JP3884976B2 - 半導体記憶装置およびテスト方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バーンインテストを迅速に行なうことができる半導体記憶装置およびバーンインのテスト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
データを高容量に記憶する半導体記憶装置としてSRAM(Static Random Access Memory)およびDRAM(Dynamic Random Access Memory)等が実用化されている。
【0003】
これらの半導体記憶装置は、良品/不良品を判別した上で出荷される。そして、良品/不良品の判別は、半導体記憶装置に含まれるメモリセルに実際にデータを入出力し、書込データと読出データとが一致することを確認すること、バーンインによりストレスを印加することにより行なわれる。
【0004】
しかし、最近、半導体記憶装置の高容量化に伴い、ストレスを印加しなければならない箇所が増加し、バーンインのテスト時間が長くなり、高コスト化を招くという問題がある。
【0005】
このような問題を解決するために、特開平5−159568号公報には、バーンインテスト時に複数のワード線を同時に選択してストレスを印加することが開示されている。
【0006】
また、特開2001−184897号公報には、プリデコーダにバーンイン信号を入力し、プリデコーダにより複数のワード線を選択するための信号を生成して複数のワード線を同時に立ち上げてバーンインストレスを印加することが開示されている。
【0007】
さらに、特開2001−14892号公報には、偶数番目のワード線と奇数番目のワード線とを選択的に活性化し、バーンインストレスを印加することが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平5−159568号公報、特開2001−184897号公報および特開2001−14892号公報に開示された従来のバーンインストレスを印加する技術は、バーンインのテスト時間を短縮することに貢献するものの、バーンインによりストレスをより効果的に印加するには不充分である。そして、従来の技術によって、バーンインによるストレスを効果的に印加しようとすると、さらに検査回路を増やす必要があり、半導体記憶装置の面積が大きくなるという問題がある。
【0009】
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、バーンインテストにより効果的にストレスを印加可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0010】
また、この発明の別の目的は、バーンインテストにより効果的にストレスを印加可能なテスト方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この発明によれば、半導体記憶装置は、メモリセルアレイと、バーンインテストモードへの移行要求に応じて、メモリセルアレイに複数のストレスを連続して印加するテスト回路とを備える。
【0012】
好ましくは、メモリセルアレイは、行列状に配置されたm×n(mおよびnは自然数)個のメモリセルと、行方向に配置されたm個のワード線と、列方向に配置されたn個のビット線対とを含み、テスト回路は、メモリセルアレイにデータを書込む周辺回路と、m個のワード線を選択する選択回路と、移行要求に応じてバーンインテストモードへ移行するための移行信号を発生して選択回路へ出力する制御回路とを含み、選択回路は、移行信号に応じて、複数のストレスがメモリセルアレイに連続して印加されるようにm個のワード線を選択/非選択し、周辺回路は、ワード線の選択に応じて、複数のストレスを印加するためのデータパターンを選択されたワード線に接続されたメモリセルに書込み、ワード線の非選択に応じてデータパターンをn個のビット線対に書込む。
【0013】
より好ましくは、選択回路は、m×n個のメモリセルの全てに同じデータを書込むようにm個のワード線を複数個づつ所定の順序に従って選択し、同じデータの書込後、m個のワード線の全てを非選択にする。
【0014】
さらに好ましくは、選択回路は、偶数番目の複数のワード線と奇数番目の複数のワード線とを交互に選択し、周辺回路は、偶数番目の複数のワード線の選択に対応して第1のデータを偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに書込み、奇数番目の複数のワード線の選択に対応して第1のデータと異なる第2のデータを奇数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに書込む。
【0015】
さらに好ましくは、移行信号は、第1から第3のバーンインテスト信号から成り、選択回路は、第1および第2のバーンインテスト信号に応じて偶数番目の複数のワード線を選択するための第1の選択信号を発生し、第1および第3のバーンインテスト信号に応じて奇数番目の複数のワード線を選択するための第2の選択信号を発生するプリデコーダと、第1の選択信号に応じて偶数番目の複数のワード線を選択し、第2の選択信号に応じて奇数番目の複数のワード線を選択するワード線選択回路とを含む。
【0016】
さらに好ましくは、プリデコーダは、第1のバーンインテスト信号に応じて第2のバーンインテスト信号を選択し、その選択した第2のバーンインテスト信号を第1の選択信号として出力する第1の選択素子と、第1のバーンインテスト信号に応じて第3のバーンインテスト信号を選択し、その選択した第3のバーンインテスト信号を第2の選択信号として出力する第2の選択素子とから成る。
【0017】
さらに好ましくは、メモリセルアレイは、各々がk(kはk<mを満たす自然数)個のワード線の各々に接続されるためのj(jはk×j=mを満たす自然数)個のグローバルワード線と、j個のグローバルワード線に並行に配置され、各々がp(pはp<nを満たす自然数)個のビット線対の各々に接続されるためのq(qはp×q=nを満たす自然数)個のグローバルビット線対とを含み、選択回路は、m個のワード線の非選択に加えj個のグローバルワード線を選択/非選択し、周辺回路は、グローバルワード線の選択に対応してj個のグローバルワード線にストレスを印加するための第1のデータパターンをq個のグローバルビット線対に書込み、グローバルワード線の非選択に対応してq個のグローバルビット線対にストレスを印加するための第2のデータパターンをq個のグローバルビット線対に書込む。
【0018】
さらに好ましくは、移行信号は、第1から第3のバーンインテスト信号から成り、選択回路は、j個のグローバルワード線の全てを選択するグローバルワード線選択回路と、第1および第2のバーンインテスト信号に応じてk個のワード線のうち偶数番目の複数のワード線を選択するための第1の選択信号を発生し、第1および第3のバーンインテスト信号に応じてk個のワード線のうち奇数番目の複数のワード線を選択するための第2の選択信号を発生するプリデコーダと、第1の選択信号に応じて、選択されたグローバルワード線を偶数番目の複数のワード線に接続し、前記第2の選択信号に応じて、前記選択されたグローバルワード線を奇数番目の複数のワード線に接続するワード線接続回路とを含む。
【0019】
さらに好ましくは、プリデコーダは、第1のバーンインテスト信号に応じて第2のバーンインテスト信号を選択し、その選択した第2のバーンインテスト信号を第1の選択信号として出力する第1の選択素子と、第1のバーンインテスト信号に応じて第3のバーンインテスト信号を選択し、その選択した第3のバーンインテスト信号を第2の選択信号として出力する第2の選択素子とから成る。
【0020】
さらに好ましくは、バーンインテストモードは、連続した第1から第9のバーンインテストモードから成り、第1のバーンインテストモード時、選択回路は、移行信号に応じて、偶数番目の複数のワード線を選択し、周辺回路は、選択されたワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込み、第2のバーンインテストモード時、選択回路は、移行信号に応じて、奇数番目の複数のワード線を選択し、周辺回路は、選択されたワード線に接続されたメモリセルに第1のデータと異なる第2のデータを書込み、第3のバーンインテストモード時、選択回路は、移行信号に応じて、偶数番目の複数のワード線を選択し、周辺回路は、選択されたワード線に接続されたメモリセルに第2のデータを書込み、第4のバーンインテストモード時、選択回路は、移行信号に応じて、奇数番目の複数のワード線を選択し、周辺回路は、選択されたワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込み、第5のバーンインテストモード時、選択回路は、移行信号に応じて、偶数番目の複数のワード線を選択し、周辺回路は、選択されたワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込み、第6のバーンインテストモード時、選択回路は、m個のワード線を非選択にし、周辺回路は、n個のビット線対に第2のデータを書込み、第7のバーンインテストモード時、選択回路は、m個のワード線を非選択にし、周辺回路は、n個のビット線対に第1のデータを書込み、第8のバーンインテストモード時、選択回路は、m個のワード線を非選択にし、j個のグローバルワード線を選択し、周辺回路は、q個のグローバルビット線対に第2のデータを書込み、第9のバーンインテストモード時、選択回路は、m個のワード線およびj個のグローバルワード線を非選択にし、周辺回路は、q個のグローバルビット線対に第1のデータを書込む。
【0021】
さらに好ましくは、m×n個のメモリセルの各々は、スタティック型ランダムアクセスメモリである。
【0022】
さらに好ましくは、第1のデータは「1」から成り、第2のデータは「0」から成る。
【0023】
また、この発明によれば、半導体記憶装置に含まれるメモリセルアレイに複数のストレスを連続的に印加してバーンインテストを行なうテスト方法であって、メモリセルアレイに含まれる複数のワード線を所定の順序で選択し、選択されたワード線に接続されたメモリセルにストレスを印加するためのデータパターンを書込む第1のステップと、複数のワード線を非選択にし、メモリセルアレイに含まれる複数のビット線対にデータパターンを書込む第2のステップとを備える。
【0024】
好ましくは、第1のステップは、複数のワード線のうち、偶数番目の複数のワード線を選択するステップと、偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルにパターンデータを書込むステップと、複数のワード線のうち、奇数番目の複数のワード線を選択するステップと、奇数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルにパターンデータを書込むステップとを含み、第2のステップは、複数のワード線を非選択にし、複数のビット線対のうち、複数の第1のビット線に第1のデータを書込み、複数のビット線対のうち、第1のビット線と対になった複数の第2のビット線に第1のデータと異なる第2のデータを書込むステップと、複数のワード線を非選択にし、複数の第1のビット線に第2のデータを書込み、複数の第2のビット線に第1のデータを書込むステップとを含む。
【0025】
より好ましくは、メモリセルアレイに含まれる複数のグローバルワード線を選択し、複数のグローバルワード線にストレスを印加するためのデータパターンを複数のグローバルワード線に並行に配置された複数のグローバルビット線対に書込む第4のステップと、複数のグローバルワード線を非選択にし、複数のグローバルビット線対にストレスを印加するためのデータパターンを複数のグローバルビット線対に書込む第5のステップとをさらに備える。
【0026】
さらに好ましくは、第1のステップは、複数のワード線のうち、偶数番目の複数のワード線を選択し、偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込むステップと、複数のワード線のうち、奇数番目の複数のワード線を選択し、奇数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに第1のデータと異なる第2のデータを書込むステップと、偶数番目の複数のワード線を選択し、偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに第2のデータを書込むステップと、奇数番目の複数のワード線を選択し、奇数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込むステップと、偶数番目の複数のワード線を選択し、偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込むステップとを含み、第2のステップは、複数のワード線を非選択にし、複数のビット線対のうち、複数の第1のビット線に第1のデータを書込み、複数のビット線対のうち、第1のビット線と対になった複数の第2のビット線に第2のデータを書込むステップと、複数のワード線を非選択にし、複数の第1のビット線に第2のデータを書込み、複数の第2のビット線に第1のデータを書込むステップとを含む。
【0027】
さらに好ましくは、第1のデータは「1」から成り、第2のデータは「0」から成る。
【0028】
したがって、この発明によれば、バーンインテストモード時、複数のストレスを連続して印加できる。その結果、半導体記憶装置に複数のストレスを効果的に印加できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0030】
図1を参照して、この発明による半導体記憶装置100は、マット1〜4と、リードレジスタ/ライトドライバ5〜8と、デコード回路9,10と周辺回路11とを備える。なお、以下においては、SRAMを例にして半導体記憶装置100について説明する。
【0031】
マット1,2およびデコード回路9は、リードレジスタ/ライトドライバ5とリードレジスタ/ライトドライバ6との間に配置され、デコード回路9は、マット1とマット2との間に配置される。
【0032】
マット3,4およびデコード回路10は、リードレジスタ/ライトドライバ7とリードレジスタ/ライトドライバ8との間に配置され、デコード回路10は、マット3とマット4との間に配置される。
【0033】
周辺回路11は、マット1,2、リードレジスタ/ライトドライバ5,6およびデコード回路9と、マット3,4、リードレジスタ/ライトドライバ7,8およびデコード回路10との間に配置される。
【0034】
マット1〜4は、複数のメモリセル、複数のワード線、複数のビット線対、複数のグローバルワード線、複数のグローバルビット線対、およびセンスアンプ等を含む。マット1〜4の詳細については後述する。
【0035】
リードレジスタ/ライトドライバ5は、マット1に含まれるメモリセルにデータを入出力する。また、リードレジスタ/ライトドライバ6は、マット2に含まれるメモリセルにデータを入出力する。
【0036】
リードレジスタ/ライトドライバ7は、マット3に含まれるメモリセルにデータを入出力する。また、リードレジスタ/ライトドライバ8は、マット4に含まれるメモリセルにデータを入出力する。
【0037】
デコード回路9は、マット1,2に含まれる複数のグローバルワード線および複数のグローバルビット線対を選択的に活性化する。デコード回路10は、マット3,4に含まれる複数のグローバルワード線および複数のグローバルビット線対を選択的に活性化する。デコード回路9,10の詳細については後述する。
【0038】
周辺回路11は、外部から入力される制御信号に基づいてリードレジスタ/ライトドライバ5〜8およびデコード回路9,10を制御し、マット1〜4に含まれるメモリセルにデータを入出力するための動作を制御する。
【0039】
図2を参照して、周辺回路11は、制御回路110とプリデコーダ120とを含む。制御回路110は、バーンインテストを行なうための特定パターンから成るアドレスADBを受けると、バーンインテストモードへの移行が要求されていることを検出する。そして、制御回路110は、アドレスADBに基づいて半導体記憶装置100をバーンインモードへ移行させるためのバーンインテスト信号BIと、偶数番目のワード線を選択的に活性化するためのバーンインテスト信号信号BI_0と、奇数番目のワード線を選択的に活性化するためのバーンインテスト信号BI_1とを生成し、その生成したバーンインテスト信号BI,BI_0,BI_1をプリデコーダ120へ出力する。
【0040】
また、制御回路110は、信号Get add2を生成してプリデコーダ120へ出力する。さらに、制御回路110は、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEおよび出力イネーブル信号/OE等の制御信号を外部から受け、メモリセルにデータを入出力するための動作を制御する。
【0041】
さらに、制御回路110は、信号ACT,BLK,BI_X,BI_Yおよびセンスアンプ活性化信号SE1を生成し、信号ACTを後述する選択回路およびゲート回路へ出力し、信号BLKを後述する選択回路および活性化回路へ出力し、センスアンプ活性化信号SE1を活性化回路へ出力し、信号BI_Xを後述するゲート回路およびグローバルロウデコーダへ出力し、信号BI_Yを後述するグローバルYデコーダへ出力する。
【0042】
なお、信号ACTは、通常動作時、外部クロックCLKから成るが、バーンインテストモードにおいては通常動作時に比べH(論理ハイ)レベルの期間を長くした信号からなる。たとえば、通常動作時、信号ACTは、1周期が4nsecの外部クロックCLKから成り、Hレベルの期間はnsecのオーダーであるが、バーンインテストモードにおいては、信号ACTは、1周期が1μsecであり、Hレベルの期間が0.8μsecである外部クロックCLKから成る。このように、バーンインテストモードにおいては、Hレベルの期間を長くした外部クロックCLKを用いるのは、後述する複数のストレスを確実に半導体記憶装置100に印加できるようにするためである。また、信号BLKは、マット1〜4に含まれる複数のブロックの各々を選択するための信号である。
【0043】
プリデコーダ120は、セレクタ回路121〜128と、ラッチ回路131〜138と、インバータ141〜148,151〜158とを含む。
【0044】
ラッチ回路131〜138は、それぞれ、セレクタ回路121〜128に接続される。インバータ141〜148は、それぞれ、ラッチ回路131〜138に接続される。インバータ151〜158は、それぞれ、インバータ141〜148に接続される。
【0045】
セレクタ回路121,123,125,127は、デコードされたロウアドレスデコード信号と制御回路110からのバーンインテスト信号BI,BI_0とを受ける。そして、セレクタ回路121,123,125,127は、バーンインテスト信号BIがL(論理ロー)レベルであるときロウアドレスデコード信号を選択し、その選択したロウアドレスデコード信号を、それぞれ、対応するラッチ回路131,133,135,137へ出力し、バーンインテスト信号BIがHレベルであるとき、バーンインテスト信号BI_0を選択し、その選択したバーンインテスト信号BI_0を、それぞれ、対応するラッチ回路131,133,135,137へ出力する。
【0046】
セレクタ回路122,124,126,128は、デコードされたロウアドレスデコード信号と制御回路110からのバーンインテスト信号BI,BI_1とを受ける。そして、セレクタ回路122,124,126,128は、バーンインテスト信号BIがLレベルであるときロウアドレスデコード信号を選択し、その選択したロウアドレスデコード信号を、それぞれ、対応するラッチ回路132,134,136,138へ出力し、バーンインテスト信号BIがHレベルであるとき、バーンインテスト信号BI_1を選択し、その選択したバーンインテスト信号BI_1を、それぞれ、対応するラッチ回路132,134,136,138へ出力する。
【0047】
ラッチ回路131〜138は、制御回路110から信号Get add2を受け、信号Get add2によって、それぞれ、セレクタ回路121〜128からの信号を取り込む。そして、ラッチ回路131〜138は、取り込んだ信号をラッチして、それぞれ、インバータ141〜148へ出力する。インバータ141〜148は、それぞれ、ラッチ回路131〜138から受けた信号を反転して、それぞれ、インバータ151〜158へ出力する。インバータ151〜158は、それぞれ、インバータ141〜148から受けた信号を反転し、それぞれ、信号X210[0]〜X210[7]を後述する選択回路へ出力する。
【0048】
