JP3868591B2 - 感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せ、および該組合せを用いる印像形成方法 - Google Patents

感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せ、および該組合せを用いる印像形成方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるインスタントレタリングに使用する再転写材を感熱転写方式で作製するための、感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せ、および該組合せを用いる印像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
感熱転写方式でインスタントレタリング用再転写材を作製するには、感熱転写記録媒体と、基材の表面に感熱転写性インクの印像を受容するための表面処理層(エチレン/酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂を主成分とするものが一般的である)を設けた、再転写材用支持体を用意し、感熱転写プリンタで感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層を支持体の表面処理層上に選択的に熱転写して、文字、図柄などの反転印像を形成することによって行なわれている。このようにしてえられた反転印像を有する再転写材を、印像側で被転写体に重ね合わせ、再転写材の裏側からヘラなどの押圧手段で擦ったり、アイロンなどの加熱手段で加熱したりして印像を被転写体に再転写させる。
【0003】
再転写材を作成するための従来の感熱転写記録媒体と支持体との組合せにおいては、感熱転写性インク層と表面処理層の融点が近いものが一般的であった。
【0004】
この場合、転写機構、環境条件次第では、表面処理層上に転写されるべき記録媒体上のインクが基材上に残り、転写不良を起す場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の点に鑑みて、いかなる転写機構、環境条件にも対応した、感熱転写記録媒体と再転写材用支持体との組合せ、および該組合せを用いて品質の良好な再転写材を製造し、再転写する方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)基材上に感熱転写性インク層を有する感熱転写記録媒体と、該感熱転写記録媒体から感熱転写性インク層を選択的に熱転写して印像を形成して再転写材を製造するのに用いる再転写材用支持体との組合せであって、前記再転写用支持体が、基材と、その表面に設けられた印像を受容する表面処理層とからなり、該表面処理層が融点85℃以上のワックスを40重量%以上含有し、かつ前記表面処理層の融点が、前記感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層の融点より15℃以上高いことを特徴とする感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せに関する。
【0007】
さらに本発明は、(2)感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層中に、再転写材用支持体の表面処理層に含有される融点が85℃以上のワックスと同族列の融点が60℃以上のワックスを50重量%以上含有することを特徴とする前記(1)項記載の感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せに関する。
【0008】
さらに本発明は、(3)前記融点が85℃以上のワックスがポリエチレンワックスまたはポリエチレンワックスを主成分とするものであることを特徴とする前記(1)または(2)項記載の感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せに関する。
【0009】
さらに本発明は、(4)前記(1)〜(3)項のいずれかに記載の組合せを用い、感熱転写プリンタで感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層を支持体の表面処理層上に選択的に熱転写して印像を形成して再転写材を作製し、ついで再転写材上の印像を被転写体に再転写することを特徴とする印像形成方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は、感熱転写記録媒体から感熱転写性インク層を再転写材用支持体上に選択的に転写し印像を形成して再転写材を作製する工程を示す概略断面図である。
【0012】
図2は、再転写材上の印像を最終の被転写体上に再転写する工程を示す概略断面図である。
【0013】
1は感熱転写記録媒体を示し、感熱転写記録媒体1は、基材2の片面に感熱転写性インク層3を設け、サーマルヘッドと接する他面に耐熱性背面層4を設けた構成のものである。
