JP3868756B2 - 半導体装置の内部電源電圧発生回路 - Google Patents

半導体装置の内部電源電圧発生回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の内部電源電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の一般的な半導体装置の機能を示す機能ブロック図である。
半導体装置では、本来の機能をつかさどる機能回路(論理回路や記憶回路、制御回路など)11の他に、保護回路12や入出力回路13が備えられている。データやアドレス等の信号Sは、保護回路12と入出力回路13を経て機能回路11に入出力される。
【0003】
これらの保護回路12、入出力回路13、機能回路11には、外部電源から電源Pが供給されている。そして、機能回路11に対しては、あらかじめ設定された電圧が供給されるように構成されているのが普通である。
【0004】
一般に、半導体装置は、製造時のプロセス変動に対しても仕様を満足するようにマージンを見込んで設計されている。しかし、近年、半導体装置の仕様が複雑になるにつれ、マージンを見込んだ設計が困難になっている。また、微細化が進むにつれ、プロセス変動に対する各素子の特性変動の度合いが大きくなっているので、この大きな特性変動を見込んだ設計は困難になっている。このために、仕様を満足しない半導体チップやウェーハが製造され、歩留まりが低下する可能性がますます増加している。
【0005】
このような、プロセス変動に対する歩留まり低下を防止するものとして、特開平6−326588号公報に記載の半導体装置が知られている。この半導体装置は、半導体チップ毎にプロセス変動に応じた最適の動作電圧を供給し、それぞれの半導体チップを最適に近い条件で使えるようにして、各半導体チップの性能を最大限に引き出すことを可能にしようとするものである。
【0006】
この半導体装置の内部電源電圧を発生させる回路を図5に示す。この内部電源電圧を発生させる回路は、参照電位生成回路14と定電圧回路15から構成されている。
【0007】
参照電位生成回路14は、抵抗Rと、複数のダイオードDと、一部のダイオードDにそれぞれ並列に接続された複数のフューズFを有している。この参照電位生成回路14は、外部電源電圧Vccを、抵抗RとダイオードDで分圧して、参照電位Vref を生成する。
【0008】
定電圧回路15は、カレントミラー回路とソースフォロワ回路から構成されている。この定電圧回路15は、参照電位Vref と同電位の内部電源電圧Vint を出力する。
【0009】
この内部電源電圧を発生させる回路では、フューズFの一部を切断することにより、所望の内部電源電圧Vint を発生させるようにしている。例えば、ダイオードDにシリコンダイオードを用いた場合、シリコンダイオードは、一個あたり約0.6Vの順方向バイアスで電流が立ち上がるので、参照電位Vref は、約0.6Vにダイオードの段数を乗じたものとなる。このことを利用し、ヒューズFを切断してダイオードDの段数を変えることで、参照電位Vref の値を変更するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した電圧発生回路では、参照電位Vref は、ダイオードDと抵抗Rの値のみで決定されるので、ダイオードDの順方向電位(約0.6Vの電圧値)から決定される離散的な値しかとれない。例えば、上記のシリコンダイオードを用いた場合では、0.6Vの整数倍の値しかとれない。
【0011】
また、最適な内部電源電圧Vint を選択するために、ヒューズFを切断する工程が必要であるので、製造工程数の増加による製造コストの上昇と製造期間(TAT)の長期化といった問題もある。
【0012】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ヒューズの切断といった工程を増加させることなく、プロセス変動が発生した場合でも、半導体装置の性能を最大限に引き出せるように、適切な内部電源電圧を供給することの可能な半導体装置の内部電源電圧発生回路を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、半導体装置の半導体チップ内に組み込まれた一つの電界効果トランジスタと複数の抵抗とで構成した分圧回路を有し、この分圧回路により、外部から供給される電源電圧を、電界効果トランジスタの導通・非導通によって2種の電圧に分圧し、この分圧した電圧を半導体チップ内に組み込まれた複数の電界効果トランジスタに内部電源電圧として供給する半導体装置の内部電源電圧発生回路であって、前記分圧回路が、抵抗からなる第1の回路と、抵抗と前記電界効果トランジスタとの直列回路と抵抗とを並列に接続した第2の回路とを、直列に接続した電圧自動調整回路からなる半導体装置の内部電源電圧発生回路である。
【0014】
