JP3882540B2 - プリント基板の製造方法およびその製造方法によって形成されるプリント基板 - Google Patents

プリント基板の製造方法およびその製造方法によって形成されるプリント基板 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁基材内に電気素子が内蔵されたプリント基板の製造方法およびその製造方法によって形成されるプリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電気素子の高密度実装化に対応して電気素子を絶縁基材中に内蔵したプリント基板が知られている。
【0003】
例えば特開平4−356998号公報に開示された技術がある。この技術は、例えば、まず、多層基板の内層基板となる両面基板の絶縁基材に座ぐりにより凹部を形成し、その凹部内に電気素子を配置して半田付けを行なう。しかる後に、電気素子を半田付けした両面基板の両面にプリプレグ等を積層プレスして多層化していき、電気素子を内蔵したプリント基板を製造するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、内蔵される電気素子を半田付けした両面基板に順次プリプレグ等を積層していくものであるため、製造工程が複雑であり、加工工数が大きくなるという問題がある。
【0005】
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、絶縁基材中に電気素子を内蔵するプリント基板であっても、製造工程を簡素化することが可能なプリント基板の製造方法およびその製造方法によって形成されるプリント基板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明のプリント基板の製造方法では、導体パターン(22)が形成され、導体パターン(22)を底部とする有底ビアホール(24)に充填された導電ペースト(50)を有する複数の熱可塑性樹脂からなり、絶縁基材(39)となる樹脂フィルム(23)を積層する積層工程と、
積層された樹脂フィルム(23)の外側面、もしくは積層された樹脂フィルム(23)の間に、その樹脂フィルム(23)と同一の熱可塑性樹脂からなり、樹脂フィルム(23)とともに絶縁基材(39)となり、かつ導体パターン(22)も有底ビアホール(24)も形成されていないシート部材(81)を配置する配置工程と、
シート部材(81)に形成された凹部(82)もしくは貫通孔(92)に電気素子(41)を挿設する挿設工程と、
積層工程、配置工程および挿設工程の後に、積層された樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)の積層体の両面から加圧しつつ加熱することにより、各樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)相互を接着する接着工程とを備え、
電気素子(41)を、樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)により形成された絶縁基材(39)内に封止することを特徴としている。
【0007】
これによると、接着工程において加圧しつつ加熱することにより、絶縁基材(39)となる各樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)相互の接着を一括して行なうとともに、電気素子(41)が挿設された凹部(82)もしくは貫通孔(92)方向に樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)を塑性変形させ電気素子(41)を封止して、絶縁基材(39)中に電気素子(41)を内蔵したプリント基板を製造することができる。従って、製造工程を簡素化することが可能である。
【0008】
また、請求項2に記載の発明のプリント基板の製造方法では、シート部材(81)に形成された凹部(82)もしくは貫通孔(92)の寸法は、凹部(82)もしくは貫通孔(92)に挿設される電気素子(41)の外形寸法と略同一であることを特徴としている。
【0009】
これによると、電気素子(41)は、シート部材(81)に形成された電気素子(41)の外形と略同一寸法の凹部(82)もしくは貫通孔(92)により位置決め保持される。従って、絶縁基材(39)に対する電気素子(41)の位置決めが容易である。
【0010】
