JP2006190901A - 回路基板、回路基板の製造方法、及び電子回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 放熱性の良い回路基板、回路基板の製造方法、及び電子回路装置を提供すること。
【解決手段】 回路基板100は、セラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40などを備える。セラミック基板10上には、導体パターン11が形成されると共に、MOSFETなどの通電状態において発熱する発熱回路素子30が導体パターン11を介して実装される。また、導体パターン11及び発熱回路素子30が形成されたセラミック基板10上には、導体パターン21及び層間接続部22が形成された熱可塑性樹脂20a、20bを積層される。そして、熱可塑性樹脂20b上には、IC40などの回路素子が実装される。
【選択図】 図1
【解決手段】 回路基板100は、セラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40などを備える。セラミック基板10上には、導体パターン11が形成されると共に、MOSFETなどの通電状態において発熱する発熱回路素子30が導体パターン11を介して実装される。また、導体パターン11及び発熱回路素子30が形成されたセラミック基板10上には、導体パターン21及び層間接続部22が形成された熱可塑性樹脂20a、20bを積層される。そして、熱可塑性樹脂20b上には、IC40などの回路素子が実装される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、回路基板、回路基板の製造方法、及び電子回路装置に関するものである。
従来、セラミック基板上に導体パターンが形成された熱可塑性樹脂を積層する回路基板として特許文献1に示すものがあった。図9は、従来技術における回路基板の概略構成を示す断面図である。
図9に示すように、特許文献1に示す回路基板100は、セラミック基板10、印刷抵抗素子50、導体パターン11、熱可塑性樹脂20、導体パターン21、導電性ペースト22、回路素子40などを備える。
セラミック基板10には導体パターン11が形成されており、その導体パターン11に接続するように印刷抵抗素子50が印刷形成されている。また、熱可塑性樹脂20は、導体パターン21及び導電性ペースト22が形成されている。この導体パターン11及び印刷抵抗素子50が形成されたセラミック基板10上に、複数の熱可塑性樹脂20が熱圧着によって形成されている。そして、熱可塑性樹脂20上には、導電性ペースト22と電気的に接続するように回路素子40が実装されている。
特開2002−374067号公報
しかしながら、回路素子40が通電されている状態において発熱する回路素子40である場合、この回路素子40が実装されている熱可塑性樹脂20が断熱材のような働きをすることによって、回路素子40の放熱性が低減するという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、放熱性の良い回路基板、回路基板の製造方法、及び電子回路装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の回路基板は、第1の導体パターンが形成されたセラミック基板と、セラミック基板上に形成されるものであり熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成された導体パターン形成フィルムと、第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方と電気的に接続され、セラミック基板と導体パターン形成フィルムとの間に形成される発熱回路素子とを備えることを特徴とするものである。
このように、セラミック基板上に導体パターンが形成された熱可塑性樹脂からなる導体パターン形成フィルムを積層する回路基板において発熱回路素子をセラミック基板に実装することによって、発熱回路素子から発熱される熱は、セラミック基板に伝達される。セラミック基板は、熱可塑性樹脂に比べて放熱性がよいため、発熱回路素子から発熱される熱はセラミック基板から良好に放熱することができ、回路基板の放熱性をよくすることができる。
また、請求項2に記載の回路基板では、導体パターン形成フィルムは、積層されるものであり、異なる層に配置された第2の導体パターンを電気的に接続するために樹脂フィルムに形成されたビアホール及びそのビアホール内に充填される導電性ペーストからなる層間接続部を備えることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムに層間接続部を備え、この導体パターン形成フィルムを複数積層することによって、実装密度を高くすることができので、回路基板を小型化することができる。
また、請求項3に記載の回路基板では、セラミック基板あるいは複数層の導体パターン形成フィルムの少なくとも一方に、発熱回路素子を収納するキャビティを備えることを特徴とするものである。
このように、セラミック基板あるいは複数層の導体パターン形成フィルムに発熱回路素子を収納するキャビティを備えることによって、凹凸の少ない回路基板とすることができる。
また、請求項4に記載の回路基板では、複数層の導体パターン形成フィルムのうち一部の層のみが、発熱回路素子上に形成されることを特徴とするものである。
このように、複数の導体パターン形成フィルムの一部の層のみを発熱回路素子上に形成することによって、導体パターン形成フィルムのコストを低減することができる。さらに、請求項5に示すように、発熱回路素子上に形成する導体パターン形成フィルムを1層のみとすることによって、より一層コストを低減することができる。
また、回路基板としては、請求項6に示すように、導体パターン形成フィルムのセラミック基板との接続面の反対側の面に第2の導体パターンと電気的に接続される回路素子を備えるようにしてもよい。このように導体パターン形成フィルム上に回路素子を実装することによって、実装密度を高くすることができるので、回路基板をより一層小型化することができる。
また、請求項7に記載の回路基板では、導体パターン形成フィルムは、導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を備えることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲の回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を設けることによって、作業者の指などが回路素子のワイヤーなどに接触することによるワイヤーなどの破損の少ない回路基板とすることができる。
また、請求項8に記載の回路基板では、発熱回路素子は、回路素子と対向する位置に形成されることを特徴とするものである。
このように、発熱回路素子を導体パターン形成フィルム上に実装される回路素子に対向する位置に形成することによって、回路基板をより一層小型化することができる。
