JP6031024B2 - 吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤 - Google Patents
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Description
エステル系ステロイドの分解を防止するには、基剤にクエン酸などの中和剤を配合して基剤を中和することが考えられるが、高級脂肪酸金属塩は酸によって分解し、固化が妨げられる問題がある。
しかし吉草酸酢酸プレドニゾロンなどのエステル系ステロイドを固形体の形態で提供することが出来れば、炎症や痒みのある皮膚へ直接に塗布でき、しかも使用に際して手指に薬剤が付着することが避けられるから、使用後に手を水洗いする必要はなく、その手指が瞼、鼻孔など身体の粘膜部分に触れても、刺激を与えることはない。このような多くの利点があるので、エステル系ステロイドを固形軟膏剤の形態で供給することが望まれている。
更に上記基剤に低級カルボン酸のアルカリ金属塩または無機酸のアルカリ金属塩を添加することにより、保形性があり、使用感と塗擦性の良い固形軟膏の基剤が提案されている(特許文献3)。
高級脂肪酸金属塩と、
多価アルコールと、
一価アルコールと、
エステル系ステロイドと、
ジフェンヒドラミン類と、
緩衝液と、
を含有する。
(1)液 ステアリン酸金属塩、多価アルコール、一価アルコール(但しオレイルアルコールを除く)およびオレイルアルコールを混合し、加熱溶解する。
(2)液 1価アルコールに吉草酸酢酸プレドニゾロンと塩酸ジフェンヒドラミンと緩衝液を溶解する。
上記(1)液と(2)液を撹拌混合し、冷却固化して、固形体の製品とする。
金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アルミニウム塩が含まれる。
製品中の高級脂肪酸金属塩の含有量は、1〜10重量%、望ましくは2〜7重量%である。
多価アルコールの含有量は、20〜60重量%、望ましくは30〜50重量%である。
該基剤の(1)液に(2)液を混合した組成物のpHが、5.6以下であると高級脂肪酸金属塩は分解して固化が悪くなる。従って望ましくは混合物はpH7よりもやや高いpH7.1乃至7.9好ましくはpH7.2乃至7.8に調整して高級脂肪酸金属塩の固化を確保し、しかもエステル系ステロイドが分解することを防止して、エステル系ステロイドの効力を持続できるように設定する。
エステル系ステロイドの含有量は、0.1乃至3重量%、望ましくは0.1乃至0.5重量%である。
ジフェンヒドラミン類の含有量は、0.1乃至3重量%である。
緩衝液の含有量は、0.1乃至5重量%、望ましくは1乃至3重量%である。
塩基性局所麻酔薬として、リドカイン、ジブカインなど。
鎮痒剤として、メントール、カンフル、クロタミトンなど。
殺菌剤として、イソプロピルメチルフェノール、塩酸クロルヘキシジンなど。
アラントイン。
一価アルコールの含有量は、10乃至60重量%、望ましくは20乃至50重量%である。
(1)液
エタノール 30.35g
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
(2)液
エタノール 10g
リン酸塩緩衝液 1g
吉草酸酢酸プレドニゾロン 0.15g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
メントール 3g
カンフル 2g
リドカイン 2g
(1)液と(2)液の合計全量 100g
比較例1
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 48.35g
リン酸塩緩衝液 1g
吉草酸酢酸プレドニゾロン 0.15g
合計全量 100g
実施例1の成分中から塩酸ジフェンヒドラミンを除外し、除外分はエタノールを増量して補償したものである。
比較例2
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 48.35g
PVA 0.15g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
合計全量 100g
実施例1の成分中から緩衝液を除外し、除外分はエタノールを増量して補償したものである。
比較例3
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 38.35g
水 10g
吉草酸酢酸プレドニゾロン 0.15g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
合計全量 100g
実施例1の成分中から緩衝液の除去および水10gを追加し、緩衝液の除外と水の追加分はエタノールを減量して補償したものである。
比較例4
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 33.35g
乳酸ナトリウム液 5g
水 10g
吉草酸酢酸プレドニゾロン 0.15g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
合計全量 100g
実施例1の成分中から緩衝液の除去および水10gと乳酸ナトリウム5gを追加し、緩衝液の除外と水、乳酸ナトリウムの追加分はエタノールを減量して補償したものである。
比較例5
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 31.35g
乳酸ナトリウム液 5g
水 10g
リン酸塩緩衝液 2g
吉草酸酢酸プレドニゾロン 0.15g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
合計全量 100g
実施例1の成分に水10gと乳酸ナトリウム5gを追加し、緩衝液は2gとし、全体量はエタノールを減量して補償したものである。
比較例6
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 49.5g
合計全量 100g
実施例1の(1)液(基材)のみを試料としたものである。
比較例7
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 48.5g
リン酸塩緩衝液 1g
