JP3892295B2 - ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ソーセージを吊り下げる竿を移送する装置として、特開昭63−219334号公報と特開平6−7073号公報に開示された装置がある。特開昭63−219334号公報開示装置は、曲がった竿の両端を滑落案内するガイド部材と、ガイド部材からの竿の両端を保持しながら竿を竿支持フックに向けて竿の側方向へ移動して竿支持フック上へ載せる竿搬出手段を有している。特開平6−7073号公報の図66・図67は、ソーセージを吊り下げるフックと竿を支持するフックとが上下に設けられたループ形成装置と、上下フックのその間を竿支持フック上に竿供給するための竿移送部材が竿の側方向へ往復動する竿供給装置が示されている。これら二つの公知装置は竿の供給はするものの、竿の排出は不可能である。特開昭63−56245号公報には、スクリューフィーダ上へ竿を供給する装置とソーセージが掛かった竿をスクリューフィーダから上方へ移動させる竿排出装置が開示されている。この公知装置は竿の供給と竿の排出のために別個の装置を必要とする。
【0003】
更に、永年の使用によってその長手方向に沿って弓状に曲がっている竿にソーセージを掛ける場合、これらフックで竿を支持する公知装置では、竿の全長に渡って竿を支持しているので、竿は一定した位置に支持されない。その結果、竿がフックから吊り下げられたソーセージのループの中に挿通され難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、
1 ソーセージループ形成に関して竿の排出と竿の供給とを兼務可能とし、且、適宜そのいずれか一方を実施できる、ソーセージを吊り下げる竿の移送方法及び装置を提供することにある。
2 その他の目的とするところは、ソーセージループ形成に関して曲がった竿を確実に供給及び排出できる、ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置を提供することにある。
3 更にその他の目的とするところは、ソーセージループ形成に関してソーセージを吊り下げるフックの下方位置に配置された曲がった竿を、フックから吊り下がったソーセージループの中に誤りなく挿通可能とする、ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置を提供することにある。
4 更にその他の目的とするところは、ソーセージループ形成に関してソーセージを吊り下げるフックの下方位置に配置された竿を移動させてソーセージを竿に移すことができる、ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法と装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
この課題を解決するために、本発明によるソーセージを吊り下げる竿を移送する方法では、竿移送体を竿移送体の前方に配設された竿支持部材へ向けて前進させ、竿支持部材で支持されて、フックから吊り下がったソーセージの間に配置された竿に竿移送体に設けられた排出竿保持手段を当接させて、竿を竿支持部材から排出竿保持手段へ移し、排出竿保持手段を竿支持部材を越えて前進させて、ソーセージをフックからソーセージに当接した竿へ移し、ソーセージを吊り下げた竿を排出竿保持手段から排出する。排出竿保持手段で保持された竿は当該手段内で所定位置に可動的に保ち持たれる。この方法において、ソーセージのループの内側に対して竿側方向へ移動する竿を当接させることができるので、単に竿を側方へ移送させるだけで、フックに引っ掛けられた捻り部をフックから引き出すことが出来る。
【0006】
この課題を解決するために本発明による他のソーセージを吊り下げる竿を移送する方法では、竿移送体に設けられた供給竿保持手段に竿を供給し、供給竿保持手段を竿移送体の前方に配設された竿支持部材へ向けて、竿支持部材を越えて前進させ、供給竿保持手段を竿支持部材へ向けて後退させて、供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に当接させて、竿を供給竿保持手段から竿支持部材へ移し、供給竿保持手段を竿支持部材を越えて後退させる。供給竿保持手段で保持された竿は当該手段内で所定位置に可動的に保ち持たれる。本方法では竿支持部材を越えて竿を移送するので、単に竿移送体を往復動するだけで竿を竿支持部材に供給できる。
【0007】
