JP4065350B2 - カラープルーフ製造用低酸素感受性光重合性混合物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、a)塩形成性基を有するポリマー・バインダー、または少なくとも1種の塩形成性基を有するポリマーを有するバインダー混合物と、b)少なくとも1種の光重合性モノマーと、c)光開始剤または光開始剤系とを含有する、カラープルーフを製造するための光重合性混合物;光重合性記録材料;およびカラープルーフの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写技術では、オフセット版または凸版印刷版の製造時のマスター(masters) して、スクリーンの色分解ネガ(screen color separations)を用いる。印刷版を露光する前に、色試験方法(color testing methods) を用いて色分解ネガを調べて、上記色分解ネガを通して露光された印刷板から得られるプリントが、色価(tone value)に関して上記マスターを正確に複製することを確実にする。
【0003】
そのような色試験法は感光性物質を用いるが、これらの方法では、感光性層の露光領域と非露光領域との粘着性の差を用いて、イメージをつくる。したがって、例えば、米国特許第3,060,024号、同第3,620,726号、同第3,582,327号、同第3,649,268号、同第4,734,356号、同第4,849,322号、同第4,892,802号および同第4,948,704号は、支持体(substrate) と、少なくとも1種の付加重合性モノマーおよび光開始剤を含有する光重合性層と、カバーフィルムとからなる粘着性光重合記録材料を用いる複写法を開示している。このカバーフィルムを剥離し、前記材料をイメージキャリヤーへ積層し、イメージに沿って(imagewise) 露光することにより硬化し、その結果、露光されたイメージ領域は粘着性を失う。該支持体は、該材料に応じて、露光の前または後のいずれにおいて除去してもよい。
【0004】
その後、潜像を適当なトナー材料を塗布することにより可視化し、そのトナー材料は、露光されていない粘着性の領域にのみ付着し、塗布後に非粘着性の領域を取り除くことが可能である。この方法により、マスターの、ポジ型で、任意でカラーのイメージが得られ、その外観は、印刷インクを用いて得られるイメージと同様である。
【0005】
主に微粒子粉末からなるトナー物質は、イメージに沿って露光された表面上に該トナーを散布することにより塗布することが可能である。もう一つの態様によれば、トナーをもう1つのキャリヤー上にゆるく結合させ、このキャリヤーを、イメージに沿って露光された表面に接触させて配設することにより転写させてもよい。米国特許第4,806,451号、同第5,126,226号、同第5,210,001号、同第5,292,622号、同第5,372,910号、および同第4,935,331号は、特にこの目的ために設計された、転写層を用いるカラー試験法を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これら従来技術の方法は、高い解像度、色価の良好な複写および低いシミ増加性(dot gain)等の、印刷産業において最も重要な要件を満足することが可能であるにもかかわらず、公知の物質、特に、米国特許第4,734,356号、同第4,849,322号、同第4,892,802号および同第4,948,704号において特に好ましい物質として記載されている(メタ)アクリル酸エステル化ビスフェノールAエポキシ樹脂((meth)acrylated bisphenol-A-epoxy-resin) 型のモノマーを含有する物質は、キャリヤーフィルムに過度に付着し、その結果、紙上のフォトポリマー層に、「ピンホール」と呼ばれる穴が生じたり、あるいは「逆付着(reverse adhesion) 」、すなわち、カバーフィルムが剥離される際に、フォトポリマーフィルムがキャリヤーフィルムを異なる大きさの小片に剥離して、使用可能なカラープルーフが製造できなくなる。
【0007】
