JP3853975B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザブリンタ等の光プリンタ、デジタル複写機、普通紙ファクシミリ装置等のデジタル画像データによる電子写其方式の画像形成装置、あるいは画像表示装置に適用される画像データ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像データを印字出力する画像形成装置や、画像データをディスプレイに表示する画像表示装置は、文字コードデータをフォントデータを用いて変換した文字イメージデータ、あるいはイメージスキャナ等によって読み取られられた画像イメージデータを量子化して、メモリ(RAM)上のメモリ領域に2値データでビットマップ状(ドットマトリックス状)に展開し、それを順次読み出してビデオデータとして画像形成部(エンジン)へ送出して用紙などの記録媒体に画像を形成し、あるいはビデオ信号をディスプレイに送出して画面に画像を表示するようになっている。
この種の画像形成装置あるいは画像表示装置においては、画像形成対象を量子化してメモリ(RAM)上に展開したビットマップ状のデジタル画像データを順次読み出して印字あるいは表示を行うため、ドットマトリックスの直交する方向に1ドット単位でステップ状にしか方向を変えられないため、ドットマトリックスの直交する方向に対して傾斜した直線や滑らかな曲線が階段状に表現されるジャギーが生じ、文字や画像(特に輪郭線)をオリジナルのイメージ通りに、あるいは所望の形状に形成することが困難であった。
そこで、特開平5−207282号に記載の画像データ処理装置においては、ビットマップ状に展開された画像データの対象とするドットを中心として所定領域の各ドットのデータを抽出するためのウインドウと、該ウインドウを通して抽出される画像データによって、該画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、上記対象とするドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報を生成するパターン認識手段と、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別する判別手段と、該手段によって補正が必要と判別されたドットに対して、上記パターン認識手段こよって生成されたコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して出力する補正データメモリとを備えている。
ここで、上記パターン認識手段は、所要の各ドットに対して認識した線分形状の特徴を表すコード情報として、パターン認識対象とするドットが黒ドットあるいは白ドットのいずれであったかを示すコード情報と、線分の傾斜方向を示すコード情報と、傾きの度合いを示すコード情報と、対象とするドットの水平あるいは垂直方向に連続する線分の端部のドットからの位置を示すコードを含むコード情報を生成するものである。
上記画像データ処理装置によれば、ビットマップ状に展開された画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分(文字等の輪郭線)の線分形状を認識して、所要の各ドットに対して複数ビットのコード情報に置き換え、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別し、補正が必要なドットに対しては上記コード情報に応じた補正を行うので、予め補正が必要な全ての特徴パターンをテンブレートとして作成してメモリに記憶させておく必要が無くなり、補正が必要なドットの判別と補正が必要なドットに対する補正データの決定を上記コード情報を用いて簡単に短時間で行うことが可能になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の技術により、ビットマップ状に展開された画像データに対して輪郭線のジャギーを補正して画質の向上を計る場合には、予め補正が必要な全ての特徴パターンをテンプレートとして作成して記憶させておく必要が無くなり、補正が必要なドットの判別と補正が必要なドットに対する補正データの決定を前述のコード情報を用いて簡単に短特間で行うことが可能となった。
しかし、画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分として補正が必要であると判別されたドットに対しての補正データのメモリに対する格納数はメモリ数に対して冗長な数であり、実際の使用効率及び回路構成において改善の余地がある。
すなわち、各ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報は、例えば12ビットの構成であった場合に、最大4096通り(12ビットで表しうるパターン数)の異なったパターンの表現が可能であるが、実際に補正対象として必要なパターン数は各ビットの組み合わせにより、上記数値より少ない場合がある。
また、輪郭線のジャギー補正の対象となる画像によっては、より正確なパターン認識結果による正確なジャギー補正データによる補正である必要はなく、補正データのメモリに格納されている数を最小限に止めた仕様での認識パターンの共通化を図ったパターン認識によるジャギー補正での画像で満足できる場合もある。