この課題を解決するために本発明による更に他のソーセージを吊り下げる竿を移送する方法では、竿移送体に設けられた供給竿保持手段に竿を供給し、竿移送体を竿移送体の前方に配設された竿支持部材へ向けて前進させ、竿支持部材で支持されて、フックから吊り下がったソーセージの間に配置された竿に竿移送体に設けられた排出竿保持手段を当接させて、竿を竿支持部材から排出竿保持手段へ移し、排出竿保持手段を竿支持部材を越えて前進させて、ソーセージをフックからソーセージに当接した竿へ移し、供給竿保持手段を竿支持部材を越えて前進させ、ソーセージを吊り下げた竿を排出竿保持手段から排出し、供給竿保持手段を竿支持部材へ向けて後退させて、供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に当接させて、竿を供給竿保持手段から竿支持部材へ移し、排出竿保持手段と供給竿保持手段を竿支持部材を越えて後退させる。本方法では、竿支持部材を越えて竿を移送するので、単に竿移送体を往復動するだけでソーセージを竿に吊り下げて排出し、且つ、竿を竿支持部材に供給することができる。この方法の場合、供給竿保持手段に保持された竿が、排出竿保持手段へ竿を移動させた後の竿支持部材に当接して竿支持部材を移動させる段階を備えることができる。
【0008】
上記した本発明の各方法において、竿支持部材を竿の後部へ向けて上昇させて竿支持部材で竿の後部を支持し、該竿支持部材より先行して位置して竿の後部を支持していた他の竿支持部材を下降させる段階を備えることができる。
【0009】
更に上記課題を解決するために、本発明による装置は、ソーセージを吊り下げる括れ部を有するフックと、フックから吊り下がったソーセージを挿通する竿をフックの括れ部の下方に配置する竿支持部材を備えるソーセージを吊り下げる竿を移送する装置であって、竿支持部材から移した竿を保持するための排出竿保持手段が設けられた竿移送体と、排出竿保持手段を竿移送体の前方に配設された竿支持部材を越えて前進させて、排出竿保持手段に保持された竿をフックから吊り下がったソーセージに当接させる、竿移送体を往復動する竿移送体駆動手段を有する竿移送手段を備えている。
【0010】
更に上記課題を解決するために、本発明による他の装置は、ソーセージを吊り下げる括れ部を有するフックと、フックから吊り下がったソーセージを挿通する竿をフックの括れ部の下方に配置する竿支持部材を備えるソーセージを吊り下げる竿を移送する装置であって、竿支持部材に供給する竿を保持するための供給竿保持手段が設けられた竿移送体と、竿移送体の前方に配設された竿支持部材を越えて前進した供給竿保持手段を後退させて、供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に移す、竿移送体を往復動する竿移送体駆動手段を有する竿移送手段を備えている。
【0011】
更に上記課題を解決するために、本発明による更に他の装置は、ソーセージを吊り下げる括れ部を有するフックと、フックから吊り下がったソーセージを挿通する竿をフックの括れ部の下方に配置する竿支持部材を備えるソーセージを吊り下げる竿を移送する装置であって、竿支持部材に供給する竿を保持するための供給竿保持手段と、供給竿保持手段より竿支持部材側に位置して竿支持部材から移した竿を保持するための排出竿保持手段が設けられた竿移送体と、供給竿保持手段と排出竿保持手段を竿移送体の前方に配設された竿支持部材を越えて前進させて排出竿保持手段に保持された竿をフックから吊り下がったソーセージに当接させ、供給竿保持手段と排出竿保持手段を後退させて供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に移す、竿移送体を往復動する竿移送体駆動手段を有する竿移送手段を備えている。
【0012】
上記した本発明の各装置では、竿移送体が移送手段へ向いて上方へ傾斜して配置されていると、ソーセージに当接した竿へフックからソーセージを移すのに有利であり、更に、移送体による竿の保持が容易にできる。好ましくは、この竿移送体は竿の長手方向に関して対向して一対設けられている。排出竿保持手段を有する装置は排出竿保持手段から排出された竿を受取る排出竿受取手段を備えたり、或いは、排出竿保持手段上の竿を竿の長手方向へ移動させる竿移動手段を備えて、竿をその側方へ前進させながら竿をその長手方向へも移動させる様にできる。竿を長手方向に移動させると、フックから竿へのソーセージの移動に有利である。
【0013】