(メタ)アクリル酸エステル化ビスフェノールAエポキシ樹脂型のモノマーを含有しない光重合性層は、これらの欠点を示さない。しかしながら、酸素感受性、特に薄い光重合性層の酸素感受性は非常に高くて、紙と光重合性層との間に閉じこめられた空気の層が、露光された領域においてでさえ、該層の表面が粘着性のままでトナーを拾い上げてしまう程度にまで光重合を妨げてしまうようになる。この欠点は、「ペッパー汚染(pepper stain)」として知られている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光重合性混合物は、カラープルーフ製造用の光重合性混合物であって、
a)塩形成性基を有するポリマー・バインダー(polymeric binder)、または少なくとも1種のポリマーが塩形成性基を有するバインダー混合物と、
b)少なくとも1種の光重合性モノマーと、
c)光開始剤または光開始剤系と、
d)酢酸ビニルホモポリマー、酢酸ビニル・コポリマー、およびそれらの混合物からなる群から選ばれるビニルポリマーであって、前記光重合性混合物の全固形分に対して少なくとも10重量%の量で存在するビニルポリマーと
を含有することを特徴とする。
【0009】
ここに、前記ビニルポリマーが、酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマーであるのが好ましい。
【0010】
前記ビニルポリマーが、平均分子量35,000〜150,000であるのが好ましい。
【0011】
前記ビニルポリマーが、前記光重合性混合物の全固形分に対して18重量%〜40重量%の量で存在することが好ましい。
【0012】
前記ポリマー・バインダーが、(メタ)アクリル酸と、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレートおよびエチルメタクリレートからなる群から選ばれるモノマーとのコポリマーであってもよい。
【0013】
さらに、元素周期律表のIIA族〜IVA族、IIB族〜IVB族およびVIIB族からの多価金属化合物を含有してもよい。
【0014】
請求項2に記載の光重合性記録材料は、支持体、光重合性層およびカバー・フィルムを備える光重合性記録材料であって、前記光重合性層が、
a)塩形成性基を有するポリマー・バインダー、または少なくとも1種のポリマーが塩形成性基を有するバインダー混合物と、
b)少なくとも1種の光重合性モノマーと、
c)光開始剤または光開始剤系と、
d)酢酸ビニル・ホモポリマー、酢酸ビニル・コポリマーおよびそれら混合物からなる群から選ばれるビニルポリマーであって、前記光重合性混合物の全固形分に対して少なくとも10重量%の量で存在するビニルポリマーと
を含有する光重合性混合物からなることを特徴とする。
【0015】
ここに、前記ビニルポリマーが、酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマーであるのが好ましい。
【0016】
前記ビニルポリマーが、平均分子量35,000〜150,000であるのが好ましい。
【0017】
前記ビニルポリマーが、前記光重合性混合物の全固形分に対して18重量%〜40重量%の量で存在することが好ましい。
【0018】
前記ポリマー・バインダーが、(メタ)アクリル酸と、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレートおよびエチルメタクリレートからなる群から選ばれるモノマーとのコポリマーであってもよい。
【0019】
さらに、元素周期律表のIIA族〜IVA族、IIB族〜IVB族およびVIIB族からの多価金属化合物を含有してもよい。
【0020】
請求項3に記載の方法は、カラープルーフを製造するための方法であって、
i)支持体と、光重合性層と、カバー・フィルムとを備える光重合性記録材料であって、前記光重合性層が、
a)塩形成性基を有するポリマー・バインダー、または少なくとも1種ポリマーが塩形成性基を有するバインダー混合物と、
b)少なくとも1種の光重合性モノマーと、
c)光開始剤または光開始剤系と、
d)酢酸ビニル・ホモポリマー、酢酸ビニル・コポリマーおよびそれら混合物からなる群から選ばれるビニルポリマーであって、前記光重合性混合物の全固形分に対して少なくとも10重量%の量で存在するビニルポリマーと