また、請求項3に記載の発明のプリント基板の製造方法では、シート部材(81)に形成された凹部(82)もしくは貫通孔(92)の深さは、凹部(82)もしくは貫通孔(92)内に挿設される電気素子(41)の厚さに対し略同等以下であることを特徴としている。
【0011】
これによると、プリント基板(100)に内蔵した電気素子(41)の上下方向(樹脂フィルム等の積層方向)の絶縁基材(39)との界面(41a)において、電気素子(41)と絶縁基材(39)との剥離が発生し難い。
【0012】
また、請求項4に記載の発明のプリント基板の製造方法では、電気素子(41)には、樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)の積層方向に電極(42)が形成され、
樹脂フィルム(23)には、積層工程を行なう前に、シート部材(81)の凹部(82)もしくは貫通孔(92)に挿設される電気素子(41)の電極(42)の位置に対応して、接続材料(50)が充填されるとともに導体パターン(22)を底部とする有底ビアホール(24)が形成され、
接着工程において加圧しつつ加熱することにより、接続材料(50)を介して、電気素子(41)の電極(42)と導体パターン(22)とを電気的に接続することを特徴としている。
【0013】
これによると、接着工程で加圧しつつ加熱することによって絶縁基材(39)となる各樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)相互の接着を行ないプリント基板(100)を形成するときに、内蔵される電気素子(41)と導体パターン(22)との電気的接続を行なうことができる。従って、内蔵される電気素子(41)と導体パターン(22)との電気的接続を接着工程前に行なう必要がないので、製造工程を一層簡素化することが可能である。
【0016】
また、請求項5に記載の発明のプリント基板の製造方法では、接着工程において、樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)の弾性率が1〜1000MPaとなる温度で加熱することを特徴としている。
【0017】
これによると、接着工程において、樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)の弾性率をともに1〜1000MPaと充分に低下させた状態で加圧することにより各樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)相互を確実に接着することができる。また、電気素子(41)が挿設された凹部(82)もしくは貫通孔(92)方向に樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)を容易に塑性変形させ、電気素子(41)を確実に封止することができる。
【0018】
また、請求項6に記載の発明のプリント基板の製造方法では、積層された樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)の積層体において、最も外側に位置する樹脂フィルム(23)もしくはシート部材(81)の外側面に放熱部材(46)を形成する放熱部材形成工程を備えることを特徴としている。
【0019】
これによると、最外面に放熱部材(46)を備えるプリント基板(100)を得ることができる。プリント基板の表面に放熱部材を設ける必要がある場合には、放熱部材を設けた部分には電気素子を表面に実装することができず、実装可能な面積が減少する。従って、高密度実装化に対応するために電気素子(41)を内蔵するとともに、最外面に放熱部材(46)を備えるプリント基板が得られる効果は大きい。
【0020】
また、請求項7に記載の発明のプリント基板の製造方法では、積層工程、配置工程、挿設工程及び放熱部材形成工程の後に、樹脂フィルム(23)、シート部材(81)および放熱部材(46)の積層体を両面から加圧しつつ加熱することにより、各樹脂フィルム(23)、シート部材(81)および放熱部材(46)相互の接着を行なうことを特徴としている。
【0021】
これによると、各樹脂フィルム(23)、シート部材(81)および放熱部材(46)の接着を一括して行なうことができる。従って、放熱部材(46)を備えるプリント基板(100)であっても、製造工程を簡素化することが可能である。
【0022】
また、請求項1〜4に記載のプリント基板の製造方法によって、請求項8に記載の発明のように、
