JP3884223B2 - 自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置に係わり、特に、サイドスタンドの位置検出機能を備えた自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車には、車体フレームの下部にサイドスタンドを設けておき、たとえば一時的な駐車を行う際に、前記サイドスタンドを斜め下方へ突出させて、その先端を接地させることにより、前記自動二輪車を起立状態に保持する構成がとられている。
一方、このサイドスタンドは、走行開始に先立ち、上方へ回動させて収納位置に保持する必要があり、この収納状態を乗車状態で確認可能にするために、従来においては、実公平7ー11018号公報に示されるように、車体フレームに、サイドスタンドが取り付けられるブラケットを一体に取り付けておき、このブラケットに、前記サイドスタンドの位置検出をなすスタンドセンサを取り付け、前記サイドスタンドが突出位置に位置させられていることを、前記スタンドセンサによって検出するとともに、その情報をたとえば自動二輪車の計器盤上に表示するようにした技術が開示されている。
【0003】
ところで、前述したスタンドセンサには、信号送出用の信号線が接続されているが、前記スタンドセンサが、ブラケットに装着されていることから、前記信号線を前記ブラケットから所定の位置(たとえばコントロールユニット)まで引き回さなければならない。
そして、このような信号線の引き回しに際して、この信号線がふらつかないように係止する必要がある。
そのために従来にあっては、結束バンド等を用いて、前記信号線を車体フレームに固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したサイドスタンド支持装置においては、前記ブラケットが、前記信号線を固定する結束バンドと干渉してしまうことから、信号線の最初の結束位置を、サイドスタンドからある程度離れた位置に設定しなければならない。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、サイドスタンドの位置検出をなすスタンドスイッチに接続された信号線を、前記サイドスタンドを支持するブラケットの近傍で案内することのできる自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置は、自動二輪車の車体フレームの下部に設けられ、自動二輪車の停止時に接地させられて、前記自動二輪車を起立状態に保持するようにしたサイドスタンドを支持する自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置であって、前記車体フレームに取り付けられて、前記サイドスタンドが回動可能に装着されるとともに、所定角度に設定された2位置に選択的に係止されるブラケットと、このブラケットに装着されて、前記サイドスタンドの係止位置を検出するスタンドスイッチと、このスタンドスイッチに接続された信号線とを備え、前記ブラケットは、車体下方に垂下した上部と車体外方に屈曲した下部とで側面視略く字状の外観形状を呈し、前記スタンドスイッチが設けられた前記下部から前記上部へ向かう平行な一対のガイド壁を設け、これらのガイド壁間に前記信号線を配設してなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のサイドスタンド支持装置の一実施形態が適用された自動二輪車を示す。
この車輌1は、車体フレーム2と、この車体フレーム2の前端部に装着されたフロントフォーク3と、このフロントフォーク3の下端部に回転自在に装着された前輪4と、前記フロントフォーク3の上端部に装着されたステアリングハンドル5と、前記車体フレーム2の前部下方で、前記フロントフォーク3よりも後方位置に懸架された水平対向エンジン6と、前記車体フレーム2の下部後方に上下に揺動可能に装着されたスイングアーム(図示略)と、このスイングアームの揺動端部に回転自在に装着された後輪8と、前記車体フレーム2の前部上方に装着された燃料タンク9と、前記車体フレーム2の、前記燃料タンク9の後方に装着されたシート10と、前記フロントフォーク3の前方上部、および、前記燃料タンク9や車体フレーム2の両側部を覆うようにして設けられたフロントカウル11とを備え、前記車体フレーム2の側方下部に、本実施形態に係わるサイドスタンド支持装置によって支持されたサイドスタンド12が装着されている。
【0008】
ついで、本実施形態に係わるサイドスタンド支持装置について図2および図3を参照して説明する。
このサイドスタンド支持装置は、前記車体フレーム2に取り付けられて、前記サイドスタンド12が回動可能に装着されるとともに、所定角度に設定された2位置(A・B)に選択的に係止されるブラケット13と、このブラケット13に装着されて、前記サイドスタンド12の係止位置を検出するスタンドスイッチ14と、このスタンドスイッチ14に接続された信号線15とを備え、前記ブラケット13に、前記スタンドスイッチ14が設けられた部位から略上方へ向かう平行な一対のガイド壁16・17を設け、これらのガイド壁16・17間に前記信号線15を配設した構成となっている。
【0009】
さらに詳述すれば、前記ブラケット13には、その厚さ方向に係止ロッド18が貫通状態で一体に設けられており、その一端部が、前記一対のガイド壁16・17間の略中間部に突出させられており、他端部と前記サイドスタンド12との間にこのサイドスタンド12を、前記2位置A・Bの何れかに付勢するばね19が係止されている。
【0010】
また、前記ブラケット13の下部には、その厚さ方向に貫通するピボット軸20が回動可能に装着されており、このピボット軸20に前記サイドスタンド12が一体に取り付けられている。
また、前記ピボット軸20の一端部には、前記スタンドスイッチ14の中心部に設けられた貫通孔14aに嵌合させられることにより、このスタンドスイッチ14が位置決めされるとともに、このスタンドスイッチ14が、適宜の固定手段で前記ピボット軸20に固定されている。
