JP3866548B2 - コネクタ装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁部材に複数の端子を保持した端子アッセンブリと、前記端子アッセンブリを収容すると共に、 前記複数の端子を外部に導出するコネクタハウジングとを備えたコネクタ装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−9562号公報に開示されるコネクタ装置では、複数のプレート状の第1端子が一平面上に配列されており、複数のプレート状の第2端子が別の一平面上に配列されている。複数の第1端子と複数の第2端子とは、積層した状態で配置されている。複数の第1端子は、一体化された状態で製造され、隣合う第1端子同士は、連結部を介して結合している。一体化された複数の第1端子は、組み付け時に前記連結部を切断されて個々の端子に分離されて組み付けられる。同様に、複数の第2端子は、一体化された状態で製造され、隣合う第2端子同士は、連結部を介して結合している。一体化された複数の第2端子は、組み付け時に連結部を切断されて個々の端子に分離されて組み付けられる。連結部の切断は、例えばプレスによって切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
隣り合う端子同士を結合する連結部を切断すると、切断によって生じる連結部の切断端部が折れ曲がって離間する。しかし、連結部を単に切断するだけでは切断端部の折れ曲がりが不十分となり、複数の端子を組み付けた状態では、連結部の切断端部同士が近接し過ぎていたり、あるいは接触するというおそれがある。連結部の切断端部同士の近接し過ぎ、あるいは接触は、電気的な絶縁不良をもたらす。
【0004】
本発明は、複数の端子の内部配線との隣合う溶接部にまたがるろう材による電気的な絶縁不良の発生を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのために請求項1の発明は、絶縁部材に複数の端子を配列して保持した端子アッセンブリと、前記端子アッセンブリを収容すると共に、 前記複数の端子を外部に導出するコネクタハウジングとを備えたコネクタ装置において、前記コネクタハウジングは、複数の分割ハウジングで構成されており、前記複数の端子は、前記コネクタハウジングから外部に導出される外部端子部と、前記コネクタハウジングに設けられた内部配線に接続される内部配線部とを備え、前記内部配線部は、前記内部配線に溶接される複数の溶接部を備え、前記複数の分割ハウジングのうちの少なくとも1つは、その内面側に複数の前記溶接部間に対応する分断突起を備えており、該分断突起は、前記コネクタハウジングに前記端子アッセンブリを収容した状態では複数の前記溶接部の間に入り込むようにした。
端子アッセンブリを構成する複数の端子が近接配置されているとすると、溶接部同士も近接配置されることが多い。溶接部同士が近接配置されている場合、溶接箇所が隣から隣へと移る際に溶接用のろう材が引きずられて隣合う溶接部同士が電気的に接続してしまうおそれがある。端子アッセンブリを収容するようにコネクタハウジングを組み立てた状態では、分断突起が溶接部間に入り込む。溶接部間に入り込んだ分断突起は、ろう材による電気的接続を確実に断ち切る。
請求項2の発明では、請求項1において、前記端子アッセンブリは、一面上に複数の端子を配列するように連結する連結部を切断した状態で、かつ前記一面上での配列形状を維持した状態で前記絶縁部材に前記複数の端子が保持されており、前記複数の分割ハウジングのいずれかには、 前記連結部の切断によって生じる空隙に嵌入するための嵌入突起が設けられ、前記端子アッセンブリを収容するように前記複数の分割ハウジングを組み合わせて前記コネクタハウジングを組み立てた状態では、 前記嵌入突起が前記空隙に嵌入するようにした。
【0006】
端子アッセンブリを収容するようにコネクタハウジングを組み立てた状態では、嵌入突起が連結部の切断によって生じた空隙に嵌入する。前記空隙に嵌入した嵌入突起は、連結部の切断によって生じる対の切断端部同士の接触を防止する。嵌入突起の幅を対の切断端部同士の所望の間隔の大きさに設定しておけば、対の切断端部の間隔が所望の間隔に達していない場合にも、嵌入突起が前記空隙に嵌入することによって対の切断端部の間隔が所望の間隔に拡げられる。
【0007】
請求項3の発明では、請求項2において、前記コネクタハウジングは、第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとから構成し、前記嵌入突起は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとの少なくとも一方に設けた。
【0008】