合計全量 100g
実施例1の(1)液(基材)に緩衝液を追加して試料としたものである。
比較例8
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 49.35g
吉草酸酢酸プレドニゾロン 0.15g
合計全量 100g
実施例1から緩衝液と塩酸ジフェンヒドラミンを除去した。これは実施例1の基剤にPVAだけの配合を試料としたものである。
比較例9
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 48.5g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
合計全量 100g
実施例1の基剤である(1)液に塩酸ジフェンヒドラミンを加えたものを試料としたものである。
比較例10
ステアリン酸ナトリウム 3.5g
オレイルアルコール 2g
1,3‐ブチレングリコール 45g
エタノール 47.5g
リン酸塩緩衝液 1g
塩酸ジフェンヒドラミン 1g
合計全量 100g
実施例1の基剤である(1)液に緩衝液と塩酸ジフェンヒドラミンを加えたものを試料としたものである。
製品試料を加熱して液状にし、pHメータを用いて測定した。
pHメータ:株式会社堀場製作所製
機種 :F−22
製品試料をエタノールに溶解させ、日本薬局方収載の一般試験法の液体クロマトグラフィーによって行った。
液体クロマトグラフ装置:株式会社日立製作所製
機種 :LaChrom
試料を恒温装置に保管し、温度55℃を維持し、20日間静置した。その後、試料液に含有されている吉草酸酢酸プレドニゾロンの残存量を上記製造直後の吉草酸酢酸プレドニゾロン含有量測定と同じ方法によって測定した。
恒温装置:東京理科機械株式会社製
機種名 :LT1-600SD
比較例6は、固形軟膏剤の基剤であって、ステアリン酸ナトリウムを主成分としており、pH9.71の弱アルカリ性である。
比較例8は、上記比較例6の基剤に吉草酸酢酸プレドニゾロン(PVA)を配合したものである。配合直後から吉草酸酢酸プレドニゾロンは分解を始め、製品としては不適合であった。
そこで比較例7は、基剤のpHを中性に近付ける目的で、基材にリン酸塩緩衝剤を配合したものであるが、基材のpHは9.6であって弱アルカリ性はほとんど変わらず、緩衝材単独では、基材のpHを変えることは出来ないことが分かった。
比較例1は、上記比較例7に吉草酸酢酸プレドニゾロン(PVA)を配合したものである。製造直後の時点で既に吉草酸酢酸プレドニゾロンの20%が分解して失われているから、製品として不適合であることを示している。
上記比較例9の基剤に吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合すると、比較例2が示すとおり、製造時は吉草酸酢酸プレドニゾロンは分解することなく、配合した100%がそのまま含有されているが、55℃の環境で20日間放置すると、吉草酸酢酸プレドニゾロンは80%に減っており、これも製品としては不適合である。
ところが塩酸ジフェンヒドラミンとリン酸塩緩衝剤を配合した比較例10の基剤に吉草酸酢酸プレドニゾロン(PVA)を配合した実施例1は、製造直後に吉草酸酢酸プレドニゾロンの100%がそのまま含有されているばかりでなく、55℃の環境で20日間保存しても、ほとんど分解することなく98%が残存しており、製品として適合する。これによって、吉草酸酢酸プレドニゾロンの安定には、塩酸ジフェンヒドラミンと緩衝剤の配合が有効であることが判明した。
実施例1から、吉草酸酢酸プレドニゾロン含有の固形軟膏剤を得るには、水は少量としまたは含有せず、緩衝剤とジフェンヒドラミン類を配合して製品をほぼ中性に保持すればよいことが判明した。
Claims (8)
- 高級脂肪酸金属塩、多価アルコール、一価アルコール(但しオレイルアルコールを除く)、吉草酸酢酸プレドニゾロン、塩酸ジフェンヒドラミン及び緩衝液を含有し、pH7.1〜7.9である、吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
但し高級脂肪酸金属塩は、炭素数12−24の飽和又は不飽和高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩またはアルミニウム塩である。 - 高級脂肪酸金属塩は、ステアリン酸ナトリウムである、請求項1の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
- 更にオレイルアルコールを含有する、請求項1又は2に記載の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
- ステアリン酸ナトリウムの含有量が1乃至10重量%、多価アルコールの含有量は、20乃至60重量%、オレイルアルコールの含有量が1乃至10重量%であり、一価アルコール(但しオレイルアルコールを除く)の含有量が10乃至60重量%である、請求項3に記載の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
- 吉草酸酢酸プレドニゾロンの含有量が0.1乃至0.5重量%、塩酸ジフェンヒドラミンの含有量が0.1乃至3重量%である、請求項1乃至4のいずれかに記載の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
- 多価アルコールは、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3‐ブチレングリコールからなる群から選ばれる1種または2種以上である、請求項1乃至5のいずれかに記載の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
- 一価アルコールは、エチルアルコール又はイソプロピルアルコールである、請求項1乃至6のいずれかに記載の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤。
- 緩衝液の含有量は0.1乃至5重量%であり、pHは4乃至8である、請求項1乃至7のいずれかに記載の吉草酸酢酸プレドニゾロンを配合した固形軟膏剤
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