JPH0790722B2 - 定速走行装置 - Google Patents
定速走行装置Info
- Publication number
- JPH0790722B2 JPH0790722B2 JP61059012A JP5901286A JPH0790722B2 JP H0790722 B2 JPH0790722 B2 JP H0790722B2 JP 61059012 A JP61059012 A JP 61059012A JP 5901286 A JP5901286 A JP 5901286A JP H0790722 B2 JPH0790722 B2 JP H0790722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- exhaust brake
- sensor
- idle position
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
Landscapes
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の定速走行装置に関し、特に、車両が降坂
路を走行中に車速のオーバーシュートが生じた場合、降
坂路走行と判定されたときにエキゾーストブレーキを自
動的に作動させる定速走行装置に関する。
路を走行中に車速のオーバーシュートが生じた場合、降
坂路走行と判定されたときにエキゾーストブレーキを自
動的に作動させる定速走行装置に関する。
(従来の技術) 定速走行装置は、発車後、一定車速に到達したとき、ア
クセルペダルを離し、道路条件や風圧などの走行条件の
変動の有無にかかわらず車速を自動的に維持できる装置
として知られており、エキゾーストブレーキを装着した
大型車両用の定速走行装置として、例えば本件出願人に
よる特開昭60−145430号公報に開示されたものがある。
この装置は、車両が降坂路を定速走行中に車速のオーバ
ーシュートが生じたとき、自動的にエキゾーストブレー
キを作動させるように構成されたものである。
クセルペダルを離し、道路条件や風圧などの走行条件の
変動の有無にかかわらず車速を自動的に維持できる装置
として知られており、エキゾーストブレーキを装着した
大型車両用の定速走行装置として、例えば本件出願人に
よる特開昭60−145430号公報に開示されたものがある。
この装置は、車両が降坂路を定速走行中に車速のオーバ
ーシュートが生じたとき、自動的にエキゾーストブレー
キを作動させるように構成されたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この装置では、定速走行中に生じた車速
のオーバーシュートが、降坂路走行中のオーバーシュー
トであるか、あるいは平坦路での一時加速後の惰行走行
中のオーバーシュートであるかの判別が行なわれず、車
速のオーバーシュートが生じたときにはすべて自動的に
エキゾーストブレーキを作動させるものであるため、平
坦路での一時加速後の惰行走行中のオーバーシュートの
場合にもエキゾーストブレーキが作動し、後続車両に追
突される危険を招くという欠点があった。
のオーバーシュートが、降坂路走行中のオーバーシュー
トであるか、あるいは平坦路での一時加速後の惰行走行
中のオーバーシュートであるかの判別が行なわれず、車
速のオーバーシュートが生じたときにはすべて自動的に
エキゾーストブレーキを作動させるものであるため、平
坦路での一時加速後の惰行走行中のオーバーシュートの
場合にもエキゾーストブレーキが作動し、後続車両に追
突される危険を招くという欠点があった。
従って本発明の目的は、定速装置により定速走行中に車
両速度のオーバーシュートが生じたとき、このオーバー
シュートが降坂路走行中のオーバーシュートであるか、
平坦路走行中の一時加速後の惰行走行であるかを判別
し、前者の場合に排気ブレーキを作動させるように構成
した定速走行装置を提供することである。
両速度のオーバーシュートが生じたとき、このオーバー
シュートが降坂路走行中のオーバーシュートであるか、
平坦路走行中の一時加速後の惰行走行であるかを判別
し、前者の場合に排気ブレーキを作動させるように構成
した定速走行装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明によれば、定速走行時に
車速が予め設定された所定の車速以上になったか否かを
判定する車速判定手段と、排気ブレーキを作動させる排
気ブレーキ作動手段を備えた定速走行装置において、前
記定速走行装置は、燃料噴射量制御用コントロールレバ
ーに連結されたロードセンサと、エンジンの回転数を検
出するエンジン回転センサと、車両の荷台に積載された
積載物の重量を検出する積載量センサと、前記ロードセ
ンサ、エンジン回転センサ、積載量センサの各センサの