また、回路素子によっては熱が伝わることによって悪影響が生じるものがある。したがって、このような回路素子を導体パターン形成フィルム上に実装しているような場合は、請求項9に示すように、発熱回路素子を回路素子と対向する位置の周辺に形成することによって熱による回路素子の故障などを低減することができる。また、導体パターン形成フィルムに取り回し領域がある場合は、請求項10に示すように、取り回し領域に対向する位置に発熱回路素子を形成するとよい。
また、請求項11に記載の回路基板では、導体パターン形成フィルムは、セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムは、セラミック基板の片面あるいは両面に形成することができる。また、導体パターン形成フィルムをセラミック基板の両面に形成する場合は、片面に形成する場合に比べて導体パターンを多く形成するこができるので、回路基板をより一層小型化することができる。
また、請求項12に示すように、発熱回路素子に関しても、セラミック基板の片面あるいは両面に形成することができる。なお、発熱回路素子をセラミック基板の両面に形成する場合は、片面に形成する場合に比べて実装密度を高くすることができるので回路基板をより一層小型化することができる。
また、請求項13に示すように、セラミック基板と導体パターン形成フィルムとの間に、第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方に電気的に接続される印刷抵抗素子を備えることによって、実装密度を高くすることができるので回路基板をより一層小型化することができる。
また、請求項14に記載の回路基板では、外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵されるものであり、導体パターン形成フィルムはコネクター上に延長されるコネクター接続部を備え、コネクター接続部の第2の導体パターンとコネクターとが電気的に接続されることを特徴とするものである。
このように、外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵される場合、導体パターン形成フィルムをコネクター上に延長されるコネクター接続部を設け、このコネクター接続部の第2の導体パターンとコネクターとを電気的に接続することによって、ワイヤボンディングを行うことなく回路基板とコネクターとを電気的に接続することができる。したがって、作業者の指などがワイヤーに接触することによるワイヤーの破損の少ない回路基板とすることができる。
また、請求項15に記載の回路基板の製造方法では、第1の導体パターンが形成されたセラミック基板上に発熱回路素子を実装する発熱回路素子実装工程と、発熱回路素子が実装されたセラミック基板上に熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成された導体パターン形成フィルムを積層する積層工程と、積層工程後に、導体パターン形成フィルムとセラミック基板との積層体を両面から加圧しつつ加熱することにより、第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方と発熱回路素子とを電気的に接続すると共に、導体パターン形成フィルムとセラミック基板とを接続する接続工程とを備えることを特徴とするものである。
このように、発熱回路素子が実装されたセラミック基板上に熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成された導体パターン形成フィルムを積層し、導体パターン形成フィルムとセラミック基板との積層体を両面から加圧しつつ加熱することによって、簡素な製造工程にて放熱性の良い回路基板を製造することができる。
また、請求項16に記載の回路基板の製造方法では、樹脂フィルムにビアホールを形成するビア形成工程と、そのビアホールに導電性ペーストを充填する充填工程を備え、積層工程は、複数の導体パターン形成フィルムを積層するものであり、接続工程は、複数の導体パターン形成フィルムにおける導電性ペーストと第2の導体パターンとを電気的に接続すると共に、複数の導体パターン形成フィルムを相互接続する工程を含むことを特徴とするものである。
このように、樹脂フィルムに形成したビアホールに導電性ペーストを充填し、接続工程において、複数の導体パターン形成フィルムにおける導電性ペーストと導体パターンとを電気的に接続すると共に、複数の導体パターン形成フィルムを相互接続することによって、簡素な製造工程にて複数層の導体パターン形成フィルムを形成することができる。
また、請求項17に記載の回路基板の製造方法では、セラミック基板あるいは複数層の導体パターン形成フィルムの少なくとも一方に、発熱回路素子を収納するキャビティを形成するキャビティ形成工程を備えることを特徴とするものである。
このように、セラミック基板あるいは複数層の導体パターン形成フィルムにキャビティを形成するキャビティ形成工程を備えることによって、容易に発熱回路素子を実装することができる。
また、請求項18に記載の回路基板の製造方法では、積層工程は、複数層の導体パターン形成フィルムのうち一部の層のみを発熱回路素子上に積層することを特徴とするものである。
このように、積層工程において、複数層の導体パターン形成フィルムの一部の層のみを発熱回路素子上に形成することによって、低コストで回路基板を製造することができる。また、請求項19に示すように発熱回路素子上に形成する導体パターン形成フィルムを1層のみとすることによって、より一層低コストで回路基板を製造することができる。
また、請求項20に記載の回路基板の製造方法では、導体パターン形成フィルムにおけるセラミック基板との接続面の反対側の面に第2の導体パターンと電気的に接続される回路素子を実装する回路素子実装工程を備えることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルム上に回路素子を実装する回路素子実装工程を備えることによって、実装密度の高い回路基板を製造することができる。
また、請求項21に記載の回路基板の製造方法では、導体パターン形成フィルムは、導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を備えるものであり、回路素子実装工程は、回路素子を取り回し領域以外に実装することを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に回路素子の搭載を禁止する取り回し領域以外に回路素子を実装することによって、作業者の指などが回路素子のワイヤーなどに接触することによるワイヤーなどの破損を低減することができる。
また、請求項22に記載の回路基板の製造方法では、発熱回路素子実装工程は、発熱回路素子を回路素子と実装予定位置に対向する位置に実装することを特徴とするものである。
このように、発熱回路素子実装工程において、発熱回路素子を導体パターン形成フィルム上に実装される回路素子の実装予定位置に対向する位置に形成することによって、小型な回路基板を製造することができる。
