JP3871547B2 - タッチパネル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、指,ペンなどの物体が接触したことを検出するタッチパネル装置に関し、特に、IDT(Inter Digital Transducer:櫛形電極)を用いた弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)の減衰,遮断を検知してその接触位置を検出するタッチパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
主としてパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムの普及に伴って、コンピュータシステムにより情報が表示される表示装置の表示画面上を指またはペンにより指示することにより、新たな情報を入力したり、コンピュータシステムに対して種々の指示を与えたりする装置が利用されている。パーソナルコンピュータ等の表示装置の表示画面に表示された情報に対してタッチ方式にて入力操作を行う場合には、その表示画面上での接触位置(指示位置)を高精度に検出する必要がある。
【0003】
指,ペンなどの物体の接触位置を検出するタッチパネル装置としては、抵抗膜を用いた装置と超音波を用いた装置とが良く知られている。前者の抵抗膜を用いた装置では、抵抗膜に物体が接触することによって生じるその抵抗膜の抵抗値の変化を検知する。これは、消費電力が少なくて良いが、応答時間,検出性能,耐久性の点で問題がある。
【0004】
これに対して、超音波を用いた装置では、例えば非圧電基板に弾性表面波を伝播させて、その非圧電基板に指,ペンなどの物体が接触することによって生じる弾性表面波の減衰を検知して、物体による接触位置を検出するものである。弾性表面波を励振,受信するトランスデューサとして、フォトリソグラフィ技術を用いて一括形成が可能なIDTを用いるタッチパネル装置の研究開発を、本発明者等は進めている。このタッチパネル装置では、弾性表面波を励振する励振素子及び伝播された弾性表面波を受信する受信素子として、IDT及び圧電薄膜にて構成される素子を使用する。
【0005】
図15は、IDTを用いるこのような従来のタッチパネル装置の構成を示す図である。図15において、60は例えばガラス材からなる矩形状の非圧電基板であり、非圧電基板60のX方向,Y方向夫々の一端部には、入力IDT及び圧電薄膜で構成されており、弾性表面波を励振する複数の励振素子65が、夫々を複数のトラック夫々に対応させて、一列状に配列して形成されている。また、非圧電基板60のX方向,Y方向夫々の他端部には、励振素子65に対向させた態様で、出力IDT及び圧電薄膜で構成されており、弾性表面波を受信する複数の受信素子66が一列状に配列して形成されている。
【0006】
図15に示すタッチパネル装置では、各励振素子65に電気信号を入力して弾性表面波を励振させて、非圧電基板60を伝播させ、伝播した弾性表面波を各受信素子66で受信させる。そして、非圧電基板60上の弾性表面波の伝播路に物体が接触した場合には、弾性表面波は減衰する。よって、受信素子66の受信信号のレベル減衰の有無を検知することによって、物体の接触の有無及びその接触位置を検出することが可能である。
【0007】
また、本発明者等は、基板の斜め方向(対角方向)に弾性表面波を伝播させるように励振素子,受信素子を配置するようにしたタッチパネル装置を提案している。図16は、このようなタッチパネル装置の電極構造例を示す図である。図16において、70は例えばガラス材からなる矩形状の非圧電基板であり、中央の破線で囲まれた部分が、接触位置を検出できる検出領域70aである。
【0008】
非圧電基板70の周縁部である検出領域70aの外側の額縁領域には、4個のIDT71が配置されている。各IDT71は、対向するバス電極72,72から櫛形電極指73を途中で屈曲させて交互に連ねた構成をなしている。この構成によって、バス電極72,72の対向方向から2方向に傾けた櫛形電極指73の配列を形成し、2方向への弾性表示波の励振及び2方向からの弾性表示波の受信を実現している。この例では、上辺側及び下辺側のIDT71が異なる2方向へ同時に弾性表示波を励振する励振素子として機能し、左辺側及び右辺側のIDT71が異なる2方向から弾性表示波を受信する受信素子として機能する。
