JP2002119002A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002119002A
JP2002119002A JP2000305473A JP2000305473A JP2002119002A JP 2002119002 A JP2002119002 A JP 2002119002A JP 2000305473 A JP2000305473 A JP 2000305473A JP 2000305473 A JP2000305473 A JP 2000305473A JP 2002119002 A JP2002119002 A JP 2002119002A
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誠 赤羽
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宏光 武井
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、駆動コイル15の接続作業、
及びモータ全体の取付作業を、効率的かつ高精度に行う
ことを可能とする。 【解決手段】 複数の金属配線板16の各端子部16a
を、周方向にほぼ均等な間隔で配置することによって、
同じく周方向に配置された複数の駆動コイル15の各端
末部分15aの近傍に、上記金属配線板16の各端子部
16aを配置し、それら金属配線板16の各端子部16
aに対して駆動コイル15の各端末部分15aを容易に
接続可能とするとともに、上記各金属配線板16の導通
部16cを、上記端子部16aの周囲を取り囲むように
延在させることによって、当該金属配線板16が埋設さ
れたモータ基板11の平面剛性を向上させ、モータ全体
の取付作業を効率的かつ高精度に行わせるようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ基板の内部
に埋設された金属配線板の端子部に駆動コイルが接続さ
れた構造を有するモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ステータコアに複数相の駆動コ
イルが装着されたモータにおいては、上記複数相の駆動
コイルから引き出された各端末部分が、フレキシブル回
路基板に対して半田付け等によって接続されている。そ
して、その駆動コイルの端末部分の接続作業を、広い空
間で行い得るようにしたモータが、例えば、特開平10
−127031号公報等において提案されている。
【0003】この提案にかかるモータでは、図11に示
されているように、合成樹脂製のモータ基板1の内部側
に、プレス加工された複数の導電性の金属配線板2,
2,・・・が、インサートモールド成型等によって埋設
されており、それら複数の金属配線板2,2,・・・の
各端子部(ライザ)2aは、上記モータ基板1と一体的
に形成されたコア保持部3内において軸方向に立ち上げ
られている。このような提案にかかるモータよれば、上
記金属配線板2,2,・・・の各端子部2aに対して、
図示を省略した駆動コイルの端末部分が広い空間内で接
続可能となるとともに、高価なフレキシブル回路基板の
使用をなくすことができ、モータの低コスト化が可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の提案装置においても、駆動コイルの端末部分を
金属配線板2,2,・・・の各端子部2a側に向かって
環状に取り回す作業を行わなければならず、接続作業が
面倒であるとともに、合成樹脂製のモータ基板1に十分
な剛性を得にくいことから、そのモータ基板1を基準と
してモータを取り付けることができず、モータの取付構
造が、複雑化又は大型化してしまうという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、簡易な構成で、駆動コ
イルの接続作業、及びモータの取付作業を、効率的かつ
高精度に行わせることができるようにしたモータを提供
することを目的する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかるモータでは、モータ基板に保持さ
れたステータコアに、複数相の駆動コイルが巻回されて
いるとともに、それら複数相の駆動コイルの各端末部分
が、上記モータ基板の内部側に埋設された複数の金属配
線板の各接続部にそれぞれ接続されたモータにおいて、
上記複数の金属配線板の各接続部が、周方向に沿って適
