JP3887740B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壜体に組付けられ、廃棄時において壜体と容易に分別可能とした合成樹脂製ヒンジキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のヒンジキャップの従来例として、実用新案登録第2596699号公報記載のものが知られている。
【0003】
この公報記載のヒンジキャップは、壜体口筒の外周に嵌着するキャップ本体の組付き筒に、ヒンジの一側端近傍の上端から下端に亘って縦方向の弱化線を設けると共に、キャップ本体の頂板に、前記弱化線の上部に連続した周方向の弱化線を設けて構成され、廃棄時には、ヒンジを介して一体に連結されている蓋体を引っ張ることにより、前記両弱化線を破断してキャップ全体を壜体口筒から取り外し、分別するようになっている。
【0004】
しかしながら、上記した従来技術にあっては、キャップを壜体口筒に組み付けるために、壜体口筒外周に設けた係合突条と、組付き筒内周に設けた係合突条とを打栓により乗り越えさせてアンダーカット結合させるが、この打栓による乗り越え時に、組付き筒に拡径方向の強い力が作用するため、縦方向の弱化線が破断し、キャップ本体が破損する恐れがある、と云う問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、壜体への打栓組付け時における弱化線の破断を防止することを技術的課題とし、もってヒンジキャップの打栓組付けを良好にかつ円滑に達成できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の手段は、
組付き筒により壜体口筒の外周に組付くキャップ本体と、このキャップ本体の後端にヒンジで結合された蓋体とから構成される合成樹脂製のヒンジキャップであること、
キャップ本体の組付き筒を、壜体口筒の外周上部に密接するシール部の下端に、一部を結合部として残して略全周に亘って水平方向に設けた肉薄の弱化線を介して、壜体口筒にアンダーカット結合する係止部を設けて形成すること、
ヒンジの前端を、連結板を介して組付き筒の係止部の後端部に連結すること、
連結板の連結部の片側に、係止部を分断する間隙を設けると共に、この間隙の両対向面を細い接続片で連結すること、
弱化線を設けない結合部を、間隙に隣接した、連結板とは反対側の部分に配置すること、
にある。
【0007】
壜体口筒へのヒンジキャップの組付けは、打栓により、キャップ本体の組付き筒を壜体口筒にアンダーカット結合させるが、この組付き筒に設けた弱化線は、アンダーカット結合する係止部の上方に位置し、かつ水平方向(周方向)に形成されているので、打栓による拡径方向の力が、そのまま弱化線の破断方向の力としては作用しないため、弱化線が破断してしまう恐れはなく、ヒンジキャップを安全にかつ円滑に組付けることができる。
【0008】
分別廃棄時には、蓋体を開けて後方および側方へ引っ張ると、ヒンジおよび連結板を介して、組付き筒の接続片および弱化線が順次破断され、帯状に延びた係止部が結合部だけでシール部に結合した状態となる。
【0009】
次いで、蓋体を引き上げれば、キャップ本体の係止部を除く残りの部分は、単に壜体口筒に嵌合しているだけであるので、簡単に壜体口筒から離脱し、これによりヒンジキャップ全体を壜体口筒から、一つの操作で取り外すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図1〜3を参照しながら説明する。
ヒンジキャップは、壜体口筒18に組み付くキャップ本体1と、このキャップ本体1の後端に、連結板3およびヒンジ17を介して連結された蓋体13とから構成されている。
【0011】
キャップ本体1は、壜体口筒18の外周にアンダーカット組付きする組付き筒2の上端内方に、蓋体13の周壁15が係脱可能に外嵌する嵌着筒8を起立連設し、さらにその内方に、頂板5を介して、壜体口筒18の内周面に密接するシール筒6を連設すると共に、頂板5の上面内側には注出口を形成する注出筒片7が立設されている。
【0012】
組付き筒2は、壜体口筒18の外周上部に密接するシール部2aの下端に、一部を結合部2cとして残して略全周に亘って水平方向に形成された肉薄の弱化線10を介して、壜体口筒18下部の係合突条19に係止する係合突条9を内周に周設した係止部2bを鍔状に突設して形成されている。
【0013】
連結板3は、その下端が係止部2bの後端部上面に連設されていると共に、後面上端がヒンジ17に連設され、また連結板3と組付き筒2とは、その上部において、細い接続片4により連結されている。
【0014】
係止部2bの後部の、連結板3との連結部3aの片側には間隙11が設けてあり、この間隙11の両対向面は細い接続片12により連結されており、また結合部2cは、間隙11に隣接した、連結板3とは反対側の部分に設けられている。
【0015】
蓋体13の頂壁14の内面には、蓋体13の閉状態において注出筒片7の内周面に密接して注出口を密閉する栓筒片16が突設されている。
【0016】
図4は本発明の他の実施例を示したもので、アンダーカット結合用の係合突条19を上部に設けた壜体口筒18に対応させて、組付き筒2のシール部2aの高さを短く形成し、かつ、このシール部2aに蓋体13の周壁15下部が外嵌するように構成したものである。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
壜体口筒への打栓による組付け時において、キャップ本体の組付き筒に設けた弱化線は、アンダーカット結合する係止部の上方に位置し、かつ水平方向(周方向)に形成されているので、打栓による拡径方向の力が、そのまま弱化線の破断方向の力としては作用しないため、弱化線が破断してしまう恐れはなく、もってヒンジキャップを安全、良好にかつ円滑に組付けることができる。
【0018】
また、蓋体に対する一連の引き上げ操作により、壜体口筒からヒンジキャップ全体を簡単にかつ確実に取り外すことができ、もって合成樹脂製ヒンジキャップの分別回収を簡単にかつ手早く達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、開蓋状態の斜視図。
【図2】図1に示した実施例の、閉蓋状態の縦断側面図。
【図3】図2中、A−A線断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す、要部縦断側面図。
【符号の説明】
1 ; キャップ本体
2 ; 組付き筒
2a ; シール部
2b ; 係止部
2c; 結合部
3 ; 連結板
3a ; 連続部
4 ; 接続片
5 ; 頂板
6 ; シール筒
7 ; 注出筒片
8 ; 嵌着筒
9 ; 係合突条
10; 弱化線
11; 間隙
12; 接続片
13; 蓋体
14; 頂壁
15; 周壁
16; 栓筒片
17; ヒンジ
18; 壜体口筒
19; 係合突条

Claims (1)

  1. 壜体口筒(18)の外周に組付く組付き筒(2)を具えたキャップ本体(1)と、該キャップ本体(1)の後端にヒンジ(17)で結合された蓋体(13)とから構成された合成樹脂製のヒンジキャップであって、
    前記組付き筒(2)を、前記壜体口筒(18)の外周上部に密接するシール部(2a)と、該シール部(2a)の下端に設けられ、前記壜体口筒(18)の外周にアンダーカット結合する係止部(2b)から形成し、
    前記係止部(2b)を、前記組付き筒(2)のほぼ全周に亘って周方向に設けられた破断可能な肉薄の弱化線(10)を介して前記シール部(2a)に取り付け、かつ該弱化線(10)の破断終端に、該弱化線(10)を破断不可とする結合部(2c)を設け、
    更に、前記係止部(2b)の後端部に、連結板(3)を介して前記ヒンジ(17)の前端を連結し、該連結板(3)の連結部(3a)の片側に、係止部(2b)を分断する間隙(11)を設けると共に、該間隙(11)の両対向面を細い接続片(12)で連結し、前記結合部(2c)を間隙(11)に隣接した、前記連結板(3)とは反対側の部分に配置して成るヒンジキャップ。
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