JP3997453B2 - 映像信号処理装置と画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号処理装置と画像表示装置に係り、特に、ディジタル化された映像信号を多階調化された映像信号に変換する映像信号処理装置とディジタル値によって階調表現された画像を表示するに好適な画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像信号に従った画像を表示するディスプレイとして、CRT(Cathode Ray Tube)などのアナログ方式によるディスプレイに代わって、プラズマ、DMD(Digital Micromirror Device)などのディジタル方式によるディスプレイが開発されている。
【0003】
ディジタル方式によるディスプレイにおいては、量子化されたビット数よりも多くの階調を表現するに際して、例えば、特開平5−108033号公報に記載されているように、ディジタル化された映像信号に対して、ある特定な信号パターンを空間的に加算するディザ方式や、ある特定な信号パターンを時間方向に加算するFRC(Frame Rate Control)方式あるいは両者の方式を併用したものが採用されている。
【0004】
ディザ方式とFRC方式を併用した場合、水平、垂直方向の画素に対応した水平、垂直方向の繰り返しパターン(ディザパターン)を時間方向基準信号(フレーム信号)にしたがって順時発生し、発生したディザパターン(ディジタル階調補正信号)をディジタル化された映像信号と加算して、擬似的に多階調化された映像信号を生成し、この映像信号にしたがって画像を表示するようになっている。この方式によれば、8ビットの映像信号に2ビットのディザパターンを付加することで、擬似的に多階調化された8ビットの映像信号を生成することができ、この映像信号にしたがって画像を表示することで、多くの階調で画像を表現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術においては、表示デバイス(表示手段)のガンマ特性については十分に配慮されておらず、画像の明暗によらず、常にディザパターンが映像信号に付加されているため、空間的に付加されたディザパターンが表示されてS/Nが劣化したり、フレームごとに加算されるディザパターンのレベルが時間的に変化することによってフリッカが発生したりすることがある。
【0006】
すなわち、表示デバイスのうちプラズマディスプレイやDMDの場合には、図4の特性(a)に示すように、線形なガンマ特性を示し、CRTの場合には、特性(b)に示すように、2.2乗の曲線に近いガンマ特性を示し、液晶ディスプレイの場合には、特性(c)に示すように、S字の特性を示すようになっている。
【0007】
ここで、各表示デバイスについてみると、ガンマ特性(a)を有するプラズマディスプレイやDMDの場合には、ガンマ特性(b)を有するCRTと比較して、映像信号の入力レベルが小さいときには(暗い領域:領域1)微分利得が大きい(特性カーブの傾きが大きい)ため、階調が粗く見え、映像信号の入力レベルが大きいときには(明るい領域:領域3)、微分利得が小さい(特性曲線の傾きが小さい)ため、階調が細かく見える。また、ガンマ特性(c)を有する液晶デバイスの場合には、映像信号の入力レベルが中間レベルにあるとき(中間の明るさの領域:領域2)で階調が粗く見える。したがって、特性(a)のガンマ特性を有するプラズマディスプレイやDMDに対して、全ての入力レベルでディザやFRCを用いた階調補正を行うと、映像信号の入力レベル(入力振幅)の小さいときには階調補正を行っても弊害は生じないが、入力レベルが大きくなるとディザやFRCによる弊害が生じることになる。
【0008】
本発明の目的は、階調補正に伴って弊害が生じるのを防止することができる映像信号処理装置と画像表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決るための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、ディジタル化された映像信号の入力振幅を検出する入力振幅検出手段と、前記ディジタル化された映像信号に同期してディザパターンに従ったディジタル階調補正信号を発生する階調補正信号発生手段と、前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて前記ディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定に従って前記ディジタル化された映像信号に前記ディジタル階調補正信号を付加して階調の補正された映像信号を出力する映像信号補正手段とを備えてなる映像信号処理装置を構成したものである。
