JP3842738B2 - ドライブ機構 - Google Patents
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Description
技術分野:
本発明は、独立請求項に発明の上位概念として規定したように、ディスク状記憶媒体用の挿入部を有する形式のドライブ機構に関する。
【0002】
背景技術:
例えばCDプレイヤーとして構成されたドライブ機構はすでに公知であり、該ドライブ機構は、ディスク状記憶媒体用、例えばCD用の挿入部を有している。このような挿入部は通常、少なくとも1本のローラを有するローラ式挿入部として構成されており、該ローラは、再生すべき記憶媒体をドライブ機構内へ引込み或いは該ドライブ機構外へ押出すように働く。
【0003】
発明の開示:
独立請求項の特徴部に記載した構成手段を有する本発明のドライブ機構は、挿入部が、記憶媒体の挿入方向に回転軸線を有する螺条ロッドを備え、かつ該螺条ロッドの螺条溝が、挿入部へ導入された記憶媒体の周縁域と協働して、該記憶媒体を前記螺条ロッドの回転によって回転方向に応じてドライブ機構内へ引込むか又はドライブ機構外へ押出すようにした点を特徴としている。このようにして従来技術に対比して、ディスク状記憶媒体が、記憶データを有する再生域に負荷をかけること無く、記憶媒体の周縁域の側縁のみを介してドライブ機構内へ引込まれ、或いは該ドライブ機構外へ押出されるという利点が得られる。従って、従来技術においてローラによる引込み時又は押出し時に発生するような、ダスト粒子又は汚染粒子による記憶媒体の再生域の損傷が防止され、しかもこのために構造上の高い経費が必要になることもない。
【0004】
独立請求項に記載したドライブ機構の有利な実施形態及び更なる改良は、従属請求項に記載した構成手段によって得られる。
【0005】
螺条溝のリードは、ドライブ機構の内部への記憶媒体の押込み時又はドライブ機構の外部への記憶媒体の押出し時に、螺条ロッドを記憶媒体の周縁域に直接係合させるように、記憶媒体の半径に比例して選ばれているのが特に有利である。このように構成すると、ドライブ機構の内部への押込み時又はドライブ機構の外部への押出し時に、構造的に最低限の経費でディスク状記憶媒体の正確な位置決めが可能になる。それというのは記憶媒体が、その側縁が螺条ロッドの螺条溝に直接接触することに基づいて特定姿勢で位置するからである。更にこのようにすれば係合式の動力伝達が得られる。
【0006】
また雌ねじ山を有する案内エレメントが設けられており、該案内エレメントは螺条ロッドにかぶさって螺合しておりかつ該螺条ロッドの回転によって該螺条ロッドに沿って運動可能であり、前記案内エレメントは、移送すべき記憶媒体の周縁域の一部分を受容する収容部を有しており、該収容部に基づいて記憶媒体が、前記螺条ロッドの回転により前記案内エレメントを介して回転方向に応じてドライブ機構内へ引込まれ、或いは該ドライブ機構から押出されるようになっているのが特に有利である。
【0007】
このようにすれば、ドライブ機構の内部への記憶媒体の押込み時又はドライブ機構の外部への記憶媒体の押出し時に、同じく係合式の動力伝達が可能になる。更にまた、このように構成すると、ドライブ機構の内部への押込み時又はドライブ機構の外部への押出し時に記憶媒体の正確な位置決めも可能になる。それというのは記憶媒体は収容部によって特定姿勢に保つことができるからである。
【0008】
収容部を使用することによって得られる更なる利点は、収容部が適当にずらして案内エレメントに配置されている場合には、記憶媒体の最広幅部位が、螺条ロッドの端部を超えても移動できる点にある。収容部はその場合、ドライブ機構の機器キャップ内へ進入させられ、かつ記憶媒体をドライブ機構から更に押出すことを可能にする。また視点を変えれば記憶媒体は、更に押込むために収容部によって捕捉されるまでに要する行程、つまり使用者が記憶媒体をドライブ機構内へ押込む所要距離が短くなる。従って使用者にとっての操作快適性が高められる。
