JP3851371B2 - 非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 - Google Patents

非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、非水系油性軟膏基剤及びそれに薬理活性物質を配合してなる皮膚外用軟膏剤に関する。さらに詳しく言うと、本発明は、使用感及び皮膚吸収性に優れた環状シリコーンを多量に含有する非水系軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より使用されている非水系皮膚外用剤として、ワセリンを主基剤とするワセリン軟膏、高級アルコールとプロピレングリコールを主基剤とするFAPG基剤、ポリエチレンを流動パラフィンにゲル化したプラスティベースを基剤とする軟膏等がある。しかしながら、これらはいずれも皮膚へ塗布した後に「べたつき」や「てかり」が生じ、使用感に劣り、経皮吸収性等の点でも充分満足できるものではなかった。
使用感の改善を目的として、環状シリコーンオイルを配合した非水系油性軟膏基剤やそれに薬理活性物質を配合した外用剤が、提案されている(例えば、米国特許第5,078,993号、国際公開第9200077号、特開昭63-260955号、特開昭63-275518号、特開昭63-216817号公報等)。
【0003】
しかしながら、これらの軟膏基剤は、いずれも軟膏の稠度の調節と物性安定性の保持のためにワセリンや流動パラフィン等を主成分としたものであって、環状シリコーンオイルは配合されているものの、その配合量が30重量%未満と少なく、使用感の点では未だ満足できるものではなかった。即ち、環状シリコーンオイルは、ワセリンのような油性軟膏基剤成分との相溶性が悪く、配合量が増加すると液分離を起こし、薬剤としての安定性に劣るという問題があったため、環状シリコーンを多量に配合することには製剤上の限界があった。また、これらの軟膏基剤は、ワセリンや流動パラフィン等を主成分としているため、塗布後に油ぽさが皮膚に残り使用感の点で問題があった。
一方、環状シリコーンオイルを多量に配合した例として、特開平2−60642号に記載の製剤が知られているが、これは水を配合して乳化剤で乳化したクリーム剤であり、本発明の非水系軟膏とは全く異なる剤形である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、使用感及び薬物の経皮吸収性に優れ、しかも薬剤として安定な、環状シリコーンオイルを多量に、好ましくは30〜85重量%含有する非水系油性軟膏基剤、及びそれに薬理活性物質を配合した皮膚外用軟膏剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような現状に鑑み、本発明者らは上記従来技術の問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、環状シリコーンオイル及び油ゲル化剤としての高級脂肪酸塩を主基剤とし、これにワックス、高級アルコ−ル及び非イオン性界面活性剤を配合することにより、ワセリンや流動パラフィン等を配合しなくても、環状シリコーンオイルを多量に含有する軟膏基剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、環状シリコーンオイル30〜85重量%、高級脂肪酸塩0.1〜3.5重量%、ワックス1〜9重量%、高級アルコール1〜35重量%及び非イオン性界面活性剤0.1〜10重量%を含有し、ワックス以外の炭化水素類を含有しない非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、環状シリコーンオイル45〜70重量%、高級脂肪酸塩0.5〜2重量%、ワックス4〜8重量%、高級アルコール5〜25重量%及び非イオン性界面活性剤0.2〜5重量%を含有し、ワックス以外の炭化水素類を含有しない非水系油性軟膏基剤からなる。
【0007】
本発明はまた、環状シリコーンオイルが、オクタメチルシクロテトラシロキサンまたはデカメチルシクロペンタシロキサンである前記非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、高級脂肪酸塩が、モノステアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウムまたはトリステアリン酸アルミニウムである前記非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、ワックスが、マイクロクリスタリンワックスまたはミツロウである前記非水系油性軟膏基剤からなる。
【0008】 本発明はまた、高級アルコールが、ミリスチルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、コレステロール、2−ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール及びラウリルアルコールからなる群から選択される1種または2種以上である前記非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ノニルフェニルエーテル、ソルビタントリオレエートまたはポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテルである前記非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、前記非水系油性軟膏基剤に薬理活性物質0.001〜20重量%を配合してなる皮膚外用軟膏剤からなる。
【0009】