【0010】
前記映像信号処理装置を構成するに際しては、映像信号補正手段を、以下の機能を有するもので構成することができる。
【0011】
(1)前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて前記ディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定により肯定の判定結果を得たときに前記ディジタル化された映像信号に前記ディジタル階調補正信号を付加して階調の補正された映像信号を出力し、前記判定により否定の判定結果を得たときには前記ディジタル化された映像信号をそのまま出力してなる。
【0012】
(2)前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて前記ディジタル階調補正信号に対する重み付けの大きさを判定し、この判定により重み付けされたディジタル階調補正信号に前記ディジタル化された映像信号を付加して階調の補正された映像信号を出力してなる。
【0013】
また、前記映像信号処理手段を構成するに際しては、前記映像信号補正手段の代わりに、以下の要素を付加することができる。
【0014】
前記階調補正信号発生手段の発生によるディジタル階調補正信号を受けこの信号の伝送系を前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて開閉する開閉手段と、前記ディジタル化された映像信号と前記開閉手段の出力信号とを加算して出力する加算手段とを備えてなる。
【0015】
また、前記各映像信号処理装置を構成するに際しては、以下の要素を付加することができる。
(1)前記映像信号補正手段は、前記映像信号の入力振幅に対する判定条件を、前記映像信号補正手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段のガンマ特性に応じて調整してなる。
【0016】
(2)前記開閉手段は、前記映像信号の入力振幅に応じた開閉条件を、前記加算手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段のガンマ特性に応じて調整してなる。
【0017】
また、本発明は、前記いずれかの映像信号処理装置と、前記映像信号補正手段の出力による映像信号にしたがった画像を表示する表示手段あるいは前記加算手段の出力による映像信号にしたがった画像を表示する表示手段を備えてなる画像表示装置を構成したものである。
【0018】
前記した手段によれば、ディジタル化された映像信号の入力振幅に応じてディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定にしたがってディジタル化された映像信号にディジタル階調補正信号を付加して、階調の補正された映像信号を生成するようにしているため、映像信号の全ての入力振幅でディザパターンにしたがった階調補正を行うことがないので、画像のS/Nが劣化したり、画像にフリッカが発生したりするのを防止することができ、階調補正に伴って画像に弊害が生じるのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す映像信号処理装置の全体構成図である。図1において、映像信号処理装置は、複数の入力端子10、12、14、16、ディザパターン発生回路18、入力振幅検出回路20、スイッチ回路22、加算回路24、映像信号出力端子26を備えて構成されており、映像信号出力端子26がプラズマ、DMD、CRT、液晶ディスプレイなどの表示デバイス(表示手段)に接続されるようになっている。
【0020】
入力端子10〜16のうち映像信号入力端子10にはディジタル化された映像信号R、G、Bのうちいずれか一つの映像信号が入力されており(他の2系統については省略)、入力された映像信号が入力振幅検出回路20、加算回路24に入力されている。入力振幅検出回路20は、ディジタル化された映像信号の入力振幅(入力レベル)を検出し、検出出力をスイッチ回路22に出力する入力振幅検出手段として構成されている。
【0021】
一方、基準信号入力端子12〜16のうち基準信号入力端子12には、映像信号入力端子10に入力される映像信号と同期して画面の画素と位置合わせを行うために、映像の水平(H)方向の基準信号が入力され、基準信号入力端子14には、映像の垂直(V)方向の基準信号が入力され、基準信号入力端子16には映像の時間(F)方向の基準信号(フレーム信号)が入力されるようになっており、各基準信号入力端子12〜16はディザパターン発生回路18に接続されている。
【0022】
