JP3858894B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、保温制御をご飯等の内容物量ないし雰囲気温度に応じて適正に行う炊飯器に関するものである。
一般に炊飯器は、ワークコイル、保温ヒータ及び蓋ヒータ等の複数個の加熱手段を持ち、これら加熱手段により自動的に炊飯及び保温を行い常にユーザーに最適なご飯等を提供する非常に便利な製品として広く知られている。
即ち、炊飯器の制御工程は、図3に示すようにお米に充分な水を吸水させるための吸水工程、火力をあげてお米を炊き上げるための昇温工程及び炊き上げ後のご飯をむらすためのむらし工程からなる炊飯工程と、炊飯工程後の工程であって、複数組の温調区間、昇温区間を有する保温工程とからなり、各工程では、ワークコイル、保温ヒータ及び蓋ヒータ等の複数個の加熱手段が内鍋の温度を検知する温度センサの検出信号に基づいてその出力が制御され、最適な工程制御が行われ、特に保温工程では、ユーザーが長時間にわたって炊きたてご飯等の内容物を食べることができるような保温制御が行われている。
特に保温工程は、保温温度を低中高の3段階に分け時間の経過とともにその保温温度を上げるもので、より詳細には、第1保温工程の閾値を例えば68℃で6時間に設定し、第2保温工程の閾値を例えば70℃で7時間に設定し、第3保温工程の閾値を例えば73℃に設定するとともに、第1保温工程と保温工程との間に第1昇温工程を設定し、第2保温工程と第3保温工程との間に第2昇温工程を設定するもので、保温工程の所定時期に昇温工程を設けることによりご飯の殺菌を行うとともに、臭い等を抑え長時間の保温制御を可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
このように従来の保温制御は所定時間後に所定温度(例えば100℃)昇温させる昇温工程を設定しているため、例えばご飯量が多く、炊飯後も多いご飯量のまま保温がなされる場合とか、或いは室温、即ち雰囲気温度が高い場所での保温では、所定時間(例えば6時間)が経過した後においても閾値(例えば68℃)以上の温度である場合がある。
ところが、このような高い温度のご飯を再度所定の高温まで昇温させると寧ろご飯の黄ばみ並びに臭いがきつくなることが分かった。
特開2002−306331公報
本発明は、、保温時の昇温工程を必要なときに行う等することにより、ご飯の腐敗は勿論のこと、黄ばみないし臭いの発生を極力低減してなる炊飯器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
請求項1に係る発明では、内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御手段と、前記内鍋の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御に炊飯工程、該炊飯工程後の第1保温工程、該第1保温工程後の第1昇温工程及び該第1昇温工程後の第2保温工程を有する炊飯器において、前記第1保温工程の保温温度に第1の閾値を設定し、前記第1保温工程時の保温温度が前記第1の閾値より高い場合には前記第1保温工程を続行し、その後、前記第1保温工程の保温温度が前記第1の閾値より下がると前記第1の昇温工程を実行する構成。
そしてこのような構成により、炊飯後のご飯の温度が腐敗しにくい閾値である保温温度より高いときには昇温が行われないため、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生が低減する。
請求項2に係る発明では、内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御手段と、前記内鍋の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御に炊飯工程、保温工程及び保温時の昇温工程を有する炊飯器において、保温温度に閾値を設定し、前記保温工程時の所定時間経過後の保温温度が前記閾値より高い場合には前記昇温工程の開始時間を所定時間遅らす構成。
そしてこのような構成により、炊飯後のご飯の温度が腐敗しにくい保温温度になった時に昇温が行われることになるため、ご飯の腐敗がより確実に低減するとともに、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生が低減する。
そしてこのような構成により、炊飯後のご飯の温度が腐敗しにくい閾値である保温温度より高いときには昇温が行われないため、ご飯の腐敗が低減することは勿論、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生が低減し、ご飯の長期保温が可能となる。
請求項に係る発明では、内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御手段と、前記内鍋の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御に炊飯工程、保温工程及び保温時の昇温工程を有する炊飯器において、保温温度に閾値を設定し、前記保温工程時の所定時間経過後の保温温度が前記閾値より高い場合には昇温温度を低くする構成。
