JP2001225857A - ヒンジキャップ - Google Patents

ヒンジキャップ

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JP2001225857A
JP2001225857A JP2000039406A JP2000039406A JP2001225857A JP 2001225857 A JP2001225857 A JP 2001225857A JP 2000039406 A JP2000039406 A JP 2000039406A JP 2000039406 A JP2000039406 A JP 2000039406A JP 2001225857 A JP2001225857 A JP 2001225857A
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Yoshiyuki Tsunoda
義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壜体への打栓組付け時における弱化線の破断
を防止することを技術的課題とし、もってヒンジキャッ
プの打栓組付けを良好にかつ円滑に達成できるようにす
る。 【解決手段】 キャップ本体1の組付き筒2を、壜体口
筒18の外周上部に密接するシール部2aの下端に、一
部を結合部2cとしてのこして略全周に亘って水平方向
に設けた肉薄の弱化線10を介して、壜体口筒18にア
ンダーカット結合する係止部2bを設けて形成し、蓋体
13を連結するヒンジ17の前端を、連結板3を介して
係止部2bの後端部に連結し、その連結部3aの片側に
係止部2bを分断する間隙11を設け、間隙11の両対
向面を細い接続片12で連結し、連結板3とは反対側の
間隙11に隣接した部分に、結合部2cを配置形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜体に組付けら
れ、廃棄時において壜体と容易に分別可能とした合成樹
脂製ヒンジキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のヒンジキャップの従来例とし
て、実用新案登録第2596699号公報記載のものが
知られている。
【0003】この公報記載のヒンジキャップは、壜体口
筒の外周に嵌着するキャップ本体の組付き筒に、ヒンジ
の一側端近傍の上端から下端に亘って縦方向の弱化線を
設けると共に、キャップ本体の頂板に、前記弱化線の上
部に連続した周方向の弱化線を設けて構成され、廃棄時
には、ヒンジを介して一体に連結されている蓋体を引っ
張ることにより、前記両弱化線を破断してキャップ全体
を壜体口筒から取り外し、分別するようになっている。
【0004】しかしながら、上記した従来技術にあって
は、キャップを壜体口筒に組み付けるために、壜体口筒
外周に設けた係合突条と、組付き筒内周に設けた係合突
条とを打栓により乗り越えさせてアンダーカット結合さ
せるが、この打栓による乗り越え時に、組付き筒に拡径
方向の強い力が作用するため、縦方向の弱化線が破断
し、キャップ本体が破損する恐れがある、と云う問題が
あった。
【0005】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、壜体への打
栓組付け時における弱化線の破断を防止することを技術
的課題とし、もってヒンジキャップの打栓組付けを良好
にかつ円滑に達成できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の手段は、組付き筒により壜体口筒の外周に組
付くキャップ本体と、このキャップ本体の後端にヒンジ
で結合された蓋体とから構成される合成樹脂製のヒンジ
キャップであること、キャップ本体の組付き筒を、壜体
口筒の外周上部に密接するシール部の下端に、一部を結
合部として残して略全周に亘って水平方向に設けた肉薄
の弱化線を介して、壜体口筒にアンダーカット結合する
係止部を設けて形成すること、ヒンジの前端を、連結板
を介して組付き筒の係止部の後端部に連結すること、連
結板の連結部の片側に、係止部を分断する間隙を設ける
と共に、この間隙の両対向面を細い接続片で連結するこ
と、弱化線を設けない結合部を、間隙に隣接した、連結
板とは反対側の部分に配置すること、にある。
【0007】壜体口筒へのヒンジキャップの組付けは、
打栓により、キャップ本体の組付き筒を壜体口筒にアン
ダーカット結合させるが、この組付き筒に設けた弱化線
は、アンダーカット結合する係止部の上方に位置し、か
つ水平方向(周方向)に形成されているので、打栓によ
る拡径方向の力が、そのまま弱化線の破断方向の力とし
ては作用しないため、弱化線が破断してしまう恐れはな
く、ヒンジキャップを安全にかつ円滑に組付けることが
できる。
【0008】分別廃棄時には、蓋体を開けて後方および
側方へ引っ張ると、ヒンジおよび連結板を介して、組付
き筒の接続片および弱化線が順次破断され、帯状に延び
た係止部が結合部だけでシール部に結合した状態とな
る。
【0009】次いで、蓋体を引き上げれば、キャップ本
体の係止部を除く残りの部分は、単に壜体口筒に嵌合し
ているだけであるので、簡単に壜体口筒から離脱し、こ
れによりヒンジキャップ全体を壜体口筒から、一つの操