端子アッセンブリを収容するように第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとを組み合わせてコネクタハウジングを組み立てると、嵌入突起が連結部の切断によって生じた空隙に嵌入する。一対の分割ハウジングでコネクタハウジングを組み立てる構成は、コネクタハウジングの組立に関して簡便である。
【0009】
請求項4の発明では、請求項2又は請求項3において、前記連結部は、凹部を有するようにした。
凹部は、連結部において強度的に最も弱い部分となり、連結部の切断の際には凹部にて破断される。従って、凹部を備えた連結部の切断は、確実かつ容易に所定の箇所で行われる。
【0010】
請求項5の発明では、請求項1乃至請求項4のいずれか1項において、前記内部配線を備えた分割ハウジングは、その内面側に前記内部配線部を所定の位置に支持する支持部を備え、複数の前記内部配線部の一部は、前記支持部に食い込む爪部を備えているようにした。
【0011】
爪部が支持部に食い込んだ状態では、爪部を備えた内部配線部は、支持部及び内部配線を備えた分割ハウジングに仮保持される。従って、内部配線と内部配線部との溶接が安定した状態で行われる。支持部に対する爪部の食い込みによる仮保持は、溶接による端子アッセンブリの固定を一層安定にする。
【0012】
請求項6の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか1項において、前記コネクタハウジングは、第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとから構成し、前記分断突起は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとの少なくとも一方に設けた。
【0013】
端子アッセンブリを収容するように第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとを組み合わせてコネクタハウジングを組み立てると、分断突起が溶接部間に入りこむ。一対の分割ハウジングでコネクタハウジングを組み立てる構成は、コネクタハウジングの組立に関して簡便である。
【0014】
請求項7の発明では、一面上に複数の端子を配列するように連結する連結部を切断した状態で、かつ前記一面上での配列形状を維持した状態で絶縁部材に前記複数の端子を保持した端子アッセンブリと、前記端子アッセンブリを収容すると共に、 前記複数の端子を外部に導出するコネクタハウジングとを備え、前記コネクタハウジングを複数の分割ハウジングで構成し、前記複数の分割ハウジングのうちの一部は内部配線を備え、前記端子プレートの複数の端子は前記コネクタハウジングから外部に導出される外部端子部と前記コネクタハウジング内の内部配線に接続される内部配線部とを備え、複数の前記内部配線部の一部は前記内部配線に溶接される溶接部を備えたコネクタ装置の製造方法であって、前記端子アッセンブリにおける前記連結部を切断する切断工程と、前記連結部を切断した前記端子アッセンブリを前記複数の分割ハウジングのうちの1つに組み付ける組み付け工程と、前記複数の分割ハウジングを組み合わせて前記コネクタハウジングを組み立てる組立工程とを含み、前記組み付け工程は、前記溶接部を前記内部配線に溶接する溶接工程を含み、前記組立工程においては、前記複数の分割ハウジングのいずれかに設けられた分断突起が複数の前記溶接部の間に挿入される。
溶接部間に入り込んだ分断突起は、隣合う溶接部にまたがっているろう材による電気的接続を確実に断ち切る。
【0015】
請求項8の発明では、請求項7において、前記組立工程において、前記複数の分割ハウジングのいずれかに設けられた嵌入突起が前記連結部の切断によって生じた空隙に嵌入されるようにした。
前記空隙に嵌入突起を嵌入させるようにコネクタハウジングを組み立てるコネクタ装置の製造方法は、連結部の切断によって生じる対の切断端部同士の接触を防止する。
【0016】
請求項9の発明では、請求項8において、前記コネクタハウジングは、第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとから構成されており、前記嵌入突起は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとの少なくとも一方に設けられており、 前記組立工程は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとを組み合わせる工程とした。
【0017】
一対の分割ハウジングでコネクタハウジングを組み立てる製造方法は、コネクタハウジングの組立工程の簡素化に最適である。