を含有する光重合性混合物からなる光重合性記録材料を提供する工程と、
ii)前記光重合性記録材料の前記カバー・フィルムを剥離して除去する工程と、
iii )前記光重合性記録材料を、イメージ・キャリア材料(image carrier material)上へ積層して、前記光重合性層が前記イメージ・キャリヤー材料に隣接するようにする工程と、
iv)前記光重合性層をイメージに沿って(imagewise) 露光して、粘着性および非粘着性の領域を得る工程と、
v)前記支持体を、前記光重合性層のイメージに沿った露光の前または後に剥離して除去する工程と、
vi)前記イメージに沿って露光された層の前記粘着性の領域上にトナーを塗布して、トーニングしたイメージ(toned image) を形成する工程と、
を備えることを特徴とする。
【0021】
ここに、前記工程i)〜vi)を数回にわたって繰り返し、工程i)において、新しい光重合性記録材料を用い、かつii)において、この材料を、工程vi)からのトーニングしたイメージを含有する層の上に塗布してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0023】
ビニルポリマー:
本発明によるポリマーは、酢酸ビニルのホモポリマーまたはコポリマーである。部分ケン化されたポリマーを用いてもよい。好適なコモノマーの例として、例えばクロトン酸などのカルボキシル基含有化合物が挙げられる。
【0024】
好ましくは、酢酸ビニルのホモポリマーおよび酢酸ビニル/クロトン酸・コポリマーを使用するのが好ましく、その平均分子量Mw(重量平均)は、通常、30,000〜1,000,000、好ましくは35,000〜150,000の範囲である。
【0025】
本発明による光重合性混合物は、該光重合性混合物の全固形分に対して、少なくとも10重量%、好ましくは18〜40重量%の酢酸ビニルホモポリマーおよび/または酢酸ビニルコポリマーを含有する。しかし、本発明によれば、上記ポリマーがより高い比率であってもよい。
【0026】
バインダー:
光重合性層における他のポリマーバインダーの例としては、アクリレートおよび/またはメタクリレート型の熱可塑性バインダーが挙げられる。好ましくは、ガラス転移点70℃(華氏158度)未満のポリマー、およびそれぞれのポリマーのガラス転移点が80℃(華氏176度)未満のポリマー混合物が用いられる。特に、米国特許第4,892,802号および同第4,948,704号に引用されている塩形成性基を含有する架橋性ポリマーが、本発明の混合物の共働バインダー(co-binders)として好適である。これらは、好ましくは、COOH基含有ポリアクリレート、ポリメタクリレート、またはアクリル酸あるいはメタクリル酸と他のモノマー[例えば、(メタ)アルリル酸エステルおよび/または他の(メタ)アクリル酸誘導体、ビニル化合物、スチレン、ブタジエンおよび関連モノマー等]とのコポリマーである。アクリレートおよび/またはメタクリレートをベースとする熱可塑性ポリマーを使用するのが好ましいが、さらに(メタ)アクリル酸と、メチルアクリレートおよび/またはエチルアクリレートまたはエチルメタクリレートとのコポリマーが特に好ましい。
【0027】
COOH基の架橋は、好ましくは、元素周期律表のIIA〜IVA族、IIB〜IVB族およびVIIB族の多価金属化合物、特には亜鉛化合物により行われる。これらの金属化合物は、上記光重合性層に、例えば、それらの塩、酸化物、アルコキシド、あるいはキレートの形態で添加してもよい。これらの化合物は、上記ポリマーバインダーの存在する塩形成性基の少なくとも10重量%が架橋するような量で添加する。
【0028】
ポリマー性バインダーの全量は、通常は、上記光重合性混合物の固形分に対して、20重量%〜80重量%であり、好ましくは30重量%〜60重量%である。
【0029】
モノマー:
もう一つの光重合性層の成分は、エチレン性の不飽和モノマーあるいはオリゴマーとして、よく知られているものである。この化合物は、米国特許第4,892,802号および同第4,948,704号に記載されている。好ましくは、いくつかの付加重合性のエチレン性不飽和基を有する化合物が使用される。これら化合物を組み合わせることも可能である。特に好適なものは、多価の脂環式および環式のポリオールのアクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルであり、たとえば、エチレンジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、グリセリンジアクリレートおよびグリセリントリアクリレート、1,3−プロパンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプロパンアクリレートまたはポリオキシエチル化トリメチロールプロパンメタクリレート、ヘキサメチレンジオールジアクリレートである。これらのモノマーは、通常、全固形分に対して10重量%〜80重量%、好ましくは20重量%〜60重量%の範囲の量である。
【0030】
光開始剤:
光開始剤としては、実用上、この目的のための公知の全ての化合物を使用することが可能であり、それらは米国特許第4,892,802号および同第4,948,704号にも引用されており、全固形分に対して0. 01重量%〜15重量%の範囲の量で用いられる。これらの例としては、ベンジル、ベンジルジメチルケタール、ベンゾイン、ベンゾインイソプロピルエーテル、(−メチルベンゾイン、1,4−ナフトキノン、ミヒラー(Michler) のケトン、ベンゾフェノン、さらには、置換チオキサントンや第三アミンからなる系が挙げられる。
【0031】
添加物:
可塑剤のような他の添加物が上記光重合性層に存在してもよい。それらは、5重量%〜30重量%の量で存在する。いくつかの好適な可塑剤としては、アルキルフォスフェート;ポリエチレングリコール;ポリヒドロキシエチレングリコールエーテル;フタル酸、アジピン酸およびカプロン酸のジエステルが挙げられる。液体のアクリレートポリマーまたはメタクリレートポリマー、または塩形成性基を有するブタジエン/アクリロニトリル・コポリマーを使用するのが好ましい。
【0032】
すでに述べた成分以外に、上記光重合性層は、さらに、他の添加剤、例えば増感剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、キャスティング助剤(casting auxiliaries) 等を含有してもよい。
【0033】
上記光重合性混合物は、公知の方法に従い、通常の溶剤、好ましくは有機溶剤(例えば塩化メチレン、トルエン−メタノール混合系、または芳香族溶剤、アルコール、エステルまたはケトンとの他の混合物)から、好適な支持体へ塗布してもよく、その後で乾燥させる。
【0034】
好適な支持体の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドまたはポリエステルから得られるプラスチックフィルムが挙げられる。特に好ましくは、ポリエチレンテレフタレートフィルムであり、特に少なくとも12μmの厚みを有するものである。非透明性の支持体が用いられる場合には、それらは、イメージに沿った露光を行う前に取り除かれる。
【0035】
例えば、ポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム、特に10〜24μmの厚みを有するポリプロピレンフィルム等の柔軟性のあるプラスチックフィルムが、カバーフィルムとして用いられる。
【0036】
上記光重合性記録層の層厚は、好ましくは3〜10μmの範囲である。
【0037】
上記光重合性物質は、その最大の感受性を紫外線領域(好ましくは250〜450nmの波長領域)で示す。したがって、上記光重合性層は、好適な照射源(例えば、キセノンランプ、水銀蒸気ランプおよびレーザー)により、イメージに沿って露光される。
【0038】
好適なイメージキャリヤー材料は、紙、ボール紙、金属、ポリマー(例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルまたはポリアミド)から作られるフィルムまたは板のような支持体であり、その支持体には、付加的な補助層を用いて付与してもよい。
【0039】
