JP3191590B2 - オートクルーズ制御方法 - Google Patents
オートクルーズ制御方法Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両におけるオートク
ルーズ制御方法、とくに、補助ブレーキの作動制御を伴
うオートクルーズの制御方法に関する。
ルーズ制御方法、とくに、補助ブレーキの作動制御を伴
うオートクルーズの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両においては、実開平4−65
624号公報に例示されているように、オートクルーズ
走行中に下り坂走行等のため最小燃料供給量に達して
も、車両が目標車速以上に増速するような場合、補助ブ
レーキを自動的に作動させて目標車速を維持するように
制御しており、また、特開昭61−113523号公報
に示されているように、減速時におけるリターダの制動
力をオートクルーズ制御装置により制御して、広い範囲
におけるオートクルーズ走行を達成するようにしている
が、これらの場合には、オートクルーズ走行中の車速と
目標車速との偏差に応じて補助ブレーキのブレーキ力を
制御していると、オートクルーズ制御により補助ブレー
キが作動している下り坂走行後に直ぐに上り坂となるよ
うな道路では、上り坂への走行が開始されても車速偏差
が残っているため補助ブレーキの作動がなお継続してい
る場合があり、このときには補助ブレーキの解除タイミ
ングが遅れることによって、オートクルーズ設定車速に
対する走行車速のアンダーシュートが大きめに現れる不
具合があった。
624号公報に例示されているように、オートクルーズ
走行中に下り坂走行等のため最小燃料供給量に達して
も、車両が目標車速以上に増速するような場合、補助ブ
レーキを自動的に作動させて目標車速を維持するように
制御しており、また、特開昭61−113523号公報
に示されているように、減速時におけるリターダの制動
力をオートクルーズ制御装置により制御して、広い範囲
におけるオートクルーズ走行を達成するようにしている
が、これらの場合には、オートクルーズ走行中の車速と
目標車速との偏差に応じて補助ブレーキのブレーキ力を
制御していると、オートクルーズ制御により補助ブレー
キが作動している下り坂走行後に直ぐに上り坂となるよ
うな道路では、上り坂への走行が開始されても車速偏差
が残っているため補助ブレーキの作動がなお継続してい
る場合があり、このときには補助ブレーキの解除タイミ
ングが遅れることによって、オートクルーズ設定車速に
対する走行車速のアンダーシュートが大きめに現れる不
具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両のオー
トクルーズ走行中の補助ブレーキ作動時に、その補助ブ
レーキの解除制御を適正に行うことにより、上り下りの
ある坂道において、オートクルーズ設定車速を容易に維
持させることができるようにしようとするものである。
トクルーズ走行中の補助ブレーキ作動時に、その補助ブ
レーキの解除制御を適正に行うことにより、上り下りの
ある坂道において、オートクルーズ設定車速を容易に維
持させることができるようにしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかるオートクルーズ制御方法は、リター
ダ、圧縮圧開放式エンジンブレーキ、及び、排気ブレー
キの各補助ブレーキ手段からなり、これら各補助ブレー
キ手段のうち作動させる補助ブレーキ手段の選択または
上記各補助ブレーキ手段におけるブレーキ力の変化によ
りブレーキ力が総合的に制御される補助ブレーキをそな
え、車両のオートクルーズ走行中の上記補助ブレーキ作
動時に、車速とオートクルーズ設定車速との車速偏差の
減少及び車両の減速度の増加に応じて作動を停止させる
ための車速偏差所定値及び減速度所定値を上記各補助ブ
レーキ手段毎に異なって設定し、上記車速偏差及び上記
減速度がそれぞれ上記各補助ブレーキ手段の車速偏差所
定値及び減速度所定値に達したときその補助ブレーキ手
段の作動を停止させるように制御している。
め、本発明にかかるオートクルーズ制御方法は、リター
ダ、圧縮圧開放式エンジンブレーキ、及び、排気ブレー
キの各補助ブレーキ手段からなり、これら各補助ブレー
キ手段のうち作動させる補助ブレーキ手段の選択または
上記各補助ブレーキ手段におけるブレーキ力の変化によ
りブレーキ力が総合的に制御される補助ブレーキをそな
え、車両のオートクルーズ走行中の上記補助ブレーキ作
動時に、車速とオートクルーズ設定車速との車速偏差の
減少及び車両の減速度の増加に応じて作動を停止させる
ための車速偏差所定値及び減速度所定値を上記各補助ブ
レーキ手段毎に異なって設定し、上記車速偏差及び上記
減速度がそれぞれ上記各補助ブレーキ手段の車速偏差所
定値及び減速度所定値に達したときその補助ブレーキ手
段の作動を停止させるように制御している。
