JP3865799B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、携帯容易に化粧料を収納する化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、化粧料を携帯する際に化粧料容器が用いられるが、この化粧料容器は容器本体内に設けられる中枠に化粧皿を形成し、この化粧皿内に化粧料を収納するようになっており、かつ、容器本体の後端部に開閉自在に蝶着される蓋体を設け、この蓋体で容器本体上側を覆うようになっている。そして、容器本体側および蓋体側の前端部間にそれぞれ設けられる係合突起を互いに係合することにより、蓋体の閉止状態が保持されるようになっている。また、前記係合突起の係合を解除して蓋体を開放するためのプッシュボタンが、容器本体の前端部から突出されるのが一般的な構造となっている。
【0003】
ところで、この種の化粧料容器では実開昭62−21204号公報に開示されるように、前記プッシュボタンに工夫を凝らすようにしたものがある。即ち、この化粧料容器では蓋体側に設けた係合突起を強制的に押上げる押上部材を容器本体に形成した凹欠溝内に取付けると共に、この凹欠溝の前面入口部に軟質カバーを設け、この軟質カバーを押圧することにより押上部材を作動して蓋体を開放するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の化粧料容器にあっては、押上部材が独立して設けられるため、部品点数が増加して組付け性が著しく悪化される。また、前記軟質カバーが厚肉に形成されるため、押上部材を作動するために大きな押圧力を必要とし、蓋体の開放操作性が悪化されるという課題があった。
【0005】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、部品点数の削減および蓋体の開放操作性の向上を図るようにした化粧料容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の化粧料容器は、化粧皿を受容する容器本体と、この容器本体に開閉自在に蝶着される蓋体とを備え、容器本体に形成した凹陥部に設けた第1係合突起に蓋体側に設けた第2係合突起が係合されて、蓋体の閉止状態が保持されるようになった化粧料容器において、前記第1,第2係合突起の係合部分に外方から連通する開口部を容器本体に形成し、この開口部に薄肉軟質膜体で形成した押ボタンを密閉して取付けると共に、この押ボタンから一体に押ボタンの押圧により押し込まれる突起部を突設し、突起部には、その先端部に折り曲げ自在な略三角形状であって、上側が第2係合突起の下側に当接し、突起部の押し込みで凹陥部の後方内壁をガイド面としてせり上がって第2係合突起を第1係合突起から離脱させる折曲片を形成することにより構成する。
【0007】
また、本発明の化粧料容器は、化粧皿を受容する容器本体と、この容器本体に開閉自在に蝶着される蓋体とを備え、容器本体に形成した凹陥部に設けた第1係合突起に蓋体側に設けた第2係合突起が係合されて、蓋体の閉止状態が保持されるようになった化粧料容器において、前記第1,第2係合突起の係合部分に外方から連通する開口部を容器本体に形成し、この開口部に薄肉軟質膜体で形成した押ボタンを密閉して取付けると共に、この押ボタンから一体に押ボタンの押圧により押し込まれる突起部を突設し、突起部には、その先端部に折り曲げ自在な略菱形状であって、第2係合突起の下側および凹陥部に形成した段部双方に当接し、突起部の押し込みで段部の規制を受けてせり上がって第2係合突起を第1係合突起から離脱させる折曲片を形成することにより構成する。
【0008】
更に、前記押ボタンは薄肉軟質膜体で形成した膜体部分と、この膜体部分の周縁部に配置されて容器本体に嵌着される厚肉部分とで構成し、この厚肉部分から前記突起部を一体に形成することが望ましい。
【0009】
【作用】
以上の構成により本発明の化粧料容器は、容器本体の開口部に取付けた押ボタンから一体に突起部が突設されており、また突起部には、その先端部に折り曲げ自在でせり上がる略三角形状あるいは略菱形状の折曲片が形成されていて、押ボタンを押圧することにより押圧力が突起部に伝達されて折曲片により強制的に第2係合突起を上方に押し上げて第1係合突起と第2係合突起とを離脱して簡単に係合解除され、蓋体を開放することができる。このとき、前記押ボタンは薄肉軟質膜体で形成されているため、押圧力により容易に撓んでその力を突起部に効率良く伝達して、蓋体の開放操作を簡単化することができる。また、前記突起部は押ボタンから一体に突設されるため、部品点数の削減を可能として化粧料容器を容易に組付けることができる。更に、前記開口部を押ボタンで密閉することができるため、この開口部から埃,ごみ等の異物が侵入するのを防止することができる。