【0014】
10は再転写材用支持体を示し、再転写材用支持体10は、基材11の片面に感熱転写性インクの印像A1を受容するための表面処理層12を設けた構成のものである。
【0015】
感熱転写記録媒体1と支持体10とを、感熱転写性インク層3と、表面処理層12が接するように重ね合せ、サーマルヘッドで加熱することによって、インク層3が選択転写され表面処理層12上に印像A1が形成され、再転写材15がえられる。
【0016】
このようにしてえられた再転写材15をその印像A1側で被転写体20に重ね合せ、基材11の背面からヘラ状のものなどで擦ることによって被転写体20上に印像A1が表面処理層12と基材11の界面で剥離して再転写され、印像A2が形成される。
【0017】
本発明では、再転写材用支持体10の表面処理層12が融点85℃以上のワックスを40重量%以上含有し、かつ表面処理層12の融点が、感熱転写記録媒体1の感熱転写性インク層3の融点より15℃以上高いという構成を採ることにより、加熱部位のインク層3を確実に表面処理層12の側に転移させることが可能となり、良好な品質の印像A1をうることができる。しかも、前記組成の表面処理層12は加圧時のキレが良好でかつ基材11からの剥離が良好であるから、再転写時には、印像A1は表面処理層12と基材11の界面で剥離して良好な再転写印像A2がえられる。
【0018】
本発明においては、さらに、感熱転写性インク層3と表面処理層12との親和性を大きくし、感熱転写性を高めるために、感熱転写性インク層3中に、表面処理層12中の前記融点が85℃以上のワックスと同族列の融点が60℃以上、なかんづく85℃以上のワックスを50重量%以上含有せしめるのが好ましい。
【0019】
さらに、前記85℃以上の高融点ワックスとしては、ポリエチレンワックスまたはポリエチレンワックスを主成分とするものが好ましい。
【0020】
つぎに本発明を詳細に説明する。
【0021】
本発明における再転写材用支持体は、基材上に表面処理層を設けたものであり、該表面処理層は融点が85℃以上のワックスを40重量%以上含有するものである。
【0022】
融点が85℃以上のワックスとしては、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、モンタンワックスなどのワックスで融点が85℃以上のものが使用できる。これらワックスは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。離型性、可撓性を有し、かつ比較的高い硬度を有する点から、ポリエチレンワックスまたはこれを主成分とするワックスが好ましい。
【0023】
表面処理層は、前記融点85℃以上のワックスを40重量%以上、なかんづく50重量%以上含有するのが好ましい。融点85℃以上のワックスの含有量が前記範囲より少ないと、再転写像の形成が劣ることになる。一方該ワックスの含有量が多すぎると基材との密着力が低くなり、表面処理層が基材から過度に剥れやすくなるため、85重量%以下、なかんづく75重量%以下が好ましい。
【0024】
表面処理層の融点は、感熱転写性インク層の融点より15℃以上高く設定する点を除いては、その範囲などはとくに制限されない。生産性など考慮するばあい、表面処理層の融点は通常85〜120℃程度が適当である。
【0025】
表面処理層には、前記高融点ワックス以外に、融点が85℃未満のワックスおよび/または熱可塑性樹脂を配合することができる。該ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックスなどの合成ワックスやキャンデリラワックス、カルナバワックスなどの植物ワックスなどがあげられる。前記熱可塑性樹脂としては、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ケトン系樹脂などがあげられる。
【0026】
表面処理層には、さらに、再転写時の表面処理層のキレをより向上するために体質顔料を配合するのが好ましく、また再転写時に表面処理層の基材からの剥離性をより向上するために離型剤を配合するのが好ましい。体質顔料としては、シリカ粉末、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、各種硫酸塩などがあげられる。離型剤としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などがあげられる。
【0027】
本発明の好ましい実施態様における表面処理層は、融点85℃以上のワックス40〜85重量%、なかんづく50〜75重量%、その他のワックスおよび/または熱可塑性樹脂15〜60重量%、なかんづく20〜50重量%、体質顔料1〜20重量%、なかんづく5〜10重量%、離型剤1〜10重量%、なかんづく3〜7重量%からなるものである。
【0028】
表面処理層は、前記成分を適宜の溶剤に溶解、分散した塗工液を基材上に塗布、乾燥することによって形成できる。表面処理層の塗布量(乾燥塗布量、以下同様)は、2〜5g/m2、なかんづく3〜4g/m2の範囲が好ましい。塗布量が前記範囲未満では、感熱転写性インクの転写性が劣り、一方前記範囲より多いと再転写性が劣る傾向にある。