イメージに沿って露光された記録層のトーニングは、例えば米国特許第4,215,193号および同第3,909,282号から知られるような、主に微粒子粉末からなるトナー物質の散布により、あるいはまた、もう1つのキャリヤーに緩く結合したトナーを含有する顔料着色したトーニング・フィルムにより行うことが可能である。かかるトーニング・フィルムは、例えば、米国特許第5,292,622号、同第5,372,910号、同第4,806,451号および同第4,935,331号に記載されている。本発明による物質および方法は、グラフィックおよび他の工業分野における用途のためのラインイメージまたはスクリーン・イメージの複写に対して、さらにはプリント回路基板の製造に対して有利に用いることが可能である。適用される主な分野は、単色刷りまたは多色刷りイメージの作製、特にはカラープルーフへの使用である。
【0040】
本発明によるカラープルーフの製造は以下のプロセス工程を備える。
【0041】
光重合性記録材料(例えば、支持体上に塗布した光重合性層とカバーフィルムとからなる積層体)を、該カバーフィルムを剥離した後のイメージ受像材料の上に配設し、次いで、粘着性および非粘着性の領域を形成させる目的で、第1の色のスクリーンの色分解ポジをマスターとして用いて透明支持体を通して化学線に露光する。
【0042】
上記支持体を除去した後、イメージに沿った粘着性および非粘着性の領域を有する層は、該粘着性領域をトーニングする。この目的のために、顔料転写層を通常通り塗布し、そのキャリヤーフィルムまたはキャリヤー層を非転写領域とともに剥離するか、あるいはまた、粉体トナーを上記イメージに沿った光重合層の粘着性の領域に塗布する。この結果生じるものが、マスターのカラーイメージである。
【0043】
多色刷りプルーフを製造するためには、上記光重合性記録材料の第2の積層体を、上記カバーフィルムの除去後に、上記イメージの上に積層し、次いで、マスターとして第2の色のスクリーン色分解ポジを通して、同じ条件下で露光し、その後でトーニングする。
【0044】
この操作は、続いて、第3の色の色分解、および、所望により黒色の色分解を行うための繰り返す。この結果得られるものは、マスターにマッチするカラーイメージである。
【0045】
以下の実施例は、本発明を説明するためのものである。特に指示しない限り、示される部およびパーセントは重量部および重量パーセントを指称する。ポリマーの平均分子量は、重量平均分子量(Mw)として示す。
【0046】
【実施例】
以下に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはもちろんである。
【0047】
(比較例1)
記録材料は、米国特許第4,892,802号および同第4,948,704号の実施例7に記載されているようにして調製した。
【0048】
混合物としてのトルエンおよびメタノール(50/50vol%)を含有する15%塗布溶液は、以下の成分を含有していた。
【0049】
このコーティング溶液を、ポリエチレンテレフタレートフィルム(12. 5μm)上に、55℃(華氏131度)で乾燥後に4μm厚の放射線感受性層を得るようにして塗布した。続いて、ポリプロピレンから作られる19μm厚のカバーフィルムを、その上に積層した。この材料を巻きとってロールを形成した。このロールを、イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー(米国デラウェア州ウィルミントン市)[以下、デュポンと呼ぶ]社製の市販のクロマリン(Cromalinm(登録商標))ホワイトライン・ラミネーター(Whiteline-Laminator) に、95℃(華氏203度)のラミネーター・ロール温度でクランプした。このラミネーターにおいて1時間保持した後、ポリエチレンテレフタレートのキャリヤーフィルムを有する放射感受性層を、デュポン社製の市販のクロマリン(Cromalin(登録商標))CP−2ペーパー(CP-2 paper)上に積層した。この方法では、放射線感受性層の表面の大部分(large sections)が、ラミネーターでポリプロピレン製カバーフィルムを剥離した際に、該カバーフィルムに粘着し、これらの部分は所望するようにはペーパー上に積層しないことが認められた。この放射感受性層のペーパー上への不完全な転写により、使用可能なカラープルーフを製造できなかった。
