JP3856361B2 - 画像データ処理方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザプリンタ等の光プリンタ,デジタル複写機,普通紙ファックス装置等のデジタル画像データによる電子写真方式の画像形成装置、あるいは画像表示装置に適用する画像処理方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル画像信号すなわち画像データに基づいて画像を形成する場合、画像が文字,線画である2値画像の場合や、写真などの階調画像の場合があり、一枚の画像に2値画像と階調画像が混在する場合もある。画像がドット単位(画素)単位の記録/非記録の集合で表わされるので、本来は滑らかな曲線となる像縁が、階段状(ギザギザ)になる。これはジャギーと呼ばれている。画像データの間引きあるいは介挿によって縮小,拡大する場合、あるいは、解像度(dpi)を低くする低dpi出力の場合、ジャギーが強く現われる。ジャギーを抑制する方法すなわちジャギー補正方法として、従来は、出力dpiを高くして、その分画像データ量を増やし、像縁部に平滑化処理,丸め処理,段差埋め処理等を施す方法が知られている。その1つが、米国特許第4,544,922号明細書に開示されている。また、特開平2−112966号公報には、X,Yドット分布対応の画像データ分布上に、注目ドット(処理対象ドット)を中心とする着目領域を設定し、この領域内の画像パタ−ンを、各種テンプレ−トのデータと突合せて特定し、画像パタ−ン対応の画像データ補正を注目ドットに施すテンプレ−トマッチング方式のジャギー補正方法が開示されている。
【0003】
特開平5−207282号公報には、ビットマップ状に展開された画像データに対して輪郭線のジャギーを補正して画質の向上を計り、しかも、その補正のために予めメモリに記憶させておくことが必要なデータを極力低減し、画像データのうちの補正が必要なドットの判別と補正が必要なドットに対する補正データの決定を、マイクロプロセッサ等による簡単な判定及び演算によって極めて短時間に行えるようにするために、ビットマップ状に展開された画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、所要の各ドットに対して認識した線分形状の特徴を複数ビットのコード情報に置き換え、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別し、補正が必要と判別したドットに対しては上記コード情報に応じた補正を行う画像データ処理が開示されている。
【0004】
この画像データ処理方法を実施する装置は、ビットマップ状に展開された画像データの対象とするドットを中心として所定領域の各ドットのデータを抽出するためのウインドウと、該ウインドウを通して抽出される画像データによって、該画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、上記対象とするドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報を生成するパターン認識手段と、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別する判別手段と、該手段によって補正が必要と判別されたドットに対して、上記パターン認識手段によって生成されたコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して出力する補正データメモリとを備えたものであった。
【0005】
この画像データ処理方法及び装置によれば、予め補正が必要な全ての特徴パターンをテンプレートとして作成して記憶させておく必要が無くなり、補正が必要なドットの判別と補正が必要なドットに対する補正データの決定を上記コード情報を用いて簡単に短時間で行うことが可能であった。
【0006】
特開平7−087321号公報は、前記特開平5−207282号公報のジャギー補正方法の改良、すなわち、前述のコード情報に対し、更に、画像データに関する主走査及び副走査方向の任意の情報等を付加することにより、ジャギー補正を行うと同時に、画像データの拡大や、より高解像度への密度変換を行う画像データ処理を開示している。具体的には:
a. 副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開される原画像データの、主走査方向Xの並びである各1ライン分を、Y,X面展開した形では副走査方向Yに並ぶ1以上の整数Drの、ライン数分とし、原画像データの各ラインをDrのライン数に展開する;
b. 展開した画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドット領域の、白ドットとの境界部分の線分形状を認識して、注目ドットに、認識した線分形状の特徴を表わすコード情報を与え、これを注目ドットを遂次更新して行なう;
c. 注目ドットの副走査方向Yの位置の切換わり回数をカウントし、カウント値がDrになるとカウント値A[15:12]を0に初期化して同様なカウントを開始するDrまでのカウントを繰返し;
d. 注目ドット宛てに、前記コード情報およびカウント値A[15:12]に対応した画像データを出力する。
【0007】
これらa.〜d.の処理によって、画像のY方向の拡大又はdpiの変更と、ジャギー補正とが同時に実現する。
【0008】
ところで、画像の解像度(dpi)あるいは倍率の変換は、予めページメモリに格納された画像データの読み出しを行うか否かの制御(間引き)により解像度の低下又は画像データの縮小を、同一画像データの読出しを複数回繰返すか否かの制御(介挿)により解像度の向上又は画像データの拡大を行なうものである。原画像データの解像度(画像入力側解像度)および画像出力装置(プリンタ又はディスプレイ)の解像度(画像出力側解像度)が共に固定であってしかも同一の場合には、画像の変倍は比較的に簡単であり、原画像データの間引きにより縮小を、画像データの連続複数回出力により拡大を、比較的に容易に実現しうる。しかしながら最近は、原画像データのdpiおよびプリンタのdpi共に様々であってしかも複数の中の1つを選択し得ることが多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
原画像データのdpi,画像出力に要求されるdpiおよび倍率の3者に対応した、それらを満す出力用画像データの生成は複雑となり、加えて、該出力用画像データのジャギー補正も複雑になると思われる。
【0010】
本発明は、原画像データが表わす原画像を精度の高い縮小もしくは拡大画像とする、或いは、原画像の更なる高解像度化を計る、画像データ処理方法および装置を提供することを第1の目的とし、原画像データのdpi,画像出力に要求されるdpiおよび倍率の3者に対応した、それらを満す出力用画像データの生成を比較的に簡易に実現することを第2の目的とし、上述の画像の変倍および又はdpiの変更と実質上同時にジャギー補正をして画質の向上を計ることを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ryをメモリ手段 (78) に保持し;
原画像データを画像メモリ (72) 上に副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開し;
パターン認識 (74) によって前記画像メモリ(72)の画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生し;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、前記パターン認識 (74) に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表す生成回数情報を生成し (77) ;
黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ラインとの組合せに対応付けた補正データを格納した補正データメモリ (75) から、前記コード情報および生成回数情報宛ての補正データを読み出す;
画像データ処理方法。
【0012】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0013】
後述する実施例では、Y方向第1整数DyをY方向の分解能(dpi)設定用とし、Y方向第2整数RyをY方向の画像出力倍率設定用として、原画像データのY方向分解能(dpi)DPIiny,画像出力に要求されるY方向分解能DPIoutyおよびY方向倍率Ryiに基づいて、