導体パターン(22)が形成され、導体パターン(22)を底部とする有底ビアホール(24)に充填され且つ導電ペースト(50)が焼結して一体化した導電性組成物(51)を有する複数の熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルム(23)と、その樹脂フィルム(23)と同一の材料からなり導体パターン(22)も有底ビアホール(24)も形成されていない熱可塑性樹脂からなるシート部材(81)とを積層後加圧しつつ加熱して相互に接着した絶縁基材(39)と、
シート部材(81)に凹部(82)もしくは貫通孔(92)を設けることによって絶縁基材(39)中に形成された空間部(83)に配置されるとともに、樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)の積層方向に形成された電極(42)が有底ビアホール(24)に形成された導電性組成物(51)を介して導体パターン(22)と接続した電気素子(41)とを備え、
この電気素子(41)は、加圧しつつ加熱されることにより空間部(83)方向に押し出された樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)により封止され、電気素子(41)を絶縁基材(39)中に内蔵していることを特徴とするプリント基板(100)が形成できる。
【0023】
これは、内蔵された電気素子(41)が、各樹脂フィルム(23)およびシート部材(81)相互が確実に接着して形成された絶縁基材(39)中に封止されるとともに、導体パターン(22)と確実に電気的接続されたプリント基板(100)である。
【0026】
また、請求項9に記載の発明のプリント基板では、絶縁基材(39)の表面に放熱部材(46)が接着されていることを特徴としている。
【0027】
プリント基板の表面に放熱部材を設ける必要がある場合には、放熱部材を設けた部分には電気素子を表面に実装することができず、実装可能な面積が減少する。従って、本発明のように、高密度実装化に対応するために電気素子(41)を内蔵するとともに、表面に放熱部材(46)を備える効果は大きい。
【0028】
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0030】
図1は、本実施形態におけるプリント基板の製造工程を示す工程別断面図である。
【0031】
図1(a)において、21は樹脂フィルム23の片面に貼着された導体箔(本例では厚さ18μmの銅箔)をエッチングによりパターン形成した導体パターン22を有する片面導体パターンフィルムである。本例では、樹脂フィルム23としてポリエーテルエーテルケトン樹脂65〜35重量%とポリエーテルイミド樹脂35〜65重量%とからなる厚さ25〜75μmの熱可塑性樹脂フィルムを用いている。
【0032】
図1(a)に示すように、導体パターン22の形成が完了すると、次に、図1(b)に示すように、樹脂フィルム23側から炭酸ガスレーザを照射して、導体パターン22を底面とする有底ビアホールであるビアホール24を形成する。ビアホールの形成は、炭酸ガスレーザの出力と照射時間等を調整することで、導体パターン22に穴を開けないようにしている。
【0033】
ビアホール24の形成には、炭酸ガスレーザ以外にエキシマレーザ等が使用可能である。レーザ以外のドリル加工等のビアホール形成方法も可能であるが、レーザビームで穴あけ加工すると、微細な径で穴あけでき、導体パターン22にダメージを与えることが少ないため好ましい。
【0034】
図1(b)に示すように、ビアホール24の形成が完了すると、次に、図1(c)に示すように、ビアホール24内に電気的な接続材料である導電ペースト50を充填する。導電ペースト50は、平均粒径5μm、比表面積0.5m2/gの錫粒子300gと、平均粒径1μm、比表面積1.2m2/gの銀粒子300gとに、有機溶剤であるテルピネオール60gにエチルセルロース樹脂6gを溶解したものを加え、これをミキサーによって混練しペースト化したものである。
【0035】
ここで、エチルセルロース樹脂は、導電ペースト50に保形性を付与するために添加されており、保形性付与剤としてはアクリル樹脂等を採用することもできる。
【0036】
導電ペースト50は、メタルマスクを用いたスクリーン印刷機により、片面導体パターンフィルム21のビアホール24内に印刷充填された後、140〜160℃で約30分間テルピネオールを乾燥させる。ビアホール24内への導電ペースト50の充填は、本例ではスクリーン印刷機を用いたが、確実に充填ができるのであれば、ディスペンサ等を用いる他の方法も可能である。
【0037】
