JP3886528B2 - 高解像度な原版の単色または多色プルーフおよびそれらの作製方法 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は、グラフィックアート工業用の高解像度な単色または多色のプルーフ(proofs)および該プルーフに高解像度を付与する好適な画像担体の作製方法に関するものである。
【0002】
発明の背景
中間調色分解(halftone color separations)は、複写方法におけるオフセット版および活版印刷版を作製するための原画複写物として使用されている。前記印刷版に露光する前に、前記色分解は、その後の印刷結果が原画のほぼ正確な複写となるかどうかを確認するために、プルーフィング(試し刷り)される。このようなプルーフィング法には、感光性記録材料が使用され、例えば、該感光性記録材料上に、その感光層の露光領域と非露光領域における粘着性の違いによって画像が形成される。例えば、独国特許DE-C12 10 321、米国特許第3,620,726号、米国特許第3,582,327号、米国特許第3,649,268号、米国特許第4,356,253号、および米国特許第4,948,704号および第4,243,741号には、複写方法が開示され、該方法において、支持体と光重合性層(該層には少なくとも一種の付加重合性モノマーと光重合開始剤が含まれる)とを有する粘着性光重合性材料が、画像通りの露光によって硬化されることが開示されている。その露光された画像領域では、その粘着性が喪失する。
【0003】
この潜像の現象化は、前記非露光粘着領域のみに接着するとともに前記露光硬化領域からは除去することのできる好適なトナーを塗布することによってなされる。この方法によって、印刷インクを用いて作製した画像表出と同様な、ポジの、必要によりカラーの、原画像がもたらされる。
【0004】
ネガの原画像は、例えば、米国特許第4,243,741号、第4,346,162号、および第4,604,340号に記載されている感光性材料を用いることによって、得られる。これら記録材料の感光性組成物は、ジヒドロピリジン化合物あるいはジヒドロピリジン化合物とヘキサアリルビスイミダゾール化合物の系である。
【0005】
前記トナーは、極微粉砕された粉体であり、例えば、米国特許第4,215,193号および第3,909,282号に記載されているように、画像通りに露光された表面上に振りかけることによって、塗布することができる。他の実施例では、該トナーは、特別な担体に緩く結合されており、該担体をその画像通りに露光された層に接触させることによって、転写される。このような染色担体は、米国特許第4,806,451号および第5,090,774号に記載されいる。
【0006】
感光性記録材料は、通常、支持体、感光層、およびカバーシートとから構成されている。該材料は、画像とおりに露光する前に、そのカバーシートが引き剥がされて、画像担体に積層される。該記録材料の支持体は、該材料に依存して露光の前もしくは露光の後に、剥がし取られる。
【0007】
センチメートル当たり60ラインの解像度を有する標準ラインスクリーンが、複写に、目下のところ、用いられている。センチメートル当たり80ラインの解像度を有するラインスクリーンは、高品質印刷用に用いられる。このような高解像度スクリーンのいくつかの例としては、センチメートル当たり100から200ラインを有するスクリーンや、ランダムに配置された微小なサイズの等しいスポットを有する周波数変調スクリーンがある。
【0008】
複写に、高解像スクリーンを、特に周波数変調スクリーンを使用することは、今までのところ、好適なカラープルーフィング法がなかったために、極々限られたものでしかなかった。現今、市場にあるカラープルーフィング法は、その後の印刷結果を知るための単色または多色プルーフには、不適切である。具体的に示すと、ドットの直径が25μm以下である周波数変調スクリーンの微小ドットや、センチメートル当たり約80ラインの解像度を有するラインスクリーン中の約2%ドットでは、現在のプルーフィング法によっては、十分に捕捉されない。現在のプルーフィング法では、専門家から、“凸凹した(uneven)”、“斑点の多い(spotty)”、“かすんだ(hazy)”ように、または“まだら(mottle)”に満ちたものとされるようなカラープルーフが、もたらされる。このようなカラープルーフは、印刷原版をテストするには、不適である。
