JP3888208B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭用の誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導加熱調理器の構成を、図4に示す。
【0003】
図4に示すように、本体22天面に被加熱物の調理プレート23を据え置くための天板25と、前記本体22は前記被加熱物の調理プレート23を電磁誘導によって加熱するための加熱コイル24と、前記加熱コイル24中央には入力検知を行うためのサーミスタ26が設置してあり、前記サーミスタ26による検知および前記電磁誘導を行うための制御回路27で構成されているものである。
【0004】
この構成によれば、図4に示すように固定状態の加熱コイル24を本体中央部に置いて加熱を行い、調理面全体が加熱領域となっているのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように固定された加熱コイルを本体中央部分に設置して構成された誘導加熱調理器において焼き肉等の調理を行った際、一方では調理物が焦げやすい状況にあるという、熱効率の高い誘導加熱調理器独自の問題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するもので、本体内部において、本体横方向に移動可能な加熱コイルによって熱源を移動させることにより、被加熱物である調理プレート上で、調理プレートを移動することなく加熱領域と保温領域を移動して効率的に調理することができることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、本体内部に加熱コイルと前記加熱コイルに高周波電流を供給する制御回路と、前記加熱コイルの中心の位置を示す表示手段である前記加熱コイルを使用者の手動で移動させるためのスライドレバーを備え、前記スライドレバーと連動し前記加熱コイルを横方向に移動可能としたものである。この構成により、加熱コイルより大なる底面を有するプレートなどの被加熱物で調理を行う場合において、調理物が焼き上がった際、加熱コイルを横方向に移動することにより熱源を移動させることができる。また、加熱コイルの外側は保温領域として調理に利用できることから、調理物を加熱領域から保温領域に移動させる必要がなく、また調理プレートを移動することなく加熱領域と保温領域を移動することができるものである。
【0008】
また、加熱コイルがトッププレートで覆われていても、使用者は加熱範囲を判別できるので、加熱領域及び保温領域を変更して調理する場合において使い勝手を向上させることができるという作用が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は,本体内部に加熱コイルと前記加熱コイルに高周波電流を供給する制御回路と、前記加熱コイルの中心の位置を示す表示手段である前記加熱コイルを使用者の手動で移動させるためのスライドレバーを備え、前記スライドレバーと連動し前記加熱コイルを横方向に移動可能としたことにより、加熱コイルより底面が大なる被加熱物を加熱コイル上方に設置した場合には、被加熱物において加熱される範囲(加熱領域)、及びこの加熱領域の近傍で調理済みのものを保温する事のできる領域(保温領域)を持つことで調理プレートを移動することなく移動可能とすることができるという作用が得られる。
【0010】
また、加熱コイルの位置を示す位置表示手段を備え、前記加熱コイルの位置を判別できるようにしたことにより、加熱コイルがトッププレートで覆われていても、使用者は加熱範囲を判別できるので、加熱領域及び保温領域を変更して調理する場合において使い勝手を向上させることができるという作用が得られる。
【0011】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0012】
(実施例1)
本発明の実施例1について、図1により説明する。
【0013】
本実施例においては、図1に示すように、本体1の上部はトッププレート6で覆われており、本体1内部に、加熱コイル2と加熱コイル2に高周波電流を供給する制御回路3が収納されている。本体1手前の上面には操作部分に操作パネル4を設けている。加熱コイル2は横方向に移動可能とし、加熱コイル2を移動させるためのスライドレバー(位置表示手段)5と加熱コイル2を保持する加熱コイル支持部材5−aと一体に設け、トッププレート6上には、加熱コイル2より底面が大なるプレート状で鉄製の被加熱物7を載置する。加熱コイル2の高周波電流は、制御回路3によって供給する。スライドレバー5は本体1の前面の壁面及び後面に設けられたスリットを貫通して移動可能に保持される。
【0014】
