JP2003018740A - 直流地絡検出装置及び系統連系発電装置 - Google Patents

直流地絡検出装置及び系統連系発電装置

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JP2003018740A JP2001197947A JP2001197947A JP2003018740A JP 2003018740 A JP2003018740 A JP 2003018740A JP 2001197947 A JP2001197947 A JP 2001197947A JP 2001197947 A JP2001197947 A JP 2001197947A JP 2003018740 A JP2003018740 A JP 2003018740A
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Masaki Madenokoji
正樹 萬里小路
Keigo Onizuka
圭吾 鬼塚
Yasuhiro Makino
康弘 牧野
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Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電流の地絡の検出を低コストで実施して
高い安全性を確保できること。 【解決手段】 直流電流が流れる2本の直流ライン39
に配設された電流センサ41が、直流ラインを流れる電
流の差を計測することにより、この直流ラインに生ずる
直流地絡を検出する直流地絡検出装置40において、上
記電流センサの検出用コア44がZCTにより構成され
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電流が流れる
導線に生ずる直流地絡を検出する直流地絡検出装置、及
びこの直流地絡検出装置を備え、発電した電力を連系
(接続)された商用電源系統へ回生可能とする系統連系
発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽光をエネルギー源として発電
した電力を自家使用するのみならず、自家で使用しなか
った余剰電力を商用電源系統へ回生する系統連系発電装
置としての太陽光発電装置が普及しつつある。
【0003】このような太陽光発電装置では、太陽電池
によって発電した直流電力の電圧を昇圧回路にて昇圧し
た後に、この昇圧された直流電力をインバータ回路によ
って、商用電源系統の交流電力に対応した交流電力に変
換している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、このような太陽
光発電装置では、太陽電池側の直流ラインに電流センサ
を設け、この電流センサにより直流地絡を検出して安全
性を向上させている。
【0005】ところが、直流地絡検出用の電流センサ
(変流器)は、巻線を巻く磁性体が、例えば過飽和リア
クトル等のような高価な材料にて構成されているため、
コストが上昇してしまう。
【0006】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、直流電流の地絡の検出を低コストで
実施して高い安全性を確保できる直流地絡検出装置、及
びこの直流地絡検出装置を備えた系統連系発電装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、直流電流が流れる複数の測定対象導線に配設された
電流センサが、上記測定対象導線を流れる電流の差を計
測することにより、この測定対象導線に生ずる直流地絡
を検出する直流地絡検出装置において、上記電流センサ
の検出用コアがZCTにより構成されたことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記電流センサの検出用コアに測定対
象導線が貫通し、上記検出用コアは、励磁状態に保持さ
れて、上記測定対象導線を流れる電流の差を計測可能に
構成され、この検出用コアからの出力により、上記測定
対象導線に発生する直流短絡を検出するよう構成された
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、発電手段と、こ
の発電手段にて発電された直流電力を昇圧する昇圧回路
と、この昇圧回路にて昇圧された直流電力を交流電力に
変換するインバータ回路と、商用電源系統の交流電力に
対応した交流電力を上記商用電源系統へ回生可能とする
ように、上記昇圧回路及び上記インバータ回路を制御す
