JP3884495B2 - エチレンおよび1−オレフィンを重合して超高分子量エチレン重合体を得るための触媒成分の製造方法 - Google Patents

エチレンおよび1−オレフィンを重合して超高分子量エチレン重合体を得るための触媒成分の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、エチレンおよび1−オレフィンを低圧重合および共重合して1・106g/モル以上の分子量Mwを有する超高分子量エチレン重合体を得るための高活性触媒成分の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周期律表第IV−VI族の遷移族元素の化合物と周期律表第I−III族の主要元素の有機金属化合物との反応によって製造される触媒を用いることによって、高分子量ポリエチレンがチーグラー触媒を使用する低圧法で合成しうることは公知である。これらの触媒の効果は、遷移金属化合物を支持することによってかなり高めることができる。使用支持物質は、特に、シリカゲル、有機固体および無機塩である。触媒活性の著しい増加は、MgCl2塩の格子構造がチタン化合物を組み込むのに最適であるので、MgCl2支持体へ固定することによって得られる。ここで、表面積に影響を及ぼすMgCl2の製法を用いることができ、表面積はチーグラー触媒の活性を高くするために>60m2/gにすべきである。
【0003】
超高分子量ポリエチレンは微粉として加工業者に供給され、そこで主に加圧焼結およびラム押し出しによって加工されてプレートおよびロッドになる。従って、分子量および分子量分布のような分子特性ばかりでなく、高分子量生成物の形態学的特性、例えば粒度、粒度分布および嵩密度も決定的な役割を演じる。
【0004】
無水MgCl2とエタノール、塩化ジエチルアルミニウムおよび四塩化チタンとの反応によって製造される触媒は公知であり、そして50℃未満の重合温度で、固有粘度(IV)が>2700cm3/gの超高分子量ポリエチレンが生成する(US 4 933 393参照)。
【0005】
さらに、2つの異なるチタン化合物が有機支持体に施されており、そしてこれを80℃で使用すると、約1500cm3/gの固有粘度(IV)に相当する約2・106g/モルの分子量Mwのポリエチレンを製造することができる触媒が記載されている(DD 282 013参照)。
【0006】
粒度分布が狭い超高分子量ポリエチレンも、酸素含有無機Mg成分に基づく触媒を使用して製造することができる(EP 349 146参照)。55℃−75℃の重合温度で、1000−25000cm3/gのIV値が得られる。平均粒度は190−240μmである。
【0007】
可溶性チタンエステルを使用することによって、狭い粒度分布および限定された粒度を有する重合体をもたらす、超高分子量ポリエチレンを製造するための触媒系が記載されている(EP 523 657参照)。IV値は1000−2500cm3/gである。しかしながら、触媒合成中に洗浄および乾燥段階が必要である。
【0008】
最後に、MgCl2とアルコキシチタニウム化合物およびアルミニウムトリハライドとの反応によって製造しうる、超高分子量ポリエチレン製造用触媒が記載されている(EP 574 153)。しかしながら、重合温度65℃で、<2000cm3/gのIV値が得られるにすぎない。
【0009】
大きすぎる粒度でしばしば形成される重合体の欠点を解消するために、ポリエチレンに複雑な微粉砕処理を施すことが提案されている(US 3 847 888参照)。しかしながら、微粉砕生成物は不規則な形および比較的広い粒度分布を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、>70℃の重合温度で、粒度分布が狭くかつ平均粒径が100−200μmの超高分子量エチレン重合体を製造することが可能な高活性触媒系を開発することである。触媒の合成はここでは単一容器内で、すなわち、中間分離、洗浄および乾燥段階なしで、行うことが可能でなければならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明に従って、触媒製造の第1段階で、ジアルキルマグネシウム化合物とハロゲン化剤との反応生成物であり、そして<10μmの平均粒度および同時に狭い粒度分布を有する固体を合成することによって達成される。
