JP3884598B2 - 耐熱性電気絶縁組成物および耐熱性電線ケーブル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐熱性電気絶縁組成物および耐熱性電線ケーブルに関し、特に、高温での熱機械特性、熱老化性および誘電特性に優れた耐熱性電気絶縁組成物とこれを被覆した耐熱性電線ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
分子間を網状化させた架橋化ポリエチレンは、その優れた絶縁特性により電線ケーブルの絶縁材としては不可欠の材料であり、一般にこの用途には、密度が0.920g/cm3 前後のポリエチレンが使用されている。
【0003】
このクラスの密度の場合、その熱変形温度は100℃前後にあり、従って、これを被覆した電線ケーブルの使用温度は、100℃よりも低い温度に設定されるが、通電の大容量化あるいは配線の高密度化等の趨勢に伴って、より高い使用温度の電線ケーブルが望まれている。
【0004】
このため、発明者は融点の高い直鎖状ポリエチレンに注目し、そのケーブル絶縁材への適用を試みた。この試みの中で、直鎖状ポリエチレンの架橋化物は、120℃クラスの使用温度特性を有しており、従って、高温での熱機械特性の観点から見たとき、電線ケーブルの絶縁材としては最適の材料であることを確認した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、直鎖状ポリエチレンを使用した絶縁材によると、高温下での熱老化特性が充分でなく、また、これに対処するために酸化防止剤の量を多くするときには、誘電特性、特に誘電正接が高くなるという問題を有している。
【0006】
従って、本発明の目的は、優れた耐熱老化特性と優れた誘電特性を同時に備え、直鎖状ポリエチレン特有の120℃クラスの高い熱機械特性を備えた耐熱性電気絶縁組成物とこれを被覆した耐熱性電線ケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、ポリエチレンと有機過酸化物の混合物より成る電気絶縁組成物において、前記混合物は、密度0.925〜0.940g/cm3の直鎖状ポリエチレンをポリエチレン成分として含み、前記ポリエチレン成分100重量部に対して0.05〜3重量部のジアルキルジサルファイドと0.05〜3重量部の4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)とを同量含むことを特徴とする耐熱性電気絶縁組成物を提供するものである。
【0008】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、導体上に架橋化ポリエチレンの絶縁体を被覆した電線ケーブルにおいて、前記絶縁体は、密度0.925〜0.940g/cm3の直鎖状ポリエチレンをポリエチレン成分として含み、前記ポリエチレン成分100重量部に対して0.05〜3重量部のジアルキルジサルファイドと0.05〜3重量部の4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)とを同量含むことを特徴とする耐熱性電線ケーブルを提供するものである。
【0009】
上記の直鎖状ポリエチレンとは、チーグラー触媒等を使用して、プロピレン、ブテン−1、ヘキシン−1、オクテン−1等のαオレフィンとエチレンをイオン共重合させることによって得られるポリマーである。
本発明において、このポリマーの密度を、特に、0.925〜0.940g/cm3 の範囲に限定する理由は、0.925g/cm3 未満では、120℃での加熱変形率が大きくなるとともに、絶縁破壊強度に充分なものが得られなくなり、一方、0.940g/cm3 を超えると、成型が困難になることによる。
【0010】
本発明において使用されるジアルキルジサルファイドとは、非鹸化性の長鎖脂肪族ジサルファイドであり、式R−S−S−R(R:アルキル基)によって表すことができる。具体的には、ジヘキサデシルジサルファイド、ジヘプタデシルジサルファイド、ジオクタデシルジサルファイド、ジノナデシルジサルファイド、ジエイコシルジサルファイド、ジヘンエイコシルジサルファイド、ジデコシルジサルファイド、ジトリコシルジサルファイド、ジテトラコシルジサルファイド、あるいはジトリコンテイルジトリコンテイル等が挙げられる。
【0011】
ジアルキルジサルファイドの配合量を直鎖状ポリエチレン100重量部に対して0.05〜3重量部に限定する理由は、0.05重量部未満では、耐熱老化特性に充分なものが得られないためであり、逆に、3重量部を超えると、誘電正接が上昇して電気特性に悪影響を及ぼすようになるためである。
【0012】
4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)の配合量も同様の意味からジアルキルジサルファイドと同じ量に設定され、これらラジカル分解型の酸化防止剤と過酸化物分解型の酸化防止剤を併用するところに本発明の特徴があり、これによって、誘電正接を上昇させることなく、直鎖状ポリエチレンの耐熱老化特性を相乗的に向上させるものである。
【0013】
本発明の耐熱性電気絶縁組成物および耐熱性電線ケーブルにおけるポリエチレン成分として、直鎖状ポリエチレンとラジカル重合ポリエチレンの混合体を使用することは可能であり、このようにするときには、成型歪みを小さくする等の成型上の利益が得られるので実際的である。
【0014】
その混合比率は、直鎖状ポリエチレン40〜90重量部に対して、ラジカル重合ポリエチレンを60〜10重量部に設定することが好ましく、また、ラジカル重合ポリエチレンの密度としては、0.915〜0.933g/cm3 の範囲にあることが好ましい。
【0015】
有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、あるいは2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等が使用され、また、滑剤、着色剤等の添加剤が必要に応じて加えられる。