【0009】
したがって、グラフィックアート工業による最新の平版印刷には、該印刷版の作製を確かめることのできる高解像スクリーンにより得られた、中間調色分解ネガティブ用の、カラープルーフィング法が必要とされている。
【0010】
カラープルーフィング法用の画像担体は、専門家には周知である。しかしながら、25μm未満のドット径を有する高解像中間調原版から原画にそっくり(true-to-the-original)の複写を可能にするようなカラープルーフィング法は、今日に至るまで、全く提案されていない。
【0011】
本発明の課題は、高解像度な単色および多色プルーフを作製するためのカラープルーフィング法を提供するとともに、前記プルーフを作製するための方法および画像担体を提供することにある。
【0012】
この課題は、本発明にかかる単色または多色プルーフによって、該カラープルーフを作製するための画像担体によって、そして、単色または多色プルーフの作製方法によって、解決することができる。
【0013】
発明の要約
本発明は、単色または多色のプルーフを提供するものであって、該プルーフは画像担体とその上に設けられた記録層とを有し、該記録層は画像どおり(imagewise)に彩色および(または)色調がつけられたか、あるいは画像どおりに構成された、染料を任意に含有する。そして、該プルーフは、前記画像担体の画像側表面の平均粗さRzが最大で1.1μmであることを特徴とする。ドットの径が25μm未満である周波数変調スクリーン(frequency modulated screens)中の微小ドット、及び解像度が約80ライン/cmを超えるラインスクリーン中の2%ドットは、画像側表面の平均粗さRzが最大で1.1μmである画像担体によって捕捉される。
【0014】
本発明は、また(a)画像側表面を少なくとも一つ持つ画像担体と;(b)感光性記録層(radiation-sensitive recording layer)とを有する部材に関するもので、この感光性記録層は、少なくとも一つの付加重合性モノマー、光重合開始剤、及び任意の染料または照射による露光で粘着性が変化する光感受性層(light- sensitive layer)、および任意の支持体を有し、基板の画像側表面の最大平均粗さ(Rz)が1.1μmである。また、この部材は支持体の透過性に応じて光重合性記録材または光感受性材料の反対側に支持体を保持してもよい。もし、支持体が透明なものであった場合、高解像度原版による画像どおりの露光の後に該支持体を剥がして、ポジティブで、かつ色調変更可能な光重合系において、基板と画像どおりに露光された記録層(該記録層は非粘着性の露光部分と粘着性の非露光部分とを有する潜像を持つ)を含む部材を形成する。この部材は、さらに基板と画像どおりに露光された記録層とを有し、さらに調色材料の塗布後、あるいは着色材、色素または染料を含む記録層の現像の後、調色か彩色された画像担体を形成する。非粘着性露光領域から調色された材料(toned material)を取り除くことによって、本発明にもとづくプルーフが提供される。
【0015】
本発明の詳細な説明
画像担体は、任意に複合基板を有してもよく、該基板は画像受容体面および(または)反対側の面上に任意の層を持つことができる。そのような基板層は、例えば、静電防止材および(または)接着材として作用し、光学的なドット成長の調整、および(または)光沢性や滑らかさ等の表面特性に影響を与える。このような画像担体はいくつかの層を持つことができる。これらの層は、色素、充填材、光学的光沢材、UV吸収材、静電防止材等の物質を含有する。画像担体の画像側表面は、最大平均粗さが1.1μmであり、好ましくは画像担体の画像側表面は、平均粗さRzが最大で0.6μmである。もっとも好適な画像担体の画像側表面は、平均粗さRzが0.4μm未満である。
【0016】
