JP3885179B2 - コンクリートポンプ車のデッキ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリートポンプ車のシャシフレーム上面に搭載されて前後両端部より左右方向へアウトリガ取付部を張り出してアウトリガを支持するようにしてあるデッキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートポンプ車には、図2に概略を示す如く、シャシフレーム1の上面にデッキ装置Iが搭載されており、該デッキ装置Iの上面には旋回環2が設置されていて、モータ(図示せず)によりギヤ(図示せず)を介して旋回環2を回転させるようにしてある。又、該旋回環2の上面には、多段式ブームが接続された旋回フレーム3が取り付けられるようにしてある。
【0003】
上記デッキ装置Iは、図3に平面図を示す如く、デッキ本体4の前後左右の両端部より前後方向に突出するアウトリガ取付部5,6,7,8を有し、前側のアウトリガ取付部5と6の各先端部位置には、下端にペデスタル10を揺動自在に取り付けたアウトリガ垂直シリンダ11をアーム部12の先端に支持させている前側アウトリガ9のアーム部12をピン13にて水平開脚自在に取り付け、又、後側のアウトリガ取付部7と8の各先端部位置にも、前記と同様に下端にペデスタル10を揺動自在に取り付けたアウトリガ垂直シリンダ11をアーム部12aの先端に支持させている後側アウトリガ9aをピン13にて水平開脚自在に取り付けた構成としてあり、アウトリガを使用するときは、前後の各アウトリガ9,9aをデッキ本体4に沿わせた格納状態から図3に二点鎖線の如く水平方向へ回動させて左右方向へ展張させた後、前側アウトリガはアーム部12,12aの各先端のアウトリガ垂直シリンダ11が所定位置に達するまでアーム部12,12aを回動させるようにし、垂直シリンダ11を下方へ伸長させてペデスタル10を接地させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のコンクリートポンプ車のデッキ装置Iは、図3に示す如く、デッキ本体4の前後左右両端部より前方又は後方へ突出させてあるアウトリガ取付部5,6,7,8がデッキ本体4より水平方向に突出させた構成としてあって、図2の如くシャシフレーム1上に搭載したデッキ本体4のアウトリガ取付部5,6,7,8がシャシフレーム1より上面に位置している構成であるため、ブームが長尺化して来ることに伴いコンクリートポンプ車から張り出しているアウトリガ9,9aの先端とアウトリガ垂直シリンダ11の取合い位置が高く不安定となる。
【0005】
そこで、本発明は、ブーム式コンクリートポンプ車の場合の如きブームが長尺化してもアウトリガの取付点位置を下げることによりアウトリガの重心を下げて転倒防止が図れるようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、コンクリートポンプ車のシャシフレームに搭載するデッキ装置において、上記シャシフレーム上面に載置搭載できるようにしてあるデッキ本体の前後左右両端部に、シャシフレームより外方へ張り出すようにアウトリガ取付部を突出させて設け、該外方へ突出させてある各アウトリガ取付部に、該各アウトリガ取付部を各々シャシフレームより外方へ張り出した位置より下方向に屈曲させてから先端部位置が水平方向へ延びるようにして段差をつけて、該各アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置デッキ本体より低位置まで下げるようにし、且つ上記各アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置に、アウトリガを水平方向へ開脚自在に取り付けるようにした構成とする。
【0007】
デッキ本体より張り出して設けてあるアウトリガ取付部は、先端部のアウトリガ取付け点位置がデッキ本体より低位置となるように下方向に屈曲形成させてあるので、アウトリガを該アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置に取付けることにより、アウトリガの支持点を下げることができる。