JP3884386B2 - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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  • Protection Of Static Devices (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池、蓄電池、発電機等の直流電源の直流出力を交流に変換して商用電力系統に供給する系統連系インバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、住宅用太陽光発電システムは、太陽電池の直流出力を交流に変換して商用電力系統に供給する系統連系インバータ装置を備えており、太陽電池の直流出力を商用周波数の交流電力に変換し、この交流電力を家庭内の各電化製品に供給したり、家庭内で消費し切れなかった余剰の交流電力を電力会社の電力線に供給し売っている。
【0003】
従来の系統連系インバータ装置は、例えば図7に示す様なものである。この装置では、太陽電池101の直流電圧出力を昇圧コンバータ102により昇圧し、この昇圧した直流電圧をインバータ103により交流電圧に変換して、この交流電圧のノイズ成分を低域通過フィルター104により除去してから、この交流電圧を連系リレー105及び漏電ブレーカー106を介して商用電力系統107に供給している。
【0004】
昇圧コンバータ102は、リアクトルLa、ダイオードDa、コンデンサCa、及びスイッチング素子Saを備える昇圧チョッパーであり、スイッチング素子Saをオンオフして、太陽電池101の直流電圧を350V程度の一定電圧に昇圧する。インバータ103は、各スイッチング素子Sb,Seと各スイッチング素子Sc,Sdを備えるPWM(パルス幅変調)インバータであり、各スイッチング素子をオンオフして、直流電圧から商用周波数の交流電圧を形成する。PWM周波数は、一般に、20kHz程度に設定される。商用電力系統107は、単相3線式系統の柱上変圧器107aを含んでおり、柱上変圧器107aの中点108を接地している。制御回路109は、昇圧コンバータ102、インバータ103、及び連系リレー105等を制御している。
【0005】
また、この系統連系インバータ装置には、太陽電池101からの電力供給ラインが地絡したときに該地絡を判定して、該装置を保護する保護回路を設けている。この保護回路は、太陽電池101と昇圧コンバータ102間の電力供給ラインの電流を検出する地絡検出用コア201、地絡検出用コア201の検出出力に基づいて地絡発生の有無を判定する判定回路202、連系リレー105、及び制御回路109等を含む。判定回路202により地絡が発生したと判定されると、これに応答して制御回路109は、インバータ103を停止させたり、連系リレー105を開放する。これにより、この系統連系インバータ装置が保護される。
【0006】
図8は、従来の他の系統連系インバータ装置を示している。この装置では、地絡検出用コア201を連系リレー105と漏電ブレーカー106間の電力供給ラインの周囲に設けて、該電力供給ラインの電流を検出し、地絡検出用コア201の検出出力を判定回路202に供給している。制御回路109は、判定回路202の判定結果に応じて、インバータ103を停止させたり、連系リレー105を開放する。
【0007】
また、特許文献1には、インバータの入力側で、太陽電池の正極と負極に流れるそれぞれの直流電流の差を検出し、この差に基づいて太陽電池の地絡を判定するという技術が開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平9−285015号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示す従来の装置において、複数の太陽電池101及び複数の昇圧コンバータ102を並列に設ける場合は、各太陽電池101と各昇圧コンバータ102間に複数の地絡検出用コア201を設ける必要があり、高価な部品の使用個数が増加して、コストが増大した。
【0010】
また、図8に示す従来の装置において、該装置内の電力供給ラインにトランスを介在させて、直流的な絶縁を施す場合は、該トランスの2次側、つまり地絡検出用コア201の部位に太陽電池101の地絡による零相電流が流れなくなるため、直流の地絡電流を検出することができなかった。
【0011】
更に、図7及び図8の装置のいずれにおいても、太陽電池の正極及び負極のいずれが地絡しているかを特定することができなかった。
【0012】
特許文献1の装置においても、複数の太陽電池を並列に設ける場合は、高価な部品の使用個数が増加して、コストが増大し、また太陽電池の正極及び負極のいずれが地絡しているかを特定するまでには至っていない。
【0013】
そこで、本発明は、安価な部品を使用して、直流電源の正極及び負極のいずれが地絡しているかを特定することができ、装置内の電力供給ラインにトランスを介在させても、直流の地絡電流を検出することが可能な系統連系インバータ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、直流電源の直流出力を電圧変換する電圧変換手段、電圧変換手段の直流出力を交流に変換する直流交流変換手段、及び直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間に挿入された交流出力側スイッチ手段を備える系統連系インバータ装置において、直流電源の負極側ラインとアース間に挿入された負極側スイッチ手段と、交流出力側スイッチ手段をオフにして、直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間を切り離した状態で、負極側スイッチ手段を切り換えたときの直流電源の電流変化もしくは電圧変化に基づいて、直流電源の地絡を判定する地絡判定手段とを備えている。