DPIouty=a・DPIiny×Dy ・・・(1y)
a,Dy:1以上の整数、
a・DPIiny:画像出力手段に設定可能なY方向dpi
を満すDyを設定し、かつ、
Ryi=(Dy+Ry)/(2Dy)・・・(2y)
を満すRyを設定する。そして、原画像データの第1ラインの画像データをDyライン分に展開し次の第2ラインの画像データはRyライン分に展開し次の第3ラインの画像データはDyライン分に展開するという具合に、奇数番ラインの画像データのDyラインへの展開と、偶数番ラインの画像データのDyラインへの展開を交互に行なう。これにより、画像出力に要求されるY方向分解能DPIoutyおよびY方向倍率Ryiの、Y,X面分布の形の画像データが得られる。
【0014】
このように、簡単な処理でY方向分解能DPIoutyおよびY方向倍率Ryiの画像データを生成することができる。
【0015】
(2)X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rxをメモリ手段 (78) に保持し;
原画像データを画像メモリ (72) 上に副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開し;
パターン認識 (74) によって前記画像メモリ(72)の画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生し;
前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識手段 (74) に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表す生成回数情報を生成し (77) ;
黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ドットとの組合せに対応付けた補正データを格納した補正データメモリ (75) から、前記コード情報および生成回数情報宛ての補正データを読み出す;
画像データ処理方法。
【0016】
後述する実施例では、X方向第1整数DxをX方向の分解能設定用とし、X方向第2整数RxをX方向の画像出力倍率設定用として、原画像データのX方向分解能DPIinx,画像出力に要求されるX方向分解能DPIoutxおよびX方向倍率Rxiに基づいて、
DPIoutx=a・DPIinx×Dx ・・・(1x)
a,Dx:1以上の整数、
a・DPIinx:画像出力手段に設定可能なX方向dpi
を満すDxを設定し、かつ、
Rxi=(Dx+Rx)/(2Dx)・・・(2x)
を満すRxを設定する。そして、原画像データの各ライン上の、第1ドットの画像データをDxドット分に展開し次の第2ドットの画像データはRxドット分に展開し次の第3ドットの画像データはDxドット分に展開するという具合に、奇数番ドットの画像データのDxドットへの展開と、偶数番ドットの画像データのDxドットへの展開を交互に行なう。これにより、画像出力に要求されるX方向分解能DPIoutxおよびX方向倍率Rxiの、Y,X面分布の形の画像データが得られる。
【0017】
このように、簡単な処理でX方向分解能DPIoutxおよびX方向倍率Rxiの画像データを生成することができる。
【0018】
(3)Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ry、ならびに、X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rx、をメモリ手段 (78) に保持し;
原画像データを画像メモリ (72) 上に副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開し;
パターン認識 (74) により前記画像メモリ(72)の画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生し;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、前記パターン認識 (74) に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛て、前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識 (74) に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表すライン生成回数情報ならびに第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表すドット生成回数情報を生成し (77) ;
黒ドットの分布パターンと、第1および第2グループ内各ラインと、第1および第2グループ内各ドットの組合せに対応付けた補正データを格納した補正データメモリ (75) から、前記コード情報,ライン生成回数情報およびドット生成回数情報宛ての補正データを読み出す;
画像データ処理方法。
【0019】
これによれば、上記(1)および(2)の説明中に示した作用,効果が共に実現する。
【0020】
【発明の実施の形態】
(4)原画像データの奇数番ラインに前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、原画像データの偶数番ラインに前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てる前記生成回数情報を生成する、上記(1)又は(3)に記載の画像データ処理方法。
【0021】
(5)原画像データのライン上の奇数番ドットに前記Dx個の第1グループの補正デー タドットを宛て、また、原画像データのライン上の偶数番ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てる前記生成回数情報を生成する、上記(2)又は(3)に記載の画像データ処理方法。
【0022】
(6)Y方向第1整数DyはY方向の画像出力の所要分解能を満す値、Y方向第2整数Ryは、Y方向の画像出力の所要倍率を満す値である、上記(1),(3)又は(4)に記載の画像データ処理方法。これは、上記(1)で示した実施例の形態を実施するものであり、上記(1)の説明中に示した作用,効果が実現する。
【0023】
(7)X方向第1整数DxはX方向の画像出力の所要分解能を満す値、X方向第2整数RxはX方向の画像出力の所要倍率を満す値である、上記(2),(3)又は(5)に記載の画像データ処理方法。これは、上記(2)で示した実施例の形態を実施するものであり、上記(2)の説明中に示した作用,効果が実現する。
【0024】
(8)前記補正データは、ジャギー補正を加えたものである、上記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載の画像データ処理方法。
【0025】
上記(1)乃至(7)のいずれか1つの画像データ処理を実施したとき、ライン数が原画像データのライン数以上かつ1ライン上ドット数が原画像データの1ライン上ドット数以上、となる。それがジャギー補正が加えられたものであるので、補正データは、高画質を実現するものとなり、画像のdpiの変更および又は変倍と高画質化が満たされる。
【0026】
(9)Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ryを保持するためのメモリ手段(78);
原画像データを副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開するための画像メモリ(72);
該画像メモリ(72)の画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生するパターン認識手段 (74) ;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、前記パターン認識手段 (74) に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表す生成回数情報を生成する手段 (77) ;および、
前記黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ラインとの組合せに対応付けた補正データを、前記コード情報および生成回数情報宛てに格納した補正データメモリ (75) ;を備え、