請求項10の発明では、請求項7乃至請求項9のいずれか1項において、前記端子アッセンブリは、第1の面上に複数の端子を配列するように連結して形成した第1の端子プレートにおける連結部を切断した状態で、かつ前記第1の面上での配列形状を維持した状態で絶縁部材に前記第1の端子プレートの複数の端子を保持すると共に、第2の面上に複数の端子を配列するように連結して形成した第2の端子プレートにおける連結部を切断した状態で、かつ前記第2の面上での配列形状を維持した状態で前記絶縁部材に前記第2の端子プレートの複数の端子を保持して構成されており、前記切断工程は、前記第1の端子プレートの連結部と、前記第2の端子プレートの連結部とを切断する工程とした。
【0018】
2つの面上に分けて配設された端子プレートにおける連結部が絶縁部材に取り付けられた状態で切断される。
請求項11の発明では、請求項7乃至請求項10のいずれか1項において、前記内部配線を備えた分割ハウジングは、その内面側に前記内部配線部を所定の位置に支持する支持部を備え、複数の前記内部配線部の一部は、前記支持部に食い込む爪部を備え、前記組み付け工程は、前記爪部を前記支持部に食い込ませて前記内部配線を備えた分割ハウジングに対する所定の位置に前記端子アッセンブリを仮保持する仮保持工程を含むものとした。
【0019】
支持部に対する爪部の食い込みによる仮保持は、ねじ等の別部品を用いた端子アッセンブリの仮保持という煩わしい作業を行うことなくスピーディーに安定した溶接作業を保障する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をワイパ装置に具体化した第1の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
【0026】
図2(a)に示すように、ワイパ駆動用モータ11のハウジング111にはギヤハウジング12が結合されている。ギヤハウジング12内には減速歯車機構13が内蔵されている。減速歯車機構13は、ワイパ駆動用モータ11のギヤハウジング12に結合されたウォーム14と、ウォーム14に噛合されたウォームホイール15とからなる。ウォーム14は、ワイパ駆動用モータ11の出力軸となる。ウォームホイール15は、出力軸16にインサート成形にて一体に固定されており、出力軸16は、ギヤハウジング12に回転可能に支持されている。ウォーム14の回転は、減速歯車機構13によって2段階の減速作用を受けて出力軸16に伝達される。
【0027】
出力軸16には図示しないワイパアームが図示しないクランク機構を介して連結されており、ワイパアームに結合された図示しないワイパブレードが出力軸16の回転によって往復揺動される。
【0028】
図2(b)に示すように、収容凹部121は、絶縁樹脂製のカバー22によって被覆されている。ギヤハウジング12の一部となるカバー22の内側には円板形状の従動体23が回転可能に収容されている。従動体23には導電性のスイッチングパターン24が絶縁樹脂からなる円盤部分に形成されている。カバー22の内面にはレバー形状の複数の接触端子231がスイッチングパターン24に摺接可能に対向して固定されている。従動体23に対するウォームホイール15の対向面には係合突部25が止着されており、係合突部25は、従動体23に係合している。ウォームホイール15の回転は、係合突部25を介して従動体23に伝えられ、従動体23がウォームホイール15の回転に連動して回転する。ウォームホイール15の回転に連動する従動体23上の接触端子231は、スイッチングパターン24と接離する。接触端子231及びスイッチングパターン24は、ワイパブレードの払拭位置及び停止位置に対応した位置を検出する回転位置検出装置49を構成する。
【0029】
図2(b)及び図1(a)に示すように、カバー22の外面には第1の分割ハウジング26が一体形成されており、第1の分割ハウジング26には絶縁樹脂製の第2の分割ハウジング27が被覆して固定されている。第1の分割ハウジング26及び第2の分割ハウジング27から構成されるコネクタハウジング28の内部には図1(b)に示す回路ユニット29が収容されている。回路ユニット29は、端子アッセンブリ30と、内部配線31,32と、コンデンサ33,34とを備えている。
【0030】
図6(a)及び図7(a)に示すように、端子アッセンブリ30は、絶縁部材35と、絶縁部材35に支持された複数の端子36,37,38,39,40とからなる。各端子36,37,38,39,40は、コネクタハウジング28の外部に突出する外部端子部361,371,381,391,401と、コネクタハウジング28に内蔵される内部配線部362,372,382,392,402とからなる。
【0031】
図8に示すように、絶縁部材35に結合された端子36,37の部分は、第1の平面S1上に配列されており、絶縁部材35に結合された端子38,39,40の部分は、第2の平面S2上に配列されている。
【0032】
