JP3878973B2 - 展開型骨組構造体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば宇宙基地を構成する各種構造物や、宇宙空間に構築されるアンテナシステムの鏡面支持構造物等に用いるのに好適する展開型骨組構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
宇宙開発の分野においては、宇宙基地構想の開発が進められている。この宇宙基地構想にあっては、その宇宙基地の骨格や、アンテナの支持構造体を含む各種の展開型骨組構造体を、予め地上において組立てた後、折畳み収容して宇宙空間まで輸送し、宇宙空間で展開させる方法が考えられ、開発されている。このような展開型骨組構造体は、骨組部材を立方体(四角柱)形状や三角柱形状等の多角柱形状のトラス構造等の骨組構造に組合わせて、その端部間を回動自在に結合して折畳み展開自在な骨組体を形成して、この骨組体を複数個組合わせて所望の形状に形成する方法が考えられている。
【0003】
例えば、展開型骨組構造体としては、骨組部材を立方体状に骨組結合して、その四辺形状の面の対角線上に駆動手段、例えば伸縮自在な伸縮部材(あるいは中間部が折れ曲り自在な折れ曲り部材)を架設して配置し、この伸縮部材(あるいは折れ曲り部材)を駆動制御することにより、複数の骨組体を折畳み展開する骨組構造がある。
【0004】
しかしながら、上記展開型骨組構造体では、いずれの骨組構造のものも、その折畳み展開を行うための折畳み展開駆動手段として、伸縮部材(あるいは折れ曲り部材)等の構成部材を多数、備えなければならないことにより、その構成が非常に複雑となるために、その折畳み展開動作の信頼性が劣るうえ、その剛性が低く、大形化を図るのが困難であるという問題を有する。
【0005】
そこで、骨組構造の剛性の安定化を図ると、その構成部品を増加させなければならないために、大形化の促進を図ると、その重量が非常に重くなるという問題を有する。
【0006】
係る展開型骨組構造体の問題は、最近の通信の多様化により宇宙開発の分野で研究されている16mを越える大型のアンテナ反射鏡を構築する場合、重大な課題となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来の展開型骨組構造体では、構成が複雑で、折畳み展開動作の信頼性が劣ると共に、剛性が低いうえ、重量が重いために、大形化の促進が困難であるという問題を有する。
【0008】
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、剛性の向上を図ったうえで、軽量化の促進を図り得、且つ動作制御の信頼性の向上を実現し得るようにした展開型骨組構造体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、骨組部材を四角形以上の偶数角形形状に組合わされて端部が回動自在に結合されたリング状の環状体と、この環状体を、2個所定の間隔に対向配置して相互の結合部間にそれぞれ連結棒を架設して、これら各連結棒の端部が前記結合部に回動自在に結合された略偶数角柱形状の骨組体と、この骨組体の環状体の略中心に前記連結棒に略平行に配置される中心棒と、前記環状体の結合部間に架設された連結棒の一つおきに対応して設けられるものであって、該連結棒の一端と前記中心棒の一端、及び該連結棒の他端と前記中心棒の他端との間に架設されて端部が回動自在に結合された複数の第1のリブ部材と、前記連結棒のうち前記第1のリブ部材が架設されていない他に対応して設けられるものであって、前記連結棒の一端と前記中心棒の一端との間に架設されて、一端が連結棒に対して回動自在に結合され、他端が中心棒に対して軸方向に移動自在に支持される複数の第2のリブ部材と、前記第1のリブ部材が架設されていない他の連結棒の他端と前記中心棒の他端との間に張架され、一端が前記連結棒に支持され、他端が前記中心棒に支持される複数のケーブル部材と、前記第2のリブ部材の他端を前記中心棒の軸方向に移動制御して前記中心棒を中心として、前記骨組体を折り畳み展開する駆動手段とを備えて展開型骨組構造体を構成した。
【0010】