【0050】
(比較例2)
比較例1に記載したように、記録用物質を、以下のコーティング溶液[トルエン/メタノール(25/75vol%)からなる混合物中]からロールの形態で製造した。
【0051】
このロールを、デュポン社製の市販のクロマリン(登録商標)ホワイトライン・ラミネーターに、95℃(華氏203度)のラミネーター・ローラー温度でクランプした。該ラミネーターで2時間保持した後、ポリエチレンテレフタレート製キャリヤーフィルムを有する放射線感受性層を、デュポン社製の市販のクロマリン(登録商標)CP−2紙上に積層した。この放射線感受性層を、該ペーパー上に完全に転写した。スクリーン・シアン色分解ポジを用いて、該放射感受性層を、デュポン社製の市販の1000- ワット・クロマリン(1000-watt Cromalin(登録商標))ホワイトライン露光装置(Whiteline exposure device)内で、キャリヤーフィルムを通して露光した。キャリヤーフィルムを剥離した後、デュポン社製のクロマリン(Cromalin(登録商標))ATM III 自動化トナー機(ATM III autometed toner machine) を用い、シアン・トナーを塗布した。このトナーは非露光の粘着性領域により十分に拾い上げられ、マスターと一致した、60ライン/cmのスクリーン幅で2%〜98%ドットの解像度を有するシアン色分解フィルムが得られた。どんなトナーも拾い上げられないと考えられる露光された領域では、「ペッパー汚染」が明らかに見られた。使用可能なカラープルーフは得られなかった。
【0052】
(実施例1)
比較例1に記述したように、記録材料を、以下のコーティング溶液[トルエン/メタノール(25/75vol%)からなる混合物中]からロールの形態で製造した。
【0053】
このようにして製造された材料を、比較例2に記載したように処理した。放射線感受性層は、ペーパー上に完全に転写され、60ライン/cmのスクリーン幅で2%〜98%ドットの解像度を有するシアン色分解フィルムが得られた。露光領域はどんなトナーも拾い上げず、したがって、「ペッパー汚染」が全くなかった。さらに、本発明による該材料は、キャリヤーフィルムを剥離する際にフォトポリマー層が破断されて生じる小片による、どんな穴(ピンホール)も該フォトポリマー層にはなかった。
【0054】
(実施例2)
比較例1に記載したように、記録材料を、以下のコーティング溶液[トルエン/メタノール(25/75vol%)の混合液中]からロールの形態で製造した。
【0055】
このようにして製造された材料を、比較例2に記載したように処理した。ただし、このトナー材料は、デュポン社製の市販のユーロスプリント(EoruSprint(登録商標))シアン転写フィルム(cyan-tranfer film) を積層しかつ剥離することにより塗布した。この方法では、放射線感受性層がペーパー上に完全に転写され、60ライン/cmのスクリーン幅で2%〜98%ドットの解像度を有するシアン色分解フィルムが得られた。露光領域は、どんなトナーも拾い上げず、「ペッパー汚染」は全くなかった。さらに、本発明の材料はフォトポリマー層に、キャリヤーフィルムを剥離する際に破断した該フォトポリマー層の小片によって生じる、穴(ピンホール)がまったくなかった。
【0056】
(実施例3)
比較例1に記述したように、記録材料を、以下のキャスト溶液[トルエン/メタノール(25/75vol %)の混合液中]からロールの形態で製造した。
【0057】
このようにして製造された材料を、比較例2に記載したように処理した。このトナー材料は、トナー粉末および転写フィルムを用いて塗布した。この方法では、放射線感受性層は、完全にペーパー上に完全に転写され、60ライン/cmのスクリーン幅で2%〜98%ドットの解像度を有するシアン色分解フィルムが得られた。露光領域は、どんなトナーも拾い上げず、「ペッパー汚染」は全くなかった。さらに、本発明による該材料は、フォトポリマー層に、キャリヤーフィルムを剥離する際に破断した該フォトポリマー層の小片によって生じる穴(ピンホール)がまったくなかった。
【0058】
(実施例4)