【0015】
この様な構成の本発明によれば、負極側スイッチ手段を直流電源の負極側ラインとアース間に挿入しているので、負極側スイッチ手段を切り換えれば、直流電源の負極がアースに接続されたり切り離される。そして、直流電源の負極がアースに接続されたり切り離されたときには、直流電源が地絡しているか否かにより直流電源の電流変化もしくは電圧変化が異なる。このため、負極側スイッチ手段を切り換えたときの直流電源の電流変化もしくは電圧変化に基づいて、直流電源の地絡を判定することができる。また、該装置内の電力供給ラインにトランスを介在させても、直流電源が地絡しているか否かにより直流電源の電流変化もしくは電圧変化が異なるので、直流電源の地絡電流を検出することができる。
【0016】
また、本発明においては、地絡判定手段は、負極側スイッチ手段をオンにして、直流電源の負極側ラインをアースに接続したときの直流電源の電流変化もしくは電圧変化に基づいて、直流電源の正極の地絡を判定している。
【0017】
この様に負極側スイッチ手段を切り換えて、直流電源の負極をアースに接続したり切り離せば、直流電源の正極が地絡しているか否かにより直流電源の電流変化もしくは電圧変化が異なるので、直流電源の正極の地絡を判定することができる。
【0018】
次に、本発明は、複数の直流電源の直流出力を電圧変換するそれぞれの電圧変換手段、各電圧変換手段の直流出力を交流に変換する直流交流変換手段、及び直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間に挿入された交流出力側スイッチ手段を備える系統連系インバータ装置において、各直流電源の負極側ラインとアース間に挿入されたそれぞれの負極側スイッチ手段と、各直流電力源の負極側ラインを共通接続する共通接続線と、交流出力側スイッチ手段をオフにして、直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間を切り離した状態で、各負極側スイッチ手段を選択的に切り換えたときの各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、各直流電源の地絡を判定する地絡判定手段とを備えている。
【0019】
この様な構成の本発明によれば、複数の直流電源、複数の電圧変換手段、及び直流交流変換手段を備えることを前提とし、複数の負極側スイッチ手段を各直流電源の負極側ラインとアース間に挿入し、各直流電力源の負極側ラインを共通接続線により共通接続している。ここでも、各負極側スイッチ手段を切り換えれば、各直流電源の負極がアースに接続されたり切り離され、このときには各直流電源が地絡しているか否かにより各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化が異なる。このため、各負極側スイッチ手段を切り換えたときの各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、各直流電源の地絡を判定することができる。また、該装置内の電力供給ラインにトランスを介在させても、各直流電源が地絡しているか否かにより直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化が異なるので、各直流電源の地絡電流を検出することができる。更に、各直流電源の負極側ラインに接続される各負極側スイッチ手段として、安価な部品を適用することができるので、コストの増大を抑えることができる。
【0020】
また、本発明においては、地絡判定手段は、各直流電源のいずれかを選択して、該選択した直流電源に対応する電圧変換手段を起動した上で、各負極側スイッチ手段を選択的に切り換えたときの各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、各直流電源の負極の地絡を判定している。
【0021】
この様に各直流電源のいずれかに対応する電圧変換手段を起動した上で、各負極側スイッチ手段を選択的に切り換えて、各直流電源の負極をアースに選択的に接続したり切り離せば、任意の直流電源の負極が地絡しているか否かにより他の直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化が異なるので、該任意の直流電源の負極の地絡を判定することができる。
【0022】
更に、本発明においては、地絡判定手段は、各直流電源のいずれかを選択して、該選択した直流電源に対応する電圧変換手段を起動すると共に、該選択した直流電源に対応する負極側スイッチをオフにし、選択しなかった他の直流電源に対応する負極側スイッチをオンにしたときの該選択しなかった他の直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、該選択した直流電源の負極の地絡を判定している。また、各直流電源を順次選択することにより、該各直流電源の負極の地絡を順次判定している。
【0023】
この様な手順に従って、選択した直流電源の負極の地絡を判定することができ、延いては各直流電源の負極の地絡を順次速やかに判定することができる。
【0024】