また、本発明は、画像担体と感光性記録層とを有する部材に関するもので、該画像担体は、厚さが50μmないし500μmの白色合成樹脂シート、重さが50g/m2ないし500g/m2の被覆紙、または任意の白色合成樹脂シートと任意の被覆紙とからなる全厚さ50μmないし600μmの組合せ体を有する。また、この感光性記録層(任意に染料または着色材を含有)は、色調変更可能か彩色可能な感光性混合物を有し、この感光性混合物は、ポジティブな色調変更可能な光硬化性材料またはネガティブな色調変更可能な光硬化性材料とを含む。本発明には、さらに、以下のような材料を含む部材が含まれる。すなわち、該部材において、ポジティブな色調変更可能な光硬化性材料は高分子バインダー、少なくとも一種類の光重合性化合物、および任意の添加物を含むものであり、またネガティブな色調変更可能な光硬化性材料はジヒドロピリジン化合物を含有する材料またはヘキサリルビスイミダゾール化合物およびジヒドロピリジンを含む光感受系を含む。また、本発明は、上記したように、感光性記録層が高解像度中間調原版を通して化学線により画像どおりに露光されて得た部材と、画像どおりの露光に先だって支持体が除去されて得た部材とに関する。さらに、本発明は、露光された記録層表面に粉末状またはフィルム状にトナーが塗布されて得た部材に関する。
【0017】
本発明は、さらに単色または多色のプルーフを含むもので、該プルーフは:
(a)少なくとも一つの画像側表面を有する基板または複合基板である画像担体と;
(b)画像どおりに露光かつ色調がつけられ、彩色あるいは構成かつ彩色された記録層とを有し、さらに画像担体の画像側表面は、最大平均粗さ(Rz)が1.1μmである。
【0018】
上記プルーフの基板は、紙、厚紙、あるいは金属、ポリマーからなるシートまたはプレートのような両面が平坦な支持体から選択される。
【0019】
上記プルーフの記録層は、高分子バインダー、少なくとも一種類の光重合性化合物、光開始剤および任意の添加物を含む。ある実施態様では、画像どおりに露光された記録層は化学線の照射によって硬化する。
【0020】
本発明は、さらに単色または多色プルーフを製造する方法に関する。該方法は、
(a)着色材または染料を任意に含有する感光性記録層(任意に、透明または彩色された支持体層上にあってもよい)を、最大平均粗さ(Rz)が1.1μmの画像側表面を有する画像担体に、上記感光性記録層が上記画像担体の画像側表面に接するように設ける工程と、
(b)感光性表面記録層を高解像度原版を介して画像どおりに露光する工程と、
(c)感光記録層を現像して、現像された記録層を形成する工程と、
(d)任意に行ってもよい工程であって、追加の感光性記録層を、前記工程で作製された前記感光性記録層を有する画像担体の画像側表面に接するように設け、次いで、前記工程(b)及び(c)を順にさらに行う工程、
とを含み、但し、前記工程(d)は、任意に繰り返すことで、先行する工程にもとづいて処理された感光性層の上に新たな感光性記録層を順次設けてもよい。
【0021】
この方法で用いられる画像担体は、最大平均粗さRzが約0.25μmから約0.37μmである画像側表面を有するもので、また基板は白色合成樹脂シート(厚さが50μmないし500μm)、被覆紙(重さが50g/m 2 ないし500g/m 2 )、あるいは任意の白色合成樹脂シートと任意の被覆紙とを組み合わせたもの(全体の厚さが50μmないし600μm)を含む。
【0022】
また、本発明は単色または多色のプルーフを作製する方法に関する。この方法では上記工程(b)の後で支持体層を感光性記録層から剥がす。
【0023】
好ましくは、上記方法において、画像側の面の最大平均粗さ(Rz)は約0.25μmないし約0.37μmである。
【0024】
上記方法では、工程(b)の後に支持体層を感光性記録層から剥がす。また、基板に白色合成樹脂シート(厚さが50μmないし500μm)、被覆紙(重さが50g/m 2 ないし500g/m 2 )、あるいは任意の白色合成樹脂シートと任意の被覆紙とを組み合わせたもの(全体の厚さが50μmないし600μm)が含まれる。
【0025】
また、本発明は単色または多色プルーフを作製する方法に関する。この方法では工程(a)の後および工程(b)の前で支持体を感光性記録層から剥がす。