ディザパターン発生回路18は、例えば、図2に示すように、2×2画素のディザパタンにしたがったディジタル階調補正信号を発生する階調補正信号発生手段として構成されている。すなわちディザパターン発生回路18は、基準信号入力端子12、14に入力される水平、垂直基準信号に応答して、水平、垂直方向の繰り返しディザパターン(2×2画素のディザパターン)にしたがったディジタル階調補正信号をフレーム信号にしたがってフレーム周期ごとに繰り返し発生するようになっている。このディザパターンにしたがったディジタル階調補正信号はスイッチ回路22に入力されるようになっている。
【0023】
スイッチ回路22は、入力振幅検出回路20の検出による映像信号の入力振幅に応じて、ディザパターン発生回路18と加算回路24とを結ぶ伝送系を開閉する開閉手段として、映像信号の入力振幅に応じてディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定にしたがって伝送系を開閉するようになっている。そして映像信号の入力振幅に応じた伝送系の開閉条件は、映像信号出力端子26に接続される表示デバイスのガンマ特性に応じて調整するように構成されている。
【0024】
例えば、映像信号出力端子26に接続される表示デバイスが図4に示すガンマ特性(a)を有するプラズマ、DMDのときには、映像信号の入力レベルが暗い領域(微分利得の大きい領域):領域1に属するときにのみスイッチ回路22がオンになって伝送系を閉じ、それ以外の領域(微分利得の小さい領域):領域2、3ではスイッチ回路22がオフとなって伝送系を開くようになっている。また、ガンマ特性(b)を有するCRTのときには、映像信号の入力レベル(入力振幅)が明るい領域(微分利得の大きい領域):領域3に属するときにのみスイッチ回路22がオンになり、その他の領域(微分利得の小さい領域1、2)に属するときにはスイッチ回路22がオフとなるように開閉条件が調整されるようになっている。さらに、ガンマ特性(c)を有する液晶デバイスのときには、映像信号の入力レベルが領域(微分利得の大きい領域)2に属するときにのみスイッチ回路22がオンとなり、その他の領域(微分利得の小さい領域1、3)に属するときにはスイッチ回路22がオフになるように開閉条件が調整されるようになっている。そしてスイッチ回路22がオンになると、ディザパターン発生回路18からのディジタル階調補正信号が加算回路24に入力され、ここで映像信号入力端子10からの映像信号と加算される。
【0025】
加算回路24は、映像信号入力端子10からの映像信号とスイッチ回路22からのディジタル階調補正信号とを加算する加算手段として構成されている。そして加算回路24からは、スイッチ回路22がオンのときには、ディジタル化された映像信号(8ビット)にディジタル階調補正信号(2ビット)を付加し、階調の補正された映像信号(8ビット)が映像信号出力端子26に出力され、一方、スイッチ回路22がオフのときには映像信号入力端子10からの映像信号がそのままの状態で(階調が0補正された映像信号で)映像信号出力端子26に出力されるようになっている。すなわち、スイッチ回路22、加算回路24は、映像信号入力端子10に入力された映像信号の入力振幅に応じてディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定により肯定の判定結果を得たときにディジタル化された映像信号にディジタル階調補正信号を付加して階調の補正された映像信号を映像信号出力端子26に出力し、前記判定により否定の判定結果を得たときにはディジタル化された映像信号をそのまま映像信号出力端子26に出力する映像信号補正手段として構成されている。
【0026】
上記構成において、図2(d)、(e)に示すディザパターンにしたがったディジタル階調補正信号がフレームごと、例えばNフレーム、N+1フレームごと繰り返し発生すると、水平垂直2×2画素のディサパターンにしたがったディジタル階調補正信号がフレーム周期ごとに順次スイッチ回路22に入力される。ここで、表示デバイスとしてプラズマやDMDを用いているときには、映像信号の入力振幅(入力レベル)が領域1にあるときにスイッチ回路22がオンとなってディジタル階調補正信号が順次加算回路24に入力される。このディジタル階調補正信号が映像信号入力端子10からの映像信号と加算回路24で加算され、加算された信号が映像信号出力端子26を介して表示デバイスに出力されると、表示デバイスの画面上には、図2(c)に示すように、時間方向に平均化された画像が表示される。すなわち、2×2画素のうち白部分が1、黒部分が0を表わすとき、1と0の間の階調は、1/4、2/4、3/4で表わすことができる。この場合、空間的には水平・垂直各2画素合計4画素の平均で階調を表わすことができる。例えば、3/4は4画素中3画素が白であることを表わすことができる。また、時間方向も同一であって、NフレームとN+1フレームの同一画素の平均をとったときに、白黒重なった場合は1/2で表現できるため、水平・垂直各2画素の計4画素の平均で階調を実現することができる。このため、映像信号入力端子10に入力された映像信号にディジタル階調補正信号を付加することで、擬似的に多階調化された映像信号を生成することができる。従って、映像信号の入力振幅が領域1に属し最も階調がなくなる領域に映像信号の入力レベルがあるとき、すなわち映像信号入力端子10に入力された映像信号のみで画像を表示しただけでは十分な階調を表現できないときには、階調の補正された映像信号にしたがった画像を表示デバイスに表示することで、増加した階調で画像を表示することができる。