る制御装置と、上記発電手段からの直流電流が流れる複
数の直流ラインに配設された電流センサが、上記直流ラ
インを流れる電流の差を計測して、この直流ラインに発
生する直流短絡を検出するよう構成された直流地絡検出
装置と、を有する系統連系発電装置において、上記直流
地絡検出装置における上記電流センサの検出用コアがZ
CTにより構成されたことを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記直流地絡検出装置における電流セ
ンサの検出用コアに直流ラインが貫通し、上記検出用コ
アは、励磁状態に保持されて、上記直流ラインを流れる
電流の差を計測可能に構成され、この検出用コアからの
出力により、上記直流ラインに発生する直流短絡を検出
するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、上記発電手段は、太陽光の受
光量に応じた電力を発電する太陽電池であることを特徴
とするものである。
【0012】請求項1乃至5に記載の発明には、次の作
用がある。
【0013】測定対象導線(発電手段に接続された直流
ライン)を流れる電流の差を計測する電流センサの検出
用コアが、一般の交流漏電遮断器に具備された安価なZ
CT(ゼロ相変流器)により構成されたことから、電流
センサを低コストにて構成できるとともに、この電流セ
ンサを用いてなされる直流地絡の検出により高い安全性
を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明に係る系統連系発電装置の
一実施の形態が適用された太陽光発電装置を、商用電源
系統とともに示す回路図である。
【0016】この図1に示すように、系統連系発電装置
としての太陽光発電装置10は、発電手段としての太陽
電池11と系統連系装置12とを有して構成され、この
系統連系装置12が、商用電源系統13の単相三線に接
続(連系)されている。そして、この太陽光発電装置1
0は、太陽電池11が太陽光により発電した直流電力
を、系統連系装置12が、商用電源系統13の交流電力
に対応した交流電力に変換して、この商用電源系統13
へ供給(回生)可能とする。
【0017】太陽電池11は、多数の太陽電池セルを有
してなり、これら個々の太陽電池セルが太陽光を受光す
ることにより直流電力を発電する。
【0018】上記系統連系装置12は、昇圧回路14、
インバータ回路15、電流平滑回路16、および制御装
置としてのマイクロコンピュータ17を有して構成され
る。このマイクロコンピュータ17に、発電電圧検出セ
ンサ33、発電電流検出センサ34、昇圧電圧検出セン
サ18、第1系統電圧検出センサ19、第2系統電圧検
出センサ20及びインバータ出力電流検出センサ21が
接続されている。
【0019】昇圧回路14は、太陽電池11にて発電さ
れた不安定な直流電力をノイズフィルタ35を介して入
力し、商用電源系統13の系統電圧よりも大きな電圧に
昇圧するものであり、平滑コンデンサ22、チョークコ
イル23、スイッチ回路24、ダイオード25及びコン
デンサ26を有して構成される。
【0020】平滑コンデンサ22は、チョークコイル2
3及びスイッチ回路24に入力される直流電力を平滑す
る。スイッチ回路24は、スイッチング素子27及びダ
イオード28にて構成される。スイッチング素子27と
しては、パワートランジスタ、パワーMOSFET、ま
たはIGBT等が好適である。このスイッチング素子2
7のON、OFF操作により、チョークコイル23に、
昇圧された電圧が発生する。また、コンデンサ26は、
チョークコイル23によって発生した高電圧電力を蓄え
る。ダイオード25は、コンデンサ26に蓄えられた高
電圧電力の逆流を防止する。
【0021】上記スイッチング素子27をON操作する
時間(即ちONデューティ)を調整することによって、
昇圧回路14が昇圧する昇圧電圧が制御される。つま
り、商用電源系統13の系統電圧が200Vの場合、そ
の波高値(ピーク値)が±280Vになるので、系統連
系装置12から交流電力を商用電源系統13へ回生させ
るためには、昇圧回路14による昇圧電圧は、上記波高
値の絶対値(280V)以上に設定される必要がある。
実際には、昇圧回路14による昇圧電圧は、インバータ
回路15のスイッチング素子29(後述)のON抵抗や
電流平滑回路16のリアクトル31の抵抗を考慮して、
280Vよりも20〜30V高い値に設定される。
【0022】前記インバータ回路15は、複数のスイッ
チング素子29がブリッジ接続され、各スイッチング素