前記パターン認識手段 (74) が発生するコード情報と前記生成回数情報を生成する手段 (77) が生成した生成回数情報との組合せに対応した補正データを前記補正データメモリ (75) から読み出す、画像データ処理装置。
【0027】
これにより、上記(1)の画像データ処理方法を実施できる。
【0028】
(10)X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rxを保持するためのメモリ手段(78);
原画像データを副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開するための画像メモリ(72);
該画像メモリ(72)の画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生するパターン認識手段 (74) ;
前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識手段 (74) に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表す生成回数情報を生成する手段 (77) ;および、
前記黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ドットとの組合せに対応付けた補正データを、前記コード情報および生成回数情報宛てに格納した補正データメモリ (75) ;を備え、
前記パターン認識手段 (74) が発生するコード情報と前記生成回数情報を生成する手段 (77) が生成した生成回数情報との組合せに対応した補正データを前記補正データメモリ (75) から読み出す、画像データ処理装置。
【0029】
これにより、上記(2)の画像データ処理方法を実施できる。
【0030】
(11)Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ry、ならびに、X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rx、を保持するためのメモリ手段(78);
原画像データを副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開するための画像メモリ(72);
該画像メモリ(72)の画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生するパターン認識手段 (74) ;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、前記パターン認識手段 (74) に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛て、前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識手段 (74) に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表すライン生成回数情報ならびに第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表すドット生成回数情報を生成する手段 (77) ;
前記黒ドットの分布パターンと、第1および第2グループ内各ラインと、第1および第2グループ内各ドットの組合せに対応付けた補正データを、前記コード情報,ライン生成回数情報およびドット生成回数情報宛てに格納した補正データメモリ (75) ;を備え、
前記パターン認識手段 (74) が発生するコード情報と前記生成回数情報を生成する手段 (77) が生成したライン生成回数情報およびドット生成回数情報との組合せに対応した補正データを前記補正データメモリ (75) から読み出す、画像データ処理装置。
【0031】
これにより、上記(3)の画像データ処理方法を実施できる。
【0032】
(12)前記生成回数情報を生成する手段 (77) は、原画像データの奇数番ラインに前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、原画像データの偶数番ラインに前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てる、上記(9)又は(11)に記載の画像データ処理装置。これにより、上記(4)の画像データ処理方法を実施できる。
【0033】
(13)前記生成回数情報を生成する手段 (77) は、原画像データのライン上の奇数番ドットに前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、原画像データのライン上の偶数番ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てる、上記(10)又は(11)に記載の画像データ処理装置。これにより、上記(5)の画像データ処理方法を実施できる。
【0034】
(14)Y方向第1整数DyはY方向の画像出力の所要分解能を満す値、Y方向第2整数Ryは、Y方向の画像出力の所要倍率を満す値である、上記(9),(11)又は(12)に記載の画像データ処理装置。これにより、上記(6)の画像データ処理方法を実施できる。
【0035】
(15)X方向第1整数DxはX方向の画像出力の所要分解能を満す値、X方向第2整数RxはX方向の画像出力の所要倍率を満す値である、上記(10),(11)又は(13)に記載の画像データ処理装置。これにより、上記(7)の画像データ処理方法を実施できる。
【0036】
(16)前記補正データは、ジャギー補正を加えたものである、上記(9)乃至(16)のいずれか1つに記載の画像データ処理装置。これにより、上記(8)の画像データ処理方法を実施できる。
【0037】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例説明より明らかになろう。
【0038】
【実施例】
図1に、この発明の一実施例を装備したレーザプリンタ2の構成を示す。レーザプリンタ2は、コントローラ3,エンジンドライバ4,プリンタエンジン5及び内部インターフェイス6からなる。そして、このレーザプリンタ2は、ホストコンピュータ1から転送されるプリントデータを受信してコントローラ3によりページ単位のビットマップデータに展開し、レーザを駆動するためのドット情報であるビデオデータに変換して内部インターフェイス6を介してエンジンドライバ4へ送り、プリンタエンジン5をシーケンス制御して用紙に可視像を形成する。この内部インターフェイス6内のドット補正部7に、本発明の一実施例の画像データ処理装置がある。
【0039】
コントローラ3は、メインのマイクロコンピュータ(以下「MPU」という)31と、そのMPU31が必要とするプログラム,定数データ及び文字フォント等を格納したROM32と、一般的なデータやドットパターン等をメモりするRAM33と、データの入出力を制御するI/O34と、そのI/O34を介してMPU31と接続される操作パネル35とから構成され、互いにデータバス,アドレスバス,コントロールバス等で接続されている。
【0040】
また、ホストコンピュータ1及びドット補正部7を含む内部インターフェイス6もI/O34を介してMPU31に接続される。エンジンドライバ4は、サブのマイクロコンピュータ(以下「CPU」という)41と、そのCPU41が必要とするプログラム,定数データ等を格納したROM42と、一時的なデータをメモリするRAM43と、データの入出力を制御するI/O44とから構成され、互いにデータバス,アドレスバス,コントロールバス等で接続されている。
【0041】
I/O44は、内部インターフェイス6と接続され、コントローラ3からのビデオデータや操作パネル35上の各種スイッチの状態を入力したり、画像クロック(WCLK)やペーパーエンド等のステータス信号をコントローラ3へ出力する。また、このI/O44は、プリンタエンジン5を構成する書込ユニット26及びその他のシーケンス機器群27と、後述する同期センサを含む各種センサ類28とも接続されている。
【0042】
コントローラ3は、ホストコンピュータ1からプリント命令等のコマンド及び文字データ,画像データ等のプリントデータを受信し、それらを編集して文字コードならばROM32に記憶している文字フォントによって画像書き込みに必要なドットパターンに変換し、それらの文字及び画像(以下まとめて「画像」という)のビットマップデータをRAM33内のビデオRAM領域にページ単位で展開する。
【0043】