ここで、ペースト化のために添加する有機溶剤として、テルピネオール以外を用いることも可能であるが、沸点が150〜300℃の有機溶剤を用いることが好ましい。沸点が150℃未満の有機溶剤では、導電ペースト50の粘度の経時変化が大きくなるという不具合を発生し易い。一方、沸点が300℃を超える有機溶剤では、乾燥に要する時間が長くなり好ましくない。
【0038】
また、本例では、導電ペースト50を構成する金属粒子として、平均粒径5μm、比表面積0.5m2/gの錫粒子と、平均粒径1μm、比表面積1.2m2/gの銀粒子とを用いたが、これらの金属粒子は、平均粒径が0.5〜20μmであるとともに、比表面積が0.1〜1.5m2/gであることが好ましい。
【0039】
金属粒子の平均粒径が0.5μm未満であったり、比表面積が1.5m2/gを超える場合には、ビアホール充填に適した粘度にペースト化するために多量の有機溶剤を必要とする。多量の有機溶剤を含んだ導電ペーストは乾燥に時間を要し、乾燥が不充分であると、層間接続時の加熱により多量のガスを発生するため、ビアホール24内にボイドが発生し易く、層間接続信頼性を低下させる。
【0040】
一方、金属粒子の平均粒径が20μmを超えたり、比表面積が0.1m2/g未満の場合には、ビアホール24内に充填し難くなるとともに、金属粒子が偏在し易くなり、加熱しても均一な合金からなる後述する導電性組成物51を形成し難く、層間接続信頼性を確保し難いという問題があり好ましくない。
【0041】
また、ビアホール24内へ導電ペースト50を充填する前に、導体パターン22のビアホール24に面する部位を薄くエッチング処理したり還元処理してもよい。これによると、後述するビア接続が一層良好に行なわれる。
【0042】
一方、図1(d)において、81はシート部材であり、本例では、シート部材81として、樹脂フィルム23と同じ熱可塑性樹脂であるポリエーテルエーテルケトン樹脂65〜35重量%とポリエーテルイミド樹脂35〜65重量%とからなる厚さ1mmの熱可塑性樹脂シートを用いている。
【0043】
シート部材81は、図1(d)に示すように、後述する内蔵される電気素子41の配置位置に対応した位置に、熱プレス成形加工により形成した、電気素子41の外形と略同一寸法の凹部82を備えている。凹部82の内周面の寸法は、凹部82内に電気素子41を挿設したときに、電気素子41と、シート部材81の凹部82の内周面とのクリアランスが、電気素子41の全周に渡って20μm以上でかつ凹部82の深さ(本例では0.85mm)以下となる寸法であることが好ましい。
【0044】
また、凹部82の深さは、後述する電気素子41の厚さに対し略同等以下となるように形成することが好ましい。本例では、電気素子41の厚さが0.9mmであるため、凹部82の深さが0.85mmとなるように成形した。なお、凹部82を備えるシート部材81の成形は、熱プレス成形加工により行なったが、射出成形加工等により行なうことも可能である。
【0045】
凹部82を備えるシート部材81の成形と、片面導体パターンフィルム21のビアホール24内への導電ペースト50の充填および乾燥とが完了すると、図1(e)に示すように、片面導体パターンフィルム21を複数枚(本例では3枚)積層するとともに、積層された片面導体パターンフィルム21の下方側にシート部材81を積層配置する。
【0046】
このとき、片面導体パターンフィルム21は導体パターン22が設けられた側を上側として積層する。すなわち、片面導体パターンフィルム21は、導体パターン22が形成された面と導体パターン22が形成されていない面とが向かい合うように積層する。そしてさらに、積層された片面導体パターンフィルム21の導体パターン22が形成されていない面と、シート部材81の凹部82が形成された面とが向かい合うように、シート部材81を積層する。
【0047】
また、片面導体パターンフィルム21とシート部材81とを積層するときに、凹部82により形成される空間部83内には、例えば、抵抗体、コンデンサ、フィルタ、IC等の電気素子41が挿設される。電気素子41には、片面導体パターンフィルム21およびシート部材81の積層方向の面を含む両端部に電極42が形成されている。
【0048】
そして、電気素子41が挿設される空間部83の上側に積層配置される片面導体パターンフィルム21には、導体パターン22と電極42とを電気的に接続できる位置に、導電ペースト50が充填されたビアホール24が配置されている。
【0049】
そしてさらに、図1(e)に示すように、積層された複数層の片面導体パターンフィルム21およびシート部材81の下方側には、アルミニウム製のヒートシンク46を積層する。ヒートシンク46は本実施形態における放熱部材である。
【0050】