また、回路素子によっては熱が伝わることによって悪影響が生じるものがある。したがって、このような回路素子を導体パターン形成フィルム上に実装しているような場合は、請求項23に示すように、発熱回路素子を回路素子の実装予定位置に対向する位置の周辺に形成することによって、発熱回路素子による発熱の影響を低減した回路基板を製造することができる。また、導体パターン形成フィルムに取り回し領域がある場合は、請求項24に示すように、取り回し領域に対向する位置に発熱回路素子を形成するとよい。
また、請求項25に示すように、積層工程においては、導体パターン形成フィルムをセラミック基板の片面あるいは両面に形成することができる。なお、導体パターン形成フィルムをセラミック基板の両面に形成する場合は、片面に形成する場合に比べて導体パターンを多く形成するこができる。
また、請求項26に示すように、発熱回路素子に関しても、発熱回路素子実装工程において、セラミック基板の片面あるいは両面に実装することできる。なお、発熱回路素子をセラミック基板の両面に形成する場合は、片面に形成する場合に比べて実装密度を高くすることができる。
また、請求項27に記載の回路基板の製造方法では、積層工程前に、セラミック基板に第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方と電気的に接続する抵抗を印刷形成する印刷工程を備えることを特徴とするものである。
このように、セラミック基板と導体パターン形成フィルムとの間に、第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方に電気的に接続される印刷抵抗素子を印刷形成する印刷工程を備えることによって、回路基板の実装密度を高くすることができる。
また、請求項28に記載の回路基板の製造方法では、外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵する内蔵工程を備え、導体パターン形成フィルムはコネクター上に延長されるコネクター接続部を備えるものであり、コネクター接続部の第2の導体パターンとコネクターとを電気的に接続するコネクター接続工程を備えることを特徴とするものである。
このように、外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵し、導体パターン形成フィルムをコネクター上に延長されるコネクター接続部を設け、このコネクター接続部の第2の導体パターンとコネクターとを電気的に接続することによって、ワイヤボンディングを行うことなく回路基板とコネクターとを電気的に接続することができる。
また、請求項29に記載の電子回路装置は、外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに回路基板を内蔵する電子回路装置であって、回路基板は、第1の導体パターンが形成されたセラミック基板と、セラミック基板及び前記コネクター上に形成されるものであり熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成されコネクターと電気的に接続される導体パターン形成フィルムと、第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方と電気的に接続されセラミック基板と導体パターン形成フィルムとの間に形成される発熱回路素子とを備えることを特徴とするものである。
このように、回路基板は、外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵され、セラミック基板上に発熱回路素子を実装すると共に、セラミック基板上に形成される導体パターン形成フィルムにてコネクターと回路基板とを電気的に接続することによって、ワイヤボンディングを行うことなく放熱性の良い回路基板を電子回路装置として適用することができる。
また、請求項30に記載の電子回路装置では、導体パターン形成フィルムは、積層されるものであり、異なる層に配置された第2の導体パターンを電気的に接続するために樹脂フィルムに形成されたビアホール及びそのビアホール内に充填される導電性ペーストからなる層間接続部を備えることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムに層間接続部を備え、この導体パターン形成フィルムを複数積層することによって、実装密度を高くすることができ回路基板を小型化することができる。したがって、電子回路装置の体格を小型化することができる。
また、請求項31に記載の電子回路装置では、セラミック基板あるいは複数層の導体パターン形成フィルムの少なくとも一方に、発熱回路素子を収納するキャビティを備えることを特徴とするものである。
このように、セラミック基板あるいは複数層の導体パターン形成フィルムに発熱回路素子を収納するキャビティを備えることによって、凹凸の少ない回路基板とすることができるので、ケースの厚みを低くすることができ電子回路装置の体格を小型化することができる。
また、請求項32に記載の電子回路装置では、複数層の導体パターン形成フィルムのうち一部の層のみが、発熱回路素子上に形成されることを特徴とするものである。
このように、複数の導体パターン形成フィルムの一部の層のみを発熱回路素子上に形成することによって、導体パターン形成フィルムのコストを低減することができるので電子回路装置のコストも低減することができる。さらに、請求項33に示すように、発熱回路素子上に形成する導体パターン形成フィルムを1層のみとすることによって、より一層コストを低減することができる。
また、請求項34に記載の電子回路装置では、導体パターン形成フィルムは、セラミック基板との接続面の反対側の面に第2の導体パターンと電気的に接続される回路素子を備えることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルム上に回路素子を実装することによって、実装密度を高くすることができ路基板を小型化することができるので、電子回路装置の体格をより一層小型化することができる。
また、請求項35に記載の電子回路装置では、導体パターン形成フィルムは、導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を備えることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲の回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を設けることによって、回路基板をケースに内蔵する際などに作業者の指などが回路素子のワイヤーなどに接触することによるワイヤーなどの破損の少ない回路基板とすることができる。
また、請求項36に記載の電子回路装置では、発熱回路素子は、回路素子と対向する位置に形成されることを特徴とするものである。
このように、発熱回路素子を導体パターン形成フィルム上に実装される回路素子に対向する位置に形成することによって回路基板を小型化することができ、電子回路装置の体格をより一層小型化することができる。