子29に対応してダイオード30(フライホイールダイ
オード)が設けられて構成され、昇圧回路14にて昇圧
された直流電力を、商用電源系統13の交流電力に対応
した、つまり商用電源系統13の交流電力と略一致した
位相及び周波数の正弦波形を有する交流電力に変換す
る。
【0023】つまり、インバータ回路15は、スイッチ
ング素子29をON、OFF操作することによって、昇
圧回路14から入力された直流電力をパルス幅変調して
交流電力に変換する。さらに、このインバータ回路15
から出力された交流電力(交流電流、交流電圧)の波形
が、商用電源系統13における系統電圧の交流電圧波形
と一致するように、スイッチング素子29をON操作す
る時間(ONデューティ)が調整される。これにより、
インバータ回路15から出力された交流電力の位相及び
周波数が、商用電源系統13の系統電力のそれらと略一
致する。
【0024】前記電流平滑回路16は、図1に示すよう
にリアクトル31及びコンデンサ32によって形成さ
れ、インバータ回路15にて変換された交流電力の電流
を平滑する。この電流平滑回路16にて平滑された交流
電力が、ノイズフィルタ36、解列コンタクタ37及び
保護継電器38を経て商用電源系統13へ回生可能とさ
れる。
【0025】解列コンタクタ37は、マイクロコンピュ
ータ17に接続され、太陽光発電装置10と商用電源系
統13とを接続または切り離し可能とする。後に詳説す
るが、マイクロコンピュータ17は、解列コンタクタ3
7へ操作信号を出力して、太陽光発電装置10の運転終
了時に太陽光発電装置10と商用電源系統13とを切り
離し、太陽光発電装置10の運転開始時に太陽光発電装
置10と商用電源系統13とを接続する。
【0026】前記発電電圧検出センサ33は、例えばア
イソレーションアンプを備えてなり、太陽電池11にて
発電されて昇圧回路14へ入力される直流電力の電圧を
検出する。また、発電電流検出センサ34は、例えば変
流器を備えてなり、太陽電池11にて発電されて昇圧回
路14へ入力される直流電力の電流を検出する。
【0027】前記昇圧電圧検出センサ18は、例えばア
イソレーションアンプを備えてなり、昇圧回路14にて
昇圧されて出力された昇圧電圧を検出する。また、前記
第1系統電圧検出センサ19及び第2系統電圧検出セン
サ20は、変圧器を備えてなり、商用電源系統13にお
ける系統電力の系統電圧を検出する。更に、前記インバ
ータ出力電流検出センサ21は、例えば変流器を備えて
なり、インバータ回路15にて変換された交流電流を検
出する。
【0028】前記マイクロコンピュータ17は、発電電
圧検出センサ33及び発電電流検出センサ34によって
太陽電池11により発電された直流電力を監視し、この
直流電力が一定値以上になった時に解列コンタクタ37
をON操作させて、太陽光発電装置10と商用電源系統
13とを接続させ、太陽光発電装置10の運転を開始さ
せる。
【0029】また、マイクロコンピュータ17は、系統
連系装置12から商用電源系統13へ回生させる回生電
力、第1系統電圧検出センサ19及び第2系統電圧検出
センサ20により検出された系統電圧、及び昇圧電圧検
出センサ18により検出された昇圧電圧に基づいて、昇
圧回路14におけるスイッチング素子27のONデュー
ディを調整し、昇圧回路14による昇圧電圧を商用電源
系統13の系統電圧よりも大きな値に制御する。
【0030】更に、マイクロコンピュータ17は、第1
系統電圧検出センサ19及び第2系統電圧検出センサ2
0により検出された系統電圧の波形(正弦波)と、イン
バータ出力電流検出センサ21にて検出された出力電流
の波形とに基づいて、インバータ回路15におけるスイ
ッチング素子29のONデューティを調整し、このイン
バータ回路15にて変換される交流電力(交流電流、交
流電圧)を正弦波形に制御する。
【0031】このマイクロコンピュータ17による昇圧
回路14及びインバータ回路15の制御によって、商用
電源系統13の交流電力と略一致した交流電力が、太陽
光発電装置10の系統連系装置12から商用電源系統1
3へ回生可能とされる。
【0032】ところで、上述のような太陽光発電装置1
0では、太陽電池11と昇圧回路14とを接続して、太
陽電池11から昇圧回路14へ直流電流が流れる測定対
象導線としての2本の直流ライン39に、直流地絡検出
装置40の電流センサ41が配設されている。この直流
地絡検出装置40は、図2に示すように、上記電流セン
サ41の他、励磁用アンプ42、倍電圧整流回路43及
び前記マイクロコンピュータ17を有して構成されて、
太陽光発電装置10の太陽電池11側で直流地絡を検出