図1(e)に示すように片面導体パターンフィルム21、シート部材81およびヒートシンク46を積層したら、これらの上下両面から真空加熱プレス機により加熱しながら加圧する。本例では、250〜350℃の温度に加熱し1〜10MPaの圧力で10〜20分間加圧した。
【0051】
これにより、図1(f)に示すように、各片面導体フィルムパターン21、シート部材81およびヒートシンク46相互が接着される。樹脂フィルム23およびシート部材81は全て同じ熱可塑性樹脂材料によって形成されているので、容易に熱融着して一体化した絶縁基材39となる。
【0052】
さらに、ビアホール24内の導電ペースト50が焼結して一体化した導電性組成物51により隣接する導体パターン22の層間接続が行なわれるとともに、電気素子41の電極42と導体パターン22との接続が行なわれ、電気素子41を内蔵した多層のプリント基板100が得られる。ここで、導電性組成物51は電気的な接続材料であり、ビアホール24と導電性組成物51とで、本実施形態のビアを構成している。
【0053】
ここで、導体パターン22の層間接続のメカニズムを簡単に説明する。ビアホール24内に充填され乾燥された導電ペースト50は、錫粒子と銀粒子とが混合された状態にある。そして、このペースト50が250〜350℃に加熱されると、錫粒子の融点は232℃であり、銀粒子の融点は961℃であるため、錫粒子は融解し、銀粒子の外周を覆うように付着する。
【0054】
この状態で加熱が継続すると、融解した錫は、銀粒子の表面から拡散を始め、錫と銀との合金(融点480℃)を形成する。このとき、導電ペースト50には1〜10MPaの圧力が加えられているため、錫と銀との合金形成に伴い、ビアホール24内には、焼結により一体化した合金からなる導電性組成物51が形成される。
【0055】
ビアホール24内で導電性組成物51が形成されているときには、この導電性組成物51は加圧されているため、導体パターン22のビアホール24の底部を構成している面に圧接される。これにより、導電性組成物51中の錫成分と、導体パターン22を構成する銅箔の銅成分とが相互に固相拡散し、導電性組成物51と導体パターン22との界面に固相拡散層を形成して電気的に接続する。
【0056】
また、電気素子41の電極42は、銅やニッケル等の金属部材の表面に錫めっき層等を形成したものであり、上述の導体パターン22の層間接続とほぼ同様のメカニズムにより、ビアホール24内で形成された導電性組成物51と、導電性組成物51と導体パターン22との界面および導電性組成物51と電極42との界面に形成された固相拡散層とを介して導体パターン22と電気的に接続する。
【0057】
真空加熱プレス機により加圧しつつ加熱されているとき、樹脂フィルム23およびシート部材81の弾性率は約5〜40MPaに低下している。従って、凹部82の周囲のシート部材81および凹部82の上方の樹脂フィルム23は凹部82内に押し出されるように変形しようとする。すなわち、空間部83の周囲の樹脂フィルム23やシート部材81は空間部83方向に押し出される。
【0058】
これにより、電気素子41は、樹脂フィルム23およびシート部材81が変形しながら一体化した絶縁基材39により封止される。なお、加熱プレス時の樹脂フィルム23およびシート部材81の弾性率は1〜1000MPaであることが好ましい。弾性率が1000MPaより大きいと樹脂フィルム23間や樹脂フィルム23とシート部材81との間等が熱融着し難いとともに、樹脂フィルム23およびシート部材81を変形させ難い。また、弾性率が1MPaより小さいと加圧により樹脂フィルムが流れ易くプリント基板100を形成し難い。
【0059】
また、前述したように、シート部材81に形成した凹部82は、電気素子41とシート部材81とのクリアランスが、電気素子41の全周に渡って20μm以上でかつ凹部82の深さ(本例では0.85mm)以下となる寸法とした。これは、クリアランスが20μm未満では凹部82内へ電気素子41を挿設し難く、クリアランスが凹部82の深さより大きいと加熱プレスによりシート部材81等が変形しても電気素子41を完全に封止することが難しいためである。
【0060】
また、前述したように、シート部材81の凹部82の深さ(すなわち、片面導体パターンフィルム21、シート部材81等の積層時の空間部83の厚さ)が電気素子41の厚さに対し略同等以下となるように、シート部材81を成形した。
【0061】