そしてこのような構成により、所定時間経過後の例えば昇温工程に入る直前の温度に基づいて昇温制御が行われるため、ご飯の腐敗が低減することは勿論、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生が低減する。
請求項1に係る発明は、第1保温工程の保温温度に第1の閾値を設定し、第1保温工程時の保温温度が第1の閾値より高い場合には第1保温工程を続行し、その後、第1保温工程の保温温度が第1の閾値より下がると第1の昇温工程を実行することにより、ご飯の温度が腐敗しにくい閾値である保温温度より高いときには昇温が行われず、腐敗防止のために必要な時のみ昇温制御を行うことにより、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生を有効に低減することができ、ご飯を長期に渡って保温することができる。また、昇温が行われない分消エネに資することができる。
請求項2に係る発明は、保温温度に閾値を設け、保温工程時の所定時間経過後の保温温度が閾値より高い場合には昇温工程の開始時間を所定時間遅らすことにより、ご飯の腐敗をより確実に低減することができるとともに、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生もより確実に低減することができる。また、昇温工程の開始時間が延長された時にご飯が食べられ保温制御が終了された場合には昇温制御が行われないことになり、結果的にその分消エネに資することができる。
請求項に係る発明は、保温温度に閾値を設け保温工程時の所定時間経過後の保温温度が閾値より高い場合には昇温温度を低くすることにより、ご飯の腐敗を有効に低減できるとともに、ご飯の黄ばみ並びに臭いの発生をも有効に低減できる。また、ご飯が多いとき及び雰囲気温度が高いときには昇温制御の電力消費を低減することができる。
(炊飯器本体の構成)
図1は炊飯器の全体断面図を示す。炊飯器1は炊飯器本体2及び蓋体3から構成され、炊飯器本体2は、内鍋4を任意にセット可能な合成樹脂製の有底筒状の内ケース5と、外装筐体である合成樹脂製の外ケース6から形成され、前記両ケース5、6は、無理バメ等の手段により結合されている。前記内ケース5の外周面には、その底部及び底部から側面にかけてのコーナー部にそれぞれワークコイルからなる底部コイル7及びコーナーコイル8、並びにその側部には保温ヒータ11が配設され、それぞれ図示しない公知の制御装置により強弱による炊き込み加熱及び保温制御が行われる。
また前記ワークコイル7、8は、コイル台9上に配置されるとともに、該コイル台9の中央部には、上下方向に貫通した貫通孔9aが設けられ、該貫通孔9aには、内鍋4のセット状態を検知するリードスイッチ及び内鍋4の温度を検知するサーミスタが内設される温度センサ10が設けられている。前記温度センサ10には、スプリングが内蔵され、内鍋4がセットされていない状態では、その先端部が内ケース5の底部より上方に突出する。温度センサ10は、内鍋4がセットされた状態では内鍋4の底部外面に当接した状態で下方に押し下げられ前記リードスイッチにより作動状態になるが、内鍋4がセットされないと作動しない安全装置としての機能をも有している。
そして前記内鍋4は、前記ワークコイル7、8により内部に誘起される渦電流によって自己発熱が可能なステンレス鋼等の鉄系金属から形成され、その形状は、前記内ケース5とほぼ同形状の断面略W形で、該内鍋4を前記内ケース5内にセットすることにより、前記温度センサ10がオンし、前記ワークコイル7、8に対し通電され、炊飯用のスイッチが入れられると前記渦電流に起因したジュール熱により内鍋4が加熱され、内部に入れたご飯等の内容物がムラなく加熱され、効率よく炊きあげられる。
一方、前記蓋体3は、合成樹脂製の蓋板12と前記蓋体3の下面を構成すべく前記蓋板12に対してビス14により固定された熱良導体からなる放熱板13とから構成されるとともに、蓋板12と放熱板13との間には、中空部15が形成され必要に応じ断熱材が封入される。
また、前記放熱板13の上面には通電時に抵抗熱を発生する電熱ヒータからなる蓋ヒータ16が取り付けられ、凝縮液滴を速かに蒸発させて御飯の白ボケを防止する作用を果たす。なお、蓋ヒータ16による加熱方式はヒータ式であっても、IH式及び高周波式等であっても良く、蓋体3に形成する断熱構造は真空断熱構造体であっても良い。
また前記蓋板12の中央部には、該蓋板12とともに円筒状の開口17が一体形成されており、この開口17には、内部にボール弁18を収納してなる蓋板12に対し着脱自在な筒状体19が配置される。またその上面には蒸気口20が設けられ、内鍋4内の蒸気圧が所定以上になると蒸気は前記ボール弁18を押し上げ前記蒸気口20から大気に排出される。
前記炊飯器本体2の後端部上部には、蓋体3を開閉自在にする回動自在なヒンジ部材21が設けられ、更に蓋体3は炊飯器本体2に対し取外し自在にされ、蓋体3の丸洗いを可能にしている。
