JP3877273B2 - モータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ基板の内部に埋設された金属配線板の端子部に駆動コイルが接続された構造を有するモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ステータコアに複数相の駆動コイルが装着されたモータにおいては、上記複数相の駆動コイルから引き出された各端末部分が、フレキシブル回路基板に対して半田付け等によって接続されている。そして、その駆動コイルの端末部分の接続作業を、広い空間で行い得るようにしたモータが、例えば、特開平10−127031号公報等において提案されている。
【0003】
この提案にかかるモータでは、図11に示されているように、合成樹脂製のモータ基板1の内部側に、プレス加工された複数の導電性の金属配線板2,2,・・・が、インサートモールド成型等によって埋設されており、それら複数の金属配線板2,2,・・・の各端子部(ライザ)2aは、上記モータ基板1と一体的に形成されたコア保持部3内において軸方向に立ち上げられている。このような提案にかかるモータよれば、上記金属配線板2,2,・・・の各端子部2aに対して、図示を省略した駆動コイルの端末部分が広い空間内で接続可能となるとともに、高価なフレキシブル回路基板の使用をなくすことができ、モータの低コスト化が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の提案装置においても、駆動コイルの端末部分を金属配線板2,2,・・・の各端子部2a側に向かって環状に取り回す作業を行わなければならず、接続作業が面倒であるとともに、合成樹脂製のモータ基板1に十分な剛性を得にくいことから、そのモータ基板1を基準としてモータを取り付けることができず、モータの取付構造が、複雑化又は大型化してしまうという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、簡易な構成で、駆動コイルの接続作業、及びモータの取付作業を、効率的かつ高精度に行わせることができるようにしたモータを提供することを目的する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかるモータでは、モータ基板に保持されたステータコアに、複数相の駆動コイルが巻回されているとともに、それら複数相の駆動コイルの各端末部分が、上記モータ基板の内部側に埋設された複数の金属配線板の各コイル接続部にそれぞれ接続されたモータにおいて、前記モータ基板が合成樹脂製の平板状部材からなる一方、前記金属配線基板が平板状の導電性部材からなり、上記複数の金属配線板の各コイル接続部が、周方向に沿って適宜の間隔で配置されているとともに、前記複数の金属配線板は、上記各コイル接続部の各々から半径方向外方側に向かって延出する導通部をそれぞれ備え、それら複数の導通部は、前記モータ基板内に埋設された平板状部材からなり、前記ステータコアのほぼ全面に対面するように延在して一箇所の接続部に向かって収束する配置になされている。
【0007】
また、請求項2にかかるモータでは、前記請求項1の複数の金属配線板の各接続部は、前記複数相の駆動コイルの各端末部分の近傍まで延出した複数の端子部からなり、上記複数の各端子部が、周方向に沿ってほぼ均等な間隔で配置されている。
【0008】
さらに、請求項3にかかるモータでは、前記請求項1の複数の金属配線板の各接続部は、前記各導通部上にそれぞれ形成された複数のランド部からなり、上記複数の各ランドが、周方向に沿って適宜の間隔で配置されている。
【0009】
さらにまた、請求項4にかかるモータでは、前記請求項1の金属配線板の導通部が、平板状部材から形成されているとともに、前記各端子部が、上記平板状部材からなる導通部の一端側で折れ曲げた形成になされている。
【0010】
一方、請求項5にかかるモータでは、前記請求項1のモータ基板が、モータ取付用の基準面を備えている。
【0011】
また、請求項6にかかるモータでは、前記請求項1のモータ基板が、他のモータのモータ基板を兼用する中継基板として形成され、その中継基板として形成されたモータ基板が、他のモータに対する接点端子を備えている。
【0012】
さらに、請求項7にかかるモータでは、前記請求項1の金属配線板の接続部が、外部接続用のコネクタ構造に形成されている。
【0013】
このような構成を有する請求項1又は請求項4にかかるモータにおいては、各金属配線板の平板状部材からなる導通部が、ステータコアのほぼ全面に対面するように延在していることから、金属配線板が埋設された合成樹脂製のモータ基板の平面剛性を向上させるように寄与することとなり、モータ全体の取付精度が高められるようになっている。
【0014】