【0012】
従って、本発明は、懸濁液中または気相中でエチレンおよび1−オレフィンを重合および共重合して超高分子量エチレン単独重合体または共重合体を得るための触媒成分の製造方法であって、第1反応段階(a)で式I
1−Mg−R2 (I)
(式中、R1およびR2は同じまたは異なるものであり、それぞれC1−C20アルキル基、C5−C20シクロアルキル基、C6−C20アリール基またはC2−C20アルケニル基である)
のマグネシウム化合物を式II
n−C−R3 (II)
(式中、Xはハロゲン原子であり、nは3であり、そしてR3は水素原子、ハロゲン原子、C1−C20アルキル基、C5−C20シクロアルキル基、C6−C20アリール基またはC2−C20アルケニル基である)
のハロゲン化剤と反応させて、主に式III
X−Mg−X (III)
(式中、Xは上記の通りである)
の化合物よりなる触媒支持体を得、第2反応段階(b)で、触媒支持体を式IVR4 m−Ti−R5 4-m (IV)
(式中、R4およびR5は同じまたは異なるものであり、それぞれハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基またはC1−C20カルボキシ基であり、そしてmは0−4の数である)
の炭化水素に可溶性のチタン化合物と、不活性炭化水素中、0−100℃にて0.01−1のTi:Mgのモル比で反応させ、電子供与体化合物は反応段階(a)または(b)の1つでマグネシウム化合物1モル当たり0.01−1モルの量で存在させ、そして最終反応段階(c)で、アルミニウムアルキルでの還元によって溶解チタン化合物を触媒支持体上に沈殿させることよりなる、上記の方法を提供する。
【0013】
重合度を特徴づけるために用いられる粘度数は、重合温度の逆関数であり、連鎖成長および連鎖停止速度の商を示す。この速度比は各触媒系に特有のものである。
【0014】
この目的の達成においては、さらに、1つの触媒粒子が1つの重合体粒子を生成し、そして球状に成長する(多結晶粒モデル)と仮定した。これから、触媒粒径は生産性(CA)によって限定され、<10μmの値にするには、これは20kgのPE/mmolのTiより大にすべきである(ポリマー:32(1991)181)。
【0015】
本発明の触媒成分を製造するには、式I
1−Mg−R2 (I)
(式中、R1およびR2は同じまたは異なるものであり、それぞれ好ましくはC2−C8アルキル基、C6−C8シクロアルキル基、C6−C10アリール基またはC2−C8アルケニル基である)
のマグネシウム化合物を用いる。
【0016】
このマグネシウム化合物は式II
n−C−R3 (II)
(式中、Xは好ましくはClであり、nは3であり、そしてR3は水素原子、ハロゲン原子、好ましくはC2−C8アルキル基、C6−C8シクロアルキル基、C6−C10アリール基またはC2−C8アルケニル基である)
のハロゲン化剤と反応させる。
【0017】
反応は炭素原子数4−12の炭化水素中でまたはそのような炭化水素の混合物中で行う。適した炭化水素は、例えばブタン、ヘキサン、オクタン、デカン、シクロヘキサン、およびこれらの炭化水素を含有する石油留分である。
【0018】
これは触媒支持体として働く主に式III
X−Mg−X (III)
の化合物よりなる固体生成物となる。本発明で特に適したMgCl2の比表面積は、ブルナウワー、エメットおよびテーラーの方法(BET法)により68m2/gと測定された。X線粉末回折スペクトルは、グリニャール化合物と塩素化剤との反応から得られるMgCl2に典型的な反射を有する。
【0019】
目的を達成するには、電子供与体化合物の使用が必要であることが分かった。この化合物は2つの作用を有する。第1に、チタンの支持体への固定を強化し、第2に、遷移金属の求電子性を低下させる、すなわち、重合体の分子量をより高くする。適した供与体化合物はカルボン酸のエステル、エーテル、ケトン、アミド、アルコール、そしてまた酸素含有リンおよび硫黄化合物である。一般的なエステルは、例えばアルキルベンゾエート、アルキルフタレートおよびアルキルアニセートである。
【0020】
電子供与体化合物は、チタン化合物を固定する前に、触媒支持体(III)と反応させるのが好ましい。しかしながら、触媒支持体、供与体およびチタン化合物を同時に反応させたり、または電子供与体との付加物としてのチタン化合物を触媒支持体と反応させることも可能である。