これは、シート部材81の凹部82の深さが電気素子41の厚さより大きい場合、加熱プレスにより電気素子41を封止内蔵したプリント基板100の表面において、電気素子41を内蔵した部位の上下面は図2(a)に示すように凹形状となる。この状態のプリント基板100が、例えば高温環境下等に置かれると、電気素子41の上下面方向(樹脂フィルム23等の積層方向)に位置する絶縁基材39は平坦状に戻ろうとする。
【0062】
これに伴い、電気素子41上下方向の絶縁基材39との界面41aには剥離方向の応力が発生し、電気素子41の絶縁封止信頼性を低下させるという不都合が発生し易い。
【0063】
空間部83の厚さ(凹部82の深さ)が電気素子41の厚さに対し同等以下であると、電気素子41を内蔵した部位の上下面は平坦状もしくは図2(b)に示すように凸形状となる。凸形状となった場合に、プリント基板100が例えば高温環境下等に置かれ、絶縁基材39が平坦状に戻ろうとすると、電気素子41上下方向の絶縁基材39との界面41aには、押圧が発生し剥離方向の応力は発生し難い。
【0064】
なお、空間部83の厚さ(凹部82の深さ)は電気素子41の厚さ以下であることが好ましいが、剥離方向の応力が問題にならない程度に小さければ、空間部83の厚さが電気素子41の厚さより若干大きくてもよい。また、空間部83の厚さ(凹部82の深さ)が電気素子41の厚さより極めて小さいと、プリント基板100の表面において凸形状部位が大きくなり、この部位が電気素子の表面実装部位となったときに電気素子を接続し難い等の不都合が発生する場合がある。
【0065】
なお、上述の製造工程において、図1(e)に示す工程が本実施形態における積層工程、配置工程、挿設工程および放熱部材形成工程である。また、図1(e)に示す積層体を加熱プレスして図1(f)に示すプリント基板100を形成する工程が本実施形態における接着工程である。
【0066】
上述の製造方法およびその製造方法により得られる構成によれば、片面導体パターンフィルム21、シート部材81およびヒートシンク46の積層一体化、導体パターン22層間の層間接続および電気素子41の導体パターン22への接続を、加圧しつつ加熱することにより、同時に行なうことができる。従って、プリント基板100の製造工程を簡素化でき、加工工数を低減することが可能である。
【0067】
また、内蔵された電気素子41が、各樹脂フィルム23およびシート部材81相互が確実に接着された絶縁基材39に対し位置決めされ、導体パターン22と確実に電気的接続されるとともに、絶縁基材39中に確実に封止されたプリント基板100が得られる。
【0068】
また、大型の電気素子を内蔵する必要がある場合には、その電気素子の大きさに応じたサイズのシート部材81を成形し用いればよいので、樹脂フィルム23のみで絶縁基材39を形成する場合よりも加工工数を低減することが可能である。
【0069】
また、プリント基板100は下面にヒートシンク46を備える基板であるが、図1(g)に示すように、プリント基板100の上面に電気素子61を表面実装するとともに、電気素子41を内蔵することにより、良好な放熱性を有しつつ高密度実装に対応することができる。
【0070】
(他の実施形態)
上記一実施形態において、プリント基板製造時に、図1(e)に示すように片面導体パターンフィルム21、シート部材81を積層したが、この積層パターンに限定されるものではない。両面導体パターンフィルム、片面導体パターンフィルムおよび導体パターンを形成していない樹脂フィルムとシート部材とを適宜組み合わせ積層するものであってもよい。ただし、上記一実施形態のように片面導体パターンフィルムとシート部材との積層であれば、製造工程を簡素化することが可能である。
【0071】
また、シート部材81は、積層された片面導体パターンフィルム21の積層体の表面に配置したが、例えば、図3に示すように、片面導体パターンフィルム21の間に積層配置するものであってもよい。
【0072】
また、上記一実施形態において、シート部材81は、電気素子41を挿設するための凹部82を備えていたが、電気素子41を挿設する貫通孔を備えるものであってもよい。例えば、図4に示すように、貫通孔92を備えるシート部材81aを片面導体パターンフィルム21とともに積層してもよい。また、放熱部材であるヒートシンクがセラミック等の絶縁部材である場合には、例えば図5に示すように、片面導体パターンフィルム21、貫通孔92を備えるシート部材81aおよびセラミック製のヒートシンク46aを積層するものであってもよい。
【0073】