【0009】
上辺側及び下辺側の各IDT71のバス電極72に接続させて、入力用,グランド用の端子74,74が設けられている。また、左辺側及び右辺側の各IDT71のバス電極72に接続させて、出力用,グランド用の端子74,74が設けられている。そして、各端子74には、各引き回し線77が接続される。
【0010】
図17は、図16に対応したフレキシブル基板78を示す図である。フレキシブル基板78には、引き回し線77に対応する位置に導体パターン79が形成されている。そして、このフレキシブル基板78を図16に示すような電極構造に被せてタッチパネル装置を構成する。
【0011】
このようにタッチパネル装置からの信号の引き出しにフレキシブル基板78を利用することは実装上有利である。図16,図17に示すように、長尺なバス電極72で挟まれたIDT71を、額縁領域の検出領域70aに近い側に配置し、その外側に引き回し線77を配線し、それらの引き回し線77を一辺に集約させる構成をとっている。このように集約される引き回し線77は、フレキシブル基板78の導体パターン79を介して外部の回路に接続される。ところで、額縁領域はタッチ位置を検出できない領域であるため、その額縁領域の面積を狭くすることが製品価値の重要な要素であり、その面積の狭小化を図るためには、バス電極72及び引き回し線77の幅を狭くする必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図16,図17に示すような従来の構成では、パネル全体にわたって構成されたIDTの長尺なバス電極により信号が順次伝播されることによって抵抗損失が発生するので、受信した弾性表面波の強度が低下してしまうという問題がある。このような抵抗損失の発生を防止するためには、バス電極及び引き回し線の幅を増大させる必要があるが、これは額縁領域の狭小化には相反する。また、これらの膜厚を増加させることも考えられるが、励振・受信部(IDT)と伝送部(バス電極及び引き回し線)とでの膜厚の最適条件が異なることになるので、製造プロセスが複雑化するという課題が残る。
【0013】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、額縁領域を大きくすることなく、伝送部での抵抗損失を低減できるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
【0014】
本発明の他の目的は、額縁領域の更なる狭小化を図れるタッチパネル装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るタッチパネル装置は、矩形状をなす基板の中央部側と辺縁部側との対向するバス電極に櫛形電極指を連ならせた構成を有しており、前記基板の対角方向に弾性表面波を励振または受信するIDTが、前記基板の辺縁部に設けられているタッチパネル装置であって、前記基板の中央部側の前記バス電極に接続されており、前記IDT内部を通って前記基板の辺縁部側へ引き出される1または複数の引き出し電極を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項1のタッチパネル装置にあっては、基板の中央部側のバス電極からIDT内部を通って基板の周縁部側へ引き出し電極を設けている。よって、信号がこの引き出し電極を通るようになるため、長尺のバス電極を信号が順次伝播することがなくなり、バス電極での抵抗損失は少なくなる。
【0017】
請求項2に係るタッチパネル装置は、請求項1において、前記引き出し電極によって分画された前記IDTの各領域が同様の構造をなしているようにしたことを特徴とする。
【0018】
請求項2のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極によってIDTが複数の領域に均等に分画される。よって、各辺から励振される弾性表面波の変換効率が平均化するため、より単純な変換処理が可能となる。