【0010】
更に、前記押ボタンを薄肉軟質膜体で形成した膜体部分と、この膜体部分の周縁部に配置されて容器本体に嵌着される厚肉部分とで構成し、この厚肉部分から前記突起部を一体に形成することにより、膜体部分と厚肉部分とをそれぞれ別材料で形成することが可能となる。このため、軟質の材料で形成される押ボタンに対して、厚肉部分を比較的硬質の材料で形成することが可能となり、延いては、この厚肉部分から一体に形成される突起部の強度を十分に確保することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図3は本発明の 化粧料容器の第1実施例を示し、図1は蓋体を閉止した状態の斜視図、図2は図1中のA−A線の拡大断面図、図3は作動状態を示す図2中D部分の拡大断面図である。
【0012】
即ち、本実施例の化粧料容器10は図1から図3に示すように、容器本体12と、この容器本体12の後端部に蝶番14を介して蝶着される蓋体16とを備える。容器本体12は周縁部に形成した周壁12aの内側に、図外の化粧皿を収納する収納部12bが形成される。前記蝶番14は容器本体12の後端部中央に形成した凹部14aに、蓋体16の後端部中央に形成した凸部14bを嵌合して、これら凹部14aと凸部14bとに跨がって両側部分から蝶番ピン14cを挿入することにより構成される。一方、前記蓋体16の裏面16aには凹部16bが形成され、この凹部16bにバニティミラーが嵌合されて取付けられる。尚、本実施例の化粧料容器10では、図2中前記蝶番14が設けられる右方を後方とし、その反対側となる左方を前方として説明する。
【0013】
前記周壁12aの前方側は図2に示したように厚肉に形成され、この前方側周壁12aの中央部には上方に開口する凹陥部12cが形成される。そして、この凹陥部12cの後方内壁に第1係合突起20を突設する一方、前記蓋体16の前端部裏面16aには前記第1係合突起20に対応する位置に第2係合突起22を突設し、これら第1,第2係合突起20,22の係合状態で蓋体16の閉止状態が保持されるようになっている。
【0014】
また、前記容器本体12の前端に前記凹陥部12cに連通する開口部12dを形成し、この開口部12dから前記第1,第2係合突起20,22の係合を解除するようになっている。前記開口部12dの周縁部には凹部12eが形成され、この凹部12eに押ボタン24が密接して嵌着される。押ボタン24は硬度変更が可能なウレタン樹脂やシリコンゴム等の軟質材料によって形成され、中央部を薄肉にして断面弧状に若干膨出形成した膜体部分24aと、その周縁部を構成する厚肉部分24bとを備える。厚肉部分24bは前記凹部12eと共に矩形状に形成され、この厚肉部分24bの両側から突設したダボを、前記凹部12eに形成した係合凹部に係合することにより、押ボタン24の抜脱が防止される。
【0015】
前記膜体部分24aの内側からは一体に柱状の突起部26が突設され、図2に示したようにこの突起部26の先端部26aに、折り曲げ自在な略三角形状の折曲片26cを形成し、この折曲片26cの上側を第2係合突起22の下側に当接させると共に、凹陥部12cの後方内壁をガイド面として、この後方内壁に折曲片26cの先端を当接させてある。そして、前記折曲片26cと前記凹陥部12cの後方内壁を押上機構として構成してある。
【0016】
以上の構成により本実施例の化粧料容器10にあっては、図2に示すように第1,第2係合突起20,22が互いに係合されて蓋体16が閉止された状態にあり、かつ、押ボタン24が押圧されることなく自然状態にあるときは、この押ボタン24の膜体部分24aが膨出されて突起部26が前方に後退されている。そして、蓋体16を開放しようとして図3に示すように押ボタン24の膜体部分24aを手動で押圧すると、この膜体部分24aの変形に伴って前記突起部26が後方に押し出され、先端部26aの折曲片26cが凹陥部12cの後方内壁をせり上がる。すると、せり上がった前記折曲片26cが第2係合突起22を強制的に上方に押し上げて、この第2係合突起22を第1係合突起20から離脱させることができる。
【0017】
このように第2係合突起22が第1係合突起20から離脱して係合が解除されることにより、蓋体16は若干開動された状態となり、後は手動で蓋体16を開放することができる。また、前記突起部26は押ボタン24の押圧力を解除することにより、膜体部分24aのばね作用により前方に復帰移動される。
【0018】