このとき、請求項2にかかるモータによれば、周方向にほぼ均等な間隔で配置された複数の駆動コイルの各端末部分の近傍に、複数の金属配線板の各端子部が配置されることとなり、それら金属配線板の各端子部に対して駆動コイルの各端末部分が容易かつ効率的に接続されるようになっている。
【0015】
またこのとき、請求項3にかかるモータによれば、周方向に適宜の間隔で配置された複数の金属配線板の各ランド部に対して、駆動コイルの各端末部分が容易かつ効率的に接続されるようになっている。
【0016】
さらにこのとき、特に請求項5にかかるモータのように、モータ基板に対してモータ取付用の基準面を設けておけば、モータの取付作業が容易かつ高精度に行われることとなる。
【0017】
さらにまた、請求項6にかかるモータよれば、中継基板として形成されたモータ基板が、他のモータのモータ基板を兼用することによって、他のモータのモータ基板が廃止されることとなって、装置全体の低コスト化及び小型化が可能になるとともに、モータ基板の平面剛性が更に向上される。
【0018】
また、請求項7にかかるモータよれば、金属配線板の導通部における延出端部分にコネクタ部が一体的に設けられていることから、別部品からなるコネクタの使用が省略されることとなり、一層の低コストが図られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、CD−ROMなどのような各種メディアディスクの回転駆動装置に用いられるスピンドルモータに対して本発明を適用した場合の実施形態について説明する。
【0020】
図1及び図2に示されている軸回転型のメディアディスク駆動装置用スピンドルモータの全体は、固定部材としてのステータ組10と、そのステータ組10に対して軸方に組み付けられた回転部材としてのロータ組20とから構成されている。
【0021】
このうちステータ組10は、合成樹脂製の平板状部材からなるモータ基板11を備えており、そのモータ基板11のモータ取付部11aに設けられた基準面11bが、装置本体D側に当接されることによって位置決めが行われつつ、モータ全体の固定が行われるようになっている。
【0022】
上記モータ基板11の略中央部分には、略円筒状の軸受ホルダー12が一体的に成形されていて、その軸受ホルダー12の内部側に、摺動軸受部材としてのメタル軸受13が取り付けられている。このメタル軸受13としては、例えば、焼結含油軸受部材が採用されていて、当該メタル軸受13の中心部分に設けられた軸受孔内に、回転軸21が回転自在に挿入されてラジアル方向に支承されている。
【0023】
上記回転軸21は、前記メタル軸受13の図示上端側の開口部から上方に向かって突出しているが、当該回転軸21の図示下端部分には、球面の一部をなすピボット部21aが設けられていて、そのピボット部21aが上述したモータ基板11側に設けられたスラスト受部11cに対して点接触するように配置されていることによって、上記回転軸21の全体がスラスト方向に支承されるようになっている。
【0024】
また、上記合成樹脂製の軸受ホルダー12の半径方向外方側の領域は、コア支持部12aに形成されており、そのコア支持部12aの外周側に、電磁鋼板の積層体からなるステータコア14が固着されているとともに、そのステータコア14において、周方向にほぼ均等な間隔で配置された各突極部に対して駆動コイル15がそれぞれ巻回されている。
【0025】
このとき、上記駆動コイル15は、複数相、例えば3相分のものが設けられていて、それら複数相の駆動コイル15から引き出された端末部分15aのそれぞれが、上述したコア支持部12aから軸方向に突出するように設けられた金属配線板16の各端子部(コイル接続部)16aに対して巻き付けられるようにして接続されている。この金属配線板16の各端子部16aは、上述した回転軸21の周囲を取り囲むようにして4つのものが配置されていて、それら各端子部16aどうしは、周方向に沿ってほぼ均等な間隔をなして配置されている。
【0026】
また、上記4つの各端子部16aの各々は、平板状の導電性部材からなる各金属配線板16の一端部分を略直角に折り曲げられた形状になされており、当該各端子部16aの図1下端側に連設された端子基部16bが、上記コア支持部12aの内部に埋設されている。それら4つの各端子基部16bは、上記コア支持部12aの内部を軸方向に沿って図1下方に向かって延在しており、当該各端子基部16bの図示下端部分は、半径方向外方側に向かって略直角に折り曲げられて、前述したモータ基板11内に埋設された導通部16cと一体的に連結されている。上記導通部16cの上表面を含む前記モータ基板11の表面上には、絶縁フィルムやオーバーコーティング等からなる絶縁部材が被着されている。
【0027】