【0029】
支持体の基材としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルムなどのポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアミドフィルム、アラミドフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどのポリオレフィンフィルムなどのプラスチックフィルムや紙類などがあげられる。基材の厚さは25〜75μm程度が適当である。
【0030】
つぎに本発明における感熱転写記録媒体について説明する。
【0031】
本発明における感熱転写記録媒体は、感熱転写性インク層の融点が支持体の表面処理層の融点より15°以上低いものである。通常インク層の融点は転写性、保存性などの点から60〜85℃の範囲が好ましく、この範囲内で表面処理層の融点との関係を満足するよう選択される。
【0032】
感熱転写性インク層は、表面処理層に含有される融点が85℃以上のワックスと同族列の融点が60℃以上、なかんづく85℃以上のワックスを50重量%以上含有するのが好ましい。
【0033】
ここで同族列のワックスとは、同一品種のもののみならず、異なる品種のものであっても、化学構造が同一または近似しているため、両者の親和性が高いものをいう。具体的には、たとえばポリエチレンワックスとパラフィンワックスとは、共に実質的に直鎖脂肪族炭化水素である点において同族列のワックスであり、またポリエチレンワックスとカルナバワックスとは、カルナバワックスはエステルワックス主体のものであるから、同族列のワックスでない。
【0034】
感熱転写性インク層には、その他のビヒクル成分を配合することができる。その他のビヒクル成分としては前記特定のワックス以外のワックスおよび/または熱可塑性樹脂が使用できる。その他のワックスとしては、カルナバワックス、キャンデリラワックスなどの植物系ワックス、ラノリンなどの動物系ワックス、モンタンワックスなどの鉱物系ワックスなどがあげられる。熱可塑性樹脂としては、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ケトン系樹脂、ポリエチレン系樹脂などがあげられる。
【0035】
着色剤としては、カーボンブラックをはじめとして各種有機、無機の顔料、染料が用いられる。
【0036】
感熱転写性インク層には、その他必要に応じて分散剤などの配合剤を適宜配合することができる。
【0037】
本発明の好ましい実施態様における感熱転写性インク層は、融点60℃以上、なかんづく85℃以上の特定のワックス50〜90重量%、なかんづく60〜80重量%、その他のワックスおよび/または熱可塑性樹脂5〜30重量%、なかんづく8〜20重量%、着色剤5〜30重量%、なかんづく10〜20重量%からなるものである。
【0038】
感熱転写性インク層は、前記成分を適宜の溶剤に溶解、分散した塗工液を基材上に塗布、乾燥することによって形成できる。またホットメルト塗工法によっても形成できる。インク層の塗布量は2〜3g/m2程度が適当である。
【0039】
基材としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルムなどのポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアミドフィル、アラミドフィルム、その他このインクリボンの基材用フィルムとして一般に使用されている各種のプラスチックフィルムが使用できる。またコンデンサーペーパーのような高密度の薄い紙も使用できる。基材の厚さは熱伝導を良好にする点から1〜10μm程度、なかんづく2〜6μm程度が好ましい。基材の背面(サーマルヘッドに接する側の面)に、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ニトロセルロース樹脂、あるいはこれらによって変性された各種の滑性耐熱性樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を配合したものなどからなる、従来から知られているスティック防止層を設けてもよい。
【0040】
本発明においては、前記感熱転写記録媒体と支持体の組合せを使用して再転写材を作製する。すなわち、感熱転写プリンタ、好ましくは冷時剥離型転写機構を備えた感熱転写プリンタで、感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層を支持体の表面処理層上に選択的に熱転写して印像を形成することによって再転写材を作製する。
【0041】
このようにして作製した再転写材を印像の側で最終の被転写体に重ね合せ、基材側からヘラなどの押圧手段で擦ることによって、印像が表面処理層と基材の界面で剥離して、被転写体に転写される。被転写体としては、紙類、プラスチック類、金属類などのシート状物や、曲面などを有する立体形状物など任意のものが使用できる。