フックを循環移動する無端循環体に設け、フックに竿支持部材を回転可能に取り付けると、フックの移動と同期した竿支持部材による竿支持並びに竿支持解除を為し得る。竿支持部材は竿支持部材作動手段によって竿の側方へ向けて接近及び離反する竿載置面を備えると、竿の後部を支持した後、竿から竿の側方へ離反した竿支持部材が再び竿を支持し得る位置迄側方から接近して竿の前部を支持するので、曲がった竿の支持に有利である。全てのフックに対して竿支持部材を取り付けるならば、フックの停止位置の変更と使用する竿の長さの変更に容易に対応できる。竿支持部材作動手段をカム部材で構成することができる。カム部材は竿の支持並びに支持解除を達成するための竿支持部材を案内する摺動案内面を有しており、竿の支持並びに竿の支持解除を高い位置精度の下で行なえるので、竿の後部の位置変動を低減できる。竿支持部材作動手段はエアシリンダなどのアクチュエータで構成できる。竿支持部材をフックに回転不可能に取りつけることができる。曲がりの少ない竿や真直ぐな竿に用い得る。
【0014】
上記した課題を解決するために本発明による更に他のソーセージを吊り下げる竿を移送する方法では、水平循環移動する無端循環体に取り付けられて移動する、ソーセージを引っ掛ける括れ部を有するフックからソーセージを吊り下げ、前部と後部を有する竿をフックに設けられた竿支持部材で支持して括れ部の下方に配置し、竿支持部材で竿の後部を支持して、ループが吊り下がったフックに設けられた竿支持部材で竿の後部を支持しながら該フックを竿の前部に向け移動してループの中に竿の後部を挿通させ、竿移送体を竿支持部材へ向けて前進させて、竿支持部材から竿を受取る。この方法において、前ループが吊り下がったフックに設けられた竿支持部材を竿の後部へ向けて上昇させて該竿支持部材で竿の後部を支持させ、前ループの前方に位置して竿の後部を支持していた竿支持部材を下降させることができる。このようにして、竿の後部を通過した竿支持部材を竿からその側方へ向けて離反させると、竿支持部材は竿から離れた状態を維持して竿の前部に向かって移動して行く。その結果、竿がその長手方向に沿って弓状に曲がった形状をしていても、移動中の竿支持部材と竿との接触が生じないので、竿の後部の位置変動が抑制されて、フックから吊り下がったソーセージの中への竿の後部挿入が保証される。更に竿支持部材がループから離れるので、竿へのループ受渡に有利である。
【0015】
この課題を解決するために、本発明による更に又他のソーセージを吊り下げる竿を移送する方法では、竿をフックから吊り下がったソーセージの間に配置し、その竿から側方に離して平行に多数の竿を配置し、多数の竿から一本の竿をその側方へ移動させて分離し、該分離された竿をソーセージの間に配置された前記竿との間の所定位置に配置し、ソーセージの間に配置された前記竿と該分離された竿とを所定間隔を保って竿の側方へ移送させる段階を有している。この方法によるとフックから竿へのソーセージの受渡しとソーセージが吊り下がった竿の移送と次のソーセージのための竿の供給を同時に達成でき、且つ竿の移送スペースが小さい。この方法において、竿の両端部を移送体で保持して竿を移送すると、竿の姿勢を維持して移送できる。
【0016】
この課題を解決するために、本方法による更に又他のソーセージを吊り下げる竿を移送する方法では、竿支持部材で支持されて、フックから吊り下がったソーセージの間に配置された竿に竿移送体に設けられた排出竿保持手段を当接させて、竿を竿支持部材から排出竿保持手段へ移し、排出竿保持手段を竿の側方へ直線移動させて、ソーセージをフックからソーセージに当接した竿へ移し、ソーセージを吊り下げた竿を排出竿保持手段から排出する段階を備える。この方法において、竿をソーセージのループの内側に対して側方向へ直線移動させるので、フックに引っ掛けられた捻り部より下方に位置する他の捻り部を竿で係止し易い。その結果、単に竿を側方へ移動させるだけで、フックに引っ掛けられた捻り部を引き出すことが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。なお本発明はこの実施例になんら限定されないのである。
【0018】
図1から図3において、1は床FLに設置されたソーセージを吊り下げる竿を移送する装置であって、装置フレーム2上に回転軸3A、3Bを有して略水平に配設されていて、矢印A方向へ移動するチェーン或いはベルトからなる無端循環体3と、無端循環体3に所定ピッチPで設けられてソーセージを引っ掛ける括れ部4Cを有するフック4と、フック4の括れ部4Cの下方に竿を配置する様に竿を支持する竿支持手段5と、竿を竿支持手段5の方向に移送する竿移送手段6と、竿移送手段6から排出されたソーセージを吊り下げた竿を受け取る竿受取手段7と、竿移送手段6に竿を一本づつ供給する竿供給手段8とを備えている。9は捻り部9Aによって連鎖した多数のリンク9Bからなるソーセージであって、図示せぬソーセージ供給装置、例えば特開平9−266753号公報記載のリンク形成装置によって矢印B方向へ移動して、ループ9Cに形成されてフック4から吊り下げられる。10はソーセージ9を吊り下げて熱処理するための竿であって、前部10A、後部10B、中間部10C、前端10D、後端10Eの各部位を有した棒部材で成っている。竿の前部10A並びに竿の後部10Bはループ9Cが吊り下げられない領域にある部位である(図6)。