【0005】
【作用】すなわち、車速とオートクルーズ設定車速との
車速偏差の減少及び車両の減速度の増加に応じて作動を
停止させるための車速偏差所定値及び減速度所定値が各
補助ブレーキ手段毎に異なって設定されていて、車速偏
差及び車両減速度がそれぞれ各補助ブレーキ手段の車速
偏差所定値及び減速度所定値に達したときその補助ブレ
ーキ手段の作動を停止させることにより、車速偏差及び
車両減速度に応じて補助ブレーキのブレーキ力を変化さ
せるように制御しているため、車速偏差が減少して車両
の減速度が比較的大きいときに、補助ブレーキのブレー
キ力を従来よりも早めに低減させて、オートクルーズ設
定車速に対する走行車速のアンダーシュートを容易に、
かつ、効果的に抑制することができ、良好なオートクル
ーズ走行を実現させることができる。
車速偏差の減少及び車両の減速度の増加に応じて作動を
停止させるための車速偏差所定値及び減速度所定値が各
補助ブレーキ手段毎に異なって設定されていて、車速偏
差及び車両減速度がそれぞれ各補助ブレーキ手段の車速
偏差所定値及び減速度所定値に達したときその補助ブレ
ーキ手段の作動を停止させることにより、車速偏差及び
車両減速度に応じて補助ブレーキのブレーキ力を変化さ
せるように制御しているため、車速偏差が減少して車両
の減速度が比較的大きいときに、補助ブレーキのブレー
キ力を従来よりも早めに低減させて、オートクルーズ設
定車速に対する走行車速のアンダーシュートを容易に、
かつ、効果的に抑制することができ、良好なオートクル
ーズ走行を実現させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図1に示されているように、トラック等の車両に
おけるコントロールユニット1には、オートクルーズ用
メインスイッチ2、オートクルーズ車速の設定とオート
クルーズ車速の減少を行わせるためのセットスイッチ
3、オートクルーズ一時解除時からの復帰とオートクル
ーズ車速の増加を行わせるためのリジュームスイッチ
4、オートクルーズ解除スイッチ5、アクセルスイッチ
6及びストップランプスイッチ7が接続されていて、そ
れぞれのスイッチが閉じられたとき、コントロールユニ
ット1にそれぞれ信号が入力されると共に、車速センサ
8から車速信号が入力されている。なお、オートクルー
ズ解除スイッチ5は、排気ブレーキの手動スイッチ、ク
ラッチ及びフットブレーキの作動信号と、トランスミッ
ションのニュートラル信号とによりそれぞれ閉じられる
ものである。
する。図1に示されているように、トラック等の車両に
おけるコントロールユニット1には、オートクルーズ用
メインスイッチ2、オートクルーズ車速の設定とオート
クルーズ車速の減少を行わせるためのセットスイッチ
3、オートクルーズ一時解除時からの復帰とオートクル
ーズ車速の増加を行わせるためのリジュームスイッチ
4、オートクルーズ解除スイッチ5、アクセルスイッチ
6及びストップランプスイッチ7が接続されていて、そ
れぞれのスイッチが閉じられたとき、コントロールユニ
ット1にそれぞれ信号が入力されると共に、車速センサ
8から車速信号が入力されている。なお、オートクルー
ズ解除スイッチ5は、排気ブレーキの手動スイッチ、ク
ラッチ及びフットブレーキの作動信号と、トランスミッ
ションのニュートラル信号とによりそれぞれ閉じられる
ものである。
【0007】また、コントロールユニット1は、オート
クルーズ走行時にクルーズランプ9を点灯させる一方、
図示しないディーゼルエンジンの電子ガバナ10に信号
を送ってディーゼルエンジンへの燃料供給量を増減さ
せ、車速をオートクルーズ設定車速に維持するように制
御すると共に、エンジンブレーキの作動中に車速がオー
トクルーズ設定車速を越えたときにはその設定車速に近
づけるように補助ブレーキ11の作動を制御する。
クルーズ走行時にクルーズランプ9を点灯させる一方、
図示しないディーゼルエンジンの電子ガバナ10に信号
を送ってディーゼルエンジンへの燃料供給量を増減さ
せ、車速をオートクルーズ設定車速に維持するように制
御すると共に、エンジンブレーキの作動中に車速がオー
トクルーズ設定車速を越えたときにはその設定車速に近
づけるように補助ブレーキ11の作動を制御する。
【0008】補助ブレーキ11は排気ブレーキ12、圧
縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置13、第1段リタ
ーダ14及び第2段リターダ15からなり、排気ブレー
キ12は排気管の絞りの強さによってブレーキ力をうる
ものであり、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3は、例えば、適当なエンジンシリンダに設けられた第
3弁を圧縮行程から膨張行程にかけて開くことによりブ
レーキ力をうるものであり、リターダ14、15は例え
ば流体式リターダにおけるステータのブレード角を変化
させて、リターダの流量を調整することによりブレーキ