そして、エンジンドライバ4からレディー信号と共に画像クロックWCLKが入力すると、コントローラ3はRAM33内のビデオRAM領域に展開されているビットマップデータ(ドットパターン)を、画像クロックWCLKに同期したビデオデータとして、内部インターフェイス6を介してエンジンドライバ4に出力する。そのビデオデータに対して、内部インターフェイス6内のドット補正部7によって、後述するように、各ドット宛ての画像データの補正すなわちドット補正を行う。
【0044】
また、操作パネル35上には、図示しないスイッチや表示器があり、オペレータからの指示によりデータを制御したり、その情報をエンジンドライバ4に伝えたり、プリンタの状況を表示器に表示したりする。
【0045】
エンジンドライバ4は、コントローラ3からの内部I/Fを介してドット補正されて入力するビデオデータにより、プリンタエンジン5の書込ユニット26及び後述する帯電チャージャ,現像ユニット等のシーケンス機器群27等を制御したり、画像書込に必要なビデオデータを内部I/F6を介して入力して書込ユニット26に出力すると共に、同期センサその他のセンサ類28からエンジン各部の状態を示す信号を入力して処理したり、必要な情報やエラー状況(例えばペーパーエンド等)のステータス信号を内部I/F6を介してコントローラ3へ出力する。
【0046】
図2は、このレーザプリンタ2におけるプリンタエンジン5の主に機械機構を示す概略構成図である。このレーザプリンタ2によれば、上下2段の給紙カセット10a,10bのいずれか、例えば上段の給紙カセット10aの用紙スタック11aから給紙ローラ12によって用紙11が給送され、その用紙11はレジストローラ対13によってタイミングをとられた後、感光体ドラム15の転写位置へ搬送される。メインモータ14により矢示方向に回転駆動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によってその表面が帯電され、書込ユニット26からのPWM変調されたスポットで走査されて表面に靜電潜像が形成される。この潜像は、現像ユニット17によってトナーを付着され可視像化され、そのトナー像は、レジストローラ対13によって搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18の作用により転写され、転写された用紙は感光体ドラム15から分離され、搬送ベルト19によって定着ユニット20に送られ、その加圧ローラ20aによって定着ローラ20bに圧接され、その圧力と定着ローラ20bの高熱とによって定着される。定着ユニット20を出た用紙は、排紙ローラ21によって側面に設けられた排紙トレイ22へ排出される。一方、感光体ドラム15に残留しているトナーは、クリーニングユニット23によって除去されて回収される。また、このレーザプリンタ2内の上方には、それぞれコントローラ3,エンジンドライバ4及び内部I/F6を構成する複数枚のプリント回路基板24が搭載されている。
【0047】
図3に、図2に示した書込ユニット26の構成を示す。この書込ユニット26には、LD(レーザダイオード)ユニット50と、第1シリンダレンズ51,第1ミラー52,結像レンズ53と、ディスク型モータ54と、それにより矢示A方向に回転されるポリゴンミラー55とからなる回転偏向器56と、第2ミラー57および第2シリンダレンズ58とからなる露光系があり、また、第3ミラー60,シリンダレンズからなる集光レンズ61および受光素子からなる同期センサ62でなるライン同期信号生成系とがある。LDユニット50は、内部にレーザダイオード(以下「LD」という)と、このLDから射出される発散性ビームを平行光ビームにするコリメータレンズとを一体に組み込んだものである。第1シリンダレンズ51は、LDユニット50から射出された平行光ビームを感光体ドラム15上において副走査方向に整形させる機能を果たし、結像レンズ53は第1ミラー52で反射された平行光を収束性ビームに変換し、ポリゴンミラー55のミラー面55aに入射させる。ポリゴンミラー55は、各ミラー面55aを湾曲させて形成したRポリゴンミラーとして、従来第2ミラー57との間に配置されていたfθレンズを使用しないポストオブジェクト型(光ビームを収束光とした後に偏向器を配置する型式)の回転偏光器56としている。第2ミラー57は、回転偏光器56で反射されて偏向されたビーム(走査ビーム)を感光体ドラム15に向けて反射する。この第2ミラー57で反射された走査ビームは、第2シリンダレンズ58を経て感光体ドラム15上の主走査線15aの線上に鋭いスポットとして結像する。
【0048】
また、第3ミラー60は回転偏光器56で反射された光ビームによる感光体ドラム15上の走査領域外に配置され、入射された光ビームを同期センサ62側に向けて反射する。第3ミラー60で反射され集光レンズ61によって集光された光ビームは、同期センサ62を構成する例えばフォトダイオード等の受光素子により、走査開始位置を一定に保つための同期信号に変換される。
【0049】
図4に、本発明の一実施例である、図1に示すドット補正部7の機能構成を示す。ドット補正部7の基本機能構成は、パラレル/シリアル・コンバータ(以下「P/Sコンバ―タ」という)71,FIFOメモリ72,ウインドウ73,パターン認識部74,メモリブロック75,ビデオデータ出力部76及びこれらを同期制御するタイミング制御部77によって構成されている。
【0050】
P/Sコンバータ71は、図1に示したコントローラ3から転送されるビデオデータがパラレル(8ビット)データの場合、それをシリアル(1ビット)データに変換してFIFOメモり72へ送るために設けてあり、ドットの補正に関して基本的には関与しない。コントローラ3から転送されるビデオデータがシリアルデータの場合には、このP/Sコンバータ71は不要である。
【0051】
FIFOメモリ72は、先入れ先出しのメモリ( First In First Out memory )であり、図5に示すように、コントローラ3から送られてきた複数ライン分(この実施例では7ライン分)のビデオデータを格納するラインバッファ72a〜72gが、マルチプレクサ721を介してシリアルに接続されている。ここで、マルチプレクサ721は、タイミング制御部77からのdata-sel信号が“0”の時はコントローラ3からP/Sコンバータ71を介して送出されるシリアルのビデオデータとラインバッファ72a〜72fからの出力データを、“1”の時はラインバッファ72a〜72gからの出力データを選択して入力し、ラインバッファ72a〜72gへ記憶する。
【0052】
従って、FIFOメモリ72の動作は、例えば図8,図11のタイミングチャートに示すような動作となる。なお、図8,図11上において、1,2,3,4,・・等はそれぞれ、コントローラ3から与えられる主走査1ライン分のビデオデータを示す。例えば1は第1ラインのものを、2は第2ラインのものを表わす。ビデオデータの入力に対して任意のタイミング信号であるdata-sel信号により、各ラインバッファの出力は図示するような出力となり、同時に各ラインバッファの出力が繰り返し生成された回数が何回目の生成なのかを示す情報として、図中のカウントデータ(A[13:12])を、タイミング制御部77が出力する。カウントデータA[13:12]は、第13ビットと第12ビットの2ビットで構成されるデータを意味するので、この例では、カウント値は2ビットで表わされるものである。
【0053】
図8に示す例では、同一ラインのビデオデータが3回繰返してFIFOメモリ72に書込まれる(Dy=3,Ry=3)。図11の例では、3回の繰返し書込み(Dy=3)と2回の繰返し書込み(Ry=2)が交互に行なわれる。但し、この時FIFOメモリ72に対しては、最初のdata-sel信号が“0”である期間は、データのライト信号のみアサートされデータの書き込みのみ行われ、その後は常にデータのライト信号とリード信号が、書き込まれたデータが確実に読み出されるように、交互にアサートとネゲートを繰り返すように、タイミング制御部77によって、FIFOメモリ72への原画像データの書込みが、制御される。 ウインドウ73は、図5に示すように、FIFOメモリ72の各ラインバッファ72a〜72gから出力される7ライン分のデータに対して、各々11ビット分のシフトレジスタ73a〜73gがシリアルに接続されており、パターン検出用のウインドウ(サンプル窓:図7にその形状例を示す)を構成している。
【0054】
中央のシフトレジスタ73dの真中のビット(図5に×印で示している)が画像データ処理対象すなわちターゲットとなる注目ドットの格納位置である。尚、このウインドウ73を構成する各シフトレジスタ73a〜73gのうち、シフトレジスタ73aと73gは7ビット、シフトレジスタ73bと73fは8ビットで足り、図5に破線で示す部分は無くてもよい。