マット1〜4に含まれる偶数番目のワード線が選択されるとき、制御回路110は、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0およびLレベルのバーンインテスト信号BI_1を生成し、その生成したHレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0をプリデコーダ120のセレクタ回路121,123,125,127へ出力し、Hレベルのバーンインテスト信号BIおよびLレベルのバーンインテスト信号BI_1をプリデコーダ120のセレクタ回路122,124,126,128へ出力する。
【0049】
そうすると、セレクタ回路121,123,125,127は、Hレベルのバーンインテスト信号BIに応じてHレベルのバーンインテスト信号BI_0を選択して、それぞれ、ラッチ回路131,133,135,137へ出力する。一方、セレクタ回路132,134,136,138は、Hレベルのバーンインテスト信号BIに応じてLレベルのバーンインテスト信号BI_1を選択して、それぞれ、ラッチ回路132,134,136,138へ出力する。
【0050】
ラッチ回路131,133,135,137は、それぞれ、セレクタ回路121,123,125,127からのHレベルのバーンインテスト信号BI_0をラッチし、そのラッチしたHレベルのバーンインテスト信号BI_0を、それぞれ、インバータ141,143,145,147へ出力する。また、ラッチ回路132,134,136,138は、それぞれ、セレクタ回路122,124,126,128からのLレベルのバーンインテスト信号BI_1をラッチし、そのラッチしたLレベルのバーンインテスト信号BI_1を、それぞれ、インバータ142,144,146,148へ出力する。
【0051】
インバータ141,143,145,147は、それぞれ、ラッチ回路131,133,135,137からのHレベルのバーンインテスト信号BI_0を反転してLレベルのバーンインテスト信号BI_0を、それぞれ、インバータ151,153,155,157へ出力する。インバータ142,144,146,148は、それぞれ、ラッチ回路132,134,136,138からのLレベルのバーンインテスト信号BI_1を反転してHレベルのバーンインテスト信号BI_1を、それぞれ、インバータ152,154,156,158へ出力する。
【0052】
インバータ151,153,155,157は、それぞれ、インバータ141,143,145,147からのLレベルのバーンインテスト信号BI_0を反転してHレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]を後述する選択回路へ出力する。インバータ152,154,156,158は、それぞれ、インバータ142,144,146,148からのHレベルのバーンインテスト信号BI_1を反転してLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]を後述する選択回路へ出力する。
【0053】
マット1〜4に含まれる奇数番目のワード線が選択されるとき、制御回路110は、Lレベルのバーンインテスト信号BI_0およびHレベルのバーンインテスト信号BI,BI_1を生成し、その生成したHレベルのバーンインテスト信号BIおよびLレベルのバーンインテスト信号BI_0をプリデコーダ120のセレクタ回路121,123,125,127へ出力し、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_1をプリデコーダ120のセレクタ回路122,124,126,128へ出力する。
【0054】
そうすると、セレクタ回路121,123,125,127は、Hレベルのバーンインテスト信号BIに応じてLレベルのバーンインテスト信号BI_0を選択して、それぞれ、ラッチ回路131,133,135,137へ出力する。一方、セレクタ回路132,134,136,138は、Hレベルのバーンインテスト信号BIに応じてHレベルのバーンインテスト信号BI_1を選択して、それぞれ、ラッチ回路132,134,136,138へ出力する。
【0055】
ラッチ回路131,133,135,137は、それぞれ、セレクタ回路121,123,125,127からのLレベルのバーンインテスト信号BI_0をラッチし、そのラッチしたLレベルのバーンインテスト信号BI_0を、それぞれ、インバータ141,143,145,147へ出力する。また、ラッチ回路132,134,136,138は、それぞれ、セレクタ回路122,124,126,128からのHレベルのバーンインテスト信号BI_1をラッチし、そのラッチしたHレベルのバーンインテスト信号BI_1を、それぞれ、インバータ142,144,146,148へ出力する。
【0056】
インバータ141,143,145,147は、それぞれ、ラッチ回路131,133,135,137からのLレベルのバーンインテスト信号BI_0を反転してHレベルのバーンインテスト信号BI_0を、それぞれ、インバータ151,153,155,157へ出力する。インバータ142,144,146,148は、それぞれ、ラッチ回路132,134,136,138からのHレベルのバーンインテスト信号BI_1を反転してLレベルのバーンインテスト信号BI_1を、それぞれ、インバータ152,154,156,158へ出力する。
【0057】
インバータ151,153,155,157は、それぞれ、インバータ141,143,145,147からのHレベルのバーンインテスト信号BI_0を反転してLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]を後述する選択回路へ出力する。インバータ152,154,156,158は、それぞれ、インバータ142,144,146,148からのLレベルのバーンインテスト信号BI_1を反転してHレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]を後述する選択回路へ出力する。
【0058】
なお、Hレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]が偶数番目のワード線を選択するための選択信号であり、Hレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]が奇数番目のワード線を選択するための選択信号である。
【0059】
また、通常動作時、制御信号110は、Lレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0,BI_1を生成し、その生成したLレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0,BI_1をプリデコーダ120へ出力するので、セレクタ回路121〜128は、Lレベルのバーンインテスト信号BIに応じてロウアドレスデコード信号を選択する。その後、ラッチ回路131〜138、およびインバータ141〜148,151〜158は上述した動作を行ない、プリデコーダ120は、ロウアドレスデコード信号に応じて、いずれかがHレベルであり、その他がLレベルである信号X210[0]〜X210[7]を後述する選択回路へ出力する。
【0060】
図3は、リードレジスタ/ライトドライバ5、マット1およびデコード回路9の配置を示す図である。
【0061】
図3を参照して、マット1は、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42と、ゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43と、入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44と、選択回路45〜48とを含む。
【0062】
ブロック21,24,27,30,33,36,39,42の各々は、行列状に配置された複数のメモリセルと、行方向に配置された複数のワード線と、列方向に配置された複数のビット線対とを含む。
【0063】
ゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43は、それぞれ、対応するブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる複数のワード線を複数のグローバルワード線に選択的に接続する。
【0064】
この場合、ゲート回路群22,34は、選択回路45からの選択信号に応じて、それぞれ、ブロック21,33に含まれる複数のワード線を複数のグローバルワード線に選択的に接続する。また、ゲート回路群25,37は、選択回路46からの選択信号に応じて、それぞれ、ブロック24,36に含まれる複数のワード線を複数のグローバルワード線に選択的に接続する。さらに、ゲート回路群28,40は、選択回路47からの選択信号に応じて、それぞれ、ブロック27,39に含まれる複数のワード線を複数のグローバルワード線に選択的に接続する。さらに、ゲート回路群31,43は、選択回路48からの選択信号に応じて、それぞれ、ブロック30,42に含まれる複数のワード線を複数のグローバルワード線に選択的に接続する。このワード線とグローバルワード線との詳細な接続方法については後述する。
【0065】
入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44は、それぞれ、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる複数のメモリセルへのデータの入出力を行なう。
【0066】
選択回路45〜48の各々は、周辺回路11に含まれる制御回路110から信号ACT,BLKを受け、プリデコーダ120から信号X210[0]〜X210[7]を受ける。そして、選択回路45〜48の各々は、信号ACT,BLK,X210[0]〜X210[7]に基づいて、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる複数のワード線を選択するための選択信号を生成する。選択回路45は、生成した選択信号をゲート回路群22,34へ出力し、選択回路46は、生成した選択信号をゲート回路群25,37へ出力し、選択回路47は、生成した選択信号をゲート回路群28,40へ出力し、選択回路48は、生成した選択信号をゲート回路群31,43へ出力する。
【0067】
リードレジスタ/ライトドライバ5は、リードレジスタ/ライトドライバ51,52から成る。リードレジスタ/ライトドライバ51は、入出力周辺回路23,26,29,32との間でデータのやり取りを行なう。また、リードレジスタ/ライトドライバ52は、入出力周辺回路35,38,41,44との間でデータのやり取りを行なう。
【0068】
デコード回路9は、グローバルロウデコーダ91,94と、グローバルYデコーダ92,95と、フューズボックス/ディスエイブル回路93,96とを含む。
【0069】
グローバルロウデコーダ91,94は、デコードされたロウアドレスデコード信号に基づいて複数のグローバルワード線の各々を選択する。また、グローバルロウデコーダ91,94は、それぞれ、フューズボックス/ディスエイブル回路93,96からスペアのグローバルワード線を選択するための信号を受けると、本来のグローバルワード線に代えてスペアのグローバルワード線を選択する。
【0070】
グローバルYデコーダ92,95は、デコードされたコラムアドレスデコード信号に基づいて複数のグローバルビット線対の各々を選択する。また、グローバルYデコーダ92,95は、それぞれ、フューズボックス/ディスエイブル回路93,96からスペアのグローバルビット線対を選択するための信号を受けると、本来のグローバルビット線対に代えてスペアのグローバルビット線対を選択する。
【0071】
フューズボックス/ディスエイブル回路93は、フューズボックス93Aと、ディスエイブル回路93Bとから成る。フューズボックス93Aは、欠陥のメモリセルが接続されたグローバルワード線またはグローバルビット線対を記憶する。ディスエイブル回路93Bは、デコードされたロウアドレスデコード信号を受けると、その受けたロウアドレスデコード信号によるロウアドレスがフューズボックス93Aに記憶されたロウアドレスに一致するか否かを判定し、一致するとき、入力されたロウアドレスによって指定されるグローバルワード線を非選択にし、その非選択にしたグローバルワード線に代わるスペアのグローバルワード線を選択するための信号をグローバルロウデコーダ91へ出力する。
【0072】
ディスエイブル回路93Bは、デコードされたコラムアドレスデコード信号を受けた場合も、デコードされたロウアドレスデコード信号を受けた場合と同様の動作を行なう。そして、ディスエイブル回路93Bは、スペアのグローバルビット線対を選択するとき、スペアのグローバルビット線対を選択するための信号を生成してグローバルYデコーダ92へ出力する。
【0073】
フューズボックス/ディスエイブル回路96は、フューズボックス96Aと、フディスエイブル回路96Bとから成る。フューズボックス96Aはフューズボックス93Aと同じ働きをする。ディスエイブル回路96Bはディスエイブル回路93Bと同じ働きをする。
【0074】
グローバルロウデコーダ91、グローバルYデコーダ92およびフューズボックス/ディスエイブル回路93は、ブロック21,24,27,30に含まれる複数のワードと接続される複数のグローバルワード線および複数のビット線対と接続される複数のグローバルビット線対をロウアドレスまたはコラムアドレスに応じて選択するものであり、グローバルロウデコーダ94、グローバルYデコーダ95およびフューズボックス/ディスエイブル回路96は、ブロック33,36,39,42に含まれる複数のワードと接続される複数のグローバルワード線および複数のビット線対と接続される複数のグローバルビット線対をロウアドレスまたはコラムアドレスに応じて選択するものである。
【0075】
マット2〜4は、マット1と同じ構成から成る。リードレジスタ/ライトドライバ6〜8は、リードレジスタ/ライトドライバ5と同じ構成から成る。デコード回路10は、デコード回路9と同じ構成から成る。
【0076】
したがって、以下においては、マット1に対するデータの入出力およびバーンインテストについて説明する。
【0077】
図4は、複数のグローバルワード線と複数のワード線との接続関係を説明するための図である。なお、図4は、ブロック21、ゲート回路群22および選択回路45について説明する。図4を参照して、ゲート回路群22は、ゲート回路221〜22n(nは自然数)から成る。ゲート回路221〜22nの各々は、通常動作時、選択回路45からの選択信号に応じて、1個のグローバルワード線GWL(それぞれGWL1〜GWLn)を8個のワード線WL0〜WL7のいずれかに接続する。また、ゲート回路221〜22nの各々は、バーンインテストモード時、選択回路45からの選択信号に応じて、1個のグローバルワード線GWL(それぞれGWL1〜GWLn)を8個のワード線WL0〜WL7の偶数番目のワード線WL0,WL2,WL4,WL6または奇数番目のワード線WL1,WL3,WL5,WL7に同時に接続する。なお、グローバルワード線GWL1〜GWLnの各々は、グローバルロウデコーダ91によって選択される。
【0078】
このように、グローバルワード線GWL1〜GWLnの各々を選択すること、およびワード線WL0〜WL7の各々をグローバルワード線GWL1〜GWLnの各々に接続することにより、ブロック21に配置された複数のワード線が選択される。
【0079】
たとえば、n=256のとき、ゲート回路群22は、256個のゲート回路を含む。256個のゲート回路の各々は、8個のワード線WL0〜WL7に対応して設けられるので、1つのブロックは256×8=2048個のワード線を含む。
【0080】
図5は、選択回路45、ゲート回路群22に含まれるゲート回路221およびグローバルロウデコーダ91の詳細な機能を説明するための図である。図5を参照して、選択回路45は、インバータ450〜457,460〜468,480〜487と、NANDゲート458,470〜477とを含む。
【0081】
インバータ450〜457は、プリデコーダ120から信号X210[0]〜X210[7]をそれぞれ受け、その受けた信号X210[0]〜X210[7]を反転する。インバータ460〜467は、インバータ450〜457から出力された信号をそれぞれ受け、その受けた信号を反転する。
【0082】
NANDゲート458は、制御回路110からの信号BLK,ACTの論理積を演算し、その演算結果を反転する。インバータ468は、NANDゲート458から出力された信号を反転する。
【0083】
NANDゲート470〜477は、それぞれ、インバータ460〜467の出力信号を他方端子に受け、インバータ468の出力信号を一方端子に受ける。そして、NANDゲート470〜477の各々は、受けた2つの信号の論理積を演算し、その演算結果を反転して出力する。インバータ480〜487は、それぞれ、NANDゲート470〜477からの出力信号を反転して出力する。
【0084】
ブロック21が活性化されるとき、信号BLKはHレベルであるので、信号ACTがHレベルである期間、NANDゲート458は、Lレベルの信号を出力する。そして、インバータ468は、NANDゲート458からのLレベルの信号を反転してHレベルの信号をNANDゲート470〜477の一方端子へ出力する。
【0085】
そうすると、NANDゲート470〜477は、それぞれ、インバータ460〜467から出力された信号、すなわち、信号X210[0]〜X210[7]の論理レベルに応じた信号を出力する。その結果、選択回路45は、信号X210[0]〜X210[7]の論理レベルに応じた信号をゲート回路221へ出力する。
【0086】
たとえば、選択回路45は、Hレベルの信号X210[0]と、Lレベルの信号X210[1]〜X210[7]とをプリデコーダ120から受けたとき、インバータ450は、Hレベルの信号X210[0]を反転してLレベルのX210[0]を出力し、インバータ451〜457は、それぞれ、Lレベルの信号X210[1]〜X210[7]を反転してHレベルの信号X210[1]〜X210[7]を出力する。
【0087】
そうすると、インバータ460は、Lレベルの信号X210[0]を反転してHレベルの信号X210[0]を出力し、インバータ461〜467は、それぞれ、Hレベルの信号X210[1]〜X210[7]を反転してLレベルの信号X210[1]〜X210[7]を出力する。
【0088】
NANDゲート470は、インバータ460からのHレベルの信号X210[0]とインバータ468からのHレベルの信号との論理積を演算し、その演算結果を反転したLレベルの信号を出力する。NANDゲート471〜477は、それぞれ、インバータ461〜467からのLレベルの信号X210[1]〜X210[7]と、インバータ468からのHレベルの信号との論理積を演算し、その演算結果を反転したHレベルの信号を出力する。
【0089】
そして、インバータ480は、NANDゲート470からのLレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、インバータ481〜487は、それぞれ、NANDゲート471〜477からのHレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力する。
【0090】
したがって、選択回路45は、プリデコーダ120から受けた信号X210[0]〜X210[7]の論理レベルに応じた信号を出力する。
【0091】
選択回路46〜48は選択回路45と同じ回路構成から成る。
ゲート回路221は、ゲート2210〜2217と、NANDゲート2218と、インバータ2219とから成る。
【0092】
ゲート2210〜2217は、選択回路45のインバータ480〜487からそれぞれ信号を受ける。選択回路45からゲート回路221への信号線は、図5においては1本の信号線によって示されているが、実際は、8本の信号線から成る。
【0093】
ゲート2210は、NチャネルMOSトランジスタ71と、PチャネルMOSトランジスタ72と、インバータ73とから成る。NチャネルMOSトランジスタ71は、グローバルワード線GWL1とノードN0との間に接続され、選択回路45のインバータ480からの出力信号をゲート端子に受ける。PチャネルMOSトランジスタ72は、電源ノードNVDとノードN0との間に接続され、インバータ2219からの出力信号をゲート端子に受ける。インバータ73は、ノードN0上の信号を反転してワード線WL0(図4参照)を活性化/不活性化(選択/非選択)する。
【0094】