する。
【0033】電流センサ41は、2本の直流ライン39
が貫通する検出用コア44が、一般の交流漏電遮断器に
具備されたZCT(ゼロ相変流器)にて構成される。こ
のZCTは、巻線が巻かれる磁性体がパーマロイ等のよ
うな安価な材料にて構成されている。このZCTにより
構成された検出用コア44が、太陽電池11のケース4
5内に収容されている。
【0034】マイクロコンピュータ17に内蔵された発
振器46からの信号に基づいて、このマイクロコンピュ
ータ17がPWMポート47(PWM:Pulse Width Mo
dulation)から、例えば±2.5Vのパルス波形電圧を
励磁用アンプ42へ出力すると、この励磁用アンプ42
は、電流センサ41の検出用コア44を励磁状態とす
る。
【0035】この検出用コア44は、励磁保持された状
態で、2本の直流ライン39に流れる電流の差(差分)
を計測し、この電流の差に応じた出力電流(交流)を倍
電圧整流回路43へ出力する。つまり、直流ライン39
に地絡が発生していない時には、2本の直流ライン39
を流れる電流に差が生じないため、検出用コア44から
の出力電流は、正負対称となって打ち消し合い零とな
る。これに対し、直流ライン39に地絡が発生した時に
は、2本の直流ライン39を流れる電流に、地絡の程度
に応じた差が生じ、このため、検出用コア44からの出
力電流は、正側または負側へシフトして正負非対称な電
流となる。
【0036】倍電圧整流回路43は、電流センサ41の
検出用コア44から出力された出力電流(交流)を直流
に整流すると共に、電圧を2倍以上の電圧に変換して、
マイクロコンピュータ17のA/Dポート48(A/
D:Analogue to Digital)へ出力する。
【0037】マイクロコンピュータ17は、A/Dポー
ト48に入力された電圧値の大小から、直流ライン39
に地絡が発生したか否かを検出する。例えば、図3に示
すように、検出用コア44からの出力電流の絶対値Iが
0(例えば100mA)以上になった時に直流ライン
39に地絡が発生したとすると、その電流値I0に対応
した電圧V1、V2、V3…以上の電圧がA/Dポート4
8に入力された時に、マイクロコンピュータ17は、直
流ライン39に地絡が発生したと判断して、直流地絡を
検出する。上記電圧V1、V2、V3…は、検出用コア4
4を構成するZCT毎に異なる値であり、予め測定され
て、図示しない外部記憶装置等に記憶されている。
【0038】また、太陽光発電装置10の運転停止時に
は、太陽電池11からの電流が直流ライン39に流れて
いないので、電流センサ41の検出用コア44からの出
力電流も零となる。マイクロコンピュータ17は、太陽
光発電装置10の運転停止時に、検出用コア44からの
出力電流が零ではなく、従ってA/Dポート48に電圧
が入力された場合には、電流センサ41に不具合が生じ
ていると判断して、例えば警報などを出力する。
【0039】以上のように構成されたことから、上記実
施の形態によれば次の効果を奏する。
【0040】太陽電池11に接続された直流ライン39
を流れる電流の差を計測する電流センサ41の検出用コ
ア44が、一般の交流漏電遮断器に具備された安価なZ
CT(ゼロ相変流器)により構成されたことから、電流
センサ41を低コストにて構成できるとともに、この電
流センサ41を用いてなされる直流地絡の検出により、
太陽光発電装置10において高い安全性を確保すること
ができる。
【0041】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0042】例えば、上記実施の形態では、発電手段が
太陽電池11であって、系統連系発電装置が太陽光発電
装置10の場合を述べたが、風力発電装置等の他の発電
手段を用いて、発電電力を商用電源系統へ回生させる他
の系統連系発電装置であってもよい。
【0043】また、上記実施の形態では、直流地絡検出
装置40は太陽光発電装置10に適用されたものを述べ
たが、特に高電圧を発生する燃料電池等に適用してもよ
い。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る直流地絡検
出装置によれば、直流電流の地絡の検出を低コストで実
施して高い安全性を確保できる。
【0045】請求項3に記載の発明に係る系統連系発電
装置にれば、装備した直流地絡検出装置によって、直流
電流の地絡の検出を低コストで実施して高い安全性を確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る系統連系発電装置の一実施の形態
