JP3844430B2 - 映像信号処理装置および映像信号処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機等において、デジタル化された映像信号に含まれる輝度信号のレベルを補正し、鮮明な画像を表示することを可能にする映像信号処理装置および映像信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受像機においては、黒い部分の少ない画像において、画面中の黒部分が周囲部から浮き、めりはりのない画像となる。これを防止するため黒レベル補正が行われる。図3は、黒レベル補正回路の入出力特性を示す図である。図3に示すように、黒レベル補正は、入力輝度信号の最黒部分が基準レベルに近づくように黒方向に伸張することにより行われる。従来、黒レベル補正は、特開平3−195274号公報に記載のように、トランジスタ、抵抗等から構成されるアナログ回路で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、テレビジョン信号処理回路を高集積化するため、映像信号をデジタル化し、デジタル回路により画像処理を行うことが求められている。デジタル回路による黒レベル補正は、図3に示す入出力特性を有する補正データを格納したROM等のメモリ手段を用いて行うことができる。しかしながら、図3のような非線形的な入出力特性に基づく黒レベル補正をデジタル回路で実現するためには、大容量のメモリが必要であり、製造コストが上昇するという問題がある。
【0004】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、デジタル化された映像信号において、輝度信号の黒レベル補正を大容量のメモリを用いることなく効果的に行うことが可能な映像信号処理装置および映像信号処理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による映像信号処理装置は、映像信号に含まれるデジタル化された輝度信号の黒レベルを補正する映像信号処理装置において、
前記輝度信号の黒レベルを補正するための補正データを格納し、前記輝度信号の値に応じて前記補正データを出力するメモリ手段と、
前記輝度信号から1フィールド内の黒部分の面積を検出し、検出された前記黒部分の面積に基づいて前記補正データによる黒レベルの補正量を制御する重み付け信号を出力する黒面積検出手段と、
前記重み付け信号により重み付けされた前記補正データ、および乗算結果に基づいて、前記輝度信号の黒レベルを補正する手段とを備えたものである。
【0006】
また、メモリ手段は、黒レベルの補正を複数の開始点において行うための補正データを格納し、輝度信号とともに入力される前記開始点を指定する信号に基づいて補正データを出力するものである。
【0007】
また、黒面積検出手段は、輝度信号の値を所定の基準値と比較し、前記基準値との大小関係に基づいて検出される黒レベル画素、または白レベル画素の1フィールドにおけるカウント値に基づいて重み付け信号を出力するものである。
【0008】
黒面積検出手段は、黒レベル画素、または白レベル画素の1フィールドにおけるカウント値を表すビット列の所定のビットの値に基づいて重み付け信号を出力するものである。
【0009】
本発明による映像信号処理方法は、映像信号に含まれるデジタル化された輝度信号の黒レベルを補正する映像信号処理方法において、
前記輝度信号の黒レベルを補正するための補正データを前記輝度信号の値に応じて出力するステップと、
前記輝度信号から1フィールド内の黒部分の面積を検出し、検出された前記黒部分の面積に基づいて前記補正データによる黒レベルの補正量を制御する重み付け信号を出力するステップと、
前記重み付け信号により重み付けされた前記補正データ、および前記輝度信号に基づいて、前記輝度信号の黒レベルを補正するステップとを含むものである。
【0010】
また、黒レベルの補正を行う開始点を指定する信号、および輝度信号に基づいて前記信号により指定される開始点において補正データを出力するものである。
【0011】
また、輝度信号の値を所定の基準値と比較し、前記基準値との大小関係に基づいて検出される黒レベル画素、または白レベル画素の1フィールドにおけるカウント値に基づいて重み付け信号を出力するものである。
【0012】