ワード線WL0を活性化するとき、選択回路45のインバータ480はHレベルの信号をゲート2210へ出力し、ゲート回路221のNANDゲート2218はHレベルの信号BI_Xを制御回路110から受ける。
【0095】
そうすると、NANDゲート2218は、信号ACTがHレベルの期間、Lレベルの信号を出力し、インバータ2219は、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力する。そして、ゲート2210のPチャネルMOSトランジスタ72は、インバータ2219からのHレベルの信号によりオフされる。また、NチャネルMOSトランジスタ71は、選択回路45のインバータ480からのHレベルの信号によりオンされ、ノードN0は、グローバルワード線GWL1と同じLレベルになる(グローバルワード線GWL1はLレベルで活性化される。)。そして、インバータ73は、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力してワード線WL0を活性化する。したがって、活性化されたグローバルワード線GWL1に基づいてワード線WL0を活性化することはグローバルワード線GWL1をワード線WL0に接続することに相当する。
【0096】
ゲート2211〜2217は、ゲート2210と同じ構成から成り、グローバルワード線GWL1をワード線WL1〜WL7(図4参照)にそれぞれ接続する。
【0097】
一方、NANDゲート2218は、Lレベルの信号BI_Xを制御回路110から受けると、信号ACTの論理レベルに無関係にHレベルの信号を出力し、インバータ2219は、Lレベルの信号を出力する。したがって、PチャネルMOSトランジスタ72は、オンされ、電源ノードNVDからの電源電圧をノードN0へ供給し、ノードN0はHレベルになる。そうすると、インバータ73は、Lレベルの信号を出力してワード線WL0を不活性化する。この場合、グローバルワード線GWL1がLレベルになり活性化されているか、Hレベルになり不活性化されているかに拘わらず、インバータ73は、Lレベルの信号を出力してワード線WL0(またはワード線WL1〜WL7)を不活性化する。
【0098】
したがって、制御回路110は、ゲート回路221がワード線WL0〜WL7を活性化するとき、Hレベルの信号BI_Xをゲート回路221へ出力する。
【0099】
ゲート回路222〜22nは、ゲート回路221と同じ回路構成から成り、それぞれ、グローバルワード線GWL2〜GWLnを対応するワード線WL0〜WL7に接続する。
【0100】
グローバルロウデコーダ91は、インバータ910〜91n,931と、NORゲート920〜92nと、冗長制御回路930と、NANDゲート941〜94m(mは自然数)とを含む。
【0101】
インバータ910〜91nは、NORゲート920〜92nに対応して設けられる。NORゲート920〜92nは、一方端子に冗長制御回路930の出力信号の反転信号を受け、他方端子にインバータ931の出力信号の反転信号を受ける。そして、NORゲート920〜92nは、受けた2つの信号の論理和を演算し、その演算結果をそれぞれインバータ910〜91nへ出力する。
【0102】
冗長制御回路930は、グローバルワード線GWL1〜GWLnに代えてスペアのグローバルワード線GWLSを選択する制御を行なう。インバータ931は、制御回路110からの信号BI_Xを反転してNORゲート920〜92nの他方端子へ出力する。NANDゲート941〜94mは、ロウアドレスをデコードし、そのデコードしたロウアドレスを冗長制御回路930へ出力する。
【0103】
半導体記憶装置100の通常動作時、制御回路110はLレベルの信号BI_Xをグローバルロウデコーダ91へ出力する。そして、インバータ931はLレベルの信号BI_Xを反転してHレベルの信号をNORゲート920〜92nの他方端子へ出力する。また、NANDゲート941〜94mは、ロウアドレスをデコードし、そのデコードしたロウアドレスを冗長制御回路930へ出力する。冗長制御回路930は、NANDゲート941〜94mから受けたロウアドレスによって指定されるグローバルワード線(グローバルワード線GWL1〜GWLnのいずれか)に代えてスペアのグローバルワード線GWLSを選択するための制御信号をフューズボックス/ディスエイブル回路93のディスエイブル回路93Bから受けると、Lレベルの信号をNORゲート920へ出力し、Hレベルの信号をNORゲート921〜92nへ出力する。
【0104】
そうすると、NORゲート920は、冗長制御回路930から出力されたLレベルの信号を反転したHレベルの信号と、インバータ931から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号との論理和を演算し、Hレベルの信号をインバータ910へ出力する。そして、インバータ910は、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、スペアのグローバルワード線GWLSを活性化する。NORゲート921〜92nは、冗長制御回路930から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号と、インバータ931から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号との論理和を演算し、Lレベルの信号をそれぞれインバータ911〜91nへ出力する。インバータ911〜91nは、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、グローバルワード線GWL1〜GWLnを不活性化する。
【0105】
冗長制御回路930は、スペアのグローバルワード線GWLSを選択するための制御信号をディスエイブル回路93Bから受けないとき、Hレベルの信号をNORゲート920へ出力し、NANDゲート941〜94mからのロウアドレスをNORゲート921〜92nへ出力する。そして、NORゲート920は、冗長制御回路930から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号とインバータ931から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号との論理和を演算し、Lレベルの信号をインバータ910へ出力する。そして、インバータ910は、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、スペアのグローバルワード線GWLSを不活性化する。
【0106】
また、NORゲート921〜92nは、冗長制御回路930からのロウアドレスに基づく信号をインバータ911〜91nへ出力し、インバータ911〜91nは、ロウアドレスによって指定されたグローバルワード線(グローバルワード線GWL1〜GWLnのいずれか)を活性化する。
【0107】
半導体記憶装置100のバーンインテストモード時、制御回路110は、Hレベルの信号BI_Xをグローバルロウデコーダ91へ出力する。そうすると、インバータ931は、Hレベルの信号BI_Xを反転してLレベルの信号をNORゲート920〜92nの他方端子へ出力する。
【0108】
NORゲート920〜92nは、インバータ931から出力されたLレベルの信号を反転したHレベルの信号を他方端子に受けるので、冗長制御回路930からの信号の論理レベルに拘わらず、Hレベルの信号をそれぞれインバータ910〜91nへ出力する。その結果、インバータ910〜91nは、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、それぞれ、グローバルワード線GWLS,GWL1〜GWLnを活性化する。
【0109】
このように、グローバルロウデコーダ91は、バーンインテストモード時、全てのグローバルワード線GWLS,GWL1〜GWLnを活性化する。
【0110】
ワード線WL0〜WL7の各々が選択されるときの選択回路45、ゲート回路221およびグローバルロウデコーダ91の動作について説明する。
【0111】
たとえば、ワード線WL0が選択されるとき、プリデコーダ120は、Hレベルの信号X210[0]とLレベルの信号X210[1]〜X210[7]を選択回路45へ出力し、制御回路110は、信号ACTおよびHレベルの信号BLKを選択回路45へ出力し、Hレベルの信号BI_Xをゲート回路221へ出力し、Lレベルの信号BI_Xをグローバルロウデコーダ91へ出力する。
【0112】
選択回路45は、上述した動作に従って、インバータ480によりHレベルの信号をゲート回路221のゲート2210へ出力し、インバータ481〜487によりLレベルの信号をそれぞれゲート回路221のゲート2211〜2217へ出力する。
【0113】
一方、NANDゲート941〜94mは、グローバルワード線GWL1を指定するロウアドレスADD1をデコードして冗長制御回路930へ出力する。この場合、冗長制御回路930は、ディスエイブル回路93Bからスペアのグローバルワード線GWLSを選択するための制御信号を受けないので、デコードされたロウアドレスADD1をNORゲート920〜92nへ出力する。
【0114】
また、インバータ931は、Lレベルの信号BI_Xを反転してHレベルの信号をNORゲート920〜92nへ出力する。NORゲート920〜92nは、上述した動作に従って、グローバルワード線GWL1を選択するための信号を出力する。すなわち、NORゲート920,922〜92nは、Lレベルの信号を出力し、NORゲート921は、Hレベルの信号を出力する。そうすると、インバータ910,912〜91nはLレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、グローバルワード線GWLS,GWL2〜GWLnを非選択にする。また、インバータ911は、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、グローバルワード線GWL1を選択する。
【0115】
ゲート回路221においては、ゲート2210は、選択回路45のインバータ480からHレベルの信号を受け、ゲート2211〜2217は、選択回路45のインバータ481〜487からLレベルの信号を受ける。そして、ゲート2210においてNチャネルMOSトランジスタ71はオンされ、PチャネルMOSトランジスタ72はオフされるため、NチャネルMOSトランジスタ71は、グローバルワード線GWL1上のLレベルの電位をノードN0へ供給し、ノードN0はLレベルの信号を受ける。そうると、インバータ73は、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、ワード線WL0を活性化(または「選択」とも言う。)する。
【0116】
ゲート2211〜2217においては、NチャネルMOSトランジスタ71はオフされるため、ワード線WL1〜WL7は不活性化(または「非選択」とも言う。)される。
【0117】
上述した動作に従って他のワード線WL1〜WL7も活性化される。また、ゲート回路222〜22nがそれぞれグローバルワード線GWL2〜GWLnをワード線WL0〜WL7と接続する動作も上述した動作と同じである。
【0118】
後述するように、バーンインテストモード時、偶数番目のワード線または奇数番目のワード線が同時に選択される。したがって、制御回路110は、信号ACTおよびHレベルの信号BI_Xをゲート回路221へ出力し、Hレベルの信号BI_Xをグローバルロウデコーダ91へ出力し、信号ACTおよびHレベルの信号BLKを選択回路45へ出力する。
【0119】
偶数番目のワード線が選択される場合、上述したように、プリデコーダ120は、Hレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]と、Lレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]とを出力する。
【0120】
そうすると、選択回路45は、インバータ480,482,486,488によりHレベルの信号をゲート回路221のゲート2210,2212,2214,2216へ出力し、インバータ481,483,485,487によりLレベルの信号をゲート回路221のゲート2211,2213,2215,2217へ出力する。
【0121】
一方、グローバルロウデコーダ91は、Hレベルの信号BI_Xを受けると、上述したように全てのグローバルワード線GWLS,GWL1〜GWLnを選択する。
【0122】
そして、ゲート回路221において、ゲート2210,2212,2214,2216は、グローバルワード線GWL1をそれぞれワード線WL0,WL2,WL4,WL6に接続し、ゲート2211,2213,2215,2217は、グローバルワード線GWL1をそれぞれワード線WL1,WL3,WL5,WL7に接続しない。その結果、ワード線WL0,WL2,WL4,WL6は活性化され、ワード線WL1,WL3,WL5,WL7は不活性化される。
【0123】
ゲート回路222〜22nは、ゲート回路221における動作と同じ動作によって、対応するワード線WL0〜WL7のうち、ワード線WL0,WL2,WL4,WL6を活性化し、ワード線WL1,WL3,WL5,WL7を不活性化する。
【0124】
これにより、選択回路45およびグローバルロウデコーダ91によって制御されるブロック21(図3参照)における偶数番目のグローバルワード線が同時に選択される。
【0125】
次に、奇数番目のワード線が選択される場合、上述したように、プリデコーダ120は、Lレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]と、Hレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]とを出力する。
【0126】
そうすると、選択回路45は、インバータ480,482,486,488によりLレベルの信号をゲート回路221のゲート2210,2212,2214,2216へ出力し、インバータ481,483,485,487によりHレベルの信号をゲート回路221のゲート2211,2213,2215,2217へ出力する。
【0127】
一方、グローバルロウデコーダ91は、偶数番目のワード線が選択される場合と同じように全てのグローバルワード線GWLS,GWL1〜GWLnを選択する。
【0128】
そして、ゲート回路221において、ゲート2210,2212,2214,2216は、グローバルワード線GWL1をそれぞれワード線WL0,WL2,WL4,WL6に接続せず、ゲート2211,2213,2215,2217は、グローバルワード線GWL1をそれぞれワード線WL1,WL3,WL5,WL7に接続する。その結果、ワード線WL0,WL2,WL4,WL6は不活性化され、ワード線WL1,WL3,WL5,WL7は活性化される。
【0129】
ゲート回路222〜22nは、ゲート回路221における動作と同じ動作によって、対応するワード線WL0〜WL7のうち、ワード線WL0,WL2,WL4,WL6を不活性化し、ワード線WL1,WL3,WL5,WL7を活性化する。
【0130】
これにより、選択回路45およびグローバルロウデコーダ91によって制御されるブロック21(図3参照)における奇数番目のグローバルワード線が同時に選択される。
【0131】
このように、半導体記憶装置100のバーンインテストモード時、プリデコーダ120からのHレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]により偶数番目のワード線が同時に選択され、プリデコーダ120からのLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびHレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]により奇数番目のワード線が同時に選択される。
【0132】
選択回路45およびグローバルロウデコーダ94は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック33における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック33における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0133】
また、選択回路46およびグローバルロウデコーダ91は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック24における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック24における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0134】
さらに、選択回路46およびグローバルロウデコーダ94は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック36における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック36における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0135】
さらに、選択回路47およびグローバルロウデコーダ91は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック27における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック27における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0136】
さらに、選択回路47およびグローバルロウデコーダ94は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック39における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック39における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0137】
さらに、選択回路48およびグローバルロウデコーダ91は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック30における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック30における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0138】
さらに、選択回路48およびグローバルロウデコーダ94は、上述した動作によって、通常動作時、ブロック42における複数のワード線の各々を選択し、バーンインテストモード時、ブロック42における偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択する。
【0139】
図6を参照して、グローバルYデコーダ92は、インバータ950〜95m,970,974と、NORゲート960〜96m,972と、冗長制御回路973と、NANDゲート980〜98mとを含む。
【0140】
インバータ950〜95m,970は、NORゲート960〜96m,972に対応して設けられる。NORゲート960〜96m,972は、一方端子に冗長制御回路973の出力信号の反転信号を受け、他方端子にインバータ974の出力信号の反転信号を受ける。そして、NORゲート960〜96m,972は、受けた2つの信号の論理和を演算し、その演算結果をそれぞれインバータ950〜95m,970へ出力する。
【0141】
冗長制御回路973は、グローバルビット線対GBL0〜GBLmに代えてスペアのグローバルビット線対GBLSを選択する制御を行なう。インバータ974は、制御回路110からの信号BI_Yを反転してNORゲート960〜96m,972の他方端子へ出力する。NANDゲート980〜98mは、コラムアドレスをデコードし、そのデコードしたコラムアドレスを冗長制御回路973へ出力する。
【0142】
半導体記憶装置100の通常動作時、制御回路110はLレベルの信号BI_YをグローバルYデコーダ92へ出力する。そして、インバータ974はLレベルの信号BI_Yを反転してHレベルの信号をNORゲート960〜96m,972の他方端子へ出力する。また、NANDゲート980〜98mは、コラムアドレスをデコードし、そのデコードしたコラムアドレスを冗長制御回路973へ出力する。冗長制御回路973は、NANDゲート980〜98mから受けたコラムアドレスによって指定されるグローバルビット線対(グローバルビット線対GBL0〜GBLmのいずれか)に代えてスペアのグローバルビット線対GBLSを選択するための制御信号をフューズボックス/ディスエイブル回路93のディスエイブル回路93Bから受けると、Lレベルの信号をNORゲート972へ出力し、Hレベルの信号をNORゲート960〜96mへ出力する。
