズ制御を行なうオート
クルーズ制御装置を示す図
【図3】 補助ブレーキ制御を作動中止モードから自動
作動モードへ切り換える第2のモード切換条件の趣旨を
説明する図
【図4】 第1のモード切換条件による自動作動モード
への切換を説明する図
【図5】 第2のモード切換条件による自動作動モード
への切換を説明する図
【図6】 従来のオートクルーズ制御装置を示す図
【図7】 従来の問題点を説明する図
【図8】 従来のオートクルーズ制御における補助ブレ
ーキ制御を説明するフローチャート
【図9】 補助ブレーキ作動レバーの操作状態を示す図
【符号の説明】
1…オートクルーズ制御スイッチ、1A…セットスイッ
チ、2…フットブレーキスイッチ、3…補助ブレーキ作
動レバースイッチ、3L…補助ブレーキ作動レバー、3
A…可動接点、3B…第1接点、3C…第2接点、4…
車速センサ、5…コントローラ、5−1…補助ブレーキ
プログラム部、5−2…自動作動モード、5−3…作動
中止モード、5−4…オートクルーズ制御状態メモリ、
6…エンジン、7…クラッチ、8…変速機、9…プロペ
ラシャフト、10…駆動輪、11…補助ブレーキ、12
…排気ブレーキ、13…リターダ、14…ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 301 F02D 29/02 301C 341 341 (72)発明者 橋本大介 川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ 自動車株式会社川崎工場内 Fターム(参考) 3D041 AA33 AA79 AB01 AC26 AD15 AD51 AE04 AE11 AE41 3D044 AA04 AA14 AA27 AA36 AB01 AC24 AC26 AD21 AD23 AE04 AE11 3D046 BB19 BB26 EE03 HH00 HH22 3G065 CA20 CA22 EA05 FA06 FA12 GA11 GA29 GA43 3G093 AA01 BA23 CB03 CB13 DB05 DB15 EA01 EA09 EB04 FA07 FB07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補助ブレーキを自動作動制御する補助ブ
    レーキ制御も併せて行うオートクルーズ制御方法におい
    て、オートクルーズ制御スイッチからの信号によりオー
    トクルーズ制御に突入した場合には、前記補助ブレーキ
    制御の動作モードをまず作動中止モードとし、該作動中
    止モード中において予め定めてあるモード切換条件のい
    ずれかを満たした場合に、前記補助ブレーキ制御の動作
    モードを自動作動モードに切り換えるようにしたことを
    特徴とするオートクルーズ制御方法。
  2. 【請求項2】 モード切換条件を、車両速度Vがオート
    クルーズに突入した時の速度VT と予め定めてあるオー
    トクルーズ突入速度偏差ΔVT の和より大となったこと
    (V>VT +ΔVT )と、車両速度Vがオートクルーズ
    設定速度V0と予め定めてある補助ブレーキ作動速度偏
    差ΔVB の和以下となったこと(V≦V0 +ΔVB )と
    の2つとしたことを特徴とする請求項1記載のオートク
    ルーズ制御方法。
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