【0027】
一方、映像信号の入力レベルが他の領域2、3にあるときにはスイッチ回路22がオフとなってディジタル階調補正信号が映像信号入力端子10からの映像信号に付加されないため、ディザパターンの付加に伴ってフリッカが発生したり、ディザパターンが表示されたりするのを防止することができ、階調補正に伴って画像に弊害が生じるのを防止することができる。
【0028】
次に、本発明の第2実施形態を図3にしたがって説明する。
【0029】
本実施形態は、図1に示すスイッチ回路22の代わりに重み付け回路28を設けるとともに、入力振幅検出回路20とは機能の異なる入力振幅検出回路30を設けたものであり、他の構成は図1と同様である。
【0030】
入力振幅検出回路30は、映像信号入力端子10に入力された映像信号の入力振幅を多値で検出し、検出出力を重み付け回路28に出力する入力振幅検出手段として構成されている。重み付け回路28は、入力振幅検出回路30の検出出力、すなわち映像信号の入力振幅に応じてディジタル階調補正信号に対する重み付けの大きさを判定し、この判定結果にしたがった係数K(K=0〜1)をディザパターン発生回路18の出力によるディジタル階調補正信号に掛けて、ディザパターンに重み付けを行うように構成されている。そして係数Kを設定するに際しては、映像信号出力端子26に接続される表示デバイスのガンマ特性に応じて調整することとしている。例えば、表示デバイスとしてプラズマ、DMDを用いるときには、映像信号の入力振幅の大きさが図4の領域1に属するときには、係数Kの値を0より大きく1より小さい値に調整し、映像信号の入力振幅の大きさが領域2、3に属するときには係数Kの値を0に調整するようになっている。他の表示デバイス、CRT、液晶デバイスのときにも、微分利得が大きい領域では係数Kが0より大きく1より小さい値に調整され、微分利得の小さい領域では係数Kが0に調整される。そして重み付け回路28でディジタル階調補正信号に対して重み付けが行われると、重み付けされたディジタル補正階調補正信号と映像信号入力端子10に入力された映像信号とが加算回路24で加算され、階調の補正された映像信号が映像信号出力端子26から出力され、表示デバイスの画面上に階調の補正された画像が表示される。
【0031】
すなわち、本実施形態において、重み付け回路28、加算回路24は、入力振幅検出回路30の検出による映像信号の入力振幅に応じてディジタル階調補正信号に対する重み付けの大きさを判定し、この判定により重み付けされたディジタル階調補正信号に、映像信号入力端子10から入力されたディジタル映像信号を付加して階調の補正された映像信号を出力する映像信号補正手段として構成されている。
【0032】
本実施形態においては、映像信号入力端子10に入力された映像信号の階調だけでは十分な階調表現ができないときにのみ重み付けされたディジタル階調補正信号が映像信号に付加されて階調の補正された映像信号が生成されるため、ディザパターンの付加に伴って画像にフリッカが発生したり、ディザパターンが画像に表示されたりするのを防止することができ、階調補正に伴って画像に弊害が生じるのを防止することができる。
【0033】
前記実施形態においては、映像信号処理装置について述べたが、映像信号出力端子26に表示手段としての表示デバイスを接続することで画像表示装置を構成することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディジタル化された映像信号の入力振幅に応じて映像信号にディジタル階調補正信号を付加して、階調の補正された映像信号を生成するようにしているため、映像信号の全ての入力振幅でディザパターンにしたがった階調補正を行うことがないので、画像のS/Nが劣化したり、画像にフリッカが発生したりするのを防止することができ、階調補正に伴って画像に弊害が生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す映像信号処理装置の全体構成図である。
【図2】ディザとFRCの動作を説明するための図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す映像信号処理装置の全体構成図である。