【0021】
供与体成分の含有量は、マグネシウム1モル当たり、0.01−1モル、好ましくは0.05−0.5モルである。電子供与体とチタン化合物のモル比は0.1−10、好ましくは0.5−1.5である。
【0022】
触媒支持体(III)と電子供与体との付加物を、式IV
4 m−Ti−R5 4-m (IV)
(式中、R4およびR5は同じまたは異なるものであり、それぞれ好ましくはCl、C1−C4アルコキシ基またはC1−C8カルボキシ基であり、そしてmは0−4の数である)
の炭化水素に可溶性のチタン化合物と反応させる。反応は不活性炭化水素中、0−100℃で行う。固定されたTi:Mgのモル比は0.02−0.2であるのが好ましい。最終反応段階では、未反応の溶解チタン化合物を、式AlR6 n7 3-n(式中、R6は炭素原子数がそれぞれ1−20の同じまたは異なるアルキルまたはアリール基であり、R7はハロゲンおよび/または水素、炭素原子数1−20のアルコキシおよび/またはシロキシ基であり、nは0−3の整数である)のアルミニウムアルキル化合物で還元することによって、炭化水素に不溶性の形に変え、そして触媒支持体に固定する。
【0023】
この種の好ましい化合物の例はAl(C253、Al(C252H、Al(C373、Al(C372H、Al(iC493、Al(iC492H、Al(C8173、Al(C12253、Al(C25)(C12252、Al(iC49)(C12252、そしてまた(C252AlCl、(iC492AlCl、(C253Al2Cl3である。
【0024】
これらは触媒成分Aとなる。
【0025】
成分Aは懸濁液として直接成分Bと反応させることができる;しかしながら、まず固体として単離し、貯蔵し、そして後で使用する場合に再懸濁してもよい。
【0026】
成分Bとしては、有機アルミニウム化合物を使用するのが好ましい。適した有機アルミニウム化合物は塩素含有有機アルミニウム化合物、式R8 2AlClのジアルキルアルミニウムモノクロライドまたは式R8 3Al2Cl3のアルキルアルミニウムセスキクロライド(式中、R8は炭素原子数1−16のアルキル基である)である。
【0027】
例としては(C252AlCl、(iC492AlCl、(C253Al2Cl3が挙げられる。これらの化合物の混合物を使用することも可能である。
【0028】
特に好ましいのは、有機アルミニウム化合物として塩素を含まない化合物を使用することである。この目的に適した化合物は、一方においては、炭素原子数が1−6の炭化水素基を含むトリアルキルアルミニウムまたはジアルキルアルミニウム水素化物、好ましくはAl(iC493またはAl(iC492Hと、炭素原子数4−20のジオレフィン、好ましくはイソプレンとの反応生成物である。例としてはイソプレンアルミニウムが挙げられる。
【0029】
他方において、そのような塩素を含まない有機アルミニウム化合物として適した化合物は、式AlR8 3(式中、R8は上で定義した通りである)のトリアルキルアルミニウムまたはジアルキルアルミニウム水素化物である。例はAl(C253、Al(C252H、Al(C373、Al(C372H、Al(iC493、Al(iC492H、Al(C8173、Al(C12253、Al(C25)(C12252、Al(iC49)(C12252である。
【0030】
周期律表第I、IIまたはIIIの金属の有機金属化合物の混合物、特に、各種有機アルミニウム化合物の混合物を使用することも可能である。例としては、次の混合物が挙げられる:
Al(C253およびAl(iC493、Al(C252ClおよびAl(C8173、Al(C253およびAl(C8173、Al(C492HおよびAl(C8173、Al(iC493およびAl(C8173、Al(C253およびAl(C12253、Al(iC493およびAl(C12253、Al(C253およびAl(C16333、Al(C373およびAl(C18372(iC49)、Al(C253およびイソプレニルアルミニウム(イソプレンとAl(iC493またはAl(iC492Hとの反応生成物)。
【0031】
成分Aおよび成分Bは、重合前に撹拌反応器中で−30ないし150℃、好ましくは−10ないし120℃で混合しうる。また、2成分を直接重合反応器中で20なしい200℃で混ぜることも可能である。しかしながら、成分Bの添加は、重合反応の前に−30ないし150℃で成分Aを成分Bの一部で予備活性化し、そして重合反応器内で20ないし200℃で成分Bをさらに添加することにより、2段階で行ってもよい。