また、ビットマップ状に展開された画像データのパターンが水平線或いは垂直線に対して線対称となるパターンについては補正データに関しても共通のデータの使用が可能である場合がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ビットマップ状に展開された画像データに対して輪郭線のジャギーを補正して画質の向上を図るようになした画像データ処理装置において、ビットマップ状に展開された画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して画像補正パターンを共通化できるようにすることにより、ジャギー補正に用いられる補正データの作成に要する時間を短縮するととともに、実使用時のデーター設定所要時間を短縮することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ビットマップ状に展開された画像データの対象とするドットを中心として所定領域の各ドットのデータを抽出するためのウインドウと、該ウインドウを通して抽出される画像データによって該画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、前記対象とするドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報を生成するパターン認識手段と、少なくとも前記コード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別する判別手段と、画像形成させるための画像データを記憶するメモリブロックと、各ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報のうち、線分の傾斜が右上がり、右下がりいずれの傾斜であったかを示すビットを、前記判別手段によって補正が必要と判別されたドットについてのみ有効として該ビットの値をそのまま出力し、補正が不要と判別されたドットについては無効として該ビットの値を固定値とする傾斜ビット限定手段とを備え、前記パターン認識手段により生成された前記複数のコード情報の残りのビットの値と前記傾斜ビット限定手段より出力された値を前記メモリブロックのアドレス入力とし、前記メモリブロックより出力されたデータに基づいて画像形成させることを特徴とする。
ここで、「各ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報のうち、線分の傾斜が右上がり、右下がりのいずれであったかを示すビット」とは、パターン認識手段からメモリブロックへ送出される線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報とは別に傾斜ビット限定手段を介して送出される1ビットサイズ(0か1)の信号である。
例えば、図2において、パターン認識部74からメモリブロック75へ直接送られる12ビットのコード情報とは別に傾斜ビット限定手段78を介して送出される13番目の信号(SLOP信号)である。
【0005】
上記のように構成された請求項1記載の画像データ処理装置によれば、ビットマップ状に展開された画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分(文字等の輪郭線)の線分形状を認識して、所要の各ドットに対して複数ビットのコード情報に置き換え、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別し、補正が必要なドットに対しては上記コード情報に応じた補正を行うので、予め補正が必要な全ての特徴パターンをテンブレートとして作成してメモリに記憶させておく必要が無くなり、補正が必要なドットの判別と補正が必要なドットに対する補正データの決定を上記コード情報を用いて簡単に短時間で行うことが可能になり、更に、ビットマップ状に展開された画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、画像補正が必要であるか、線分の傾斜が右上がり、右下がりいずれの傾斜であったかによって、共通の画像補正パターンを用いて画像補正できるようになるので、ジャギー補正に用いられる補正データの作成に要する時間を短縮するととともに、実使用時のデーター設定所要時間を短縮することができる。
また、請求項2記載の画像データ処理装置によれば、請求項1の作用に加え、線分の傾斜が右上がり、右下がりいずれの傾斜であったかを示すビットが無効とされた場合でも、ビットマップ状に展開された画像データのパターンが水平線或いは垂直線に対して線対称となるパターンについては、第二の補正データとしてメモリブロックに記憶された片側の補正データを使用して線対称の両側のパターンの画像補正を行うことが可能であるので、ジャギー補正に用いられる補正データ数をさらに削減することができ、補正データの作成に要する時間を更に短縮化することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図3は、この発明を実施した画像形成装置であるレーザプリンタの構成を示すブロック図である。このレーザプリンタ21はコントローラ3、エンジンドライバ4、プリンタエンジン5及び内部インタフェース6からなる。
