JP3893249B2 - バネの取付構造及びバネの取付方法 - Google Patents

バネの取付構造及びバネの取付方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーシングと該ケーシングにその基端部が開閉自在に支持される蓋体とに取り付けられて、前記蓋体の開閉を規制するバネを前記ケーシングと蓋体とに取り付けるためのバネの取付構造及びバネの取付構造を用いたバネの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、オーディオ機器には、ケーシングに対して開閉自在な蓋体が設けられ、ケーシングと蓋体との間にコンパクトディスクが収納されるものが実用化されている。
【0003】
ここで、蓋体はその基端部がケーシングに支持されて、基端部を支点として回動自在に開閉するが、蓋体の基端部とケーシングとの間には蓋体を開蓋方向に付勢するねじりコイルバネが備えられている。このねじりコイルバネは、蓋体が閉じた状態において、最も大きく弾性変形し、蓋体に対して開蓋方向へ最大の付勢力を与える。また、蓋体は、閉蓋状態において、ケーシングに設けられた図示しないロック機構により、閉蓋状態を維持すべく、ねじりコイルバネの付勢力に抗して掛止されている。
従って、閉蓋状態において、前述したロック機構を解除すると、蓋体はねじりコイルバネの付勢力により、開蓋方向に回動し、蓋体が開くようになっている。また、開蓋状態において、蓋体をねじりコイルバネの付勢力に反して閉蓋方向に移動させてロック機構をロックすると、蓋体を閉蓋状態に掛止させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のねじりコイルバネについてより詳細に説明すると、図5(a)に示すように、ねじりコイルバネ4は、コイル状に形成されて蓋体の基端部に設けられた支軸2aに取り付けられるコイル部4aと、コイル部4aから蓋体側に延出・係止される蓋側腕部4bと、コイル部4aからケーシング側に延出・係止されるケーシング側腕部4cとから構成される。
【0005】
ここで、蓋体をケーシングに取り付けた際に、ケーシング側腕部4cの延在するケーシング側に取付金具5が備えられている。取付金具5は二つの凸部5a,5b(上凸部5a、下凸部5b)を有する板状の金具であって、これら二つの凸部5a,5bによって挟まれる部分にスリット5cが形成されている。
【0006】
蓋体をケーシングに取り付けた際には、ケーシング側腕部4cは取付金具5の下凸部5b下部に配置された状態となっている。そして、ケーシング側腕部4cをケーシングに係止させる際には、ケーシングの裏側からケーシング側腕部4cの端部を手動で持ち上げ、スリット5cに係止させていた。
【0007】
しかしながら、このケーシング側腕部4cのスリット5cへの手動による係止作業(以下、バネ係止作業と称する)は、ねじりコイルバネ4自体が小さな部材であることも加わり、作業者にとって面倒な作業であった。
【0008】
そこで、本発明は手動によって行われていたバネ係止作業を、蓋体の開閉に伴う自動的なものとするバネの取付構造及びバネの取付方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、例えば図1及び2に示すように、オーディオ機器のケーシング(1)と該ケーシングにその基端部が開閉自在に支持される蓋体(2)とに取り付けられて、前記蓋体の開閉を規制するバネ(ねじりコイルバネ4)を前記ケーシングと蓋体とに取り付けるためのバネの取付構造であって、
前記バネは、復元力が前記蓋体を開蓋する方向への付勢力として働き、前記蓋体が閉蓋されている状態において、変位が最大とされ、前記蓋体に対する開蓋方向への付勢力が最大となるように構成され、
前記蓋体と前記ケーシングとには、それぞれ前記バネを取り付ける取付部が設けられ、
前記蓋体の取付部と前記ケーシングの取付部とのうちの一方の取付部には、前記バネの少なくとも一端部が取り付けられ、
他方の取付部(取付金具6)には、一方の取付部にバネが取り付けられた状態で、蓋体をケーシングに取り付けた際に、バネの他端部が配置される配置部(6d)と、
前記バネの使用時に前記バネの他端部が係止される係止部(6e)と、
前記バネの他端部が前記配置部に配置された状態で、前記蓋体を開閉することにより、前記バネの他端部を移動させた際に、前記バネの他端部を前記配置部から前記係止部に案内する案内部(6f)とが設けられ、
さらに、
前記他方の取付部は係止板(取付金具6)を備え、該係止板には、該係止板の一側縁部側で一端が開放されるとともに、開放された前記一端より奥側に前記バネの他端部が係止されて前記係止部となるスリット(6c)が形成され、