信号と予め記憶された車両重量とから車両走行抵抗を演
算する演算手段と、 該演算手段で演算された走行抵抗が負であることを判定
する走行抵抗判定手段と、 アクセルペダルがアイドル位置であるか否かを検出する
アクセルペダルアイドル位置検出手段と、前記ロードセ
ンサの信号によりコントロールレバーがアイドル位置に
あるか否かを検出するコントロールレバーアイドル位置
検出手段とを有し、 前記排気ブレーキ作動手段は、前記車速判定手段と走行
抵抗判定手段とアクセルペダルアイドル位置検出手段と
コントロールレバーアイドル位置検出手段との理論積に
より排気ブレーキを作動させる定速走行装置が提供され
る (作用) 本発明によれば、車両の走行抵抗は次式に基いて計算さ
れる。
車速が予め設定された所定の車速以上になったか否かを
判定する車速判定手段と、排気ブレーキを作動させる排
気ブレーキ作動手段を備えた定速走行装置において、前
記定速走行装置は、燃料噴射量制御用コントロールレバ
ーに連結されたロードセンサと、エンジンの回転数を検
出するエンジン回転センサと、車両の荷台に積載された
積載物の重量を検出する積載量センサと、前記ロードセ
ンサ、エンジン回転センサ、積載量センサの各センサの
信号と予め記憶された車両重量とから車両走行抵抗を演
算する演算手段と、 該演算手段で演算された走行抵抗が負であることを判定
する走行抵抗判定手段と、 アクセルペダルがアイドル位置であるか否かを検出する
アクセルペダルアイドル位置検出手段と、前記ロードセ
ンサの信号によりコントロールレバーがアイドル位置に
あるか否かを検出するコントロールレバーアイドル位置
検出手段とを有し、 前記排気ブレーキ作動手段は、前記車速判定手段と走行
抵抗判定手段とアクセルペダルアイドル位置検出手段と
コントロールレバーアイドル位置検出手段との理論積に
より排気ブレーキを作動させる定速走行装置が提供され
る (作用) 本発明によれば、車両の走行抵抗は次式に基いて計算さ
れる。
ここで、 Pmer:走行抵抗に相当するPme、 Pme:エンジン出力、 A:定数、 Vs:エンジン総排気量、 W:車両重量、 μf:ファイナル比、 R:タイヤ半径、 μti:トランスミッションギヤ比、 ΔNe/Δt:微小時間t間におけるエンジン回転数Neの変
化量 である。
化量 である。
上式Iから、降坂路走行中においては、Pmeがアイドル
点の値であり、かつ、(ΔNe/Δt)>0であるため、
走行抵抗Pmerは降坂路走行中の場合には負(Pmer≦0)
となる。
点の値であり、かつ、(ΔNe/Δt)>0であるため、
走行抵抗Pmerは降坂路走行中の場合には負(Pmer≦0)
となる。
そこで、車両に搭載したマイコンにより、走行抵抗Pmer
を計算させ、その値が正(Pmer>0)であるか負(Pmer
≦0)であるかを判定させることにより、走行抵抗が負
のときには降坂路走行中であると判断してエキゾースト
ブレーキを作動させることとした。
を計算させ、その値が正(Pmer>0)であるか負(Pmer
≦0)であるかを判定させることにより、走行抵抗が負
のときには降坂路走行中であると判断してエキゾースト
ブレーキを作動させることとした。
(実施例) 第1図は、本発明による自動定速走行装置の概略を示す
構成図であり、1はエンジン、2はインジェクションポ
ンプであり、エンジン回転に応じて燃料噴射量および噴
射時期が自動制御されるようになっている。3は燃料噴
射制御用コントロールレバー4に連結されたロードセン
サ、5はコントロールレバー4の動きを制御するステッ
プモータ、6はトランスミッション、7はトランスミッ
ション6のアクチュエータ、8はクラッチアクチュエー
タ、9はトランスミッション6の出力軸10の回転数を検
出する車速センサである。また、11は排気マニホールド
12を閉じることによりブレーキ作用をさせるためのエキ
ゾーストブレーキバルブで、該バルブ11はエアシリンダ
19により開・閉制御される。エアシリンダ19はエアタン
ク13からの空気圧を電磁弁14により供給または遮断する
ことにより作動される。
構成図であり、1はエンジン、2はインジェクションポ
ンプであり、エンジン回転に応じて燃料噴射量および噴
射時期が自動制御されるようになっている。3は燃料噴
射制御用コントロールレバー4に連結されたロードセン
サ、5はコントロールレバー4の動きを制御するステッ
プモータ、6はトランスミッション、7はトランスミッ
ション6のアクチュエータ、8はクラッチアクチュエー
タ、9はトランスミッション6の出力軸10の回転数を検
出する車速センサである。また、11は排気マニホールド
12を閉じることによりブレーキ作用をさせるためのエキ
ゾーストブレーキバルブで、該バルブ11はエアシリンダ
19により開・閉制御される。エアシリンダ19はエアタン
ク13からの空気圧を電磁弁14により供給または遮断する