また、本発明においては、地絡判定手段は、各直流電源のいずれかを選択して、該選択した直流電源に対応する電圧変換手段を起動すると共に、該選択した直流電源に対応する負極側スイッチをオンにし、選択しなかった他の直流電源に対応する負極側スイッチをオフにしたときの該選択しなかった他の直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、該選択しなかった直流電源の負極の地絡を判定している。更に、各直流電源を順次選択することにより、該各直流電源の負極の地絡を順次判定している。
【0025】
この様な手順に従って、選択しなかった直流電源の負極の地絡を判定することができ、延いては各直流電源の負極の地絡を順次速やかに判定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の系統連系インバータ装置の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の系統連系インバータ装置11は、第1、第2、及び第3太陽電池12a,12b,12cの直流出力を入力し、この直流出力を交流に変換して、交流出力を商用電力系統13に供給するものである。
【0028】
この系統連系インバータ装置11では、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの直流電圧出力を第1乃至第3コンバータ14a〜14cによりそれぞれ昇圧し、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの直流電圧出力をインバータ15により交流電圧に変換して、この交流電圧のノイズ成分を低域通過フィルター16により除去してから、この交流電圧を連系リレー17及び漏電ブレーカー18を介して商用電力系統13に供給している。
【0029】
第1乃至第3コンバータ14a〜14cは、スイッチング素子、高周波トランス、及び整流ダイオード等からなるDC−DCコンバータであり、スイッチング素子を第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cからのPFM(パルス周波数変調)制御信号によりオンオフされ、第1乃至第3太陽電池12a〜12cからの150V〜250V程度の直流電圧を350V程度まで昇圧して出力する。PFM制御信号の周波数は、15kHz〜70kHz程度である。
【0030】
インバータ15は、4つのスイッチング素子等からなるPWM(パルス幅変調)インバータであり、各スイッチング素子をインバータ制御部25からのPWM制御信号によりオンオフされ、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの直流電圧出力を商用周波数の交流電圧に変換する。また、インバータ15は、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの直流電圧出力が350V程度に上昇するまでは起動されず、この直流電圧出力が350V程度に上昇してから起動される。各スイッチング素子は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。PWM制御信号の周波数は、19kHz程度である。
【0031】
低域通過フィルター16は、インバータ15からの交流電圧のノイズ成分を除去して、この交流電圧の波形を正弦波に成形する。電源20は、系統連系インバータ装置11の各部に電力を供給する。
【0032】
また、商用電力系統13は、単相3線式系統の柱上変圧器13aを含んでおり、柱上変圧器13aの中点を接地している。
【0033】
一方、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの第1乃至第3負極側ライン21a〜21cには、第1乃至第3電流検出器(直流抵抗)22a〜22cを挿入している。また、第1乃至第3電流検出器22a〜22cよりも第1乃至第3太陽電池12a〜12c側で、第1乃至第3負極側ライン21a〜21cとアース間に第1乃至第3スイッチ23a〜23cを挿入している。更に、第1乃至第3負極側ライン21a〜21cを共通接続線24により共通接続している。
【0034】
第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cは、第1乃至第3スイッチ23a〜23cを選択的に切り換えつつ、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの直流電圧出力を検出したり、第1乃至第3負極側ライン21a〜21cに流れる電流を第1乃至第3電流検出器22a〜22cを通じて検出し、その結果として第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡を判定する。
【0035】
さて、この様な構成の系統連系インバータ装置11において、初期状態のときには、インバータ15が停止され、連系リレー17が開成されて、系統連系インバータ装置11から商用電力系統13への電力供給が停止される。そして、系統連系インバータ装置11の作動開始時には、第1乃至第3コンバータ14a〜14cが順次起動され、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの直流電圧出力が350V程度に上昇すると、インバータ15の作動が開始され、連系リレー17が閉成されて、系統連系インバータ装置11から商用電力系統13への電力供給が開始される。
【0036】