宜の間隔で配置されているとともに、前記複数の金属配
線板は、上記各接続部の各々から半径方向外方側に向か
って延出する導通部をそれぞれ備え、それら複数の導通
部は、前記ステータコアのほぼ全面に対面するように延
在して一箇所の接続部に向かって収束する配置になされ
ている。
【0007】また、請求項2にかかるモータでは、前記
請求項1の複数の金属配線板の各接続部は、前記複数相
の駆動コイルの各端末部分の近傍まで延出した複数の端
子部からなり、上記複数の各端子部が、周方向に沿って
ほぼ均等な間隔で配置されている。
【0008】さらに、請求項3にかかるモータでは、前
記請求項1の複数の金属配線板の各接続部は、前記各導
通部上にそれぞれ形成された複数のランド部からなり、
上記複数の各ランドが、周方向に沿って適宜の間隔で配
置されている。
【0009】さらにまた、請求項4にかかるモータで
は、前記請求項1の金属配線板の導通部が、平板状部材
から形成されているとともに、前記各端子部が、上記平
板状部材からなる導通部の一端側で折れ曲げた形成にな
されている。
【0010】一方、請求項5にかかるモータでは、前記
請求項1のモータ基板が、モータ取付用の基準面を備え
ている。
【0011】また、請求項6にかかるモータでは、前記
請求項1のモータ基板が、他のモータのモータ基板を兼
用する中継基板として形成され、その中継基板として形
成されたモータ基板が、他のモータに対する接点端子を
備えている。
【0012】さらに、請求項7にかかるモータでは、前
記請求項1の金属配線板の接続部が、外部接続用のコネ
クタ構造に形成されている。
【0013】このような構成を有する請求項1又は請求
項4にかかるモータにおいては、各金属配線板の導通部
が、ステータコアのほぼ全面に対面するように延在して
いることから、金属配線板が埋設されたモータ基板の平
面剛性を向上させるように寄与することとなり、モータ
全体の取付精度が高められるようになっている。
【0014】このとき、請求項2にかかるモータによれ
ば、周方向にほぼ均等な間隔で配置された複数の駆動コ
イルの各端末部分の近傍に、複数の金属配線板の各端子
部が配置されることとなり、それら金属配線板の各端子
部に対して駆動コイルの各端末部分が容易かつ効率的に
接続されるようになっている。
【0015】またこのとき、請求項3にかかるモータに
よれば、周方向に適宜の間隔で配置された複数の金属配
線板の各ランド部に対して、駆動コイルの各端末部分が
容易かつ効率的に接続されるようになっている。
【0016】さらにこのとき、特に請求項5にかかるモ
ータのように、モータ基板に対してモータ取付用の基準
面を設けておけば、モータの取付作業が容易かつ高精度
に行われることとなる。
【0017】さらにまた、請求項6にかかるモータよれ
ば、中継基板として形成されたモータ基板が、他のモー
タのモータ基板を兼用することによって、他のモータの
モータ基板が廃止されることとなって、装置全体の低コ
スト化及び小型化が可能になるとともに、モータ基板の
平面剛性が更に向上される。
【0018】また、請求項7にかかるモータよれば、金
属配線板の導通部における延出端部分にコネクタ部が一
体的に設けられていることから、別部品からなるコネク
タの使用が省略されることとなり、一層の低コストが図
られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、CD−ROMなどのような
各種メディアディスクの回転駆動装置に用いられるスピ
ンドルモータに対して本発明を適用した場合の実施形態
について説明する。
【0020】図1及び図2に示されている軸回転型のメ
ディアディスク駆動装置用スピンドルモータの全体は、
固定部材としてのステータ組10と、そのステータ組1
0に対して軸方に組み付けられた回転部材としてのロー
タ組20とから構成されている。
【0021】このうちステータ組10は、合成樹脂製の
平板状部材からなるモータ基板11を備えており、その
モータ基板11のモータ取付部11aに設けられた基準
面11bが、装置本体D側に当接されることによって位
置決めが行われつつ、モータ全体の固定が行われるよう
になっている。
【0022】上記モータ基板11の略中央部分には、略
円筒状の軸受ホルダー12が一体的に成形されていて、
その軸受ホルダー12の内部側に、摺動軸受部材として
のメタル軸受13が取り付けられている。このメタル軸
受13としては、例えば、焼結含油軸受部材が採用され