ことにより作動される。
なお、15は設定車速Vと現在走行中の実車速V1とを比較
し、実車速V1と、設定車速Vに一定の見込み車速ΔV
1(又はΔV2)を加えた車速との大・小を判定する比較
器、17は判定結果により電磁弁14を作動制御するコント
ローラ、18はステップモータ5のコントローラである。
本発明の定速走行装置では、車両の走行中の走行抵抗Pm
erを計算し、かつその正・負を判定するための手段20が
設けてある。走行抵抗Pmerを計算するための前述の式I
において、エンジン総排気量Vs、ファイナル比μf、タ
イヤ半径Rは、定速走行装置を装着すべき車両に固有の
ものであり、かつ、車両の走行条件にかかわりなく常に
一定値をとるものであるから、当該車両のスペックに定
められた値を手段20にメモリーしておく。一方、車両重
量Wは走行時の積載量により異なり、エンジン出力Pme
は走行中のエンジン回転数Neとロードセンサ3からの燃
料噴射量とにより求められ、またトランスミッションギ
ヤ比μtiは、トランスミッションのシフト位置により、
夫々変動するものであるから、現に走行中の車両の走行
抵抗を計算するには、これらの物理量を検出するための
センサを設ける必要がある。第1図において、21はエン
ジン1のクランク軸回転数Neを検出するセンサ、22はト
ランスミッション6のシフト位置を検出するセンサ、23
は積載量を検出するためのセンサである。エンジン出力
Pmeはセンサ21によりエンジン回転数Neとロードセンサ
3により燃料噴射量が求められれば知ることができ、車
両重量Wはセンサ23により積載量が求められれば、この
積載量に車両重量(一定)を加えて知ることができる。
し、実車速V1と、設定車速Vに一定の見込み車速ΔV
1(又はΔV2)を加えた車速との大・小を判定する比較
器、17は判定結果により電磁弁14を作動制御するコント
ローラ、18はステップモータ5のコントローラである。
本発明の定速走行装置では、車両の走行中の走行抵抗Pm
erを計算し、かつその正・負を判定するための手段20が
設けてある。走行抵抗Pmerを計算するための前述の式I
において、エンジン総排気量Vs、ファイナル比μf、タ
イヤ半径Rは、定速走行装置を装着すべき車両に固有の
ものであり、かつ、車両の走行条件にかかわりなく常に
一定値をとるものであるから、当該車両のスペックに定
められた値を手段20にメモリーしておく。一方、車両重
量Wは走行時の積載量により異なり、エンジン出力Pme
は走行中のエンジン回転数Neとロードセンサ3からの燃
料噴射量とにより求められ、またトランスミッションギ
ヤ比μtiは、トランスミッションのシフト位置により、
夫々変動するものであるから、現に走行中の車両の走行
抵抗を計算するには、これらの物理量を検出するための
センサを設ける必要がある。第1図において、21はエン
ジン1のクランク軸回転数Neを検出するセンサ、22はト
ランスミッション6のシフト位置を検出するセンサ、23
は積載量を検出するためのセンサである。エンジン出力
Pmeはセンサ21によりエンジン回転数Neとロードセンサ
3により燃料噴射量が求められれば知ることができ、車
両重量Wはセンサ23により積載量が求められれば、この
積載量に車両重量(一定)を加えて知ることができる。
これらの各種センサからの信号は、走行抵抗を計算しそ
の正・負を判定するための手段20に入力され、判定後の
信号はコントローラ17に入力される。
の正・負を判定するための手段20に入力され、判定後の
信号はコントローラ17に入力される。
次に、本発明の自動定速走行装置の作動を、第2図のフ
ローチャートに基づいて説明する。
ローチャートに基づいて説明する。
まず、車両走行中に自動定速用メインスイッチをONに
し、自動定速モードとする(ステップ1)。次に所望の
定速走行をすべく、車速設定を行う(ステップ2)。こ
の設定車速Vは例えばメモリに記憶させて(ステップ
3)、比較器15に入力させる。比較器15では、車速セン
サ9で検出した実車速V1と、設定車速Vに一定の見込み
車速ΔV1を加えた速度(V+ΔV1)との大・小を比較演
算する(ステップ4)。比較の結果、V1≧(V+ΔV1)
であるときは、エキゾーストブレーキを作動(ON)させ
る必要があるため、アクセルペダルが踏まれていない
(アイドルにある)こと(ステップ5)、インジェクシ
ョンポンプ2のコントロールレバー4の作動量がゼロ
(アイドル)であること(ステップ6)、および車両の
走行抵抗Pmerが負(≦0)であること(ステップ7)の
すべての条件が満足されている場合に限り、エキゾース
トブレーキを作動(ON)させる(ステップ8)。
し、自動定速モードとする(ステップ1)。次に所望の
定速走行をすべく、車速設定を行う(ステップ2)。こ
の設定車速Vは例えばメモリに記憶させて(ステップ