また、第1乃至第3コンバータ14a〜14cが順次起動され、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの直流電圧出力が350V程度に上昇するまでの間に、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cによる第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡の判定が行われる。
【0037】
次に、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡の判定手順を図2(a)のタイミングチャート、及び図3乃至図6のブロック図を参照して説明する。
【0038】
まず、図2(a)の時点T0で第1コンバータ14aが起動されると、この起動直後の時点T0〜T1の間、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第1スイッチ23aを閉成すると共に、第2及び第3スイッチ23b,23cを開成する。仮に、図3に示す様に第1太陽電池12aの正極が地絡していたならば、第1スイッチ23aの閉成により第1太陽電池12aの正極及び負極が短絡し、第1太陽電池12aの直流電圧Vinが低下する。また、第1太陽電池12aの正極が地絡していなければ、第1スイッチ23aの閉成により第1太陽電池12aの直流電圧Vinが低下することはない。そこで、第1コンバータ制御部19aは、第1太陽電池12aの直流電圧Vinを監視し、第1スイッチ23aの閉成に伴い、第1太陽電池12aの直流電圧Vinが低下すると、第1太陽電池12aの正極が地絡しているものとみなして、この旨をブザー音やLEDの点灯により報知する。
【0039】
また、第2コンバータ14bの起動直後(図2(a)に示さず)には、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第2スイッチ23bを閉成すると共に、第1及び第3スイッチ23a,23cを開成する。そして、第2コンバータ制御部19bは、第2スイッチ23bの閉成に伴い、第2太陽電池12bの直流電圧Vinが低下すると、第2太陽電池12bの正極が地絡しているものとみなして、この旨をブザー音やLEDの点灯により報知する。
【0040】
同様に、第3コンバータ14cの起動直後(図2(a)に示さず)には、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第3スイッチ23cを閉成すると共に、第1及び第2スイッチ23a,23bを開成する。そして、第3コンバータ制御部19cは、第3スイッチ23cの閉成に伴い、第3太陽電池12cの直流電圧Vinが低下すると、第3太陽電池12cの正極が地絡しているものとみなして、この旨をブザー音やLEDの点灯により報知する。
【0041】
次に、図2(a)の時点T1〜T2の間、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第2スイッチ23bを閉成すると共に、第1及び第3スイッチ23a,23cを開成する。仮に、図4に示す様に第1太陽電池12aの負極が地絡していたならば、第2スイッチ23bの閉成に伴い、第1太陽電池12aの第1負極側ライン21a→共通接続線24→第2負極側ライン21b→第2スイッチ23b→アースという経路で地絡電流が流れる。また、第1太陽電池12aの負極が地絡していなければ、第2スイッチ23を閉成しても、第1太陽電池12aの第1負極側ライン21aから共通接続線24を通じて第2負極側ライン21bへと電流が流れることはない。そこで、第2コンバータ制御部19bは、第2負極側ライン21bに流れる電流を第2電流検出器22bを通じて監視し、第2スイッチ23bの閉成に伴い、第2負極側ライン21bに流れる電流を検出すると、第1太陽電池12aの負極が地絡しているものとみなして、この旨をブザー音やLEDの点灯により報知する。
【0042】
尚、ここでは、第2スイッチ23bを閉成しているが、この代わりに第3スイッチ23cを閉成して、第3負極側ライン21cに流れる電流を第3電流検出器22cを通じて検出したり、第2及び第3スイッチ23b,23cを閉成して、第2及び第3負極側ライン21b,21cに流れる電流を検出して、第1太陽電池12aの負極の地絡を判定しても構わない。
【0043】
次に、図2(a)の時点T2〜T3の間、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第1スイッチ23aを閉成すると共に、第2及び第3スイッチ23b,23cを開成する。仮に、図5に示す様に第2太陽電池12bの負極が地絡していたならば、第1スイッチ23aの閉成に伴い、第1太陽電池12aの第1負極側ライン21a→共通接続線24→第2負極側ライン21b→アースという経路で地絡電流が流れる。また仮に、図6に示す様に第3太陽電池12cの負極が地絡していたならば、第1スイッチ23aの閉成に伴い、第1太陽電池12aの第1負極側ライン21a→共通接続線24→第3負極側ライン21c→アースという経路で電流が流れる。更に、第2及び第3太陽電池12b,12cの負極のいずれも地絡していなければ、第1スイッチ23aを閉成しても、第2負極側ライン21bもしくは第3負極側ライン21cに電流が流れることはない。そこで、第2コンバータ制御部19bは、第2負極側ライン21bに流れる電流を第2電流検出器22bを通じて監視し、第1スイッチ23aの閉成に伴い、第2負極側ライン21bに流れる電流を検出すると、第2太陽電池12bの負極が地絡しているものとみなして、この旨をブザー音やLEDの点灯により報知する。同様に、第3コンバータ制御部19cは、第3負極側ライン21cに流れる電流を第3電流検出器22cを通じて監視し、第1スイッチ23aの閉成に伴い、第3負極側ライン21cに流れる電流を検出すると、第3太陽電池12cの負極が地絡しているものとみなして、この旨をブザー音やLEDの点灯により報知する。