また、前記炊飯器本体2の前記外ケース6の前面側上部には操作パネル22が設けられており、該操作パネル22には、各種の操作スイッチ23とそれらの各種スイッチ23によって設定される設定状態を表示する表示部24とが設けられている。更に表示部24内には、各種制御素子が取り付けられる基板25が配置されるとともに、その基板25上には室温センサ26が取り付けられている。そして室温センサ26の検出信号を用いて炊飯器1がおかれている室温等の雰囲気温度を検出する。
このような構成により、炊飯時に内鍋4は、前記ワークコイル7、8により底壁部から側壁部にかけて略全体が均一に発熱され、内鍋4内の水に浸されたご飯をムラなく加熱し均一な吸水を行なうとともに、その後の炊飯を良好に行いご飯を加熱ムラなく効率良く炊き上げる。そして保温時には、内鍋4の底壁部から側壁部に対応する前記ワークコイル7、8及び保温ヒータ11により、加熱ムラのない保温が行われる。
(制御回路部の構成)
次に、図2に上述のように構成された炊飯器本体の炊飯および保温制御用のマイコン制御装置100を中心とするワークコイルおよび保温ヒータ、蓋ヒータ等の制御回路部の構成の概要を示す。
図中、符号30が炊飯・保温制御用のマイコン制御ユニット(CPU)であり、該マイコン制御ユニット30はマイクロコンピュータを中心とし、例えば内鍋4部分ないし室温の温度検知回路部、ワークコイル駆動制御回路部、発振回路部、リセット回路部、保温ヒータおよび蓋ヒータ等駆動制御回路部、電源回路部、液晶およびLEDランプ等表示部、操作スイッチ部等を各々備えて構成されている。
先ず前記内鍋4の底壁部に設けられる温度センサ10に対応して設けられた内鍋温度検出回路36には、内鍋温度検知センサ10による内鍋検知温度信号が入力され、更に基板25上に設けられる室温センサ26による室内検知温度信号が温度検出回路37に入力されるようになっている。
また、前記ワークコイル駆動制御回路部は、例えばパルス幅変調回路34、同期トリガー回路41、IGBT駆動回路33、IGBT38、共振コンデンサ39によって形成されている。そして、前記マイコン制御ユニット30により、前記パルス幅変調回路34を制御することにより、例えば炊飯及び保温の各工程に応じて前記ワークコイル7、8の出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、同炊飯及び保温の各工程における内鍋4の目標加熱温度と加熱パターンをご飯量等を考慮して適切に可変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのない御飯の炊き上げ並びに良質な保温作用を実現するための適切な加熱出力制御が行われるようになっている。
尚、符号Dは前記IGBT38のフライホイールダイオード、符号43は、家庭用AC電源45との間に挿入された前記ワークコイル駆動用のダイオードブリッジを内蔵した電源側整流回路、40はその平滑回路である。
一方、符号11は上述の保温ヒータ、16は蓋ヒータであり、保温ヒータ11は保温ヒータ駆動回路44により、蓋ヒータ16は蓋ヒータ駆動回路42により、それぞれ所望の出力とデューティー比でON,OFF駆動されるようになっている。
さらに、符号24は液晶、LED等の表示部、31はブザー等の報知部、23は炊飯スイッチ、保温スイッチ、タイマースイッチ、取消スイッチ等の各種操作スイッチ部、35はクロック基準制御信号形成用の発振回路、32はリセット回路である。
(実施の形態)
次に上述のマイコン制御ユニット30を使用してなされる本発明を図4〜14のフローチャートに基づいて説明するが、本発明のタイムチャートは従来の保温制御を基本にするものであるためまず図3のタイムチャートを説明し、以下順に本発明の各実施の形態のフローチャートを図4〜14を参照して説明する。
先ず図3のタイムチャートに従って炊飯工程及び保温工程の概略について説明すると、炊飯工程では、ワークコイル7、8の出力を所定値に上げることにより、まずお米に水を吸水させるための吸水工程があり、お米に充分な吸水が行われると、出力を急激に上げ、お米を一気に炊き上げる昇温工程があり、この昇温工程での昇温時間に基づいて内鍋内のご飯量である合数(例えば、多、中、少)が判定され、本発明のある実施の形態ではそのご飯量の合数に基づいて保温制御が行われる。その後、むらし工程で炊き上がったご飯を充分むらし、ご飯を最適な状態にして炊飯工程を終了する。
炊飯工程が終了すると保温工程に移行する。保温工程は、第1保温工程(閾値68℃)の低温保温工程、第2保温工程(閾値70℃)の中温保温工程及び第3保温工程(閾値73℃)の高温保温工程が設定されており、炊飯終了後のご飯は、この温度になるまで温度降下する。このときワークコイル7、8及び保温ヒータ11はOFFされるが、蓋ヒータ16は、蓋体3下部の放熱板13の内面に凝縮し、ご飯を白ボケ状態にする凝縮水を蒸発させるためON状態とされる。
炊飯終了後、第1保温工程が6時間実行される。ところが低温状態を長時間続けると臭いが発生し雑菌が繁殖するようになるので、一旦100℃に急激に加熱する略7分間の第1昇温工程を設け、ご飯の温度を高めて殺菌を行う。