これによりブーム式コンクリートポンプ車の場合のブームが長尺化して来て車両の高さが高くなって来るような場合でも車両の転倒角度を大きくとれる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1(イ)(ロ)(ハ)は本発明の実施の一形態を示すもので、図2に示すものと同様に、シャシフレーム1上面に載置搭載できるようにしたデッキ本体4の前後左右両端部より前方又は後方へ向けてアウトリガ取付部5,6,7,8を突出させ、該各アウトリガ取付部5,6,7,8の先端部位置でアウトリガ9,9aのアーム部12,12aを水平方向へ開脚自在に取り付けるようにしてあるデッキ装置において、上記デッキ本体4の前後左右の両端部より前方又は後方へ突出させてある各アウトリガ取付部5,6,7,8を、いずれもシャシフレーム1より張り出した位置より下方へ屈曲させてから先端部位置を水平方向へ延びるように段差をつけて、各アウトリガ取付部5,6,7,8の先端部のアウトリガ取付け点位置を低位置まで下げるようにする。
【0010】
その他の構成は図3に示すものと同じであり、同一のものには同一符号が付してある。
【0011】
デッキ本体4より張り出された前側のアウトリガ取付部5と6の各先端部位置には、図3に示した場合と同様に、下端にペデスタル10を連結支持したアウトリガ垂直シリンダ11をアーム部12の先端に支持させている前側アウトリガ9の基端部をピン13にて水平方向へ開脚自在に取り付け、又、後側のアウトリガ取付部7と8の各先端部位置にも、前側アウトリガ9と同様の構成をもつ後側アウトリガ9aの基端部をピン13にて水平方向へ開脚自在に取り付けるようにするが、本発明においては、上記前後の各アウトリガ取付部5,6,7,8が、シャシフレーム1から張り出した位置より下方へ屈曲形成して各先端部分の位置が下方へ下げられているので、アウトリガ9,9aの支持点を下げることができると共に、前後のアウトリガ9,9aの垂直シリンダ11の長さを短かくすることができる。
【0012】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明のコンクリートポンプ車のデッキ装置によれば、シャシフレーム上面に載置搭載できるようにしてあるデッキ本体の前後左右両端部に、シャシフレームより外方へ張り出すようにアウトリガ取付部を突出させて設け、該外方へ突出させてある各アウトリガ取付部に、該各アウトリガ取付部を各々シャシフレームより外方へ張り出した位置より下方向に屈曲させてから先端部位置が水平方向へ延びるようにして段差をつけて、該各アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置をデッキ本体より低位置まで下げるようにし、且つ上記各アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置に、アウトリガを水平方向へ開脚自在に取り付けるようにしてあるので、各アウトリガ取付部の先端部にアウトリガを取り付けることにより、アウトリガ全体を下げることができ、ブームが長尺化されても転倒角度をより一層満足させることが可能となる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すもので、(イ)はコンクリートポンプ車のシャシ部の概略図、(ロ)はデッキ装置の平面図、(ハ)は(ロ)の側面図である。
【図2】従来のコンクリートポンプ車のシャシ部の概略図である。
【図3】従来のコンクリートポンプ車のデッキ装置の平面図である。
【符号の説明】
I デッキ装置
1 シャシフレーム
4 デッキ本体
5 アウトリガ取付部
6 アウトリガ取付部
7 アウトリガ取付部
8 アウトリガ取付部
9 前側のアウトリガ
9a 後側のアウトリガ
11 垂直シリンダ
12 アーム部
13 ピン

Claims (1)

  1. コンクリートポンプ車のシャシフレームに搭載するデッキ装置において、上記シャシフレーム上面に載置搭載できるようにしてあるデッキ本体の前後左右両端部に、シャシフレームより外方へ張り出すようにアウトリガ取付部を突出させて設け、該外方へ突出させてある各アウトリガ取付部に、該各アウトリガ取付部を各々シャシフレームより外方へ張り出した位置より下方向に屈曲させてから先端部位置が水平方向へ延びるようにして段差をつけて、該各アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置デッキ本体より低位置まで下げるようにし、且つ上記各アウトリガ取付部の先端部のアウトリガ取付け点位置に、アウトリガを水平方向へ開脚自在に取り付けるようにしたことを特徴とするコンクリートポンプ車のデッキ装置。
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