【0019】
請求項3に係るタッチパネル装置は、請求項2において、前記IDTの各領域のインピーダンスが等しくなるように、前記引き出し電極を配置したことを特徴とする。
【0020】
請求項3のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極によって分画されたIDTの各領域のインピーダンスが等しくなっている。よって、各領域において励振効率の均質化が図れる。
【0021】
請求項4に係るタッチパネル装置は、請求項3において、前記IDTの各領域における静電容量が等しいことを特徴とする。
【0022】
請求項4のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極によって分画されたIDTの各領域の静電容量が等しくなっている。よって、安定した駆動検出を行える。
【0023】
請求項5に係るタッチパネル装置は、請求項3において、前記引き出し電極は複数本であり、該複数の引き出し電極夫々の抵抗値が等しいことを特徴とする。
【0024】
請求項5のタッチパネル装置にあっては、複数の引き出し電極夫々の抵抗値が等しくなっている。よって、各領域において抵抗損失の影響が一定に抑えられる。
【0025】
請求項6に係るタッチパネル装置は、請求項1〜5の何れかにおいて、前記引き出し電極の幅は、(3/8+n)λ(λ:前記弾性表面波の波長,n:負でない整数)であることを特徴とする。
【0026】
請求項6のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極の幅を(3/8+n)λ(λ:弾性表面波の波長,n:負でない整数)に設定しており、設計パラメータでの特性予測を行えて、励振効率を低下させることがない。
【0027】
請求項7に係るタッチパネル装置は、請求項6において、前記引き出し電極は櫛歯状をなしていることを特徴とする。
【0028】
請求項7のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極が櫛歯状をなしている。よって、引き出し電極にも反射波の影響をキャンセルする効果を期待でき、IDTで生じる不要な機械的反射の影響を緩和する。
【0029】
請求項8に係るタッチパネル装置は、請求項1〜7の何れかにおいて、前記バス電極内に、前記引き出し電極に接続するパッドが設けられていることを特徴とする。
【0030】
請求項8のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極と接続されるパッドがバス電極内に設けられている。よって、バス電極の導体部も利用して低抵抗化を図れると共に、パッド面積を削減して額縁領域の狭小化を図れ、また、接点不良の影響を最小限に留めて歩留りが向上する。
【0031】
請求項9に係るタッチパネル装置は、矩形状をなす基板の中央部側と辺縁部側との対向するバス電極に櫛形電極指を連ならせた構成を有しており、前記基板の対角方向に弾性表面波を励振または受信するIDTが、前記基板の辺縁部に設けられているタッチパネル装置であって、前記基板の中央部側の前記バス電極に接続されており、前記IDT内部を通って前記基板の辺縁部側へ引き出される1または複数の引き出し電極と、前記引き出し電極に設けられたパッドと、該パッドに対応した接続部分を有するフレキシブル基板とを備えることを特徴とする。
【0032】
請求項9のタッチパネル装置にあっては、請求項1と同様、基板の中央部側のバス電極からIDT内部を通って基板の周縁部側へ引き出し電極を設けていて、信号がこの引き出し電極を通るようになるため、長尺のバス電極を信号が順次伝播することがなくなり、バス電極での抵抗損失は少なくなる。また、フレキシブル基板が被せられる。よって、抵抗損失の更なる低減と伝送の安定化とを図れる。
【0033】
請求項10に係るタッチパネル装置は、請求項9において、前記フレキシブル基板は前記IDTを被うべく配置されていることを特徴とする。
【0034】