【0055】
このFIFOメモリ72を構成するラインバッファ72a〜72g及びウインドウ73を構成するシフトレジスタ73a〜73g内をビデオデータが順次1ビットずつシフトされることによって、注目ドットが順次更新され、注目ドットを中心とするウインドウ73のビデオデータが連続的に抽出される。
【0056】
図6に、パターン認識部74の機能構成を示す。このパタ−ン認識部74は、ウインドウ73から抽出したドット情報をもとに、ターゲットとなっているドット(注目ドット)及びその周囲の情報、特に画像データの黒ドットと白ドットの境界の線分形状の特徴を認識し、その認識結果を定められたフォーマットのコード情報にして出力する。このコード情報がメモリブロック75のアドレスコードとなる。
【0057】
図6には、パターン認識部74とウインドウ73との関係も示す。サンプル窓であるウインドウ73は、中央の3×3ビットのコア領域73Cと、その上領域73U及び下領域73Dと、左領域73L及び右領域73Rに区分される。その詳細は、前記特開平5−207282号公報および特開平7−87321号公報に開示されたものと同様であるため、ここでは省略する。
【0058】
パターン認識部74は、コア領域認識部741,周辺領域認識部742,マルチプレクサ743,744、傾き(Gradient)計算部745,位置(Position)計算部746,判別部747及びゲート748によって構成されており、周辺領域認識部742は更に、上領域認識部742U,右領域認識部742R,下領域認識部742D及び左領域認識部742Lによって構成されている。これらの構成および機能についても、前記特開平5−207282号公報および特開平7−87321号公報に開示されたものと同様であるため、ここでは省略する。
【0059】
再度図4を参照する。メモリブロック75には、パターンメモリがあり、パターン認識部74から出力されるコード情報(12ビット)を含む16ビットデータをアドレスとして、予め記憶された補正データ(10ビット)を読み出して、レーザ駆動用のビデオデータを出力し、これが補正されたドットパターンとなる。すなわち、パターン認識部74から出力されるコード情報(12ビット)と、更に前述の画像データ生成手段(FIFOメモリ72)から出力される画像データを任意のタイミング信号に対して、副走査方向Yに任意の回数繰り返して生成された回数が何回目なのかを示すコード情報(2ビット:A[13:12])ならびに主走査方向Xに任意の回数繰り返して生成された回数が何回目なのかを示すコード情報(2ビット:A[15:14])の全16ビットのコード情報をアドレスとして、予め記憶された補正データを読み出して、レーザ駆動用のビデオデータを出力し、これが補正されたドットパターンとなる。
【0060】
従って、補正の行われる画像データが、任意のタイミング信号に対して任意の回数繰り返して生成された何回目の回数の画像データなのかを示す情報A[13:12],A[15:14]が表わすアドレスにより補正データが、パターンメモリから読み出される為、パタ−ン認識部74が出力するコ−ド情報が同一でも、すなわち、同一の線分形状の特徴を示すコード情報に対しても、各生成回数(A[13:12],A[15:14])に対して固有の異なる補正データのドットパターンとしての出力が可能となる。
【0061】
メモリブロック75のパターンメモリからの補正データ出力は、コントローラ3から送られてきたビデオデータの1ドット毎にその正規の幅すなわちレーザ発光時間を複数に分割した値の整数倍(10分割の場合の最大値は10倍)の値を示すデータ、すなわち主走査方向Xのドット幅を表わす情報、であり、ビデオデータ出力部76に、パラレル出力される。
【0062】
ビデオデータ出力部76は、主走査X方向の1ドットピッチ対応の画像同期信号WCLKの一周期の始点から、メモリブロック75から出力された主走査方向Xのドット幅データ(パラレルビット)が表わす時間の間ON(又はOFF)、その間次の一周期の始点までOFF(ON)を指定する2値信号を、記録画像データとしてプリンタエンジン4へ送出する。この記録画像データが、書込ユニット26に設けられた光源であるLDユニット50のレーザダイオードをON/OFFする信号源である。
【0063】
しかしその光量は、コントローラ3が、画像出力のY方向dpiを選択設定するために予め与えた多値データによって定まっている。すなわち、主に副走査方向Yのライン走査幅すなわち1ラインのY方向の幅を数種に設定可とするために、レ−ザビ−ム光量を数種の中の1つとする多値データによる制御を可能としており、多値データ(各ラインのY方向幅)は、ホストコンピュ−タ1が与える原画像データのdpi,指定する画像出力dpiおよび画像倍率に基づいてコントローラ3が算出し、エンジンドライバ4を介してプリンタエンジン5の書込みユニット26に設定する。
【0064】
すなわち、画像出力の副走査方向Yのドット幅は、多値データにてコントローラ3が指定して、I/F6およびエンジンドライバ4を介して書込ユニット26に設定する。これにより、LDユニット50のレーザダイオードのON時の光量が定まる。画像出力の主走査方向Xのドット幅は、ビデオデータ出力部76がプリンタエンジン4へ送出する前述のON/OFF 2値信号の、各ドット宛て(WCLK周期の間)の有意レベル(ドット記録レベル:ON又はOFFレベル)の時間によって定まる。
【0065】
タイミング制御部77は、エンジンドライバ4から1ページ分の書き込み期間を規定するFGATE信号,1ライン分の書き込み期間を規定するLGATE信号,各ラインの書き込み開始及び終了タイミングを示すLSYNC信号,1ドット毎の読み出し及び書き込み周期を取る画像クロックWCLK及びRESET信号を入力し、上述の各部ブロック71〜76に対してその動作の同期を取るために必要なクロック信号等を発生する。
【0066】
尚、メモリブロック75のパターンメモリの補正データは、コントローラ3のMPU31あるいはエンジンドライバ4のCPU41によりROM32又はROM42から選択的にロードされたり、ホストコンピュータ1からダウンロードすることも可能であり、こうすることにより画像データの特徴パタ−ンに対する補正データを容易に変更することが可能となる。
【0067】
図4に示すようにドット補正部7には、FIFOメモリ72による同一の画像データの繰り返しの生成回数を設定するレジスタ(生成回数設定手段)78があり、このレジスタ78に、コントローラ3が、ホストコンピュ−タ1が与える出力dpi指示データおよび出力倍率指示データに対応した回数値Dy,Ry,DxおよびRxを書込む。生成回数レジスタ78が、ビットマップ状に展開された画像データが格納されたFIFOメモリ72から、任意のタイミング信号に対して複数回数繰り返して同一の画像データをウインドウ3に対して出力する回数を、設定可能な手段である。
【0068】
レジスタ78には、副走査方向Yのdpi(分解能:ドット数/インチ)を指定するデータa・DPIinyを書込むための副走査分解能レジスタ,副走査Y方向の交互繰返し書込み回数DyおよびRyを書込むためのDyレジスタおよびRyレジスタ、ならびに、主走査方向Xのdpiを指定するデータb・DPIinxを書込むための主走査分解能レジスタ,主走査X方向の交互繰返し書込み回数DxおよびRxを書込むためのDxレジスタおよびRxレジスタがある。
【0069】
ホストコンピュ−タ1がコントローラ3に、入力dpiを表わすデータDPIin(副走査YのDPIiny,主走査XのDPIinx),出力dpiを指示するデータDPIout(副走査YのDPIouty,主走査XのDPIoutx)ならびに出力倍率指示データRi(副走査YのRyi,主走査XのRxi)を与えると、コントローラ3が、
DPIouty=a・DPIiny×Dy ・・・(1y)
DPIoutx=b・DPIinx×Dx ・・・(1x)
a,b,DyおよびDxはそれぞれ、1,2,3,・・・なる整数、かつ、a・DPIinyおよびb・DPIinxはレ−ザプリンタ2に設定可能なY方向およびX方向dpi、となる副走査Y方向の書込み回数Dyおよびa、ならびに、主走査X方向の書込み回数Dxおよびbを算出して、a・DPIinyおよびb・DPIinxを指定するデータを副走査分解能レジスタおよび主走査分解能レジスタに、DyをDyレジスタに、またDxをDxレジスタに、書込む。コントローラ3は、副走査方向Yおよび主走査方向Xの指示倍率RyiおよびRxiを実現するためのY方向のライン繰返し書込み回数RyおよびX方向のドット繰返し書込み回数Rxを、次の関係から算出して、