そして、このレーザプリンタ2は、ホストコンピュータ1から転送されるプリントデータを受信してコントローラ3によりページ単位のビットマップデータに展開し、レーザを駆動するためのドット情報であるビデオデータに変換して内部インターフェイス6を介してエンジンドライバ4へ送り、プリンタエンジン5をシーケンス制御して用紙に可視像を形成する。
この内部インターフェイス6内に、この発明による画像データ処理装置であるドット補正部7を設け、コントローラ3から送出されるビデオデータに対してドット補正を行うことにより画質の向上を図るものである。
コントローラ3は、メインのマイクロコンピュータ(以下「MPU」という)31と、そのMPU31が必要とするプログラム、定数データ及び文字フォント等を格納したROM32と、一般的なデータやドットパターン等をメモリするRAM33と、データの入出力を制御するI/O34と、そのI/O34を介してMPU31と接続される操作パネル35とから構成され、互いにデータバス、アドレスバス、コントロールバス等で接続されている。
また、ホストコンピュータ1及びドット補正部7を含む内部インターフェイス6もI/O34を介してMPU31に接続される。
【0007】
エンジンドライバ4は、サブのマイクロコンピュータ(以下「CPU」という)41と、そのCPU41が必要とするプログラム、定数データ等を格納したROM42と、一時的なデータをメモリするRAM43と、データの入出力を制御するI/O44とから構成され、互いにデータバス、アドレスバス、コントロールバス等で接続されている。
I/O44は、内部インターフェイス6と接続され、コントローラ3からのビデオデータや操作パネル35上の各種スイッチの状態を入力したり、画像クロック(WCLK)やペーパーエンド等のステータス信号をコントローラ3へ出力する。
また、このI/O44はプリンタエンジン5を構成する書込ユニット26及びその他のシーケンス機器群27と、後述する同期センサを含む各種センサ類28とも接続されている。
コントローラ3は、ホストコンピュータ1からプリント命令等のコマンド及び文字データ、画像データ等のプリントデータを受信し、それらを編集して文字コードならばROM32に記憶している文字フォントによって画像書き込みに必要なドットパターンに変換し、それらの文字及び画像(以下まとめて「画像」という)のビットマップデータをRAM33内のビデオRAM領域にページ単位で展開する。
【0008】
そして、エンジンドライバ4からレディー信号と共に画像クロックWCLKが入力されると、コントローラ3はRAM33内のビデオRAM領域に展開されているビットマップデータ(ドットパターン)を、画像クロックWCLKに同期したビデオデータとして、内部インターフェイス6を介してエンジンドライバ4に出力する。そのビデオデータに対して内部インターフェイス6内のドット補正部7によって、後述するようにこの発明によるドット補正を行う。
また、操作パネル35上には、図示しないスイッチや表示器があり、オペレータからの指示によりデータを制御したり、その情報をエンジンドライバ4に伝えたり、プリンタの状況を表示器に表示したりする。
エンジンドライバ4は、コントローラ3からの内部I/Fを介してドット補正されて入力されるビデオデータにより、プリンタエンジン5の書込ユニット26及び後述する帯電チャージャ、現像ユニット等のシーケンス機器群27等を制御したり、画像書込に必要なビデオデータを内部I/F6を介して入力して書込ユニット26に出力すると共に、同期センサその他のセンサ類28からエンジン各部の状態を示す信号を入力して処理したり、必要な情報エラー状況(例えばペーパーエンド等)のステータス信号を内部I/F6を介してコントローラ3へ出力する。
【0009】
図4は、このレーザプリンタ2におけるプリンタエンジン5の機構を示す概略構成図である。
このレーザプリンタ2においては、上下2段の給紙カセット10a、10bのいずれか、例えば上段の給紙カセット10aの用紙スタック11aから給紙ローラ12によって用紙11が給送され、その用紙11はレジストローラ13によってタイミングをとられた後、感光体ドラム15の転写位置へ搬送される。
メインモータ14により矢示方向に回転駆動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によってその表面が帯電され、書込ユニット26からのPWM変調されたレーザビームで走査されて表面に静電潜像が形成される。
この潜像は、現像ユニット17によってトナーを付着され可視像化され、そのトナー像は、レジストローラ対13によって搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18の作用こより転写され、転写された用紙は感光体ドラム15から分離され、搬送ベルト19によって定着ユニット20に送られ、その加圧ローラ20aによって定着ローラ20bに圧接されその圧力と定着ローラ20bの温度とによって定着される。