【0032】
本発明により製造される重合触媒は、式R9−CH=CH2(式中、R9は水素原子または炭素原子数1−10のアルキル基である)の1−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンの重合に使用される。
【0033】
エチレンは単独で、または少なくとも90重量%、特に少なくとも95重量%のエチレンと、多くとも10重量%、特に多くとも5重量%の上記式の別の1−オレフィンとの混合物として、重合するのが好ましい。
【0034】
重合は公知の方法で、溶液中、懸濁液中または気相中で、連続的にまたはバッチ式で、1段階以上で、20−200℃、好ましくは50−150℃にて行う。圧力は0.5−50バールである。工業界では特に重要な5−30バールの圧力範囲で重合を行うのが好ましい。
【0035】
成分Aはここでは、遷移金属に基づいて、分散媒質1dm3当たり、0.0001−1mmol、好ましくは0.0005−0.1mmolの遷移金属の濃度で使用する。有機金属化合物(成分B)は、分散媒質1dm3当たり、0.1−5mmol、好ましくは0.5−4mmolの濃度で使用する。しかしながら、これより高い濃度も原則として可能である。
【0036】
懸濁重合は、チーグラー低圧法に通例の不活性分散媒質、例えば脂肪族または環式脂肪族炭化水素中で行う;そのような炭化水素の例はブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンである。酸素、硫黄化合物および水分を注意深く除いた石油または水素添加ディーゼルオイル留分も使用可能である。
【0037】
気相重合は、直接、または懸濁プロセスにおける触媒の予備重合の後に行うことができる。
【0038】
重合体の分子量は、温度によりまたは連鎖停止試薬によって調節する;この目的には水素を使用するのが好ましい。
【0039】
本発明の利点は、本発明によって製造された触媒成分Aによって、平均粒度が50−200μmの重合体を製造することができること、およびこの平均粒径を触媒粒径によっておよび触媒生産性によって調節することができることである。
【0040】
さらに、粘度数が2000cm3/gを越える超高分子量ポリエチレンを製造することができる。
【0041】
【実施例】
次の実施例で本発明を説明する。
【0042】
定義:
CA 触媒生産性 [kgPE/mmolTi]
CTYred 還元触媒−時間収量 [kgPE/mmolTi・h・bar] d50 平均粒度 [μm]
BD 重合体嵩密度 [g/dm3
(DIN 53 468に従って測定)
VN 粘度数
(DIN 53 728に従って測定)
m 質量平均直径
n 数平均直径
実験では、沸点が90−120℃の石油留分を使用した。
【0043】
触媒および重合体粒子の平均粒度および粒度分布は、マルバーンレーザー光散乱によって測定した。比Dm/Dnは1981年6月のNF X 11−630に従って測定した。
【0044】
m=[Σni(di3i]/[Σni(di3
n=[Σnii]/Σni
実施例1
(a) 触媒成分Aの製造
50cm3の石油留分中の0.15molのテトラクロロメタンを、不活性条件下、65℃で1時間、100cm3の粘性パラフィン(動力学粘度 110−230mPa・s)中の0.15molのn−ブチル−n−オクチルマグネシウム(WITOCO社のBOMAG−A)の溶液に滴加した。撹拌速度は600rpmであった。褐色で微細に分散した固体が形成された。混合物をさらに30分間、85℃で撹拌し、懸濁液A1を得た。
【0045】
その後、20cm3の石油留分に溶解した0.05molのジイソブチルフタレートを、電子供与体として懸濁液A1に滴加し、混合物を30分間、80℃で撹拌した。これによって懸濁液A2が得られた。
【0046】
50cm3の石油留分に溶解した四塩化チタン(0.02mol)を、1時間、85℃の反応温度で懸濁液A2へ滴加した(懸濁液A3)。暗褐色の懸濁液をさらに2時間80℃で撹拌し、次に、室温に冷却した。撹拌しながら、30cm3の石油留分に溶解した0.020molのエチルアルミニウムセスキクロライドを計り入れた。懸濁液を1時間70℃で撹拌し、その後、0.5dm3の石油留分で3回洗浄した。