作で取り外すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
〜3を参照しながら説明する。ヒンジキャップは、壜体
口筒18に組み付くキャップ本体1と、このキャップ本
体1の後端に、連結板3およびヒンジ17を介して連結
された蓋体13とから構成されている。
【0011】キャップ本体1は、壜体口筒18の外周に
アンダーカット組付きする組付き筒2の上端内方に、蓋
体13の周壁15が係脱可能に外嵌する嵌着筒8を起立
連設し、さらにその内方に、頂板5を介して、壜体口筒
18の内周面に密接するシール筒6を連設すると共に、
頂板5の上面内側には注出口を形成する注出筒片7が立
設されている。
【0012】組付き筒2は、壜体口筒18の外周上部に
密接するシール部2aの下端に、一部を結合部2cとし
て残して略全周に亘って水平方向に形成された肉薄の弱
化線10を介して、壜体口筒18下部の係合突条19に
係止する係合突条9を内周に周設した係止部2bを鍔状
に突設して形成されている。
【0013】連結板3は、その下端が係止部2bの後端
部上面に連設されていると共に、後面上端がヒンジ17
に連設され、また連結板3と組付き筒2とは、その上部
において、細い接続片4により連結されている。
【0014】係止部2bの後部の、連結板3との連結部
3aの片側には間隙11が設けてあり、この間隙11の
両対向面は細い接続片12により連結されており、また
結合部2cは、間隙11に隣接した、連結板3とは反対
側の部分に設けられている。
【0015】蓋体13の頂壁14の内面には、蓋体13
の閉状態において注出筒片7の内周面に密接して注出口
を密閉する栓筒片16が突設されている。
【0016】図4は本発明の他の実施例を示したもの
で、アンダーカット結合用の係合突条19を上部に設け
た壜体口筒18に対応させて、組付き筒2のシール部2
aの高さを短く形成し、かつ、このシール部2aに蓋体
13の周壁15下部が外嵌するように構成したものであ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。壜体口筒への打栓による
組付け時において、キャップ本体の組付き筒に設けた弱
化線は、アンダーカット結合する係止部の上方に位置
し、かつ水平方向(周方向)に形成されているので、打
栓による拡径方向の力が、そのまま弱化線の破断方向の
力としては作用しないため、弱化線が破断してしまう恐
れはなく、もってヒンジキャップを安全、良好にかつ円
滑に組付けることができる。
【0018】また、蓋体に対する一連の引き上げ操作に
より、壜体口筒からヒンジキャップ全体を簡単にかつ確
実に取り外すことができ、もって合成樹脂製ヒンジキャ
ップの分別回収を簡単にかつ手早く達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、開蓋状態の斜視図。
【図2】図1に示した実施例の、閉蓋状態の縦断側面
図。
【図3】図2中、A−A線断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す、要部縦断側面図。
【符号の説明】
1 ; キャップ本体 2 ; 組付き筒 2a ; シール部 2b ; 係止部 2c; 結合部 3 ; 連結板 3a ; 連続部 4 ; 接続片 5 ; 頂板 6 ; シール筒 7 ; 注出筒片 8 ; 嵌着筒 9 ; 係合突条 10; 弱化線 11; 間隙 12; 接続片 13; 蓋体 14; 頂壁 15; 周壁 16; 栓筒片 17; ヒンジ 18; 壜体口筒 19; 係合突条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組付き筒(2)により壜体口筒(18)の外周
    に組付くキャップ本体(1)と、該キャップ本体(1)の後端
    にヒンジ(17)で結合された蓋体(13)とから構成される合
    成樹脂製のヒンジキャップであって、前記組付き筒(2)
    を、壜体口筒(18)の外周上部に密接するシール部(2a)の
    下端に、一部を結合部(2c)として残して略全周に亘って
    水平方向に設けた肉薄の弱化線(10)を介して、前記壜体
    口筒(18)にアンダーカット結合する係止部(2b)を設けて
    形成し、前記ヒンジ(17)の前端を、連結板(3)を介して
    前記係止部(2b)の後端部に連結し、その連結部(3a)の片
    側に、係止部(2b)を分断する間隙(11)を設けると共に、
    該間隙(11)の両対向面を細い接続片(12)で連結し、前記
    結合部(2c)を間隙(11)に隣接した、前記連結板(3) とは
    反対側の部分に配置して成るヒンジキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070657A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. ヒンジキャップ

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WO2006070657A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. ヒンジキャップ

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