定着ユニット20を出た用紙は、排紙ローラ21によって側面に設けられた排紙トレイ22へ排出される。一方、感光体ドラム15に残留しているトナーは、クリーニングユニット23によって除去されて回収される。また、このレーザプリンタ2内の上方にはそれぞれコントローラ3、エンジンドライバ4及び内部I/F6を構成する複数枚のプリント回路基板24が搭載されている。
【0010】
図5は図3に示した書込ユニット26の構成例を示す要部斜視図である。
この書込ユニット26は、LD(レーザダイオード)ユニット50と、第1シリンダレンズ51、第1ミラー52、結像レンズ53と、ディスク型モータ54と、それにより矢示A方向に回転されるポリゴンミラー55とからなる回転偏向器56と、第2ミラー57、第2シリンダレンズ58及び第3ミラー60、シリンダレンズからなる集光レンズ61、受光素子からなる同期センサ62とを備えている。
そのLDユニット50は、内部にレーザダイオード(以下「LD」という)と、このLDから射出される発散性ビームを平行光ビームにするコリメータレンズとを一体に組み込んだものである。
第1シリンダレンズ51は、LDユニット50から射出された平行光ビームを感光体ドラム15上において副走査方向に整形させる機能を果たし、結像レンズ53は第1ミラー52で反射された平行光を収束性ビームに変換し、ポリゴンミラー55のミラー面55aに入射させる。
ポリゴンミラー55は、各ミラー面55aを湾曲させて形成したRポリゴンミラーとして、従来第2ミラー57との間に配置されていたfθレンズを使用しないポストオブジェクト型(光ビーム収束光とした後に偏向器を配置する型式)の回転偏光器56としている。
第2ミラー57は、回転偏光器56で反射されて偏向されたビーム(走査ビーム)を感光体ドラム15に向けて反射する。この第2ミラー57で反射された走査ビームは第2シリンダレンズ58を経て感光体ドラム15上の主走査線15aの線上に鋭いスポットとして結像する。
また、第3ミラー60は回転偏光器56で反射された光ビームによる感光体ドラム15上の走査領域外に配置され、入射された光ビームを同期センサ62側に向けて反射する。第3ミラー60で反射され集光レンズ61によって集光された光ビームは同期センサ62を構成する例えばフォトダイオード等の受光素子により、走査開始位置を一定に保つための同期信号に変換される。
【0011】
図1は、図3におけるドット補正部7の概略構成を示すブロック図であり、図7はその要部(FIFOメモリ72とウインドウ73)の具体的構成例を示す図である。
図1に示すようにドット補正部7は、パラレル/シリアル・コンバータ(以下「P/Sコンバータ」という)71、FIFOメモリ72、ウインドウ73、パターン認識部74、メモリブロック75、ビデオデータ出力部76及びこれらを同期制御するタイミング制御部77とによって概ね構成されている。
P/Sコンバータ71は、図3に示したコントローラ3から転送されるビデオデータがパラレル(8ビット)データの場合、それをシリアル(1ビット)データに変換してFIFOメモリ72へ送るために設けてあり、ドットの補正に関して基本的には関与しない。コントローラ3から転送されるビデオデータがシリアルデータの場合には、このP/Sコンバータ71は不要である。
FIFOメモリ72は先入れ先出しのメモリ(First In First Out memory )であり、図7に示すようにコントローラ3から送られてきた複数ライン分(この実施の形態の例では6ライン分)のビデオデータを格納するラインバッファ72a〜72fがシリアルに接続されている。
【0012】
ウインドウ73は、図7に示すようにコントローラ3からP/Sコンバータ71を介して送出されるシリアルのビデオデータ1ライン分と、FIFOメモリ72の各ラインバッファ72a〜72fから出力される6ライン分との計7ライン分のデータに対して、各々11ビット分のシフトレジスタ73a〜73gがシリアルに接続されており、パターン検出用のウインドウ(サンプル窓:図8にその形状例を示す)を構成している。
中央のシフトレジスタ73dの真中のビット(図8に×印で示している)がターゲットとなる注目ドットの格納位置である。尚、このウインドウ73を構成する各シフトレジスタ73a〜73gのうち、シフトレジスタ73aと73gは7ビット、シフトレジスタ73bと73fは8ビットで足り、図8に破線で示す部分は無くてもよい。
このFIFOメモリ72を構成するラインバッファ72a〜72f及びウインドウ73を構成するシフトレジスタ73a〜73g内をビデオデータが順次1ビットずつシフトされることによって、注目ドットが順次変化し、その各注目ドットを中心とするウインドウ73のビデオデータを連続的に抽出することができる。
パターン認識部74は、ウインドウ73から抽出したドット情報をもとに、ターゲットとなっているドット(注目ドット)及びその周囲の情報、特に画像データの黒ドットと白ドットの境界の線分形状の特徴を認識し、その認識結果を定められたフォーマットのコード情報にして出力する。このコード情報がメモリブロック75のアドレスコードとなる。
【0013】