図6(b)は、端子36,37の素材である端子プレート41を示す。図7(b)は、端子38,39,40の素材である端子プレート42を示す。端子プレート41,42は、導電性の金属製の薄い平板から形成されている。端子プレート41は、準端子36A,37Aと、準端子36A,37Aを連結する一対の連結部411とからなる。端子プレート42は、準端子38A,39A,40Aと、準端子38A,39Aを連結する一対の連結部421と、準端子39A,40Aを連結する一対の連結部422とからなる。図6(c)に示すように、連結部411には凹部412が形成されている。図7(c)に示すように、連結部421,422には凹部423,424が形成されている。
【0033】
端子プレート41,42は、絶縁部材35に取り付けられた後に連結部411,421,422を切断される。図6(a)及び図7(a)は、連結部411、421,422を切断した状態の端子アッセンブリ30を示す。端子アッセンブリ30は、平面S1,S2上に複数の端子36〜40を配列するように連結する連結部411,421,422を切断した状態で、かつ平面S1,S2上での配列形状を維持した状態で絶縁部材35に複数の端子36〜40を保持している。
【0034】
図3(a)及び図1(b)に示すように、内部配線31,32は、第1の分割ハウジング26の内面に取り付けられている。図4(a)及び図1(b)に示すように、内部配線31は、端子37の溶接部373と溶接によって接続されている。内部配線32は、端子38の溶接部383と溶接によって接続されている。内部配線部362は、中途の接続部364を介してカバー22の内面側にある回転位置検出装置49に電気的に接続されている。内部配線部392,402は、先端の接続部394,404を介して回転位置検出装置49に電気的に接続されている。コンデンサ33は、一方の接続足331を介して端子36の内部配線部362に電気的に接続されると共に、他方の接続足332を介して内部配線31にも電気的に接続されている。コンデンサ34は、一方の接続足341を介して内部配線32に電気的に接続されると共に、他方の接続足342を介して内部配線10にも電気的に接続されている。接続足342は、内部配線10を介して第1の分割ハウジング26の裏面側〔図4(a)中、紙面の裏面側〕から内部配線部362の溶接部363に溶接にて電気的に接続されている。なお、内部配線部362,392,402の各接続部364,394,404は、第1の分割ハウジング26の裏面側に配置される回転位置検出装置49の接触端子(固定接点)231にそれぞれ接続される。
【0035】
図9は、回路ユニット29の配線構造を示す。ワイパ駆動用モータ11のアーマチャ112〔図2(a)にも図示〕に摺接する共通グランド用ブラシ43〔図2(a)にも図示〕は、端子36に電気的に接続されている。高速用ブラシ44は、内部配線31を介して端子37に電気的に接続されている。低速用ブラシ45は、内部配線32を介して端子38に電気的に接続されている。
【0036】
端子36,37,38,39,40には制御装置46が電気的に接続されている。制御装置46は、ワイパスイッチ47とバッテリ48とを備えている。ワイパスイッチ47は、停止位置471と低速駆動位置472と高速駆動位置473とのいずれか1つに切り換え配置される。ワイパスイッチ47を低速駆動位置472に切り換え配置した状態では、低速用ブラシ45とバッテリ48とが端子38及びワイパスイッチ47を介して電気的に接続し、アーマチャ112が低速で回転する。従って、ワイパブレードが低速で揺動する。ワイパスイッチ47を高速駆動位置473に切り換え配置した状態では、高速用ブラシ44とバッテリ48とが端子37及びワイパスイッチ47を介して電気的に接続し、アーマチャ112が高速で回転する。従って、ワイパブレードが高速で揺動する。
【0037】
ワイパスイッチ47を停止位置471に切り換えたときにワイパブレードが所定の停止位置以外にあると、ワイパ駆動用モータ11に連動回転するカムCに設けられた摺動接点スイッチにより端子39と端子40とが回転位置検出装置49を介して電気的に接続する。これにより低速用ブラシ45が回転位置検出装置49及びワイパスイッチ47を介してバッテリ48に電気的に接続し、ワイパブレードが低速で払拭作動する。そして、ワイパブレードが所定の停止位置に移動すると、端子36と端子39とが回転位置検出装置49を介して電気的に接続される。従って、アーマチャ112の回転が停止し、ワイパブレードが所定の停止位置に自動停止する。ワイパスイッチ47、バッテリ48、回路ユニット29及び回転位置検出装置49は、ワイパブレードを所定の停止位置に自動停止させる定位置停止装置50を構成する。
【0038】