力を増減させるものであるが、リターダとしては必ずし
も流体式に限定されないことはいうまでもない。
縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置13、第1段リタ
ーダ14及び第2段リターダ15からなり、排気ブレー
キ12は排気管の絞りの強さによってブレーキ力をうる
ものであり、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3は、例えば、適当なエンジンシリンダに設けられた第
3弁を圧縮行程から膨張行程にかけて開くことによりブ
レーキ力をうるものであり、リターダ14、15は例え
ば流体式リターダにおけるステータのブレード角を変化
させて、リターダの流量を調整することによりブレーキ
力を増減させるものであるが、リターダとしては必ずし
も流体式に限定されないことはいうまでもない。
【0009】上記補助ブレーキ11は、車速とオートク
ルーズ設定車速との偏差が増大するに従って、及びまた
は、車両の減速度が減少するに従って、例えば、排気ブ
レーキ12、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3、第1段リターダ14及び第2段リターダ15がそれ
ぞれ順次付加的に作動して、補助ブレーキ力が逐次増加
されていき、逆に、車速とオートクルーズ設定車速との
偏差が減少するに従って、かつ、車両の減速度が比較的
大きい場合に、上記と逆の順序でそれぞれの作動が解除
されて、補助ブレーキ力が逐次減少させられるように制
御されている。なお、補助ブレーキ11における上記各
手段の作動及び解除の順序は適宜変更できるものであ
り、また、補助ブレーキ11における上記各手段の種
類、数は上記に限定されることなく、随時変更できるも
のであることはいうまでもない。
ルーズ設定車速との偏差が増大するに従って、及びまた
は、車両の減速度が減少するに従って、例えば、排気ブ
レーキ12、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3、第1段リターダ14及び第2段リターダ15がそれ
ぞれ順次付加的に作動して、補助ブレーキ力が逐次増加
されていき、逆に、車速とオートクルーズ設定車速との
偏差が減少するに従って、かつ、車両の減速度が比較的
大きい場合に、上記と逆の順序でそれぞれの作動が解除
されて、補助ブレーキ力が逐次減少させられるように制
御されている。なお、補助ブレーキ11における上記各
手段の作動及び解除の順序は適宜変更できるものであ
り、また、補助ブレーキ11における上記各手段の種
類、数は上記に限定されることなく、随時変更できるも
のであることはいうまでもない。
【0010】すなわち、車両の走行中、メインスイッチ
2が閉じられてから車両が所望の速度に達したとき、セ
ットスイッチ3が閉じられて、そのときの車速がオート
クルーズ車速として設定され、オートクルーズ走行が開
始されると、コントロールユニット1による電子ガバナ
10の制御によってディーゼルエンジンの出力が調整さ
れ、車速がオートクルーズ設定車速に維持されるが、下
り坂走行等により車速が増大するためエンジンがアイド
ル運転となり、さらに、エンジンへの燃料カットにより
エンジンブレーキが作用しても、なお車両が増速する場
合には、コントロールユニット1によって補助ブレーキ
11が自動的に前記の順で作動するように制御される。
2が閉じられてから車両が所望の速度に達したとき、セ
ットスイッチ3が閉じられて、そのときの車速がオート
クルーズ車速として設定され、オートクルーズ走行が開
始されると、コントロールユニット1による電子ガバナ
10の制御によってディーゼルエンジンの出力が調整さ
れ、車速がオートクルーズ設定車速に維持されるが、下
り坂走行等により車速が増大するためエンジンがアイド
ル運転となり、さらに、エンジンへの燃料カットにより
エンジンブレーキが作用しても、なお車両が増速する場
合には、コントロールユニット1によって補助ブレーキ
11が自動的に前記の順で作動するように制御される。
【0011】また、車両のオートクルーズ走行車速が設
定車速以上に増大して、上記のように補助ブレーキ11
が全体的に作動している場合において、車両が減速して
きたときのコントロールユニット1による補助ブレーキ
11の解除制御を、オートクルーズ設定車速が60km
/hである例について、図2のフローチャートにより説
明する。
定車速以上に増大して、上記のように補助ブレーキ11
が全体的に作動している場合において、車両が減速して
きたときのコントロールユニット1による補助ブレーキ
11の解除制御を、オートクルーズ設定車速が60km
/hである例について、図2のフローチャートにより説
明する。
【0012】まずステップS1において、走行中の車速
とオートクルーズ設定車速との偏差ΔVが5.5km/
hより大かどうかがチェックされ、車速偏差ΔV≧5.