【0143】
そうすると、NORゲート972は、冗長制御回路973から出力されたLレベルの信号を反転したHレベルの信号と、インバータ974から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号との論理和を演算し、Hレベルの信号をインバータ970へ出力する。そして、インバータ970は、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、スペアのグローバルビット線対GBLSを活性化する。NORゲート960〜96mは、冗長制御回路973から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号と、インバータ974から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号との論理和を演算し、Lレベルの信号をそれぞれインバータ950〜95mへ出力する。インバータ950〜95mは、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、グローバルビット線対GBL0〜GWLmを不活性化する。
【0144】
冗長制御回路973は、スペアのグローバルビット線対GBLSを選択するための制御信号をディスエイブル回路93Bから受けないとき、Hレベルの信号をNORゲート972へ出力し、NANDゲート980〜98mからのコラムアドレスをNORゲート960〜96mへ出力する。そして、NORゲート972は、冗長制御回路973から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号とインバータ974から出力されたHレベルの信号を反転したLレベルの信号との論理和を演算し、Lレベルの信号をインバータ970へ出力する。そして、インバータ970は、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、スペアのグローバルビット線対GBLSを不活性化する。
【0145】
また、NORゲート960〜96mは、冗長制御回路973からのコラムアドレスに基づく信号をインバータ950〜95mへ出力し、インバータ950〜95mは、コラムアドレスによって指定されたグローバルビット線対(グローバルビット線対GBL0〜GBLmのいずれか)を活性化する。
【0146】
半導体記憶装置100のバーンインテストモード時、制御回路110は、Hレベルの信号BI_YをグローバルYデコーダ92へ出力する。そうすると、インバータ974は、Hレベルの信号BI_Yを反転してLレベルの信号をNORゲート960〜96m,972の他方端子へ出力する。
【0147】
NORゲート960〜96m,972は、インバータ974から出力されたLレベルの信号を反転したHレベルの信号を他方端子に受けるので、冗長制御回路973からの信号の論理レベルに拘わらず、Hレベルの信号をそれぞれインバータ950〜95m,970へ出力する。その結果、インバータ950〜95m,970は、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、それぞれ、グローバルビット線対GWL0〜GWLm,GBLSを活性化する。
【0148】
このように、グローバルYデコーダ92は、バーンインテストモード時、全てのグローバルビット線対GWL0〜GWLm,GBLSを同時に活性化する。
【0149】
図7は、ブロック21(ブロックBK0)と入出力周辺回路23とを示す図である。図7を参照して、入出力周辺回路23は、負荷回路230〜23mと、トランスファゲート240〜24m(以下、「Yゲート240〜24m」と言う。)と、センスアンプSA1,SA2とを含む。
【0150】
負荷回路230〜23mは、それぞれ、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmに対応して設けられる。そして、負荷回路230〜23mは、センスアンプ対応の負荷回路であり、ブロックBK0に含まれるメモリセルから読み出された読出データを増幅する。なお、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmは、それぞれ、図6に示すグローバルビット線対GBL0〜GBLmを表す。
【0151】
Yゲート240〜24mは、それぞれ、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmに対応して設けられ、それぞれ、コラムアドレスY0〜Ymによって活性化される。そして、Yゲート240〜24mは、それぞれ、コラムアドレスY0〜Ymによって活性化されると、データの書込動作時および読出動作時に、それぞれ、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmを入出力線IO,/IOに接続する。また、Yゲート240〜24mは、それぞれ コラムアドレスY0〜Ymを反転してコラムアドレス/Y0〜/Ymを出力する。
【0152】
センスアンプSA1は、入出力線IO,/IO上の読出データを受け、その読出データを増幅してセンスアンプSA2へ出力する。また、センスアンプSA1は、リードレジスタ/ライトドライバ51からの書込データDAを入出力線IO,/IOへ出力する。
【0153】
センスアンプSA2は、センスアンプSA1からの読出データを増幅してリードレジスタ/ライトドライバ51へ出力する。
【0154】
図8は、ブロック21、すなわち、ブロックBK0の配置を示す図である。図8を参照して、ブロックBK0は、行列状に配置された複数のメモリセルMCと、複数のワード線WL0〜WL7と、複数のビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimと、入出力回路210〜21mと、活性化回路34Aとを含む。
【0155】
なお、ブロックBK0は、8個のワード線WL0〜WL7よりも多くのワード線を含むが、上述したように、複数のグローバルワード線GWL1〜GWLnの各々をワード線WL0〜WL7と対応付けることによって、ブロックBK0に含まれる複数のワード線の各々を選択する構成としているため、図8においては、1つのグローバルワード線(グローバルワード線GWL1〜GWLnのいずれか)と対応付けられるワード線WL0〜WL7について示した。
【0156】
メモリセルMCは、各ワード線WLと各ビット線対BIT,/BITとの交差部に対応して設けられる。
【0157】
ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimは、それぞれ、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmに対応付けられる。
【0158】
入出力回路210〜21mは、それぞれ、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimに対応して設けられる。そして、入出力回路210〜21mの各々は、NチャネルMOSトランジスタNC1〜NC3から成る。
【0159】
NチャネルMOSトランジスタNC3の一方の導通端子は、対応するコラムアドレス/Yを受ける。NチャネルMOSトランジスタNC3は、後述する活性化回路34Aから出力されるブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)に応答して導通状態となる。
【0160】
NチャネルMOSトランジスタNC1は、対応するグローバルビット線/GBL(グローバルビット線/GBL0〜/GBLmのいずれか)とNチャネルMOSトランジスタNC3の他方の導通端子との間に接続される。NチャネルMOSトランジスタNC2は、対応するグローバルビット線GBL(グローバルビット線GBL0〜GBLmのいずれか)とNチャネルMOSトランジスタNC3の他方の導通端子との間に接続される。NチャネルMOSトランジスタNC1のゲート端子は、対応するビット線BIT(ビット線BITi0〜BITimのいずれか)と接続され、NチャネルMOSトランジスタNC2のゲート端子は、対応するビット線/BIT(ビット線/BITi0〜/BITimのいずれか)と接続される。
【0161】
入出力回路210〜21mの各々の動作を、入出力回路210を一例として説明する。NチャネルMOSトランジスタNC3は、ブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)がHレベル(ブロックBK0が読出対象となる)になると、導通状態になる。NチャネルMOSトランジスタNC1は、対応するビット線BITi0の電位に応答して導通状態となり、NチャネルMOSトランジスタNC2は、対応するビット線/BITi0の電位に応答して導通状態になる。
【0162】
NチャネルMOSトランジスタNC3が導通状態にあり、ビット線BITi0とビット線/BITi0との間に微小な電位差が生じた場合、これを受けて、対応するグローバルビット線GBL0の電位とグローバルビット線/GBL0の電位との間に差が生じる。これにより、ビット線対BITi0,/BITi0間の電位差がグローバルビット線対GBL0,/GBL0間へ伝達され、読出データがビット線対BITi0,/BITi0からグローバルビット線対GBL0,/GBL0へ出力される。
【0163】
活性化回路34Aは、NANDゲート52Aと、インバータ53Aとを含む。NANDゲート52Aは、対応するブロックBK0を選択するための信号BLK0とセンスアンプ活性化信号SE1とを受け、2つの信号の論理積を反転した信号を出力する。インバータ53Aは、NANDゲート52Aからの信号を反転してブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)を出力する。
【0164】
外部から入力された信号により読出動作の対象としてブロックBK0が選択された場合、制御回路110は、Hレベルの信号BLK0およびセンスアンプ活性化信号SE1を出力する。これにより、活性化回路34Aは、Hレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)を出力する。
【0165】
一方、外部から入力される信号により、読出動作の対象としてブロックBK0が非選択になった場合、または読出動作以外の動作が指定された場合、制御回路110は信号BLK0およびセンスアンプ活性化信号SE1のいずれかをLレベルにして出力する。これにより、活性化回路34Aは、Lレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)を出力する。
【0166】
入出力回路210および活性化回路34Aは、上述した動作と同じ動作によってグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmからそれぞれビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimへデータを書込む。
【0167】
上述した動作によって、入出力回路210〜21mは、それぞれ、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmとビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimとの間でデータを入出力する。
【0168】
メモリセルへのデータの入出力動作について説明する。一例としてワード線WL0とビット線対BITi0,/BITi0との交差部に設けられたメモリセルMCへのデータの入出力を例にして説明する。
【0169】
制御回路110は、Lレベルの信号BI_YをグローバルYデコーダ92へ出力し、Hレベルの信号BLK0およびセンスアンプ活性化信号SE1をブロックBK0の活性化回路34Aへ出力する。なお、ワード線WL0の選択は、上述したグローバルロウデコーダ91、選択回路45、およびゲート回路221のゲート2110によって行われていることを前提とする。
【0170】
グローバルYデコーダ92のNANDゲート980〜98mは、グローバルビット線対GBL0,/GBL0を選択するためのコラムアドレスADD2をデコードし、そのデコードしたコラムアドレスADD2を冗長制御回路973へ出力する。この場合、冗長制御回路973は、ディスエイブル回路93Bからスペアのグローバルビット線対GBLSを選択するための制御信号を受けないので、コラムアドレスADD2をNORゲート960〜96m,972へ出力する。また、インバータ974は、Lレベルの信号BI_Yを反転してHレベルの信号をNORゲート960〜96m,972へ出力する。
【0171】
NORゲート960〜96m,972は、コラムアドレスADD2に基づいてグローバルビット線対GBL0を選択するための信号をインバータ950〜95m,970へ出力する。具体的には、NORゲート960は、Hレベルの信号をインバータ950へ出力し、NORゲート961〜96m,972は、Lレベルの信号を、それぞれ、インバータ951〜95m,970へ出力する。
【0172】
そうすると、インバータ950は、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、グローバルビット線対GBL0を活性化する。また、インバータ951〜95m,970は、Lレベルの信号を反転してHレベルの信号を出力し、それぞれ、グローバルビット線対GBL1〜GBLm,GBLSを不活性化する。
【0173】
また、リードレジスタ/ライトドライバ51は、書込データDAを入出力周辺回路23のセンスアンプSA1へ出力し、センスアンプSA1は、書込データDAを入出力線IO,/IOへ出力する。
【0174】
Yゲート240はコラムアドレスY0により活性化され、入出力線IO,/IO上の書込データDAを、活性化されたグローバルビット線対GBL0,/GBL0へ書込む。また、Yゲート240は、コラムアドレスY0を反転してコラムアドレス/Y0を入出力回路210へ出力する。この場合、グローバルビット線対GBL0,/GBL0は、Lレベルで活性化されるので、書込データDAはグローバルビット線対GBL0,/GBL0に書込み可能である。
【0175】
Yゲート241〜24mは、それぞれ、コラムアドレスY1〜Ymによって不活性化されるため、入出力線IO,/IO上の書込データDAを、それぞれ、グローバルビット線対GBL1,/GBL1〜GBLm,/GBLmへ書込むことはない。
【0176】
その後、活性化回路34Aは、Hレベルの信号BLK0およびセンスアンプ活性化信号SE1に基づいてHレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)を出力する。入出力回路210は、上述した動作によって、グローバルビット線対GBL0,/GBL0上の書込データDAを、対応するビット線対BITi0,/BITi0へ書込む。これにより、書込データDAは、ワード線WL0とビット線対BITi0,/BITi0との交差部に配置されたメモリセルMCに書込まれる。
【0177】
次に、読出動作について説明する。制御回路110は書込動作と同じ信号BI_Y等を出力する。グローバルYデコーダ92は、書込動作時と同じ動作によってグローバルビット線対GBL0(GBL0,/GBL0)を活性化する。また、活性化回路34Aも書込動作時と同じ動作によってHレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)を出力する。さらに、Yゲート240は、書込動作時と同じ動作によってビット線対BITi0,/BITi0をグローバルビット線対GBL0(GBL0,/GBL0)に接続し、コラムアドレスY0を反転してコラムアドレス/Y0を出力する。
【0178】
そうすると、ワード線WL0とビット線対BITi0,/BITi0との交差部に配置されたメモリセルMCから読出された読出データは、ビット線対BITi0,/BITi0、入出力回路210、グローバルビット線対GBL0,/GBL0およびYゲート240を介して入出力線IO,/IOへ出力される。
【0179】
センスアンプSA1は、読出データを入出力線IO,/IOから受け、その受けた読出データを増幅してセンスアンプSA2へ出力する。センスアンプSA2は、センスアンプSA1からの読出データを増幅してリードレジスタ/ライトドライバ51へ出力する。そして、リードレジスタ/ライトドライバ51は、読出データを外部へ出力する。これにより、メモリセルMCからのデータの読出動作が終了する。
【0180】
バーンインテストモード時、制御回路110は、Hレベルの信号BI_YをグローバルYデコーダ92へ出力する。そうすると、インバータ974は、Hレベルの信号BI_Yを反転してLレベルの信号をNORゲート960〜96m,972の他方端子へ出力する。
【0181】
NORゲート960〜96m,972は、インバータ974から出力されたLレベルの信号を反転したHレベルの信号を他方端子に受けるので、冗長制御回路973からの信号の論理レベルに拘わらず、Hレベルの信号をそれぞれインバータ950〜95m,970へ出力する。そして、インバータ950〜95m,970は、Hレベルの信号を反転してLレベルの信号を出力し、グローバルビット線対GBL0〜GBLm,GBLSを活性化する。
【0182】
バーンインテストモード時、活性化したグローバルビット線対GBL0〜GBLmの全てにデータが書込まれるようにコラムアドレスY0〜Ymが入力されるので、Yゲート240〜24mは、コラムアドレスY0〜Ymによって全て活性化され、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmを入出力線IO,/IOに接続する。
【0183】
そして、リードレジスタ/ライトドライバ51は、書込データDAをセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOへ書込み、Yゲート240〜24mは、入出力線IO,/IO上の書込データDAをグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmに書込む。
【0184】
また、入出力回路210〜21mは、ブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)およびコラムアドレス/Y0〜/Ymを受けて、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLm上の書込データDAを、それぞれ、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimに書込む。
【0185】
バーンインテストモード時、ワード線は偶数番目のワード線または奇数番目のワード線ごとに同時に活性化されるため、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルまたは奇数番目のワード線に接続されたメモリセルごとに同時にデータが書込まれる。
【0186】
入出力周辺回路26,29,32,35,38,41,44は、入出力周辺回路23と同じ構成から成り、ブロック24,27,30,33,36,39,42は、ブロック21と同じ構成から成り、グローバルYデコーダ95は、グローバルYデコーダ92と同じ構成から成るため、ブロック24,27,30,33,36,39,42に含まれるメモリセルへのデータの入出力は、上述した動作と同じ動作に従って行なわれる。
【0187】
図9を参照して、メモリセルMCは、PチャネルMOSトランジスタ12,13と、NチャネルMOSトランジスタ14〜17と、ノードN1,N2とから成る。
【0188】
PチャネルMOSトランジスタ12は、その一方の導通端子が電源線VDLに接続され、他方の導通端子がPチャネルMOSトランジスタ13のゲート端子に接続され、ゲート端子がPチャネルMOSトランジスタ13の他方の導通端子に接続される。
【0189】
PチャネルMOSトランジスタ13は、その一方の導通端子が電源線VDLに接続され、他方の導通端子がPチャネルMOSトランジスタ12のゲート端子に接続され、ゲート端子がPチャネルMOSトランジスタ12の他方の導通端子に接続される。
【0190】
NチャネルMOSトランジスタ14は、一方の導通端子が接地線VSL1に接続され、他方の導通端子がNチャネルMOSトランジスタ16の他方の導通端子に接続され、ゲート端子がPチャネルMOSトランジスタ13の他方の導通端子に接続される。
【0191】