また、黒レベル画素、または白レベル画素の1フィールドにおけるカウント値を表すビット列の所定のビットの値に基づいて重み付け信号を出力するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。黒面積検出回路1には、8ビットの入力輝度信号Y-IN、垂直同期信号、映像信号処理装置の動作をリセットするリセット信号、垂直ブランキング信号、水平ブランキング信号、基準値、および黒面積選択信号BLK-Area-SWが入力される。黒面積検出回路1は、1フレーム内の黒部分の面積を検出し、検出された黒部分の面積、および黒面積選択信号BLK-Area-SWに基づいて、黒レベル補正の重み付けを行う8ビットの重み付け信号BLK-S-Weightを出力する。黒伸長回路2は、重み付け信号BLK-S-Weight、および黒伸長開始点信号BLK-S-Pointに基づいて入力輝度信号Y-INの黒レベル補正を行う。
【0014】
図2は、黒伸長回路2の内部構成を示す図である。同図において、21はROM、22は乗算器、23は減算器、24は切り替え手段、25は乗算器、26は比較器である。
【0015】
図2において、ROM21には、8ビットの入力輝度信号Y-INの下位7ビットと、黒レベル補正開始点を設定する2ビットの黒伸長開始点信号BLK-S-Pointとの計9ビットの信号が入力される。ROM21は、この9ビットの信号に対応する8ビットの補正データを乗算器22に送る。
【0016】
乗算器22は、ROM21からの8ビットの補正データと黒面積検出回路1により出力される8ビット重み付け信号BLK-S-Weightとの乗算を行う。この乗算により得られる16ビットの信号の上位8ビットは減算器23に送られる。減算器23は、固定値“FF”(=255)から、乗算器22から出力される8ビットの信号の値を減算する。減算器23による減算の結果は切り替え手段24に送られる。切り替え手段24は、比較器26により出力される信号が‘1’であれば固定値“FF”を選択し、‘0’であれば減算器23の出力を選択し、乗算器25に送る。比較器26は、入力輝度信号Y-INと固定値“7F”とを比較し、入力輝度信号Y-INの値が“7F”より大きいとき‘1’の信号を、その他のときは‘0’の信号を切り替え手段24に送る。
ここで、16進数を“ ”により表し、1または0の信号、および2進数を‘’により表すものとする。
【0017】
切り替え手段24が固定値“FF”を乗算器25に送った場合、黒レベル補正は行われない。これに対し、切り替え手段24が減算器23の出力を乗算器25に送る場合、黒レベル開始点を下回る階調値を有する入力輝度信号Y-INに対して黒レベル補正が行われる。
【0018】
乗算器25は、入力輝度信号Y-INの全8ビットと、切り替え手段24の出力8ビットとを乗算し、16ビットの乗算結果を出力する。この乗算器25の16ビット出力のうち下位8ビットを切り捨てた、上位8ビットが黒レベル補正された出力輝度信号Y-OUTとして外部に送出される。切り替え手段24が固定値“FF”を選択した場合には、黒レベル補正は行われず、入力輝度信号Y-INと出力輝度信号Y-OUTとは線形の関係にあるが、切り替え手段24が減算器23の出力を選択した場合には、黒レベル補正が行われ、図3の実線に示すように、入力輝度信号Y-INのレベルが低い部分(50[IRE]以下の部分)の出力輝度信号は黒方向に伸長される。
【0019】
尚、図2中(a)は、ROM21により出力される補正データの特性の一例を示している。(b)は、減算器23に入力される、重み付けされた補正データを示しており、(c)は減算器23の減算結果を示している。(d)は、入力輝度データY-INの特性を示しており、乗算器25において、(d)に示す入力輝度データY-INと、(c)に示す補正データを乗算することにより(e)に示すように黒レベル補正が行われる。
【0020】
図4に、ROM21に格納された補正データの入出力特性を示す。図4に示す実線a,b,c,dはROM21の出力であり、それぞれ以下の式により表される。
【0021】
【数1】
【0022】