【0019】
図7及び図8に示されるフック4は、無端循環体3に水平に固着した取り付け基板4Aと、取り付け基板4Aから垂下したアーム4Bと、アーム4Bに設けられてソーセージ9の捻り部9A1を引っ掛ける括れ部4Cと、括れ部4Cの下方に設けられて括れ部4Cから吊り下げられたソーセージ9を案内するリンク案内部4Dを備えている。アーム4Bは薄板からなるアーム基板4B1と、取り付け基板4Aから下方へ傾斜した丸棒からなる傾斜部4B2を有している。凹部形状をした括れ部4Cは傾斜部4B2の下方部4B3に設けられて、底部4C1と、底部4C1から上方へ突起した突起部位4C2を有している。リンク案内部4Dは角度Θをもって交差する様に配置された、薄板で形成された第一案内部4D1と丸棒で形成された第二案内部4D2とからなっている。フック4は第一案内部4D1上にリンク9B1を、第二案内部4D2上にリンク9B2を載せて、広い角度でもってソーセージ9を吊り下げるので、誤りなく竿10をループ9Cの中に挿通できる。フック4は、傾斜部4B2と第二案内部4D2とが同一部材・連続形状で形成され、第一案内部4D1と第二案内部4D2とは別体構造・非連続形状で構成されているので、リンク9B2と第二案内部4D2間に生じる摩擦抵抗が低減する。その結果、第二案内部4D2上のリンク9B2滑動が容易となる。
【0020】
特に図4−2と図7を参照して、竿支持手段5は竿載置面11A、後部11B、前部11Cを有する竿支持部材11と、竿載置面11Aを竿10の側方(矢印C及び矢印D方向)へ接近及び離反させるカム部材13からなる竿支持部材作動手段12と、竿の前端10Dに当接する当接部材14を備えている。竿支持部材11の竿載置面11Aは、括れ部4Cの下方に位置した捻り部9A2の底部4C1からの距離SSに略一致する位置に配設されている。竿載置面11Aは竿10を載せて、竿10がソーセージ9のリンク9B1とリンク9B2との間を、換言するとループ9Cの中を挿通するように、支持して配置している。捻り部9A2に対する竿10の配置は、矢印E方向への竿10の移動による捻り部9A2係止を可能とする位置であるならば、特に距離SSに限定されない。装置フレーム2に取り付けられているカム部材13、13は回転軸3Aから所定距離にある位置▲1▼並びに位置▲2▼に設けられていて、竿支持部材11の後部11Bを摺動案内する摺動案内面13Aを有している。竿支持部材11はフック4に固着された軸15に矢印C方向・矢印D方向へ回転可能に取り付けられている。フック形状をした竿載置面11Aはカム部材13に従動する後部11Bの作動に基づいて、上昇端位置▲3▼と下降端位置▲4▼の間で回動する。図9をも参照して、11−1、11−2、11−3、11−4、11−5は多数の竿支持部材11のうちの、説明のために特定した竿支持部材である。竿の前部10Aを支持する竿支持部材11−1並びに竿の後部10Bを支持する竿支持部材11−4はカム部材13によって上昇端位置▲3▼迄上昇している。竿支持部材11−3は後部10Bを通過して竿10から側方へ下降端位置▲4▼まで離反した竿支部材である。下降端位置▲4▼に在る竿10を支持していない竿支持部材11の前部11Cは、上昇端位置▲3▼よりも更にリンク9B2、9B21、9B22から離れており、前部11Cとこれらリンクとの交差を抑制し、誤りなく竿10をループ9Cの中に挿通できる。
【0021】
図3から図6を参照して、竿移送手段6は、竿支持部材11から受け取って移した竿10である排出竿10−1を保持する排出竿保持手段18並びに竿支持部材11に供給するための竿10である供給竿10−2を保持する供給竿保持手段19が設けられた細長い板状の竿移送体16と、竿移送体16を支持部材11に対して前進・後退(矢印E方向・矢印F方向)させて竿移送体16の下降端位置▲5▼と上昇端位置▲6▼の間で往復動させる竿移送体駆動手段17と、排出竿保持手段18に保持された排出竿10−1を竿の長手軸線Gに沿ってフック移動方向(矢印A方向)へ移動させる竿移動手段20を備えている。
【0022】