ていて、当該メタル軸受13の中心部分に設けられた軸
受孔内に、回転軸21が回転自在に挿入されてラジアル
方向に支承されている。
【0023】上記回転軸21は、前記メタル軸受13の
図示上端側の開口部から上方に向かって突出している
が、当該回転軸21の図示下端部分には、球面の一部を
なすピボット部21aが設けられていて、そのピボット
部21aが上述したモータ基板11側に設けられたスラ
スト受部11cに対して点接触するように配置されてい
ることによって、上記回転軸21の全体がスラスト方向
に支承されるようになっている。
【0024】また、上記合成樹脂製の軸受ホルダー12
の半径方向外方側の領域は、コア支持部12aに形成さ
れており、そのコア支持部12aの外周側に、電磁鋼板
の積層体からなるステータコア14が固着されていると
ともに、そのステータコア14において、周方向にほぼ
均等な間隔で配置された各突極部に対して駆動コイル1
5がそれぞれ巻回されている。
【0025】このとき、上記駆動コイル15は、複数
相、例えば3相分のものが設けられていて、それら複数
相の駆動コイル15から引き出された端末部分15aの
それぞれが、上述したコア支持部12aから軸方向に突
出するように設けられた金属配線板16の各端子部(コ
イル接続部)16aに対して巻き付けられるようにして
接続されている。この金属配線板16の各端子部16a
は、上述した回転軸21の周囲を取り囲むようにして4
つのものが配置されていて、それら各端子部16aどう
しは、周方向に沿ってほぼ均等な間隔をなして配置され
ている。
【0026】また、上記4つの各端子部16aの各々
は、平板状の導電性部材からなる各金属配線板16の一
端部分を略直角に折り曲げられた形状になされており、
当該各端子部16aの図1下端側に連設された端子基部
16bが、上記コア支持部12aの内部に埋設されてい
る。それら4つの各端子基部16bは、上記コア支持部
12aの内部を軸方向に沿って図1下方に向かって延在
しており、当該各端子基部16bの図示下端部分は、半
径方向外方側に向かって略直角に折り曲げられて、前述
したモータ基板11内に埋設された導通部16cと一体
的に連結されている。上記導通部16cの上表面を含む
前記モータ基板11の表面上には、絶縁フィルムやオー
バーコーティング等からなる絶縁部材が被着されてい
る。
【0027】このように、4つの各端子基部16bにそ
れぞれ連結された4つの導通部16cの各々は、放射状
をなすようにして一旦半径方向外方側に延出しており、
その後、上述した各端子部16aの周囲を取り囲むよう
にして、上記ステータコア14のほぼ全面に対面するよ
うに延在し、最終的には一箇所に設けられた接続部とし
てのコネクタ部16dに収束するように配置されてい
る。
【0028】一方、本実施形態におけるモータ基板11
は、他のモータのモータ基板を兼用する中継基板として
形成されており、当該中継基板として形成されたモータ
基板11には、他のモータとの接点端子16e,16e
が設けられている。そして、上記他のモータから延出す
る一対のリード線Lが、モータ基板11に形成された貫
通孔16f内に、裏面側(図1の下面側)から挿通され
て、上記接点端子16e,16eに接触し、それぞれが
半田付け等によって接続されている。
【0029】また、上記一対の接点端子16e,16e
の各々からは、上述した金属配線板16の導通部16c
と同様な導通部16g,16gがそれぞれ延出してお
り、それら各導通部16g,16gも、上述した一箇所
のコネクタ部16dに収束する配置関係になされてい
る。
【0030】このような金属配線板16における導通部
16cの先端部分に設けられた各コネクタ部16dは、
例えば図3又は図4に示されているような雌型構造にな
されており、当該コネクタ部16dの外方を取り囲むよ
うにして設けられたハウジング16h内に、相手方の雄
型構造のコネクタ部16iが嵌合される構成になされて
いる。
【0031】このような端子部16a、端子基部16
b、導通部16c,16g、コネクタ部16h、及び接
点端子16e等の各部を一体的に備えた金属配線板16
を製造するにあたっては、まず、図5に示されているよ
うな平面形状にプレス成形が行われ、その後に、端子基
部16bとともに端子部16aが、略直角方向に折り曲
げ成形されることにより立ち上げられ、更に、本来不要
な補強部16jが打ち抜き等によってカットされる。そ
して、その金属配線板16が金型内の所定位置にセット
され、上述した軸受ホルダー12を含むモータ基板11
