JP2005105587A - ドアロック装置 - Google Patents
ドアロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005105587A JP2005105587A JP2003337958A JP2003337958A JP2005105587A JP 2005105587 A JP2005105587 A JP 2005105587A JP 2003337958 A JP2003337958 A JP 2003337958A JP 2003337958 A JP2003337958 A JP 2003337958A JP 2005105587 A JP2005105587 A JP 2005105587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- detent lever
- cover
- door
- striker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】 カバー8内に収納された回動可能なラッチ及びディテントレバー4を備え、ラッチは回動に伴ってストライカと係脱し、ディテントレバー4は、回動に伴ってラッチに係脱し、ディテントレバー付勢バネ19によりラッチと係合する方向へ付勢されると共に、カバー8に圧接されている。
【選択図】 図5
Description
このようなドアロック装置では、ドアを閉じてストライカがオープン状態のラッチに衝突すると、その衝撃でラッチがストライカと係合したままクローズ状態へ回動し、ドアとドア支持体とが互いに引き寄せられる。そして、クローズ状態のラッチにディテントレバーが係合してラッチの逆転を規制し、ドアが閉じた状態で固定される。
ところで、ラッチ及びディテントレバーはそれぞれドアに固定されたラッチベースに回動自在に取り付けられ、ディテントレバーがバネによってラッチと係合する方向へ付勢されている。ところが、振動等によってディテントレバーが回転中心軸の軸方向にがたつくと、走行中の振動に依ってラッチをせり上げてしまい、ラッチとディテントレバーとの係合が外れることがある。この結果、走行中にバックドアが開いてしまい、車中の人や物品が転落して非常に危険な事故が発生する心配がある。また、ディテントレバーががたつくことによって、バックドアの閉じ音が悪くなってしまう。
その為、ディテントレバーの軸方向のガタが引き起こす走行中の振動に依るラッチのせり上がり、及び、ドアの閉じ音の悪化を抑えるために、ディテントレバーにMoS2等のコーティングを施していたが、コーティング加工の分がコストアップにつながってしまう。
前記カバー内にラッチベースが収納・固定され、該ラッチベースの前記カバーと対向する面に前記ラッチ及びディテントレバーが回動可能に取り付けられ、前記ディテントレバーは、前記ラッチベースと前記ディテントレバーとの間に介在された圧縮・ねじりコイルバネとしても良い。
さらに、ディテントレバーを回動方向へ付勢するディテントレバー付勢バネを利用して、ディテントレバーのがたつきを抑えているため、構造が簡単で済む。
本発明に係るドアロック装置は、図1及び図2に示すように、ドア支持体である車体の開口部下縁に固定されたストライカ1と、バックドアに装着されたカバー8、ラッチベース9、ラッチ3、ディテントレバー4、及び、オープンレバー5を有する本体機構2とから成る。
ストライカ1は、金属棒を略コ字状に折り曲げて成り、上方に突出するよう設置されている。
また、カバー8の底部にはストライカ進入口11が形成され、図5に示すように、カバー8の底部においてディテントレバー4に臨む位置には、内面側に隆起する突条20が形成されている。
さらに、カバー8の底部には、ストライカ進入口11を挟んだ両側に、それぞれ透孔25,26が穿設されている(図4及び図5)。
また、図2に示すように、ラッチベース9の下面において、カバー8のストライカ進入口11と一致する位置には、ストライカ受入れ凹部13が形成されている。
さらに、図4及び図5に示すように、カバー8の透孔25,26と対応する位置には、ラッチベース9を上下方向に貫通するシャフト挿通孔21,22が穿設され、シャフト挿通孔21,22の下部には、その上方よりも径大のバネ収納凹部23,24がそれぞれ形成されている。
また、ラッチ3には、図3に示すように、ストライカ1と係合する切欠27が形成される。ラッチ3がオープン状態にある時は、この切欠27がストライカ進入口11の開口側に向かって開口している。
なお、シャフト16の外周下部には、ラッチ3をオープン方向へ付勢するラッチ付勢バネ17が装着され、このラッチ付勢バネ17がラッチベース9の一方のバネ収納凹部23へ収納されている。
また、ディテントレバー4のラッチ3と対向する側面には突起28が形成され、ディテントレバー4の回動に伴って、突起28がラッチ3と係合し、ラッチ3がオープン方向へ回動するのを規制するようになっている。
さらに、ディテントレバー4の一端は上方に起立して、カバー8の上方へ突出する当接片15となっている。そして、当接片15は、アッパープレート10に回動可能に取り付けられたオープンレバー5の下端部の軌道上に配置される。
ディテントレバー付勢バネ19は、軸方向にほぼ等間隔となるよう隙間をあけて螺旋状に巻回された圧縮・ねじりコイルバネより成り、その一端がラッチベース9に係止され、他端がディテントレバー4に係止されている。
そして、ディテントレバー4は、ディテントレバー付勢バネ19により、突起28がラッチ3と係合する方向へ回動するよう付勢されると共に、下方へ押圧されてカバー8の突条20に圧接されている。
さらに、オープンレバー5に接続されたケーブル6(図1)を操作してオープンレバー5を回動させると、オープンレバー5の下端部が、クローズ状態のラッチ3と係合しているディテントレバー4の当接片15を押圧し、ディテントレバー付勢バネ19の付勢力に抗してディテントレバー4を解除方向へ回動させる。すると、ラッチ付勢バネ17に付勢されているラッチ3は一挙にオープン位置へ戻り、ラッチ3とストライカ1との係合を解除して、バックドアを開けることができる。
また、本発明のドアロック装置は、自動車のバックドア以外のドアに応用することもできる。
2 本体機構
3 ラッチ
4 ディテントレバー
5 オープンレバー
6 ケーブル
8 カバー
9 ラッチベース
10 アッパープレート
11 ストライカ進入口
13 ストライカ受入れ凹部
15 当接片
16 シャフト
17 ラッチ付勢バネ
18 他のシャフト
19 ディテントレバー付勢バネ
20 突条
21 一方のシャフト挿通孔
22 他方のシャフト挿通孔
23 一方のバネ収納凹部
24 他方のバネ収納凹部
25 一方の透孔
26 他方の透孔
27 切欠
28 突起
Claims (2)