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明の非水系軟膏基剤において主成分として用いられる環状シリコーンオイルとしては、特に限定されないが、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が好ましい例として挙げられる。このうち、揮発速度が速いという観点から、オクタメチルシクロテトラシロキサンは特に好ましい。尚、環状シリコーンオイルは、単独でも、2種以上を混合しても用いることができる。
また、環状シリコーンオイルの配合量は、非水系油性軟膏基剤の全体の重量に基づいて、30〜85重量%、特に45〜70重量%とすることが好ましい。配合量が30重量%より少ないと、基剤のべたつきが増し、85重量%より多いと、基剤の稠度が損なわれるため好ましくない。
【0010】
本発明の非水系軟膏基剤において用いられる高級脂肪酸塩としては、特に限定されないが、モノステアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、トリステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛等が好適な例として挙げられる。このうち、油相のゲル化作用の強さから、モノステアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、トリステアリン酸アルミニウムは特に好ましい。これらの高級脂肪酸塩は、単独でも、2種以上を混合しても用いることができる。
高級脂肪酸塩の配合量は、非水系油性軟膏基剤の全体の重量に基づいて、0.1〜3.5重量%、特に0.5〜2重量%とすることが好ましい。配合量が0.1重量%より少ないと、基剤の稠度が損なわれ、3.5重量%より多いと、べたつきが増すため好ましくない。
【0011】
本発明の非水系軟膏基剤において用いられるワックスとしては、鉱物性ワックス、植物性ワックス及び動物性ワックスのいずれでもよいが、鉱物性のワックスとしては、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、モービルワックス、パラフィンワックス等が、植物性ワックスとしては、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等が、動物性ワックスとしては、鯨ロウ、ミツロウ、セラック等が好ましい例として挙げられる。これらの中でも、マイクロクリスタリンワックス、ミツロウは特に好ましい。尚、ワックスは、単独でも、2種以上を混合しても用いることができる。
ワックスの配合量は、非水系油性軟膏基剤の全体の重量に基づいて、1〜12重量%、特に4〜8重量%とすることが好ましい。配合量が、1重量%より少ないと、軟膏の稠度が保ちにくく、12重量%より多いと、軟膏が硬くなり、ぱさつきが増すので好ましくない。
【0012】
本発明の非水系油性軟膏基剤において用いられる高級アルコールとしては、炭素数が10以上のものを1種または2種以上用いることが好ましい。このような高級アルコールの例としては、ミリスチルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、コレステロール、2−ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用いることが好ましい。
【0013】
また、本発明において、高級アルコールは、室温において固形状のものと液状のものとを2種以上組み合わせて用いることが、特に好ましい。
室温において固形状の高級アルコールの例としては、イソステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、コレステロール等が挙げられる。
室温において液状の高級アルコールの例としては、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、2−ヘキシルデカノール、ラウリルアルコール等が挙げられる。
室温において固形状の高級アルコールと液状の高級アルコールの組合せの中でも、ベヘニルアルコール及びセトステアリルアルコールと2−オクチルドデカノールとの組合せ、ベヘニルアルコール及びセトステアリルアルコールとオレイルアルコールとの組合せは特に好ましい。
【0014】
また、室温において固形状の高級アルコールと液状の高級アルコールを組合せて用いる場合の両者の比率は、7〜1:1、特に、5〜2:1とすることが好ましい。
高級アルコールの配合量は、高級アルコールが室温において固形状のものであるか液状のものであるかによって異なるが、一般的には、非水系油性軟膏基剤の全体の重量に基づいて、1〜35重量%、特に5〜25重量%とすることが好ましい。配合量が、1重量%より少ないと、長時間なめらかさを保つことが困難となり、特に液状の高級アルコールの場合には、軟膏の稠度が保ちにくくなるので好ましくない。また、配合量が、35重量%よりも多いと、べたつきが著しく増すので好ましくない。
【0015】
本発明の非水系油性軟膏基剤において用いられる非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル(例えば、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート等)、グリセリン脂肪酸エステル(例えば、グリセリルモノステアレート、イソオクタン酸グリセリン、グリセリルモノミリステアレート等)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、ジグリセリルモノオレエート、テトラグリセリルモノステアレート等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル(例えば、プロピレングリコールモノステアレート等)、ペンタエリスリト−ル脂肪酸エステル(例えば、ペンタエリスリトールステアレート等)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(例えば、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン(6)