3)、比較器15に入力させる。比較器15では、車速セン
サ9で検出した実車速V1と、設定車速Vに一定の見込み
車速ΔV1を加えた速度(V+ΔV1)との大・小を比較演
算する(ステップ4)。比較の結果、V1≧(V+ΔV1)
であるときは、エキゾーストブレーキを作動(ON)させ
る必要があるため、アクセルペダルが踏まれていない
(アイドルにある)こと(ステップ5)、インジェクシ
ョンポンプ2のコントロールレバー4の作動量がゼロ
(アイドル)であること(ステップ6)、および車両の
走行抵抗Pmerが負(≦0)であること(ステップ7)の
すべての条件が満足されている場合に限り、エキゾース
トブレーキを作動(ON)させる(ステップ8)。
しかしながら、ステップ4での比較結果がYESすなわちV
1≧(V+ΔV1)であっても、ステップ5、ステップ
6、ステップ7の条件のうちのいずれか1つでもNOであ
るときは、エキゾーストブレーキを作動させる必要がな
い状況であるため、エキゾーストブレーキを作動させな
い(OFF)でおく(ステップ9)。
1≧(V+ΔV1)であっても、ステップ5、ステップ
6、ステップ7の条件のうちのいずれか1つでもNOであ
るときは、エキゾーストブレーキを作動させる必要がな
い状況であるため、エキゾーストブレーキを作動させな
い(OFF)でおく(ステップ9)。
一方、ステップ4での比較結果がNOすなわちV1<(V+
ΔV1)であるときは、現時点においてエキゾーストブレ
ーキが作動中であるか否かを判定し(ステップ10)、エ
キゾーストブレーキが現に作動中(ON)であるときは、
実車速V1と、設定車速Vに一定の見込み車速ΔV2を加え
た車速との大・小を判定し(ステップ11)、V1≧(V+
ΔV2)の場合にはエキゾーストブレーキの作動を解除す
ると車速の増大を招き危険であるので、エキゾーストブ
レーキの作動を継続させる(ステップ8)。尚、見込み
車速ΔV2は、見込み車速ΔV1よりも小さな値に設定され
ている。
ΔV1)であるときは、現時点においてエキゾーストブレ
ーキが作動中であるか否かを判定し(ステップ10)、エ
キゾーストブレーキが現に作動中(ON)であるときは、
実車速V1と、設定車速Vに一定の見込み車速ΔV2を加え
た車速との大・小を判定し(ステップ11)、V1≧(V+
ΔV2)の場合にはエキゾーストブレーキの作動を解除す
ると車速の増大を招き危険であるので、エキゾーストブ
レーキの作動を継続させる(ステップ8)。尚、見込み
車速ΔV2は、見込み車速ΔV1よりも小さな値に設定され
ている。
ステップ4での比較結果がNOすなわちV1<(V+ΔV1)
の場合において、ステップ10でエキゾーストブレーキが
現に作動中でないときは、実車速V1が減速傾向にあり、
エキゾーストブレーキを作動させると必要以上に実車速
V1が低速化されるので、エキゾーストブレーキを作動さ
せない状態(OFF)に維持する(ステップ12)。また、
ステップ10において現にエキゾーストブレーキが作動中
(YES)であり、かつステップ11での比較結果がNOすな
わちV1<V+ΔV2であるときも、このままエキゾースト
ブレーキを作動させると実車速V1が必要以上に低下する
ので、現に作動中のエキゾーストブレーキを解除する
(ステップ12)。
の場合において、ステップ10でエキゾーストブレーキが
現に作動中でないときは、実車速V1が減速傾向にあり、
エキゾーストブレーキを作動させると必要以上に実車速
V1が低速化されるので、エキゾーストブレーキを作動さ
せない状態(OFF)に維持する(ステップ12)。また、
ステップ10において現にエキゾーストブレーキが作動中
(YES)であり、かつステップ11での比較結果がNOすな
わちV1<V+ΔV2であるときも、このままエキゾースト
ブレーキを作動させると実車速V1が必要以上に低下する
ので、現に作動中のエキゾーストブレーキを解除する
(ステップ12)。
(発明の効果) 本発明の定速走行装置は、以下に列記する効果を発揮す
る。
る。
1)定速走行装置は、降坂路で車速がオーバした場合、
まずアクセルペダルを戻しエンジンブレーキにより車速
の上昇を押さえるが、本発明の定速走行装置は、それで
もなお車速が上昇する場合にのみ排気ブレーキを作動さ
せるので、スムースな速度制御ができる。
まずアクセルペダルを戻しエンジンブレーキにより車速
の上昇を押さえるが、本発明の定速走行装置は、それで
もなお車速が上昇する場合にのみ排気ブレーキを作動さ
せるので、スムースな速度制御ができる。
2)定速走行装置による定速走行中に運転者の意志によ
る一次加速により車速が上昇しても、アクセルペダルの
アイドル位置の検出手段を有しているので排気ブレーキ
が作動することはないので、スムースな加速ができる。
る一次加速により車速が上昇しても、アクセルペダルの
アイドル位置の検出手段を有しているので排気ブレーキ