図6はパターン認識部74の内部構成及びウインドウ73との関係を示すブロック図である。サンプル窓であるウインドウ73は、中央の3×3ビットのコア領域(Core)73Cと、その上領域(Lower)73Dと、左領域(Left)73L及び右領域(Right)73Rに区分される。また、パターン認識部74はコア領域認識部741、周辺領域認識部742、マルチプレクサ743、744、傾き(Gradient)計算部745、位置(Position)計算部746、判別部747及びゲート748によって構成されており、周辺領域認識部742は更に、上領域認識部742U、右領域認識部742R、下領域認識部742D及び左領域認識部742Lによって構成されている。
なお、この実施の形態における、マッチングのためのウインドウの領域分割とその検出パターン及び使用領域、パターン認識部74を構成する各ブロック741〜748からの各出力信号、パターン認識部74における各ブロックの作用、及びドット補正方法については、従来の技術として挙げた特開平5−207282号記載の画像データ処理装置と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0014】
図9はパターン認識部74とメモリブロック75との関係を示すブロック図である。メモリブロック75はパターンメモリとして構成され、パターン認識部74から出力されるコード情報(12ビット)をアドレスとして、予め記憶された補正データ(10ビット)を読み出して、レーザ駆動用のビデオデータを出力する。これが補正されたドットパターンとなる。
上記メモリブロック75からの補正データ出力は、コントローラ3から送られてきたビデオデータの1ドット毎にその正規の幅すなわちレーザ発光時間を複数に分割した値の整数倍(10分割の場合の最大値は10倍)の情報としてパラレル出力される。
ビデオデータ出力部76は、メモリブロック75から出力されたパラレル情報をシリアル化してプリンタエンジン4へ送出し、その書込ユニット26に設けられた光源であるLDユニット50のレーザダイオードをON/OFFする信号源とする。
但し、前述の説明におけるLDユニット50のレーザダイオードのON/OFF制御は2値データによる制御を想定したものであるが、多値データによる制御を想定した場合には前述のビデオデータ出力部76によるメモリブロック75から出力されたパラレル情報をシリアル化してプリンタエンジン4へ送出する必要は無くなり、前述のメモリブロック75からのパラレル情報をそのままLDユニット50(この場合は多値制御用LDユニットを示す)のレーザダイオードのON/OFF及びパワー制御に関する多値画像データに対応させることにより、書込ユニット26による書き込みを行う。
【0015】
以上の装置構成を前提として、以下に各請求項に対応する構成及び動作を説明する。
図2(a)は請求項1に対応する実施の形態を示すドット補正部7のブロック図であり、図1の構成に傾斜ビット限定手段78を付加してなる。
傾斜ビット限定手段78は、パターン認識部74より出力される注目ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報のうち、線分の傾斜が右上がり、右下がりのいずれであるかを示すビットであるSLOP信号に対し、図10(a)に例示する回路を用い、図10(b)のタイミングチャートに示す動作を行う。
すなわち、図10(a)に示す回路構成の傾斜ビット限定手段78においては、図10(b)に示すように、NO-MATCH信号がLowレベル(注目画素が画像補正要の場合)であれば、パターン認識部74より入力される前述のSLOP信号はそのままメモリブロック75に出力されるが、NO-MATCH信号がHighレベル(注目画素が画像補正不要の場合)であれば、パターン認識部74より入力される前述のSLOP信号を、この場合にはLowレベルの出力に固定して、メモリブロック75に出力することになる。
この構成を用いることにより、図12(a)、(b)に示すように画像補正状態の切り替えが可能となる。
【0016】
まず、図12(a)は図10(a)の回路に対しNO-MATCH信号がLowレベルの時(注目画素が画像補正要の場合)の画像補正状態を示すものである。図12(a)には画像Aについて垂直線に対して線対称となる画像Bのビットマップが示されている。
ここで、各補正前の画像のビットマップにある●で示すドットは、垂直線に対して線対称の位置にあるドットであり、この実施の形態のドット補正部(画像データ処理装置)7においては、パターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報は線分の傾斜が右上がり、右下がりのいずれであるかを示すビットであるSLOP信号以外の全てのコード情報信号が同一のものとなる。例えば、線分の傾斜が右上がりの時はSLOP信号=0、右下がりの時はSLOP信号=1と仮定し、図12(a)の●で示すドットに対するSLOP信号以外のパターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報をxxxと仮定すると、メモリブロック75のアドレスとして入力される複数ビットのコード情報は、画像Aの●のドット位置では、“1xxx”となり、画像Bの●のドット位置では、“0xxx”となることにより、図示するように補正後の画像A、画像Bを異なる画像データイメージに変換可能となる。