モノパルミテート等)、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル(例えば、ポリオキシエチレン(6)ソルビットヘキサステアレート、ポリオキシエチレン(6)ソルビットテトラオレエート等)、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(例えば、ポリオキシエチレン(5)グリセリルモノステアレート、ポリオキシエチレン(5)グリセリルモノステアレート等)、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル(例えば、ポリオキシエチレングリコール(2)モノステアレート、ポリオキシエチレングリコール(2)モノオレエート等)、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル(例えば、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル等)、ポリオキシエチレンフィトステロール(例えば、ポリオキシエチレン(5)フィトステロール、ポリオキシエチレン(10)フィトステロール等)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(例えば、ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテル等)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(例えば、ポリオキシエチレン(2)ノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ノニルフェニルエーテル等)、ポリオキシエチレンヒマシ油(例えば、ポリオキシエチレン(3)ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)ヒマシ油等)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(例えば、ポリオキシエチレン(5)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油等)、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体(例えば、ポリオキシエチレン(6)ソルビットミツロウ、ポリオキシエチレン(20)ソルビットミツロウ等)、ポリオキシエチレンラノリン誘導体(例えば、ポリオキシエチレン(5)ラノリンアルコール、ポリオキシエチレン(10)ラノリンアルコール等)、ポリオキシエチレンアルキルアミン(例えば、ポリオキシエチレン(10)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン(15)オレイルアミン等)、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド(例えば、ポリオキシエチレン(4)ステアリン酸アミド、ポリオキシエチレン(5)オレイン酸アミド等)、ポリオキシエチレンショ糖脂肪酸エステル等が例として挙げられる。
【0016】
これらの中でも、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ノニルフェニルエーテル、ソルビタンオレエート、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテルは特に好ましい。
非イオン性界面活性剤の配合量は、非水系油性軟膏基剤の全体の量に基づいて、0.1〜10重量%、特に、0.2〜5重量%とすることが好ましい。配合量が、0.1重量%より少ないと、長時間における安定性が損なわれ、10重量%よりも多いと、べたつきが著しく増すので好ましくない。
【0017】
また、上記成分からなる本発明の非水系油性軟膏基材は、極めて安定なため、上記成分の他に、さらに、皮膚外用剤において通常用いられるいずれかの油性成分をも含有することができる。このような油性成分の例としては、例えば、脂肪酸エステル、植物油、合成油、脂肪酸、油性高分子、多価アルコール、薬理活性物質の溶解剤等が挙げられる。尚、それらの油性成分の配合量は、基剤自体の安定性が損なわれない限り、特に限定されるものではない。ただし、本発明においては、ワックス以外の炭化水素類、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワレン、スクワラン、プリスタン等は含有しない。
上記成分からなる本発明の非水系油性軟膏基剤は、いかなる慣用法を用いても製造することができ、例えば、各製剤成分を秤量し、約90〜95℃で溶融解させ、次いで攪拌しながら、室温まで自然冷却することにより製造することができる。
【0018】
本発明の非水系油性軟膏基剤に、薬理活性物質を配合して皮膚外用軟膏剤を製造することができる。
本発明において配合される薬理活性物質としては、特に限定されず、いかなる種類のものであってもよいが、抗炎症剤、抗真菌剤、鎮痒剤、皮膚保護剤、殺菌消毒剤、局所麻酔剤、抗ヒスタミン剤、筋弛緩剤、創傷治癒剤等が好ましい例として挙げられる。
【0019】
抗炎症剤としては、アムシノニド、吉草酸プレドニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、吉草酸デキサメタゾン、酪酸クロベタゾン、酢酸デキサメサゾン、ブデソニド、酪酸ヒドロコルチゾン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、吉草酸ベタメタゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、フルオシノロンアセトニド、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノニド、トリアムノシノニド、ハルシノニド、ブレドニゾロン、プロピオン酸デプロドン、プロピオン酸クロベタゾール及び酢酸プレドニゾロン等のステロイド系抗炎症剤;サリチル酸メチル、アセチルサリチル酸、サリチル酸グリコール、ケトプロフェン、インドメタシン、フルルビプロフェン、イブプロフェンピコノール、ジクロフェナク、アセクロフェナク、ニメスライド、テニダップ、メロキシカム、ザルトプロフェン、モフェゾラク、ロルノキシカム、ケトロラク、ロキソプロフェン、ピロキシカム、テノキシカム、スプロフェン、フルフェナム酸ブチル、イブプロフェン、フェルビナク、ブフェキサマク、グリチルレチン酸、アスピリン、オウバク、カミツレ、西洋トチノミエキス等の非ステロイド系抗炎症剤等が例として挙げられる。