5km/hならばリターンして、補助ブレーキ全体の作
動が継続されるが、車速偏差ΔV<5.5km/hなら
ばステップS2へ移行する。
とオートクルーズ設定車速との偏差ΔVが5.5km/
hより大かどうかがチェックされ、車速偏差ΔV≧5.
5km/hならばリターンして、補助ブレーキ全体の作
動が継続されるが、車速偏差ΔV<5.5km/hなら
ばステップS2へ移行する。
【0013】ステップS2では車両の減速度Rが0.5
km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減速
度R≦0.5km/h/秒ならばリターンして、補助ブ
レーキ全体の作動が継続されるが、減速度R>0.5k
m/h/秒ならばステップS3へ移行する。
km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減速
度R≦0.5km/h/秒ならばリターンして、補助ブ
レーキ全体の作動が継続されるが、減速度R>0.5k
m/h/秒ならばステップS3へ移行する。
【0014】ステップS3においては、第2段リターダ
15の作動が停止して補助ブレーキ11のブレーキ力が
低減させられ、次のステップS4では車速偏差ΔVが
3.5km/hより大かどうかがチェックされ、車速偏
差ΔV≧3.5km/hならばリターンして、第2段リ
ターダ15以外の補助ブレーキの作動が継続されるが、
車速偏差ΔV<3.5km/hならばステップS5へ移
行する。
15の作動が停止して補助ブレーキ11のブレーキ力が
低減させられ、次のステップS4では車速偏差ΔVが
3.5km/hより大かどうかがチェックされ、車速偏
差ΔV≧3.5km/hならばリターンして、第2段リ
ターダ15以外の補助ブレーキの作動が継続されるが、
車速偏差ΔV<3.5km/hならばステップS5へ移
行する。
【0015】ステップS5では車両の減速度Rが0.9
km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減速
度R≦0.9km/h/秒ならばステップS7へ移行す
るが、減速度R>0.9km/h/秒ならばステップS
6へ移行し、第1段リターダ14の作動も停止して補助
ブレーキ11のブレーキ力が低減させられ、ステップS
9へ移行する。
km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減速
度R≦0.9km/h/秒ならばステップS7へ移行す
るが、減速度R>0.9km/h/秒ならばステップS
6へ移行し、第1段リターダ14の作動も停止して補助
ブレーキ11のブレーキ力が低減させられ、ステップS
9へ移行する。
【0016】ステップS7においては、車速偏差ΔVが
2.5km/hより大かどうかがチェックされ、車速偏
差ΔV≧2.5km/hならばリターンして、第2段リ
ターダ15以外の補助ブレーキの作動が継続されるが、
車速偏差ΔV<2.5km/hならばステップS8へ移
行し、第1段リターダ14の作動も停止して、ステップ
S9へ移行する。
2.5km/hより大かどうかがチェックされ、車速偏
差ΔV≧2.5km/hならばリターンして、第2段リ
ターダ15以外の補助ブレーキの作動が継続されるが、
車速偏差ΔV<2.5km/hならばステップS8へ移
行し、第1段リターダ14の作動も停止して、ステップ
S9へ移行する。
【0017】ステップS9では車両の減速度Rが0.2
km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減速
度R≦0.2km/h/秒ならばステップS11へ移行
するが、減速度R>0.2km/h/秒ならばステップ
S10へ移行し、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装
置13の作動が停止して補助ブレーキ11は排気ブレー
キ12の作動のみとなり、ステップS13へ移行する。
km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減速
度R≦0.2km/h/秒ならばステップS11へ移行
するが、減速度R>0.2km/h/秒ならばステップ
S10へ移行し、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装
置13の作動が停止して補助ブレーキ11は排気ブレー
キ12の作動のみとなり、ステップS13へ移行する。
【0018】ステップS11においては、車速偏差ΔV
が0.5km/hより大かどうかがチェックされ、車速
偏差ΔV≧0.5km/hならばリターンして、リター
ダ14、15以外の補助ブレーキの作動が継続される
が、車速偏差ΔV<0.5km/hならばステップS1
2へ移行し、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3の作動が停止して補助ブレーキ11は排気ブレーキ1
2の作動のみとなり、ステップS13へ移行する。
が0.5km/hより大かどうかがチェックされ、車速
偏差ΔV≧0.5km/hならばリターンして、リター
ダ14、15以外の補助ブレーキの作動が継続される
が、車速偏差ΔV<0.5km/hならばステップS1
2へ移行し、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3の作動が停止して補助ブレーキ11は排気ブレーキ1
2の作動のみとなり、ステップS13へ移行する。
【0019】ステップS13では車両の減速度Rが0.