式(1)〜(4)において、xはROM21に入力される9ビットの信号の値である。図4の実線a〜d、また、式(1)〜(4)に示す4種類のROM21の入出力特性において、各ポイントPa,Pb,Pc,Pdは、それぞれ黒レベル補正を開始する開始点をに対応している。本実施の形態では、各ポイントPa,Pb,Pc,Pdの設定値を、それぞれ“7F”(=127),“E6”(=230),“14D”(=333),“1B4”(=436)としている。図2の実線aに示す特性によれば、輝度レベルが“7F”(=127)以下の場合に黒レベル補正が行われる。同様に、実線b,c,dによれば、それぞれ入力輝度レベルが“E6”-“7F”(103階調)、“14D”-“FF”(78階調)、“1B4”-“17F”(53階調)以下の場合に黒レベル補正が行われる。
【0023】
ROM21には入力輝度信号の下位7ビットの上位に、黒レベル補正開始点を設定する2ビットの黒伸長開始点信号BLK-S-Pointを付加した計9ビットの信号が入力される。黒伸長開始点信号BLK-S-Pointは‘00’,‘01’,‘10’,‘11’のいずれかの信号であり、BLK-S-Pointが‘00’の場合、ROM21の入力信号は“00”〜“7F”の範囲となる。従って、黒伸長開始点信号BLK-S-Pointが‘00’の場合、ROM21の出力は、図4に示す実線aのように、“00”(=0)から“FF”(=255)に上昇し、再び“00”に戻る特性となる。
【0024】
また、BLK-S-Pointが‘01’,‘10’,‘11’の場合、ROM21の入力信号は、それぞれ、“7F”〜“FF”,“FF”〜“17F”,“17F”〜“1FF”の範囲をとる。従って、BLK-S-Pointが‘01’,‘10’,‘11’の場合、ROM21の8ビットの出力は、図4に示す実線b,c,dのように、それぞれ、“7F”〜“E6”、“FF”〜“14D”、“17F”〜“1B4”の範囲で変化する特性となる。つまり、図4の実線a〜dに示す、4つの入出力特性のいずれを使用するかは、2ビットの黒伸長開始点信号BLK-S-Pointにより決定される。
【0025】
黒伸長開始点信号BLK-S-Pointが“00”の場合、図4の実線aの特性が使用され、この場合、黒レベル補正の開始点は入力輝度レベルで50[IRE]となる。図3は、黒伸長開始点信号BLK-S-Pointが‘00’の場合における輝度信号の入出力特性を示している。上述したように、出力輝度信号(切り替え手段24の8ビットの出力と入力輝度信号Y-INの8ビットとを乗算して得られる16ビットの信号の上位8ビット)は、図3の実線に示すように50[IRE]以下の入力レベルでは黒方向に伸長される。また、黒伸長開始点信号BLK-S-Pointが‘01’,‘10’,‘11’の場合、図4の実線b,c,dに示す特性を有するROM21の補正データにより、このときの黒レベル補正開始点は40[IRE],30[IRE],20[IRE]となる。
【0026】
ROM21により出力される8ビットの信号は、乗算器22に供給される8ビットの重み付け信号BLK-S-Weightと乗算される。ここで、乗算器22に供給される8ビットの重み付け信号BLK-S-Weightの値を小さくすると、乗算器22から出力される8ビットの信号の値もそれに応じて小さくなる。即ち、重み付け信号BLK-S-Weightを小さくしていくと、乗算器22の出力は、図4に示すように、実線で表されるROM21の出力値から点線で表されるように0に近づく。従って減算器23の出力は、固定値“FF”に近づくことになり、その結果、装置の入力輝度信号Y-INの入出力特性は、図3の点線に示すように線形特性に近づく。
【0027】
ここで、重み付け信号BLK-S-Weightは黒面積検出回路1により出力される。黒レベル補正は黒い部分の少ない画面中の黒部分が周囲部から浮いたように見える「黒浮き」を避けるために行う。つまり、1画面内における黒面積が少ないほど黒伸長の度合を大きくすることにより黒レベル補正を効果的に行うことができる。黒面積検出回路1は、輝度レベルが所定値以下の画素を黒レベル画素とし、この黒レベル画素をカウントすることにより1フィールド内の黒レベル画素の総数を検出し、検出された黒レベル画素の総数に基づいて重み付け信号BLK-S-Weightを出力する。
【0028】
図5は、黒面積検出回路1の内部構成を示す図である。基準値比較部12には、入力輝度信号Y-IN、黒レベルを指定する基準値、垂直ブランキング信号、および水平ブランキング信号が入力される。基準値比較部12は、入力輝度信号Y-INと、基準値とを比較し、入力輝度信号Y-INが基準値以下の場合に、判定信号DLSTHR‘1’を判定信号係数部13に送る。ここで、水平ブランキング期間、または垂直ブランキング期間における映像信号が黒レベル画素として判定されないようにするため、基準値比較部12は、水平ブランキング信号、および垂直ブランキング信号が‘1’の場合、比較結果に関わらず判定信号DLSTHRを‘0’とする。