また、回路素子によっては熱が伝わることによって悪影響が生じるものがある。したがって、このような回路素子を導体パターン形成フィルム上に実装しているような場合は、請求項37に示すように、発熱回路素子を回路素子と対向する位置の周辺に形成することによって、熱による回路素子の故障などを低減することができるため、電子回路装置の故障を低減することができる。また、導体パターン形成フィルムに取り回し領域がある場合は、請求項38に示すように、取り回し領域に対向する位置に発熱回路素子を形成するとよい。
また、請求項39に記載の電子回路装置では、導体パターン形成フィルムは、セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とするものである。
このように、導体パターン形成フィルムは、セラミック基板の片面あるいは両面に形成することができる。また、導体パターン形成フィルムをセラミック基板の両面に形成する場合は、片面に形成する場合に比べて導体パターンを多く形成するこができるので、回路基板を小型化することができる。したがって、電子回路装置の体格を小型化することができる。
また、請求項40に示すように、発熱回路素子に関しても、セラミック基板の片面あるいは両面に形成することができる。なお、発熱回路素子をセラミック基板の両面に形成する場合は、片面に形成する場合に比べて実装密度を高くすることができるので回路基板を小型化することができる。したがって、電子回路装置の体格を小型化することができる。
また、請求項41に記載の電子回路装置では、セラミック基板と導体パターン形成フィルムとの間に、第1の導体パターンあるいは第2の導体パターンの少なくとも一方に電気的に接続される印刷抵抗素子を備えることを特徴とするものである。
このように、印刷抵抗素子をセラミック基板に形成することによって、回路基板を小型にできるため、電子回路装置の体格もより一層小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。図2(a)〜(c)は、本発明の第1の実施の形態における回路基板の製造方法を示す工程別断面図である。
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。図2(a)〜(c)は、本発明の第1の実施の形態における回路基板の製造方法を示す工程別断面図である。
図1に示すように、本実施の形態における回路基板100は、セラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40などを備える。
セラミック基板10は、アルミナなどからなる基板であり、導体ペーストがパターン印刷された導体パターン11を備える。また、セラミック基板10上には、MOSFETなどの通電状態において発熱する発熱回路素子30が導体パターン11を介して実装されている。この発熱回路素子30としてのMOSFETは、ベアチップであり、MOSFETのドレイン電極とセラミック基板10の導体パターン11とが電気的に接続され、ソース電極及びゲート電極が後ほど説明する熱可塑性樹脂20bに形成される導体パターン21と電気的に接続されている。なお、発熱回路素子30としては、MOSFETに限定されるものではなく、通電状態において発熱するものであればよく、ドライバー内蔵ICなどでもよい。また、発熱回路素子30の電極は、電極形成位置によっては、導体パターン11あるいは導体パターン21のいずれか一方と電気的に接続するようにすればよい。
熱可塑性樹脂20a、20bは、ポリエーテルエーテルケトン樹脂65〜35重量%とポリエーテルイミド樹脂35〜65重量%となどからなる厚さ25〜75μmの熱可塑性樹脂フィルムである。この熱可塑性樹脂20a、20bには、表面に貼着された導体箔(例えば、厚さ18μmの銅箔)をエッチングによりパターン形成した導体パターン21を有する。この導体パターン21は、発熱回路素子30の電極に対応する位置などに形成される。また、熱可塑性樹脂20a、20bは、導体パターン22を底面とする有底ビアホール、及び有底ビアホール内に充填された導電ペーストからなる層間接続部22を有する。さらに、熱可塑性樹脂20b上には、IC40などの回路素子が実装される。
なお、導電ペーストは、平均粒径5μm、比表面積0.5m2/gの錫粒子300gと、平均粒径1μm、比表面積1.2m2/gの銀粒子300gとに、有機溶剤であるテルピネオール60gを加え、これをミキサーによって混練しペースト化したものである。また、熱可塑性樹脂20a、20bとしは、ポリエーテルエーテルケトン樹脂65〜35重量%とポリエーテルイミド樹脂35〜65重量%とからなる樹脂フィルムに限定されるものでなく、ポリエーテルエーテルケトン樹脂とポリエーテルイミド樹脂に非導電性フィラを充填したフィルムであってもよいし、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)もしくはポリエーテルイミド(PEI)を単独で使用することも可能である。
ここで、本実施の形態の回路基板100の製造方法について図2に基づいて説明する。まず、図2(a)に示すように、セラミック基板10上に、銀粒子とガラス粒子とに有機溶剤等を加えて混練しペースト化した導体ペーストをパターン印刷した後に、加熱焼成(例えば、600〜900℃で約60分間加熱)することにより導体パターン11を形成する。その後、セラミック基板10上に、発熱回路素子30のドレイン電極が導体パターン11と接続するように発熱回路素子30を実装する。なお、導体ペーストに添加する金属粒子として、銀粒子に限定されるものではなく、銀粒子にプラチナ粒子もしくはパラジウム粒子等を混合したものを用いてもよいし、銅粒子や金粒子等を用いることもできる。
次に、図2(b)に示すように、熱可塑性樹脂20a、20bに、導体箔をエッチングすることによって導体パターン21をパターン形成する。また、導体パターン21を形成した熱可塑性樹脂20a、20bに、炭酸ガスレーザなどによって導体パターン22を底面とする有底ビアホールを形成すると共に、その有底ビアホール内に導電ペーストを充填することによって層間接続部22を形成する。また、発熱回路素子30を収納するためのキャビティ23を形成するために、発熱回路素子30の厚み分の熱可塑性樹脂20aは、熱可塑性樹脂20bに比べて、少なくとも発熱回路素子30の長さ分だけ短いものとする。そして、この導体パターン21及び層間接続部22が形成された熱可塑性樹脂20a、20bを導体パターン11及び発熱回路素子30が形成されたセラミック基板10上に積層する。この時、発熱回路素子30のソース電極及びゲート電極が熱可塑性樹脂20bの導体パターン21と接続するように積層する。
次に、図2(c)に示すように、導体パターン11及び発熱回路素子30が形成されたセラミック基板10上に導体パターン21及び層間接続部22が形成された熱可塑性樹脂20a、20bを積層した状態において、これらの上下両面から真空加熱プレス機により加熱しながら加圧する。例えば、250〜350℃の温度に加熱し1〜10MPaの圧力で10〜20分間加圧する。これにより、各熱可塑性樹脂20a、20bおよび熱可塑性樹脂20aとセラミック基板10相互が接着される。その後、IC40などの回路素子を接着剤などによって熱可塑性樹脂20b上に実装し、IC40などの回路素子の電極と熱可塑性樹脂20bの導体パターン21とをワイヤボンディングすることによって電気的に接続する。