3km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減
速度R≦0.3km/h/秒ならばステップS15へ移
行するが、減速度R>0.3km/h/秒ならばステッ
プS14へ移行し、排気ブレーキ12の作動が停止して
補助ブレーキ11の作動が完全に解除され、リターンす
る。
3km/h/秒以内であるかどうかがチェックされ、減
速度R≦0.3km/h/秒ならばステップS15へ移
行するが、減速度R>0.3km/h/秒ならばステッ
プS14へ移行し、排気ブレーキ12の作動が停止して
補助ブレーキ11の作動が完全に解除され、リターンす
る。
【0020】ステップS15においては、車速偏差ΔV
が存在するかどうかがチェックされ、車速偏差ΔVが残
っていればリターンして、補助ブレーキは排気ブレーキ
12のみの作動が継続されるが、車速偏差ΔVが逆転し
ていればステップS16へ移行し、排気ブレーキ12の
作動も停止して補助ブレーキ11の作動が完全に解除さ
れることになる。
が存在するかどうかがチェックされ、車速偏差ΔVが残
っていればリターンして、補助ブレーキは排気ブレーキ
12のみの作動が継続されるが、車速偏差ΔVが逆転し
ていればステップS16へ移行し、排気ブレーキ12の
作動も停止して補助ブレーキ11の作動が完全に解除さ
れることになる。
【0021】上記のように、車両のオートクルーズ走行
時に補助ブレーキ11が全体的に作動しているとき、補
助ブレーキ11における第2段リターダ15、第1段リ
ターダ14、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3及び排気ブレーキ12の作動を順次停止させて、補助
ブレーキ力を逐次減少させていく場合の制御を、車速偏
差ΔV及び減速度Rの両面から行っているので、車両が
下り坂走行から上り坂走行に移ったため減速するような
場合には、補助ブレーキ11における各々の作動を速や
かに順次停止させて、補助ブレーキ力を適宜早めに低減
させることにより、オートクルーズ設定車速に対する走
行車速のアンダーシュートを容易に、かつ、効果的に抑
制することができ、従って、とくに上り下りが繰り返さ
れるような道路においても良好なオートクルーズ走行を
実現させることができて、車両の運転フィーリングを著
しく改善することができる。
時に補助ブレーキ11が全体的に作動しているとき、補
助ブレーキ11における第2段リターダ15、第1段リ
ターダ14、圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置1
3及び排気ブレーキ12の作動を順次停止させて、補助
ブレーキ力を逐次減少させていく場合の制御を、車速偏
差ΔV及び減速度Rの両面から行っているので、車両が
下り坂走行から上り坂走行に移ったため減速するような
場合には、補助ブレーキ11における各々の作動を速や
かに順次停止させて、補助ブレーキ力を適宜早めに低減
させることにより、オートクルーズ設定車速に対する走
行車速のアンダーシュートを容易に、かつ、効果的に抑
制することができ、従って、とくに上り下りが繰り返さ
れるような道路においても良好なオートクルーズ走行を
実現させることができて、車両の運転フィーリングを著
しく改善することができる。
【0022】なお、上記は補助ブレーキ全体が作動して
いる状態から補助ブレーキの各々の作動を順次停止させ
る一例について説明したが、オートクルーズ設定車速の
大きさに応じて車速偏差及び減速度の制御値をそれぞれ
最適なものに選定すべきであり、また、補助ブレーキの
一部が作動している状態からその各々の作動を順次停止
させる場合についても前記と同様に制御すれば、前記と
同等の作用効果がえられることはいうまでもなく、さら
に、補助ブレーキが前記の一部により構成されている場
合においても、それらについて前記と同様に制御すれ
ば、前記各実施例と同様な作用効果がえられるものであ
る。
いる状態から補助ブレーキの各々の作動を順次停止させ
る一例について説明したが、オートクルーズ設定車速の
大きさに応じて車速偏差及び減速度の制御値をそれぞれ
最適なものに選定すべきであり、また、補助ブレーキの
一部が作動している状態からその各々の作動を順次停止
させる場合についても前記と同様に制御すれば、前記と
同等の作用効果がえられることはいうまでもなく、さら
に、補助ブレーキが前記の一部により構成されている場
合においても、それらについて前記と同様に制御すれ
ば、前記各実施例と同様な作用効果がえられるものであ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明にかかるオートクルーズ制御方法
によれば、車両のオートクルーズ走行中の補助ブレーキ
作動時に、車速とオートクルーズ設定車速との車速偏差
及び車両の減速度に応じて、上記補助ブレーキのブレー
キ力を変化させるように制御しているため、車速偏差が
減少して車両の減速度が比較的大きいときに、補助ブレ
ーキのブレーキ力を従来よりも早めに低減させて、オー
トクルーズ設定車速に対する走行車速のアンダーシュー