が作動することはないので、スムースな加速ができる。
3)加速が完了して運転者がアクセルペダルをリリース
しても、コントロールレバーアイドル位置検出手段を有
しているので、すぐに排気ブレーキが作動しないので、
運転者に不快な減速度を与えることがない。
しても、コントロールレバーアイドル位置検出手段を有
しているので、すぐに排気ブレーキが作動しないので、
運転者に不快な減速度を与えることがない。
4)エンジンに燃料を噴射しているときに排気ブレーキ
を作動させるとエンジン内部に損傷を与え、故障の原因
となるが、本願発明ではコントロールレバーアイドル位
置検出手段によりそのような問題がない。
を作動させるとエンジン内部に損傷を与え、故障の原因
となるが、本願発明ではコントロールレバーアイドル位
置検出手段によりそのような問題がない。
5)走行抵抗判定手段を有しているので、車速のオーバ
ーシュートが生じた場合でも、それが平坦路走行中での
一時加速後の惰行走行中におけるオーバーシュートであ
るときには、排気ブレーキが作動することはないので、
排気ブレーキによる急激な減速を生じないので後続車に
追突される危険のない安全走行を行なうことができる。
ーシュートが生じた場合でも、それが平坦路走行中での
一時加速後の惰行走行中におけるオーバーシュートであ
るときには、排気ブレーキが作動することはないので、
排気ブレーキによる急激な減速を生じないので後続車に
追突される危険のない安全走行を行なうことができる。
第1図は、本発明による自動定速走行装置の概略図であ
る。 第2図は、本発明の自動定速走行装置の作動を説明する
フローチャートである。 20……走行抵抗の計算および判定を行なう演算判定手
段、21……エンジン回転数を検出するセンサ、22……ト
ランスミッションのシフト位置を検出するセンサ、23…
…積載量を検出するセンサ。
る。 第2図は、本発明の自動定速走行装置の作動を説明する
フローチャートである。 20……走行抵抗の計算および判定を行なう演算判定手
段、21……エンジン回転数を検出するセンサ、22……ト
ランスミッションのシフト位置を検出するセンサ、23…
…積載量を検出するセンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】定速走行時に車速が予め設定された所定の
車速以上になったか否かを判定する車速判定手段と、排
気ブレーキを作動させる排気ブレーキ作動手段を備えた
定速走行装置において、前記定速走行装置は、燃料噴射
量制御用コントロールレバーに連結されたロードセンサ
と、エンジンの回転数を検出するエンジン回転センサ
と、車両の荷台に積載された積載物の重量を検出する積
載量センサと、前記ロードセンサ、エンジン回転セン
サ、積載量センサの各センサの信号と予め記憶された車
両重量とから車両走行抵抗を演算する演算手段と、該演
算手段で演算された走行抵抗が負であることを判定する
走行抵抗判定手段と、アクセルペダルがアイドル位置で
あるか否かを検出するアクセルペダルアイドル位置検出
手段と、前記コードセンサの信号によりコントロールレ
バーがアイドル位置にあるか否かを検出するコントロー
ルレバーアイドル位置検出手段とを有し、前記排気ブレ
ーキ作動手段は、前記車速判定手段と走行抵抗判定手段
とアクセルペダルアイドル位置検出手段とコントロール
レバーアイドル位置検出手段との理論積により排気ブレ
ーキを作動させることを特徴とする定速走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059012A JPH0790722B2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 定速走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059012A JPH0790722B2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 定速走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62216834A JPS62216834A (ja) | 1987-09-24 |
JPH0790722B2 true JPH0790722B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=13100951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61059012A Expired - Lifetime JPH0790722B2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 定速走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790722B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740417Y2 (ja) * | 1988-10-19 | 1995-09-20 | 三菱自動車工業株式会社 | トラクターのオートクルーズ装置 |