本発明では、外部から供給される電源電圧を分圧回路で分圧する際、分圧回路を構成する電界効果トランジスタの導通・非導通によって2種の電圧に分圧し、この分圧した電圧を半導体チップ内に組み込まれた複数の電界効果トランジスタに内部電源電圧として供給する。これにより、半導体チップ製造時のプロセス変動によって変化した半導体チップ内の電界効果トランジスタの閾値電圧の値に応じて、内部電源電圧の値を変化させる。
【0015】
分圧回路で分圧される電圧の値は、分圧回路が電界効果トランジスタと抵抗とで構成されているため、電界効果トランジスタの導通状態(すなわち、導通または非導通)によって変化する。これは、電界効果トランジスタのゲート電極に一定値の電圧を印加し、この電圧値よりも、電界効果トランジスタの閾値電圧のほうが大きいのか、小さいのかによって、電界効果トランジスタの導通状態が変化することを利用している。
【0016】
一般に、半導体チップ製造時のプロセス変動によって、半導体チップ内に組み込まれた電界効果トランジスタの閾値電圧が低くなった場合、スタンバイ時の消費電力が大きくなり、所望の仕様を満足しなくなる。これを防止するには、半導体チップ内に組み込まれた電界効果トランジスタに供給する内部電源電圧を少し下げることが効果的である。
【0017】
本発明では、半導体チップ内に組み込まれた電界効果トランジスタの閾値電圧、つまり分圧回路の電界効果トランジスタの閾値電圧が、電界効果トランジスタのゲート電極に印加された一定の電圧値よりも高い場合には、電界効果トランジスタが非導通状態であるため、その非導通状態の回路定数に応じた電圧が分圧回路から出力される。
【0018】
一方、プロセス変動により、分圧回路の電界効果トランジスタの閾値電圧が、電界効果トランジスタのゲート電極に印加された一定の電圧値よりも下がった場合には、電界効果トランジスタが導通状態になるため、分圧回路の回路定数が切り替わり、導通状態の回路定数に応じた電圧が分圧回路から出力される。
【0019】
このようにして、電界効果トランジスタの閾値電圧が下がった場合には、分圧回路の回路定数を変化させ、半導体チップ内に組み込まれた電界効果トランジスタに供給する内部電源電圧を低下させるようにしている。
【0020】
したがって、本発明によれば、半導体装置内に備えられた内部電源電圧回路のヒューズの切断といったような工程を経ることなく、半導体チップ毎にプロセス変動に応じた最適の内部動作電圧を供給することができるため、それぞれの半導体チップを最適に近い条件で使うことが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づき説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0022】
図1は本発明の内部電源電圧発生回路が適用される半導体装置の機能ブロック図である。
本半導体装置は、本来の機能をつかさどる機能回路(論理回路や記憶回路、制御回路など)11と、保護回路12、入出力回路13、及び内部電源電圧発生回路1から構成されている。データやアドレス等の信号Sは、保護回路12と入出力回路13を経て機能回路11に入出力される。
【0023】
保護回路12、入出力回路13、及び内部電源電圧発生回路1には、外部電源から電源Pが供給されている。機能回路11の電源は内部電源電圧発生回路1により供給されている。この内部電源電圧発生回路1から発生される内部電源電圧は、本半導体装置の製造時のプロセス変動に応じて、最適な電圧値が自動的に設定されるようになっている。
【0024】
すなわち、後述するFET(電界効果トランジスタ)のオン・オフ特性の利用により、あらかじめ設定された複数の内部電源電圧の中から、所望の内部電源電圧を自動的に選択して発生させ、機能回路11に供給する構成となっている。
以下、内部電源電圧発生回路1の2つの実施形態を説明する。
【0025】
実施形態1
図2は本発明の内部電源電圧発生回路の実施形態1の構成を示す回路図である。
本実施形態の内部電源電圧発生回路は、基準電位発生回路2と、電圧自動調整回路3と、定電圧回路15から構成されている。定電圧回路15は図5の定電圧回路15と同様に、カレントミラー回路とソースフォロワ回路から構成され、参照電位Vref と同電位の内部電源電圧Vint を出力するものである。
【0026】
基準電位発生回路2は、抵抗R4とダイオードD1を有している。この基準電位発生回路2は、外部電源電圧Vccを、抵抗R4とダイオードD1で分圧して、判断電位Vcri を生成する。ダイオードD1は約0.6Vのバイアスで順方向電流が立ち上がるものを用いており、このため、判断電位Vcri は約0.6Vである。
【0027】
電圧自動調整回路3は、抵抗R1,R2,R3とトランジスタTr1を有している。この回路構成は、抵抗R1からなる第1の回路と、抵抗R2とトランジスタTr1との直列回路と抵抗R3とを並列に接続した第2の回路とを、直列に接続した構成となっている。
【0028】
トランジスタTr1としては、N−MOS FETを用いている。このN−MOS FETは、本半導体装置の半導体チップ内に組み込まれたものであり、基板、ドレイン、ソース、ゲート等は、機能回路11内のN−MOS FETと同じ素子を適用しているため、特性も同じ特性となっている。