Ryi=(Dy+Ry)/(2Dy) ・・・(2y)
Rxx=(Dx+Rx)/(2Dx) ・・・(2x)
RyレジスタおよびRxレジスタに書込む。
【0070】
タイミング制御部77は、生成回数レジスタ78の、a・DPIinyを指定するデータ(副走査dpi指定),b・DPIinxを指定するデータ(主走査dpi指定),繰返し書込み回数Dy,Ry,DxおよびRxと、エンジンドライバ4からの制御信号FGATE,LGATE,LSYNC,WCLK及びRESETを入力し、上述の各部ブロック71〜76に対して、ホストコンピュ−タ1が指定した出力dpi(DPIouty,DPIoutx)ならびに出力倍率(副走査Y倍率Ryiおよび主走査X倍率Rxi)の画像を形成するに必要な制御信号を出力する。
【0071】
図8ならびに図9および図10は、生成回数レジスタ78に、同一の画像データの繰り返しの生成回数DyおよびRyをそれぞれ3回と設定した場合のイメージ図であり、各生成回数毎に異なった画像補正データへの置き換えを行うように設定した場合の出力結果である画像がどのようになるかを示している。
【0072】
ここでは、原画像データをプリンタ出力として主走査の各ラインの書込開始タイミングを示すLSYNC信号に対して、原画像データの奇数番ラインに対して3回(Dy)および偶数番ラインに対して3回(Ry)と交互に繰り返して1本の奇数番ラインおよび1本の偶数番ラインのそれぞれにつき、各3ライン分の画像データを生成し、これを繰返して、FIFOメモリ72出力時の画像データを図示するように副走査方向Yの原画像データの解像度のプリント時に対して1/3周期(2/(Dy+Ry)周期)で前述のパターン認識部74へ出力する。
【0073】
そして、パターン認識部74から出力される認識した線分形状の特徴を示すコード情報は、各々対応するドット位置に対して同一のコード情報となるが、メモリブロック75へのアドレスは、前述の同一のビットマップ状に展開された画像データの生成回数を示すコード情報(A[13:12])が付加されることにより、各生成回数毎に異なったアドレスとなる。すなわち副走査方向のライン数をカウントするYリピ−トカウントデータA[13:12]が、ライン数の進行に伴って1,2とカウントアップして、3(Dy)に達するとクリアされて0となり、そしてまた1,2とカウントアップして次は3(Dy)に達するとクリアされて0となり、これを繰返す。これにより、メモリブロック75のパタ−ンメモリからの出力データも各々異なった画像データとして、図10の(b)に図示するイメージのように出力可能となる。
【0074】
以上が、Ry=Rxであって、結果として前記特開平7−87321号公報に開示した、解像度の倍密処理(出力dpiの選択設定)と同様な処理となるジャギー補正の一例である。
【0075】
図11は、Ry≠Rxであって、本発明の特徴が顕著に現われる動作態様を示す。この場合は、生成回数レジスタ78に、同一の画像データの繰り返しの生成回数Dyとして3回を、もう1つの繰返しの生成回数Ryとして2回の2つの値を設定した場合の、FIFOメモリ72の書込み動作を示し、図12および図13、ならびに、図14および図15に、この場合の、出力結果である画像がどのようになるかのイメ−ジを示す。
【0076】
ここでは、原画像データをプリンタ出力として主走査の各ラインの書込開始タイミングを示すLSYNC信号に対して、原画像データの奇数番ラインに対して3回(Dy)および偶数番ラインに対して2回(Ry)と交互に繰り返して1本の奇数番ラインおよび1本の偶数番ラインのそれぞれにつき、3ライン分および2ライン分の画像データを生成し、これを繰返して、FIFOメモリ72出力時の画像データを図11に示すように副走査方向Yの原画像データの解像度のプリント時に対して2/5周期(2/(Dy+Ry)周期:1/Dy周期と1/Ry周期の交互繰返し)で前述のパターン認識部74へ出力する。図9および図10の場合と同様に、パターン認識部74から出力される認識した線分形状の特徴を示すコード情報は、各々対応するドット位置に対して同一のコード情報となるが、メモリブロック75へのアドレスは、前述の同一のビットマップ状に展開された画像データの生成回数を示すコード情報(A[13:12])すなわち副走査方向Yのライン数をカウントするYリピ−トカウントデータA[13:12]が付加されることにより、各生成回数毎に異なったアドレスとなり、メモリブロック75のパタ−ンメモリの出力データも各々異なった画像データとして、図13の(b)あるいは図15の(b)に図示するイメージのように出力可能となる。但し、これらは原画像データへの解像度の倍密処理(出力dpiの選択設定)を伴ったジャギー補正を行うのと同時に、原画像データの完全な消去を伴わない画像の副走査方向Yへの縮小
Ryi=(Dy+Ry)/(2Dy)
=(3+2)/(2×3)
=5/6
を実現したものである。Ryの値で、副走査方向Yの画像の拡大/縮小率を定めることができる。
【0077】
ここで、生成回数レジスタ78に設定される設定値のうち、出力dpi設定用の副走査Y方向の交互繰返し書込み回数Dyの値を“0”としたと仮定すると、上記の数式
Ryi=(Dy+Ry)/(2Dy)
のRyiが無限大となり、あり得ない値である。すなわちDyの値は0でない、1以上の整数値でなければならない。
【0078】
また、副走査Y方向の変倍率を設定するためのRyの値を“0”としたと仮定すると、上記の数式のRyiが1/2となるので、副走査方向Yの変倍率を1(等倍)とするためには、RyにDyを定める必要がある。すなわち、RyにDyの値を与えると変倍率が1(等倍)で、Dyより大きい値を与えると拡大に、Dyより小さい値を与えると縮小になる。ただし、負値の変倍率はあり得ないので、Dy+Ry≧0よってRy≧−Dyでなければならない。ところが、ここでRy=0と仮定すると、この場合、図11に示すFIFOメモリ72の書込み動作を行うことにはならない。例えば、生成回数レジスタ78に、同一の画像データの繰り返しの生成回数をDy=3回とRy=0回の2つの値を設定した場合には、図8に示すFIFOメモリ72の動作タイミングチャートにある制御の動作と同一の動作を行うことになり、画像データの出力結果についても、図9および図10と同一の画像イメージとなる。これは、上記生成回数レジスタ78に設定される設定値Ryが“0”であることは、“0”以外の該生成回数レジスタ78に設定されている設定値Dyである“3”が順次反映され、結果として、同一の画像データの繰り返しの生成回数が3回のみの繰り返しのみの動作となり、このときが副走査方向Yの変倍率が1(等倍)である。従って、事実上の副走査方向Yへの画像データの縮小を実現する場合には、生成回数レジスタ78に設定される設定値Ryが“0”であることは、目的である副走査方向Yへの画像データの縮小を達成できないことになり、該目的達成の為には、生成回数レジスタ78に設定される設定値Ryが“1”以上の整数であることが必須となる。
【0079】
最後に、図14および図15は、生成回数レジスタ78に、同一の画像データの副走査方向Yの繰り返しの生成回数DyとRyに、各3回と2回の2つの値を設定した場合(図11)に、主走査方向Xには、同一の画像データの繰り返しの生成回数DxとRxに、各2回と1回の2つの値を設定したときのイメージ図であり、各生成回数毎に異なった画像補正データへの置き換えを行うように設定した場合(ジャギー補正あり)の出力結果である画像がどのようになるかを示している。
【0080】