上記構成によれば、多角柱形状の骨組体の結合部と中心棒との間に第1及び第2のリブ部材とケーブル部材を架設して各一端を結合部に骨組結合して、該第1のリブ部材及びケーブル部材の各他端を中心棒に骨組結合し、第2のリブ材の他端を中心棒に対して軸方向に移動自在に取付けて、第2のリブ材の他端を中心棒に対して移動制御することにより、骨組体、第1及び第2のリブ部材、ケーブル部材が、その結合部を回動中心として回動されて中心棒を中心に連結棒が山、谷、山、谷状に剪断変形して略円筒状に折畳み収容され、第2のリブ部材を中心棒に対して反転移動させると、骨組体が中心棒を中心とする多角柱形状に展開される。
【0011】
これにより、骨組部材、連結棒、中心棒、第1及び第2のリブ部材の中間部を折曲させたり、伸張させたりすることなく、折畳み及び展開が可能となり、軽量化を確保したうえで、高剛性化が図れるため、大形化の促進が可能となり、しかも、信頼性の高い折畳み展開動作が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施の形態に係る展開型骨組構造体を構成するモジュール10を示すもので、例えば19個が組合わされて例えば16m以上の開口径を有するアンテナ支持構造物が構成される(図2参照,1モジュールのみを斜線で示す)。この場合、モジュール10の一方面には、周知のアンテナ鏡面を構成するアンテナメッシュ50が、例えば張設ケーブル及び支持ポスト等で構成されるメッシュ支持機構60を介して張設される。
【0013】
上記モジュール10は、図3に示すようにリング状の第1及び第2の環状体11,12が所定の間隔に対向されて配置され、互いの頂点間に2種類の連結棒13,14が選択的に架設されて該連結棒13,14の端部が頂点に骨組結合されて多角錐台形状、例えば略六角錐台形状の骨組体15が形成される。
【0014】
即ち、リング状の第1及び第2の環状体11,12は、例えば長さ寸法の異なる2種類、6本のパイプ状の骨組部材11a,12aがそれぞれ六角形形状に組合わされて異径状形成される。そして、この第1及び第2の環状体11,12は、その各端部が、例えば長さ寸法の異なる2種類、6本のパイプ状の連結棒13,14が交互に架設されて、各骨組部材11a,12aの端部が連結棒13,14の両端に放射状に形成されるヒンジ13a,14a(図4参照)に軸方向に回動自在に結合されて略六角錐台形状の骨組体15が骨組結合される。
【0015】
上記第1及び第2の環状体11,12は、例えば図5に示すように鏡面形状に対応して、骨組部材11a,12aの長さ寸法をl,L(l<L)として、略四辺形状の側面を構成する連結棒13,14の長さ寸法をH,h(h<H)とすると、
l+H=L+h
の関係を満足するように設定される。これにより、第1及び第2の環状体11,12の一方が、所望の曲率を有したアンテナ鏡面を構成することが可能となる。言い換えると、骨組体15は、2種類の骨組部材13,14で骨組結合した第1及び第2の環状体11,12を、連結棒13,14の長さ寸法がH,hの2種類のものを3本づつ用いて所定の間隔に骨組結合して形成される。
【0016】
そして、この骨組体15には、第1及び第2の環状体11,12の中心に対応して、例えばパイプ状の中心棒16が連結棒に略平行に配置されて、中心棒16と第1及び第2の環状体11,12の結合部との間のうち一つおきに第1のリブ部材17が放射状に架設される。第1のリブ部材17は、一端が上記連結棒14のヒンジ部14a(図4参照)に軸方向に回動自在に結合され、その他端が中心棒16の両端にヒンジ部(図においては、図の都合上、図示せず)にそれぞれ軸方向に回動自在に結合される。
【0017】
また、骨組体15の第1の環状体11の結合部と中心棒16の一端との間であって、第1のリブ部材17の間には、第2のリブ部材18が放射状に架設されて、その一端が連結棒13のヒンジ部13a(図4参照)に対して同様に軸方向に回動自在に結合される。この第2のリブ部材18の他端は、後述する中心棒16に接離自在に配設される接離部材19のヒンジ部19aに軸方向(矢印A,B方向)に回動自在に結合される(図6参照)。
【0018】
そして、この第2のリブ部材18に対応して骨組体15の第2の環状体12の:結合部(連結棒13のヒンジ部13a)と中心棒16の他端のヒンジ部(図においては、図の都合上、図示せず)との間には、テンションケーブル20が張架されて結合される。このテンションケーブル20は、一定の張力を矢印C方向(折畳み方向)に付勢する図示しないばね構造を有する。このばね構造としては、例えばテンションケーブル20の基端部にコイルばねが配設される。