【0020】
抗真菌剤としては、クロトリマゾール、ビフォナゾール、塩酸ブテナフィン、シッカニン、硝酸スルコナゾール、ケトコナゾール、塩酸クロコナゾール、硝酸ミコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸イソコナゾール、チオコナゾール、硝酸オキシコナゾール、硝酸オモコナゾール、塩酸テルビナフィン、塩酸アモルフィン、塩酸ネチコナゾール、ラノコナゾール等が例として挙げられる。
【0021】
皮膚保護剤または殺菌消毒剤としては、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、硫酸ゲンタマイシン、硫酸フラジオマイシン、塩酸テトラサイクリン、ポビドンヨード、アクリノール、フェノール、レゾルシン、サリチル酸、ヘキサクロロフェン、チメロサール、アクリノール、ヨウ素、イソプロピルメチルフェノール、ペニシリンV、ベンザペニシリンG、ストレプトマイシン、クロラムフェニコール、テトラサイクリン、エリスロマイシン、バシトラシン、ポリミキシンB、ニトロフラゾン、ヘパリン類似物質、酸化亜鉛、シュガー、アラントイン等が挙げられる。
【0022】
鎮痒剤としては、クロタミトン、ジフェンヒドラミン、リドカイン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸リドカイン、マレイン酸クロルフェニラミン、メントール、カンフル、イクタモール、モクタール、チモール、クロルフェニラミン、クロモグリク酸ナトリウム、塩酸アゼラスチン及び塩酸プロメタジン等が例として挙げられる。
【0023】
局所麻酔剤としては、リドカイン、塩酸リドカイン、ジブカイン、テトラカイン等が例として挙げられる。抗ヒスタミン剤としては、マレイン酸クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン等が例として挙げられる。筋弛緩剤としては、プリジノール、チザニジン、エペリゾン等またはそれらの塩類が挙げられる。
【0024】
創傷治癒剤として、フィブリノリジン、デオキシリボヌクレアーゼ、ジメチルイソプロピルアズレン、酸化亜鉛、カラミン、ヘパリン類似物質、硫酸アルミニウム酢酸鉛、次硝酸硫酸ビスマス及びタンニン酸等が例として挙げられる。
また、その他の薬理活性物質として、エチニルエストラジオール、塩化カルプロニウム、塩化アセチルコリン、塩化ピロカルピン、ヒノキチオール、ビタミンA油、トコフェロール、メトキサレン及びアミジン等が例として挙げられるが、これらに限定されるものではなく、その他の薬理活性物質を配合することができる。
尚、上記した薬理活性物質は、全てその医学的に許容され得る無機塩及び有機塩を含むものとする。
また、薬理活性物質の配合量は、特に限定されないが、これらの薬理活性物質が外用剤に通常配合される濃度である0.001〜20重量%とすることが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の非水系油性軟膏基剤及びそれを含有する皮膚外用軟膏剤は、べたつきがなく撥水性を有する環状シリコーンオイルを含有しているため、塗布時の皮膚のべたつきを抑える作用を有している。また、環状シリコーンは、高い揮発性を有しているため、本発明の非水系油性軟膏基剤及びそれを含有する皮膚外用軟膏剤を、皮膚に塗布すると、薬理活性物質が皮膚上で濃縮され、薬物の経皮吸収が促進される。
特に、本発明の非水系油性軟膏基剤及びそれを含有する皮膚外用軟膏剤は、環状シリコーンオイルを30〜85重量%含むことが好ましく、このように多量に環状シリコーンオイルが配合されると、塗布時の皮膚のべたつきを抑える作用及び薬物の経皮吸収作用は、非常に優れたものとなる。
【0026】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
Figure 0003851371
上記(1)を(2)に溶解させ、(3)〜(5)と混合した後、(6)〜(10)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0027】
Figure 0003851371
上記(1)を(2)及び(3)に溶解させ、(4)〜(6)と混合した後、(7)〜(12)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0028】
Figure 0003851371
上記(1)を(2)及び(3)に溶解させ、(4)〜(8)と混合した後、(8)〜(11)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0029】
Figure 0003851371
上記(1)〜(8)の全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏基剤を得た。
【0030】
Figure 0003851371
上記(1)〜(8)の全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0031】
Figure 0003851371
上記(1)〜(9)の全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏基剤を得た。