【0029】
この電圧自動調整回路3は、外部電源電圧Vccを、抵抗器R1,R2,R3とトランジスタTr1で分圧して、参照電位Vref を生成する。この電圧自動調整回路3では、抵抗R2に直列にトランジスタTr1が接続されており、このトランジスタTr1のゲート電極には、このトランジスタの導通を制御する判断電位Vcri が印加されている。そして、このトランジスタTr1が導通するか否かにより、あらかじめ設定された2種類の参照電位Vref の内から、所望の1種類の参照電位Vref を選択して発生させるようになっている。
【0030】
ところで、製造時のプロセス変動により、機能回路11内のトランジスタの閾値電圧が低くなった場合、次のような問題が生ずる。すなわち、例えば、設計の時点では0.6Vに設定していた閾値電圧が、プロセス変動で0.6Vより低くなった場合には、機能回路11に供給する内部電源電圧を下げないで、通常の使い方をすると、スタンバイ時の消費電力が増え、半導体チップの仕様を満足しなくなる。これに対しては、機能回路11に供給する内部電源電圧を下げることで、スタンバイ時の消費電力を下げることができ、半導体チップの性能、仕様を最大限に引き出せることがわかっている。
【0031】
したがって、機能回路11内のトランジスタの閾値電圧が低くなった場合には、内部電源電圧を下げてやれば、スタンバイ時に流れる電流を抑えた最適に近い条件で、機能回路11内のトランジスタを使用することができる。
【0032】
具体的な例を挙げると、電圧自動調整回路3のトランジスタTr1のゲート電極に、判断電位Vcri として、例えば0.6Vを印加する。
【0033】
この時、製造時のプロセス変動によって、トランジスタTr1の閾値電圧の値(機能回路11内のトランジスタの閾値電圧の値も同様)が、設計時の0.6Vから変化しているものとする。通常、この閾値電圧の値は、0.6±0.2V、つまり0.4〜0.8V程度の幅で変化する。
【0034】
この閾値電圧の変化によって、トランジスタTr1の導通・非導通は以下のように決定される。判断電位Vcri として0.6Vが印加されている場合、トランジスタTr1の閾値電圧が0.6V以上になっていれば、トランジスタTr1は非導通である。しかし、トランジスタTr1の閾値電圧が0.6V未満になっていれば、トランジスタTr1は導通する。
【0035】
このトランジスタTr1の導通・非導通に応じて、抵抗R1,R2,R3からなる合成抵抗の値も変化し、参照電位Vref を下記の2つの式にしたがって変化させることになり、トランジスタの閾値電圧が低い場合に内部電源電圧Vint を下げることが可能になる。
【0036】
すなわち、上述したように、判断電位Vcri が0.6Vの場合、トランジスタTr1の閾値電圧が0.6V以上であれば、トランジスタTr1は非導通である。この時、参照電位Vref は下記の式で表すことができる。
トランジスタTr1が非導通の場合:
Vref =Vcc×R3/(R1+R3)
一例として、Vcc=5Vで、R1=10Ω、R2=100Ω、R3=5000Ωに設定していたとすると、参照電位Vref は4.99Vである。
【0037】
本式によれば、外部電源電圧Vccが2.5〜5Vの範囲であれば、抵抗R1を10〜100Ω、抵抗R2を10〜1KΩ、抵抗R3を1KΩ〜10KΩ程度に設定することで、参照電位Vref を2.3〜4.9V程度に設定することが可能となる。
【0038】
一方、トランジスタTr1の閾値電圧が0.6V未満であれば、トランジスタTr1は導通する。この時、参照電位Vref は下記の式で表すことができる。
トランジスタTr1が導通の場合:
Vref =Vcc×R2×R3/(R1×R2+R2×R3+R1×R3)
上記と同様に、Vcc=5Vで、R1=10Ω、R2=100Ω、R3=5000Ωに設定していたとすると、参照電位Vref は4.54Vに下がる。
【0039】
本式によれば、外部電源電圧Vccが2.5〜5Vの範囲であれば、抵抗R1を10〜100Ω、抵抗R2を10〜500Ω、抵抗R3を1KΩ〜10KΩ程度に設定することで、参照電位Vref を0.45〜4.9V程度に設定することが可能となる。
【0040】
このように、プロセス変動によるトランジスタTr1の閾値電圧の変化に応じて、参照電位Vref が変化するので、これにより内部電源電圧Vint を変化させることができる。具体的には、プロセス変動でトランジスタTr1の閾値電圧が下がっていれば、参照電位Vref が下がるので、内部電源電圧Vint を下げることができる。
【0041】
実施形態2
図3は本発明の内部電源電圧発生回路の実施形態2の構成を示す回路図である。
【0042】
本実施形態の内部電源電圧発生回路は、実施形態1とは基準電位発生回路4のみが異なり、電圧自動調整回路3と定電圧回路15については同じ構成となっている。