次に、開放状態にある蓋体16を閉止する際には、蓋体16を単に手動で閉動することにより、第2係合突起22が容器本体12の凹陥部12cに挿入されて第1係合突起20に係合され、この第2係合突起22の下側が前記突起部26の折曲片26cに当接された状態となる。
【0019】
ところで、前記押ボタン24は押圧力が作用する膜体部分24aが上記の軟質材料により薄肉に形成されているため、この膜体部分24aに押圧力が作用すると容易に撓んでその力を突起部26に効率良く伝達することができる。このため、蓋体16の開放操作を小さな押圧力で簡単に行うことができる。また、前記突起部26は押ボタン24から一体に突設されるため、化粧料容器10全体の部品点数を削減して、その組付け作業を容易にすることができる。更に、前記突起部26を配置するために容器本体12に形成した開口部12dは、凹部12eに密接して嵌着される押ボタン24で密閉することができるため、この開口部12dから埃,ごみ等の異物が侵入するのを防止して、押ボタン24の作動不良が生ずるのを防止できると共に、化粧料容器10内を清潔に保つことができる。
【0020】
図4,図5は本発明の第2実施例を示し、前記各実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図4は前記図2に対応する断面図、図5は作動状態を示す図4中E部分の拡大断面図である。
【0021】
即ち、この実施例では突起部26の先端部26aに形成した押上機構としての折曲片26cを略菱形状に形成し、この菱形状折曲片26cの後方上側の一辺を第2係合突起22の下側に当接させると共に、後方下側の一辺を凹陥部12cの底面に形成した段部12iの角部に当接させてある。
【0022】
従って、この実施例にあっては押ボタン24の押圧により突起部26を押込むと、折曲片26cが段部12iに規制されてせり上がって第2係合突起22を押し上げ、第1係合突起20から離脱させることができる。
【0023】
図6から図8は本発明の第3実施例を示し、前記各実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図6は前記図2に対応する断面図、図7は作動状態を示す図6中F部分の拡大断面図,図8は押ボタンの要部を示す背面図である。
【0024】
即ち、この実施例にあっては膜体部分24aと厚肉部分24bとを別体に形成して、それらの周縁部のみを互いに接着することにより押ボタン24を構成するようにしたもので、膜体部分24aを0.1mm〜0.5mm程度、本実施例では0.125mmの膜薄のポリエチレンテレフタレートや塩化ビニール等の樹脂材でなる軟質材料で形成する一方、厚肉部分24bを比較的硬質な材料で形成する。そして、前記厚肉部分24bの内周部分から膜体部分24aの中心部に向かって片持ち状の支持杆24dを、膜体部分24aとは独立して可撓可能に一体に突設し、この支持杆24dから突起部26を突設するようになっている。突起部26の先端部26aは、蓋体16の閉止状態で前記第2係合突起22の下側に当接して配置される。また、前記凹陥部12cの底面には、後方に行くに従って上方に持ち上がる押上機構としての傾斜面12gが形成され、この傾斜面12gに前記突起部26の先端部26a下側が当接される。
【0025】
従って、この実施例にあっては蓋体16を開放するにあたって押ボタン24の膜体部分24aを押圧すると、この押圧力がこの膜体部分24aと別体に形成された突起部26に伝達されて、この突起部26は支持杆24dを撓ませつつ押込まれ、第2係合突起22を強制的に上方に持ち上げて第1係合突起20から離脱されることになる。ところで、この実施例では膜体部分24aと厚肉部分24bとを別材料で形成し、膜体部分24aより厚肉部分24bを比較的硬質の材料で形成することができるので、軟質で形成される膜体部分24aと同一材料で形成する場合に比較して突起部26の強度を十分に確保するこができる。
【0026】
尚、この実施例で示した突起部26を前記第1実施例〜第2実施例と同様の構成とすることができることはいうまでもない。
【0027】