このように、4つの各端子基部16bにそれぞれ連結された4つの導通部16cの各々は、放射状をなすようにして一旦半径方向外方側に延出しており、その後、上述した各端子部16aの周囲を取り囲むようにして、上記ステータコア14のほぼ全面に対面するように延在し、最終的には一箇所に設けられた接続部としてのコネクタ部16dに収束するように配置されている。
【0028】
一方、本実施形態におけるモータ基板11は、他のモータのモータ基板を兼用する中継基板として形成されており、当該中継基板として形成されたモータ基板11には、他のモータとの接点端子16e,16eが設けられている。そして、上記他のモータから延出する一対のリード線Lが、モータ基板11に形成された貫通孔16f内に、裏面側(図1の下面側)から挿通されて、上記接点端子16e,16eに接触し、それぞれが半田付け等によって接続されている。
【0029】
また、上記一対の接点端子16e,16eの各々からは、上述した金属配線板16の導通部16cと同様な導通部16g,16gがそれぞれ延出しており、それら各導通部16g,16gも、上述した一箇所のコネクタ部16dに収束する配置関係になされている。
【0030】
このような金属配線板16における導通部16cの先端部分に設けられた各コネクタ部16dは、例えば図3又は図4に示されているような雌型構造になされており、当該コネクタ部16dの外方を取り囲むようにして設けられたハウジング16h内に、相手方の雄型構造のコネクタ部16iが嵌合される構成になされている。
【0031】
このような端子部16a、端子基部16b、導通部16c,16g、コネクタ部16h、及び接点端子16e等の各部を一体的に備えた金属配線板16を製造するにあたっては、まず、図5に示されているような平面形状にプレス成形が行われ、その後に、端子基部16bとともに端子部16aが、略直角方向に折り曲げ成形されることにより立ち上げられ、更に、本来不要な補強部16jが打ち抜き等によってカットされる。そして、その金属配線板16が金型内の所定位置にセットされ、上述した軸受ホルダー12を含むモータ基板11とともに、インサートモールド又はアウトサートモールド等によって一体成形される。成形後には、最後に残された別の補強部16kが、切断や打ち抜き等によってカットされる。
【0032】
再び図1に戻って、前記回転軸21の上方突出部分には、略円盤状に形成されたターンテーブル22の中心環状取付部22aが固定されているとともに、そのターンテーブル22の底面側に取り付けられたアウターロータ型の皿形状ロータケース22bの最外周部分には、環状をなす円筒状立壁22cが設けられており、当該円筒状立壁22cの内周面に、同じく環状に形成された駆動マグネット(永久磁石)23が取り付けられている。この環状の駆動マグネット23における内外の両周面に沿って形成された駆動着磁面が、前述したステータコア14の各突極部に対して半径方向外方側から近接するように配置されている。
【0033】
また、上述したターンテーブル22の図示上面側には、ディスク載置部としてのチャッキングクランプ部24が設けられている。このチャッキングクランプ部24は、前記ターンテーブル22の中心環状取付部22aの外側に挿入されるようにして固定されており、当該チャッキングクランプ部24に対して、図示を省略した記録メディアディスクの装着孔が挿通されることにより、当該記録メディアディスク全体が径方向に位置決めされた状態で装着されるようになっている。
【0034】
このような構成を有する本実施形態にかかるモータによれば、周方向にほぼ均等な間隔で配置された複数の駆動コイル15の各端末部分15aの近傍に、複数の金属配線板16の各端子部16aが配置されており、その結果として、上記金属配線板16の各端子部16aに対して駆動コイル15の各端末部分15aが容易かつ効率的に接続されるようになっている。
【0035】
また、上記各金属配線板16の導通部16cは、上述した端子部16aの周囲を取り囲むようにしてステータコア14のほぼ全面に対面した状態に延在していることから、当該金属配線板16が埋設されたモータ基板11の平面剛性が、上記複数の導通部16cの配置関係によって向上されており、その分だけモータ全体の取付精度が高められるようになっている。
【0036】
このとき、特に本実施形態では、モータ基板11に、モータ取付用の基準面11aを設けていることから、モータの取付作業は容易かつ高精度に行われる。
【0037】
さらに、本実施形態にかかるモータでは、中継基板として形成されたモータ基板11が、他のモータのモータ基板を兼用していることから、上記他のモータのモータ基板が廃止されることとなり、装置全体として低コストかつ小型化が可能になるとともに、モータ基板11の平面剛性が一層向上されるようになっている。
【0038】
さらにまた、本実施形態にかかるモータにおいては、金属配線板16の導通部16cの延出端部分に、コネクタ部16dが一体的に設けられていることから、別部品からなるコネクタの使用が省略されることとなり、その結果、一層の低コストが可能となる。