【0026】
さらに、本発明は、単色または多色のプルーフを製造する際に、画像側の面の最大平均粗さ(Rz)が1.1μmである画像担体を含む基板を用いる方法と、画像側の面の最大平均粗さ(Rz)が約0.25μmないし約0.37μmであり、かつ基板に白色合成樹脂シート(厚さが50μmないし500μm)、被覆紙(重さが50g/m 2 ないし500g/m 2 )、あるいは任意の白色合成樹脂シートと任意の被覆紙とを組み合わせたもの(全体の厚さが50μmないし600μm)が含まれる方法とに関する。
【0027】
熟練者は、各色のプルーフプロセスでの機械的要求に応じて、またこのようにして作られた対応する単色または多色のプルーフに対する顧客のニーズに応じて適当な基板の厚さを決定する。ここで記載された担体とは、例えば米国特許第4,948,704号または第4,892,802号に記載された受像材に類似したものであるけれども、画像担体は最大平均粗さ(Rz)が1.1μmでなければならない。
【0028】
画像担体用の基板として、両面が平坦な基板、例えば紙、厚紙、金属、あるいはポリエチレン、ポリエステル、塩化ポリビニル、ポリアミド等のポリマーからなるシートまたはプレートがある。また、基板が二種類以上の材料を含むものであってもよい。そのようなものの例として、175μm厚のポリマーシートが結合した紙がある。また、基板は透明であっても不透明であってもよい。さらに、色素や染料を加えることもできる。洗い落とし液に対して耐性を有する基板が洗い流し工程によるカラー・プルーフの作製に特に好適である。
【0029】
特に優れた基板は、厚さ50μmないし500μmの白色合成樹脂シート、重さ50g/m 2 ないし500g/m 2 の樹脂被覆紙、および任意の白色合成樹脂シートと任意の樹脂被覆紙とを組み合わた厚さ50μmないし600μmのものである。そのような基板の例として、ポリエチレンシート、特にポリエチレンテレフタレートシートが含まれる。また、上記樹脂の例として、ポリエチレン樹脂およびポリプロピレン樹脂が含まれる。
【0030】
画像担体の画像側表面は、本発明の平均粗さRzを特徴とする。画像担体の一面または両面を画像側表面とすることができる。
【0031】
画像担体の平均粗さRzを、例えばDIN4768にもとづいて測定する。シート1のRzは、等間隔で5箇所をそれぞれ1回づつ測定して得られた5つの粗さの値を算術平均したものである(Rz=1/5(z1+z2+z3+z4+z5)。測定に適する装置の一例として、センサーTLK100が取り付けられたホメル・テスター(Hommel Testor)T20−DC(Hommelwerke GmbH, D-7730 Schwenningen)があげられる。
【0032】
種々のカラー・プルーフィングの方法で、本発明の画像担体を用いることにより、カラー・プルーフが調製される。そのような方法は、例えば米国特許第5,364,731号(洗い落としおよび移行方法)、第4,950,577号(洗い落とし方法)、第4,596,757号、第5,275,912号、第4,461,822号、および欧州特許出願EP-A 0 514 186、EP-A 0 570 815、EP-A 0 487 797、およびEP-A 0 443 802に記載されている。
【0033】
本発明で有用な色調を変えることが可能な感光性(tonable radiation-sensitive)混合物は、ポジであり、色調を変えることができ、さらに光硬化する系(positive, tonable, photohardenable systems)であり、例えばDE-C 12 10 321、米国特許第3,620,726号、または米国特許第3,649,268号に記載されている。また、照射によって粘着性となるネガティブかつ色調を変えることが可能な系(negative tonable systems)であり、例えば米国特許第4,243,741号、第4,346,162号、および第4,604,340号に記載されている。このようなネガティブかつ色調を変えることが可能な記録材はジヒドロピリジン化合物、またはヘキサアリルビスイミダゾール化合物およびジヒドロピリジンが含まれる感光系の両方を有する。