また、上記一実施形態において、樹脂フィルム23としてポリエーテルエーテルケトン樹脂65〜35重量%とポリエーテルイミド樹脂35〜65重量%とからなる樹脂フィルムを、シート部材81としてポリエーテルエーテルケトン樹脂65〜35重量%とポリエーテルイミド樹脂35〜65重量%とからなる樹脂シートを用いたが、これに限らず、ポリエーテルエーテルケトン樹脂とポリエーテルイミド樹脂に非導電性フィラを充填したフィルムであってもよいし、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)もしくはポリエーテルイミド(PEI)を単独で使用することも可能である。
【0074】
さらに、熱可塑性ポリイミド、または所謂液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂を用いてもよい。加熱プレス時の加熱温度において弾性率が1〜1000MPaであり、後工程である半田付け工程等で必要な耐熱性を有する樹脂フィルムであれば好適に用いることができる。
【0075】
また、樹脂フィルム23の材料とシート部材81の材料とに、異なる熱可塑性樹脂を採用することも可能である。ただし、同一材料を採用した場合の方が、接着性、材料リサイクル性を考慮したときに有利である。
【0076】
また、上記一実施形態において、貫通孔35内に挿設する電気素子41の表面には何ら処理を行なっていなかったが、樹脂フィルム23およびシート部材81との密着力を向上させるための表面処理や接着剤のコーティング等を行なうものであってもよい。
【0077】
また、上記一実施形態において、ヒートシンク46をプリント基板100の片面の全面に設けるものであったが、片面の一部に設けるものであってもよいし、両面に設けるものであってもよい。また、放熱性向上等の要求がなければ、ヒートシンク46を設けないプリント基板であってもよいことはもちろんである。
【0078】
なお、ヒートシンク46を設ける場合には、ヒートシンク46の絶縁基材39への接着面に、接着性や熱伝導性の向上を目的として、例えばポリエーテルイミドシート、熱伝導性フィラーを含有した熱硬化性樹脂シートもしくは熱伝導性フィラーを含有した熱可塑性樹脂シート等の所謂ボンディングシートを形成したものであってもよい。
【0079】
また、上記一実施形態において、プリント基板100は3層基板であったが、層数が限定されるものではないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態のプリント基板の概略の製造工程を示す工程別断面図である。
【図2】プリント基板の表面が凹凸形状となった場合の状態を示す説明図であり、(a)は本実施形態によらず凹形状となった状態、(b)は本実施形態により凸形状となった状態を示す。
【図3】本発明における他の実施形態のプリント基板の概略の製造工程の一部を示す断面図である。
【図4】本発明における他の実施形態のプリント基板の概略の製造工程の一部を示す断面図である。
【図5】本発明における他の実施形態のプリント基板の概略の製造工程の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
21 片面導体パターンフィルム
22 導体パターン
23 樹脂フィルム
24 ビアホール(有底ビアホール、ビアの一部)
39 絶縁基材
41 電気素子
41a 界面
42 電極
46、46a ヒートシンク(放熱部材)
50 導電ペースト(接続材料)
51 導電性組成物(接続材料、ビアの一部)
81、81a シート部材
82 凹部
83 空間部
92 貫通孔
100 プリント基板

Claims (9)

  1. 導体パターン(22)が形成され、導体パターン(22)を底部とする有底ビアホール(24)に充填された導電ペースト(50)を有する複数の熱可塑性樹脂からなり、絶縁基材(39)となる樹脂フィルム(23)を積層する積層工程と、
    前記積層された樹脂フィルム(23)の外側面、もしくは前記積層された樹脂フィルム(23)の間に、その樹脂フィルム(23)と同一の熱可塑性樹脂からなり、前記樹脂フィルム(23)とともに絶縁基材(39)となり、かつ導体パターン(22)も有底ビアホール(24)も形成されていないシート部材(81)を配置する配置工程と、
    前記シート部材(81)に形成された凹部(82)もしくは貫通孔(92)に電気素子(41)を挿設する挿設工程と、
    前記積層工程、前記配置工程および前記挿設工程の後に、積層された前記樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)の積層体の両面から加圧しつつ加熱することにより、各樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)相互を接着する接着工程とを備え、