【0039】
一方、上述した実施形態に対応する構成部材を同一の符号で示した図6及び図7に示された実施形態は、金属配線板16の各導通部16cが、ステータコア14のほぼ全面に対面するように延在して一箇所の接続部としてのコネクタ部16dに収束するように配置されている点で、上述した実施形態と同様であるが、各導通部16cの途中部分には、コイル接続部を構成するランド部16mがそれぞれ設けられている。それらの各ランド部16mは、周方向に沿って適宜の間隔で配置されていて、当該各ランド部16mに対して、前述した駆動コイル15の各端末部分15aが半田付けにより各々接続されている。このようなランド部16mに対する半田付けを行うにあたっては、前記モータ基板11の表面上に設けられた絶縁フィルムやオーバーコーティング等からなる絶縁部材が、上記各ランド部16mに対応した部位において一部除去される。
【0040】
このような構成を有する実施形態にかかるモータにおいても、金属配線板16の各導通部16cが、ステータコア14のほぼ全面に対面するように延在していることから、当該金属配線板16が埋設されたモータ基板11の平面剛性が向上されてモータ全体の取付精度が高められているとともに、周方向に適宜の間隔で配置された複数の金属配線板16の各ランド部16mに対して、駆動コイル15の各端末部分15aが容易かつ効率的に接続されることとなり、上述した実施形態とほぼ同様な作用・効果が得られる。
【0041】
以上、本発明者によってなされた発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0042】
例えば、上述した各実施形態では、モータ基板11の樹脂部分にモータ取付部11aを設けているが、金属配線板16側にモータ取付部を設けておき、そのモータ取付部を、成形後において、金属配線板16の導通側から切離させるようにしてもよい。
【0043】
また、図8又は図9に示されているように、他のモータのリード線Lを、モータ基板11の表面上に半田付けするにあたっては、モータ基板11の上面側又は下面側のいずれに接続させるように配置しても良い。
【0044】
さらに、図10に示されているように、金属配線板16の端縁部分に、爪部16nを折り曲げて立ち上げるように形成しておき、その爪部16nをモータ取付板11c側に差し込み、圧入や半田付け等によって固定させるように構成することも可能である。
【0045】
また、上述した実施形態は、CD−ROMディスク駆動装置用のスピンドルモータに対して本発明を適用したものであるが、本発明は、それに限定されるものではなく、ハードディスク、フロッピーディスク、DVDなどのような各種メディアディスクを回転駆動させるモータや、その他の多種多様なモータに対しても同様に適用することができるものである。
【0046】
さらにまた、本発明を適用する摺動軸受部材は、上述した各実施形態のようなメタル軸受に限定されることはなく、潤滑流体の動圧を利用した動圧軸受部材を用いた装置に対しても本発明は同様に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1又は請求項4にかかるモータは、金属配線板の平板状部材からなる導通部を、ステータコアのほぼ全面に対面するように延在させることによって、当該金属配線板が埋設された合成樹脂製のモータ基板の平面剛性を向上させ、モータ全体の取付作業を効率的かつ高精度に行わせるようにしたものであるから、簡易な構成で、駆動コイルの接続作業、及びモータの取付作業を効率的かつ高精度に行わせることができ、低コストで良好なモータ特性を得ることができる。
【0048】
また、請求項2にかかるモータは、周方向にほぼ均等な間隔で配置した複数の駆動コイルの各端末部分の近傍に、複数の金属配線板の各端子部を配置することによって、それら金属配線板の各端子部に対して駆動コイルの各端末部分を容易かつ効率的に接続させるようにしたものであるから、上述した請求項1にかかる効果に加えて、駆動コイルの接続作業性を高めることができる。
【0049】
さらに、請求項3にかかるモータは、周方向に適宜の間隔で配置した複数の金属配線板の各ランド部に対して、駆動コイルの各端末部分を容易かつ効率的に接続させるようにしたものであるから、上述した請求項1にかかる効果に加えて、駆動コイルの接続作業性を高めることができる。
【0050】
また、請求項5にかかるモータは、モータ基板にモータ取付用の基準面を設けて、モータの取付作業を容易かつ高精度に行い得るようにしたものであるから、上述した効果を更に高めることができる。
【0051】
さらに、請求項6にかかるモータは、他のモータのモータ基板を兼用する中継基板としてモータ基板を形成することによって、他のモータのモータ基板を廃止可能とし、低コストかつ小型化を図るとともに、モータ基板の平面剛性を更に向上させたものであるから、上述した効果を更に高めることができる。