請求項10のタッチパネル装置にあっては、IDTがフレキシブル基板にて被われており、不意の衝撃に対する緩衝部材としてフレキシブル基板が機能し、信頼性が高まる。
【0035】
請求項11に係るタッチパネル装置は、請求項10において、前記フレキシブル基板は前記IDTを被う部分に、前記引き出し電極に接続される引回し線を有することを特徴とする。
【0036】
請求項11のタッチパネル装置にあっては、引き出し電極に接続される引回し線がIDTの上方に配置されている。よって、額縁領域の狭小化を図れる。
【0037】
請求項12に係るタッチパネル装置は、請求項9〜11の何れかにおいて、前記フレキシブル基板は、前記基板の厚さ方向に折り曲げられた構造をなすことを特徴とする。
【0038】
請求項12のタッチパネル装置にあっては、フレキシブル基板が、IDTを設けた基板の厚さ方向に折り曲げられている。よって、その折り曲げた部分に引回し線を配置でき、額縁領域の更なる狭小化を図れる。
【0039】
請求項13に係るタッチパネル装置は、請求項12において、前記フレキシブル基板は、長尺の素材を折り曲げられた構造をなすことを特徴とする。
【0040】
請求項13のタッチパネル装置にあっては、フレキシブル基板を、長尺の素材が折り曲げられた構造としている。よって、量産を容易に行える。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明に係るタッチパネル装置の励振素子または受信素子として用いるIDTの構成を示す図である。本発明のIDT1は、対向するバス電極2a,2bから夫々櫛形電極指3を途中で屈曲させて交互に連ねた構成をなしている。本発明のIDT1は、この構成によって従来例と同様に、バス電極2a,2bの対向方向から2方向に傾けた櫛形電極指3の配列を形成し、2方向への弾性表示波の励振または2方向からの弾性表示波の受信を実現している。
【0042】
パネル中央部側(検出領域側)のバス電極2aは従来例と同様に長尺であり、このバス電極2aは例えば(+)側の電極であり、その両端は(+)側のパッド4に接続されている。IDT1の内部には、バス電極2aに接続される複数の引き出し電極5が、櫛形電極指3と平行に途中で屈曲させて、等ピッチにて通過している。これらの引き出し電極5は、夫々(+)側のパッド4に接続されている。パネル周縁部側(検出領域とは反対側)のバス電極2bは例えば(−)側の電極であり、各バス電極2bは(−)側の端子4に接続されている。
【0043】
IDT1は、これらの複数の引き出し電極5によって、繰り返し構成の複数の領域に分画される。このことにより、各分画領域における弾性表面波の励振強度を略一定にしている。また、各分画領域毎のインピーダンスを略等しくしている。具体的には、各分画領域において、引き出し電極5の配置間隔と長さ(交差幅)とで決まる静電容量を略一定にすると共に、各引き出し電極5の幅と長さとを調整してその抵抗を略一定にしている。
【0044】
図2は、本発明のIDT1の他の構成を示す図である。図2に示す例は、図1の右部分の電極交差部構造の簡素化を図ったものであり、この構成によって、電極パターン(バス電極2a,2b、引き出し電極5)の複雑化が緩和され、一部の引き出し電極5にかかる抵抗負荷も緩和できる。また、この構成では、IDT1の隅部の開口が半分になるため、引き出し電極5の配置間隔が2倍になり、その部分での励振効率が強化される。
【0045】
(第2実施の形態)
次に、引き出し電極5の配置間隔及び幅について説明する。図3は、本発明のIDT1の一例の部分拡大図である。この図3に示す例は、対向するバス電極2a,2bから1本ずつ交互に途中で屈曲させた櫛形電極指3を引き出している構成(シングル屈曲電極指タイプ)のIDT1である。
【0046】
引き出し電極5にて分画された隣合うIDT1の分画領域にあって、この引き出し電極5を加えて櫛形電極指3の形成パターンが乱れないように、引き出し電極5の配置間隔と幅とを設定している。引き出し電極5の配置間隔は、櫛形電極指3の形成パターンで決まる一方向の交差幅の整数倍が適しており、特に交差幅に等しいことが最適である。
【0047】