- ドア又はドア支持体の一方に固定されたストライカと、他方に固定されたカバーと、該カバー内に収納された回動可能なラッチ及びディテントレバーとを備え、前記ラッチは回動に伴って前記ストライカと係脱し、前記ディテントレバーは回動に伴って前記ラッチに係脱すると共に、ディテントレバー付勢バネによって前記ラッチと係合する方向へ付勢され、前記ストライカと係合したクローズ状態のラッチに係合してその回動を規制するドアロック装置において、前記ディテントレバーが前記ディテントレバー付勢バネによって前記カバーに圧接されていることを特徴としたドアロック装置。
- 前記カバー内にラッチベースが収納・固定され、該ラッチベースの前記カバーと対向する面に前記ラッチ及びディテントレバーが回動可能に取り付けられ、前記ディテントレバーが、前記ラッチベースと前記ディテントレバーとの間に介在された圧縮・ねじりコイルバネより成る請求項1に記載のドアロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003337958A JP2005105587A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003337958A JP2005105587A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | ドアロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005105587A true JP2005105587A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34533626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003337958A Pending JP2005105587A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | ドアロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005105587A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011120482A1 (de) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | Kiekert Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeugschloss |
CN113771623A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-12-10 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种发动机罩开启手柄总成 |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003337958A patent/JP2005105587A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011120482A1 (de) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | Kiekert Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeugschloss |
CN102939429A (zh) * | 2010-03-31 | 2013-02-20 | 开开特股份公司 | 机动车的锁设备 |
JP2013525628A (ja) * | 2010-03-31 | 2013-06-20 | キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト | 自動車ドアロック |
CN113771623A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-12-10 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种发动机罩开启手柄总成 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4648167B2 (ja) | グローブボックス装置 | |
JP2005036608A (ja) | 自動車のアウトサイドハンドル装置 | |
JP2012097494A (ja) | 車両ドア固定装置、その可動楔装置及びその組み付け方法 | |
KR20060034218A (ko) | 차량용 도어 로크 | |
JP6722603B2 (ja) | フードロック装置 | |
JP2012021326A (ja) | 車両用ドアハンドルのストッパ構造 | |
JP4091028B2 (ja) | ドアアウタハンドル開放作動防止構造 | |
JP2006207347A (ja) | 自動車用ドアハンドル装置 | |
JP5271626B2 (ja) | ドアロック装置の静震構造 | |
JP2005105587A (ja) | ドアロック装置 | |
JP2007045264A (ja) | エンジンフードロック装置 | |
JP2007270574A (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP2004308164A (ja) | 車両用ドアラッチ装置 | |
KR20220073228A (ko) | 손잡이 회전 조작이 필요없는 도어락 장치 | |
JP3352367B2 (ja) | 開閉体のロック装置 | |
JP2010031503A (ja) | ドアロック装置の静震構造 | |
JP4316857B2 (ja) | ラッチ機構を有するキャビネット | |
KR100655521B1 (ko) | 자동차용 후드래치의 잠금장치 | |
JP2008057324A (ja) | 車両用ロック装置 | |
JPS5918022A (ja) | 開閉体のロツク装置 | |
JPH11245733A (ja) | 自動車用天井設置型収納装置 | |
JP2010144426A (ja) | 車両の扉ロック装置 | |
JP6782285B2 (ja) | 自動車用ドアラッチ装置 | |
KR200377616Y1 (ko) | 자동차용 후드래치의 잠금장치 | |
JP6907818B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060801 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090323 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090915 |