なお、本発明による電線ケーブルは、リード線等の小容量の電線から大容量の電力ケーブルまで広い用途に適用可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の耐熱性電気絶縁組成物および耐熱性電線ケーブルの実施の形態を説明する。表1に示される配合組成の実施例および比較例ごとに、120℃の熱ロールによる混練りを行うことによってコンパウンドシートを作製した。次に、このシートをペレタイザーにかけてペレット化したものを押出機に供給して導体上に絶縁体を被覆した後、これを窒素ガスを媒体とした乾式架橋管に導入することにより絶縁体を架橋し、それぞれ所定の架橋化ポリエチレン絶縁ケーブルを製造した。
【0017】
【表1】
【0018】
図1は、以上により製造されたケーブルの断面構造を示し、1は断面積が100mm2 の軟銅撚線の導体、2は厚さ0.7mmの内部半導電層、3は厚さ4.6mmの架橋化ポリエチレン絶縁体、4は厚さ0.7mmの外部半導電層を示す。
エチレン系重合体をベースポリマーとした半導電層2、4と架橋化ポリエチレン絶縁体3は、同時に押し出され、加熱架橋によって一体化させられている。
【0019】
表1の評価欄の特性は、以下の観察および測定の結果を示したものである。
【押出外観】
肉眼による外観の観察結果であり、外観が良好なものを「良」、良くないものを「不良」として表示した。
【0020】
【誘電正接】
シェーリングブリッジを使用し、架橋化ポリエチレン絶縁体3に加わる電界を10kV/mmに設定して誘電正接を測定した結果を示したもので、測定値が0.05%以下のものを「○(良)」、0.05%を上廻るものを「×(不良)」とした。
【0021】
【耐熱老化特性】
JISギアーオーブンでサンプルを150℃×7時間加熱する前後の引張強さと伸び特性の変化度合を評価したもので、加熱前に対して加熱後の特性が75%以上を維持しているものを「合格」、75%未満のものを「不合格」とした。
【0022】
【加熱変形率】
JISC3005に準拠し、120℃におけるケーブルの変形率が10%以下のものを「良」、10%を上廻るものを「不良」とした。
【0023】
【絶縁破壊強度】
90℃の温度下に各ケーブル試料に対して170kV×10分間の印加を行った後、5kv/分の速度で昇圧したときの絶縁破壊電圧を示す。
【0024】
表1によれば、ジアルキルジサルファイドと4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)の量が本発明の下限を外れる比較例1と上限を外れる比較例2の場合には、前者が耐熱老化特性、後者が誘電正接においてそれぞれ劣るとともに、さらに、後者の場合には、絶縁破壊強度において充分な結果が得られていない。
【0025】
また、これらの配合条件に加えて、直鎖状ポリエチレンの密度が本発明の下限を外れる比較例3と上限を外れる比較例4の場合には、それぞれ耐熱老化特性と誘電正接に劣り、絶縁破壊強度においても充分な特性を示しておらず、さらに、ジアルキルジサルファイドだけを混入した比較例5の場合には、耐熱老化特性において良好な結果が得られていない。
【0026】
一方、これに対し、直鎖状ポリエチレン100重量部にジアルキルジサルファイドを0.05〜3重量部混入し、さらに、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)を0.05〜3重量部混入した実施例1〜7の場合には、押出外観、誘電正接、加熱変形率、耐熱老化特性および絶縁破壊強度のいずれの特性においても良好な結果を示しており、本発明の効果が明確に現れている。
【0027】
以上説明したように、本発明による耐熱性電気絶縁組成物および耐熱性電線ケーブルによれば、密度が0.925〜0.940g/cm3の直鎖状ポリエチレン100重量部に対して、ジアルキルジサルファイドと4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)をそれぞれ0.05〜3重量部ずつ同量混入することにより、優れた誘電特性と耐熱老化特性を兼備し、直鎖状ポリエチレン特有の120℃クラスの高い熱機械特性を備えた耐熱性電気絶縁組成物とこれを使用した耐熱性電線ケーブルを提供するものであり、その有用性は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図。
【符号の説明】
1 導体
2 内部半導電層
3 架橋化ポリエチレン絶縁体
4 外部半導電層
Claims (4)
- ポリエチレンと有機過酸化物の混合物より成る電気絶縁組成物において、前記混合物は、密度0.925〜0.940g/cm3の直鎖状ポリエチレンをポリエチレン成分として含み、前記ポリエチレン成分100重量部に対して0.05〜3重量部のジアルキルジサルファイドと0.05〜3重量部の4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)とを同量含むことを特徴とする耐熱性電気絶縁組成物。
- 前記ポリエチレン成分は、前記直鎖状ポリエチレン40〜90重量部と、密度0.915〜0.933g/cm3のラジカル重合ポリエチレン60〜10重量部の混合体より成ることを特徴とする請求項1項記載の耐熱性電気絶縁組成物。
- 導体上に架橋化ポリエチレンの絶縁体を被覆した電線ケーブルにおいて、前記絶縁体は、密度0.925〜0.940g/cm3の直鎖状ポリエチレンをポリエチレン成分として含み、前記ポリエチレン成分100重量部に対して0.05〜3重量部のジアルキルジサルファイドと0.05〜3重量部の4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)とを同量含むことを特徴とする耐熱性電線ケーブル。
- 前記絶縁体は、前記直鎖状ポリエチレン40〜90重量部と、密度0.915〜0.933g/cm3のラジカル重合ポリエチレン60〜10重量部を前記ポリエチレン成分として含むことを特徴とする請求項3項記載の耐熱性電線ケーブル。
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