トを容易に、かつ、効果的に抑制し、上り下りのある道
路においても良好なオートクルーズ走行を実現させるこ
とができる。
によれば、車両のオートクルーズ走行中の補助ブレーキ
作動時に、車速とオートクルーズ設定車速との車速偏差
及び車両の減速度に応じて、上記補助ブレーキのブレー
キ力を変化させるように制御しているため、車速偏差が
減少して車両の減速度が比較的大きいときに、補助ブレ
ーキのブレーキ力を従来よりも早めに低減させて、オー
トクルーズ設定車速に対する走行車速のアンダーシュー
トを容易に、かつ、効果的に抑制し、上り下りのある道
路においても良好なオートクルーズ走行を実現させるこ
とができる。
【図1】本発明の実施例における概略配置図。
【図2】上記実施例の制御フローチャート。
1 コントロールユニット 2 オートクルーズ用メインスイッチ 3 セットスイッチ 4 リジュームスイッチ 5 オートクルーズ解除スイッチ 7 ストップランプスイッチ 8 車速センサ 10 電子ガバナ 11 補助ブレーキ 12 排気ブレーキ 13 圧縮圧開放式エンジンブレーキ補助装置 14 第1段リターダ 15 第2段リターダ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−60723(JP,A) 特開 昭61−113523(JP,A) 特開 平8−156759(JP,A) 実開 平4−65624(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 31/00 B60T 7/12 F02D 9/06 F02D 13/04 F02D 29/02
Claims (3)
- 【請求項1】 リターダ、圧縮圧開放式エンジンブレー
キ、及び、排気ブレーキの各補助ブレーキ手段からな
り、これら各補助ブレーキ手段のうち作動させる補助ブ
レーキ手段の選択または上記各補助ブレーキ手段におけ
るブレーキ力の変化によりブレーキ力が総合的に制御さ
れる補助ブレーキをそなえ、車両のオートクルーズ走行
中の上記補助ブレーキ作動時に、車速とオートクルーズ
設定車速との車速偏差の減少及び車両の減速度の増加に
応じて作動を停止させるための車速偏差所定値及び減速
度所定値を上記各補助ブレーキ手段毎に異なって設定
し、上記車速偏差及び上記減速度がそれぞれ上記各補助
ブレーキ手段の車速偏差所定値及び減速度所定値に達し
たときその補助ブレーキ手段の作動を停止させるように
制御するオートクルーズ制御方法。 - 【請求項2】 請求項1において、上記車速偏差が減少
するほど、及び、上記減速度が大きくなるほど、上記各
補助ブレーキ手段の作動を順次停止させて、上記補助ブ
レーキのブレーキ力を低減させるように制御するオート
クルーズ制御方法。 - 【請求項3】 請求項2において、上記補助ブレーキの
ブレーキ力を段階的に低減させるように制御するオート
クルーズ制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34055994A JP3191590B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | オートクルーズ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34055994A JP3191590B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | オートクルーズ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183370A JPH08183370A (ja) | 1996-07-16 |
JP3191590B2 true JP3191590B2 (ja) | 2001-07-23 |
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ID=18338159
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Country | Link |
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JP (1) | JP3191590B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP3876605B2 (ja) * | 2000-10-06 | 2007-02-07 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両におけるブレーキ制御装置 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP34055994A patent/JP3191590B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08183370A (ja) | 1996-07-16 |
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