図3(a)及び図4(a)に示すように、第1の分割ハウジング26の内面には支持部51,52,53,54,55,56,57,58,59が一体形成されている。図4(a)に示すように、端子36の内部配線部362の両側縁にはそれぞれ爪部365が形成されている。同様に、端子37,38,39,40の内部配線部372,382,392,402にも一対の爪部375,385,395,405が形成されている。内部配線部362は、対の爪部365が支持部51,52間に位置するように配設されている。内部配線部372は、対の爪部375が支持部53,54間に位置するように配設されており、内部配線部382は、対の爪部385が支持部55,56間に位置するように配設されている。内部配線部392は、対の爪部395が支持部57,58間に位置するように配設されており、内部配線部402は、対の爪部405が支持部58,59間に位置するように配設されている。図4(b)に示すように、対の爪部365の先端の間隔は、支持部51,52の間隔よりも大きくしてあり、対の爪部365の先端が支持部51,52の内側面に食い込んでいる。又、対の爪部375の先端は、支持部53,54の内側面に食い込んでおり、対の爪部385の先端は、支持部55,56の内側面に食い込んでいる。同様に、対の爪部395の先端は、支持部57,58の内側面に食い込んでおり、対の爪部405の先端は、支持部58,59の内側面に食い込んでいる。
【0039】
図3(a)に示すように、第1の分割ハウジング26の内面には一対の嵌入突起261,262が一体形成されている。図3(b)に示すように、嵌入突起261は、連結部421の切断によって生じた対の切断端部425,426の間の空隙K1に嵌入されている。又、嵌入突起262は、連結部422の切断によって生じた対の切断端部427,428の間の空隙K2に嵌入されている。即ち、端子アッセンブリ30を収容するように第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27とを組み合わせてコネクタハウジング28を組み立てた状態では、嵌入突起261,262が対の切断端部425,426及び対の切断端部427,428の間の空隙K1,K2に嵌入される。
【0040】
図5(a)に示すように、第2の分割ハウジング27の内面には嵌入突起271が一体形成されている。図5(b)に示すように、嵌入突起271は、連結部411の切断によって生じた対の切断端部413,414の間の空隙K3に嵌入されている。即ち、端子アッセンブリ30を収容するように第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27とを組み合わせてコネクタハウジング28を組み立てた状態では、嵌入突起271が対の切断端部413,414の間の空隙K3に嵌入される。
【0041】
図5(a)に示すように、第2の分割ハウジング27の内面には分断突起272が一体形成されている。図5(c)に示すように、分断突起272は、溶接部373,383間に入り込んでいる。即ち、端子アッセンブリ30を収容するように第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27とを組み合わせてコネクタハウジング28を組み立てた状態では、分断突起272が溶接部373,383の間に挿入される。
【0042】
図5(a),(b)に示すように、第2の分割ハウジング27の内面には一対の押さえ片273,274が一体形成されている。押さえ片273,274は、弾性変形した状態で端子アッセンブリ30の絶縁部材35に当接しており、絶縁部材35が第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27との間で挟み込まれている。
【0043】
端子アッセンブリ30を収容すると共に、 複数の端子36,37,38,39,40を外部に導出するコネクタハウジング28とを備えたコネクタ装置は、以下のように製造される。
【0044】
〔切断工程〕
端子プレート41,42を絶縁部材35の各端子保持孔に外部端子部361,371,381,391,401を挿入して取り付けられた後に連結部411,421,422を切断する。
【0045】
〔組み付け工程〕
(仮保持工程)連結部411,421,422を切断された端子アッセンブリ30における端子36〜40の爪部365,375,385,395,405を支持部51〜59に食い込ませるようにして、第1の分割ハウジング26に端子アッセンブリ30を組み付ける。端子アッセンブリ30は、支持部51〜59に対する食い込みによって第1の分割ハウジング26に対する所定の位置に仮保持される。
【0046】
(溶接工程)第1の分割ハウジング26の所定の位置に端子アッセンブリ30を仮保持した後、溶接部363,373,383と内部配線10,31,32とを溶接によって接続する。
【0047】
仮保持工程及び溶接工程は、組み付け工程に含まれる。
〔組立工程〕端子アッセンブリ30を組み付けた第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27とを組み合わせてコネクタハウジング28を組み立てる。この組立工程では、コネクタハウジング28が組み立てられた状態において、第1の分割ハウジング26に設けられた嵌入突起261,262が連結部421,422の切断によって生じた空隙K1,K2に嵌入される。又、第2の分割ハウジング27に設けられた嵌入突起271が連結部411の切断によって生じた空隙K3に嵌入される。さらに、第2の分割ハウジング27に設けられた分断突起272が隣り合う溶接部373,383の間に挿入される。
