JP2004103138A - ディスク再生装置 - Google Patents

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Hiroyuki Tanaka
田中 宏幸
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【課題】衛星ギヤと第一・第二移動体との間の動力伝達状態を簡単な構成で維持する。
【解決手段】衛星ギヤ12を支持する支持部材13に係合部30・31を形成し、ピックアップを保持する第一移動体19に、第一移動体の移動軌跡に沿って延在する第一被係合部21を形成し、第一移動体が前記衛星ギヤを介してモータ6により移動されたとき、係合部に第一被係合部を係合させて衛星ギヤと前記第一移動体との間の動力伝達状態を維持した。また、第二移動体24に、第二移動体の移動軌跡に沿って延在する第二被係合部26を設け、第二移動体24が衛星ギヤを介してモータにより移動されたとき、係合部31に第二被係合部26を係合させて衛星ギヤ12と第二移動体24との間の動力伝達状態を維持した。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ピックアップの駆動とディスクの搬送とを共通のモータで行うディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク再生装置では、装置のコストダウンを図るためディスクを交換位置と再生位置の間を搬送するローデングギヤと、ピックアップを保持する保持体を進退移動させる伝達ギヤとに共通のモータの動力を択一的に伝達するようにしている。特開2000−298903号公報に記載されたディスク再生装置では、モータの回転をウォームギヤからウォームホイルに伝え、このウォームホイルの回転をさらに減速させて終端ギヤ18に伝達している。そして、この終端ギヤの周りを回動する切り換えギヤ12を、終端ギヤの回転方向の切換えに応じて一方または他方に回動させて、切り換えギヤ12をギヤ19(伝達ギヤ)とギヤ20(ローディングギヤ)とに択一的に噛合させている。
【0003】
この切り換えギヤ12は、ギヤ20を介してピックアップ送りをするリードスクリュウ10にモータの回転を伝える。ピックアップは、リードスクリュウの回転でディスクの中心と外周との間を進退移動する。そして、ピックアップが移動している間は、モータの回転方向が変わっても切り換えギヤとギヤ20との噛合状態を維持するために、第二のフック部材15と板バネ16とを設けている。また、ディスク再生装置においては、ピックアップの移動を歯車で行う場合、ギヤの噛合いによりバックラッシュをできる限り小さくしてピックアップが勝手に空動しないようにしている。このため上記板バネ16は、切り換えギヤとギヤ20とが噛合う方向に第二フック部材を付勢することで、切り換えギヤとギヤ20との噛合いにおけるバックラッシュを小さくしている。さらに、切り換えギヤがディスクローディングを行うギヤ19噛合って、ディスクローディングが行われている間は、モータの回転方向が変わっても切り換えギヤとギヤ19との噛合状態を維持するために、第一のフック部材13と捻りコイルバネ14とを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の公報に示されたディスク再生装置では、切り換えギヤ12とギヤ19及びギヤ20との噛合状態を維持するために第一・第二フック部材と板バネ及び捻りコイルバネとを設る複雑な構成となっている。また、切り換えギヤとギヤ20との噛合いによるバックラッシュを小さくするために、板バネ16を用いる複雑な構成となっている。本発明は、簡単な構成でギヤの噛合い状態を維持し、ギヤの噛合いによるバックラッシュを小さくできるディスク再生装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスク再生装置は、衛星ギヤを支持する支持部材に係合部を形成し、ピックアップを保持する第一移動体に、第一移動体の移動軌跡に沿って延在する第一被係合部を形成した。そして、第一移動体が前記衛星ギヤを介してモータにより移動されたとき、係合部に第一被係合部を係合させて衛星ギヤと前記第一移動体との間の動力伝達状態を維持した。また、再生位置と交換位置との間においてディスクを適宜搬送するとともにクランパをターンテーブルに対して適宜接離する第二移動体に、第二移動体の移動軌跡に沿って延在する第二被係合部を設け、第二移動体が衛星ギヤを介してモータにより移動されたとき、係合部に第二被係合部を係合させて衛星ギヤと第二移動体との間の動力伝達状態を維持した。