【0019】
上記接離部材19には、図6に示すように展開駆動用の駆動ケーブル21の一端が取付けられる(図7参照)。この駆動ケーブル20は、中間部が中心棒16に移動自在に挿通されて、その他端が巻取機構22に巻取自在に装着される。
【0020】
巻取機構22は、ケーブル巻取部22aが駆動モータ22bを介して回転自在に設けられ、そのケーブル巻取部22aには、上記駆動ケーブル21の他端が巻き掛けられる。これにより、巻取機構22は、図示しない制御部を介して図7に示すように駆動ケーブル21を矢印A方向に送り出されて、接離部材19を中心棒16に対して最も矢印A方向に移動させて、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を含む骨組体15が各結合部を回転支点としていわゆる剪断変形して中心棒16を中心して連結棒13,14が図5(b)に示すように山、谷、山、谷状に略円筒状に折畳み収容されるのを許容する。
【0021】
また、巻取機構22は、そのケーブル巻取部22aで駆動ケーブル21を巻き取り、接離部材19を中心棒16に対して最も矢印B方向に移動させて、折畳み収容された第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を含む骨組体15を、各結合部を回動支点として反転させて略六角錐台形状に展開させる(図3参照)。この第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を含む骨組体15の展開時には、そのテンションケーブル20の矢印C方向の張力の作用により、駆動ケーブル21及び巻取機構22と協働して信頼性の高い安定した展開動作が実現される。
【0022】
ここで、上記第1及び第2のリブ部材17,18を含む骨組体15には、例えばワイヤケーブル23が、トラス構造に張架されてそれぞれ結合部に結合する (図3参照、図中では、破線で示す)。このワイヤケーブル23により、第1及び第2のリブ部材17,18の結合された骨組体15は、その展開状態における剛性が高められる。
【0023】
上記構成において、折畳み収納状態では、駆動ケーブル21が巻取機構22により送り出されて、その接離部材19が中心棒16に対して最も矢印A方向に移動される。ここで、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を含む骨組体15は、各結合部を回動支点として回動されて連結棒13が矢印B方向に移動され、連結棒14が矢印A方向に移動されて谷、山、谷、山、谷、山状に移動され、中心棒16を中心として剪断変形されて略円筒状に折畳み収容される(図8(a)参照)。このように略円筒状に折畳み収納されることで、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を含む骨組体15は、所望の剛性が確保され、この折畳み状態で、例えば宇宙航行体に収容され、宇宙空間に輸送される。
【0024】
そして、折畳み収納状態から展開させる場合には、先ず、巻取機構22が駆動されて、駆動ケーブル21が巻き取られる。すると、接離部材19が矢印B方向に摺動されて、中心棒16の一端に移動される(図8(b),(c)参照)。この際、テンションケーブル20は、その張力により接離部材19の移動に伴って連結棒13、第2のリブ部材18を介して骨組体全体に付与される展開力を規制する。
【0025】
ここで、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を含む骨組体15は、所望の展開力が付与されて、第1及び第2の骨組部材11a,12a、連結棒13,14、第1及び第2のリブ部材17,18が各結合部を回動支点として反転されて略略六角錐台形状に展開される(図1、図3及び図8(d)参照)。これにより、骨組体15の第1の環状体11にメッシュ支持機構60を介して張設されてアンテナメッシュ50が所定の鏡面形状に展張され、所望のアンテナ鏡面が構築される。
【0026】