その後、第2保温工程が7時間実行される。この場合も中温状態を長時間続けると臭いが発生し雑菌が繁殖するようになるので、一旦100℃に急激に加熱する略7分間の第2昇温工程を設け、ご飯の温度を高めて殺菌を行う。そしてその後は第3保温工程が実行且つ続行される。
そして、請求項1に係る発明は、ご飯が多いとか炊飯器が置かれる雰囲気温度が高い等の理由で保温温度が閾値である例えば68℃より高い場合には昇温制御、図3で言えば第1昇温工程を行わず第1保温工程を続行し、保温温度が閾値より下がると昇温制御を実行するものである。
また、請求項2に係る発明は、ご飯が多いとか或いは炊飯器が置かれる雰囲気温度が高い等の理由で所定時間後の保温温度が閾値である例えば68℃より高い場合には昇温制御、図3で言えば第1昇温工程の昇温制御の開始時間を1時間遅らし、低い場合には1時間早めて昇温制御を実行するものである。即ち、保温温度に閾値を設定し、保温工程時の所定時間経過後の保温温度が閾値より高い場合には昇温工程の開始時間を所定時間遅らし、逆の場合には所定時間早めることになる。
また、請求項3に係る発明は、やはりご飯の量が多いとか炊飯器が置かれる雰囲気温度が高い等の理由で昇温工程直前の保温温度、図3で言えば第1保温工程実行後6時間経過後の保温温度が閾値である68℃より高い場合には昇温制御、図3で言えば第1昇温工程をパスし次の保温工程、図3で言えば第2保温工程を実行し、更に必要であれば図3で言えば第2保温工程及び第2昇温工程に対し同様の制御を実行し、第3保温工程に至るものである。
また、請求項に係る発明は、やはりご飯の量が多いとか炊飯器が置かれる雰囲気温度が高い等の理由で昇温工程直前の保温温度、図3で言えば第1保温工程実行後6時間経過後の保温温度が閾値である68℃より高い場合には昇温制御、図3で言えば第1昇温工程の昇温温度を100℃より下げ、低い場合には100℃より高くする昇温制御を行うものである。即ち、保温温度に閾値を設定し、保温工程時の所定時間経過後の保温温度が閾値より高い場合には昇温温度を低くし、低い場合には昇温温度を高くすることになる。以下各実施の形態を図4〜14に基づいて説明する。
(形態1) 図4に示すものは請求項1に係る発明に対応し、ご飯の多い時或いは雰囲気温度が高い場合に有利な制御であり、保温温度が閾値より高い場合には昇温工程を行わず、保温温度が閾値より低くなったときに昇温工程を行うものである。なお、保温制御をするものでは所定温度である閾値まで保温温度が下がると保温ヒータ等で加熱が行われるため、保温温度が閾値より低い温度はほぼ閾値の温度になる。
即ち、保温が開始されるとステップS1で閾値が68℃の低温での第1保温工程が行われる。第1保温工程実行後の所定時間、例えば数分毎にご飯の温度が温度センサ10により検出され、ステップS2でその検出温度と閾値との比較判定が行われる。その結果、否定判定の68℃より高い場合は昇温工程は行われれず、ステップS1に戻り第1保温工程が続行される。
ご飯の温度が68℃以下になり、ステップS2で肯定判定されるとステップS3に進み、第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS4の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、閾値が70℃の中温保温であり、第1保温工程での制御とほぼ同様な制御が行われる。即ち、ご飯の温度が温度センサ10により数分毎に検出され、ステップS5でその検出温度と閾値との比較判定が行われる。その結果、否定判定の70℃より高い場合は昇温工程は行われれず、ステップS4に戻り第2保温工程が続行される。
ご飯の温度が70℃以下になり、ステップS5で肯定判定されるとステップS6に進み、第2昇温工程が実行される。そしてご飯を100℃まで一気に昇温させ、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS7の第3保温工程に進み、閾値が73℃の高温での第3保温工程が行われることになる。
なお、この形態のものは第1〜第3保温工程からなるものとして説明したが、第1保温工程と第1昇温工程からなるもののみでもよい。
(形態2) 図5に示すものは形態1の変形例である。ご飯の少ない時或いは雰囲気温度が低い場合に有利な制御である。即ち、ご飯の量が少ない或いは雰囲気温度が低いと温度降下が早いため第1昇温工程と第2昇温工程との間隔が短くなりご飯がこげやすくなるところ、このような弊害を防止することができるもので、第2昇温工程の開始時間を延長させるものである。
即ち、保温が開始されるとステップS1で閾値が68℃の低温での第1保温工程が行われる。第1保温工程実行後の所定時間、例えば数分毎にご飯の温度が温度センサ10により検出され、ステップS2でその温度と閾値との比較判定が行われる。その結果、否定判定の68℃より高い場合は昇温工程は行われれず、ステップS1に戻り第1保温工程が続行される。