NチャネルMOSトランジスタ15は、一方の導通端子が接地線VSL2に接続され、他方の導通端子がNチャネルMOSトランジスタ17の他方の導通端子に接続され、ゲート端子がPチャネルMOSトランジスタ12の他方の導通端子に接続される。
【0192】
NチャネルMOSトランジスタ16は、一方の導通端子がビット線BITに接続され、他方の導通端子がNチャネルMOSトランジスタ14の他方の導通端子に接続され、ゲート端子がワード線WLに接続される。
【0193】
NチャネルMOSトランジスタ17は、一方の導通端子がビット線/BITに接続され、他方の導通端子がNチャネルMOSトランジスタ15の他方の導通端子に接続され、ゲート端子がワード線WLに接続される。
【0194】
PチャネルMOSトランジスタ12およびNチャネルMOSトランジスタ14,16の他方の導通端子同士を接続することによりノードN1が形成され、PチャネルMOSトランジスタ13およびNチャネルMOSトランジスタ15,17の他方の導通端子同士を接続することによりノードN2が形成される。
【0195】
PチャネルMOSトランジスタ12は、ノードN2がHレベルになればオフされ、ノードN2がLレベルになればオンされて電源ノード18から電源線VDLを介して電源電圧を供給してノードN1をHレベルにする。また、PチャネルMOSトランジスタ13は、ノードN1がHレベルになればオフされ、ノードN1がLレベルになればオンされて電源ノード18から電源線VDLを介して電源電圧を供給してノードN2をHレベルにする。
【0196】
このように、PチャネルMOSトランジスタ12,13は、ノードN2,N1の電位レベルに応じて電源ノード18からノードN1,N2へ電源電圧を供給するので、ロードトランジスタと呼ばれる。
【0197】
NチャネルMOSトランジスタ14は、ノードN2がHレベルになればオンされてノードN1上の電荷を接地線VSL1を介して接地ノード19へ供給してノードN1をLレベルにし、ノードN2がLレベルになればオフされてノードN1上の電荷を保持する。また、NチャネルMOSトランジスタ15は、ノードN1がHレベルになればオンされてノードN2上の電荷を接地線VSL2を介して接地ノード19へ供給してノードN2をLレベルにし、ノードN1がLレベルになればオフされてノードN2上の電荷を保持する。
【0198】
このように、NチャネルMOSトランジスタ14,15は、ノードN1,N2の電位レベルに応じてノードN1,N2上の電荷を接地ノード19へ供給したり、ノードN1,N2上の電荷を保持したりするのでドライバトランジスタと呼ばれる。
【0199】
NチャネルMOSトランジスタ16は、ワード線WLが選択されればオンされてビット線BIT上の電荷をノードN1へ供給し、ワード線WLが非選択になればビット線BITとノードN1との間で電荷のやり取りを遮断する。また、NチャネルMOSトランジスタ17は、ワード線WLが選択されればオンされてビット線/BIT上の電荷をノードN2へ供給し、ワード線WLが非選択になればビット線/BITとノードN2との間で電荷のやり取りを遮断する。
【0200】
このように、NチャネルMOSトランジスタ16,17は、ワード線WLによりノードN1とビット線BITとの間での電荷のやり取り、またはノードN2とビット線/BITとの間での電荷のやり取りを行なうので、アクセストランジスタと呼ばれる。
【0201】
メモリセルMCは、スタティック型ランダムアクセスメモリSRAMと同じ構成から成る。すなわち、メモリセルMCのPチャネルMOSトランジスタ12,13、NチャネルMOSトランジスタ14〜17およびノードN1,N2は、スタティック型ランダムアクセスメモリSRAMのPチャネルMOSトランジスタ12A,13A、NチャネルMOSトランジスタ14A〜17AおよびノードNA1,NA2にそれぞれ対応する。
【0202】
したがって、半導体記憶装置100は、PチャネルMOSトランジスタ12,13、NチャネルMOSトランジスタ14〜17およびノードN1,N2から構成されるメモリセルMCを含む。その結果、メモリセルMCは、データ「1」が書込まれるとき、ノードN1,N2は、それぞれ、HレベルおよびLレベルになり、データ「0」が書込まれるとき、ノードN1,N2は、それぞれ、LレベルおよびHレベルになる。
【0203】
図10〜図15を参照して、メモリセルMCの作製について説明する。図10を参照して、メモリセルMCは領域REGに作製される。図10は、メモリセルMCの最下層(A)を示すものである。2つのP−wellに活性層AVTが形成され、N−wellに2つの活性層AVT,AVTが形成される。そして、4つの活性層AVTと直角方向に4つのゲート電極GAが形成される。
【0204】
図11を参照して、最下層(A)の上に形成される層(B)について説明する。メモリセルMCの領域REGに、10個のタングステンダマシンWDが形成される。
【0205】
図12を参照して、層(B)の上に形成される層(C)について説明する。層(B)で形成した10個のタングステンダマシンWDをほぼ覆うように1層目のアルミニウム配線1Aが形成される。領域REGの上下方向のほぼ中央に形成された左右に延びる1層目のアルミニウム配線1Aがワード線WLである。
【0206】
図13を参照して、層(C)の上に形成される層(D)について説明する。層(C)において形成された1層目のアルミニウム配線1Aと直角方向に2層目のアルミニウム配線21A〜25Aが形成される。2層目のアルミニウム配線21Aは接地線VSL1であり、2層目のアルミニウム配線22Aはビット線BITであり、2層目のアルミニウム配線23Aは電源線VDLであり、2層目のアルミニウム配線24Aはビット線/BITであり、2層目のアルミニウム配線25Aは接地線VSL2である。
【0207】
コンタクトホールCH1は、接地線VSL1としての2層目のアルミニウム配線21Aを1層目のアルミニウム配線1Aに接続する。コンタクトホールCH2は、ビット線BITとしての2層目のアルミニウム配線22Aを1層目のアルミニウム配線1Aに接続する。コンタクトホールCH3,4は、電源線VDLとしての2層目のアルミニウム配線23Aを1層目のアルミニウム配線1Aに接続する。コンタクトホールCH5は、ビット線/BITとしての2層目のアルミニウム配線24Aを1層目のアルミニウム配線1Aに接続する。コンタクトホールCH6は、接地線VSL2としての2層目のアルミニウム配線25Aを1層目のアルミニウム配線1Aに接続する。
【0208】
この場合、2層目のアルミニウム配線21A〜25Aの相互の間隔は約0.3μmである。
【0209】
図14を参照して、層(D)の上に形成される層(E)について説明する。2層目のアルミニウム配線21A〜25Aの直角方向に3層目のアルミニウム配線3Aが形成される。3層目のアルミニウム配線3Aは、グローバルワード線GWLまたはグローバルビット線対GBL,/GBLである。グローバルワード線GWLは、グローバルビット線対GBL,/GBLに並行して配置される。
【0210】
図10〜図14に示す各層(A)〜(E)を順次積層して図15に示すメモリセルMCが形成される。図15を参照して、Load Tr1は、図9に示すPチャネルMOSトランジスタ12であり、Driver Tr1は、図9に示すNチャネルMOSトランジスタ14であり、Access Tr1は、図9に示すNチャネルMOSトランジスタ16であり、Load Tr2は、図9に示すPチャネルMOSトランジスタ13であり、Driver Tr2は、図9に示すNチャネルMOSトランジスタ15であり、Access Tr2は、図9に示すNチャネルMOSトランジスタ17である。
【0211】
図16は、図15のA−A’間の断面図である。図16を参照して、一方のP−wellの領域にAccess Trが形成され、他方のP−wellの領域にDriver Trが形成され、中央のN−wellの領域にLoad Trが形成される。Access Tr、Driver TrおよびLoad Trの周りには素子分離酸化膜ox1〜ox4が形成され、Access Tr、Driver TrおよびLoad Trを相互に分離している。
【0212】
Access Tr、Driver TrおよびLoad Trの上にゲート電極GAが形成される。ゲート電極GAの一部の上にタングステンダマシンWDが形成され、それ以外は層間絶縁膜LYIが形成される。そして、層間絶縁膜LYI上にエッチングストッパESTPが形成され、エッチングストッパESTPの上に、層間絶縁膜LYIが再び形成される。そして、最後に、2層目のアルミニウム配線21A〜25Aが形成される。
【0213】
図16において、素子分離酸化膜ox2の上側に形成されたタングステンダマシンWDはノードN1である。
【0214】
図17は、図15のB−B’間の断面図である。図17を参照して、Driver TrおよびAccess Tr上にゲート電極GAが形成され、ゲート電極GAが形成されていない領域にタングステンダマシンWDが形成される。そして、それ以外の領域には層間絶縁膜LYIが形成される。
【0215】
右から2番目のタングステンダマシンWDの上にタングステンビアコンタクトVCが形成され、それ以外の領域にはエッチングストッパESTPおよび層間絶縁膜LYIが形成される。この場合、1層目のアルミニウム配線1Aを覆うように層間絶縁膜LYIが形成される。
【0216】
図18は、図15のC−C’間の断面図である。図18を参照して、LoadTrの上にゲート電極GAが形成され、ゲート電極GAが形成されていない領域にタングステンダマシンWDが形成される。そして、タングステンダマシンWDが形成されない領域は層間絶縁膜LYIが形成される。
【0217】
左から2番目のタングステンダマシンWDの上に1層目のアルミニウム配線1Aが形成され、それ以外の領域にはエッチングストッパESTPおよび層間絶縁膜LYIが形成される。右側の2つのタングステンダマシンWDの上側には、1層目のアルミニウム配線1Aが層間絶縁膜LYI中に形成される。
【0218】
図19は、図15のD−D’間の断面図である。拡散領域DFN1,DFN2,DFP1,DFP2が素子分離酸化膜ox1〜ox4によって相互に分離される。そして、拡散領域DFN1,DFN2,DFP1,DFP2および素子分離酸化膜ox1〜ox4の上にタングステンダマシンWDが形成され、タングステンダマシンWDが形成されない領域には層間絶縁膜LYIが形成される。
【0219】
そして、両端のタングステンダマシンWDの上にタングステンビアコンタクトVCが形成される。2つのタングステンビアコンタクトVCの間にはエッチングストッパESTPおよび層間絶縁膜LYIが形成される。2つのタングステンビアコンタクトVCの上には、2つのタングステンビアコンタクトVCを接続するように1層目のアルミニウム配線1Aが形成される。
【0220】
1層目のアルミニウム配線1Aの上に層間絶縁膜LYIが形成され、最終的に2層目のアルミニウム配線21A〜25Aが形成される。
【0221】
以下、この発明によるバーンインテストについて説明する。表1は、この発明によるバーンインテストにおける各テストパターンを示す。
【0222】
【表1】
Figure 0003884976
【0223】
この発明によるバーンインテストは、テストパターン1〜5,5−B,5−C,6,7から成る。
【0224】
テストパターン1は、バーンインテスト信号BI_0をHレベル、バーンインテスト信号BI_1をLレベル(表1において「1」はHレベルを、「0」はLレベルをそれぞれ意味する。)にして、偶数番目のワード線を選択し、奇数番目のワード線を非選択として偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」を書込む。
【0225】
テストパターン2は、バーンインテスト信号BI_0をLレベル、バーンインテスト信号BI_1をHレベルにして、偶数番目のワード線を非選択にし、奇数番目のワード線を選択して奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」を書込む。これにより、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにはデータ「1」が書込まれ、奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにはデータ「0」が書込まれるので、メモリセルの全体においては、Lレベルのメモリセルがストライプ状に存在する(「ロウストライプ」とも言う)。
【0226】
テストパターン3は、バーンインテスト信号BI_0をHレベル、バーンインテスト信号BI_1をLレベルにして、偶数番目のワード線を選択し、奇数番目のワード線を非選択として偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」を書込む。これにより、全てのメモリセルにデータ「0」が書込まれる(ALL_0)。
【0227】
テストパターン4は、バーンインテスト信号BI_0をLレベル、バーンインテスト信号BI_1をHレベルにして、偶数番目のワード線を非選択にし、奇数番目のワード線を選択して奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」を書込む。これにより、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにはデータ「0」が書込まれ、奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにはデータ「1」が書込まれるので、メモリセルの全体においては、Lレベルのメモリセルがストライプ状に存在する(「ロウストライプ」とも言う)。
【0228】
テストパターン5は、バーンインテスト信号BI_0をHレベル、バーンインテスト信号BI_1をLレベルにして、偶数番目のワード線を選択し、奇数番目のワード線を非選択として偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」を書込む。これにより、全てのメモリセルにデータ「1」が書込まれる(ALL_1)。
【0229】
テストパターン5−Bは、全てのメモリセルにデータ「1」を書込んだ状態において、全てのワード線を非選択にし、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimのうち、ビット線BITi0〜BITimをLレベルに保持し、ビット線/BITi0〜/BITimをHレベルに保持する。
【0230】
テストパターン5−Cは、全てのメモリセルにデータ「1」を書込んだ状態において、全てのワード線を非選択にし、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimのうち、ビット線BITi0〜BITimをHレベルに保持し、ビット線/BITi0〜/BITimをLレベルに保持する。
【0231】
テストパターン6は、全てのワード線および全てのビット線対を非選択にし、グローバルワード線GWL1〜GWLnをHレベルに、グローバルビット線対GBL0〜GBLmをLレベルに保持する。
【0232】
テストパターン7は、全てのワード線および全てのビット線対を非選択にし、グローバルワード線GWL1〜GWLnをLレベルに、グローバルビット線対GBL0〜GBLmをHレベルに保持する。
【0233】
表1から明らかなように、テストパターン1〜5は、偶数番目のワード線と奇数番目のワード線とを交互に選択し、データ「1」またはデータ「0」をメモリセルに書込むことによりストレスを印加するバーンインテストである。
【0234】
また、テストパターン5−B,5−Cは、ワード線を非選択にし、ビット線対にデータ「1」またはデータ「0」を書込むことによりストレスを印加するバーンインテストである。
【0235】
さらに、テストパターン6,7は、ワード線およびビット線を非選択にし、グローバルワード線またはグローバルビット線対をHレベルまたはLレベルに設定することによりストレスを印加するバーンインテストである。
【0236】
表1に示す各テストパターンを行なう場合、各テストパターンから成るバーンインテストモードへ半導体記憶装置100を移行させるためのアドレスが外部から入力される。したがって、上述したバーンインテストモードへ半導体記憶装置100を移行させるためのアドレスADBは、アドレスADB1〜ADB9から成る。
【0237】
そして、制御回路110は、アドレスADB1,ADB3,ADB5を受けると、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0およびLレベルのバーンインテスト信号BI_1を生成してプリデコーダ120へ出力する。これにより、偶数番目のワード線が同時に選択される。
【0238】
また、制御回路110は、アドレスADB2,ADB4を受けると、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_1およびLレベルのバーンインテスト信号BI_0を生成してプリデコーダ120へ出力する。これにより、奇数番目のワード線が同時に選択される。
【0239】
さらに、制御回路110は、アドレスADB6〜ADB9を受けると、Hレベルのバーンインテスト信号BIおよびLレベルのバーンインテスト信号BI_0,BI_1を生成してプリデコーダ120へ出力する。
【0240】
図20を参照して、テストパターン1を実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表し、「X」は、データ「0」および「1」のいずれのデータかが解からないことを示す。
【0241】
この場合、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれる。したがって、偶数番目のワード線がHレベルになり、1つのメモリセルに接続されたビット線対BIT,/BITのうち、ビット線BITがHレベルになり、ビット線/BITがLレベルになる。
【0242】
そうすると、接地線VSL、ビット線BIT、電源線VDL、およびビット線/BITは、隣接する線との距離が約0.3μmであるので、ストレスが接地線VSLとビット線BITとの間、電源線VDLとビット線/BITとの間、偶数番目のワード線と、隣接する奇数番目のワード線との間、偶数番目のワード線と接地線VSLとの間、偶数番目のワード線とビット線/BITとの間、電源線VDLと奇数番目のワード線との間、ノードN1と接地線VSLとの間、ノードN2と電源線VDLとの間、ノードN2と偶数番目のワード線との間、およびビット線BITと奇数番目のワード線との間に印加される。
【0243】
図21を参照して、テストパターン2を実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表す。
【0244】
この場合、奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」が書込まれる。したがって、奇数番目のワード線がHレベルになり、1つのメモリセルに接続されたビット線対BIT,/BITのうち、ビット線BITがLレベルになり、ビット線/BITがHレベルになる。
【0245】
そうすると、ストレスが接地線VSLとビット線/BITとの間、電源線VDLとビット線BITとの間、奇数番目のワード線と、隣接する偶数番目のワード線との間、偶数番目のワード線と電源線VDLとの間、偶数番目のワード線とビット線/BITとの間、接地線VSLと奇数番目のワード線との間、ノードN1と接地線VSLとの間、ノードN1と偶数番目のワード線との間、ノードN1と奇数番目のワード線との間、ノードN2と電源線VDLとの間、ノードN2と接地線VSLとの間、およびビット線BITと奇数番目のワード線との間に印加される。
【0246】
図22を参照して、テストパターン3を実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表す。
【0247】
この場合、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」が書込まれる。したがって、偶数番目のワード線がHレベルになり、1つのメモリセルに接続されたビット線対BIT,/BITのうち、ビット線BITがLレベルになり、ビット線/BITがHレベルになる。
【0248】
そうすると、ストレスが接地線VSLとビット線/BITとの間、電源線VDLとビット線BITとの間、偶数番目のワード線と、隣接する奇数番目のワード線との間、偶数番目のワード線と接地線VSLとの間、偶数番目のワード線とビット線BITとの間、電源線VDLと奇数番目のワード線との間、ノードN1と電源線VDLとの間、ノードN1と偶数番目のワード線との間、ノードN2と接地線VSLとの間、ノードN2と奇数番目のワード線との間、およびビット線/BITと奇数番目のワード線との間に印加される。この場合、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルおよび奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」が書込まれるため、ビット線BITと電源線VDLとの間に存在するメモリセルのノードN2は全てLレベル(ALL_0)である。