このように、上記展開型骨組構造体は、略六角錐台形状の骨組体15の結合部と中心棒16との間に第1及び第2のリブ部材17,18とテンションケーブル20を架設して骨組結合し、該第1のリブ部材17及びテンションケーブルの各他端を中心棒16に骨組結合して、第2のリブ部材17の他端を接離部材19を介して中心棒16に対して軸方向に接離自在に設け、接離部材19を中心棒16に対して接離制御すると、骨組体15、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20が、その結合部を回動中心として回動されて中心棒16を中心に山、谷、山、谷状に剪断変形して略円筒状に折畳み収容され、第2のリブ部材18を中心棒16に対して反転させて接制御すると、骨組体15が中心棒16を中心とする略六角錐台形状に展開されるように構成した。
【0027】
これによれば、骨組体15、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20とが中心棒16を中心として、剪断変形して全体が折畳み展開され、しかも、骨組体15、中心棒16、第1及び第2のリブ部材17,18の中間部を折曲させたり、伸張させたりすることなく、折畳み及び展開を可能に構成したことにより、最小限の構成部品で高剛性化が図れて、容易に軽量化の促進が図れ、且つ安定した折畳み展開動作が実現される。この結果、最近の宇宙開発の分野で要請されている大形化を図ったうえで、信頼性の高い安定した折畳み展開動作が実現される。
【0028】
また、これによれば、略六角錐台形状の骨組体15の中心に配置した中心棒16を中心として、全体が折畳み展開されることにより、アンテナシステムを構築する場合、アンテナ鏡面を構成するアンテナメッシュ50の中心部を支持するメッシュ支持機構60を備えることができるため、アンテナ鏡面の高精度な調整が容易に実現できるという効果を有する。
【0029】
なお、上記実施の形態では、略六角錐台形状の骨組構造に形成した場合で説明したが、これに限ることなく、四角柱以上の偶数角柱以上の多角柱形状の骨組構造に形成することが可能であり、いずれの角柱形状の骨組構造においても同様の効果が期待される。この場合には、同様の環状体を2個用いて多角柱形状の骨組体を構成することとなる。
【0030】
また、上記実施の形態では、駆動ケーブル21及び巻取機構22を用いて接離部材19を巻取駆動して折畳み状態から展開状態に設定するように構成した場合で説明したが、これに限ることなく、ばね機構等各種の展開駆動手段を用いて構成することが可能である。
【0031】
例えば、ばね機構を用いて折畳み展開駆動を行うように構成する場合には、ばね機構により展開方向に付勢力が付与されるように構成して、その折畳み状態において、付与される展開力を規制するロック手段を設け、このロック手段のロック解除に連動して、ばね機構が第2のリブ部材18に展開力を付与して骨組体15を展開させるように構成される。
【0032】
そして、上記実施の形態では、折畳み状態において、接離部材19を中心棒16より駆動ケーブル21を介して離間させて、折畳み収納を実現するように構成したが、これに限ることなく、中心棒16の軸方向に伸縮部材等を介して伸縮自在に組付けて、中心棒に対して伸縮制御させて折畳み展開を実現するように構成することも可能である。
【0033】
さらに、上記実施の形態では、骨組体15、中心棒16、第1及び第2のリブ部材17,18、テンションケーブル20を用いて骨組構造を形成して、これら骨組体15、中心棒16、第1及び第2のリブ部材17,18の結合部間にワイヤケーブル23をトラス構造に架設するように構成した場合で説明したが、これに限ることなく、ワイヤケーブル23に代えて図示しない梁材をトラス構造に骨組結合したり、あるいはこれらワイヤケーブル23、梁材(図示せず)の双方を用いたり、あるいはワイヤケーブル23、梁材(図示せず)のいずれも結合しなかったり、各種の骨組構造に適用可能である。
【0034】
また、さらに、上記実施の形態では、アンテナシステムを構成するアンテナ反射鏡の支持構造に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、適用範囲としては、宇宙基地の骨格を含む各種の構造物や、地上に構築する各種の建築物に適用することも可能である。
よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、剛性の向上を図ったうえで、軽量化の促進を図り得、且つ動作制御の信頼性の向上を実現し得るようにした展開型骨組構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る展開型骨組構造体を示した図。