【図4】表示デバイスのガンマ特性と本発明の動作領域との関係を説明するための図である。
【符号の説明】
10 映像信号入力端子
12 映像の水平方向の基準信号入力端子
14 映像の垂直方向の基準信号入力端子
16 映像の時間方向の基準信号入力端子
18 ディザパターン発生回路
20 入力振幅検出回路
22 スイッチ回路
24 加算回路
26 映像信号出力端子
28 重み付け回路
30 入力振幅検出回路
Claims (7)
- ディジタル化された映像信号の入力振幅を検出する入力振幅検出手段と、前記ディジタル化された映像信号に同期してディザパターンに従ったディジタル階調補正信号を発生する階調補正信号発生手段と、前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて前記ディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定に従って前記ディジタル化された映像信号に前記ディジタル階調補正信号を付加して階調の補正された映像信号を出力する映像信号補正手段とを備えてなる映像信号処理装置において、
前記映像信号補正手段は、前記映像信号の入力振幅に対する判定条件を、前記映像信号補正手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段のガンマ特性に応じて調整してなることを特徴とする映像信号処理装置。 - ディジタル化された映像信号の入力振幅を検出する入力振幅検出手段と、前記ディジタル化された映像信号に同期してディザパターンに従ったディジタル階調補正信号を発生する階調補正信号発生手段と、前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて前記ディジタル階調補正信号の付加の要否を判定し、この判定により肯定の判定結果を得たときに前記ディジタル化された映像信号に前記ディジタル階調補正信号を付加して階調の補正された映像信号を出力し、前記判定により否定の判定結果を得たときには前記ディジタル化された映像信号をそのまま出力する映像信号補正手段とを備えてなる映像信号処理装置において、
前記映像信号補正手段は、前記映像信号の入力振幅に対する判定条件を、前記映像信号補正手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段のガンマ特性に応じて調整してなることを特徴とする映像信号処理装置。 - ディジタル化された映像信号の入力振幅を検出する入力振幅検出手段と、前記ディジタル化された映像信号に同期してディザパターンに従ったディジタル階調補正信号を発生する階調補正信号発生手段と、この階調補正信号発生手段の発生によるディジタル階調補正信号を受けこの信号の伝送系を前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて開閉する開閉手段と、前記ディジタル化された映像信号と前記開閉手段の出力信号とを加算して出力する加算手段とを備えてなる映像信号処理装置。
- ディジタル化された映像信号の入力振幅を検出する入力振幅検出手段と、前記ディジタル化された映像信号に同期してディザパターンに従ったディジタル階調補正信号を発生する階調補正信号発生手段と、前記入力振幅検出手段の検出による映像信号の入力振幅に応じて前記ディジタル階調補正信号に対する重み付けの大きさを判定し、この判定により重み付けされたディジタル階調補正信号に前記ディジタル化された映像信号を付加して階調の補正された映像信号を出力する映像信号補正手段とを備えてなる映像信号処理装置において、
前記映像信号補正手段は、前記映像信号の入力振幅に対する判定条件を、前記映像信号補正手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段のガンマ特性に応じて調整してなることを特徴とする映像信号処理装置。 - 前記開閉手段は、前記映像信号の入力振幅に応じた開閉条件を、前記加算手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段のガンマ特性に応じて調整してなることを特徴とする請求項3記載の映像信号処理装置。
- 請求項1、2または4に記載の映像信号処理装置と、前記映像信号補正手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段とを備えてなる画像表示装置。
- 請求項3または5に記載の映像信号処理装置と、前記加算手段の出力による映像信号に従った画像を表示する表示手段とを備えてなる画像表示装置。
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