【0029】
判定信号係数部13は、基準値比較部12から送られる判定信号DLSTHRに基づいて、1フィールド内に含まれる黒レベル画素をカウントする。黒面積の検出は1フィールドごとに行うので、判定信号係数部13のカウント値は、垂直同期信号に基づいて作成されるパルスVP1D,VP2Dによりセット・リセットされる。上記パルスは、Vパルス発生部11により作成される。判定信号係数部13は、黒レベル画素のカウント値を表す18ビットの判定計数信号COUNTF1Dをビット数変換部14に出力する。ビット数変換部14は、1フィールド内の黒面積を表す判定計数信号COUNTF1D、および後述する黒面積選択信号BLK-Area-SWに基づいて、8ビットの重み付け信号BLK-S-Weightを出力する。
【0030】
以下、ビット数変換部14の入出力特性について説明する。入力輝度信号Y-INがNTSC信号の場合、1フィールド内の画素の総数は189924であり、18ビットの2進数により表すことができる。17ビットで表される最大数は131071であり、これは1フィールド内の約70%の画素数に相当する。よって、判定信号係数部13により出力される判定計数信号COUNTF1Dにおいて、18ビット目が‘1’であれば1フィールド内の黒面積比率は70%〜100%、‘0’であれば0%〜70%であると判定することができる。さらに、18ビット目が‘0’、かつ、17,16ビット目が、‘00’,‘01’,‘10’,‘11’の場合、1フィールド内の黒面積比率は、それぞれ、0%〜17.5%,17.5%〜35%,35%〜52.5%,52.5%〜70%の範囲にあることが判定できる。図6に、判定計数信号COUNTF1Dの17,16ビット目の値COUNTF1D[16:15]、および18ビット目の値COUNTF1D[17]と、1フィールド内の黒面積比率(%)との関係を示す。
【0031】
本実施の形態では、図7に示すように黒面積比率がb%以上の場合、重み付け信号BLK-S-Weightを“00”とし、a%以下の場合“FF”とする。また、黒面積比率がa〜b%の場合、重み係数の値を“00”から“FF”の間で黒面積比率の増加に伴い線形的に減少させる。黒面積比率a〜b%における入出力特性は“FF”から判定係数信号COUNTF1Dの15ビット目〜8ビット目のビット列による値COUNTF1D[14:7]を減算することで得られる。重み付け信号BLK-S-Weightが“00”の場合、ROM21から出力された補正データは0となり、黒レベル補正は行われず、“FF”の場合、補正データは図4の実線に示す特性となり、黒伸長の度合は最大となる。また、重み付け信号BLK-S-Weightが“FF”から“00”に近づくに従い、ROM21の補正データは、図4の破線に示すように小さくなる。
【0032】
上記a〜b%を、0〜17.5%,17.5〜35%,35〜52.5%,52.5〜70%とした場合の、黒面積比率(%)と重み付け信号BLK-S-Weightの値との関係を図8に示す。図8に示す特性において、横軸は黒面積比率(%)であり、縦軸は重み付け信号BLK-S-Weightの値である。図8に示す、4通りの重み付け信号BLK-S-Weightの特性のうちどれを用いるかは、黒面積選択信号BLK-Area-SWにより決定される。黒面積選択信号BLK-Area-SWは、2ビットの信号であり、‘00’の場合、a〜b%が0%〜17.5%となる重み付け信号BLK-S-Weightの特性が選択され、‘01’の場合は17.5〜35%、‘10’の場合は35〜52.5%、‘11’の場合は52.5〜70%となる特性が選択される。
【0033】
図5に示すビット数変換部14は、黒面積選択信号BLK-Area-SW、および判定係数信号COUNTF1Dに基づいて、図8に示す特性を有する重み付け信号BLK-S-Weightを出力する。黒面積比率(%)は、図6に示すように、判定係数信号COUNTF1Dの17,16ビット目の値COUNTF1D[16:15]に基づいて判定することができる。図9に、黒面積選択信号BLK-Area-SW、および判定係数信号COUNTF1Dに対するビット数変換部14の出力を示す。図9において、例えば、黒面積選択信号BLK-Area-SWが‘10’の場合、判定計数信号COUNTF1Dの17,16ビット目の値COUNTF1D[16:15]が‘00’または‘01’のとき“FF”を、‘10’のとき“FF”-COUNTF1D[14:7]を、‘11’のとき“00”を重み付け信号BLK-S-Weightとして出力する。