このように、通電状態において発熱する発熱回路素子30をセラミック基板10上に実装し、その上に導体パターン21などが形成された熱可塑性樹脂20a、20bを熱圧着することによって、発熱回路素子30から発熱される熱は、セラミック10に伝達される。セラミック基板は、比較的放熱性が良いため、回路基板100の放熱性を良くすることができる。
また、MOSFETのソース電極及びゲート電極は、ワイヤボンディングによって電気的に接続する場合がある。このような場合、MOSFETの実装面積以外に、ボンディング領域、及びボンディング装置のツールが他の実装素子などに干渉しないようにするための逃げ領域が必要となる。しかしながら、MOSFETのソース電極及びゲート電極を熱可塑性樹脂20bの導体パターン21と電気的に接続することによって、それらのボンディング領域、逃げ領域が不要となる。したがって、回路基板100を小型化することができる。
なお、本実施の形態においては、熱可塑性樹脂20a、20bを2層形成する例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。熱可塑性樹脂を1層、あるいは3層以上設ける場合であっても、本発明の目的を達成することができるものである。また、熱可塑性樹脂20a、20bを複数設ける場合、キャビティ23を形成するための熱可塑性樹脂20aに関しては、発熱回路素子30の厚みに適した層数を形成すればよい。発熱回路素子30上に形成する熱可塑性樹脂20bに関しては、1層でもよいし、複数層のうちの一部の層(例えば、2、3層)であってもよい。なお、熱可塑性樹脂20a、20bは、層数を少なくする分だけコストを低減させることができる。
また、本実施の形態においては、熱可塑性樹脂20b上にIC40などの回路素子を実装する例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、IC40などの回路素子を実装しない場合であっても、発熱回路素子30をセラミック基板10と熱可塑性樹脂20との間に形成することによって、本発明の目的を達成することができるものである。
また、熱可塑性樹脂20b上にIC40を実装する場合は、熱可塑性樹脂20bのIC40実装面において、熱可塑性樹脂20bの端部から所定の範囲にIC40などの回路素子の搭載を禁止する取り回し領域(図1における発熱回路素子30に対向する領域など)を設けるとよい。すなわち、IC40を熱可塑性樹脂20bの中心付近に実装するようにする。こうすることによって、作業中に、作業者の指などがIC40などの回路素子のワイヤーに接触することを防止することができる。
また、発熱回路素子30の実装位置は、図1に示すように、取り回し領域に対向する領域などのIC4などの回路素子に対向する領域の周辺とすることによって、発熱回路素子30から発熱される熱によるIC40などの回路素子への熱伝達の影響を低減することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。
第2の実施の形態における回路基板100は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は、
発熱回路素子30を収納するキャビティをセラミック基板10に設ける点である。
発熱回路素子30を収納するキャビティをセラミック基板10に設ける点である。
図3に示すように、本実施の形態における回路基板100は、セラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40などを備える。
セラミック基板10は、上述の実施の形態と同様に、アルミナなどからなる基板であり、導体ペーストがパターン印刷された導体パターン11を備える。さらに、セラミック基板10は、発熱回路素子30を収納するキャビティ12を備える。このキャビティ12内には、発熱回路素子30であるMOSFETのドレイン電極と電気的に接続するための導体パターン11が形成されている。なお、キャビティ12内の導体パターン11は、発熱回路素子30の電極形成位置によっては、設ける必要はない。
なお、セラミック基板10にキャビティ12を設ける場合、グリーンシートを積層することによってセラミック基板10を形成する。その際に、発熱回路素子30の厚み分のグリーンシートには、キャビティ12の外形寸法分の開口を形成する。そして、開口を形成したグリーンシートと開口を形成していないグリーンシートを積層することによって、セラミック基板10にキャビティを形成する。
熱可塑性樹脂20a、20bは、上述の実施の形態と同様に、導体パターン21及び層間接続部22などを備える熱可塑性樹脂フィルムである。熱可塑性樹脂20bは、発熱回路素子30上側まで形成される。また、熱可塑性樹脂20aは、発熱回路素子30を収納するためのキャビティ23を形成する必要がなく、発熱回路素子30としてのMOSFETのソース電極及びゲート電極と導体パターン21とを電気的に接続するために熱可塑性樹脂20bと同様に発熱回路素子30の上側まで形成される。
このように、発熱回路素子30をセラミック基板10に実装する際には、セラミック基板10にキャビティ12を形成するようにしてもよい。
なお、熱可塑性樹脂20bは、上述の実施の形態と異なり、MOSFETのソース電極及びゲート電極と電気的に接続する必要はないので、発熱回路素子30の上側に設ける必要はない。熱可塑性樹脂20bの寸法の小さくし、発熱回路素子30の上側に設けないようにすることによって、寸法を小さくした分だけコストを低下させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第3の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第3の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。
第3の実施の形態における回路基板100は、上述の第1及び第2の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第3の実施の形態において、上述の第1及び第2の実施の形態と異なる点は、熱可塑性樹脂20及び発熱回路素子30をセラミック基板10の両面に形成する点である。
図4に示すように、本実施の形態における回路基板100は、セラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40などを備える。
セラミック基板10は、上述の実施の形態と同様に、アルミナなどからなる基板であり、導体ペーストがパターン印刷された導体パターン11を備える。また、セラミック基板10の両面には、MOSFETなどの通電状態において発熱する発熱回路素子30が導体パターン11を介して実装されている。