【0047】
触媒懸濁液のチタン含有量は41.5mmol/dm3であった。チタン/マグネシウム比は測定したところ0.13であった。触媒粒子の平均直径は、光学顕微鏡で測定したところ9.5μmであった。商Dm/Dnは1.16であった。b) 重合
エチレンの重合は1.5dm3実験室用オートクレーブ内で、800cm3の石油留分中で、撹拌速度750rpmにて、2時間、4バールのエチレン分圧で等圧的に行った。重合温度は80℃であった。1.5mmolのトリイソブチルアルミニウムを助触媒として使用した。
【0048】
触媒成分Aの懸濁液は1mmolのTi/dm3の濃度に希釈した。3cm3のこの希釈懸濁液を重合に使用した。
【0049】
反応は、ガス抜きおよび冷却することによって終わりにし、重合体は濾過および乾燥することによって分散媒質から分離した。これによって、CAが51kgPE/mmolTiおよびCTYredが6.3kgPE/mmolTi・h・barに相当する152gのポリエチレンが得られた。VNは2900cm3/gであり、生成物の嵩密度は370g/dm3およびd50値は182μmであった。商Dm/Dnは1.16であった。
【0050】
実施例2
a) 触媒成分Aの製造
n−BuClとマグネシウム粉末とのグリニャール反応を行い、その後、固体を分離することによって製造した、オクタン中のn−Bu2Mgの0.6モル溶液0.3molの溶液に、50cm3の石油留分中の0.3molのテトラクロロメタンを不活性条件下、65℃で1時間にわたって滴加した。撹拌速度は600rpmであった。褐色の微細に分散した固体が形成された。混合物をさらに30分間85℃で撹拌すると、懸濁液A1が得られた。
【0051】
その後、20cm3の石油留分に溶解した0.10molのn−ブタノールを電子供与体として懸濁液A1に滴加し、混合物を30分間80℃で撹拌した。これによって、懸濁液A2が得られた。
【0052】
50cm3の石油留分に溶解した四塩化チタン(0.05mol)を1時間にわたって反応温度85℃で懸濁液A2に滴加した(懸濁液A2)(懸濁液A3)。暗褐色の懸濁液をさらに2時間90℃で撹拌し、次に、室温に冷却した。30cm3の石油留分に溶解した0.050molのトリエチルアルミニウムを計り入れた。懸濁液を1時間70℃で撹拌し、その後、0.5dm3の石油留分で3回線状した。
【0053】
触媒懸濁液のチタン含有量は48.5mmol/dm3であった。触媒粒子の平均直径は光学顕微鏡の測定によると8.9μmであった。
【0054】
b) 重合
重合は実施例1のように行った。これによって、CAが66kgPE/mmolTiおよびCTYredが8.2kgPE/mmolTi・h・barに相当する197gのポリエチレンが得られた。VNは2700cm3/gであり、生成物の嵩密度は360g/dm3およびd50値は184μmであった。商Dm/Dnは1.15であった。
【0055】
実施例3
a) 触媒成分Aの製造
触媒成分Aは実施例2と同様の方法によって製造した。
【0056】
b) 重合
重合は実施例2のように行った。トリイソブチルアルミニウムの代わりに、2mmolのイソプレニルアルミニウムを助触媒として用いた。これによって、CAが48kgPE/mmolTiおよびCTYredが6.0kgPE/mmolTi・h・barに相当する143gのポリエチレンが得られた。VNは3100cm3/gであり、生成物の嵩密度は365g/dm3およびd50値は165μmであった。商Dm/Dnは1.18であった。
【0057】
実施例4
触媒成分Aの製造およびまた重合は、重合温度が70℃であった以外は実施例1と同様の方法によって行った。これによって、CAが36kgPE/mmolTiおよびCTYredが4.5kgPE/mmolTi・h・barに相当する108gのポリエチレンが得られた。VNは3300cm3/gであり、生成物の嵩密度は360g/dm3およびd50値は162μmであった。商Dm/Dnは1.16であった。
【0058】
実施例5
a) 触媒成分Aの製造
触媒成分Aの製造は実施例2と同様の方法によって行った。触媒懸濁液のチタン含有量は48.5mmol/dm3であった。触媒粒子の平均直径は光学顕微鏡の測定によると9.0μmであった。
【0059】
b) 重合