が適用された太陽光発電装置を、商用電源系統と共に示
す回路図である。
【図2】図1の直流地絡検出装置を示すブロック図であ
り。
【図3】電流センサの検出用コアから出力された出力電
流Iと、マイクロコンピュータへ入力される入力電圧V
との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 太陽光発電装置(系統連系発電装置) 11 太陽電池(発電手段) 12 系統連系装置 13 商用電源系統 14 昇圧回路 15 インバータ回路 17 マイクロコンピュータ(制御装置) 39 直流ライン(測定対象導線) 40 直流地絡検出装置 41 電流センサ 44 検出用コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 G05F 1/67 A 5H420 // G05F 1/67 H01L 31/04 K (72)発明者 鬼塚 圭吾 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 牧野 康弘 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 2G014 AA04 AB10 AB29 AC18 5F051 JA01 JA20 KA05 KA07 KA10 5G058 BB02 BD14 5G066 HA13 HB06 5H007 AA05 AA12 AA17 BB07 CA01 CB04 CB05 CC03 CC09 CC12 DA03 DA06 DB12 DC02 DC04 DC05 FA13 FA19 GA08 5H420 BB02 BB12 BB13 CC03 DD03 DD10 EA14 EA17 EA45 EB01 EB16 EB26 EB39 FF03 FF04 FF07 FF11 FF24 FF25 GG07 KK04 LL04 LL09 LL10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電流が流れる複数の測定対象導線に
    配設された電流センサが、上記測定対象導線を流れる電
    流の差を計測することにより、この測定対象導線に生ず
    る直流地絡を検出する直流地絡検出装置において、 上記電流センサの検出用コアがZCTにより構成された
    ことを特徴とする直流地絡検出装置。
  2. 【請求項2】 上記電流センサの検出用コアに測定対象
    導線が貫通し、上記検出用コアは、励磁状態に保持され
    て、上記測定対象導線を流れる電流の差を計測可能に構
    成され、この検出用コアからの出力により、上記測定対
    象導線に発生する直流短絡を検出するよう構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の直流地絡検出装置。
  3. 【請求項3】 発電手段と、この発電手段にて発電され
    た直流電力を昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路にて昇
    圧された直流電力を交流電力に変換するインバータ回路
    と、商用電源系統の交流電力に対応した交流電力を上記
    商用電源系統へ回生可能とするように、上記昇圧回路及
    び上記インバータ回路を制御する制御装置と、上記発電
    手段からの直流電流が流れる複数の直流ラインに配設さ
    れた電流センサが、上記直流ラインを流れる電流の差を
    計測して、この直流ラインに発生する直流短絡を検出す
    るよう構成された直流地絡検出装置と、を有する系統連
    系発電装置において、 上記直流地絡検出装置における上記電流センサの検出用
    コアがZCTにより構成されたことを特徴とする系統連
    系発電装置。
  4. 【請求項4】 上記直流地絡検出装置における電流セン
    サの検出用コアに直流ラインが貫通し、上記検出用コア
    は、励磁状態に保持されて、上記直流ラインを流れる電
    流の差を計測可能に構成され、この検出用コアからの出
    力により、上記直流ラインに発生する直流短絡を検出す
    るよう構成されたことを特徴とする請求項3に記載の系
    統連系発電装置。
  5. 【請求項5】 上記発電手段は、太陽光の受光量に応じ
    た電力を発電する太陽電池であることを特徴とする請求
    項3または4に記載の系統連系発電装置。
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