上記の補正処理により、図示の補正後の画像イメージのように、精密に画像データのジャギー補正が可能となる。
【0017】
次に、図12(b)は図10(a)の回路に対しNO-MATCH信号がHighレベルの時(注目画素が画像補正不要の場合)の画像補正状態を示すものである。図12(b)には、図12(a)とビットマップのパターンは異なるが、画像A’について垂直線に対して線対称となる画像B’のビットマップが示されている。また、各補正前の画像のビットマップにある●で示すドットは、垂直線に対して線対称の位置にあるドットであり、この実施の形態のドット補正部(画像データ処理装置)7においては、パターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報は、線分の傾斜が右上がり、右下がりのいずれであるかを示すビットであるSLOP信号以外の全てのコード情報信号が同一のものとなる。しかし、ここでは傾斜ビット限定手段78に入力されるNO-MATCH信号による動作により、線分の傾斜を示すSLOP信号は同一のSLOP信号=0となり、図12(a)と同様に●で示すドットに対するSLOP信号以外のパターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報をyyyと仮定すると、メモリブロック75のアドレスとして入力される複数ビットのコード情報は、画像A’、画像B’共に●のドット位置では“0yyy”となる。したがって、図示する補正後の画像A’、画像B’は同一の画像データイメージへの変換となる。 但しここで、図12(b)の●で示すドットは画像補正不要と判定されたドットであり、前記“補正後の画像A’、画像B’は同一の画像データイメージへの変換となる”という記載は不適当のように思われるが、本発明の画像データ処理装置においては、画像補正不要と判定されたドットと画像補正要と判定されたドットは共にパターン認識手段74により出力される複数ビットのコード情報を、メモリブロック75のアドレスとして入力し、データの変換が可能な構成となっており、画像補正不要と判定されたドットも、その全てを同一の補正データへ変換することが可能である為、上記図12(b)の画像A’、画像B’の●で示すドットも同一の画像データイメージへの変換が可能となる。
【0018】
尚、図12(b)に示す補正後の画像イメージは、本発明の画像データ処理装置の構成及び動作により、補正前後で同一の画像データとなるデータ変換を行ったイメージであり、線分の傾斜を示すSLOP信号の情報をSLOP信号=0という単一の情報にしたことにより、ジャギー補正の対象外となる画像に対しての、画像データ置換に用いられるメモリブロック75に格納される画像データ容量は削減され、補正データ作成時の時間短縮を図ると共に、実使用時のデータ設定時間の短縮を図ることが可能となる。
下記の表1にメモリブロック75へのコード情報の入力状態を示す。図2(a)の構成により、例えばパターン認識部74より注目ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報が13ビット(8192種類)であった場合に、8192種類のコード情報のうちNO-MATCH信号が補正不要を示す対象となるコード情報が1/4含まれていたとすれば(例えば、図6の判別部747より出力されるDIR0信号、DIR1信号の組み合わせが(DIR1,DIR0)=(1,1)の場合)、表1に示すように7168種類のコード情報にコードの種類が削減でき、メモリブロック75に格納しておくべき補正データの総容量が低減できる。
【0019】
【表1】
Figure 0003853975
図2(b)は請求項2に対応する実施の形態を示すドット補正部7のブロック図であり、図2(a)の構成に更に傾斜ビット切替手段79を付加してなる。
【0020】
傾斜ビット切替手段79は、図11(a)に例示する傾斜ビット限定手段78に対し、傾斜ビット制御信号の入力設定を行う手段であり、図11(b)のタイミングチャートに示す動作を行う。傾斜ビット制御信号とは、装置内部のレジスタ毎に設定されるステータス信号と同様の信号である。
すなわち、図11(a)に示す回路構成の傾斜ビット限定手段78においては、図11(b)に示すように、パターン認識部74より入力される前述のSLOP信号は傾斜9ビット切替手段79による傾斜ビット制御信号がHighレベルで且つ、請求項1の動作説明と同様、NO-MATCH信号がLowレベル(注目画素が画像補正要の場合)であれば、そのままメモリブロック75に出力され、NO-MATCH信号がHighレベル(注目画素が画像補正不要の場合)であれば、パターン認識部74より入力される前述のSLOP信号を、Lowレベルの出力に固定して、メモリブロック75に出力することになるが、傾斜ビット制御信号がLowレベルであれば、パターン認識部74より入力される前述のSLOP信号はNO-MATCH信号の状態に関係なく全てLowレベルの出力に固定されて、メモリブロック75に出力されることになる。