【0048】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1−1)連結部411,421,422をプレス等によって切断すると、切断端部413,414,425,426,427,428が折れ曲がる。しかし、連結部411,421,422を単に切断しただけでは切断端部413,414,425〜428の折れ曲がりが不十分となる。このような折れ曲がりの不十分な状態は、第1の分割ハウジング26に端子アッセンブリ30を組み付けた状態では、切断端部413,414同士、切断端部425,426同士、切断端部427,428同士が近接し過ぎたり、あるいは接触するというおそれをもたらす。
【0049】
端子アッセンブリ30を収容するようにコネクタハウジング28を組み立てた状態では、絶縁性の嵌入突起261が切断端部425,426の間の空隙K1に嵌入する。同様に、絶縁性の嵌入突起262が切断端部427,428の間の空隙K2に嵌入し、絶縁性の嵌入突起271が切断端部413,414の間の空隙K3に嵌入する。切断端部425,426の間の空隙K1に嵌入した嵌入突起261は、切断端部425,426同士の接触を防止する。切断端部427,428の間のK2に嵌入した嵌入突起262は、切断端部427,428同士の接触を防止する。切断端部413,414の間の空隙K3に嵌入した嵌入突起271は、切断端部413,414同士の接触を防止する。従って、対の切断端部の間の絶縁不良の発生は、確実に防止される。
【0050】
(1−2)嵌入突起261,262,271の幅t〔図3(b)及び図5(b)に図示〕を対の切断端部同士の所望の間隔の大きさに設定しておけば、対の切断端部の間隔が所望の間隔tに達していない場合にも、嵌入突起261,262,271が対の切断端部同士の空隙K1,K2に嵌入することによって対の切断端部の間隔が所望の間隔tに確実に拡げられる。
【0051】
(1−3)コネクタハウジング28は、一対の分割ハウジング26,27という最少の構成要素で組み立てられる。このような構成は、コネクタハウジング28を組み立てる上で簡便であり、コネクタハウジング28の組立工程の簡素化に最適である。
【0052】
(1−4)連結部411,421,422の切断箇所は、第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27とを組み付けたときの嵌入突起261,262,271の位置に対応している必要がある。この切断箇所がずれると、嵌入突起261,262,271が切断端部の間に嵌入しないおそれがある。
【0053】
連結部411,421,422に設けられた凹部412,423,424は、連結部411,421,422において強度的に最も弱い部分となり、連結部411,421,422の切断の際には凹部412,423,424が破断する。従って、凹部412,423,424を備えた連結部411,421,422の切断は、連結部411,421,422上の所定の箇所で確実かつ容易に行われる。
【0054】
(1−5)端子36〜40の内部配線部362〜402に設けられた爪部365〜405が支持部51〜59に食い込んだ状態では、内部配線部362〜402は、支持部51〜59及び内部配線10,31,32を備えた第1の分割ハウジング26に仮保持される。内部配線10,31,32に対する溶接部363,373,383(即ち、内部配線部362,372,382)の溶接は、この仮保持状態のもとに行われる。支持部51〜59に対する爪部365〜405の食い込みによる仮保持は、端子アッセンブリ30を第1の分割ハウジング26に対する所定の位置に安定的に保持する。従って、内部配線10,31,32と内部配線部362,372,382との溶接が安定した状態で行われる。
【0055】
(1−6)支持部51〜59に対する爪部365〜405の食い込みによる仮保持は、コネクタハウジング28を組み立てた後にも継続される。従って、溶接による端子アッセンブリ30の固定が一層安定して維持される。
【0056】
(1−7)端子アッセンブリ30を構成する複数の36〜40は近接配置されており、溶接部373,383は近接している。溶接部373の溶接を行った後に溶接部383の溶接に移行する際、溶接用のろう材が引きずられて隣合う溶接部373,383同士が電気的に接続してしまうおそれがある。端子アッセンブリ30を収容するようにコネクタハウジング28を組み立てた状態では、絶縁性の分断突起272が隣り合う溶接部373,383の間に入り込む。溶接部373,383間に入り込んだ分断突起272は、隣り合う溶接部373,383を電気的に接続しているろう材を確実に断ち切る。
【0057】