【0034】
ポジティブで、かつ色調を変えることが可能な感光性重合記録材が、本発明の使用に好適である。米国特許第4,734,356号および第4,849,322号と米国特許第4,892,802号および第4,948,704号とが特に好適である。これらの材料は、高分子結合材、少なくとも一種の感光性重合化合物と任意に添加材(例えば可塑材、増感剤、充填材、抗酸化剤、および光学的増白剤)とを含む。好適な結合材は、米国特許第4,948,704号および4,243,741号に記載されたもので、ポリマー混合物のガラス温度が<70℃または<80℃であり、また金属イオンによってイオン結合によって架橋した塩形成基を有する。特に、例えばアクリル酸またはメタクリル酸の形で塩形成基を有するアクリレートおよび(または)メタクリレートに基づいた熱可塑性結合材が特に好結果を与える。好適な金属イオンは、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウム、スズ、亜鉛、カドミウム、チタン、ジルコニウム、およびマンガン(これらは塩として、好ましくは錯体として添加)である。
【0035】
上記色調を変えることが可能な感光性混合物を既知の方法で適当な、好ましくは透明支持体に塗布して乾燥する。適当な支持体としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、およびポリエステルの合成樹脂シートがあげられる。ポリエチレンテレフタレートシートが好ましい。
【0036】
不透明な支持体を用いた場合、画像どおりの露出を行う前に該支持体は剥離される。
【0037】
支持体とは反対側の記録層の面に可撓性被覆層、例えばポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリエチレンテレフタレートからなる薄層を設ける。ポリプロピレンシートが好ましい。
【0038】
上記記録層の好ましい厚さは、2μm〜100μmである。特に、厚さ2μm〜12μmが好ましい。
【0039】
感光性材料は、紫外線領域、好ましくは250nm〜450nmの波長範囲に対して最も高い感度を示す。したがって、この照射線の有効量を与えることが可能な照射線源のすべて、例えばキセノンランプ、水銀灯、カーボンアーク灯、レーザー、UV照射線を照射するリンを有する蛍光灯、および電子式フラッシュ装置は露光に適切である。
【0040】
画像どおりの露光がなされた記録層は、例えば米国特許第4,215,193号および米国第3,909,282号に記載されているように、微砕された粉末を主に含むトナーをまぶすことによって色調が与えられる。そのような調色フィルムは、例えば米国特許第5,090,774号、米国第4,806,451号、米国第4,902,363号、および第4,939,029号に記載されている。
【0041】
本発明の主な最終用途は、カラー・プルーフィング法(color proofing processes)で使用するための単色または多色画像の調製にある。このようなカラー・プルーフィング法の例が、米国特許第4,902,363号および同第4,939,029号[ポジティブに作用する引き剥がし法(positive-working peel-apart process)]、米国特許第5,352,562号[ネガティブに作用する色移し法(negatively-working color transfer process)]、米国特許第5,240,810号[ネガティブに作用する洗い流し・移行法(washoff and transfer proecss)]、欧州特許A 0514186号(ネガティブに作用する引き剥がし法)、米国特許第4,987,048号、同第3,671,236、同第5,223,374号(洗い流し・移行法)および米国特許第4,948,693号(ポジティブに作用する洗い流し・移行法)に記載されている。
【0042】
本発明によるカラー・プルーフィング法の操作は、例えば以下の工程を包含しうる。
【0043】