前記係止板の前記スリットより前記配置部側の一側縁部が、前記配置部から前記スリットの前記バネの他端部の係止位置までの前記蓋体開閉時の障害物が無い状態での前記バネの他端部の移動方向に対して斜めとされるとともに、前記配置部の近傍から前記スリットの開放された一端に至るように形成され、
前記蓋体を前記ケーシングに取り付けた際に、
前記バネの他端部が前記蓋体の開閉動作により前記係止板の一側縁部に沿って前記配置部から前記スリットの一端部まで移動するとともに弾性変形し、前記スリットの開放された一端部において、弾性力により前記バネの他端部が前記スリット内に入り込み、前記係止部に係止されることを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、取付部には配置部と、係止部と、案内部とが設けられているので、蓋体とケーシングとのうちの一方の取付部にバネの一端部が取り付けられた状態で、蓋体をケーシングに取り付けて蓋体を開閉することにより、バネの他端部は案内部によって配置部から係止部へと案内される。
従って、バネの他端部は蓋体の開閉動作により、配置部から係止部へと移動し、係止されるので、バネ係止作業を蓋体の開閉に伴う自動的なものとすることができる。これにより、従来のような手動によるバネ係止作業を行う必要がなくなり工数を削減できる。これに付随して、バネ自体が小さな部材であるために面倒な作業とされた手動によるバネ係止作業を行う必要もなくなる。
加えて、蓋体の開閉動作は組立工程中、例えば蓋体の開閉動作の検査等で行われるものなので、バネ係止作業を忘れてしまうという事故を未然に防ぐことができる。
【0011】
ここで「バネ」は、円筒,円すい,つづみ形,たる形等の形状を有するねじりコイルバネ(戻りバネ)、板バネ、重ね板バネ等やその他のバネであってもよい。
【0013】
請求項1記載の発明によれば、係止板のスリットより配置部側の一側縁部が、前記バネの他端部の移動方向に対して斜めとされるので、蓋体の開閉動作に伴い、前記バネの他端部は配置部からスリット内に入りやすくなる。すなわち、蓋体の開閉により弾性変形するバネは、その弾性力が利用されて、前記バネの他端部の移動方向に対して斜めとされた案内部に沿って配置部の近傍からスリットの開放された一端に至りスリットに入るようになっているので、前記バネの他端部のスリットへのバネ係止作業はより確実に行われる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のバネの取付構造を用いたバネの取付方法であって、
前記一方の取付部にバネの一端部を取り付けた状態で、前記蓋体を前記ケーシングに取り付けるとともに、前記バネの他端部を前記他方の取付部の前記配置部に配置した後に、
前記蓋体を開閉動作させることにより、前記バネの他端部が案内部に沿って配置部から係止部まで移動するとともに係止部に係止されることを特徴とする。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を奏する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のバネの取付構造に係る実施の形態について図面を参照して説明する。なお、従来技術と重複する部分に関しては、同一の符号を付して説明する。
【0017】
本実施の形態は、図1に示すように、オーディオ機器Aのケーシング1とケーシング1にその基端部が開閉自在に支持される蓋体2とに取り付けられて、蓋体2の開閉を規制するねじりコイルバネ4(バネ)をケーシング1と蓋体2とに取り付けるためのねじりコイルバネ4の取付構造に関するものである。
【0018】
ケーシング1は略箱形状とされており、その一つの面にコンパクトディスクを収納するための収納部1aが設けられ、収納部1aを覆う蓋体2を回動自在に支持している。
【0019】
蓋体2はケーシング1の収納部1aに対応した大きさの略平板状に形成されて、蓋体2を閉めた状態とすることにより収納部1aの全面を覆うことができる。蓋体2は、その基端部がケーシング1の下部に支持されて取り付けられ、この基端部を支点として蓋体2がケーシング1に対して開く方向(開蓋方向)及び閉まる方向(閉蓋方向)に開閉自在とされている。例えば、この蓋体2は、閉蓋位置において、ケーシング1に設けられた図示しないロック機構により掛止され、ケーシング外側に配設されているボタン操作等によりこの掛止を解除すると、蓋体2は開蓋方向に移動する。そして、開蓋方向に移動した蓋体2は、所定位置まで開くと停止されるようになっている。
また、蓋体2の基端部とケーシング1との間には、蓋体2の開閉速度を抑制するダンパー機構部3と、蓋体2を開蓋方向に付勢するねじりコイルバネ4とが備えられている。
【0020】
ダンパー機構部3は、図1及び2に示すように、蓋体2の基端部に設けられた蓋側ギア3aと、ケーシング1側に設けられたダンパーギア3bとを備え、これら蓋側ギア3aとダンパーギア3bとが噛合された状態とされている。そして、ダンパーギア3bは、蓋体2の開閉に伴う蓋側ギア3aの回転動作が伝達されるとき、図示しないオイルダンパー部内のダンパーオイルの粘性により抗力を受け、蓋体2の開閉速度を抑制する。