(1−8)端子アッセンブリ30を収容するようにコネクタハウジング28を組み立てた状態では、押さえ片273,274は、弾性変形した状態で端子アッセンブリ30の絶縁部材35に当接する。即ち、絶縁部材35が第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27との間で挟み込まれる。押さえ片273,274の弾性変形を利用して第1の分割ハウジング26と第2の分割ハウジング27との間に絶縁部材35を挟み込む構成は、コネクタハウジング28内の所定位置での端子アッセンブリ30の保持を確実にする。
【0058】
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
(1)コネクタハウジングを3つ以上の分割ハウジングで構成し、切断された連結部の空隙に嵌入するための嵌入突起を前記複数の分割ハウジングのいずれかに設けること。
【0059】
(2)複数の端子の全てを単一の平面上に配列し、複数の分割ハウジングの内の1つにのみ全ての嵌入突起を設けること。
(3)針金形状の導電性金属によって端子を形成すること。
【0060】
(4)曲面上に複数の端子を配列すること。
(5)複数の端子のうちの一部の端子にのみ爪部を設けること。
前記した実施の形態から把握できる発明について以下に記載する。
【0061】
〔1〕前記嵌入突起を設ける分割ハウジングを絶縁樹脂で形成し、前記嵌入突起を設ける分割ハウジングの内面に前記嵌入突起を一体形成した。
【0062】
〔2〕前記複数の端子プレートは、薄板形状の金属プレートで形成されている。
〔3〕前記一面は一平面である。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明では、複数の端子の内部配線との隣合う溶接部にまたがるろう材による電気的な絶縁不良の発生を防止し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示し、(a)はワイパ駆動用モータの側面図。(b)はクネクタ装置の内部を示す要部側面図。
【図2】(a)は一部破断側面図。(b)は(a)のA−A線断面図。
【図3】(a)は第1の分割ハウジングを示す拡大側面図。(b)は図1(b)のB−B線拡大断面図。
【図4】(a)は、第1の分割ハウジングに端子アッセンブリを組み付けた状態を示す拡大側面図。(b)は,(a)のC−C線拡大断面図。
【図5】(a)は、第2の分割ハウジングを示す拡大側面図。(b)は,図1(b)のD−D線拡大断面図。(c)は、(a)のE−E線拡大断面図。
【図6】(a)は、端子アッセンブリの一側面図。(b)は、端子プレートの側面図。(c)は、(b)のFーF線拡大断面図。
【図7】(a)は、端子アッセンブリの一側面図。(b)は、端子プレートの側面図。(c)は、(b)のGーG線拡大断面図。
【図8】図6(a)のH−H線拡大断面図。
【図9】本実施の形態における回路図。
【符号の説明】
10,31,32…内部配線。26…第1の分割ハウジング。27…第2の分割ハウジング。261,262,271…嵌入突起。272…分断突起。28…コネクタハウジング。30…端子アッセンブリ。35…絶縁部材。36,37,38,39,40…端子。361,371,381,391,401…外部端子部。362,372,382,392,402…内部配線部。363,373,383…溶接部。365,375,385,395,405…爪部。41,42…端子プレート。411,421,422…連結部。412,423,424…凹部。413,414,425,426,427,428…切断端部。51,52,53,54,55,56,57,58,59…支持部。S1,S2…平面。K1,K2,K3…空隙。
Claims (11)
- 絶縁部材に複数の端子を配列して保持した端子アッセンブリと、
前記端子アッセンブリを収容すると共に、 前記複数の端子を外部に導出するコネクタハウジングとを備えたコネクタ装置において、
前記コネクタハウジングは、複数の分割ハウジングで構成されており、
前記複数の端子は、前記コネクタハウジングから外部に導出される外部端子部と、前記コネクタハウジングに設けられた内部配線に接続される内部配線部とを備え、
前記内部配線部は、前記内部配線に溶接される複数の溶接部を備え、
前記複数の分割ハウジングのうちの少なくとも1つは、その内面側に複数の前記溶接部間に対応する分断突起を備えており、
該分断突起は、前記コネクタハウジングに前記端子アッセンブリを収容した状態では複数の前記溶接部の間に入り込むようにしたことを特徴とするコネクタ装置。 - 前記端子アッセンブリは、一面上に前記複数の端子を配列するように連結する連結部を切断した状態で、かつ前記一面上での配列形状を維持した状態で前記絶縁部材に前記複数の端子が保持されており、