【0032】
Figure 0003851371
上記(1)を(2)及び(3)に溶解させ、(4)及び(5)と混合した後、(6)〜(9)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0033】
Figure 0003851371
上記(1)〜(9)の全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却し、白色でつやのあるクリーム状の軟膏基剤を得た。
【0034】
Figure 0003851371
上記(1)〜(7)全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏基剤を得た。
【0035】
Figure 0003851371
上記(1)を(2)に溶解させ、(3)〜(5)と混合した後、(6)〜(10)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0036】
Figure 0003851371
上記(2)〜(9)全てを90〜95℃で溶融解させ、50℃になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0037】
Figure 0003851371
上記(2)〜(8)全てを90〜95℃で溶融解させ、50℃になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0038】
Figure 0003851371
上記(2)〜(8)全てを90〜95℃で溶融解させ、50℃になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0039】
Figure 0003851371
上記(1)を(2)に溶解させ、(3)及び(4)と混合した後、(5)〜(8)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0040】
Figure 0003851371
上記(2)〜(7)全てを90〜95℃で溶融解させ、50℃になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0041】
Figure 0003851371
上記(3)〜(8)全てを90〜95℃で溶融解させ、50℃になったところで(1)及び(2)を加え、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0042】
参考例1
(1)インドメタシン 3.0重量%
(2)セバシン酸ジエチル 2.5重量%
(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 65.0重量%
(4)オレイルアルコール 1.0重量%
(5)ジステアリン酸アルミニウム 2.5重量%
(6)マイクロクリスタリンワックス 16.0重量%
(7)ベヘニルアルコール 4.0重量%
(8)デカグリセリルペンタステアレート 6.0重量%
−−−−−−−−−−−
計100.0重量%
上記(2)〜(8)全てを90〜95℃で溶融解させ、50℃になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
【0043】
Figure 0003851371
上記(2)に(1)を徐々に加えながら乳鉢で混合し、白色半透明の軟膏剤を得た。
【0044】
Figure 0003851371
上記(2)に(1)を徐々に加えながら乳鉢で混合し、白色半透明の軟膏剤を得た。
【0045】
Figure 0003851371
上記(1)〜(6)全てを完全に溶融解するまで加熱し、次いで攪拌冷却して、軟膏剤を得た。
【0046】
Figure 0003851371
上記(1)〜(7)全てを完全に溶融解するまで加熱し、次いで攪拌冷却して、軟膏剤を得た。
【0047】
Figure 0003851371
上記(1)〜(8)の全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却したところ、つやがなく、しかも伸びを示さない非常に高粘度のロウ様物質が得られた。即ち、環状シリコールオイルを20重量%しか含まない基剤、及びそれに薬理活性物質を配合してなる製剤は、このように、軟膏としての使用に全く適していないことが判明した。
【0048】
Figure 0003851371
上記(1)〜(6)の全てを90〜95℃で溶融解させ、次いで35℃まで攪拌冷却したところ、稠度が低く、軟膏を形成しなかった。即ち、環状シリコーンオイルを90重量%含有する基剤、及びそれに薬理活性物質を配合してなる製剤は、このように、軟膏として使用することが不可能であることが判明した。
【0049】
試験例1(官能試験)
本発明の皮膚外用軟膏剤の使用感を調べるため、実施例1で得られた軟膏剤の使用感を、従来型の軟膏剤である比較例1〜3で得られた軟膏剤及び3種類の市販の皮膚外用軟膏剤A〜Cの使用感と比較した。試験項目は、塗布時のべたつきの少なさ、のびの良さ、塗布直後のてかつきの3項目とした。
Figure 0003851371
【0050】
【表1】
Figure 0003851371
【0051】
表1の結果から明らかなように、本発明の軟膏基剤は従来の油性軟膏剤であるワセリン軟膏、プラスティベース軟膏、FAPG軟膏及び市販の皮膚外用軟膏剤に比べて、使用感が優れていた。
【0052】
試験例2(皮膚安全性試験)
軟膏基剤の皮膚安全性を調べるため、実施例4〜6において得られた本発明の軟膏基剤及び対照品として白色ワセリンを用いて、皮膚安全性試験を行った。
Figure 0003851371
【0053】
【表2】
(基準)
Figure 0003851371
【0054】
尚、「ポイント合計」は、各被験者において、検体剥離後1時間または24時間後の判定で、紅班または浮腫が強かった方を選択し、上記の判定基準に従って数値化し、全被験者のポイントを合計した値とした。