本基準電位発生回路4は、抵抗R4と抵抗R5とを有しており、外部電源電圧Vccを、抵抗R4と抵抗R5で分圧して、判断電位Vcri を生成する。
【0043】
実施形態1では、電圧自動調整回路3のトランジスタTr1の導通・非導通を決定するための判断電位Vcri の値を、抵抗R4とダイオードD1で決定していた。
【0044】
ダイオードD1は、例えばシリコンダイオードを用いた場合、約0.6Vのバイアスで順方向電流が立ち上がる。この精度は比較的高いため、判断電位Vcri を約0.6Vの値に設定する場合は好都合であるが、その値しかとれない。
【0045】
したがって、本実施形態では、ダイオードD1の代わりに抵抗を用いている。抵抗を用いた場合には、抵抗値の変化で、参照電位Vref の値を容易に変更することができる。
【0046】
この内部電源電圧発生回路では、基準電位発生回路4で発生する判断電位Vcri は下記の式で表すことができる。
Vcri =Vcc×R5/(R4+R5)
抵抗R4の値と抵抗R5の値を任意に設定すれば、判断電位Vcri の値を任意に変化させることができる。
【0047】
この基準電位発生回路4によれば、外部電源電圧Vccが2.5〜5Vの範囲であれば、抵抗R4を20〜3000Ω、抵抗R5を20〜200Ω程度に設定することで、判断電位Vcri を0.02〜4.5V程度に設定することができる。
【0048】
なお、外部電源電圧Vccが2.5〜5Vの範囲外であっても、抵抗R4の値と抵抗R5の値を変更することで、判断電位Vcri の値を適切に設定することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、ヒューズの切断といった工程を増加させることなく、最適な内部電源電圧を供給することができるので、半導体チップの性能を最大限に引き出すことができるとともに、歩留まりの低下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部電源電圧発生回路が適用される半導体装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の内部電源電圧発生回路の実施形態1の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の内部電源電圧発生回路の実施形態2の構成を示す回路図である。
【図4】従来の一般的な半導体装置の機能を示す機能ブロック図である。
【図5】従来の半導体装置の内部電源電圧を発生させる回路を示す図である。
【符号の説明】
1 内部電源電圧発生回路
2,4 基準電位発生回路
3 電圧自動調整回路
11 機能回路
12 保護回路
13 入出力回路
15 定電圧回路
D1 ダイオード
Gnd 接地電圧
P 電源
R1,R2,R3,R4,R5 抵抗
S 信号
Tr1 トランジスタ
Vcc 外部電源電圧
Vcri 判断電位
Vint 内部電源電圧
Vref 参照電位

Claims (6)

  1. 半導体装置の半導体チップ内に組み込まれた一つの電界効果トランジスタと複数の抵抗とで構成した分圧回路を有し、この分圧回路により、外部から供給される電源電圧を、電界効果トランジスタの導通・非導通によって2種の電圧に分圧し、この分圧した電圧を半導体チップ内に組み込まれた複数の電界効果トランジスタに内部電源電圧として供給する半導体装置の内部電源電圧発生回路であって、
    前記分圧回路が、抵抗からなる第1の回路と、抵抗と前記電界効果トランジスタとの直列回路と抵抗とを並列に接続した第2の回路とを、直列に接続した電圧自動調整回路からなる半導体装置の内部電源電圧発生回路
  2. 前記分圧回路が、外部から供給される電源電圧を、電界効果トランジスタの導通・非導通によって2種の電圧に分圧することで、半導体チップ製造時のプロセス変動によって変化した半導体チップ内の電界効果トランジスタの閾値電圧の値に応じて、内部電源電圧の値を変化させる請求項1記載の半導体装置の内部電源電圧発生回路。
  3. 前記電圧自動調整回路の電界効果トランジスタのゲート電極に印加するための電圧を供給する基準電位発生回路をさらに備えてなる請求項記載の半導体装置の内部電源電圧発生回路。
  4. 前記基準電位発生回路が、抵抗とダイオードを直列に接続した回路を有し、この回路を用いて外部から供給される電源電圧を分圧し、この分圧した電圧を電界効果トランジスタのゲート電極に印加するための電圧として出力する請求項記載の半導体装置の内部電源電圧発生回路。
  5. 前記基準電位発生回路が、複数の抵抗を直列に接続した回路を有し、この回路を用いて外部から供給される電源電圧を分圧し、この分圧した電圧を電界効果トランジスタのゲート電極に印加するための電圧として出力する請求項記載の半導体装置の内部電源電圧発生回路。
  6. 前記電圧自動調整回路からの出力を受けて内部電源電圧を発生させる定電圧回路をさらに備えてなる請求項記載の半導体装置の内部電源電圧発生回路。
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