すなわち、カバー・シートを取り除いた後で、ポジティブの色調変更可能(tonable)な光重合性の記録材料を、本発明の画像担体の画像側の表面上に積層(あるいは、塗布、例えば被覆)する。感光層(重合したもの、あるいは重合していないもの)は、それ自体の支持体に対するよりも画像担体の表面の方により良く接着し、したがって容易に除去可能である。
【0044】
この材料は、原版としての、ポジティブの中間調色分解を用いて、その透明な支持体を通して化学線照射で露光されるか、あるいは不透明な支持体を取り除いてからその面を露光する。非粘着性領域は露光した面の上に形成される。この支持体は離層(delamination)またはそれと同等の工程により取り除かれる。画像担体上に形成される潜像は、未露光領域にのみ付着するトナーを塗布することにより目に見えるようになる。このトナーは、硬化した画像領域から除去され、この時、その画像領域は完全にトナーを有さなくなる。これにより、原版の単色プルーフが生ずる。
【0045】
さらに、多色プルーフは、第2、第3または第4の光重合性材料を先に現像した表面に(光重合性材料のカバー・シートを取り除いて前記表面の塗布を可能にした後で)塗布する、という一連の工程を用いることによって形成してもよい。次いで、この材料を、原版として第2の色のポジティブな色分解(color separation positive)を通して同じ条件下で露光し、色調を与える。第3の色の色分解、および所望により黒色の分解を用いてこの工程を繰り返す。
【0046】
このようにして得られるものが、原版の多色プルーフである。
【0047】
この単色または多色プルーフには、保護層、例えば、光重合性で感光性(radiation-sensitive)の材料からなる別の積層体を備える保護層を付与することができる。全ての露光が終了した後、該保護層から支持体が取り除かれる。
【0048】
露光することにより粘着性となるネガティブの、色調変更可能(tonable)な材料を用いたカラー・プルーフィング法の使用は、ポジティブの色分解の代わりにネガティブの色分解が用いられる以外は、全く類似している。
【0049】
本発明は、以下の実施例によりさらに詳細に説明されるが、これらの実施例に限定されるものではない。
【0050】
実施例
実施例1:
種々の画像担体の画像レセプター表面の平均粗さ(average roughness)(Rz:μm)は、ホーメル・テスター(Hommel Tester)T20−DC(Hommelwerke GmbH, D-7730 Schwenningen)を用いたDIN4768のシート1に従って、センサーTKL100を用いて測定した。
【0051】
4μm厚のポジティブとして作用する色調変更可能な光硬化性混合物(米国特許第4,892,802号および同第4,948,704号に記載)を、下記のようにして画像担体の画像側表面上に積層した。特に、下記の成分を有する被覆組成物を用いた。
【0052】
塩化メチレン 113.0g
メタノール 1.6g
メタクリル酸メチルとアクリル酸エチルと
アクリル酸のコポリマー(32/50/10重量部)
分子量=260000、Tg=37℃ 5.6g
ビスフェノールAのジアクリル酸エステル
−エポキシ樹脂(ビスフェノールAとエピ
クロロヒドリンとから得られる)
(粘度=1000000cps) 2.5g
UV反応性オリゴマー
(トリアクリル酸トリメチロールプロパンと
硫化水素とから得られる) 2.9g
2−o−クロロフェニル−4,5−ビス(フェニル)−
イミダゾリル・ダイマー 0.2g
2−メルカプトベンゾキサゾール 0.1g
アクリル酸エチル/アクリル酸コポリマー
(92/8重量部)
mw=7000 2.4g
7−(4′−クロロ−6′−ジエチルアミノ−
1′,3′,5′−トリアジン−4′−イル)
−アミノ−3−フェニルクマリン 0.4g
p−メトキシフェノール 0.003g
亜鉛アセチルアセトネート
[塩化メチレン/メタノール(5:1,v/v)
の混合物12mlに溶解したもの] 0.4g
【0053】