ご飯の温度が68℃以下になり、ステップS2で肯定判定されるとステップS3に進み、第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS4の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、閾値が70℃の中温保温であり、タイマーによりステップS5において3時間経過したかが判定され、経過していない場合にはステップS4に戻り第2保温工程が実行される。ステップS5で3時間経過したと判定されるとステップS6に進み、ステップS6でご飯の検出温度と閾値70℃との比較判定が行われる。その結果、否定判定の70℃より高い場合はやはり昇温工程は行われれず、ステップS4に戻り第2保温工程が続行される。
ご飯の温度が70℃以下になり、ステップS6で肯定判定されるとステップS7に進み、第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS8の第3保温工程に進み、閾値が73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。
(形態3) 図6に示すものは請求項2に係る発明に対応し、保温工程時の所定時間経過後、例えば5時間経過後の保温温度を検出し、この保温温度が閾値より高い場合には保温工程を例えば1時間延長して昇温工程の開始時間を延ばし、保温温度が閾値より低い場合には保温工程を例えば1時間短縮して昇温工程の開始時間を早めるものである。
即ち、保温が開始されるとステップS1で68℃の低温での第1保温工程が行われ、保温工程の所定時間経過後である5時間後の温度が温度センサ10で検出されるとともに、その検出温度と閾値である68℃とがステップS2で比較される。ステップS2で検出値が閾値より低いと判定されるとステップS3に進み、ステップS3で第1保温工程の保温時間を6時間よりも1時間短くする、別言すれば、昇温工程の開始時間を1時間早くすることが行われ、ステップS2で検出値が閾値より高いと判定されるとステップS4に進みステップS4で第1保温工程の保温時間を6時間よりも1時間長くする、別言すれば、昇温工程の開始時間を1時間遅くすることが行われる。
ステップS3またはステップS4で昇温工程の開始時間が決定され、その開始時間になるとステップS5に進み第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS6の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間行われ、その後ステップS7に進み第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられ、その後ステップS8の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。なお、ステップS2〜ステップS4の制御をステップS6とステップS7の間で行っても良い。
(形態4) 図7に示すものは形態3の変形例に対応し、炊飯時の温度上昇率により決定されるご飯の量に応じて昇温工程の開始時間を可変するもので、ご飯の量を多、中、少の3段階に設定した場合の多を多いとし、その他を少ないとして多の場合には保温時間である6時間を長くし、少の場合には保温時間を短くするものである。
即ち、炊飯が開始されると炊飯中のステップS1で合数が検出される。次いで炊飯工程が終了すると、ステップS2で68℃の低温での第1保温工程が行われ、ステップS3でその時のご飯量の多、中、少が判定される。
ステップS3でご飯量が少と判定されるとステップS4に進み、ステップS4で第1保温工程の保温時間を6時間より1時間短くする、別言すれば、昇温工程の開始時間を1時間早くすることが行われ、ステップS3でご飯量が多と判定されるとステップS5に進みステップS5で第1保温工程の保温時間を6時間より1時間長くする、別言すれば、昇温工程の開始時間を1時間遅くすることが行われる。
ステップS4またはステップS5で昇温工程の開始時間が決定され、その開始時間になるとステップS6に進み第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS7の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間の間行われ、その後ステップS8に進み第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられ、その後ステップS9の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。なお、ステップS3〜ステップS5の制御をステップS7とステップS8の間で行っても良い。
(形態5) 図8に示すものは形態3の更なる変形例に対応し、炊飯前の室温等の雰囲気温度に応じて昇温工程の開始時間を可変する、即ち、雰囲気温度が高い場合には保温時間である6時間を長くし、低い場合には保温時間を短くするものである。