竿移送手段6の竿移送体16はその前進中に竿の前部10Aと竿の後部10Bとに当接すべく、竿10の長手軸線Gに対して直交するように、互いに並列に設けられた前部竿移送体16−1と後部竿移送体16−2とを有し、前部竿移送体16−1と後部竿移送体16−2は夫々作動台21A、21Aに取り付けられて、鉛直線Vとなす傾斜角度α、ここでは45度をもって竿支持部材11方向へ向いて配置されている。排出竿保持手段18は竿移送体16の前部16Aに形成された凹部18Aを備えている。凹部18Aは竿支持部材11上の竿10−2に当接して該竿を竿支持部材11から受取って移し、移した竿10即ち排出竿10−1を保持する竿保持面18A1を有している。供給竿保持手段19は排出竿保持手段18から後方(矢印F方向)にH離れた位置に形成された凹部19Aを備えている。凹部19Aは竿供給位置▲7▼にて待機して、竿供給手段8から竿10−2を受け取る。凹部19Aは供給竿10−2を保持し、且つ矢印F方向への後退工程において竿支持部材11に当接した供給竿10−2を竿支持部材11上へ受け渡して移すための竿保持面19A1を有している。
【0023】
竿移送手段6の竿移送体駆動手段17は竿支持部材11に支持された竿10−2の長手軸線Gに対して直交するように、互いに並列に設けられた公知のロッドレスシリンダ21、21からなっている。ロッドレスシリンダ21は矢印E方向・矢印F方向へ直線往復動する作動台21Aを有しており、作動台21Aに固着された竿移送体16を竿支持部材11上の供給竿10−2に斜め下方から傾斜角度α、例えば45度をもって当接させる様に、竿支持部材11の下方位置で竿支持部材11に向いて傾斜した姿勢で装置フレーム2に取り付けられている。
【0024】
竿移送手段6の竿移動手段20は、ソーセージ9をフック4から竿10−1へ受け渡して移すに際して、捻り部9A1が括れ部4Cの突起部位4C2から容易に離脱するように、捻り部9A1を突起部位4C2に沿って矢印I方向へ移動させるものである(図8)。竿移動手段20は、排出竿10−1をその長手軸線Gに沿ってフック進行方向へ移動させるためのカム部材22を備えている。カム部材22には、上昇移動する排出竿10−1の後端10Eを摺動案内する摺動案内面22Aが形成されている。摺動案内面22Aが竿受取手段7の下方位置から受取手段7に向かって矢印J方向へ延びる様に(図3)、且つ摺動案内面22Aがフック進行方向へ向けて傾斜して配設される様に(図5)、装置フレーム2から立設したブラケット23に取り付けられている。
【0025】
竿受取手段7は竿移送体16の前進端位置である上昇端位置▲6▼の近傍に配設されていて、竿支持部材11を越えて上昇端位置▲6▼に達した排出竿保持手段18から排出された排出竿10−1を受取る竿受取台24を備えている。竿受取台24は前部竿移送体16−1と後部竿移送体16−2によって保持されて上昇してきた排出竿10−1の前部10Aと後部10Bを受取る竿載置面24A、24Bを有したアングル形状をした部材からなっており、対向して対をなしてブラケット23に取り付けられている。
【0026】
竿供給手段8は、竿支持部材11によって支持された供給竿10−2に対して平行に配列された多数の竿10を収納する竿収納部25と(図2)、竿10をその側方へ向けて矢印K方向へ移動させる収納竿移動手段26とを備えている。収納竿移動手段26は竿収納部25の移動端部25Aにある一本の竿10を、竿移送体16の供給竿保持手段19に移動させる。本例の収納竿移動手段26は傾斜面27からなっているが、収納竿移動手段26は公知のベルトやチェーンによって竿10を一本づつ矢印K方向へ移動させる様に構成してもよい。
【0027】
装置1は次のように作動する。図9に示す様に、竿支持手段5には既に竿10が供給されていて、竿の前部10Aと竿の後部10Bが竿支持部材11−1と11−4によって支持されている。無端循環体3が矢印A方向への水平循環移動を開始し、多数のフック4が矢印B方向に供給されて移動してくるソーセージ9に順次交差し、ソーセージ9を前ループ9C1と後ループ9C2を含むループ9Cに形成してフック4から吊り下げて、矢印A方向へ移動して行く。前ループ9C1が吊り下がったフック4に設けられた竿支持部材11−4で竿の後部10Bを支持しながら該フック4を竿の前部10Aに向け移動して前ループ9C1の中に竿の後部10Bを挿通させる。後ループ9C2が後部10Bを通過し終って、ループ9Cが竿10の領域への移動を完了すると、ループ9C内への竿10の挿通も完了しており、無端循環体3の移動が停止する。
【0028】
図3に示すように、竿収納部25から一本の竿10を矢印K方向へ移動させて、竿支持部材11に供給される竿10である供給竿10−2を凹部19Aへ向けて移動させる。供給竿10−2が凹部19Aに受け渡されると、ロッドレスシリンダ21が作動して、作動台21Aに固着した竿移送体16が竿支持部材11へ向けて矢印E方向へ前進する。凹部19Aは供給竿10−2の前部10Aと後部10Bとを保持しながら矢印方向Eへ斜め上昇移動して、供給竿10−2を竿支持部材11に当接させて上昇端位置▲3▼にある竿支持部材11を上方へ向けて矢印L方向へ回転させながら竿支持部材11を越える。供給竿10−2が竿支持部材11を越えて通過して行くと、竿支持部材11は下方へ矢印M方向へ回転して竿支持のための上昇端位置▲3▼に戻る(図4−2)。