【0006】
本発明ではディスク再生装置に必然的に用いられるピックアップを保持する第一移動体と、再生位置と交換位置との間においてディスクを適宜搬送するとともにクランパをターンテーブルに対して適宜接離する第二移動体とに被係合部を設け、衛星ギヤを支持した支持部材に係合部を設けることで、衛星ギヤと第一・第二移動体との間の動力伝達状態を択一的に維持するようにしてディスク再生装置の構成の簡素化を図っている。また、係合部を支持板の回動先端側に形成することで衛星ギヤと伝達ギヤとのバックラッシュを小さくしている。特に、衛星ギヤの回転軸を、支持板の回動支点と係合部との中間位置より回動支点側に設けると、衛星ギヤと伝達ギヤとのバックラッシュの大きさを、係合部と被係合部との嵌合ギャップの半分以下にすることができる。
【0007】
さらに、第一移動体にストッパ部を形成して、係合部が第二被係合部に係合しているとき、ストッパ部と係合部との当接により第一移動体の移動を禁止するようにすると、第二移動体に衛星ギヤの回転が伝達される状態において、ピックアップをディスク再生開始の位置にロックでき、このロックの解除と同時にディスク再生動作を開始することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のディスク再生装置の第一の実施の形態を図1〜図8で説明する。図1はディスク再生装置の基板1を裏側から見た斜視図で、基板1の中央にはターンテーブルモータ2が取り付けられ、このターンテーブルモータ2に近接した位置から基板1のコーナに向けてピックアップを保持する保持体3がガイド軸4および基板1の折曲片5に、移動自在に支持されている。ターンテーブルモータ2の隣には、保持体3を移動させるモータ6が取り付けられている。このモータ6には出力軸にウォームギヤ7が取付けられ、このウォームギヤ7の先端は、基板1から立設するストッパ8に接している。モータ6の出力軸はウォームギヤ7の先端がストッパ8に接することでスラスト量を小さく規制されている。
【0009】
図2に示すようにウォームギヤ7は大径のウォームホイル9に噛合い、ウォームホイル9は、ほぼ同径の大径ギヤ10に噛合い、この大径ギヤ10には一体に回転する小径の太陽ギヤ11を形成している。この太陽ギヤ11には衛星ギヤ12が常時噛合っていてこの衛星ギヤ12は太陽ギヤ11の支軸を回動支点とする支持板13(支持部材)に取付けられている。衛星ギヤ12の両側には、衛星ギヤ12が太陽ギヤ11の周りを回動したとき択一的に噛合う第一ギヤ14と第二ギヤ15とが配置されている。
【0010】
この第一ギヤ14は第三ギヤ16に常時噛合っていて、第三ギヤ16は第三ギヤに一体形成される第四ギヤ17を第一ラックギヤ18に噛合わせている。この第一ラックギヤ18は、長尺の台座19(第一移動体)に弾性部20を介して取付けられている。そして第一ラックギヤ18は、弾性部20の弾力で歯先を第四ギヤ17に押付けて、第四ギヤ17とのバックラッシュがゼロとなるように取付けられている。この台座19は、保持体3に取付けられており、第一ラックギヤ18が第四ギヤ17の回転を受けて移動すると、第四ギヤ17の回転方向に応じて保持体3を進退移動させる。また、この台座19には第一ラックギヤ18と平行な細長い第一溝21(第一被係合部)が基板1に対向する面に形成されている。
【0011】