この構成を用いることにより、図13(a)、(b)に示すように画像補正状態の切り替えが可能となる。
【0021】
図13(a)は、図11(a)の回路に対し傾斜ビット制御信号がHighレベルの時の画像補正状態を示すものである。図13(a)には画像Aについて垂直線に対して線対称となる画像Bのビットマップが示されている(図12(a)と同一のビットマップ)。ここで、各補正前の画像のビットマップにある●で示すドットは垂直線に対して線対称の位置にあるドットであり、この実施の形態のドット補正部(画像データ処理装置)7においては、パターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報は線分の傾斜が右上がり、右下がりのいずれであるかを示すビットであるSLOP信号以外の全てのコード情報信号が同一のものとなる。例えば、線分の傾斜が右上がりの時はSLOP信号=0、右下がりの時はSLOP信号=1と仮定し、図13(a)の●で示すドットに対するSLOP信号以外のパターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報をxxxと仮定すると、メモリブロック75のアドレスとして入力される複数ビットのコード情報は、画像Aのドット位置では、“1xxx”となり、画像Bの●のドット位置では、“0xxx”となることにより、図示するように補正後の画像A、画像Bを異なる画像データイメージに変換可能となる(図12(a)と同等の補正状態)。
上記の補正処理により、図示の補正後の画像イメージのように、精密に画像データのジャギー補正が可能となる。
【0022】
次に、図13(b)は、図11(a)の回路に対し傾斜ビット制御信号がLowレベルの時の画像補正状態を示すものである。図13(b)には、図13(a)と同一定義の補正前の画像Aと画像Bのビットマップが示されている。また、各補正前の画像のビットマップにある●で示すドットは垂直線に対して線対称の位置にあるドットであり、この実施の形態のドット補正部(画像データ処理装置)7においては、パターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報は、線分の傾斜が右上がり、右下がりのいずれであるかを示すビットであるSLOP信号以外の全てのコード情報信号が同一のものとなる。しかし、ここでは傾斜ビット切替手段79からの傾斜ビット制御信号による動作により、線分の傾斜を示すSLOP信号は同一のSLOP信号=0となり、図13(a)と同様に●で示すドットに対するSLOP信号以外のパターン認識手段74より出力される複数ビットのコード情報をxxxと仮定すると、メモリブロック75のアドレスとして入力される複数ビットのコード情報は、画像A、画像B共に●のドット位置では“0xxx”となる。従って、図示する補正後の画像A、画像Bは同一の画像データイメージへの変換となる。
【0023】
これは図13(b)に示す補正後の画像イメージのように、同一の画像データによるジャギー補正となる方式であり、図13(a)で説明した方式より、ジャギー補正に関して精度の低い補正となるが、電子写真による静電潜像等に対しては、ジャギー補正の対象となる画像によっては図12(a)の設定と同等の補正結果となる可能性もあり、ジャギー補正に用いられるメモリブロック75に格納される画像データ容量の削減(図13(a)の場合の1/2の容量への削減)及び補正データ作成時間の短縮を図ることが可能となる。
下記の表2にメモリブロック75へのコード情報の入力状態を示す。図2(b)の構成により、例えばパターン認識部74より注目ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報が13ビット(8192種類)であった場合に、8192種類のコード情報のうちNO-MATCH信号が補正不要を示す対象となるコード情報が1/4含まれていたとすれば(例えば、図6の判別部747より出力されるDIR0信号、DIR1信号の組み合わせが(DIR1,DIR0)=(1,1)の場合)、表2に示すように7168種類のコード情報にコードの種類が削減でき、メモリブロック75に格納しておくべき補正データの総容量が低減できる。
【0024】
【表2】
Figure 0003853975
タイミング制御部77は、エンジンドライバ4から1ページ分の書き込み期間を規定するFGATE信号、1ライン分の書き込み期間を規定するLGATE信号、各ラインの書き込み開始及び終了タイミングを示すLSYNC信号、1ドット毎の読み出し及び書き込み周期を取る画像クロックWCLK及びRESET信号を入力し、上述の各部ブロック71〜76に対してその動作の同期を取るために必要なクロック信号等を発生する。
なお、パターンメモリ75の補正データはコントローラ3のMPU31あるいはエンジンドライバ4のCPU41によりROM32又はROM42から選択的にロードされたり、ホストコンピュータ1からダウンロードしたりすることも可能であり、こうすることにより画像データの被補正パターンに対する補正データを容易に変更することが可能となる。