【0249】
図23を参照して、テストパターン4を実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表す。
【0250】
この場合、奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれる。したがって、奇数番目のワード線がHレベルになり、1つのメモリセルに接続されたビット線対BIT,/BITのうち、ビット線BITがHレベルになり、ビット線/BITがLレベルになる。
【0251】
そうすると、ストレスが接地線VSLとビット線BITとの間、電源線VDLとビット線/BITとの間、奇数番目のワード線と、隣接する偶数番目のワード線との間、偶数番目のワード線と電源線VDLとの間、偶数番目のワード線とビット線BITとの間、接地線VSLと奇数番目のワード線との間、ノードN1と電源線VDLとの間、ノードN2と接地線VSLとの間、ノードN1と接地線VSLとの間、ノードN2と電源線VDLとの間、ノードN2と奇数番目のワード線との間、およびビット線/BITと奇数番目のワード線との間に印加される。
【0252】
図24を参照して、テストパターン5を実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表す。
【0253】
この場合、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれる。したがって、偶数番目のワード線がHレベルになり、1つのメモリセルに接続されたビット線対BIT,/BITのうち、ビット線BITがHレベルになり、ビット線/BITがLレベルになる。
【0254】
そうすると、ストレスが接地線VSLとビット線BITとの間、電源線VDLとビット線/BITとの間、偶数番目のワード線と、隣接する奇数番目のワード線との間、偶数番目のワード線と接地線VSLとの間、偶数番目のワード線とビット線/BITとの間、電源線VDLと奇数番目のワード線との間、ノードN1と接地線VSLとの間、ノードN2と電源線VDLとの間、ノードN2と偶数番目のワード線との間、ノードN1と奇数番目のワード線との間、およびビット線BITと奇数番目のワード線との間に印加される。この場合、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルおよび奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれるため、ビット線BITと電源線VDLとの間に存在するメモリセルのノードN2は全てHレベル(ALL_1)である。
【0255】
図25を参照して、テストパターン5−Bを実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表す。この場合、全てのワード線が非選択にされ、ビット線BITがLレベルに保持され、ビット線/BITがHレベルに保持される。
【0256】
そうすると、ストレスが全てのメモリセルにおいてビット線BITと電源線VDLとの間、接地線VSLとビット線/BITとの間、ノードN1とビット線BITとの間、およびノードN2とビット線/BITとの間に印加される。
【0257】
図26を参照して、テストパターン5−Cを実行した場合に、印加されるストレスについて説明する。なお、図中の矢印はストレスを表す。この場合、全てのワード線が非選択にされ、ビット線BITがHレベルに保持され、ビット線/BITがLレベルに保持される。
【0258】
そうすると、ストレスが全てのメモリセルにおいてビット線BITと接地線VSLとの間、電源線VDLとビット線/BITとの間、ノードN1とビット線/BITとの間、およびノードN2とビット線BITとの間に印加される。
【0259】
テストパターン6,7は、全てのワード線および全てのビット線対を非選択にしてグローバルワード線およびグローバルビット線対だけを活性化する。そして、グローバルワード線はグローバルビット線対に並行して配置されているので、このテストパターンが実行されたとき、ストレスは、グローバルワード線とグローバルビット線対との間に印加される。
【0260】
また、このテストパターンを実行するには、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimとグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmとの間を遮断し、かつ、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmを入出力線IO,/IOに接続する必要がある。したがって、Yゲート240〜24mは、それぞれ、コラムアドレスY0〜Ymによって活性化され、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmを入出力線IO,/IOに接続するとともに、コラムアドレスY0〜Ymを反転してコラムアドレス/Y0〜/Ymを出力する。
【0261】
一方、制御回路110は、信号BLK0およびセンスアンプ活性化信号SE1のいずれか一方をLレベルに設定する。そうすると、活性化回路34Aは、Lレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)を出力し、入出力回路210〜21mのNチャネルMOSトランジスタNC3はオフされる。その結果、入出力回路210〜21mは、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimとグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmとの間を遮断する。
【0262】
表1に示すテストパターン1〜5,5−B,5−C,6,7を実行することにより上述したストレスが印加されることは、図10〜図15に示した平面図および図16〜図19に示した断面図からも理解される。
【0263】
表2は、偶数番目のワード線と他の線との間または奇数番目のワード線と他の線との間にストレスが印加されるテストパターンを示す。
【0264】
【表2】
Figure 0003884976
【0265】
偶数番目のワード線または奇数番目のワード線にストレスが印加されるテストパターンは、偶数番目のワード線または奇数番目のワード線を同時に選択するテストパターン1〜5である。なお、表2においては、テストパターン5は示されていないが、それはテストパターン1と同じだからである。
【0266】
表3は、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルのノードN1,N2、または奇数番目のワード線に接続されたメモリセルのノードN1,N2にストレスが印加されるテストパターンを示す。
【0267】
【表3】
Figure 0003884976
【0268】
[テストパターン1の実行動作]
テストパターン1を行なうときの動作について説明する。この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB1が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB1を受けると、テストパターン1から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出し、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0、Hレベルの信号BI_X,BI_Y,BLK、信号ACT、Lレベルのバーンインテスト信号BI_1、およびHレベルのセンスアンプ活性化信号SE1を生成する。なお、信号BLKは、各ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に対応してBLK0〜BLK7から成る。また、信号ACTは、バーンインテストモードにおいては、上述したように通常動作時よりも長いHレベルの期間を有する。
【0269】
そして、制御回路110は、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_0およびLレベルのバーンインテスト信号I_1をプリデコーダ120へ出力し、信号BLK,ACTを選択回路45〜48へ出力し、Hレベルの信号BLK(BLK0〜BK7)をそれぞれ対応するブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる活性化回路34Aへ出力し、Hレベルのセンスアンプ活性化信号SE1をブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる活性化回路34Aへ出力し、Hレベルの信号BI_Xをグローバルロウデコーダ91,94へ出力し、Hレベルの信号BI_YをグローバルYデコーダ92,95へ出力する。
【0270】
そうすると、プリデコーダ120は、上述した動作によってHレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]を選択回路45〜48へ出力する。
【0271】
選択回路45は、Hレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群22および34のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210,2212,2214,2216へHレベルの信号を出力し、ゲート2211,2213,2215,2217へLレベルの信号を出力する。
【0272】
選択回路46は、Hレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群25および37のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210,2212,2214,2216へHレベルの信号を出力し、ゲート2211,2213,2215,2217へLレベルの信号を出力する。
【0273】
選択回路47は、Hレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群28および40のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210,2212,2214,2216へHレベルの信号を出力し、ゲート2211,2213,2215,2217へLレベルの信号を出力する。
【0274】
選択回路48は、Hレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]およびLレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群31および43のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210,2212,2214,2216へHレベルの信号を出力し、ゲート2211,2213,2215,2217へLレベルの信号を出力する。
【0275】
一方、グローバルロウデコーダ91は、Hレベルの信号BI_Xに基づいて、上述した動作に従ってグローバルワード線GWL1〜GWLn,GWLSの全てを活性化する。また、グローバルロウデコーダ94は、グローバルロウデコーダ91と同じ動作に従ってグローバルワード線GWL1〜GWLn,GWLSの全てを活性化する。
【0276】
そして、ゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210,2212,2214,2216は、上述した動作に従ってワード線WL0,WL2,WL4,WL6を選択し、ゲート2211,2213,2215,2217は、上述した動作に従ってワード線WL1,WL3,WL5,WL7を非選択にする。
【0277】
これによって、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる偶数番目のワード線が同時に選択される。
【0278】
また、グローバルYデコーダ92,95は、Hレベルの信号BI_Yに基づいて、上述した動作に従ってグローバルビット線対GBL0〜GBLm,GBLSの全てを選択(活性化)する。これによって、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる全てのグローバルビット線対GBL0〜GBLm,GBLSが同時に選択(活性化)される。
【0279】
入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるYゲート240〜24mは、それぞれ、コラムアドレスY0〜Ymに応じて活性化され、それぞれ、グローバルビット線対GBL0〜GBLmを入出力線IO,/IOに接続する。また、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる8つの入出力回路210〜21mは、活性化回路34Aから出力されたHレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)〜S(7)にそれぞれ応じて活性化される。
【0280】
その後、外部から半導体記憶装置100へデータ「1」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、書込データ「1」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOに書込む。これにより、書込データ「1」は、Yゲート240〜24mを介して入出力線IO,/IOからグローバルビット線対GBL0〜GBLm(グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBL0)へ書込まれる。そして、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42において、入出力回路210〜21mは、書込データ「1」をグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBL0からビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimへ書込み、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42の偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれる。
【0281】
これにより、図20に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン2の実行動作]
テストパターン2を行なうときの動作について説明する。この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB2が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB2を受けると、テストパターン2から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出し、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_1、Hレベルの信号BI_X,BI_Y,BLK、信号ACT、Lレベルのバーンインテスト信号BI_0、およびHレベルのセンスアンプ活性化信号SE1を生成する。
【0282】
そして、制御回路110は、Hレベルのバーンインテスト信号BI,BI_1およびLレベルのバーンインテスト信号I_0をプリデコーダ120へ出力し、信号BLK,ACTを選択回路45〜48へ出力し、Hレベルの信号BLK(BLK0〜BK7)をそれぞれ対応するブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる活性化回路34Aへ出力し、Hレベルのセンスアンプ活性化信号SE1をブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる活性化回路34Aへ出力し、Hレベルの信号BI_Xをグローバルロウデコーダ91,94へ出力し、Hレベルの信号BI_YをグローバルYデコーダ92,95へ出力する。
【0283】
そうすると、プリデコーダ120は、上述した動作によってHレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]およびLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]を選択回路45〜48へ出力する。
【0284】
選択回路45は、Hレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]およびLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群22および34のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2211,2213,2215,2217へHレベルの信号を出力し、ゲート2210,2212,2214,2216へLレベルの信号を出力する。
【0285】
選択回路46は、Hレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]およびLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群25および37のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2211,2213,2215,2217へHレベルの信号を出力し、ゲート2210,2212,2214,2216へLレベルの信号を出力する。
【0286】
選択回路47は、Hレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]およびLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群28および40のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2211,2213,2215,2217へHレベルの信号を出力し、ゲート2210,2212,2214,2216へLレベルの信号を出力する。
【0287】
選択回路48は、Hレベルの信号X210[1],X210[3],X210[5],X210[7]およびLレベルの信号X210[0],X210[2],X210[4],X210[6]に基づいて、上述した動作に従って、ゲート回路群31および43のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2211,2213,2215,2217へHレベルの信号を出力し、ゲート2210,2212,2214,2216へLレベルの信号を出力する。
【0288】
一方、グローバルロウデコーダ91は、Hレベルの信号BI_Xに基づいて、上述した動作に従ってグローバルワード線GWL1〜GWLn,GWLSの全てを活性化する。また、グローバルロウデコーダ94は、グローバルロウデコーダ91と同じ動作に従ってグローバルワード線GWL1〜GWLn,GWLSの全てを活性化する。
【0289】
そして、ゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2211,2213,2215,2217は、上述した動作に従ってワード線WL1,WL3,WL5,WL7を選択し、ゲート2210,2212,2214,2216は、上述した動作に従ってワード線WL0,WL2,WL4,WL6を非選択にする。
【0290】
これによって、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる奇数番目のワード線が同時に選択される。
【0291】
また、グローバルYデコーダ92,95は、Hレベルの信号BI_Yに基づいて、上述した動作に従ってグローバルビット線対GBL0〜GBLm,GBLSの全てを選択(活性化)する。これによって、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる全てのグローバルビット線対GBL0〜GBLm,GBLSが同時に選択(活性化)される。
【0292】