前記複数の分割ハウジングのいずれかには、 前記連結部の切断によって生じる空隙に嵌入するための嵌入突起が設けられ、前記端子アッセンブリを収容するように前記複数の分割ハウジングを組み合わせて前記コネクタハウジングを組み立てた状態では、 前記嵌入突起が前記空隙に嵌入するようにした請求項1に記載のコネクタ装置。 - 前記コネクタハウジングは、第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとから構成されており、前記嵌入突起は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとの少なくとも一方に設けられている請求項2に記載のコネクタ装置。
- 前記連結部は、凹部を有する請求項2又は請求項3に記載のコネクタ装置。
- 前記内部配線を備えた分割ハウジングは、その内面側に前記内部配線部を所定の位置に支持する支持部を備え、複数の前記内部配線部の一部は、前記支持部に食い込む爪部を備えている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
- 前記コネクタハウジングは、第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとから構成されており、前記分断突起は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとの少なくとも一方に設けられている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
- 一面上に複数の端子を配列するように連結する連結部を切断した状態で、かつ前記一面上での配列形状を維持した状態で絶縁部材に前記複数の端子を保持した端子アッセンブリと、前記端子アッセンブリを収容すると共に、 前記複数の端子を外部に導出するコネクタハウジングとを備え、前記コネクタハウジングを複数の分割ハウジングで構成し、前記複数の分割ハウジングのうちの一部は内部配線を備え、前記端子プレートの複数の端子は前記コネクタハウジングから外部に導出される外部端子部と前記コネクタハウジング内の内部配線に接続される内部配線部とを備え、複数の前記内部配線部の一部は前記内部配線に溶接される溶接部を備えたコネクタ装置の製造方法であって、
前記端子アッセンブリにおける前記連結部を切断する切断工程と、
前記連結部を切断した前記端子アッセンブリを前記複数の分割ハウジングのうちの1つに組み付ける組み付け工程と、
前記複数の分割ハウジングを組み合わせて前記コネクタハウジングを組み立てる組立工程とを含み、
前記組み付け工程は、前記溶接部を前記内部配線に溶接する溶接工程を含み、
前記組立工程においては、前記複数の分割ハウジングのいずれかに設けられた分断突起が複数の前記溶接部の間に挿入されることを特徴とするコネクタ装置の製造方法。 - 前記組立工程においては、さらに前記複数の分割ハウジングのいずれかに設けられた嵌入突起が連結部の切断によって生じた空隙に嵌入される請求項7に記載のコネクタ装置の製造方法。
- 前記コネクタハウジングは、第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとから構成されており、前記嵌入突起は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとの少なくとも一方に設けられており、 前記組立工程は、前記第1の分割ハウジングと第2の分割ハウジングとを組み合わせる工程である請求項8に記載のコネクタ装置の製造方法。
- 前記端子アッセンブリは、第1の面上に複数の端子を配列するように連結して形成した第1の端子プレートにおける連結部を切断した状態で、かつ前記第1の面上での配列形状を維持した状態で絶縁部材に前記第1の端子プレートの複数の端子を保持すると共に、第2の面上に複数の端子を配列するように連結して形成した第2の端子プレートにおける連結部を切断した状態で、かつ前記第2の面上での配列形状を維持した状態で前記絶縁部材に前記第2の端子プレートの複数の端子を保持して構成されており、前記切断工程は、前記第1の端子プレートの連結部と、前記第2の端子プレートの連結部とを切断する工程である請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載のコネクタ装置の製造方法。
- 前記内部配線を備えた分割ハウジングは、その内面側に前記内部配線部を所定の位置に支持する支持部を備え、複数の前記内部配線部の一部は、前記支持部に食い込む爪部を備え、前記組み付け工程は、前記爪部を前記支持部に食い込ませて前記内部配線を備えた分割ハウジングに対する所定の位置に前記端子アッセンブリを仮保持する仮保持工程を含む請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載のコネクタ装置の製造方法。
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