【0011】
そして、前記スタンドスイッチ14には、前記係止ロッド18が嵌合させられる凹部21が形成され、スタンドスイッチ14が前記ピボット軸20に取り付けられた状態において、前記凹部21に前記係止ロッド18が係合させられることにより、このピボット軸20まわりの相対回動が拘束されるようになっている。
【0012】
さらに、前記スタンドスイッチ14には、カプラ接続部22が設けられており、このカプラ接続部22は、前記凹部21が前記係止ロッド18に係合させられた状態において、前記両ガイド壁16・17の間に向けられるようになっているとともに、前記信号線15の端部に接続されたカプラ23が着脱可能に接続されるようになっている。
また、前記スタンドスイッチ14には、図2に示すように、前記サイドスタンド12の2つの係止位置に対応して、スイッチ24・25が設けられて、前記サイドスタンド12の位置検出を行うようになっている。
【0013】
さらに、前記ブラケット13には、前記サイドスタンド12が所定位置に回動させられた際に、このサイドスタンド12が係合させられることにより、その回動位置を規制する一対の段部13a・13bが形成されている。
そして、前記サイドスタンド12は、前記ブラケット13が、図4に示すように、前記車体フレーム2を構成するアンダーフレーム26のやや後方位置に取り付けられることによって、このアンダーフレーム26に装着されるようになっている。
【0014】
このように構成された本実施形態に係わるサイドスタンド支持装置は、駐車時において、サイドスタンド12を、図2にBで示すように、下方に回動させると、このサイドスタンド12が、段部13bに当接させられてその回動位置が拘束されるとともに、前記ばね19の作用によって、前記サイドスタンド12が、前述した位置に保持される。
これと同時に、前記サイドスタンド12によって、スイッチ24が作動させられることにより、その位置検出がなされ、この検出信号に基づいて、警告灯等が点灯させられる。
【0015】
また、前記サイドスタンド12が収納位置へ回動させられると、このサイドスタンド12が、他方の段部13aへ当接させられてその回動位置が規制されるとともに、前記ばね19の作用によって前記サイドスタンド12が、収納位置に保持される。
これと同時に、前記サイドスタンド12によって他方のスイッチ25が作動させられることにより、サイドスタンド12が収納位置にあることが検出される。
【0016】
一方、本実施形態においては、前記カプラ23をカプラ接続部22に接続すると、このカプラ接続部22が、前記両ガイド壁16・17の間へ向けて位置決めされていることにより、前記カプラ23に接続されている信号線15が前記両ガイド壁16・17の間に位置させられる。
したがって、この両ガイド壁16・17によって前記信号線15が拘束されるとともに上方へ向けて案内される。
この結果、前記信号線15が、前記スタンドスイッチ14の近傍から良好に規制される。
【0017】
また、本実施形態においては、前述したような信号線15のガイド機能に加えて、前記両ガイド壁16・17によってブラケット13が補強されることとなる。
【0018】
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わる自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置によれば、ブラケットに取り付けられたスタンドスイッチに接続される信号線を、前記ブラケットに形成された一対のガイド壁間に位置させることにより、前記信号線を前記両ガイド壁によって案内し、この信号線のふらつきを、スタンドスイッチの近傍から確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された車輌としての自動二輪車を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すもので、要部の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すもので、要部の側面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すもので、サイドスタンドの車体フレームへの取付位置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車輌
2 車体フレーム
3 フロントフォーク
4 前輪
5 ステアリングハンドル
6 水平対向エンジン
8 後輪
9 燃料タンク
10 シート
11 フロントカウル
12 サイドスタンド
13 ブラケット
13a 段部
13b 段部
14 スタンドスイッチ
14a 貫通孔
15 信号線
16 ガイド壁
17 ガイド壁
18 係止ロッド
19 ばね
20 ピボット軸
21 凹部
22 カプラ接続部
23 カプラ
24 スイッチ
25 スイッチ
26 アンダーフレーム

Claims (1)

  1. 自動二輪車の車体フレームの下部に設けられ、自動二輪車の停止時に接地させられて、前記自動二輪車を起立状態に保持するようにしたサイドスタンドを支持する自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置であって、
    前記車体フレームに取り付けられて、前記サイドスタンドが回動可能に装着されるとともに、所定角度に設定された2位置に選択的に係止されるブラケットと、
    このブラケットに装着されて、前記サイドスタンドの係止位置を検出するスタンドスイッチと、
    このスタンドスイッチに接続された信号線とを備え、
    前記ブラケットは、車体下方に垂下した上部と車体外方に屈曲した下部とで側面視略く字状の外観形状を呈し、前記スタンドスイッチが設けられた前記下部から前記上部へ向かう平行な一対のガイド壁を設け、これらのガイド壁間に前記信号線を配設してなることを特徴とする自動二輪車におけるサイドスタンド支持装置。
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