入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるYゲート240〜24mは、それぞれ、コラムアドレスY0〜Ymに応じて活性化され、それぞれ、グローバルビット線対GBL0〜GBLmを入出力線IO,/IOに接続する。また、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる8つの入出力回路210〜21mは、活性化回路34Aから出力されたHレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号S(0)〜S(7)にそれぞれ応じて活性化される。
【0293】
その後、外部から半導体記憶装置100へデータ「0」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、書込データ「0」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOに書込む。これにより、書込データ「0」は、Yゲート240〜24mを介して入出力線IO,/IOからグローバルビット線対GBL0〜GBLm(グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBL0)へ書込まれる。そして、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42において、入出力回路210〜21mは、書込データ「0」をグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBL0からビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimへ書込み、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42の奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」が書込まれる。
【0294】
これにより、図21に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン3の実行動作]
テストパターン3を行なうときの動作について説明する。
【0295】
この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB3が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB3を受けると、テストパターン3から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出する。
【0296】
その後、偶数番目のワード線が選択され、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されるまでの動作は[テストパターン1の実行動作]における動作と同じである。
【0297】
偶数番目のワード線が選択され、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されると、外部から半導体記憶装置100へデータ「0」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、書込データ「0」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOへ書込む。その後、[テストパターン2の実行動作]における動作と同じ動作に従って、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」が書込まれる。この時点で、全てのメモリセルにデータ「0」が書込まれる(ALL_0)。
【0298】
これにより、図22に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン4の実行動作]
テストパターン4を行なうときの動作について説明する。
【0299】
この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB4が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB4を受けると、テストパターン4から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出する。
【0300】
その後、奇数番目のワード線が選択され、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されるまでの動作は[テストパターン2の実行動作]における動作と同じである。
【0301】
奇数番目のワード線が選択され、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されると、外部から半導体記憶装置100へデータ「1」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、書込データ「1」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOへ書込む。その後、[テストパターン1の実行動作]における動作と同じ動作に従って、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれる。
【0302】
これにより、図23に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン5の実行動作]
テストパターン5を行なうときの動作について説明する。
【0303】
この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB5が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB5を受けると、テストパターン5から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出する。
【0304】
その後、偶数番目のワード線が選択され、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されるまでの動作は[テストパターン1の実行動作]における動作と同じである。
【0305】
偶数番目のワード線が選択され、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されると、外部から半導体記憶装置100へデータ「1」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、書込データ「1」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOへ書込む。その後、[テストパターン1の実行動作]における動作と同じ動作に従って、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」が書込まれる。この時点で、全てのメモリセルにデータ「1」が書込まれる(ALL_1)。
【0306】
これにより、図24に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン5−Bの実行動作]
テストパターン5−Bを行なうときの動作について説明する。
【0307】
この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB6が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB6を受けると、テストパターン5−Bから成るバーンインテストモードへの移行要求を検出し、Hレベルのバーンインテスト信号BI、Lレベルのバーンインテスト信号BI_0,BI_1、Lレベルの信号BI_X、Hレベルの信号BLK,BI_YおよびHレベルのセンスアンプ活性化信号S(0)〜S(7)を生成する。
【0308】
そして、制御回路110は、Hレベルのバーンインテスト信号BIおよびLレベルのバーンインテスト信号BI_0,BI_1をプリデコーダ120へ出力し、Hレベルの信号BLKを選択回路45〜48へ出力し、信号BLK(BLK0〜BLK7)およびHレベルのセンスアンプ活性化信号S(0)〜S(7)をそれぞれ対応するブロック21,24,27,30,33,36,39,42の活性化回路34Aへ出力し、Lレベルの信号BI_Xをゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43の各々に含まれるゲート回路221〜22nへ出力する。
【0309】
そうすると、プリデコーダ120は、上述した動作によって、Lレベルの信号X210[0]〜X210[7]を選択回路45〜48へ出力する。
【0310】
選択回路45は、上述した動作によってゲート回路群22および34のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210〜2217へLレベルの信号を出力する。
【0311】
選択回路46は、上述した動作によってゲート回路群25および37のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210〜2217へLレベルの信号を出力する。
【0312】
選択回路47は、上述した動作によってゲート回路群28および40のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210〜2217へLレベルの信号を出力する。
【0313】
選択回路48は、上述した動作によってゲート回路群31および43のゲート回路221〜22nの各々に含まれるゲート2210〜2217へLレベルの信号を出力する。
【0314】
ゲート回路群28および40のゲート回路221〜22nの各々において、NANDゲート2218は、Lレベルの信号BI_Xに基づいてHレベルの信号を出力し、インバータ2219はLレベルの信号を出力する。そうすると、ゲート回路221〜22nの各々においては、ゲート2210〜2217のNチャネルMOSトランジスタ71はオフされ、PチャネルMOSトランジスタ72はオンされる。その結果、ノードN0は、電源ノードNVDから電源電圧を供給され、Hレベルになる。そして、ゲート2210〜2217のインバータ73は、Hレベルの信号を反転したLレベルの信号を出力し、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる全てのワード線WL0〜WL7が非選択になる。
【0315】
一方、グローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimは、上述した[テストパターン1の実行動作]における動作と同じ動作によって活性化される。
【0316】
そうすると、外部から半導体記憶装置100へデータ「0」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、データ「0」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOへデータ「0」を書込む。入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるYゲート240〜24mは、入出力線IO,/IOに書込まれたデータ「0」をグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmに書込む。この場合、グローバルビット線GBL0〜GBLmがLレベルに保持され、グローバルビット線/GBL0〜/GBLmがHレベルに保持される。
【0317】
そして、各ブロック21,24,27,30,33,36,39,42において、8つの入出力回路210〜21mは、活性化回路34Aから出力されたブロック対応センスアンプ活性化信号SE(0)〜SE(7)にそれぞれ対応して活性化され、グローバルビット線GBL0〜GBLm上のLレベルの信号をビット線BITi0〜BITimへ書込み、グローバルビット線/GBL0〜/GBLm上のHレベルの信号をビット線/BITi0〜/BITimへ書込む。
【0318】
これにより、図25に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン5−Cの実行動作]
テストパターン5−Cを行なうときの動作について説明する。
【0319】
この場合、Yゲート240〜24mを活性化するためのコラムアドレスY0〜YmおよびアドレスADB7が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB7を受けると、テストパターン5−Cから成るバーンインテストモードへの移行要求を検出する。
【0320】
その後、全てのワード線が非選択になり、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されるまでの動作は「テストパターン5−Bの実行動作」における動作と同じである。
【0321】
全てのワード線が非選択になり、全てのグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmおよびビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimが選択(活性化)されると、外部から半導体記憶装置100へデータ「1」が入力され、リードレジスタ/ライトドライバ51,52は、データ「1」を入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるセンスアンプSA1を介して入出力線IO,/IOへデータ「1」を書込む。入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるYゲート240〜24mは、入出力線IO,/IOに書込まれたデータ「1」をグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLmに書込む。この場合、グローバルビット線GBL0〜GBLmがHレベルに保持され、グローバルビット線/GBL0〜/GBLmがLレベルに保持される。
【0322】
そして、各ブロック21,24,27,30,33,36,39,42において、8つの入出力回路210〜21mは、活性化回路34Aから出力されたブロック対応センスアンプ活性化信号SE(0)〜SE(7)にそれぞれ対応して活性化され、グローバルビット線GBL0〜GBLm上のHレベルの信号をビット線BITi0〜BITimへ書込み、グローバルビット線/GBL0〜/GBLm上のLレベルの信号をビット線/BITi0〜/BITimへ書込む。
【0323】
これにより、図26に示すストレスが半導体記憶装置100に印加される。
[テストパターン6の実行動作]
テストパターン6を行なうときの動作について説明する。
【0324】
この場合、グローバルビット線対GBL0〜GBLmを非選択(不活性化)にするためのコラムアドレス、およびアドレスADB8が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB8を受けると、テストパターン6から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出し、Hレベルのバーンインテスト信号BI、Lレベルのバーンインテスト信号BI_0,BI_1、Hレベルの信号BI_X、Lレベルの信号BLK,BI_YおよびLレベルのセンスアンプ活性化信号S(0)〜S(7)を生成する。
【0325】
そして、上述した動作に従ってグローバルワード線GWL1〜GWLnが活性化される。
【0326】
一方、グローバルYデコーダ92,95は、Lレベルの信号BI_Yおよびコラムアドレスに基づいてグローバルビット線対GBL0〜GBLmの全てを非選択(不活性化)にする。また、入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44において、8つの入出力回路210〜21mは、活性化回路34Aから出力されたLレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号SE(0)〜SE(7)にそれぞれ応じて不活性化される。これにより、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimの全てが非選択(不活性化)になる。
【0327】
そして、相互に並行に配置されたグローバルワード線GWL1〜GWLnとグローバルビット線対GBL0〜GBLmとの間にストレスが印加される。
【0328】
[テストパターン7の実行動作]
テストパターン7を行なうときの動作について説明する。
【0329】
この場合、グローバルワード線GWL1〜GWLnを非選択(不活性化)にするためのロウアドレス、およびアドレスADB9が半導体記憶装置100へ入力される。そして、制御回路110は、アドレスADB9を受けると、テストパターン7から成るバーンインテストモードへの移行要求を検出し、Hレベルのバーンインテスト信号BI、Lレベルのバーンインテスト信号BI_0,BI_1、Lレベルの信号BI_X,BLK、Hレベルの信号BI_YおよびLレベルのセンスアンプ活性化信号S(0)〜S(7)を生成する。
【0330】
そして、上述した動作に従って全てのワード線が非選択になる。
一方、グローバルロウデコーダ91,94は、Lレベルの信号BI_Xおよびロウアドレスに基づいてグローバルワード線GWL1〜GWLnの全てを非選択にする。また、グローバルYデコーダ92,95は、Hレベルの信号BI_Yに基づいて、上述した動作に従って、グローバルビット線対GBL0〜GBLmの全てを選択(活性化)する。また、入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44において、8つの入出力回路210〜21mは、活性化回路34Aから出力されたLレベルのブロック対応センスアンプ活性化信号SE(0)〜SE(7)にそれぞれ応じて不活性化される。これにより、ビット線対BITi0,/BITi0〜BITim,/BITimの全てが非選択(不活性化)になる。
【0331】
これにより、相互に並行に配置されたグローバルワード線GWL1〜GWLnとグローバルビット線対GBL0〜GBLmとの間にストレスが印加される。
【0332】
上述したように、この発明においては、テストパターン1〜5,5−B,5−C,6,7が連続して実行され、上述したストレスが連続して半導体記憶装置100に印加される。
【0333】
このように、この発明においては、複数のストレスを連続して印加することによりバーンインテストを行なうことを特徴とする。
【0334】
なお、通常動作時にメモリセルにデータを入出力する動作は、制御回路110がLレベルのバーンインテスト信号BI、およびLレベルの信号BI_X,BI_Yを生成し、複数のワード線がロウアドレスに従って順次選択され、複数のグローバルビット線対および複数のビット線対がコラムアドレスに従って順次選択されることにより行なわれる。
【0335】
図27を参照して、半導体記憶装置100のテスト方法について説明する。半導体記憶装置100のテスト方法は、良品/不良品を判別するテスト1(ステップS10)と、バーンインテスト(ステップS20)と、良品/不良品を判別するテスト2(ステップS30)とから成る。
【0336】
半導体記憶装置100のテストが開始されると、良品/不良品を判別するテスト1が行われる。テスト1が開始されると、余裕のあるタイミングでメモリセルにデータを入出力する(ステップS11)。そして、各メモリセルからの読出データが書込データに一致するか否かにより良品/不良品を判別する(ステップS12)。その後、検出された不良セルを冗長良品セルに置換し(ステップS13)、テスト1を終了する。
【0337】
テスト1の後、バーンインテストが行なわれる(ステップS20)。バーンインテストが開始されると、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」を書込むことによりストレスを印加する(ステップS21)。すなわち、上述したテストパターン1を行なう。
【0338】
そして、奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」を書込むことによりストレスを印加する(ステップS22)。すなわち、上述したテストパターン2を行なう。
【0339】
続いて、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「0」を書込むことによりストレスを印加する(ステップS23)。すなわち、上述したテストパターン3を行ない、全てのメモリセルにデータ「0」を書込むことによりストレスを印加する。