【0009】
収容部が、該収容部に記憶媒体を位置決めするために、少なくとも1つの第1位置決めエレメントを有している場合には、更なる利点が得られる。このようにすれば、収容部からの記憶媒体の滑落が防止される。
【0010】
少なくとも1つの位置決めエレメントが収容部に回転可能に支承されている場合には、更なる利点が得られる。このように構成すれば、ドライブ機構の内部又は外部へ記憶媒体を移送する際の摩擦力が低減される。記憶媒体が円形周面を有している場合には特に、該記憶媒体は、ドライブ機構の内部又は外部への移送時に回転運動を行い、従って滑り摩擦によってではなく、転がり摩擦によってドライブ機構の内部又は外部へ移送されることになる。
【0011】
案内エレメントが奥行制限エレメントを有しており、該奥行制限エレメントが、ドライブ機構の挿入口から離反した方の収容部の側に、該収容部を超えて記憶媒体の押込むのを阻止するように配置されている場合には、更なる利点が得られる。このように構成すると、記憶媒体が、ドライブ機構内へ過度に深く押込まれることはなく、かつ、収容部によって規定された本来の捕捉位置を超えて奧に達することはない。
【0012】
ドライブ機構は1条の案内レールを有しており、ドライブ機構の内部への記憶媒体の押込み時又はドライブ機構の外部への記憶媒体の押出し時に記憶媒体の周縁域が、螺条ロッドから離反した方の記憶媒体側に沿って、前記案内レール内を案内されているのが特に有利である。このようにすれば、ドライブ機構の内部又は外部への移送時に記憶媒体の直線運動が保証される。
【0013】
更なる利点を得るために、少なくとも1つのばねエレメントが設けられており、該ばねエレメントは、ドライブ機構の内部への記憶媒体の押込み時又はドライブ機構の外部への記憶媒体の押出し時に、案内レールを記憶媒体に螺条ロッドの方に向かって圧着するようになっている。このようにすれば記憶媒体は、案内レールと螺条ロッドもしくは該螺条ロッドに沿ってシフト可能な案内エレメントとによって、特定位置にクランプされる。
【0014】
発明を実施するための最良の形態:
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0015】
図1において符号1は、ディスク状記憶媒体10を再生又は記録するためのドライブ機構である。該ドライブ機構1は例えばCD(コンパクト・ディスク)プレイヤー、MD(ミニ・ディスク)プレイヤー、DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)プレイヤー、CD変換器、MP3プレイヤー( MPEG Layer 3 , MPEG = Motion Picture Expert Group)等々である。その場合ディスク状記憶媒体10は、前記プレイヤーに相応してCD、MD、DVD、MP3ディスクなどである。記憶媒体10は本実施例では、円形周辺を有している。但しこの円形周辺は、本発明を実現するために絶対的に必要不可欠という訳ではない。ドライブ機構1は挿入口85を有し、該挿入口を介して記憶媒体10はドライブ機構1内へ導入され、或いは該ドライブ機構1から押出される。更に該ドライブ機構1は、記憶媒体10の挿入方向25に位置する、従ってドライブ機構1の挿入口85に対して垂直に位置する回転軸線20を有する螺条ロッド15を備えている。該螺条ロッド15の螺条は1つの螺条溝30によって特定されている。螺条ロッド15はモータで駆動可能であり、その場合モータは螺条ロッド15をその回転軸線20を中心として相反する2つの回転方向40に回動することができる。螺条ロッド15は、挿入口85の一端に配置されている。該螺条ロッド15に平行に、かつ挿入口85の他端で前記螺条ロッドに対向して、ドライブ機構1は案内レール90を有している。該案内レール90は、第1のばねエレメント95と第2のばねエレメント100を介して、ドライブ機構1の基体と結合されており、しかも両ばねエレメント95,100は、前記案内レール90を螺条ロッド15へ向かって押圧できるようにするために、案内レール90の、螺条ロッド15から離反した方の側に配置されている。