また、引き出し電極5の幅wは、弾性表面波の波長をλとした場合に、w=(1/4+n)λ(n:自然数)とすることが好ましい。図4(a)は櫛形電極指3の構成を模式的に示しており、1本の櫛形電極指3の幅はλ/4であり、隣合う櫛形電極指3,3の間隙もλ/4である。このような櫛形電極指3の形成パターンに対して、例えばn=1としてw=(λ+λ/4)=5λ/4の幅の引き出し電極5を形成した場合に(図4(b))、形成した引き出し電極5を加えても電極パターンが乱れることはない。
【0048】
図5は、本発明のIDT1の他の例の部分拡大図である。この図5に示す例は、対向するバス電極2a,2bから2本ずつ交互に途中で屈曲させた櫛形電極指3を引き出している構成(ダブル屈曲電極指タイプ)のIDT1である。この構成例では、櫛形電極指3での弾性表面波の反射の影響を抑制する。また、引き出し電極5でも反射の影響を抑制できるように、引き出し電極5は櫛形電極指3と同等の幅の複数の電極線にて構成されている。
【0049】
引き出し電極5の幅wは、弾性表面波の波長をλとした場合に、w=(3/8+n)λ(n:負でない整数)とすることが好ましい。図6(a)は櫛形電極指3の構成を模式的に示しており、1本の櫛形電極指3の幅はλ/8であり、隣合う櫛形電極指3,3の間隙もλ/8である。このような櫛形電極指3の形成パターンに対して、例えばn=1としてw=(λ+3λ/8)=11λ/8の幅の引き出し電極5を形成した場合に(図6(b))、形成した引き出し電極5を加えても電極パターンが乱れることはない。そして、このような引き出し電極5の構成にすることにより、弾性表面波の内部反射を抑制するためのλ/8の櫛形構造をそのまま生かすことが可能である。
【0050】
(第3実施の形態)
次に、引き出し電極5のパッド4の構成例について説明する。図7は、パッド4の一例の構成を示す図であり、バス電極2bに接続される例えば(−)側の複数のパッド4は、更なるバス電極2cに接続されている。引き出し電極5に接続される例えば(+)側の各パッド4は、これらのバス電極2b,2cに挟まれた領域内に配置されている。この構成例では、全ての(−)側のパッド4がバス電極2cに接続されているため、1つのパッド4において接点不良が発生しても、その影響が他のパッド4に及ぶことがなく、歩留り向上の効果を奏する。
【0051】
図8は、パッド4の他の例の構成を示す図であり、バス電極2dを引き出し電極5のパッドとして利用している。この場合にはパッドの面積を小さくできて、額縁領域の狭小化を図れる。なお、この例において、引き出し電極5をグランド用の電極とし、バス電極2bに接続されるパッド4を信号用のパッドとする場合には、グランド用の電極にて挾むようにしているため、他の駆動信号などの外部からのクロストークの影響を削減する効果を奏する。
【0052】
(第4実施の形態)
次に、以上のような構成のIDT1,パッド4等を非圧電基板10上に構成したパネル本体20に被せるフレキシブル基板11について説明する。図9(a)はフレキシブル基板11の全体構成図、図9(b)はパネル本体20の模式図である。フレキシブル基板11には、パネル本体20の複数のパッド4に夫々対応した複数の接続部12と、接続部12に接続されて信号を外部に取り出すための引回し線13とが形成されている。フレキシブル基板11に形成した低抵抗の引回し線13に信号を伝送させる構成になっており、抵抗損失を少なくできる。
【0053】
なお、このフレキシブル基板11は、図10(a)に示すように、1次元構造の4個のフレキシブル基板11夫々にてパネル本体20の4辺を被ってそれらを接合するように構成しても良いし、図10(b)に示すように、パネル本体20の形状に合わせた形状を有する額縁状の1個のフレキシブル基板11にてパネル本体20を一体的に被うように構成しても良い。
【0054】
図11(a),(b)は図7に示すパッド構成を有するパネル本体20にフレキシブル基板11を被せたレイアウトの一例を示す上面図,斜視図、また、図12(a),(b)は図8に示すパッド構成を有するパネル本体20にフレキシブル基板11を被せたレイアウトの他の例を示す上面図,斜視図である。なお、図11(a),図12(a)では被せたフレキシブル基板11の位置を一点鎖線にて表している。