【0044】
こうして第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡の判定が終了し、第1乃至第3太陽電池12a〜12cのいずれも地絡していなければ、第1乃至第3コンバータ14a〜14cが作動され、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの直流電圧出力が350V程度に上昇すると、インバータ15の作動が開始され、連系リレー17が閉成されて、系統連系インバータ装置11から商用電力系統13へと電力供給が開始される。
【0045】
この様に本実施形態の系統連系インバータ装置11では、第1乃至第3スイッチ23a〜23cを選択的に切り換えつつ、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡を判定することができる。また、第1乃至第3電流検出器(直流抵抗)22a〜22c及び第1乃至第3スイッチ23a〜23cという様な安価な部品を用いているので、コストの増大を抑えることができる。更に、第1乃至第3太陽電池12a〜12cと商用電力系統13間に、第1乃至第3コンバータ14a〜14cの高周波トランスが介在するものの、各高周波トランスの1次側に第1乃至第3電流検出器22a〜22cを設けているため、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡電流を検出することができ、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡を判定することができる。
【0046】
ところで、図2(a)のタイミングチャートの代わりに、図2(b)のタイミングチャートに従って第1乃至第3コンバータ14a〜14c及び第1乃至第3スイッチ23a〜23cを制御することによっても、第1乃至第3太陽電池12a〜12cの地絡を判定することができる。
【0047】
図2(b)のタイミングチャートによれば、まず時点T0〜T1の間、第1コンバータ14aを作動させ、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第1スイッチ23aを閉成すると共に、第2及び第3スイッチ23b,23cを開成する。この状態では、図3に示す様に第1太陽電池12aの正極の地絡を第1コンバータ制御部19aにより判定し、図5に示す様に第2太陽電池12bの負極の地絡を第2コンバータ制御部19bにより判定し、図6に示す様に第3太陽電池12cの負極の地絡を第3コンバータ制御部19cにより判定することができる。
【0048】
次に、時点T1〜T2の間、第2コンバータ14bを作動させ、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第2スイッチ23bを閉成すると共に、第1及び第3スイッチ23a,23cを開成する。この状態では、第2太陽電池12bの正極の地絡を第2コンバータ制御部19bにより判定し、第1太陽電池12aの負極の地絡を第1コンバータ制御部19aにより判定し、第3太陽電池12cの負極の地絡を第3コンバータ制御部19cにより判定することができる。
【0049】
更に、時点T2〜T3の間、第3コンバータ14cを作動させ、第1乃至第3コンバータ制御部19a〜19cの制御により第3スイッチ23cを閉成すると共に、第1及び第2スイッチ23a,23bを開成する。この状態では、第3太陽電池12cの正極の地絡を第3コンバータ制御部19cにより判定し、第1太陽電池12aの負極の地絡を第1コンバータ制御部19aにより判定し、第2太陽電池12bの負極の地絡を第2コンバータ制御部19bにより判定することができる。
【0050】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、コンバータやインバータの回路構成を変更しても構わない。また、太陽電池やコンバータの個数を増減しても良い。更に、コンバータやスイッチのオンオフのタイミングを多様に変更しても構わない。また、太陽電池の代わりに、他の種類の直流電源を適用しても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、負極側スイッチ手段を直流電源の負極側ラインとアース間に挿入しているので、負極側スイッチ手段を切り換えたときの直流電源の電流変化もしくは電圧変化に基づいて、直流電源の地絡を判定することができる。
【0052】
また、複数の直流電源、複数の電圧変換手段、及び直流交流変換手段を備えることを前提とする場合は、複数の負極側スイッチ手段を各直流電源の負極側ラインとアース間に挿入し、各直流電力源の負極側ラインを共通接続線により共通接続しているので、各負極側スイッチ手段を切り換えたときの各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、各直流電源の地絡を判定することができる。
【0053】