第1のばねエレメント95と第2のばねエレメント100に代えて、ただ1つのばねエレメント或いは3つ以上のばねエレメントを相応の形式で設けることも可能である。しかし少なくとも2つのばねエレメントを使用することによって、両ばねエレメント95,100を、図1に示したように案内レール90の両端に配置した場合には特に、ドライブ機構1内における案内レール90の格別安定した支承が得られる。図1では螺条ロッド15及び案内レール90は、第1のばねエレメント95及び第2のばねエレメント100と相俟って、記憶媒体10用の1つの挿入部5を形成している。
【0016】
螺条ロッド15からの案内レール90の距離は、ほぼ記憶媒体10の幅に等しく、要するに図1に示したように円形周辺を有する記憶媒体10の場合には該記憶媒体10の直径に等しい。記憶媒体10を確実にかつ規定位置でドライブ機構1内へ引込み、或いはドライブ機構1外へ押出せるようにするために、案内レール90と螺条ロッド15との間隔は、記憶媒体10の直径よりも僅かに小である。それ故に挿入口85を介して記憶媒体10をドライブ機構1内へ導入する際、案内レール90は差し当たって螺条ロッド15からやや押し離される。従って記憶媒体10は一側では案内レール90に、他側では螺条ロッド15の螺条溝30に係合する。その場合螺条溝30のリードは、記憶媒体10の半径45に対して、記憶媒体10の周縁域35、要するに記憶媒体10の側縁が螺条溝30の1つのワインディングに直接係合できるように選ばれねばならない。いま螺条ロッド15が回転軸線20を中心として左回りに回動されると、記憶媒体10はその周縁域35を介して螺条ロッド15によってドライブ機構1の内部へ引込まれる。螺条ロッド15に対向した方の側で記憶媒体10の周縁域35は案内レール90内を案内されており、該案内レールは、両ばねエレメント95,100に基づいて記憶媒体10を螺条ロッド15に圧着し、従ってドライブ機構1の規定位置への記憶媒体10の確実な押込みを可能にする。このようにして記憶媒体10はドライブ機構1の記録位置又は再生位置へ正確にもたらされる。ドライブ機構1からの記憶媒体10の押出しは、相応に逆の形式で行われ、しかもこの場合は螺条ロッド15は回転軸線20を中心として右回りに回動される。従って記憶媒体10は、ドライブ機構1内への搬送時又はドライブ機構1からの搬送時に螺条ロッド15によって係合され、しかも案内レール90が記憶媒体10の直線運動を保証する。
【0017】
図2に示した本発明の第2実施例でも、図1と同等の構成エレメントには、同一の符号が付されている。図1に示した第1実施例とは異なって、図2に示した第2実施例では記憶媒体10は、その周縁域もしくはその側縁35が螺条ロッド15に直接係合することによってドライブ機構1内へ搬入又はドライブ機構外へ搬出されるのではなくて、雌ねじ山をもって螺条ロッド15に螺合されていて回転軸線20を中心とする該螺条ロッド15の回動によって螺条ロッド15に沿って運動可能な案内エレメント50を介して記憶媒体10は搬入・搬出されるのである。このために前記案内エレメント50は、記憶媒体10の側縁35の一部分を受容する収容部55を有している。従ってドライブ機構1内又はドライブ機構外への記憶媒体10の搬入・搬出は、記憶媒体10が螺条ロッド15に直接には係合せず、収容部55を介して螺条ロッドに間接的に係合する点を除けば、原理的には、第1実施例の場合と同等の方式で行われる訳である。回転軸線20を中心とする螺条ロッド15の左回り回動によって、案内エレメント50は収容部55と共に、従って記憶媒体10と共にドライブ機構1の内部へ動かされる。回転軸線20を中心とする螺条ロッド15の右回り回動時には、案内エレメント50は収容部55と共に、従って記憶媒体10と共にドライブ機構1の外部へ動かされる。なお図2には、挿入口85を囲む機器キャップ105が図示されている。また図2では案内レール90は機器キャップ105内へ侵入している。ところで収容部55が案内エレメント50に沿って挿入口85寄りにシフトされており、かつ、図2には図示しなかったが、前記案内エレメント50に対して対称的に配置されている場合には、螺条ロッド15に直接係合する場合よりも更に記憶媒体10を挿入口85から押出すことが可能になる。