JP3893831B2 (ja) * | 2000-01-28 | 2007-03-14 | いすゞ自動車株式会社 | オートクルーズ制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122056A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Mitsubishi Motors Corp | ブレ−キ制御を付したオ−トクル−ズ方式 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP61059012A patent/JPH0790722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62216834A (ja) | 1987-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2799693B1 (en) | Device for controlling automatic stopping of vehicle engine | |
EP0130794B1 (en) | Electronic control method for vehicles | |
US6346064B1 (en) | Driving force control unit for vehicles | |
US6676565B2 (en) | Apparatus and method for controlling automatic stop of internal combustion engine | |
JPH064389B2 (ja) | 自動車の定速走行制御装置 | |
US6338398B1 (en) | Vehicle with braking force retaining unit | |
US6388407B1 (en) | Apparatus for controlling a driving motor | |
EP2114719A1 (en) | Method for controlling the target speed of a cruise control system, and cruise control system | |
US5366039A (en) | Acceleration slip control device for a motor vehicle | |
US7231284B2 (en) | Controller for hybrid vehicle | |
EP1616763B1 (en) | Vehicle with driving motor stopping unit | |
US6328672B1 (en) | Driving force control unit for vehicle | |
JP4112351B2 (ja) | 自動車のエンジン停止制御装置 | |
JP2003083130A (ja) | 車両の制御装置 | |
US4729354A (en) | Fuel supply control system for use in engine | |
US5929533A (en) | Method and arrangement for controlling idle of a drive unit | |
JPH0790722B2 (ja) | 定速走行装置 | |
US5038288A (en) | Vehicle driving force controlling method and apparatus therefor | |
EP1036925B1 (en) | Driving force control for automotive vehicle | |
JP3675491B2 (ja) | 車両制御装置 | |
US10801435B2 (en) | Engine air-fuel ratio control device | |
JP3509998B2 (ja) | 車両用走行制御装置 | |
JPH11173348A (ja) | 車両用自動クラッチ制御装置 | |
JPH11208309A (ja) | オートクルーズ制御方法および制御装置、記録媒体 | |
JPS62231830A (ja) | 自動車の定速走行制御装置 |