とともに、インサートモールド又はアウトサートモール
ド等によって一体成形される。成形後には、最後に残さ
れた別の補強部16kが、切断や打ち抜き等によってカ
ットされる。
【0032】再び図1に戻って、前記回転軸21の上方
突出部分には、略円盤状に形成されたターンテーブル2
2の中心環状取付部22aが固定されているとともに、
そのターンテーブル22の底面側に取り付けられたアウ
ターロータ型の皿形状ロータケース22bの最外周部分
には、環状をなす円筒状立壁22cが設けられており、
当該円筒状立壁22cの内周面に、同じく環状に形成さ
れた駆動マグネット(永久磁石)23が取り付けられて
いる。この環状の駆動マグネット23における内外の両
周面に沿って形成された駆動着磁面が、前述したステー
タコア14の各突極部に対して半径方向外方側から近接
するように配置されている。
【0033】また、上述したターンテーブル22の図示
上面側には、ディスク載置部としてのチャッキングクラ
ンプ部24が設けられている。このチャッキングクラン
プ部24は、前記ターンテーブル22の中心環状取付部
22aの外側に挿入されるようにして固定されており、
当該チャッキングクランプ部24に対して、図示を省略
した記録メディアディスクの装着孔が挿通されることに
より、当該記録メディアディスク全体が径方向に位置決
めされた状態で装着されるようになっている。
【0034】このような構成を有する本実施形態にかか
るモータによれば、周方向にほぼ均等な間隔で配置され
た複数の駆動コイル15の各端末部分15aの近傍に、
複数の金属配線板16の各端子部16aが配置されてお
り、その結果として、上記金属配線板16の各端子部1
6aに対して駆動コイル15の各端末部分15aが容易
かつ効率的に接続されるようになっている。
【0035】また、上記各金属配線板16の導通部16
cは、上述した端子部16aの周囲を取り囲むようにし
てステータコア14のほぼ全面に対面した状態に延在し
ていることから、当該金属配線板16が埋設されたモー
タ基板11の平面剛性が、上記複数の導通部16cの配
置関係によって向上されており、その分だけモータ全体
の取付精度が高められるようになっている。
【0036】このとき、特に本実施形態では、モータ基
板11に、モータ取付用の基準面11aを設けているこ
とから、モータの取付作業は容易かつ高精度に行われ
る。
【0037】さらに、本実施形態にかかるモータでは、
中継基板として形成されたモータ基板11が、他のモー
タのモータ基板を兼用していることから、上記他のモー
タのモータ基板が廃止されることとなり、装置全体とし
て低コストかつ小型化が可能になるとともに、モータ基
板11の平面剛性が一層向上されるようになっている。
【0038】さらにまた、本実施形態にかかるモータに
おいては、金属配線板16の導通部16cの延出端部分
に、コネクタ部16dが一体的に設けられていることか
ら、別部品からなるコネクタの使用が省略されることと
なり、その結果、一層の低コストが可能となる。
【0039】一方、上述した実施形態に対応する構成部
材を同一の符号で示した図6及び図7に示された実施形
態は、金属配線板16の各導通部16cが、ステータコ
ア14のほぼ全面に対面するように延在して一箇所の接
続部としてのコネクタ部16dに収束するように配置さ
れている点で、上述した実施形態と同様であるが、各導
通部16cの途中部分には、コイル接続部を構成するラ
ンド部16mがそれぞれ設けられている。それらの各ラ
ンド部16mは、周方向に沿って適宜の間隔で配置され
ていて、当該各ランド部16mに対して、前述した駆動
コイル15の各端末部分15aが半田付けにより各々接
続されている。このようなランド部16mに対する半田
付けを行うにあたっては、前記モータ基板11の表面上
に設けられた絶縁フィルムやオーバーコーティング等か
らなる絶縁部材が、上記各ランド部16mに対応した部
位において一部除去される。
【0040】このような構成を有する実施形態にかかる
モータにおいても、金属配線板16の各導通部16c
が、ステータコア14のほぼ全面に対面するように延在
していることから、当該金属配線板16が埋設されたモ
ータ基板11の平面剛性が向上されてモータ全体の取付
精度が高められているとともに、周方向に適宜の間隔で
配置された複数の金属配線板16の各ランド部16mに
対して、駆動コイル15の各端末部分15aが容易かつ
効率的に接続されることとなり、上述した実施形態とほ