【0018】
挿入口85寄り方向にずらして案内エレメント50に配置された収容部55は、図3に示した第3実施例に基づいて容易に推考することができる。
【0019】
記憶媒体10を螺条ロッド15に直接係合させる場合には、記憶媒体10の最広幅部位が、螺条ロッド15の、挿入口85寄り端部に到達した時には、押出し動作は終了している。しかしながら挿入口85寄り方向に案内エレメント50に対して相応にずらして収容部55を配置した場合には、記憶媒体10の最広幅部位が、螺条ロッド15の、挿入口85寄り端部を挿入口85の方向に通過しても、記憶媒体10を、なお収容部55及び案内レール90によって搬送することが可能になる。これとは逆に記憶媒体10を押込む場合には、該記憶媒体は、挿入部5もしくは案内レール90及び収容部55によって早期に、しかも記憶媒体10の最広幅部位が、螺条ロッド15の、挿入口85寄り端部を通過する以前に、把持される。従ってドライブ機構1内への導入もしくはドライブ機構1からの取出しが、使用者にとって格別快適になる。
【0020】
収容部55はその場合、ドライブ機構外もしくはドライブ機構内へ記憶媒体10をこのように一層快適に取出しもしくは挿入できるようにするために、収容部55を同じく機器キャップ105内へ移送することも可能である。
【0021】
収容部55は、図2に示した第2実施例では、記憶媒体10の側縁35の一部分を係合式に包囲する、記憶媒体10に対面した1つの凹み60を有するように形成されている。従って該凹み60は円弧状の制限面を有し、該制限面の曲率半径は、記憶媒体10の半径45に等しい。
【0022】
ところで収容部55が、該収容部55に記憶媒体10を位置決めするために少なくとも1つの位置決めエレメントを付加的に有することもできる。このようにすれば記憶媒体10は、ドライブ機構1の内部又は外部への移送時における記憶媒体10の収容部55からの滑落を防止することが可能になる。図2によれば第1位置決めエレメント65及び第3位置決めエレメント75が設けられており、各位置決めエレメントは、収容部55の、記憶媒体10に対面した両端部にそれぞれ配置されている。その場合、両位置決めエレメント65,75は収容部55にばね支承されているので、収容部55内への記憶媒体10の挿入時に両位置決めエレメントは先ずばねを緊縮し、記憶媒体10が収容部55内へもたらされると、次いで案内レール90の方に該記憶媒体を押圧する。両位置決めエレメント65,75によって、かつ案内レール90に記憶媒体10を支承することによって、記憶媒体10は、安定した3点支承で特定位置に保持され、かつドライブ機構1の内部もしくは外部へ移送される。
【0023】
ところで図2の実施例によれば付加的に、少なくとも1つの位置決めエレメントもしくは両位置決めエレメント65,75を、収容部55に沿って回動可能に支承しておくことも可能である。このようにすれば、ドライブ機構1の内部もしくは外部への記憶媒体10の移送時の摩擦力が低下する。案内レール90及び位置決めエレメント65,75における記憶媒体10の滑り摩擦はその場合、転がり摩擦になる。位置決めエレメント65,75は場合によっては、円形周面を有するように形成することもできる。
【0024】