【0021】
ねじりコイルバネ4は、図3及び4に示すように、コイル状に巻かれたコイル部4aと、蓋体2側に延出する蓋側腕部4bと、ケーシング1側に延出するケーシング側腕部4cとからなる。このねじりコイルバネ4は、コイル部4aが蓋体2の基端部に設けられている支軸2aに取り付けられている。また、蓋側腕部4bは蓋体2に設けられた図示しない取付部に取り付けられ、ケーシング側腕部4cはケーシング1の内側に備えられている後述する取付金具6に係止されて取り付けられるようになっている。
そして、コイル部4aは、当該コイル部4aの復元力が蓋側腕部4bを介して蓋体2を開蓋する方向への付勢力として働くように巻かれている。このねじりコイルバネ4は、蓋体2が閉蓋されている状態において、変位が最大とされ、当該蓋体2に対する開蓋方向への付勢力が最大となる。
【0022】
取付金具6(取付部、係止板)は板状の金具であって、一方の側縁部側で一端が開放されるとともに、開放された前記一端より奥側にスリット6cが形成されている。具体的には、取付金具6の一側縁部側に二つの凸部6a,6b(上凸部6a、下凸部6b)が形成されており、これら二つの凸部6a,6bに挟まれる部分にスリット6cが形成されている。そして、このスリット6cに前述したねじりコイルバネ4のケーシング側腕部4cが係止されるようになっている。
より詳細に説明すると、取付金具6には、図3に示すように、ケーシング側腕部4cがスリット6cに係止される前に配置される配置部6dと、ねじりコイルバネ4の使用時にケーシング側腕部4cが係止される係止部6e(すなわち、スリット6c)と、ケーシング側腕部4cを配置部6dから係止部6eに案内する案内部6fとが設けられている。
【0023】
配置部6dは下凸部6bの下部に設けられ、ねじりコイルバネ4の蓋側腕部4bが蓋体に取り付けられた状態で、蓋体をケーシングに取り付けた際に、ケーシング側腕部4cがこの配置部6dに配置されるようになっている。
【0024】
係止部6eは、前述したスリット6cに該当し、蓋体をケーシングに取り付けた際に、蓋体を開閉動作させることにより、この係止部6eにケーシング側腕部4cが係止されるようになっている。
【0025】
案内部6fは、ケーシング側腕部4cが配置部6dに配置された状態で、蓋体を開閉することにより、ケーシング側腕部4cを移動させた際に、ケーシング側腕部4cを配置部6dから係止部6eに案内する。詳しくは、案内部6fは、取付金具6のスリット6cより配置部6d側の一側縁部(すなわち、下凸部6bの下部)が、配置部6dからスリット6cのケーシング側腕部4cの係止位置までの蓋体の開閉時の障害物が無い状態でのケーシング側腕部4cの移動方向に対して斜めとされるとともに、配置部6dの近傍からスリット6cの開放された一端に至るように形成されている。
【0026】
次に、前述したねじりコイルバネの取付構造を用いたねじりコイルバネの取付方法、詳しくは、ねじりコイルバネを設けた状態での蓋体のケーシングへの取付方法を説明する。
【0027】
まず、図3及び4に示すように、ねじりコイルバネ4の蓋側腕部4bを、蓋体2の図示しない取付部に係止させるとともに、コイル部4aを蓋体2の支軸2aに取り付ける。
その後、ケーシング側腕部4cをケーシング1に設けられた隙間1b(図1、2参照)に挿通させ、図示しない固定機構により蓋体2の基端部をケーシング1に取り付ける。ここで、隙間1bを挿通したケーシング側腕部4cは、ケーシング1に設けられた取付金具6の配置部6d(すなわち、下凸部6bの下部)に配置された状態となっている。
そして、蓋体2を開閉動作させることにより、ケーシング側腕部4cが取付金具6の案内部6fに案内されて配置部6dからスリット6cの一端部まで移動するとともに弾性変形し、スリット6cの開放された一端部において、弾性力によりケーシング側腕部4cがスリット6c内に入る(すなわち、係止部6eに係止される)ようになっている。
【0028】
なお、本実施の形態においては、取付金具6をケーシング1側に備えるようにして、蓋体2の開閉動作により、ケーシング側腕部4cをスリット6cに係止させるようにしたが、取付金具6を蓋体2側に備えて、蓋体2の開閉動作により、蓋側腕部4bをスリット6cに係止させるものとしてもよい。
【0029】
以上、本実施の形態によれば、ケーシング1側に備えられた取付金具6に手動でケーシング側腕部4cを係止させるのではなく、蓋体2の基端部をケーシング1に取り付けた状態で、蓋体2を開閉させることにより、ケーシング腕部4cは案内部6fに案内されて配置部6dから係止部6eに誘導される。すなわち、配置部6dに配置されたケーシング側腕部4cは、蓋体2の開閉動作により、自動的にスリット6cに入り込み係止される。