【0029】
凹部18Aは竿支持部材11上で支持された竿10−2に当接して竿10−2を竿支持部材11から凹部18Aへ移す。竿移送体16は凹部18Aに受け渡された該竿即ち排出竿10−1の前部10Aと後部10Bを保持しながら上昇移動し、図4−3に示すように排出竿10−1をソーセージ9の内側9Dに当接させる。排出竿10−1はリンク9B2を押し上げながら上昇して捻り部9A2を係止し、更に上昇を続けて捻り部9A2を上昇させることによって捻り部9A1をフック4の突起部位4C2から外して、ソーセージ9をフック4から竿10−1へ移す。ソーセージ9が吊り下げられた排出竿10−1は竿移送体16の上昇端位置▲6▼にて、凹部18Aから矢印N方向へ排出されて、竿受取台24上へ移動する(図4−1)。排出竿10−1の排出は適宜な方法・手段、例えば人によって、あるいはロボットハンドで行う。
【0030】
竿移送体16が上昇端位置▲6▼に達すると、作動台21Aは矢印F方向へ向かって後退を開始し、凹部19Aは竿支持部材11に向かって下降して行く。凹部19Aは凹部19Aに保持された供給竿10−2をその下降によって竿支持部材11の竿載置面11A上に当接させて、供給竿10−2を竿載置面11A上へ移す。こうして次のソーセージ9を吊り下げる為の新しい竿10が竿支持部材11上に供給されて、竿支持部材11によって支持される。凹部19Aは竿支持部材11を越えて更に下降を続けて竿供給位置▲7▼に戻り、作動台21Aはその後退を停止する(図3)。
【0031】
次に竿支持手段5の作動について説明する。図1を参照して、前ループ9C1のフック移動方向前方に位置して竿の後部10Bを支持する竿支持部材11−4は矢印A方向へ移動して行き、そして、竿支持部材11−5はその後部11−5Bと摺動案内面13Aとの摺動によって、その竿載置面11−5Aを矢印C方向へ上昇させながら竿の後端7Eを通過して竿の後部10Bを支持する。竿支持部材11−4は摺動案内面13Aから外れる位置に達して矢印D方向へ回転して竿10から離反する。順次この作動を繰り返し、図9に示す様に、前ループ9C1が吊り下がったフック4と該フック4に取り付けられた竿支持部材11−4は、前ループ9C1に竿の後部10Bを挿入させながら竿の後部10Bを支持して行く。本例は、竿支持部材11−4が曲がった竿9のその後部9Bに下方から当接して支持するので、竿支持部材11−4が竿の後端9Eにぶつからない。竿の前部10Aを支持している竿支持部材11−1は竿の前端10Dへ向けて移動して行き、竿支持部材11−2は摺動案内面13Aによる上昇を受けて前部10Aを支持する。すると、竿支持手段11−1は矢印D方向へ回転し竿の前部10Aの支持を解除する。
【0032】
このように本例では、図1に示す様に変形量Tをもって曲がった長手軸線Gを有する竿10の支持において、竿支持手段5は竿の前部10Aと竿の後部10Bのみを支持し、竿の中間部9Cを支持しない。尚、竿の前部10A支持は、一本の竿支持部材11−1による支持に限定されず、二本以上の竿支持部材11−1で前部10Aの複数箇所を支持しても良い。竿の後部10B支持においても、上記した竿の前部10A支持と同様に、一本の竿支持部材11−4による支持に限定されない。
【0033】
次に図10に示す排出竿保持手段180と供給竿保持手段190を設けた竿移送体160と、竿供給手段80とを備えた別の形態の装置50について説明する。竿移送体160は排出竿保持手段180が竿保持フック181と竿保持フック回転部材182を有している点において装置1の竿移送体16と相違する。排出竿保持手段180は、竿移送体160の前部160Aに形成された凹部180Aと、凹部180Aの竿保持面180A1に略一致して位置する竿保持面181Aを有する竿保持フック181を備えている。竿保持フック181は矢印0方向へ回転可能に竿移送体160に取り付けられていて、凹部180Aと協働して竿保持面181Aで排出竿10−1を保持する。竿保持フック回転部材182は竿保持フック181の当接を受けて竿保持フック181を矢印0方向へ回転させるカム部材からなり、竿受取台24に隣接してブラケット23に取り付けられている。竿保持フック181は上昇端位置▲6▼にて竿保持フック回転部材182へ当接して矢印O方向へ回転して、竿保持面181A上の排出竿10−1を竿受取台24に向けて矢印N方向へ排出する。供給竿保持手段190は後述する竿供給手段80の竿供給位置▲7▼から距離Qの位置に設けられている竿保持面190A1を有した凹部190Aからなっている。