【0340】
続いて、奇数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」を書込むことによりストレスを印加する(ステップS24)。すなわち、上述したテストパターン4を行なう。
【0341】
続いて、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルにデータ「1」を書込むことによりストレスを印加する(ステップS25)。すなわち、上述したテストパターン5を行ない、全てのメモリセルにデータ「1」を書込むことによりストレスを印加する。
【0342】
続いて、全てのワード線を非選択にし、ビット線/BITをHレベルに保持し、ビット線BITをLレベルに保持してストレスを印加する(ステップS26)。すなわち、上述したテストパターン5−Bを行なう。
【0343】
続いて、全てのワード線を非選択にし、ビット線BITをHレベルに保持し、ビット線/BITをLレベルに保持してストレスを印加する(ステップS27)。すなわち、上述したテストパターン5−Cを行なう。
【0344】
続いて、全てのワード線およびビット線対を非選択にし、グローバルビット線対(グローバルY線)をHレベルに保持することによりストレスを印加する(ステップS28)。すなわち、上述したテストパターン6を行なう。
【0345】
続いて、全てのワード線およびビット線対を非選択にし、グローバルワード線(グローバルX線)をHレベルに保持することによりストレスを印加する(ステップS29)。すなわち、上述したテストパターン7を行なう。
【0346】
これにより、バーンインテストを終了し、その後、テスト2が行なわれる。
バーンインテストの後、余裕のあるタイミングでメモリセルにデータを入出力する(ステップS31)。そして、読出データが書込データに一致するか否かにより良品/不良品を判定し(ステップS32)、不良セルを冗長良品セルに置換する(ステップS33)。その後、タイミングを通常状態に戻して動作チェックを行ない、最終的に良品/不良品を判別する(ステップS34)。
【0347】
これにより、半導体記憶装置100のテストが終了する。
なお、図27に示すフローチャートのステップS20は、ウェハテスト時のウェハバーンインおよびファイナルテスト時のレギュラーバーンインの内容を示すものである。
【0348】
また、ステップS21〜S25は、偶数番目のワード線と奇数番目のワード線とを交互に選択し、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルと奇数番目のワード線に接続されたメモリセルとに交互にデータ「1」またはデータ「0」を書込むことによりストレスを印加するものである。したがって、ステップS21〜S25の順序に限らず、偶数番目のワード線と奇数番目のワード線とを交互に選択し、偶数番目のワード線に接続されたメモリセルと奇数番目のワード線に接続されたメモリセルとに交互にデータ「1」またはデータ「0」を書込むことによりストレスを印加する順序であれば、どのような順序であってもよい。
【0349】
さらに、この発明においては、行列状に配列された複数のメモリセルMC、複数のビット線対BITi0,/BITi0、複数のグローバルビット線対GBL0,/GBL0〜GBLm,/GBLm、および複数のグローバルワード線GWL1〜GWLnは、「メモリセルアレイ」を構成する。
【0350】
さらに、この発明においては、制御回路110、プリデコーダ120、選択回路45〜48、ゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43に含まれるゲート回路221〜22n、デコード回路9,10に含まれるグローバルロウデコーダ91,94、デコード回路9,10に含まれるグローバルYデコーダ92,95、リードレジスタ/ライトドライバ5〜8のライトドライバ、入出力周辺回路23,26,29,32,35,38,41,44に含まれるYゲート240〜24m、ブロック21,24,27,30,33,36,39,42に含まれる入出力回路210〜21mは、メモリセルアレイに複数のストレスを連続して印加する「テスト回路」を構成する。
【0351】
さらに、この発明においては、選択回路45〜48、デコード回路9,10に含まれるグローバルロウデコーダ91,94、デコード回路9,10に含まれるグローバルYデコーダ92,95およびゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43に含まれるゲート回路221〜22nは、「ワード線選択回路」を構成する。
【0352】
さらに、この発明においては、プリデコーダ120、選択回路45〜48、デコード回路9,10に含まれるグローバルロウデコーダ91,94、デコード回路9,10に含まれるグローバルYデコーダ92,95およびゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43に含まれるゲート回路221〜22nは、「選択回路」を構成する。
【0353】
さらに、この発明においては、デコード回路9,10に含まれるグローバルロウデコーダ91,94は、「グローバルワード線選択回路」を構成し、ゲート回路群22,25,28,31,34,37,40,43に含まれるゲート回路221〜22nは、「ワード線接続回路」を構成する。
【0354】
上記においては、スタティック型ランダムアクセスメモリ(SRAM)に対するバーンインテストについて説明したが、この発明は、これに限らず、DRAMおよびフラッシュメモリにも適用可能である。
【0355】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による半導体記憶装置の概略ブロック図である。
【図2】 図1に示す周辺回路の概略ブロック図および周辺回路に含まれるプリデコーダの回路図である。
【図3】 図1に示すマットの概略ブロック図である。
【図4】 各ワード線の選択方法を説明するための図である。
【図5】 選択回路、ゲート回路およびグローバルロウデコーダの回路図である。
【図6】 グローバルYデコーダの回路図である。
【図7】 図3に示す入出力周辺回路の概略ブロック図である。
【図8】 図7に示すブロックBK0の概略ブロック図である。
【図9】 スタティック型ランダムアクセスメモリの回路図である。
【図10】 スタティック型ランダムアクセスメモリを構成する最下層(A)の平面図である。
【図11】 図10に示す最下層(A)の上に形成される層(B)の平面図である。
【図12】 図11に示す層(B)の上に形成される層(C)の平面図である。
【図13】 図12に示す層(C)の上に形成される層(D)の平面図である。
【図14】 図13に示す層(D)の上に形成される層(E)の平面図である。
【図15】 スタティック型ランダムアクセスメモリの平面図である。
【図16】 図15のA−A’間の断面図である。
【図17】 図15のB−B’間の断面図である。
【図18】 図15のC−C’間の断面図である。
【図19】 図15のD−D’間の断面図である。
【図20】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示す図である。
【図21】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示す他の図である。
【図22】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示すさらに他の図である。
【図23】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示すさらに他の図である。
【図24】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示すさらに他の図である。
【図25】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示すさらに他の図である。
【図26】 スタティック型ランダムアクセスメモリに印加されるストレスを示すさらに他の図である。
【図27】 半導体記憶装置のテスト方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1〜4 マット、5〜8,51,52 リードレジスタ/ライトドライバ、9,10 デコード回路、11 周辺回路、12,12A,13,13A,72 PチャネルMOSトランジスタ、NVD,18 電源ノード、19 接地ノード、21,24,27,30,33,36,39,42 ブロック、22,25,28,31,34,37,40,43 ゲート回路群、23,26,29,32,35,38,41,44 入出力周辺回路、34A 活性化回路、45〜48選択回路、52A,458,470〜477,941〜94m,980〜98m,2218 NANDゲート、53A,73,141〜148,151〜158,450〜457,460〜468,480〜487,910〜91n,931,950〜95m,970,974,2219 インバータ、NC1〜NC3,14〜17,14A〜17A,71 NチャネルMOSトランジスタ、91,94 グローバルロウデコーダ、92,95 グローバルYデコーダ、93,96 フューズボックス/ディスエイブル回路、93A,96A フューズボックス、93B,96B ディスエイブル回路、100 半導体記憶装置、110 制御回路、120 プリデコーダ、121〜128 セレクタ回路、131〜138 ラッチ回路、210〜21m 入出力回路、221〜22n ゲート回路、230〜23m 負荷回路、240〜24m Yゲート、920〜92n,960〜96m,972 NORゲート、930,973 冗長制御回路、2210〜2217 ゲート、MC メモリセル、SRAM スタティック型ランダムアクセスメモリ、N0,N1,N2 ノード、AVT 活性層、GA ゲート電極、REG 領域、WD タングステンダマシン、1A,21A〜25A,3Aアルミニウム配線、CH1〜CH6 コンタクトホール、ESTP エッチングストッパ、ox1〜ox4 素子分離酸化膜、VC タングステンビアコンタクト、LYI 層間絶縁膜、DFN1,DFN2,DFP1,DFP2 拡散領域、SA1,SA2 センスアンプ、VSL,VSL1,VSL2 接地線、VDL 電源線。

Claims (9)

  1. メモリセルアレイと、
    バーンインテストモードへの移行要求に応じて、前記メモリセルアレイに複数のストレスを連続して印加するテスト回路とを備え
    前記メモリセルアレイは、
    行列状に配置されたm×n(mおよびnは自然数)個のメモリセルと、
    行方向に配置されたm個のワード線と、
    列方向に配置されたn個のビット線対と、
    各々がk(kはk<mを満たす自然数)個のワード線の各々に接続されるためのj(jはk×j=mを満たす自然数)個のグローバルワード線と、
    前記j個のグローバルワード線に並行に配置され、各々がp(pはp<nを満たす自然数)個のビット線対の各々に接続されるためのq(qはp×q=nを満たす自然数)個のグローバルビット線対とを含み、
    前記テスト回路は、
    前記メモリセルアレイにデータを書込む周辺回路と、
    前記m個のワード線を選択する選択回路と、
    前記移行要求に応じてバーンインテストモードへ移行するための移行信号を発生して前記選択回路へ出力する制御回路とを含み、
    前記選択回路は、前記移行信号に応じて、前記複数のストレスが前記メモリセルアレイに連続して印加されるように前記m個のワード線を選択/非選択し、
    前記周辺回路は、前記ワード線の選択に応じて、前記複数のストレスを印加するためのデータパターンを前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに書込み、前記ワード線の非選択に応じて前記データパターンを前記n個のビット線対に書込み、
    前記選択回路は、前記m×n個のメモリセルの全てに同じデータを書込むように前記m個のワード線を複数個づつ所定の順序に従って選択し、前記同じデータの書込後、前記n個のビット線対および前記m個のワード線の全てを非選択にするとともに、前記j個のグローバルワード線を選択/非選択し、
    前記周辺回路は、前記グローバルワード線の選択に対応して前記j個のグローバルワード線にストレスを印加するための第1のデータパターンを前記q個のグローバルビット線対に書込み、前記グローバルワード線の非選択に対応して前記q個のグローバルビット線対にストレスを印加するための第2のデータパターンを前記q個のグローバルビット線対に書込む、半導体記憶装置。
  2. 前記移行信号は、第1から第3のバーンインテスト信号から成り、
    前記選択回路は、
    前記j個のグローバルワード線の全てを選択するグローバルワード線選択回路と、
    前記第1および第2のバーンインテスト信号に応じて前記k個のワード線のうち偶数番目の複数のワード線を選択するための第1の選択信号を発生し、前記第1および第3のバーンインテスト信号に応じて前記k個のワード線のうち奇数番目の複数のワード線を選択するための第2の選択信号を発生するプリデコーダと、
    前記第1の選択信号に応じて、前記選択されたグローバルワード線を前記偶数番目の複数のワード線に接続し、前記第2の選択信号に応じて、前記選択されたグローバルワード線を前記奇数番目の複数のワード線に接続するワード線接続回路とを含む、請求項に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記プリデコーダは、
    前記第1のバーンインテスト信号に応じて前記第2のバーンインテスト信号を選択し、その選択した第2のバーンインテスト信号を前記第1の選択信号として出力する第1の選択素子と、
    前記第1のバーンインテスト信号に応じて前記第3のバーンインテスト信号を選択し、その選択した第3のバーンインテスト信号を前記第2の選択信号として出力する第2の選択素子とから成る、請求項に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記バーンインテストモードは、連続した第1から第9のバーンインテストモードから成り、
    前記第1のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記移行信号に応じて、前記偶数番目の複数のワード線を選択し、
    前記周辺回路は、前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに第1のデータを書込み、
    前記第2のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記移行信号に応じて、前記奇数番目の複数のワード線を選択し、
    前記周辺回路は、前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータと異なる第2のデータを書込み、
    前記第3のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記移行信号に応じて、前記偶数番目の複数のワード線を選択し、
    前記周辺回路は、前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに前記第2のデータを書込み、
    前記第4のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記移行信号に応じて、前記奇数番目の複数のワード線を選択し、
    前記周辺回路は、前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータを書込み、
    前記第5のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記移行信号に応じて、前記偶数番目の複数のワード線を選択し、
    前記周辺回路は、前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータを書込み、
    前記第6のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記m個のワード線を非選択にし、
    前記周辺回路は、前記n個のビット線対に前記第2のデータを書込み、
    前記第7のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記m個のワード線を非選択にし、
    前記周辺回路は、前記n個のビット線対に前記第1のデータを書込み、
    前記第8のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記n個のビット線対および前記m個のワード線を非選択にし、前記j個のグローバルワード線を選択し、
    前記周辺回路は、前記q個のグローバルビット線対に前記第2のデータを書込み、
    前記第9のバーンインテストモード時、
    前記選択回路は、前記n個のビット線対、前記m個のワード線および前記j個のグローバルワード線を非選択にし、
    前記周辺回路は、前記q個のグローバルビット線対に前記第1のデータを書込む、請求項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記m×n個のメモリセルの各々は、スタティック型ランダムアクセスメモリである、請求項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1のデータは「1」から成り、前記第2のデータは「0」から成る、請求項に記載の半導体記憶装置。
  7. 半導体記憶装置に含まれるメモリセルアレイに複数のストレスを連続的に印加してバーンインテストを行なうテスト方法であって、
    前記メモリセルアレイに含まれる複数のワード線を所定の順序で選択し、前記選択されたワード線に接続されたメモリセルに前記ストレスを印加するためのデータパターンを書込む第1のステップと、
    前記複数のワード線を非選択にし、前記メモリセルアレイに含まれる複数のビット線対に前記データパターンを書込む第2のステップと、
    前記複数のビット線対および前記複数のワード線を非選択にするとともに、前記メモリセルアレイに含まれる複数のグローバルワード線を選択し、前記複数のグローバルワード 線にストレスを印加するためのデータパターンを前記複数のグローバルワード線に並行に配置された複数のグローバルビット線対に書込む第4のステップと、
    前記複数のビット線対、前記複数のワード線および前記複数のグローバルワード線を非選択にし、前記複数のグローバルビット線対にストレスを印加するためのデータパターンを前記複数のグローバルビット線対に書込む第5のステップとを備える、テスト方法。
  8. 前記第1のステップは、
    前記複数のワード線のうち、偶数番目の複数のワード線を選択し、前記偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータを書込むステップと、
    前記複数のワード線のうち、奇数番目の複数のワード線を選択し、前記奇数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータと異なる第2のデータを書込むステップと、
    前記偶数番目の複数のワード線を選択し、前記偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに前記第2のデータを書込むステップと、
    前記奇数番目の複数のワード線を選択し、前記奇数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータを書込むステップと、
    前記偶数番目の複数のワード線を選択し、前記偶数番目の複数のワード線に接続されたメモリセルに前記第1のデータを書込むステップとを含み、
    前記第2のステップは、
    前記複数のワード線を非選択にし、前記複数のビット線対のうち、複数の第1のビット線に前記第1のデータを書込み、前記複数のビット線対のうち、前記第1のビット線と対になった複数の第2のビット線に前記第2のデータを書込むステップと、
    前記複数のワード線を非選択にし、前記複数の第1のビット線に前記第2のデータを書込み、前記複数の第2のビット線に前記第1のデータを書込むステップとを含む、請求項に記載のテスト方法。
  9. 前記第1のデータは「1」から成り、前記第2のデータは「0」から成る、請求項に記載のテスト方法。
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