熱可塑性樹脂20a、20bは、上述の実施の形態と同様に、導体パターン21及び層間接続部22などを備える熱可塑性樹脂フィルムである。この熱可塑性樹脂20a、20bは、発熱回路素子30が実装されたセラミック基板10の両面に形成される。さらに、熱可塑性樹脂20b上には、IC40などの回路素子が実装される。
このように、発熱回路素子30及び熱可塑性樹脂20a、20bをセラミック基板10の両面に形成することによって、回路基板100の表面積を大きくすることなく実装効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、発熱回路素子30及び熱可塑性樹脂20a、20bをセラミック基板10の両面に形成する例を用いて説明したが、熱可塑性樹脂20a、20bのみをセラミック基板10の両面に形成するようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図5は、本発明の第4の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図5は、本発明の第4の実施の形態における回路基板の概略構成を示す断面図である。
第4の実施の形態における回路基板100の製造方法は、上述の第1乃至第3の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第4の実施の形態において、上述の第1乃至第3の実施の形態と異なる点は、発熱回路素子30をIC4に対向する位置に設ける点である。
図5に示すように、本実施の形態における回路基板100は、セラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40などを備える。
セラミック基板10は、上述の実施の形態と同様に、アルミナなどからなる基板であり、導体ペーストがパターン印刷された導体パターン11を備える。また、セラミック基板10の両面には、MOSFETなどの通電状態において発熱する発熱回路素子30が導体パターン11を介して実装されている。
熱可塑性樹脂20a、20bは、上述の実施の形態と同様に、導体パターン21及び層間接続部22などを備える熱可塑性樹脂フィルムである。熱可塑性樹脂20aは、IC40に対向する位置に炭酸ガスレーザなどによって開口形成されたキャビティ23を備える。また、熱可塑性樹脂20bは、キャビティ23に収納される発熱回路素子30の電極(例えば、ソース、ゲート)に対応する位置などに導体パターン21を備える。さらに、熱可塑性樹脂20b上には、IC40などの回路素子が実装される。
このように、発熱回路素子30をIC40などの回路素子に対向する位置に実装することによって、セラミック基板10の表面積は、熱可塑性樹脂20bに実装されるIC40などの回路素子の実装面積分だけでよい。したがって、セラミック基板10の表面積を大きくすることなく発熱回路素子30を実装することができる。
なお、発熱回路素子30をIC40などの回路素子に対向する位置に実装する場合は、発熱回路素子30とIC40などの回路素子との間に形成する熱可塑性樹脂20a、20bの層数を増やすなどして、IC40などの回路素子に熱が伝達されにくくすると好適である。また、熱によって悪影響を受けないような回路素子の対向する位置に発熱回路素子30を実装すると好適である。
(第5の実施の形態)
次に、本発明における回路基板100を電子回路装置に適用した例である第5の実施の形態について説明する。図6は、本発明の第5の実施の形態における電子回路装置の概略構成を示す断面図である。図7は、本発明の第5の実施の形態における電子回路装置の概略構成を示す平面図である。図8(a)〜(e)は、本発明の第5の実施の形態における回路基板の製造方法を示す工程別断面図である。
次に、本発明における回路基板100を電子回路装置に適用した例である第5の実施の形態について説明する。図6は、本発明の第5の実施の形態における電子回路装置の概略構成を示す断面図である。図7は、本発明の第5の実施の形態における電子回路装置の概略構成を示す平面図である。図8(a)〜(e)は、本発明の第5の実施の形態における回路基板の製造方法を示す工程別断面図である。
第5の実施の形態における電子回路装置は、上述の第1乃至第4の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第5の実施の形態において、上述の第1乃至第4の実施の形態と異なる点は、電子回路100をベース70に実装し、熱可塑性樹脂20とコネクター81とを電気的に接続した点である。
図6に示すように、本実施の形態における電子回路装置は、ベース70、カバー71、コネクターケース80、コネクター81、回路基板100などを備える。この電子回路装置は、内燃機関の制御装置(エンジンECU)などに適用されるものである。
ベース70及びカバー71は、アルミダイキャスト成形などによって形成されるものであり、回路基板100を収納するケースである。ベース70は、回路基板100が実装されると共に、回路基板100と外部とを電気的に接続するためのコネクター部材(コネクターケース80、コネクター81)が形成される。
回路素子100は、図6及び図7に示すようにセラミック基板10、熱可塑性樹脂20a、20b、発熱回路素子30、IC40、コンデンサ41などを備える。
セラミック基板10は、上述の実施の形態と同様に、アルミナなどからなる基板であり、導体ペーストがパターン印刷された導体パターン(図示せず)を備える。また、セラミック基板10上には、MOSFETなどの通電状態において発熱する発熱回路素子30が導体パターンを介して実装されると共に、導体パターンと電気的に接続される印刷抵抗素子50が形成されている。なお、発熱回路素子30は、図7に示すように、セラミック基板10の周辺領域、すなわちIC40、コンデンサ41などの回路素子に対向する領域の周辺に形成される。
熱可塑性樹脂20a、20bは、上述の実施の形態と同様に、導体パターン21及び層間接続部22などを備える熱可塑性樹脂フィルムである。熱可塑性樹脂20bは、セラミック基板10の上側に形成されると共に、コネクター部材の上側に延長されるコネクター接続部も形成される。そして、熱可塑性樹脂20bに形成される導体パターン21とコネクター81とが電気的に接続される。さらに、熱可塑性樹脂20b上には、IC40、コンデンサ41などの回路素子が実装される。
ここで、本実施の形態の電子回路装置の製造方法について図8に基づいて説明する。まず、図8(a)に示すように、セラミック基板10上に、導体パターン(図示せず)及び発熱回路素子30を実装する。その後、セラミック基板10上に、導体パターンに接続するように、酸化ルテニウム(RuO2)粒子とガラス粒子とに有機溶剤等を加えて混練しペースト化した抵抗体形成ペーストをパターン印刷した後に、これを加熱焼成(例えば、600〜900℃で約60分間加熱)することにより印刷抵抗素子50を形成する。なお、抵抗体形成ペーストに添加する抵抗体粒子として、酸化ルテニウム粒子を用いたが、シリカ(SiO2)粒子やホウ化ランタン(LaB6)粒子等を用いることもできる。