ぼ同様な作用・効果が得られる。
【0041】以上、本発明者によってなされた発明の実
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0042】例えば、上述した各実施形態では、モータ
基板11の樹脂部分にモータ取付部11aを設けている
が、金属配線板16側にモータ取付部を設けておき、そ
のモータ取付部を、成形後において、金属配線板16の
導通側から切離させるようにしてもよい。
【0043】また、図8又は図9に示されているよう
に、他のモータのリード線Lを、モータ基板11の表面
上に半田付けするにあたっては、モータ基板11の上面
側又は下面側のいずれに接続させるように配置しても良
い。
【0044】さらに、図10に示されているように、金
属配線板16の端縁部分に、爪部16nを折り曲げて立
ち上げるように形成しておき、その爪部16nをモータ
取付板11c側に差し込み、圧入や半田付け等によって
固定させるように構成することも可能である。
【0045】また、上述した実施形態は、CD−ROM
ディスク駆動装置用のスピンドルモータに対して本発明
を適用したものであるが、本発明は、それに限定される
ものではなく、ハードディスク、フロッピー(登録商
標)ディスク、DVDなどのような各種メディアディス
クを回転駆動させるモータや、その他の多種多様なモー
タに対しても同様に適用することができるものである。
【0046】さらにまた、本発明を適用する摺動軸受部
材は、上述した各実施形態のようなメタル軸受に限定さ
れることはなく、潤滑流体の動圧を利用した動圧軸受部
材を用いた装置に対しても本発明は同様に適用すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように請求項1又は請求項4
にかかるモータは、金属配線板の導通部を、ステータコ
アのほぼ全面に対面するように延在させることによっ
て、当該金属配線板が埋設されたモータ基板の平面剛性
を向上させ、モータ全体の取付作業を効率的かつ高精度
に行わせるようにしたものであるから、簡易な構成で、
駆動コイルの接続作業、及びモータの取付作業を効率的
かつ高精度に行わせることができ、低コストで良好なモ
ータ特性を得ることができる。
【0048】また、請求項2にかかるモータは、周方向
にほぼ均等な間隔で配置した複数の駆動コイルの各端末
部分の近傍に、複数の金属配線板の各端子部を配置する
ことによって、それら金属配線板の各端子部に対して駆
動コイルの各端末部分を容易かつ効率的に接続させるよ
うにしたものであるから、上述した請求項1にかかる効
果に加えて、駆動コイルの接続作業性を高めることがで
きる。
【0049】さらに、請求項3にかかるモータは、周方
向に適宜の間隔で配置した複数の金属配線板の各ランド
部に対して、駆動コイルの各端末部分を容易かつ効率的
に接続させるようにしたものであるから、上述した請求
項1にかかる効果に加えて、駆動コイルの接続作業性を
高めることができる。
【0050】また、請求項5にかかるモータは、モータ
基板にモータ取付用の基準面を設けて、モータの取付作
業を容易かつ高精度に行い得るようにしたものであるか
ら、上述した効果を更に高めることができる。
【0051】さらに、請求項6にかかるモータは、他の
モータのモータ基板を兼用する中継基板としてモータ基
板を形成することによって、他のモータのモータ基板を
廃止可能とし、低コストかつ小型化を図るとともに、モ
ータ基板の平面剛性を更に向上させたものであるから、
上述した効果を更に高めることができる。
【0052】さらにまた、請求項7にかかるモータは、
金属配線板の導通部の先端部分に、コネクタ部を一体的
に設けて、別部品からなるコネクタの使用を省略し、一
層の低コストを可能としたものであるから、上述した効
果を、一層低廉に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したCD−ROM駆動装置用のモ
ータの構造例を表した縦断面説明図である。
【図2】図1に示されたモータの基板部分を表した平面
説明図である。
【図3】図1に示されたモータの基板部分のコネクタ部
を拡大して表した縦断面図である。
【図4】コネクタ部の他の実施形態を拡大して表した縦
断面図である。
【図5】図3に示されたモータ基板における金属配線板
のプレス成形直後の形状を表した平面説明図である。
【図6】本発明を適用した他のメディアディスク駆動装
置用のモータの構造例を表した縦断面説明図である。