しかしここでは、図11に示すように、オリジナルの画像データをプリンタ出力として主走査の各ラインの書込開始タイミングを示すLSYNC信号の1つに対して、1ライン分のビデオデータのDy=3回の繰り返し書込みとRy=2回の繰り返し書込みを交互に生成するが、図12,図13とは異なり、FIFOメモリ72からの画像データの読出してシフトレジスタ73に書込むときに、FIFOメモリ72からの読出しクロックであるWCLK信号に対して、原画像データの各ライン上の奇数番ドットに対して2回(Dx)および偶数番ドットに対して1回(Rx)と交互に繰り返して1個の奇数番ドットおよび1個の偶数番ドットのそれぞれにつき、2ドット分および1ドット分の画像データを生成し、これを繰返して、主走査方向Xの原画像データの解像度のプリント時に対して、1ライン当り「3/2」倍(2/1倍+1/1倍)のドット数で前述のパターン認識部74へ出力する。Dx=2回の繰り返し書込みとRx=1回の繰り返し書込みを交互に生成した。すなわち、主走査方向Xに関しては図5に示すウインドウ73内のシフトレジスタによる画像データのシフトを、書込クロックであるWCLK信号の1つに対して、1画素分のビデオデータのDx=2回の繰り返し書込みとRx=1回の繰り返し書込みとを交互に生成し、FIFOメモリ72出力時の画像データを、図14および図15に示すように副走査方向Yへは原画像データの解像度のプリント時に対して2/5周期で、主走査方向へは原画像データの解像度のプリント時に対して2/3周期で、前述のパターン認識部74へ出力する。 この場合も、パターン認識部74から出力される認識した線分形状の特徴を示すコード情報は、各々対応するドット位置に対して同一のコード情報となるが、メモリブロック75のパタ−ンメモリへのアドレスは、前述の副走査方向Yに同一のビットマップ状に展開された画像データの生成回数を示すコード情報であるYリピ−トカウントデータ(A[13:12])と、主走査方向Xに同一のビットマップ状に展開された画像データの生成回数を示すコード情報であるXリピ−トカウントデータ(A[15:14])の計4ビットが付加されることにより、主走査方向及び副走査方向への各生成回数毎に異なったアドレスとなり、メモリブロック75の出力データも各々異なった画像データとして、図15の(b)に図示するイメージのように出力可能となる。
【0081】
また、図14および図15では、図12および図13と同様に、オリジナルの画像の完全な消去を伴わない画像の副走査方向Y及び主走査方向Xへの縮小を実現し、且つ、生成回数レジスタ78に設定される設定値DyとRyとの組合せ、および、DxとRxとの組み合わせによって、画像の出力倍率を副走査方向Y及び主走査方向Xに設定することができる。
【0082】
最後に、上述の実施例では、レーザプリンタ2のコントローラ3とエンジンドライバ4とを結ぶ内部インターフェイス5内にこの発明による画像データ処理装置であるドット補正部7を設けた場合の実施例について説明したが、このドット補正部7をコントローラ3側あるいはエンジンドライバ4側に設けるようにしてもよい。
【0083】
更に、この発明はレーザプリンタに限るものではなく、LEDプリンタその他の各種光プリンタ,デジタル複写機,普通紙ファックス等のビットマップ状に展開して画像を形成する各種画像形成装置並びにその形成した画像を表示する画像表示装置にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の画像データ処理装置をドット補正部7に書込んだレ−ザプリンタ2の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すレ−ザプリンタ2の機構構成の概要を示す側面図である。
【図3】 図2に示す書込ユニットの拡大斜視図である。
【図4】 図1に示すドット補正部7の構成概要を示すブロック図である。
【図5】 図4に示すFIFO72およびウィンドウ73の構成を示すブロック図である。
【図6】 図4に示すパタ−ン認識部74の構成を示すブロック図である。
【図7】 図5に示すシフトレジスタ73のドット単位の画像データ記憶セル分布と、その上に定めたウィンドウ領域(点々塗り潰し領域)を示す平面図である。
【図8】 図4に示すタイミング制御部77の、FIFO72に対する画像データのライン単位の、一態様の書込みのときの、FIFO72内ラインバッファのメモリデータの変遷を示すタイムチャ−トである。
【図9】 図8に示すデータ書込みにより、オリジナル画像データの各ラインを3ライン分としてFIFO72に書込むときの、原画像データのラインNo.および3ライン分に拡張された画像データのラインNo.と画像データとの関係を示す平面図である。
【図10】 (a)は、図8に示すデータ書込みにより、オリジナル画像データの各ラインを3ライン分としてFIFO72に書込んだときの、FIFO72上の画像データが表わす画像を示す平面図であり、(b)は、FIFO72上の画像データにジャギー補正を加えた後の画像を示す平面図である。
【図11】 図4に示すタイミング制御部77の、FIFO72に対する画像データのライン単位の、もう1つの態様の書込みのときの、FIFO72内ラインバッファのメモリデータの変遷を示すタイムチャ−トである。
【図12】 図11に示すデータ書込みにより、オリジナル画像データの奇数番各ラインを3ライン分として、偶数番各ラインは2ライン分として、FIFO72に書込むときの、原画像データのラインNo.および3ライン分に拡張された画像データのラインNo.と画像データとの関係を示す平面図である。
【図13】 (a)は、図11に示すデータ書込みにより、オリジナル画像データの奇数番各ラインを3ライン分として、偶数番各ラインは2ライン分として、FIFO72に書込んだときの、FIFO72上の画像データが表わす画像を示す平面図であり、(b)は、FIFO72上の画像データにジャギー補正を加えた後の画像を示す平面図である。
【図14】 図11に示すデータ書込みにより、オリジナル画像データをFIFO72に書込み、FIFO72の画像データを、各ライン上の奇数番各ドットは2ドット分に、偶数番各ドットは1ドット分に拡張してシフトレジスタ73に書込んだときの、原画像データの画像データのラインNo.と、ドットが増やされた画像データのラインNo.の関係を示す平面図である。
【図15】 (a)は、シフトレジスタ73上の、図14に示すようにドットが増やされた画像データが表わす画像を示す平面図であり、(b)は、シフトレジスタ73上の画像データにジャギー補正を加えた後の画像を示す平面図である。
【符号の説明】
10a,10b:給紙カセット
11:用紙
11a:用紙スタック 12:給紙ローラ
13:レジストローラ対 14:メインモ−タ
15:感光体ドラム 16:帯電チャ−ジャ
17:現像ユニット 18:転写チャ−ジャ
19:搬送ベルト 20:定着ユニット
20a:加圧ローラ 20b:定着ローラ
21:排紙ローラ 22:排紙トレイ
23:グリ−ニングユニット
24:プリント回路基板
26:書込ユニット 50:LDユニット
51:第1シリンダ 52:第1ミラ−
53:結像レンズ 54:ディスク型モ−タ
55:ポリゴンミラ− 55a:ミラ−面
56:回転偏向器 57:第2ミラ−
58:第2シリンダレンズ
60:第3ミラ−
61:集光レンズ 62:同期センサ
73C:コア領域 73U:上領域
73D:下領位 73L:左領域
73R:右領域 742U:上領域認識部
742D:下領域認識部 742L:左領域認識部
742R:右領域認識部
Claims (16)
- Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ryをメモリ手段に保持し;
原画像データを画像メモリ上に副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開し;
パターン認識によって前記画像メモリの画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生し;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、前記パターン認識に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表す生成回数情報を生成し;
黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ラインとの組合せに対応付けた補正データを格納した補正データメモリから、前記コード情報および生成回数情報宛ての補正データを読み出す;
画像データ処理方法。 - X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rxをメモリ手段に保持し;
原画像データを画像メモリ上に副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開し;
パターン認識によって前記画像メモリの画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生し;
前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表す生成回数情報を生成し;
黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ドットとの組合せに対応付けた補正データを格納した補正データメモリから、前記コード情報および生成回数情報宛ての補正データを読み出す;
画像データ処理方法。 - Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ry、ならびに、X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rx、をメモリ手段に保持し;