【図2】この発明の一実施の形態に係る展開型骨組構造体を適用したアンテナ支持構造物を示した図。
【図3】図1の骨組構造を取出して示した図。
【図4】図1の連結棒を取出して示した図。
【図5】図1の骨組体の第1及び第2の環状体と連結棒との結合関係を説明するために示した図。
【図6】図1の巻取機構を取出して示した図。
【図7】図3の展開途中を示した図。
【図8】図3の折畳み展開動作を示した図。
【符号の説明】
10…モジュール。
50…メッシュアンテナ。
60…メッシュ支持機構。
11,12…第1及び第2の環状体。
11a,12a…骨組部材。
13,14…連結棒。
13a,14a…ヒンジ部。
15…骨組体。
16…中心棒。
17,18…第1及び第2のリブ部材。
19…摺動部材。
20…テンションケーブル。
21…駆動ケーブル。
22…巻取機構。
22a…ケーブル巻取部。
22b…駆動モータ。
23…ワイヤケーブル。

Claims (8)

  1. 骨組部材を四角形以上の偶数角形形状に組合わされて端部が回動自在に結合されたリング状の環状体と、
    この環状体を、2個所定の間隔に対向配置して相互の結合部間にそれぞれ連結棒を架設して、これら各連結棒の端部が前記結合部に回動自在に結合された略偶数角柱形状の骨組体と、
    この骨組体の環状体の略中心に前記連結棒に対して略平行に配置される中心棒と、
    前記環状体の結合部間に架設された連結棒の一つおきに対応して設けられるものであって、該連結棒の一端と前記中心棒の一端、及び該連結棒の他端と前記中心棒の他端との間に架設されて端部が回動自在に結合された複数の第1のリブ部材と、
    前記連結棒のうち前記第1のリブ部材が架設されていない他に対応して設けられるものであって、前記連結棒の一端と前記中心棒の一端との間に架設されて、一端が連結棒に対して回動自在に結合され、他端が中心棒に対して軸方向に移動自在に支持される複数の第2のリブ部材と、
    前記第1のリブ部材が架設されていない他の連結棒の他端と前記中心棒の他端との間に張架され、一端が前記連結棒に支持され、他端が前記中心棒に支持される複数のケーブル部材と、
    前記第2のリブ部材の他端を前記中心棒の軸方向に移動制御して前記中心棒を中心として、前記骨組体、第1及び第2のリブ部材を折り畳み展開する駆動手段と
    を具備した展開型骨組構造体。
  2. 前記骨組体は、長さ寸法の異なる骨組部材で形成した2種類の環状体と、長さ寸法の異なる2種類の連結棒を骨組結合して四角錐台以上の偶数角錐台形状に形成されることを特徴とする請求項1記載の展開型骨組構造体。
  3. 前記骨組体は、骨組部材と連結棒で形成される四辺形形状の頂点を結ぶ対角線を挟んだ両側に位置する骨組部材及び連結棒の長さ寸法の和が同一長に設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の展開型骨組構造体。
  4. 前記ケーブル部材は、折畳み方向に張力を有するテンションケーブルで形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の展開型骨組構造体。
  5. 前記駆動手段は、前記第2のリブ部材に結合される駆動ケーブルと、この駆動ケーブルの基端を巻取自在に支持する巻取機構とを備えてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の展開型骨組構造体。
  6. 前記駆動ケーブルは、送り出された状態で、折畳みを実現し、巻取った状態で、展開を実現することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の展開型骨組構造体。
  7. 前記骨組体、第1及び第2のリブ部材、ケーブル部材の結合部間にワイヤケーブルをトラス構造に架設したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の展開型骨組構造体。
  8. 前記骨組体の一方の環状体上にアンテナ鏡面を構成するメッシュ材が張設されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の展開型骨組構造体。
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