【0034】
以上のように、ビット数変換部14は、黒面積選択信号BLK-Area-SWおよび判定係数信号COUNTF1Dに対応する8ビットの重み付け信号BLK-S-Weightを出力する。このように、黒面積比率に基づいて、8ビットの重み付け信号BLK-S-Weightの値を“00”から“FF”の範囲で変化させることにより、画面上の変化をゆるやかにし、自然な画像を得ることができる。
【0035】
以下、図5に示す黒面積検出回路1のVパルス発生部11、基準値比較部12、判定信号計数部13の内部構成について図面に基づいて説明する。
【0036】
図10は、Vパルス発生部11の内部構成を示す図である。Dフリップフロップ111は入力された垂直同期信号を1クロック遅延する。Dフリップフロップ11により1クロック遅延された垂直同期信号VSYNC1Dは、Dフリップフロップ112により、さらに1クロック遅延される。Dフリップフロップ112により2クロック遅延された垂直同期信号VSYNC2Dは、NOTゲート113により反転される。ANDゲート114は、VSYNC1Dと、VSYNC2Dの反転出力に基づいて、垂直同期信号に同期した1クロック幅のパルスVPを出力する。Dフリップフロップ115、116は、パルスVPを1クロック遅延することにより垂直同期信号に同期したパルスVP1D、およびこれを1クロック遅延したVP2Dを出力する。
【0037】
図11は、基準値比較部12の内部構成を示す図である。Dフリップフロップ121、122は、入力された水平ブランキング信号、および垂直ブランキング信号をそれぞれ1クロック遅延したHBLK1D、およびVBLK1Dを出力する。HBLK1D、およびVBLK1DはORゲート124に入力され、ORゲートの出力はNOTゲート126により極性反転されANDゲート127に送られる。比較器123は、入力輝度信号Y-INと、基準値とを比較し、入力輝度信号Y-INが基準値以下のときORゲート125を介して‘1’を出力し、入力信号が基準値より大きいときORゲート125を介して‘0’を出力する。ORゲートの出力は、ANDゲート127に送られる。ANDゲート127は、水平ブランキング期間、垂直ブランキング期間、およびリセット信号入力時を除く有効画像期間において検出される黒レベル画素の判定信号DLSTHRを出力する。
【0038】
図12は、判定信号計数部13の内部構成を示す図である。Vパルス発生部11(図10に示す)により出力されるVP2Dは、NOTゲート131により極性を反転され、ANDゲート132の一方の入力に送られる。リセット信号はANDゲート132の他方の入力に送られる。ANDゲート132出力は、リセット信号が入力された場合に黒レベル画素のカウントをクリアする信号としてカウンタ133に入力される。基準値比較部により出力される判定信号DLSTHRはイネーブル信号としてカウンタ133に入力される。カウンタ133は、DLSTHRが‘1’のとき、クロックをカウントすることにより黒レベル画素をカウントする。カウンタ133の出力は、Dフリップフロップ134によりVパルス発生部11(図10に示す)により出力されるVパルスVP1Dのタイミングで1クロック遅延され、判定計数信号COUNTF1Dとして出力される。
【0039】
以上説明した本実施の形態による映像信号処理装置においては、ディジタル輝度信号を8ビット、ROM21への入力を9ビット、該ROM21からの出力を8ビットとしたが、ビット数はこれらに限られるものではなく、例えば入出力ディジタル輝度信号を共に10ビット、黒伸長開始点信号BLK-S-Pointを1ビットとし、ROMへの入力を11ビット、該ROMからの出力を10ビットとすることも可能である。
【0040】
また、本実施の形態では、ROM21における入出力の諧調数を等しくしているが、例えばROM21からの出力を7ビットとし、黒レベル補正の際の諧調を粗くすることによりROM21の容量を更に低減することも可能である。
【0041】
実施の形態2.