【0034】
竿供給手段80は供給竿受部材81を有する点において竿供給手段8と相違する。供給竿受部材81は竿収納部25の移動端部25Aに隣接して更に竿移動方向(矢印K方向)側に配設されている。竿供給手段80は竿収納部25から竿10の側方へ移動した一本の竿10即ち供給竿10−2を受取って位置決め支持するV字形状をした供給竿受面81Aを有している。矢印E方向へ上昇移動する凹部190Aは供給竿受部材81上の供給竿10−2に当接して該竿を供給竿受部材81から受取って移し、供給竿10−2を保持しながら竿支持部材11へ向けて上昇する。竿移送体160は、凹部180Aと凹部190Aの間隔Rを大きく取れるので、吊下長さSが長いループ9Cを排出竿10−1に吊り下げる場合に、供給竿10−2をループ9Cに当接させることなくフック4から排出竿10−1にループ9Cを移し終えることが出来る。
【0035】
【発明の効果】
1ソーセージループ形成に関して竿の排出と竿の供給とを兼務可能とし、且、適宜そのいずれか一方を実施できる、ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置を提供できる。
2ソーセージループ形成に関して曲がった竿を確実に供給及び排出できる、ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置を提供できる。
3ソーセージループ形成に関してソーセージを吊り下げるフックの下方位置に配置された曲がった竿を、フックから吊り下がったソーセージループの中に誤りなく挿通可能とする、ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法及び装置を提供できる。
4ソーセージループ形成に関してソーセージを吊り下げるフックの下方位置に配置された竿を移動させてソーセージを竿に移すことができるソーセージを吊り下げる竿を移送する方法と装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の一例の正面説明図である。
【図2】図1に示す例の平面説明図である。
【図3】図1に示す例の右側面説明図である。
【図4−1】図1に示す例の一部拡大右側面説明図である。
【図4−2】図3の一部拡大説明図である。
【図4−3】図1に示す例の一部拡大右側面説明図である
【図5】図3に示す矢印I方向から見た部分拡大平面説明図である。
【図6】図3に示す矢印II方向から見た部分拡大正面説明図である。
【図7】図3の部分拡大右側面説明図である。
【図8】図7の正面説明図である。
【図9】図1に示す例の主に動作を説明するための一部拡大正面図である。
【図10】本発明の好ましい実施の形態の他の一例の部分拡大右側面説明図である。
【符号の説明】
1ソーセージを吊り下げる竿を移送する装置
2装置フレーム
3無端循環体
4フック
4C括れ部
5竿支持手段
6竿移送手段
7竿受取手段
8竿供給手段
9ソーセージ
10竿
11竿支持部材
12竿支持部材作動手段
16竿移送体
17竿移送体駆動手段
18排出竿保持手段
19供給竿保持手段
20竿移動手段
Claims (9)
- ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法において、
竿移送体を竿移送体の前方に配設された竿支持部材へ向けて前進させ、
竿支持部材で支持されて、フックから吊り下がったソーセージの間に配置された竿に竿移送体に設けられた排出竿保持手段を当接させて、竿を竿支持部材から排出竿保持手段へ移し、
排出竿保持手段を竿支持部材を越えて前進させて、ソーセージをフックからソーセージに当接した竿へ移し、
ソーセージを吊り下げた竿を排出竿保持手段から排出し、
排出竿保持手段を竿支持部材へ向けて、竿支持部材を越えて後退させる、段階を備えることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する方法。 - ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法において、
竿移送体に設けられた供給竿保持手段に竿を供給し、
供給竿保持手段を竿移送体の前方に配設された竿支持部材へ向けて、竿支持部材を越えて前進させ、
供給竿保持手段を竿支持部材へ向けて後退させて、供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に当接させて、竿を供給竿保持手段から竿支持部材へ移し、