また、上記の実施の形態では、レーザプリンタ2のコントローラ3とエンジンドライバ4とを結ぶ内部インターフェイス5内にこの発明による画像データ処理装置であるドット補正部7を設けた場合を例にとり説明したが、このドット補正部7をコントローラ3側あるいはエンジンドライバ4側に設けるようにしてもよい。
更に、この発明はレーザプリンタに限るものではなく、LEDプリンタその他の各種光プリンタ、デジタル複写機、普通紙ファクシミリ等、ビットマップ状に展開して画像を形成する各種画像形成装置並びにその形成した画像を表示する画像表示装置にも同様に適用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は以下のような優れた効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、ビットマップ状に展開された画像データに対して輪郭線のジャギーを補正して画質の向上を図るようになした画像データ処理装置において、ビットマップ状に展開された画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、画像補正が必要であるか、線分の傾斜が右上がり、右下がりいずれの傾斜であったかを判断し、その結果に応じて共通の画像補正パターンを用いて画像補正できるので、ジャギー補正に用いられる補正データの作成に要する時間を短縮するととともに、実使用時のデータ設定所要時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像データ処理装置としてのドット補正部のブロック図である。
【図2】(a)は請求項1に対応する実施の形態を示すドット補正部のブロック図、(b)は請求項2に対応する実施の形態を示すドット補正部のブロック図である。
【図3】本発明を実施した画像形成装置であるレーザプリンタの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すレーザプリンタにおけるプリンタエンジンの機構を示す概略構成図である。
【図5】図3に示した書込ユニットの構成例を示す要部斜視図である。
【図6】図3におけるドット補正部の概略構成を示すブロック図である。
【図7】図3におけるパターン認識部の内部構成及びウインドウとの関係を示すブロック図である。
【図8】図6に示すウインドウの形状例を示す説明図である。
【図9】図1、図2に示すパターン認識部とメモリブロックとの関係を示すブロック図である。
【図10】(a)は図2(a)における傾斜ビット限定手段の回路構成を例示した回路図、(b)は(a)の回路の動作タイミングを示したタイミングチャートである。
【図11】(a)は図2(b)における傾斜ビット限定手段の回路構成を例示した回路図、(b)は(a)の回路の動作タイミングを示したタイミングチャートである。
【図12】(a)は図10(a)の回路に対しNO-MATCH信号がLowレベルの時の画像補正状態を示した説明図、(b)は図10(a)の回路に対しNO-MATCH信号がHighレベルの時の画像補正状態を示した説明図である。
【図13】(a)は図11(a)の回路に対しNO-MATCH信号がLowレベルの時の画像補正状態を示した説明図、(b)は図11(a)の回路に対しNO-MATCH信号がHighレベルの時の画像補正状態を示した説明図である。
【符号の説明】
7 ドット補正部(画像データ処理装置)、72 FIFOメモリ、72a〜72f ラインバッファ、73 ウインドウ、73a〜73g シフトレジスタ、74 パターン認識部(パターン認識手段、判別手段)、75 メモリブロック、76 ビデオデータ出力部、77 タイミング制御部、78 傾斜ビット限定手段、79 傾斜ビット切替手段(切替手段)。

Claims (1)

  1. ビットマップ状に展開された画像データの対象とするドットを中心として所定領域の各ドットのデータを抽出するためのウインドウと、
    該ウインドウを通して抽出される画像データによって該画像データの黒ドット領域の白ドット領域との境界部分の線分形状を認識して、前記対象とするドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報を生成するパターン認識手段と、
    少なくとも前記コード情報の一部を利用して補正が必要なドットか否かを判別する判別手段と、
    画像形成させるための画像データを記憶するメモリブロックと、
    各ドットに対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報のうち、線分の傾斜が右上がり、右下がりいずれの傾斜であったかを示すビットを、前記判別手段によって補正が必要と判別されたドットについてのみ有効として該ビットの値をそのまま出力し、補正が不要と判別されたドットについては無効として該ビットの値を固定値とする傾斜ビット限定手段とを備え、
    前記パターン認識手段により生成された前記複数のコード情報の残りのビットの値と前記傾斜ビット限定手段より出力された値を前記メモリブロックのアドレス入力とし、前記メモリブロックより出力されたデータに基づいて画像形成させることを特徴とする画像データ処理装置。
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