図3に示した第3実施例においても、先行図面に図示したのと同等の構成要素には同一の符号を付した。その場合、図3に示した第3実施例は、搬送メカニズムに関して並びに案内エレメント50と収容部55の使用に関しては、図2に示した第2実施例が基礎となっている。もっとも図3に示した第3実施例では案内エレメント50は、奥行制限エレメント80を付加的に有しており、該奥行制限エレメントは、収容部55の、ドライブ機構1の挿入口85から離反した方の側に配置されている。図3によれば奥行制限エレメント80は、螺条ロッド15及び案内レール90に対して直角に延在するウェブとして形成されており、該ウェブの長さは、螺条ロッド15と案内レール90との間隔の約半分に相当する。図3では奥行制限エレメント80は、前記間隔の半分よりも幾分長い。図3に示した第3実施形態によれば前記奥行制限エレメント80は、案内エレメント50の一端に配置されている。他端には、従って挿入口85の方にずらして、収容部55が案内エレメント50に配置されている。従って収容部55と奥行制限エレメント80との間の間隔は、記憶媒体10の半径45にほぼ相当する。その場合、前記半径45は、螺条ロッド15に被さる案内エレメント50の長さにほぼ等しい。この構成によって、記憶媒体10が収容部55を超えてドライブ機構1の内部へ侵入するのを防止することができる。更なる侵入は、奥行制限エレメント80によってブロックされる。
【0025】
図3によれば奥行制限エレメント80は、該奥行制限エレメント80に沿って記憶媒体10を位置決めするために単数又は複数の位置決めエレメントを有することもできる。図3によれば奥行制限エレメント80はこの場合、案内エレメント50から離反した方の端部に第2位置決めエレメント70を有しており、該第2位置決めエレメントは、図2の第2実施例について説明したのと同様に、記憶媒体10に押圧するために、奥行制限エレメント80にばね支承することができる。図3によればこの場合、収容部55には1つの位置決めエレメントしか配置されていず、つまり第1位置決めエレメント65が、収容部55の、挿入口85寄り端部に配置されている。従って図3に示した第3実施形態では記憶媒体10は、第1位置決めエレメント65と第2位置決めエレメント70と案内レール90とによって、安定した3点支承で保持され、こうして規定の位置でドライブ機構1の内部もしくは外部へ移送される。第2位置決めエレメント70が奥行制限エレメント80に回転可能に支承されており、かつ第1位置決めエレメント65が収容部55に回転可能に支承されている場合には、図2の第2実施例について既に説明した転がり摩擦を、ドライブ機構1の内部又は外部への記憶媒体10の移送時に得ることが可能である。
【0026】
また第2位置決めエレメント70は例えば円形周面を有することもできる。また図3に示した第3実施形態の場合も、第1位置決めエレメント65に加えて、或いは第1位置決めエレメント65とは択一的に、第3位置決めエレメント75を、図2において説明したように、収容部55の、挿入口85から離反した方の端部に配置しておくことも可能である。
【0027】
本発明のドライブ機構1は、構造的に複雑でなく、従ってスペースを節減して構成できるので、例えば自動車に搭載して使用するのに特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のドライブ機構の第1実施形態の概略図である。
【図2】 本発明のドライブ機構の第2実施形態の概略図である。
【図3】 本発明のドライブ機構の第3実施形態の概略図である。
【符号の説明】
1 ドライブ機構、 5 挿入部、 10 ディスク状記憶媒体、 15 螺条ロッド、 20 回転軸線、 25 挿入方向、 30 螺条溝、 35 周縁域もしくは側縁、 40 回転方向、 45 記憶媒体の半径、 50 案内エレメント、 55 収容部、 60 凹み、 65 第1位置決めエレメント、 70 第2位置決めエレメント、 75 第3位置決めエレメント、 80 奥行制限エレメント、 85 挿入口、 90 案内レール、 95 第1のばねエレメント、 100 第2のばねエレメント、 105 機器キャップ
Claims (11)