更に、各直流電源の負極側ラインに接続される各負極側スイッチ手段として、安価な部品を適用することができるので、コストの増大を抑えることができる。また、該装置内の電力供給ラインにトランスを介在させても、直流電源が地絡しているか否かにより直流電源の電流変化もしくは電圧変化が異なるので、直流電源の地絡電流を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系統連系インバータ装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】(a)及び(b)は、図1の装置における第1乃至第3コンバータ及び第1乃至第3スイッチのオンオフを示すタイミングチャートである。
【図3】図1の装置における第1太陽電池の正極が地絡したときの地絡電流経路を示す図である。
【図4】図1の装置における第1太陽電池の負極が地絡したときの地絡電流経路を示す図である。
【図5】図1の装置における第2太陽電池の負極が地絡したときの地絡電流経路を示す図である。
【図6】図1の装置における第3太陽電池の負極が地絡したときの地絡電流経路を示す図である。
【図7】従来の系統連系インバータ装置を示すブロック図である。
【図8】従来の他の系統連系インバータ装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 系統連系インバータ装置
12a,12b,12c 第1、第2、及び第3太陽電池
13 商用電力系統
14a,14b,14c 第1、第2、及び第3コンバータ
15 インバータ
16 低域通過フィルター
17 連系リレー
18 漏電ブレーカー
19a,19b,19c 第1、第2、及び第3コンバータ制御部
20 電源
21a,21b,21c 第1、第2、及び第3負極側ライン
22a,22b,22c 第1、第2、及び第3電流検出器
23a,23b,23c 第1、第2、及び第3スイッチ
24 共通接続線
25 インバータ制御部

Claims (7)

  1. 直流電源の直流出力を電圧変換する電圧変換手段、電圧変換手段の直流出力を交流に変換する直流交流変換手段、及び直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間に挿入された交流出力側スイッチ手段を備える系統連系インバータ装置において、
    直流電源の負極側ラインとアース間に挿入された負極側スイッチ手段と、
    交流出力側スイッチ手段をオフにして、直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間を切り離した状態で、負極側スイッチ手段を切り換えたときの直流電源の電流変化もしくは電圧変化に基づいて、直流電源の地絡を判定する地絡判定手段と
    を備えることを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 地絡判定手段は、負極側スイッチ手段をオンにして、直流電源の負極側ラインをアースに接続したときの直流電源の電流変化もしくは電圧変化に基づいて、直流電源の正極の地絡を判定することを特徴とする請求項2に記載の系統連系インバータ装置。
  3. 複数の直流電源の直流出力を電圧変換するそれぞれの電圧変換手段、各電圧変換手段の直流出力を交流に変換する直流交流変換手段、及び直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間に挿入された交流出力側スイッチ手段を備える系統連系インバータ装置において、
    各直流電源の負極側ラインとアース間に挿入されたそれぞれの負極側スイッチ手段と、
    各直流電力源の負極側ラインを共通接続する共通接続線と、
    交流出力側スイッチ手段をオフにして、直流交流変換手段の交流出力側と商用電力系統間を切り離した状態で、各負極側スイッチ手段を選択的に切り換えたときの各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、各直流電源の地絡を判定する地絡判定手段と
    を備えることを特徴とする系統連系インバータ装置。
  4. 地絡判定手段は、各直流電源のいずれかを選択して、該選択した直流電源に対応する電圧変換手段を起動した上で、各負極側スイッチ手段を選択的に切り換えたときの各直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、各直流電源の負極の地絡を判定することを特徴とする請求項3に記載の系統連系インバータ装置。
  5. 地絡判定手段は、各直流電源のいずれかを選択して、該選択した直流電源に対応する電圧変換手段を起動すると共に、該選択した直流電源に対応する負極側スイッチをオフにし、選択しなかった他の直流電源に対応する負極側スイッチをオンにしたときの該選択しなかった他の直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、該選択した直流電源の負極の地絡を判定することを特徴とする請求項3に記載の系統連系インバータ装置。
  6. 地絡判定手段は、各直流電源のいずれかを選択して、該選択した直流電源に対応する電圧変換手段を起動すると共に、該選択した直流電源に対応する負極側スイッチをオンにし、選択しなかった他の直流電源に対応する負極側スイッチをオフにしたときの該選択しなかった他の直流電源の負極側ラインの電流変化もしくは電圧変化に基づいて、該選択しなかった直流電源の負極の地絡を判定することを特徴とする請求項3に記載の系統連系インバータ装置。
  7. 各直流電源を順次選択することにより、該各直流電源の負極の地絡を順次判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の系統連系インバータ装置。
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