即ち、炊飯が開始されると炊飯前のステップS1で室温センサ26により雰囲気温度が検出される。次いで炊飯工程が終了すると、ステップS2で68℃の低温での第1保温工程が行われ、ステップS3で閾値である35℃と雰囲気温度の高低が判定される。
ステップS3で雰囲気温度が35℃より低いと判定されるとステップS4に進み、ステップS4で第1保温工程の保温時間を6時間より1時間短くする、別言すれば、昇温工程の開始時間を1時間早くすることが行われ、ステップS3で雰囲気温度が35℃より高いと判定されるとステップS5に進みステップS5で第1保温工程の保温時間を6時間より1時間長くする、別言すれば、昇温工程の開始時間を1時間遅くすることが行われる。
ステップS4またはステップS5で昇温工程の開始時間が決定され、その開始時間になるとステップS6に進み第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS7の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間行われ、その後ステップS8に進み第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられ、その後ステップS9の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。なお、ステップS3〜ステップS5の制御をステップS7とステップS8の間で行っても良い。
(形態6) 図9に示すものは、ご飯の多い時或いは雰囲気温度が高い時のような保温温度が高い場合に有利な制御であり、保温温度が閾値より高い場合には昇温工程をパスし、保温温度が閾値より低い場合には昇温工程を行うものである。
即ち、保温が開始されるとステップS1で閾値が68℃で6時間の低温での第1保温工程が行われ、ステップS2に進む。ステップS2で所定時間である6時間経過直後の保温温度が閾値である68℃と比較され、68℃以下かの比較判定が行われる。その結果、否定判定の68℃より高い場合はステップS3の第1昇温工程はパスされ、次のステップS4の第2保温工程に進む。
ステップS2で肯定判定されるとステップS3に進み、通常どおり第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS4の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、閾値が70℃で7時間の中温保温であり、第1保温工程での制御とほぼ同様な制御が行われる。即ち、ステップS5で所定時間である7時間経過直後の保温温度が閾値である70℃と比較され、70℃以下かの比較判定が行われる。その結果、否定判定の70℃より高い場合はステップS6の第2昇温工程はパスされ、次のステップS7の第3保温工程に進む。
ステップS5で肯定判定されるとステップS6に進み、通常どおり第2昇温工程が実行される。そしてご飯を100℃まで一気に昇温させ、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS7の第3保温工程に進み、閾値が73℃の高温での第3保温工程が行われることになる。
なお、所定時間経過後はこの例では昇温工程の開始前である6時間経過直後としたが、直前でも良く更にそれより前でも良い。また、請求項4に係る発明は、この形態で第2昇温工程をパスする制御を行わないものが対応する。
(形態7) 図10に示すものは形態6の変形例に対応し、ご飯の多い時に有利な制御であり、炊飯時の温度上昇率により決定されるご飯の量に応じて昇温工程をパスするか否かを決定するもので、ご飯の量を多、中、少の3段階に設定した場合の多を多いとし、その他を少ないとして多の場合には昇温工程をパスし、少の場合には昇温工程を行うものである。
即ち、炊飯が開始されると炊飯中のステップS1で合数が検出される。次いで炊飯工程が終了すると、ステップS2で68℃の低温での第1保温工程が行われ、ステップS3でその時のご飯量の多、中、少が判定される。
ステップS3でご飯量が多と判定されるとステップS4の第1昇温工程をパスしステップS5に進む。ステップS3でご飯量が少と判定されると通常どおりステップS4に進み、ステップS4で第1昇温工程が行われ、ご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS5の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間行われ、その後ステップS6に進み第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられ、その後ステップS7の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。
(形態8) 図11に示すものは形態6の更なる変形例に対応し、雰囲気温度が高い場合に有利な制御であり、雰囲気温度が閾値より高い場合には昇温工程をパスするものである。