【0055】
図12(a),(b)に示す例では、パネル本体20のIDT1の上方にまでフレキシブル基板11を被せており、IDT1の上方に引回し線13を立体交差させて配置する構成にしているため、図11(a),(b)に示す例と比較して、額縁領域の2mm以上の狭小化を実現することができる。
【0056】
図13(a),(b)は、フレキシブル基板11の他の例である折り曲げ型のフレキシブル基板11の構成例を示す図である。この例では、パネル本体20の上方側に引回し線13を配置するのではなく、パネル本体20の側方側に引回し線13を配置させた構成とする。即ち、フレキシブル基板11を非圧電基板10の厚さ方向に折り曲げて、その折り曲げた部分に引回し線13を配置させるようにする。よって、パネル本体20の額縁領域を、引回し線13の配置領域分だけ狭小化することができる。また、引回し線13から外部に引き出す端子部が2箇所に分離されるため、クロストークの影響を緩和する効果も期待できる。
【0057】
また、1次元状の素材を折り曲げてフレキシブル基板11を構成するようにした場合には、シート状の素材から構成する場合と比べて、中央部を開口させた2次元の額縁構造に依存する空間を素材の無駄なく形成することができ、低コストでの量産が可能となる。特に、一方向に折り曲げてフレキシブル基板11を構成する場合には、使用する素材の幅が最も小さくなり、より大きな低コスト化につながる。このような場合のフレキシブル基板11の展開例を図14(a)〜(c)に示す。図14(b)に示す例のように片面に直列に配置した場合には簡単な構成となり、接続すべきフラットコネクタとして汎用品を使用できる。
【0058】
【発明の効果】
本発明のタッチパネル装置では、基板の中央部側のバス電極からIDT内部を通って基板の周縁部側へ引き出し電極を設けるようにしたので、信号がこの引き出し電極を通るようになるため、バス電極での抵抗損失が少なくなり、額縁領域を大きくすることなく、伝送部での抵抗損失を低減することができる。
【0059】
また、本発明のタッチパネル装置では、引き出し電極によってIDTを複数の領域に均等に分画するようにしたので、各辺から励振される弾性表面波の変換効率を平均化させて、より単純な変換処理にすることができる。引き出し電極によって分画されたIDTの各領域のインピーダンスを等しくするようにしたので、各領域において励振効率の均質化を図ることができる。この分画されたIDTの各領域の静電容量を等しくするようにしたので、安定した駆動検出を行うことができる。複数の引き出し電極夫々の抵抗値を等しくするようにしたので、各領域において励抵抗損失の影響を一定に抑えることができる。
【0060】
また、本発明のタッチパネル装置では、引き出し電極の幅を(3/8+n)λ(λ:弾性表面波の波長,n:負でない整数)に設定するようにしたので、設計パラメータでの特性予測を行うことができて、励振効率の低下を防止できる。引き出し電極を櫛歯状とするようにしたので、引き出し電極にも反射波の影響をキャンセルする効果を期待でき、IDTで生じる不要な機械的反射の影響を緩和できる。
【0061】
また、本発明のタッチパネル装置では、引き出し電極と接続されるパッドをバス電極内に設けるようにしたので、バス電極の導体部も利用して低抵抗化を図ることができると共に、パッド面積を削減して額縁領域の狭小化も図ることができ、更に、接点不良の影響を最小限に留めて歩留りを向上することができる。
【0062】
また、本発明のタッチパネル装置では、パネル本体にフレキシブル基板を被せるようにしたので、抵抗損失の更なる低減と伝送の安定化とを図ることができる。フレキシブル基板にてIDTを被うようにしたので、不意の衝撃に対する緩衝部材としてフレキシブル基板が機能し、信頼性を高めることができる。引回し線をIDTの上方に配置するようにしたので、額縁領域の狭小化を図ることができる。フレキシブル基板をパネル本体の厚さ方向に折り曲げて、引回し線をパネル本体の側面に配置するようにしたので、額縁領域の更なる狭小化を図ることができる。1次元状の素材を折り曲げて2次元構造のフレキシブル基板を構成するようにしたので、低コストでの量産を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のIDTの一例の構成を示す図である。