【0052】
さらにまた、請求項7にかかるモータは、金属配線板の導通部の先端部分に、コネクタ部を一体的に設けて、別部品からなるコネクタの使用を省略し、一層の低コストを可能としたものであるから、上述した効果を、一層低廉に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したCD−ROM駆動装置用のモータの構造例を表した縦断面説明図である。
【図2】図1に示されたモータの基板部分を表した平面説明図である。
【図3】図1に示されたモータの基板部分のコネクタ部を拡大して表した縦断面図である。
【図4】コネクタ部の他の実施形態を拡大して表した縦断面図である。
【図5】図3に示されたモータ基板における金属配線板のプレス成形直後の形状を表した平面説明図である。
【図6】本発明を適用した他のメディアディスク駆動装置用のモータの構造例を表した縦断面説明図である。
【図7】図6に示されたモータ基板における金属配線板のプレス成形直後の形状を表した平面説明図である。
【図8】モータ基板に対する他のモータのリード線の接続状態を表した側面説明図である。
【図9】モータ基板に対する他のモータのリード線の他の接続状態を表した側面説明図である。
【図10】モータの取付部分の変形例を表した側面説明図である。
【図11】従来のモータ基板の構成を表した外観斜視説明図である。
【符号の説明】
10 ステータ組
20 ロータ組
D 装置本体
L リード線
11 モータ基板
11a モータ取付部
12 軸受ホルダー
12a コア支持部
13 メタル軸受
14 ステータコア
15 駆動コイル
15a 端末部分
16 金属配線板
16a 端子部
16b 端子基部
16c 導通部
16d コネクタ部
16e 接点端子
16f 貫通孔
16g 導通部
16h ハウジング
16i コネクタ部
16m ランド部
21 回転軸
22 ターンテーブル
22b ロータケース
23 駆動マグネット(永久磁石)
24 チャッキングクランプ部

Claims (7)

  1. モータ基板に保持されたステータコアに、複数相の駆動コイルが巻回されているとともに、
    それら複数相の駆動コイルの各端末部分が、上記モータ基板の内部側に埋設された複数の金属配線板の各コイル接続部にそれぞれ接続されたモータにおいて、
    前記モータ基板が合成樹脂製の平板状部材からなる一方、前記金属配線基板が平板状の導電性部材からなり、
    上記複数の金属配線板の各コイル接続部が、周方向に沿って適宜の間隔で配置されているとともに、
    前記複数の金属配線板は、上記各コイル接続部の各々から半径方向外方側に向かって延出する導通部をそれぞれ備え、
    それら複数の導通部は、前記モータ基板内に埋設された平板状部材からなり、前記ステータコアのほぼ全面に対面するように延在して一箇所の接続部に向かって収束する配置になされていることを特徴とするモータ。
  2. 前記複数の金属配線板の各コイル接続部は、前記複数相の駆動コイルの各端末部分の近傍まで延出した複数の端子部からなり、
    上記複数の各端子部が、周方向に沿ってほぼ均等な間隔で配置されていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記複数の金属配線板の各コイル接続部は、前記各導通部上にそれぞれ形成された複数のランド部からなり、
    上記複数の各ランドが、周方向に沿って適宜の間隔で配置されていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. 前記金属配線板の導通部が、平板状部材から形成されているとともに、
    前記各端子部が、上記平板状部材からなる導通部の一端側で折れ曲げた形成になされていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  5. 前記モータ基板が、モータ取付用の基準面を備えていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  6. 前記モータ基板が、他のモータのモータ基板を兼用する中継基板として形成され、その中継基板として形成されたモータ基板が、他のモータに対する接点端子を備えていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  7. 前記金属配線板の外部接続部が、コネクタ構造に形成されていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
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