即ち、炊飯が開始されると炊飯前のステップS1で室温センサ26により雰囲気温度が検出される。次いで炊飯工程が終了すると、ステップS2で68℃の低温での第1保温工程が行われ、ステップS3で閾値である35℃と雰囲気温度の高低が判定される。
ステップS3で雰囲気温度が35℃より高いと判定されるとステップS4の第1昇温工程をパスしステップS5に進む。ステップS3で雰囲気温度が35℃より低いと判定されると通常どおりステップS4に進み第1昇温工程が実行され、ご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS5の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間行われ、その後ステップS6に進み第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられ、その後ステップS7の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。
(形態9) 図12に示すものは請求項に係る発明に対応し、ご飯の多い時或いは雰囲気温度が高い時のような保温温度が高い場合に有利な制御であり、保温温度が閾値より高い場合には昇温温度を低くし、保温温度が閾値より低い場合には昇温温度を高くするものである。
即ち、保温が開始されるとステップS1で閾値が68℃で6時間の低温での第1保温工程が行われ、ステップS2に進む。ステップS2で所定時間である6時間経過直後の保温温度が閾値である68℃と比較され、68℃以下かの比較判定が行われる。その結果、否定判定の68℃より高い場合はステップS4に進み、昇温時の設定温度を100℃以下の例えば90℃に設定し、ステップS5に進む。
ステップS2で肯定判定の68℃より低いと判定されるとステップS3に進み、昇温時の設定温度を100℃以上の例えば110℃に設定し、ステップS5の第1昇温工程に進む。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS6の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、閾値が70℃で7時間の中温保温であり、第1保温工程での制御とほぼ同様な制御が行われる。即ち、ステップS7で所定時間である7時間経過直後の保温温度が閾値である70℃と比較され、70℃以下かの比較判定が行われる。その結果、否定判定の70℃より高い場合はステップS9に進み、昇温時の設定温度を100℃以下の例えば90℃に設定し、ステップS10に進む。
ステップS7で肯定判定の70℃より低いと判定されるとステップS8に進み、昇温時の設定温度を100℃以上の例えば110℃に設定し、ステップS10の第2昇温工程に進む。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS11の第3保温工程に進み、閾値が73℃の高温での第3保温工程が行われることになる。なお、所定時間経過後はこの例では昇温工程の開始前である6時間経過直後としたが、直前でも良く更にそれより前でも良い。
(形態10) 図13に示すものは形態9の変形例に対応し、炊飯時の温度上昇率により算定されるご飯の量に応じて昇温温度を可変するもので、ご飯の量を多、中、少の3段階に設定した場合の多を多いとし、その他を少ないとして多の場合には昇温温度を低くし、少の場合には昇温温度を高くするものである。
即ち、炊飯が開始されると炊飯中のステップS1で合数が検出される。次いで炊飯工程が終了すると、ステップS2で68℃の低温での第1保温工程が行われ、ステップS3でその時のご飯量の多、中、少が判定される。
ステップS3でご飯量が多と判定されるとステップS5に進み、昇温時の設定温度を100℃以下の例えば90℃に設定し、ステップS6に進む。ステップS3でご飯量が少と判定されるとステップS4に進み、昇温時の設定温度を100℃以上の例えば110℃に設定し、ステップS6に進む。
ステップS4またはステップS5で昇温工程の開始時間が決定され、その開始時間になるとステップS6に進み第1昇温工程が実行される。ステップS6では設定された昇温温度により昇温が行われ、そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS7の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間行われ、その後ステップS8に進み第2昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられ、その後ステップS9の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。なお、この例では1回目のみの昇温制御について説明したが、2回目以降のものに適用しても良い。
(形態11) 図14に示すものは形態9の更なる変形例に対応し、炊飯前の室温等の雰囲気温度に応じて昇温温度を可変する、即ち、雰囲気温度が高い場合には昇温温度を低くし、低い場合には昇温温度を高くするものである。