- ディスク状の記憶媒体(10)用の挿入部(5)を備えた形式のドライブ機構(1)において、挿入部(5)が、記憶媒体(10)の挿入方向(25)に回転軸線(20)を有する螺条ロッド(15)を備え、前記ドライブ機構(1)が1条の案内レール(90)を有しており、ドライブ機構(1)の内部への記憶媒体(10)の押込み時又はドライブ機構(1)の外部への記憶媒体(10)の押出し時に、螺条ロッド(15)から離反した方の記憶媒体(10)の周縁域(35)が前記案内レール(90)内を案内されていて、螺状ロッド(15)の螺条溝(30)が、挿入部(5)へ導入された記憶媒体の周縁域(35)に直接係合して、該記憶媒体(10)を前記螺条ロッド(15)の回転によって回転方向(40)に応じてドライブ機構(1)内へ引込むか又は該ドライブ機構(1)外へ押出すようにしたことを特徴とする、ドライブ機構(1)。
- ディスク状の記憶媒体(10)用の挿入部(5)を備えた形式のドライブ機構(1)において、挿入部(5)が、記憶媒体(10)の挿入方向(25)に回転軸線(20)を有する螺条ロッド(15)を備え、前記ドライブ機構(1)が1条の案内レール(90)を有しており、ドライブ機構(1)の内部への記憶媒体(10)の押込み時又はドライブ機構(1)の外部への記憶媒体(10)の押出し時に、螺条ロッド(15)から離反した方の記憶媒体(10)の周縁域(35)が前記案内レール(90)内を案内されていて、雌ねじ山を有する案内エレメント(50)が設けられており、該案内エレメント(50)が螺条ロッド(15)にかぶさって螺合しておりかつ該螺条ロッド(15)の回転によって該螺条ロッドに沿って運動可能であり、前記案内エレメント(50)が、移送すべき記憶媒体(10)の周縁域(35)の一部分を受容する収容部(55)を有しており、記憶媒体(10)が、前記螺条ロッド(15)の回転により前記可動の案内エレメント(50)を介して回転方向(40)に応じてドライブ機構(1)内へ引込まれ、或いは該ドライブ機構から押出されるようになっていることを特徴とする、ドライブ機構(1)。
- 収容部(55)が、移送すべき記憶媒体(10)に対面した凹み(60)を有し、該凹みが、記憶媒体(10)の周縁域(35)の一部分を形状嵌合式に囲む、請求項2記載のドライブ機構(1)。
- 収容部(55)が、該収容部(55)に記憶媒体(10)を位置決めするために、少なくとも1つの第1位置決めエレメント(65,75)を有している、請求項3記載のドライブ機構(1)。
- 少なくとも1つの第1位置決めエレメント(65,75)が収容部(55)に回転可能に支承されている、請求項4記載のドライブ機構(1)。
- 少なくとも1つの第1位置決めエレメント(65,75)が収容部(55)の一端に配置されている、請求項4又は5記載のドライブ機構(1)。
- 案内エレメント(50)が奥行制限エレメント(80)を有しており、該奥行制限エレメントが、ドライブ機構(1)の挿入口(85)から離反した方の収容部(55)の側に、該収容部(55)を超えて記憶媒体(10)の押込むのを阻止するように配置されている、請求項2から6までのいずれか1項記載のドライブ機構(1)。
- 奥行制限エレメント(80)が、該奥行制限エレメントに記憶媒体(10)を位置決めするために少なくとも1つの第2位置決めエレメント(70)を有している、請求項7記載のドライブ機構(1)。
- 少なくとも1つの第2位置決めエレメント(70)が、奥行制限エレメント(80)に回転可能に支承されている、請求項8記載のドライブ機構(1)。
- 少なくとも1つの第2位置決めエレメント(70)が、奥行制限エレメント(80)の一端に配置されている、請求項8又は9記載のドライブ機構(1)。
- 少なくとも1つのばねエレメント(95,100)が設けられており、該ばねエレメントが、ドライブ機構(1)の内部への記憶媒体(10)の押込み時又はドライブ機構(1)の外部への記憶媒体(10)の押出し時に、案内レール(90)を記憶媒体に螺条ロッド(15)の方に向かって圧着する、請求項1又は2記載のドライブ機構(1)。
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