実施の形態1では、図1に示す黒面積検出回路1において、輝度レベルが基準値よりも低い黒レベル画素をカウントすることにより黒面積を検出したが、反対に、基準値よりも高い画素、つまり黒レベルよりも輝度レベルが高い画素を白レベル画素として検出してもよい。
【0042】
本実施の形態2では、図5に示す映像信号処理装置の基準値比較部12において、入力輝度信号Y-INが基準値より大きいとき‘1’の判定信号を出力し、基準値を下回るとき‘0’の判定信号を出力することにより、白レベル画素を検出する。図13に本実施の形態による映像信号処理装置の基準値比較部12の構成を示す。図13において、比較器123は入力輝度信号Y-INが基準値より大きいとき‘1’の信号を、基準値以下のとき‘0’の信号をANDゲート127に送る。他の動作については実施の形態1と同様である。これにより、ANDゲート127は白レベル画素が判定されたとき、判定信号DGRTHR‘1’を後段の判定信号計数部13に送る。判定信号計数部13は、1フィールド内の白レベル画素をカウントした18ビットの判定計数信号COUNTF1Dをビット数変換部14に送る。
【0043】
白レベル画素のカウント値を2進数で表した場合、18ビット目が‘0’で、なおかつ、17,16ビット目が‘00’,‘01’,‘10’,‘11’のとき、1フィールド内の白面積の割合は、それぞれおよそ、0〜17.5%,17.5〜35%,35〜52.5%,52.5〜70%の範囲にあると判定でき、同時に、1フィールド内の黒面積の割合は、それぞれおよそ、82.5〜100%,65〜82.5%,47.5〜65%,30〜47.5%の範囲にあると判定できる。図14に白レベル画素のカウント値の17,16ビット目の値COUNTF1D[16:15]、およびこのときの18ビット目の値COUNTF1D[17]と、1フィールド内の白面積比率(%)との関係を示す。
【0044】
本実施の形態による映像信号処理装置において、ビット数変換部14(図5に示す)は、黒面積選択信号BLK-Area-SW、および白レベル画素の判定係数信号COUNTF1Dに基づいて、図15に示す特性を有する重み付け信号BLK-S-Weightを出力する。図15に示す、4通りの重み付け信号BLK-S-Weightの特性のうちどれを用いるかは、実施の形態1と同様に、黒面積選択信号BLK-Area-SWにより決定される。
図16に、黒面積選択信号BLK-Area-SW、および判定係数信号COUNTF1Dに対するビット数変換部14の出力を示す。このように、1フィールド内の白レベル画素の画素数に基づいて、重み付け信号BLK-S-Weightを出力することにより、実施の形態1と同様に、黒面積比率に対応して黒レベルの伸長量を調整することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明による映像信号処理装置、および映像信号処理方法は、デジタル化された輝度信号の黒レベルを補正するための補正データを前記輝度信号の値に応じて出力し、1フィールド内における黒部分の面積に基づいて重み付けされた前記補正データと、前記輝度信号とを乗算した乗算結果に基づいて前記輝度信号の黒レベルを補正するので、小さい回路規模で効果的な黒レベルの補正を行うことができる。
【0046】
また、輝度信号とともに入力される前記開始点を指定する信号に基づいて補正データを出力するので、黒レベルの補正を複数の開始点において行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 黒伸長回路の構成を示す図である。
【図3】 映像信号処理装置における輝度信号の入出力特性を示す図である。
【図4】 ROMの入出力特性を示す図である。
【図5】 黒面積検出回路の構成を示すブロック図である。
【図6】 黒面積比率と判定計数信号との関係を示す図である。
【図7】 黒面積比率と重み付け信号との関係を示す図である。
【図8】 黒面積選択信号と重み付け信号の特性との関係を示す図である。