上記の被覆溶液をポリエチレンテレフタレート・フィルム(12.5μm)に塗布して、乾燥後に4μm厚の光重合性フィルムが得られるようにした。次に、これを画像担体上に積層した。このようにして得られた、さらに光硬化性混合物を備える画像担体を露光装置内で中間調原版(halftone master)を通して化学線光で露光した。この中間調原版は、ドットの直径が14μmの周波数変調スクリーン(frequency-modified screen)を用いて常法により調製した。次に、粘着性領域をシアンブルー色のカラーフィルムを用いて色調を与えた。得られたカラー・プルーフを、原版の正確な複写(true reproduction)かどうか調べた。
【0054】
プルーフにおいて、原版の正確な複写は、原版のドットを全て有する。用いた画像担体およびプルーフの結果を表1に示す。V1〜V7は、カラー・プルーフィング法のための紙製支持体を有する公知の画像担体である。E1は白色で250μm厚の不透明なポリエチレンテレフタレート・シート[メリネックス(Melinex)347(登録商標)、ICI]であり、E2は紙と白色ポリエチレンテレフタレート・シート[175μm厚、メリネックス(Melinex)347(登録商標)、ICI]とを組合せた基板を有する画像担体である。ポリエステル・シートは、画像担体の画像担持面上にあった。
【0055】
【0056】
実施例2:
記録材料およびシアン、マゼンタ、イエローとブラックの色素転写フィルムを使って、DE39 41 493C1にも記載されているような、以下の操作に従い多色カラープルーフを作った。
【0057】
4色画像を作るために必要とされるシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの転写層は、トルエン、メチルエチルケトンおよびキシレンを6:3:1の割合で混合した溶剤の必要全量の40〜60%と一緒に、表2に示されている量の顔料、バインダーおよび界面活性剤を、ビーズミルの中で微粉砕することによって調製された。次いで、力強くかき混ぜながら、残りの溶剤を加える。
【0058】
【0059】
銅フタロシアニンを基材としたシアン色素(C.I.74160)およびマゼンタ色素(C.I.顔料レッド123)はシアン転写層のために用いれられ、2つのマゼンタ色素(C.I.顔料レッド122および顔料レッド123)の混合物はマゼンタ転写層のために用いられ、そしてC.I.顔料イエロー17はイエロー転写層のために用いられた。ブラックのための転写層にはC.I.顔料ブラック7が含まれていた。ドイツOS 37 06 528に従って60μmの厚さのポリプロピレン発泡シートの上に直接グラビア印刷で150m/分の印刷速度で80ライン/cmスクリーンを用いて、層調合物が設けられた。その結果、乾燥した後に厚さムラがなく表面に傷のない1μmの厚さの層が得られた。シートのコロナ処理は表面張力増加のためには要求されなかった。
【0060】
各層のカラー密度は以下の通りである。:
シアン: 1.30
マゼンタ: 1.40
イエロー: 1.30
ブラック: 1.70
カバーシートの除去後、4μm厚の、ポジティブ作用で、色調変更可能な、光硬化性の、実施例1で示されたのと同一な層を、実施例1で得られた画像担体E1の上に積層した。この記録材料は、95cmの間隔をあけた紫外線透明フィルターを有するメタルハロゲンランプ(3000ワット)を用いて、真空複写フレームの中で、中間調のポジシアン色分解を介して、42秒間露光された。記録材料支持体を取り外した後、シアン転写層を画像露光層の上に積層し、すぐに剥がした。転写層は未露光の粘着性を有する部分にのみ接着して、原版のポジのシアン画像を作り出した。
【0061】
カバーシートの除去後、2番目の、厚さ4μmの、ポジティブ作用で、色調変更可能な、光硬化性の、実施例1で示された組成の層を、シアン画像の上に積層して、対応する中間調で、マゼンタの、色分解を介して上記のごとく露光した。記録材料支持体を取り外した後、マゼンタ転写層を画像どおりの露光層の上に積層し、すぐに剥がした。転写層は未露光の接着性を有する部分にのみ接着して、ポジのマゼンタ画像が得られた。イエローおよびブラックのためにこの操作手順を同様に繰り返した。保護層は従来の方法で設けられた。100ライン/cmスクリーンで1%〜99%分解能を持つ優れた明度と鮮鋭度を有する4色のプルーフが得られた。それは原画の正確な複写を表した。画像担体の上の記録層の接着性は優れていた。多色プルーフは要求された高い分解能を示した。