次に、図2(b)に示すように、導体パターン(図示せず)及び層間接続部(図示せず)を形成した熱可塑性樹脂20a、20bを発熱回路素子30及び印刷抵抗素子50が形成されたセラミック基板10上に積層する。そして、発熱回路素子30及び印刷抵抗素子50が形成されたセラミック基板10上に熱可塑性樹脂20a、20bを積層した状態において、これらの上下両面から真空加熱プレス機により加熱しながら加圧する。例えば、250〜350℃の温度に加熱し1〜10MPaの圧力で10〜20分間加圧する。これにより、各熱可塑性樹脂20a、20bおよび熱可塑性樹脂20aとセラミック基板10相互が接着される。
次に、図8(c)に示すように、熱可塑性樹脂20b上に、IC40などの回路素子を接着剤などによって熱可塑性樹脂20b上に実装し、IC40などの回路素子の電極と熱可塑性樹脂20bの導体パターンとをワイヤボンディングすることによって電気的に接続する。さらに、コンデンサ41などの回路素子を熱可塑性樹脂20bの導体パターン上に電気的に接続する。
次に、図8(d)に示すように、回路基板100を接着剤60によってベース70に実装する。さらに、コネクター部材とコネクター部材上に形成される熱可塑性樹脂20bとを上下両面から真空加熱プレス機により加熱しながら加圧する。例えば、250〜350℃の温度に加熱し1〜10MPaの圧力で10〜20分間加圧する。これにより、熱可塑性樹脂20bとコネクターケース80とが接着され、熱可塑性樹脂20bに形成される導体パターンとコネクター81とが電気的に接続される。
最後に、図8(e)に示すように、ベース70の開口にカバー71を被せ、ベース70とカバー71とを接着剤などで接続することによって、回路基板100を封止する。
このように、回路基板100をベース70に実装し、熱可塑性樹脂20bにて回路基板100とコネクター81とを電気的に接続することによって、放熱性の良い回路基板100をエンジンECUなどの電子回路装置として適用することができる。
また、印刷抵抗素子50をセラミック基板10に形成することによって、回路基板100を小型にできるため、電子回路装置の体格も小型化することができる。
10 セラミック基板、11 導体パターン、12 キャビティ、20a〜20b 熱可塑性樹脂、21 導体パターン、22 層間接続部、23 キャビティ、30 発熱回路素子、40 IC、41 コンデンサ、50 印刷抵抗素子、60 接着剤、70 ベース、71 カバー、80 コネクターケース、81 コネクター、100 回路基板
Claims (40)
- 第1の導体パターンが形成されたセラミック基板と、
前記セラミック基板上に形成されるものであり、熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成された導体パターン形成フィルムと、
前記第1の導体パターンあるいは前記第2の導体パターンの少なくとも一方と電気的に接続され、前記セラミック基板と前記導体パターン形成フィルムとの間に形成される発熱回路素子と、
を備えることを特徴とする回路基板。 - 前記導体パターン形成フィルムは、複数積層されるものであり、異なる層に配置された前記第2の導体パターンを電気的に接続するために前記樹脂フィルムに形成されたビアホール及び当該ビアホール内に充填される導電性ペーストからなる層間接続部を備えることを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
- 前記セラミック基板あるいは前記複数層の導体パターン形成フィルムの少なくとも一方に、前記発熱回路素子を収納するキャビティを備えることを特徴とする請求項2に記載の回路基板。
- 前記複数層の導体パターン形成フィルムのうち一部の層のみが、前記発熱回路素子上に形成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の回路基板。
- 前記発熱回路素子上に形成される前記導体パターン形成フィルムは1層であることを特徴とする請求項4に記載の回路基板。
- 前記導体パターン形成フィルムは、前記セラミック基板との接続面の反対側の面に前記第2の導体パターンと電気的に接続される回路素子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載に回路基板。
- 前記導体パターン形成フィルムは、当該導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に前記回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を備えることを特徴とする請求項6に記載の回路基板。
- 前記発熱回路素子は、前記回路素子と対向する位置に形成されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の回路基板。
- 前記発熱回路素子は、前記回路素子と対向する位置の周辺に形成されることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の回路基板。
- 前記発熱回路素子は、前記取り回し領域に対向する位置に形成されることを特徴とする請求項9に記載に回路基板。
- 前記導体パターン形成フィルムは、前記セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の回路基板。
- 前記発熱回路素子は、前記セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とする請求項11に記載の回路基板。
- 前記セラミック基板と前記導体パターン形成フィルムとの間に、前記第1の導体パターンあるいは前記第2の導体パターンの少なくとも一方に電気的に接続される印刷抵抗素子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の回路基板。
- 外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵されるものであり、前記導体パターン形成フィルムは当該コネクター上に延長されるコネクター接続部を備え、当該コネクター接続部の第2の導体パターンと当該コネクターとが電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の回路基板。
- 第1の導体パターンが形成されたセラミック基板上に発熱回路素子を実装する発熱回路素子実装工程と、前記発熱回路素子が実装されたセラミック基板上に熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成された導体パターン形成フィルムを積層する積層工程と、前記積層工程後に、前記導体パターン形成フィルムと前記セラミック基板との積層体を両面から加圧しつつ加熱することにより、前記第1の導体パターンあるいは前記第2の導体パターンの少なくとも一方と前記発熱回路素子とを電気的に接続すると共に、前記導体パターン形成フィルムと前記セラミック基板とを接続する接続工程とを備えることを特徴とする回路基板の製造方法。