【図7】図6に示されたモータ基板における金属配線板
のプレス成形直後の形状を表した平面説明図である。
【図8】モータ基板に対する他のモータのリード線の接
続状態を表した側面説明図である。
【図9】モータ基板に対する他のモータのリード線の他
の接続状態を表した側面説明図である。
【図10】モータの取付部分の変形例を表した側面説明
図である。
【図11】従来のモータ基板の構成を表した外観斜視説
明図である。
【符号の説明】 10 ステータ組 20 ロータ組 D 装置本体 L リード線 11 モータ基板 11a モータ取付部 12 軸受ホルダー 12a コア支持部 13 メタル軸受 14 ステータコア 15 駆動コイル 15a 端末部分 16 金属配線板 16a 端子部 16b 端子基部 16c 導通部 16d コネクタ部 16e 接点端子 16f 貫通孔 16g 導通部 16h ハウジング 16i コネクタ部 16m ランド部 21 回転軸 22 ターンテーブル 22b ロータケース 23 駆動マグネット(永久磁石) 24 チャッキングクランプ部
フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA09 BB01 BB09 BB13 CA01 CA05 CB03 CB04 CB12 CB23 CB26 CC11 CD01 CD04 CD14 CD21 CE01 EE01 EE13 5H604 AA08 BB01 BB10 BB14 BB15 CC01 CC05 CC16 PB03 PC03 QB03 QB14 5H621 BB07 GA01 GA04 GB08 GB09 GB14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ基板に保持されたステータコア
    に、複数相の駆動コイルが巻回されているとともに、 それら複数相の駆動コイルの各端末部分が、上記モータ
    基板の内部側に埋設された複数の金属配線板の各コイル
    接続部にそれぞれ接続されたモータにおいて、 上記複数の金属配線板の各コイル接続部が、周方向に沿
    って適宜の間隔で配置されているとともに、 前記複数の金属配線板は、上記各コイル接続部の各々か
    ら半径方向外方側に向かって延出する導通部をそれぞれ
    備え、 それら複数の導通部は、前記ステータコアのほぼ全面に
    対面するように延在して一箇所の接続部に向かって収束
    する配置になされていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記複数の金属配線板の各コイル接続部
    は、前記複数相の駆動コイルの各端末部分の近傍まで延
    出した複数の端子部からなり、 上記複数の各端子部が、周方向に沿ってほぼ均等な間隔
    で配置されていることを特徴とする請求項1記載のモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記複数の金属配線板の各コイル接続部
    は、前記各導通部上にそれぞれ形成された複数のランド
    部からなり、 上記複数の各ランドが、周方向に沿って適宜の間隔で配
    置されていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記金属配線板の導通部が、平板状部材
    から形成されているとともに、 前記各端子部が、上記平板状部材からなる導通部の一端
    側で折れ曲げた形成になされていることを特徴とする請
    求項1記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記モータ基板が、モータ取付用の基準
    面を備えていることを特徴とする請求項1記載のモー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記モータ基板が、他のモータのモータ
    基板を兼用する中継基板として形成され、 その中継基板として形成されたモータ基板が、他のモー
    タに対する接点端子を備えていることを特徴とする請求
    項1記載のモータ。
  7. 【請求項7】 前記金属配線板の外部接続部が、コネク
    タ構造に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のモータ。
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