また、下記式により陽性率及び皮膚刺激指数(SI値)を求めた。結果を、下記表3に示す。
【0055】
【式1】
陽性率(%)=(試料の各判定基準以上の被験者数/被験者数)×100
【0056】
【式2】
皮膚刺激指数(SI値)=(ポイント合計値/被験者数)×100
【0057】
【表3】
Figure 0003851371
【0058】
表3に示される結果から明らかであるように、本発明の軟膏基剤は、対照品の白色ワセリンと同等またはそれ以上の皮膚安全性を有していた。
【0059】
試験例3(ヘアレスマウス皮膚透過試験)
実施例1〜3及び比較例1〜4において得られた各軟膏剤を用いて、酪酸クロベタゾン(外用合成副腎皮質ホルモン)のヘアレスマウス皮膚透過試験を行った。
Figure 0003851371
【0060】
【表4】
Figure 0003851371
【0061】
表4及び図1に示される結果から明らかであるように、本発明の軟膏剤は、従来の軟膏剤である比較例1〜4の軟膏剤より、著しく高い皮膚透過性を示した。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、環状シリコーンオイル、高級脂肪酸塩、ワックス、高級アルコール及び非イオン性界面活性剤を含有する非水系油性軟膏基剤、及びそれに薬理活性物質を配合してなる皮膚外用軟膏剤が提供される。
本発明の非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤は、特に、べたつきがなく撥水性に優れた環状シリコーンオイルを多量に配合し、しかも、従来より環状シリコーンオイル配合の軟膏基剤に配合されていたワセリン、流動パラフィン等を配合していないことを特徴としている。
上記のような基剤成分の組み合わせと上記の特徴により、本発明の非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤は、皮膚への塗布時のべたつきがなく、のびが良く、しかも、ワセリン、流動パラフィン等を配合していないことにより、べたつきやてかつきがなく、使用感に優れている。
また、環状シリコーンオイルは揮発性に優れているため、皮膚への塗布後に薬理活性物質が皮膚上で濃縮されるので、薬理活性物質の経皮吸収が促進される。従って、本発明の皮膚外用軟膏剤は、皮膚透過性に優れており、従来の皮膚外用剤と同程度の薬理効果を得るためには、従来よりも低濃度の薬理活性物質で十分な効果が得られ、副作用を軽減することも可能である。
また、本発明の軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤は、薬剤としての安定性に優れている上、外観が白色クリ−ム状であるため、従来の油性軟膏剤と異なり、従来のクリ−ム剤と同等以上の美観を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアレスマウス皮膚透過試験の結果を示すグラフである。(a)は、8時間後の結果を示し、(b)は24時間後の結果を示す。

Claims (6)

  1. 環状シリコーンオイル30〜85重量%、高級脂肪酸塩0.1〜3.5重量%、ワックス1〜9重量%、高級アルコール1〜35重量%及び非イオン性界面活性剤0.1〜10重量%を含有し、ワックス以外の炭化水素類を含有せず、前記高級脂肪酸塩が、モノステアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウムまたはトリステアリン酸アルミニウムであり、前記高級アルコールが、ミリスチルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、2‐オクチルドデカノール、コレステロール、2‐ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール及びラウリルアルコールからなる群から選択される1種または2種以上である非水系油性軟膏基剤。
  2. 環状シリコーンオイル45〜70重量%、高級脂肪酸塩0.5〜2重量%、ワックス4〜8重量%、高級アルコール5〜25重量%及び非イオン性界面活性剤0.2〜5重量%を含有し、ワックス以外の炭化水素類を含有せず、前記高級脂肪酸塩が、モノステアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウムまたはトリステアリン酸アルミニウムであり、前記高級アルコールが、ミリスチルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、2‐オクチルドデカノール、コレステロール、2‐ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール及びラウリルアルコールからなる群から選択される1種または2種以上である非水系油性軟膏基剤。
  3. 環状シリコーンオイルが、オクタメチルシクロテトラシロキサンまたはデカメチルシクロペンタシロキサンである請求項1または2記載の非水系油性軟膏基剤。
  4. ワックスが、マイクロクリスタリンワックスまたはミツロウである請求項1〜のいずれかに記載の非水系油性軟膏基剤。
  5. 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ノニルフェニルエーテル、ソルビタントリオレエートまたはポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテルである請求項1〜のいずれかに記載の非水系油性軟膏基剤。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の非水系油性軟膏基剤に、薬理活性物質0.001〜2重量%を配合してなる皮膚外用軟膏剤。
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