Claims (5)
- 少なくとも一つの画像側表面を有する基板又は複合基板である画像担体と、該画像担体上に画像どおりに彩色および(または)色調がつけられたか、あるいは画像どおりに構成された、色素を任意に含有する感光性記録層とを有する、ドットの径が25μm未満である周波数変調スクリーン、または80ライン/cm以上の解像度を有する2%ドットのラインスクリーンから選ばれた高解像度原版の単色または多色のプルーフであって、
前記画像担体の画像側表面は、DIN4768に基いて測定された平均粗さRzが最大で0.37μmであり、これにより高解像度原版の正確な複写を達成することができることを特徴とする、上記単色または多色のプルーフ。 - 前記画像担体は、厚さが50μmないし500μmの白色合成樹脂シート、重さが50g/m2ないし500g/m2の被覆紙、または任意の白色合成樹脂シートと任意の被覆紙とからなる厚さ50μmないし600μmの組み合わせ体を有することを特徴とする、請求項1に記載のプルーフ。
- 高解像度原版の単色または多色プルーフを製造する方法であって、
(a)透明または不透明支持体上の感光性記録層を、少なくとも一つの画像側表面を有する基板又は複合基板である画像担体上に、該感光性記録層が画像担体の画像側表面に接するように設ける工程であって、前記画像担体の画像側表面はDIN4768に基いて測定された平均粗さRzが最大で0.37μmである工程、
(b)前記感光性記録層の支持体を剥がす工程、
(c)前記感光性記録層を、ドットの径が25μm未満である周波数変調スクリーン、または80ライン/cm以上の解像度を有する2%ドットのラインスクリーンから選ばれた高解像度原版を介し画像どおりに露光する工程、
(d)前記露光された感光性記録層の粘着性領域上にトナーを塗布することによって現像する工程、および
(e)任意に行ってもよい工程であって、透明または不透明支持体上の追加の感光性記録層を、前記工程で作製された前記感光性記録層を有する画像担体上に、該追加の感光性記録層が前記感光性記録層を有する画像担体の画像側表面に接するように設け、次いで前記工程(b)、(c)及び(d)を順にさらに行う工程、
を含み、但し、前記工程(e)は、任意に繰り返すことで、先行する工程にもとづいて処理された感光性層の上に新たな感光性記録層を順次設けてもよく、また前記工程(b)と工程(c)は順序を互いに入れ替えてもよいことを特徴とする、単色または多色プルーフを製造する方法。 - 前記感光性記録層の支持体が不透明である時には、画像どおりに露光を行う前に支持体を除去することを特徴とする、請求項3記載の方法。
- 単色または多色のプルーフを製造する方法であって、
(a)透明支持体上の感光性記録層を、少なくとも一つの画像側表面を有する基板又は複合基板である画像担体上に、該感光性記録層が画像担体の画像側表面に接するように設ける工程であって、前記画像担体の画像側表面はDIN4768に基いて測定された平均粗さRzが最大で0.37μmである工程、
(b)前記感光性記録層を、前記透明支持体を介して、ドットの径が25μm未満である周波数変調スクリーン、または80ライン/cm以上の解像度を有する2%ドットのラインスクリーンから選ばれた高解像度原版を通し画像どおりに露光する工程、
(c)前記感光性記録層の透明支持体を剥がす工程、
(d)前記露光された感光性記録層の粘着領域上にトナーを塗布することによって現像する工程、および
(e)任意に行ってもよい工程であって、透明支持体上の追加の感光性記録層を、前記工程で作製された前記感光性記録層を有する画像担体の画像側表面に接するように設け、次いで、前記工程(b)、(c)及び(d)を順にさらに行う工程、
を含み、但し、前記工程(e)は、任意に繰り返すことで、先行する工程にもとづいて処理された感光性層の上に新たな感光性記録層を順次設けてもよいことを特徴とする、単色または多色プルーフを製造する方法。
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