重合は、0.34mmolのチタンに相当する7.0cm3の上記触媒成分A、および助触媒としての0.05molのトリイソブチルアルミニウムを使用して、150dm3反応器内にて100dm3の石油留分中で行った。導入したエチレンの量は6.0kg/時であった。重合温度は80℃であり、重合時間は4時間であった。反応はガス抜きおよび冷却することによって終わりにし、重合体は濾過および乾燥することによって分散媒質から分離した。これによって、CAが70kgPE/mmolTiおよびCTYredが5.3kgPE/mmolTi・h・barに相当する23.8gのポリエチレンが得られた。VNは3250cm3/gであり、生成物の嵩密度は405g/dm3およびd50値は191μmであった。商Dm/Dnは1.13であった。
【0060】
実施例6
a) 触媒成分Aの製造
触媒成分Aは実施例3と同様の方法によって製造した。
【0061】
b) エチレンの気相重合
エチレンの気相重合は磨いた壁を有する2dm3鋼オートクレーブ中で行った。流動床は壁の周りを動く二重らせん撹拌機によって機械的につくりだし、10gのポリエチレン粉末を種床として初めに入れた。まず、助触媒(2cm3のイソペンタン中の2mmolのトリイソブチルアルミニウム)を、次に、2cm3の触媒懸濁液(0.01mmolのTi)を加圧ビュレットによってオートクレーブに計り入れた。アルゴンでの加圧および懸濁媒質除去のための排気を繰り返した後、重合をエチレン分圧8バール、温度80℃で2時間行い、そしてオートクレーブをガス抜きすることによって終えた。
【0062】
これによって、CAが20.7kgPE/mmolTiおよびCTYredが1.3kgPE/mmolTi・h・barに相当する207gのポリエチレンが得られた。VNは3050cm3/gであり、生成物の嵩密度は375g/dm3およびd50値は128μmであった。

Claims (2)

  1. 平均粒度が≦10μmの遷移金属化合物(成分A)および有機アルミニウム化合物(成分B)よりなる混合触媒の存在下、懸濁液中または気相中で、エチレンまたはエチレンとは別の1−オレフィンを重合することによって、平均粒度が100−200μmの、超高分子量エチレン単独重合体または該1−オレフィンの超高分子量単独重合体を製造し、または、エチレンとエチレンとは別の1−オレフィンとを共重合することによって、平均粒度が100−200μmの超高分子量共重合体を製造する方法であって、成分Aが、
    第1反応段階(a)で、式I
    【化1】
    1−Mg−R2 (I)
    (式中、R1およびR2は同じまたは異なるものであり、それぞれC1−C20アルキル基、C5−C20シクロアルキル基、C6−C20アリール基またはC2−C20アルケニル基である)
    のマグネシウム化合物を式II
    【化2】
    n−C−R3 (II)
    (式中、Xはハロゲン原子であり、nは3であり、そしてR3は水素原子、ハロゲン原子、C1−C20アルキル基、C5−C20シクロアルキル基、C6−C20アリール基またはC2−C20アルケニル基である)
    のハロゲン化剤と反応させて、主に式III
    【化3】
    X−Mg−X (III)
    (式中、Xはハロゲン原子である)
    の化合物よりなる触媒支持体を得、第2反応段階(b)で、触媒支持体を式IV
    【化4】
    4 m−Ti−R5 4-m (IV)
    (式中、R4およびR5は同じまたは異なるものであり、それぞれハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基またはC1−C20カルボキシ基であり、そしてmは0−4の数である)
    の炭化水素に可溶性のチタン化合物と、不活性炭化水素中、0−100℃にて0.01−1のTi:Mgのモル比で反応させ、電子供与体化合物は反応段階(a)または(b)の1つにおいてマグネシウム化合物1モル当たり0.01−1モルの量で存在させ、そして最終反応段階(c)で、アルミニウムアルキルでの還元によって溶解チタン化合物を触媒支持体上に沈殿させて、平均粒度が≦10μmの触媒成分を得ることよりなる方法によって調製される上記の方法。
  2. 使用する電子供与体化合物がカルボン酸のエステル、エーテル、ケトン、アミドまたは酸素含有リンまたは硫黄化合物である、請求項1の方法。
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