即ち、炊飯が開始されると炊飯前のステップS1で室温センサ26により雰囲気温度が検出される。次いで炊飯工程が終了すると、ステップS2で68℃の低温での第1保温工程が行われ、ステップS3で閾値である35℃と雰囲気温度の高低が判定される。
ステップS3で雰囲気温度が35℃より低いと判定されるとステップS4に進み、昇温時の設定温度を100℃以上の例えば110℃に設定し、ステップS6に進む。ステップS3で雰囲気温度が35℃より高いと判定されるとステップS5に進み、昇温時の設定温度を100℃以下の例えば90℃に設定し、ステップS6に進む。
ステップS4またはステップS5で昇温工程の開始時間が決定され、その開始時間になるとステップS6に進み第1昇温工程が実行される。そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS7の第2保温工程に進む。
第2保温工程は、70℃の中温保温であり、例えば7時間行われ、その後ステップS8に進む。ステップS8ではステップS3とほぼ同様の制御が行われ、閾値である35℃と雰囲気温度の高低が判定される。
ステップS8で雰囲気温度が35℃より低いと判定されるとステップS9に進み、昇温時の設定温度を100℃以上の例えば110℃に設定しステップS11に進む。ステップS8で雰囲気温度が35℃より高いと判定されるとステップS10に進み、昇温時の設定温度を100℃以下の例えば90℃に設定しステップS11の第2昇温工程に進む。ステップS11では設定された昇温温度により昇温が行われ、そしてご飯は100℃まで一気に昇温され、雑菌の繁殖が押さえられる。その後ステップS12の第3保温工程に進み、73℃の高温保温での第3保温工程が行われることになる。
これらの各形態を実施することにより長期に亘る保温であってもご飯に雑菌が発生したり、黄ばみ、臭い或いはぱさつきが抑制され、炊飯器の利便性が高めることになる。
本発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能であることは勿論である。
本発明の炊飯器の構成を示す断面図 本発明の炊飯器本体の制御回路部分のシステムブロック図 従来の炊飯工程から保温工程に到る全体のタイムチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図 本発明の炊飯器の保温制御の他の一形態を示すフローチャート図
符号の説明
1 炊飯器 2 炊飯器本体
3 蓋体 4 内鍋
5 内ケース 6 外ケース
7 底部コイル 8 コーナーコイル
9 コイル台 10 温度センサ
11 保温ヒータ 12 蓋板
13 放熱板 14 ビス
15 中空部 16 蓋ヒータ
17 開口 18 ボール弁
19 筒状体 20 蒸気口
21 ヒンジ部材 22 操作パネル
23 操作スイッチ 24 表示部
25 基板 26 室温センサ
30 マイコン制御ユニット 31 報知部
32 リセット回路
33 IGBT駆動回路 34 パルス幅変調回路
35 OSC 36 内鍋温度検出回路
37 室温温度検出回路 38 IGBT
41 同期トリガー回路 42 蓋ヒータ駆動回路
43 整流回路 44 保温ヒータ駆動回路
45 家庭用AC電源 100 マイコン制御装置

Claims (3)

  1. 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御手段と、前記内鍋の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御に炊飯工程、該炊飯工程後の第1保温工程、該第1保温工程後の第1昇温工程及び該第1昇温工程後の第2保温工程を有する炊飯器において、前記第1保温工程の保温温度に第1の閾値を設定し、前記第1保温工程時の保温温度が前記第1の閾値より高い場合には前記第1保温工程を続行し、その後、前記第1保温工程の保温温度が前記第1の閾値より下がると前記第1の昇温工程を実行することを特徴とする炊飯器。
  2. 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御手段と、前記内鍋の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御に炊飯工程、保温工程及び保温時の昇温工程を有する炊飯器において、保温温度に閾値を設定し、前記保温工程時の所定時間経過後の保温温度が前記閾値より高い場合には前記昇温工程の開始時間を所定時間遅らすことを特徴とする炊飯器。
  3. 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御手段と、前記内鍋の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御に炊飯工程、保温工程及び保温時の昇温工程を有する炊飯器において、保温温度に閾値を設定し、前記保温工程時の所定時間経過後の保温温度が前記閾値より高い場合には昇温温度を低くすることを特徴とする炊飯器。
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