    前記電気素子(41)を、前記樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)により形成された前記絶縁基材(39)内に封止することを特徴とするプリント基板の製造方法。
  2. 前記シート部材(81)に形成された前記凹部(82)もしくは前記貫通孔(92)の寸法は、前記凹部(82)もしくは前記貫通孔(92)に挿設される前記電気素子(41)の外形寸法と略同一であることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板の製造方法。
  3. 前記シート部材(81)に形成された前記凹部(82)もしくは前記貫通孔(92)の深さは、前記凹部(82)もしくは前記貫通孔(92)内に挿設される前記電気素子(41)の厚さに対し略同等以下であることを特徴とする請求項2に記載のプリント基板の製造方法。
  4. 前記電気素子(41)には、前記樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)の積層方向に電極(42)が形成され、
    前記樹脂フィルム(23)には、前記積層工程を行なう前に、前記シート部材(81)の前記凹部(82)もしくは前記貫通孔(92)に挿設される前記電気素子(41)の前記電極(42)の位置に対応して、前記有底ビアホール(24)が形成され、
    前記接着工程において加圧しつつ加熱することにより、前記導電ペースト(50)を介して、前記電気素子(41)の前記電極(42)と前記導体パターン(22)とを電気的に接続することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のプリント基板の製造方法。
  5. 前記接着工程において、前記樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)の弾性率が1〜1000MPaとなる温度まで加熱することを特徴とする請求項1に記載のプリント基板の製造方法。
  6. 前記積層された樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)の積層体において、最も外側に位置する前記樹脂フィルム(23)もしくは前記シート部材(81)の外側面に放熱部材(46)を形成する放熱部材形成工程を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のプリント基板の製造方法。
  7. 前記積層工程、前記配置工程、前記挿設工程及び前記放熱部材形成工程の後に、前記樹脂フィルム(23)、前記シート部材(81)および前記放熱部材(46)の積層体を両 面から加圧しつつ加熱することにより、各前記樹脂フィルム(23)、前記シート部材(81)および前記放熱部材(46)相互の接着を行なうことを特徴とする請求項6に記載のプリント基板の製造方法。
  8. 導体パターン(22)が形成され、導体パターン(22)を底部とする有底ビアホール(24)に充填され且つ導電ペースト(50)が焼結して一体化した導電性組成物(51)を有する複数の熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルム(23)と、その樹脂フィルム(23)と同一の材料からなり導体パターン(22)も有底ビアホール(24)も形成されていない熱可塑性樹脂からなるシート部材(81)とを積層後加圧しつつ加熱して相互に接着した絶縁基材(39)と、
    前記シート部材(81)に凹部(82)もしくは貫通孔(92)を設けることによって前記絶縁基材(39)中に形成された空間部(83)に配置されるとともに、前記樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)の積層方向に形成された電極(42)が有底ビアホール(24)に形成された前記導電性組成物(51)を介して導体パターン(22)と接続した電気素子(41)とを備え、
    この電気素子(41)は、加圧しつつ加熱されることにより前記空間部(83)方向に押し出された前記樹脂フィルム(23)および前記シート部材(81)により封止され、前記電気素子(41)を前記絶縁基材(39)中に内蔵していることを特徴とするプリント基板。
  9. 前記絶縁基材(39)の表面に放熱部材(46)が接着されていることを特徴とする請求項8に記載のプリント基板。
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