原画像データを画像メモリ上に副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開し;
パターン認識により前記画像メモリの画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生し;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、前記パターン認識に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛て、前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン手段に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表すライン生成回数情報ならびに第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表すドット生成回数情報 を生成し;
黒ドットの分布パターンと、第1および第2グループ内各ラインと、第1および第2グループ内各ドットの組合せに対応付けた補正データを格納した補正データメモリから、前記コード情報および生成回数情報宛ての補正データを読み出す;
画像データ処理方法。 - 原画像データの奇数番ラインに前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、原画像データの偶数番ラインに前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てる前記生成回数情報を生成する、請求項1又は3に記載の画像データ処理方法。
- 原画像データのライン上の奇数番ドットに前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、原画像データのライン上の偶数番ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てる前記生成回数情報を生成する、請求項2又は3に記載の画像データ処理方法。
- Y方向第1整数DyはY方向の画像出力の所要分解能を満す値、Y方向第2整数Ryは、Y方向の画像出力の所要倍率を満す値である、請求項1,3又は4に記載の画像データ処理方法。
- X方向第1整数DxはX方向の画像出力の所要分解能を満す値、X方向第2整数RxはX方向の画像出力の所要倍率を満す値である、請求項2,3又は5に記載の画像データ処理方法。
- 前記補正データは、ジャギー補正を加えたものである、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像データ処理方法。
- Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ryを保持するためのメモリ手段;
原画像データを副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開するための画像メモリ;
該画像メモリの画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生するパターン認識手段;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、前記パターン認識手段に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表す生成回数情報を生成する手段;および、
前記黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ラインとの組合せに対応付けた補正データを、前記コード情報および生成回数情報宛てに格納した補正データメモリ;を備え、
前記パターン認識手段が発生するコード情報と前記生成回数情報を生成する手段が生成した生成回数情報との組合せに対応した補正データを前記補正データメモリから読み出す、画像データ処理装置。 - X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rxを保持するためのメモリ手段;
原画像データを副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開するための画像メモリ;
該画像メモリの画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生するパターン認識手段;
前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識手段に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表す生成回数情報を生成する手段;および、
前記黒ドットの分布パターンと第1および第2グループ内各ドットとの組合せに対応付けた補正データを、前記コード情報および生成回数情報宛てに格納した補正データメモリ;を備え、
前記パターン認識手段が発生するコード情報と前記生成回数情報を生成する手段が生成した生成回数情報との組合せに対応した補正データを前記補正データメモリから読み出す、画像データ処理装置。 - Y方向第1整数DyおよびY方向第2整数Ry、ならびに、X方向第1整数DxおよびX方向第2整数Rx、を保持するためのメモリ手段;
原画像データを副走査方向Yおよび主走査方向Xにビットマップ状に展開するための画像メモリ;
該画像メモリの画像データの中の、補正処理対象ドットすなわち注目ドットの画像データに関して、注目ドットおよびその周辺ドットを含む所定領域内の、黒ドットの分布パターンを表わすコード情報を発生するパターン認識手段;
原画像データの主走査方向Xの並びである前記注目ドットを含む補正処理対象1ライン分に、副走査方向Yに並ぶ前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、前記パターン認識手段に対して次に補正処理対象となった次の1ライン分に前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛て、前記注目ドットに、主走査方向Xに並ぶ前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、前記パターン認識手段に対して次に補正処理対象となった次の注目ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てて、第1グループ内のライン番号と第2グループ内のライン番号を表すライン生成回数情報ならびに第1グループ内のドット番号と第2グループ内のドット番号を表すドット生成回数情報を生成する手段;
前記黒ドットの分布パターンと、第1および第2グループ内各ラインと、第1および第2グループ内各ドットの組合せに対応付けた補正データを、前記コード情報,ライン生成回数情報およびドット生成回数情報宛てに格納した補正データメモリ;を備え、
前記パターン認識手段が発生するコード情報と前記生成回数情報を生成する手段が生成したライン生成回数情報およびドット生成回数情報との組合せに対応した補正データを前記補正データメモリから読み出す、画像データ処理装置。 - 前記生成回数情報を生成する手段は、原画像データの奇数番ラインに前記Dy個の第1グループの補正データラインを宛て、また、原画像データの偶数番ラインに前記Ry個の第2グループの補正データラインを宛てる、請求項9又は11に記載の画像データ処理装置。
- 前記生成回数情報を生成する手段は、原画像データのライン上の奇数番ドットに前記Dx個の第1グループの補正データドットを宛て、また、原画像データのライン上の偶数番ドットに前記Rx個の第2グループの補正データドットを宛てる、請求項10又は11に記載の画像データ処理装置。
- Y方向第1整数DyはY方向の画像出力の所要分解能を満す値、Y方向第2整数Ryは、Y方向の画像出力の所要倍率を満す値である、請求項9,11又は12に記載の画像データ処理装置。
- X方向第1整数DxはX方向の画像出力の所要分解能を満す値、X方向第2整数RxはX方向の画像出力の所要倍率を満す値である、請求項10,11又は13に記載の画像データ処理装置。
- 前記補正データは、ジャギー補正を加えたものである、請求項9乃至15のいずれか1つに記載の画像データ処理装置。
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