- 前記樹脂フィルムにビアホールを形成するビア形成工程と、当該ビアホールに導電性ペーストを充填する充填工程を備え、前記積層工程は、複数の導体パターン形成フィルムを積層するものであり、前記接続工程は、当該複数の導体パターン形成フィルムにおける当該導電性ペーストと前記第2の導体パターンとを電気的に接続すると共に、当該複数の導体パターン形成フィルムを相互接続する工程を含むことを特徴とする請求項15に記載の回路基板の製造方法。
- 前記セラミック基板あるいは前記複数層の導体パターン形成フィルムの少なくとも一方に、前記発熱回路素子を収納するキャビティを形成するキャビティ形成工程を備えることを特徴とする請求項16に記載の回路基板の製造方法。
- 前記積層工程は、前記複数層の導体パターン形成フィルムのうち一部の層のみを前記発熱回路素子上に積層することを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の回路基板の製造方法。
- 前記積層工程は、前記複数層の導体パターン形成フィルムのうち1層のみを前記発熱回路素子上に積層することを特徴とする請求項18に記載の回路基板の製造方法。
- 前記導体パターン形成フィルムにおける前記セラミック基板との接続面の反対側の面に前記第2の導体パターンと電気的に接続される回路素子を実装する回路素子実装工程を備えることを特徴とする請求項15乃至請求項19のいずれかに記載に回路基板の製造方法。
- 前記導体パターン形成フィルムは、当該導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に前記回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を備えるものであり、前記回路素子実装工程は、前記回路素子を当該取り回し領域以外に実装することを特徴とする請求項20に記載の回路基板の製造方法。
- 前記発熱回路素子実装工程は、前記発熱回路素子を前記回路素子と実装予定位置に対向する位置に実装することを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の回路基板の製造方法。
- 前記発熱回路素子実装工程は、前記発熱回路素子を前記回路素子と実装予定位置に対向する位置の周辺に実装することを特徴とする請求項20乃至請求項22のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
- 前記発熱回路素子実装工程は、前記発熱回路素子を前記取り回し領域に対向する位置に実装することを特徴とする請求項23に記載に回路基板の製造方法。
- 前記積層工程は、前記導体パターン形成フィルムを前記セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とする請求項15乃至請求項24のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
- 前記発熱回路素子実装工程は、前記発熱回路素子を前記セラミック基板の片面あるいは両面に実装することを特徴とする請求項25に記載の回路基板の製造方法。
- 前記積層工程前に、前記セラミック基板に前記第1の導体パターンあるいは前記第2の導体パターンの少なくとも一方と電気的に接続する抵抗を印刷形成する印刷工程を備えることを特徴とする請求項15乃至請求項26のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
- 外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに内蔵する内蔵工程を備え、前記導体パターン形成フィルムは当該コネクター上に延長されるコネクター接続部を備えるものであり、当該コネクター接続部の第2の導体パターンと当該コネクターとを電気的に接続するコネクター接続工程を備えることを特徴とする請求項15乃至請求項27のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
- 外部との電気的な接続を行うコネクターを備えるケースに回路基板を内蔵する電子回路装置であって、
前記回路基板は、
第1の導体パターンが形成されたセラミック基板と、
前記セラミック基板及び前記コネクター上に形成されるものであり、熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムの表面に第2の導体パターンが形成され、当該第2の導体パターンと当該セラミック基板との接続面の反対側の面に実装される回路素子及び前記コネクターとが電気的に接続される導体パターン形成フィルムと、
前記第1の導体パターンあるいは前記第2の導体パターンの少なくとも一方と電気的に接続され、前記セラミック基板と前記導体パターン形成フィルムとの間に形成される発熱回路素子と、
を備えることを特徴とする電子回路装置。 - 前記導体パターン形成フィルムは、複数積層されるものであり、異なる層に配置された前記第2の導体パターンを電気的に接続するために前記樹脂フィルムに形成されたビアホール及び当該ビアホール内に充填される導電性ペーストからなる層間接続部を備えることを特徴とする請求項29に記載の電子回路装置。
- 前記セラミック基板あるいは前記複数層の導体パターン形成フィルムの少なくとも一方に、前記発熱回路素子を収納するキャビティを備えることを特徴とする請求項30に記載の電子回路装置。
- 前記複数層の導体パターン形成フィルムのうち一部の層のみが、前記発熱回路素子上に形成されることを特徴とする請求項30又は請求項31に記載の電子回路装置。
- 前記発熱回路素子上に形成される前記導体パターン形成フィルムは1層であることを特徴とする請求項32に記載の電子回路装置。
- 前記導体パターン形成フィルムは、当該導体パターン形成フィルムの端部から所定の範囲に前記回路素子の搭載を禁止する取り回し領域を備えることを特徴とする請求項29乃至請求項33のいずれかに記載の電子回路装置。
- 前記発熱回路素子は、前記回路素子と対向する位置に形成されることを特徴とする請求項29又は請求項34のいずれかに記載の電子回路装置。
- 前記発熱回路素子は、前記回路素子と対向する位置の周辺に形成されることを特徴とする請求項29乃至請求項35のいずれかに記載の電子回路装置。
- 前記発熱回路素子は、前記取り回し領域に対向する位置に形成されることを特徴とする請求項36に記載に電子回路装置。
- 前記導体パターン形成フィルムは、前記セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とする請求項29乃至請求項37のいずれかに記載の電子回路装置。
- 前記発熱回路素子は、前記セラミック基板の片面あるいは両面に形成されることを特徴とする請求項38に記載の電子回路装置。
- 前記セラミック基板と前記導体パターン形成フィルムとの間に、前記第1の導体パターンあるいは前記第2の導体パターンの少なくとも一方に電気的に接続される印刷抵抗素子を備えることを特徴とする請求項29乃至請求項39のいずれかに記載の電子回路装置。
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