従って、従来、手動によって行われていたケーシング側腕部4cのバネ係止作業を蓋体2の開閉に伴う自動的なものとすることができる。これにより、手動によるバネ係止作業の工数を削減できるとともに、ねじりコイルバネ4自体が小さな部材であることを含めた、従来、面倒な作業とされていた手動によるバネ係止作業を省くことができる。さらに、蓋体2の開閉動作は、例えば蓋体の開閉動作の検査等により組立工程の中で行われるため、バネ係止作業を忘れるということも未然に防ぐことができる。
また、取付金具6の案内部6fはケーシング側腕部4cの移動方向に対して斜めに形成されているので、蓋体2の開閉動作に伴い、ケーシング側腕部4cは配置部6dからスリット6c内に入りやすくなる。すなわち、蓋体2の開閉により弾性変形するねじりコイルバネ4は、その弾性力が利用されて、ケーシング側腕部4cの移動方向に対して斜めとされた案内部6fに沿って配置部6dの近傍からスリット6cの開放された一端に至りスリット6cに入るようになっているので、ケーシング側腕部4cのスリット6cへのバネ係止作業はより確実に行われる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、バネ係止作業を蓋体の開閉に伴う自動的なものとすることができる。
【0031】
請求項1記載の発明によれば、バネ係止作業はより確実に行われる。
【0032】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るねじりコイルバネの取付構造を利用したオーディオ機器を示す図である。
【図2】本実施の形態に係るケーシングと蓋体の基端部との間の構造を示す拡大斜視図である。
【図3】前記ねじりコイルバネの取付構造を説明するための図である。
【図4】前記ねじりコイルバネの取付構造を説明するための縦断側面図である。
【図5】従来のねじりコイルバネの取付構造を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 蓋体
4 ねじりコイルバネ(バネ)
6 取付金具(取付部、係止板)
6c スリット
6d 配置部
6e 係止部
6f 案内部

Claims (2)

  1. オーディオ機器のケーシングと該ケーシングにその基端部が開閉自在に支持される蓋体とに取り付けられて、前記蓋体の開閉を規制するバネを前記ケーシングと蓋体とに取り付けるためのバネの取付構造であって、
    前記バネは、復元力が前記蓋体を開蓋する方向への付勢力として働き、前記蓋体が閉蓋されている状態において、変位が最大とされ、前記蓋体に対する開蓋方向への付勢力が最大となるように構成され、
    前記蓋体と前記ケーシングとには、それぞれ前記バネを取り付ける取付部が設けられ、
    前記蓋体の取付部と前記ケーシングの取付部とのうちの一方の取付部には、前記バネの少なくとも一端部が取り付けられ、
    他方の取付部には、一方の取付部にバネが取り付けられた状態で、蓋体をケーシングに取り付けた際に、バネの他端部が配置される配置部と、
    前記バネの使用時に前記バネの他端部が係止される係止部と、
    前記バネの他端部が前記配置部に配置された状態で、前記蓋体を開閉することにより、前記バネの他端部を移動させた際に、前記バネの他端部を前記配置部から前記係止部に案内する案内部とが設けられ、
    さらに、
    前記他方の取付部は係止板を備え、該係止板には、該係止板の一側縁部側で一端が開放されるとともに、開放された前記一端より奥側に前記バネの他端部が係止されて前記係止部となるスリットが形成され、
    前記係止板の前記スリットより前記配置部側の一側縁部が、前記配置部から前記スリットの前記バネの他端部の係止位置までの前記蓋体開閉時の障害物が無い状態での前記バネの他端部の移動方向に対して斜めとされるとともに、前記配置部の近傍から前記スリットの開放された一端に至るように形成され、
    前記蓋体を前記ケーシングに取り付けた際に、
    前記バネの他端部が前記蓋体の開閉動作により前記係止板の一側縁部に沿って前記配置部から前記スリットの一端部まで移動するとともに弾性変形し、前記スリットの開放された一端部において、弾性力により前記バネの他端部が前記スリット内に入り込み、前記係止部に係止されることを特徴とするバネの取付構造。
  2. 請求項1記載のバネの取付構造を用いたバネの取付方法であって、
    前記一方の取付部にバネの一端部を取り付けた状態で、前記蓋体を前記ケーシングに取り付けるとともに、前記バネの他端部を前記他方の取付部の前記配置部に配置した後に、
    前記蓋体を開閉動作させることにより、前記バネの他端部が案内部に沿って配置部から係止部まで移動するとともに係止部に係止されることを特徴とするバネの取付方法。
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