ところで、前記各実施例にあっては、押ボタン24の中央部に膜体部分24aを形成して、この膜体部分24aを膨出形成した場合を開示したが、これに限ることなく開口部12dを大径化して突起部26の押込みを可能とする限りにおいて、前記膜体部分24aを偏平に形成することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1または2に示す化粧料容器にあっては、容器本体および蓋体から突設した第1,第2係合突起の係合部分に外方から連通する開口部を容器本体に形成し、この開口部に取付けた薄肉軟質膜体の押ボタンから第1,第2係合突起を離脱させる突起部を一体に突設し、突起部には、その先端部に折り曲げ自在でせり上がる略三角形状あるいは略菱形状の折曲片を形成したので、押ボタンが薄肉軟質膜体で形成されることにより、押圧力を効率良く突起部に伝達して蓋体の開放操作を簡単化することができると共に、折曲片で第2係合突起を強制的に上方に押し上げて第1,第2係合突起の係合を簡単に解除することができ、また、前記突起部が押ボタンから一体に突設されていることにより、部品点数の削減を可能として化粧料容器を容易に組付けることができる。また、前記開口部を押ボタンで密閉することができるため、この開口部から埃,ごみ等の異物が侵入して、第1,第2係合突起の作動不良を生ずるのを防止し、かつ、容器本体内を衛生的に保持することができるという各種優れた効果を奏する。
【0029】
更に、本発明の請求項3にあっては、前記押ボタンを薄肉軟質膜体で形成した膜体部分と、この膜体部分の周縁部に配置されて容器本体に嵌着される厚肉部分とで構成し、この厚肉部分から前記突起部を一体に形成したので、膜体部分と厚肉部分とをそれぞれ別材料で形成することにより、軟質の材料で形成される押ボタンに対して厚肉部分を比較的硬質の材料で形成することが可能となり、延いては、この厚肉部分から一体に形成される突起部の強度を十分に確保して、耐久性の向上を図ることができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の化粧料容器の第1実施例を示す蓋体を閉止した状態の斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施例を示す図1中のA−A線の拡大断面図である。
【図3】 本発明の第1実施例の作動状態を示す図2中D部分の拡大断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示す図2に対応する断面図である。
【図5】 本発明の第2実施例の作動状態を示す図4中E部分の拡大断面図である。
【図6】 本発明の第3実施例を示す図2に対応する断面図である。
【図7】 本発明の第3実施例の作動状態を示す図6中F部分の拡大断面図である。
【図8】 本発明の第3実施例を示す押ボタンの要部の背面図である。
【符号の説明】
10 化粧料容器
12 容器本体
12d 開口部
12g 傾斜面(押上機構)
14 蝶番
16 蓋体
20 第1係合突起
22 第2係合突起
24 押ボタン
24a 膜体部分
24b 厚肉部分
26 突起部
26a 先端部
26c 折曲片(押上機構)

Claims (3)

  1. 化粧皿を受容する容器本体と、この容器本体に開閉自在に蝶着される蓋体とを備え、容器本体に形成した凹陥部に設けた第1係合突起に蓋体側に設けた第2係合突起が係合されて、蓋体の閉止状態が保持されるようになった化粧料容器において、
    前記第1,第2係合突起の係合部分に外方から連通する開口部を容器本体に形成し、この開口部に薄肉軟質膜体で形成した押ボタンを密閉して取付けると共に、この押ボタンから一体に押ボタンの押圧により押し込まれる突起部を突設し、突起部には、その先端部に折り曲げ自在な略三角形状であって、上側が第2係合突起の下側に当接し、突起部の押し込みで凹陥部の後方内壁をガイド面としてせり上がって第2係合突起を第1係合突起から離脱させる折曲片を形成したことを特徴とする化粧料容器。
  2. 化粧皿を受容する容器本体と、この容器本体に開閉自在に蝶着される蓋体とを備え、容器本体に形成した凹陥部に設けた第1係合突起に蓋体側に設けた第2係合突起が係合されて、蓋体の閉止状態が保持されるようになった化粧料容器において、
    前記第1,第2係合突起の係合部分に外方から連通する開口部を容器本体に形成し、この開口部に薄肉軟質膜体で形成した押ボタンを密閉して取付けると共に、この押ボタンから一体に押ボタンの押圧により押し込まれる突起部を突設し、突起部には、その先端部に折り曲げ自在な略菱形状であって、第2係合突起の下側および凹陥部に形成した段部双方に当接し、突起部の押し込みで段部の規制を受けてせり上がって第2係合突起を第1係合突起から離脱させる折曲片を形成したことを特徴とする化粧料容器。
  3. 前記押ボタンは薄肉軟質膜体で形成した膜体部分と、この膜体部分の周縁部に配置されて容器本体に嵌着される厚肉部分とで構成し、この厚肉部分から前記突起部を一体に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の化粧料容器。
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