【0042】
【実施例】
つぎに本発明を実施例により説明する。
【0043】
実施例1〜6および比較例1〜3
<感熱転写記録媒体の作製>
厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面にシリコーン樹脂からなる塗布量0.25g/m2の耐熱性背面層を形成し、もう一方の面に表1の処方のインク組成物をホットメルト塗工法で塗布し、塗布量2.5g/m2の感熱転写性インク層を形成し、感熱転写記録媒体No.1、2をえた。
【0044】
【表1】
Figure 0003868591
【0045】
<支持体の作製>
厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、表2に示す処方の塗工液を塗布し、乾燥して表面処理層を形成し、支持体No.1〜7を作製した。
【0046】
【表2】
Figure 0003868591
【0047】
<再転写材の作製および再転写>
感熱転写記録媒体No.1、2と支持体No.1〜7を表3に示すごとく組合せて使用し、感熱転写プリンタ(ブラザー工業(株)製TR−66)で支持体上に印像を形成し、再転写材を作製した。
【0048】
ついで再転写材をその印像側で被転写体に重ね合せ、ヘラ状物で基材の背面側から印像部分を擦り、印像を再転写させた。被転写体としては、三菱製紙(株)製DXトレーシングペーパーN(75g/m2)と日本製紙(株)製Npi上質紙(81.4g/m2)を用いた。
【0049】
再転写材上にえられた印像および再転写により被転写体上にえられた印像(再転写像)の品質をつぎの基準により評価した。結果を表3に示す。なお、再転写像は前記2種の被転写体で同等の品質であった。
5‥‥‥完全な印像およびその再転写像がえられる。
4‥‥‥ほぼ完全な印像およびその再転写像がえられる。
3‥‥‥印像の形成が若干劣るが、判別可能なレベルであり、再転写像もそれに伴なって判別可能なレベルである。
2‥‥‥印像の形成が劣り、判別不可能なレベルであり、再転写像もそれに伴なって判別不可能なレベルである。
1‥‥‥印字像、再転写像共に全く形成されない。
評点4、5であれば実用上支障ない。
【0050】
【表3】
Figure 0003868591
【0051】
【発明の効果】
本発明の感熱転写記録媒体と支持体との組合せによれば、いかなる転写機構、環境条件によっても良好な品質の印像を有する再転写材がえられ、この再転写材の印像を最終の被転写体に良好に転写できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感熱転写記録媒体から感熱転写性インク層を再転写材用支持体上に選択的に転写し印像を形成して再転写材を作製する工程を示す概略断面図である。
【図2】再転写材上の印像を最終の被転写体上に再転写する工程を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 感熱転写記録媒体
2 基材
3 感熱転写性インク層
10 支持体
11 基材
12 表面処理層
15 再転写材
20 被転写体
1、A2 印像

Claims (4)

  1. 基材上に感熱転写性インク層を有する感熱転写記録媒体と、該感熱転写記録媒体から感熱転写性インク層を選択的に熱転写して印像を形成して再転写材を製造するのに用いる再転写材用支持体との組合せであって、前記再転写用支持体が、基材と、その表面に設けられた印像を受容する表面処理層とからなり、該表面処理層が融点85℃以上のワックスを40重量%以上含有し、かつ前記表面処理層の融点が、前記感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層の融点より15℃以上高いことを特徴とする感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せ。
  2. 感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層中に、再転写材用支持体の表面処理層に含有される融点が85℃以上のワックスと同族列の融点が60℃以上のワックスを50重量%以上含有することを特徴とする請求項1記載の感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せ。
  3. 前記融点が85℃以上のワックスがポリエチレンワックスまたはポリエチレンワックスを主成分とするものであることを特徴とする請求項1または2記載の感熱転写記録媒体と再転写材用支持体の組合せ。
  4. 前記請求項1〜3のいずれかに記載の組合せを用い、感熱転写プリンタで感熱転写記録媒体の感熱転写性インク層を支持体の表面処理層上に選択的に熱転写して印像を形成して再転写材を作製し、ついで再転写材上の印像を被転写体に再転写することを特徴とする印像形成方法。
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