4色カラープルーフを製造するために、シアン色、マゼンタ色、黄色、黒色のための、実施例1による4種の記録材料および市販のユーロ・スプリント(Euro Sprint(登録商標))シアン転写フィルムを用いた。カバーフィルムを取り除いた後、第1の記録材料を、イメージ受像材料に積層し、真空の印刷枠内でスクリーンのポジ型シアン色分解フィルムを通して、ハロゲン化金属ランプ(metal-halide lamp)(3000ワット)で、紫外線透過フィルター42sを用い、95cmの距離から露光した。支持体の除去後、このシアン転写層を、イメージに沿って露光された層の上に積層し、再度直ちに剥離した。この転写層は、非露光の粘着性領域にのみ付着したままであり、その結果、マスターのポジ型シアン・イメージを得た。
【0059】
ポジとしてトーニング可能な光重合性層記録材料の第2の層を、対応するスクリーン・マゼンタ色分解フィルムを通したものについて説明したような方法で、上記シアン・イメージ上に積層した。支持体を除去後、マゼンタ転写層を、イメージに沿って露光された層の上に積層し、再度剥離した。この転写層は、非露光の粘着性領域にのみ付着したままであり、その結果、マスターのポジ型マゼンタ・イメージを得た。同様の作業工程を、黄色および黒色について繰り返し、続いて保護層を通常の手法により塗布した。その結果、優れた明度および鮮明度を有する4色カラープルーフが、60ライン/cmのスクリーンにおける1%〜99%の解像度で得られ、これは、オリジナルに忠実な複写を構成する。記録材料のカバーフィルムおよびキャリヤー層の双方は、容易かつ無傷で剥離することができ、放射感受性層は完全に転写された。記録層の、お互いについての、およびイメージ受像材料への付着は、優れたものであった。「ペッパー汚染」も「ピンホール」も観察されなかった。
【0060】
【発明の効果】
上述のように構成したことにより、本発明に従えば、驚くべきことに、酢酸ビニルホモポリマーまたは酢酸ビニルコポリマーが添加された光重合性混合物は、カバーフィルムまたは支持体へ過度の付着を示さず、したがって、カバーフィルムまたは支持体を剥離した場合、現在の水準の混合物(state-of-the-art mixtures) において見られたキズ(flaws) は観察されない。
【0061】
本発明による混合物のもう一つの驚くべき利点は、その低い酸素感受性である。例えば4ミクロンの膜厚の薄い光重合性層でも、光重合した非粘着性の領域において、どのようなトナー物質も拾い上げない。特に、アクリレート系の酸素感受性の低下は予測していなかった。その理由は、ポリ酢酸ビニルはアクリレート系と相容性ではなく、かつ、ポリマーに富んだポリ酢酸ビニル相とモノマーに富んだアクリル酸エステル相への相分離がおこるため、該系の酸素感受性へ影響が全くないことが予期されていたからである。
Claims (1)
- カラープルーフを製造するための方法であって、
i)支持体と、光重合性層と、カバー・フィルムとを備える光重合性記録材料であって、前記光重合性層が、
a)塩形成性基を有するポリマー・バインダー、または少なくとも1種ポリマーが塩形成性基を有するバインダー混合物と、
b)少なくとも1種の光重合性モノマーと、
c)光開始剤または光開始剤系と、
d)酢酸ビニル・ホモポリマー、酢酸ビニル・コポリマーおよびそれら混合物からなる群から選ばれるビニルポリマーであって、前記光重合性混合物の全固形分に対して少なくとも10重量%の量で存在するビニルポリマーを
含有する光重合性混合物からなる光重合性記録材料を提供する工程と、
ii)前記光重合性記録材料の前記カバー・フィルムを剥離して除去する工程と、
iii)前記光重合性記録材料を、イメージ・キャリア材料上へ積層して、前記光重合性層が前記イメージ・キャリア材料に隣接するようにする工程と、
iv)前記光重合性層をイメージに沿って露光して、粘着性および非粘着性の領域を得る工程と、
v)前記支持体を、前記光重合性層のイメージに沿った露光の前または後に剥離して除去する工程と、
vi)前記イメージに沿って露光された層の前記粘着性の領域上にトナーを塗布して、トーニングしたイメージを形成する工程を
備えることを特徴とする方法。
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