【図9】 ビット数変換部の入出力特性を示す図である。
【図10】 Vパルス発生部の構成を示す図である。
【図11】 基準値比較部の構成を示す図である。
【図12】 判定信号計数部の構成を示す図である。
【図13】 実施の形態2による基準値比較部の構成を示す図である。
【図14】 白面積比率と判定計数信号との関係を示す図である。
【図15】 黒面積選択信号と重み付け信号の特性との関係を示す図である。
【図16】 ビット数変換部の入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 黒面積検出回路、 2 黒伸長回路、 11 Vパルス発生部、 12 基準値比較部、 13 判定信号計数部、 14 ビット数変換部、 21 ROM、 22 乗算器、 23 減算器、 24 切り替え手段、 25 乗算器、 26 比較器、 27 ORゲート。
Claims (2)
- 映像信号に含まれるデジタル化された輝度信号の黒レベルを補正する映像信号処理装置において、
前記輝度信号の黒レベルを補正するための補正データを格納し、前記輝度信号の値に応じて前記補正データを出力するメモリ手段と、
前記輝度信号から1フィールド内の黒部分の面積を検出し、検出された前記黒部分の面積に基づいて前記補正データによる黒レベルの補正量を制御する重み付け信号を出力する黒面積検出手段と、
前記重み付け信号により重み付けされた前記補正データに基づいて、前記輝度信号の黒レベルを補正する手段とを備え、
前記黒面積検出手段が、
前記輝度信号を基準値と比較し、比較の結果を示す判定信号を出力する基準値比較回路と、
前記判定信号に基づき、1フィールド内に含まれる黒レベル画素または白レベル画素を計数し、計数結果を示す判定計数信号を出力する判定信号計数回路と、
前記判定計数信号を表す複数のビットのうちの特定のビットの値に応じて、第1の定数、第2の定数、前記判定計数信号を表す複数のビットのうちの前記特定のビット以外の上位ビット、及び前記第1の定数から前記判定計数信号を表す複数のビットのうちの前記特定のビット以外の上位のビットを減算した値のうちのいずれかを選択して、前記重み付け信号として出力するビット数変換回路とを備え、
前記補正する手段は、前記重み付け信号と前記メモリ手段の出力とを演算することで、所定の黒面積比率において黒伸長を行なう
ことを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像信号に含まれるデジタル化された輝度信号の黒レベルを補正する映像信号処理方法において、
前記輝度信号の黒レベルを補正するための補正データを前記輝度信号の値に応じて出力するステップと、
前記輝度信号から1フィールド内の黒部分の面積を検出し、検出された前記黒部分の面積に基づいて前記補正データによる黒レベルの補正量を制御する重み付け信号を出力するステップと、
前記重み付け信号により重み付けされた前記補正データに基づいて、前記輝度信号の黒レベルを補正するステップとを含み、
前記黒部分の面積を検出するステップが、
前記輝度信号を基準値と比較し、比較の結果を示す判定信号を出力するステップと、
前記判定信号に基づき、1フィールド内に含まれる黒レベル画素または白レベル画素を計数し、計数結果を示す判定計数信号を出力するステップと、
前記判定計数信号を表す複数のビットのうちの特定のビットの値に応じて、第1の定数、第2の定数、前記判定計数信号を表す複数のビットのうちの前記特定のビット以外の上位ビット、及び前記第1の定数から前記判定計数信号を表す複数のビットのうちの前記特定のビット以外の上位のビットを減算した値のうちのいずれかを選択して、前記重み付け信号として出力するビット数変換ステップとを備え、
前記補正するステップは、前記重み付け信号と前記補正データとを演算することで、所定の黒面積比率において黒伸長を行なう
ことを特徴とする映像信号処理方法。
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