【図2】本発明のIDTの他の例の構成を示す図である。
【図3】本発明のIDTの一例の部分拡大図である。
【図4】図3に示すIDTの櫛形電極指の構成の模式図である。
【図5】本発明のIDTの他の例の部分拡大図である。
【図6】図5に示すIDTの櫛形電極指の構成の模式図である。
【図7】パッドの一例の構成を示す図である。
【図8】パッドの他の例の構成を示す図である。
【図9】フレキシブル基板の全体構成図及びパネル本体の模式図である。
【図10】フレキシブル基板の構成例を示す図である。
【図11】パネル本体にフレキシブル基板を被せたレイアウトの一例を示す上面図及び斜視図である。
【図12】パネル本体にフレキシブル基板を被せたレイアウトの他の例を示す上面図及び斜視図である。
【図13】折り曲げ型のフレキシブル基板の構成例を示す図である。
【図14】フレキシブル基板の展開例を示す図である。
【図15】従来のタッチパネル装置の構成を示す図である。
【図16】従来のタッチパネル装置の電極構造例を示す図である。
【図17】従来のフレキシブル基板を示す図である。
【符号の説明】
1 IDT
2a,2b バス電極
3 櫛形電極指
4 パッド
5 引き出し電極
10 非圧電基板
11 フレキシブル基板
12 端子部
13 引回し線
20 パネル本体
Claims (13)
- 矩形状をなす基板の中央部側と辺縁部側との対向するバス電極に櫛形電極指を連ならせた構成を有しており、前記基板の対角方向に弾性表面波を励振または受信するIDTが、前記基板の辺縁部に設けられているタッチパネル装置であって、前記基板の中央部側の前記バス電極に接続されており、前記IDT内部を通って前記基板の辺縁部側へ引き出される1または複数の引き出し電極を備えることを特徴とするタッチパネル装置。
- 前記引き出し電極によって分画された前記IDTの各領域が同様の構造をなしているようにした請求項1記載のタッチパネル装置。
- 前記IDTの各領域のインピーダンスが等しくなるように、前記引き出し電極を配置した請求項2記載のタッチパネル装置。
- 前記IDTの各領域における静電容量が等しい請求項3記載のタッチパネル装置。
- 前記引き出し電極は複数本であり、該複数の引き出し電極夫々の抵抗値が等しい請求項3記載のタッチパネル装置。
- 前記引き出し電極の幅は、(3/8+n)λ(λ:前記弾性表面波の波長,n:負でない整数)である請求項1〜5の何れかに記載のタッチパネル装置。
- 前記引き出し電極は櫛歯状をなしている請求項6記載のタッチパネル装置。
- 前記バス電極内に、前記引き出し電極に接続するパッドが設けられている請求項1〜7の何れかに記載のタッチパネル装置。
- 矩形状をなす基板の中央部側と辺縁部側との対向するバス電極に櫛形電極指を連ならせた構成を有しており、前記基板の対角方向に弾性表面波を励振または受信するIDTが、前記基板の辺縁部に設けられているタッチパネル装置であって、前記基板の中央部側の前記バス電極に接続されており、前記IDT内部を通って前記基板の辺縁部側へ引き出される1または複数の引き出し電極と、前記引き出し電極に設けられたパッドと、該パッドに対応した接続部分を有するフレキシブル基板とを備えることを特徴とするタッチパネル装置。
- 前記フレキシブル基板は前記IDTを被うべく配置されている請求項9記載のタッチパネル装置。
- 前記フレキシブル基板は前記IDTを被う部分に、前記引き出し電極に接続される引回し線を有する請求項10記載のタッチパネル装置。
- 前記フレキシブル基板は、前記基板の厚さ方向に折り曲げられた構造をなす請求項9〜11の何れかに記載のタッチパネル装置。
- 前記フレキシブル基板は、長尺の素材を折り曲げられた構造をなす請求項12記載のタッチパネル装置。
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