供給竿保持手段を竿支持部材を越えて後退させる、段階を備えることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する方法。 - ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法において、
竿移送体に設けられた供給竿保持手段に竿を供給し、
竿移送体を竿移送体の前方に配設された竿支持部材へ向けて前進させ、
竿支持部材で支持されて、フックから吊り下がったソーセージの間に配置された竿に竿移送体に設けられた排出竿保持手段を当接させて、竿を竿支持部材から排出竿保持手段へ移し、
排出竿保持手段を竿支持部材を越えて前進させて、ソーセージをフックからソーセージに当接した竿へ移し、
供給竿保持手段を竿支持部材を越えて前進させ、
ソーセージを吊り下げた竿を排出竿保持手段から排出し、
供給竿保持手段を竿支持部材へ向けて後退させて、供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に当接させて、竿を供給竿保持手段から竿支持部材へ移し、
排出竿保持手段と供給竿保持手段を竿支持部材を越えて後退させる、段階を備えることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する方法。 - ソーセージを吊り下げる括れ部を有するフックと、フックから吊り下がったソーセージを挿通する竿をフックの括れ部の下方に配置する竿支持部材を備えるソーセージを吊り下げる竿を移送する装置において、
竿支持部材から移した竿を保持するための排出竿保持手段が設けられた竿移送体と、排出竿保持手段を竿移送体の前方に配設された竿支持部材を越えて前進させて、排出竿保持手段に保持された竿をフックから吊り下がったソーセージに当接させる、竿移送体を往復動する竿移送体駆動手段、を有する竿移送手段を備えていることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する装置。 - ソーセージを吊り下げる括れ部を有するフックと、フックから吊り下がったソーセージを挿通する竿をフックの括れ部の下方に配置する竿支持部材を備えるソーセージを吊り下げる竿を移送する装置において、
竿支持部材に供給する竿を保持するための供給竿保持手段が設けられた竿移送体と、竿移送体の前方に配設された竿支持部材を越えて前進した供給竿保持手段を後退させて、供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に移す、竿移送体を往復動する竿移送体駆動手段、を有する竿移送手段を備えていることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する装置。 - ソーセージを吊り下げる括れ部を有するフックと、フックから吊り下がったソーセージを挿通する竿をフックの括れ部の下方に配置する竿支持部材を備えるソーセージを吊り下げる竿を移送する装置において、
竿支持部材に供給する竿を保持するための供給竿保持手段と、供給竿保持手段より竿支持部材側に位置して竿支持部材から移した竿を保持するための排出竿保持手段が設けられた竿移送体と、
供給竿保持手段と排出竿保持手段を竿移送体の前方に配設された竿支持部材を越えて前進させて排出竿保持手段に保持された竿をフックから吊り下がったソーセージに当接させ、供給竿保持手段と排出竿保持手段を後退させて供給竿保持手段に保持された竿を竿支持部材に移す、竿移送体を往復動する竿移送体駆動手段、を有する竿移送手段を備えていることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する装置。 - 竿移送体は竿支持部材へ向いて上方へ傾斜して配置されていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のソーセージを吊り下げる竿を移送する装置。
- フックは循環移動する無端循環体に設けられており、竿支持部材はフックに回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に記載のソーセージを吊り下げる竿を移送する装置。
- ソーセージを吊り下げる竿を移送する方法において、
竿支持部材で支持されて、フックから吊り下がったソーセージの間に配置された竿に竿移送体に設けられた排出竿保持手段を当接させて、竿を竿支持部材から排出竿保持手段へ移し、
排出竿保持手段を竿の側方へ移動させて、ソーセージをフックからソーセージに当接した竿へ移し、
ソーセージを吊り下げた竿を排出竿保持手段から排出する、段階を備えることを特徴とするソーセージを吊り下げる竿を移送する方法。
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