この構成において、スライドレバー5を横方向に動かすことで、加熱コイル2が横方向へ連動し、被加熱物7の調理面において、加熱コイル2から発生する磁界により強く加熱される範囲(加熱領域8)と、この加熱領域8の近傍で加熱領域8ほど高温に至らず調理済みのものを保温するのに適した範囲(保温領域9)を移動可能とすることができる。
【0015】
従って、野菜など調理物の調理が食べごろになれば、使用者はスライドレバー5を移動させて未調理状態の食べ物のある方向に加熱領域8を移動し、保温領域9を調理済みの調理物の方向に移動して調理を継続することができるので団らん調理をするときに使い勝手を良くすることができるものである。
【0016】
また、加熱コイル2はトッププレート6や被加熱物7で覆われて見えないが、スライドレバー5の位置により、加熱コイル2の中心の位置がわかるので、使用者は加熱領域8がどこにあるのかを判別することができるのでさらに使い勝手が良くなる。
【0017】
参考
以下、本発明の参考について、図2により説明する。
【0018】
参考例においては、図2に示すように、加熱コイル10の位置を判別する移動検知手段を備え、移動検知手段の検知結果に基づき、加熱コイル10の位置または加熱領域11に対応した表示をする表示手段12を設け、加熱コイル10には、加熱コイル10を保持する加熱コイル支持部材10−aにトッププレート裏面の複数箇所の温度を測定する複数のサーミスタ15を備え、温度検知手段の検知結果に基づいて、加熱コイル2の位置を判別する構成で、表示手段12は温度の高い加熱領域11と温度の低い保温領域14がどの位置にあるかを表示してなる。
【0019】
この構成により、加熱コイル10を本体13内に完全に収納した状態で移動しても、使用者は加熱領域11及び保温領域14の移動を確認することができる、或いは、使用者の見やすい位置等、任意の位置で加熱領域11または保温領域14の位置を確認することができる。
【0020】
従って、インジケータ部19の表示により、使用者は目視で加熱領域11及び保温領域14を識別することが可能となるので団らん調理などで、加熱領域11と保温領域14を移動させて調理をしながら食事を行う場合には使用性が更によくなるという効果が得られる。
【0021】
また、複数箇所のサーミスタで温度を検知することから、加熱コイル10を移動させても、これとともにサーミスタが移動し、移動した先の温度を複数のサーミスタで精度良く検出できる。そして加熱領域11或いは保温領域14をより確実に検知することが可能となり、インジケータ部19によって、実調理可能な加熱範囲をより正確に表示することができる。
【0022】
参考
以下、本発明の参考について、図3により説明する。
【0023】
参考例においては、特に、表示手段は、保温領域20に対応する表示部分21を、保温領域20の温度が所定の温度に到達すると消灯から点灯に移行するか、点灯モードを変えるか、または表示色を変えることにより、保温領域20が保温レベルに達したことを、使用者は視覚確認することができ、使用勝手が向上するという効果が得られる。
【0024】
また、保温領域20に対応する部分の温度が所定の温度に到達すると音または音声により報知することにより、領域が保温レベルに達したことを、報知音または音声にて使用者に知らせることができるため、表示部分21を目視せずに確認することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、加熱領域及び保温領域を移動させて使用することができるので、特に、団らん調理に適した使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
【0026】
また、加熱コイルがトッププレートで覆われていても、使用者は加熱範囲を判別できるので、加熱領域及び保温領域を変更して調理する場合において使い勝手を向上させることができるという作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における誘導加熱調理器の構成図
【図2】 本発明の参考における誘導加熱調理器の構成図
【図3】 本発明の参考における誘導加熱調理器の構成図
【図4】 従来の誘導加熱調理器の構成図
【符号の説明】
1 本体
2、10 加熱コイル
6 トッププレート
7 被加熱物
8、11 加熱領域
12 表示手段
9、20 保温領域
21 表示部分

Claims (1)

  1. 本体の内部に加熱コイルと前記加熱コイルに高周波電流を供給する制御回路と、前記加熱コイルの中心の位置を示す表示手段である前記加熱コイルを使用者の手動で移動させるためのスライドレバーとを備え、前記スライドレバーと連動し前記加熱コイルを横方向に移動可能とした誘導加熱調理器。
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