第二ギヤ15は、小径の第五ギヤ22を一体に形成し、この第五ギヤ22に小径の第六ギヤ23が噛合っている。この第六ギヤ23は基板1の側面に進退移動自在に取付けられたラック板24(第二移動体)の第二ラック25に噛合っている。ラック板24は第六ギヤ23の回転方向に応じて基板1の側面を進退移動し、ディスクの搬送やクランプの動作を行わせる。このラック板24には基板1に対向する面にラック板24の移動方向に平行な細長い第二溝26(第二被係合部)が形成されている。
【0012】
図3に示すように支持板13には太陽ギヤ11の支軸27に嵌合する軸孔28と、衛星ギヤ12を支持する支持軸29と、一端側に第一溝21に嵌合する第一突起30(係合部)と、他端側に第二溝26に嵌合する第二突起31(係合部)が形成されている。そして、軸孔28の中心と支持軸29の中心との距離を、軸孔28から第一突起30までの距離の半分の長さより短い長さに設定している。すなわち、第一突起30の回動量は衛星ギヤ12の回動量の二倍以上に設定されている。そして、第一突起30が第一溝21に嵌合したとき、衛星ギヤ12が第一ギヤ14に噛合った状態に保持され、第二突起31が第二溝26に嵌合したとき、衛星ギヤ12が第二ギヤ15に噛合った状態に保持される。また、支持軸28には圧縮コイルバネ32が装着され、圧縮コイルバネ32は支持軸29に衛星ギヤ12が取付けられるときに圧縮され、この反発力で衛星ギヤ12の回転に回転抵抗を与える。
【0013】
前記台座19には、保持体3がターンテーブルモータ2に接近し再生開始位置にあって、衛星ギヤ12が第二ギヤ15に噛合っているとき、第一突起30に対峙して保持体3の再生方向への移動を阻止する阻止片33(ストッパ部)が設けられている。この阻止片33は、第一突起30と共同してピックアップをディスク再生時以外のときは再生開始位置に保持させる。
【0014】
本発明の実施の形態において、ウォームギヤ7がストッパ8によりスラスト方向の移動が規制され、ウォームギヤとウォームホイル9の噛合いによるバックラシュは最小の値に設定される。またウォームホイル9と大径ギヤ10及び第一ギヤ14と第三16ギヤも、回転軸が基板1に固定されるのでバックラシュは最小の値に設定できる。また、太陽ギヤ11と衛星ギヤ12との噛合いも双方のギヤの回転軸の中心が平らな支持板に設けられるので、バックラッシュは最小の値に設定できる。しかし、衛星ギヤ12と第一ギヤ14との噛合いは、衛星ギヤ12が回動自在に支持されていることから、太陽ギヤ11が衛星ギヤ12を第一ギヤ14から引き離す方向に回転するときは、衛星ギヤ12が第一ギヤ14から離反しようとするのでバックラッシュ量が増加する。
【0015】
ところが、本発明では第一突起30の回動量の大きさは、衛星ギヤ12の回動量の大きさの二倍以上に設定されていることから、上記離反による衛星ギヤ12と第一ギヤ14とのバックラッシュの大きさは、第一溝21と第一突起30の嵌合隙間の半分以下に規制することができる。例えば第一突起30と第二溝21との嵌合の余裕が0.1ミリであったとすると、衛星ギヤ12と第一ギヤ14とのバックラッシュの大きさは0.05ミリ以下となり、充分に小さく規制することができる。
【0016】
図4はディスクを搬送する機構を示す平面図で基板1の上面には、挿入口41から挿入されるディスクの外周に回動先端を押されて支点42を中心にして回動する押戻しレバー43、この押戻しレバー43のカム溝44に係合して支点45を中心に回動する押込みレバー46、図示しないターンテーブルの真上に位置するクランパ47を基板1の面に対して昇降支持するクランパ支持板48、ディスクを案内する直線ガイド49、さらにディスクをターンテーブルとクランパ47との間に案内するガイド板50が配置されている。押戻しレバー43には、押戻しレバー43がディスクに押されて所定量回動したときラック板24に形成される第三ラック51に噛合う円弧ギヤ52が形成されている。また押込みレバー46には、押戻しレバー43の回動に伴って押込みレバー46が支点45を中心に時計方向に回動するとき、ディスクの外周に当接してディスクを挿入口41からターンテーブルの上に押し込む押込み片53が形成されている。また、ラック板24にはクランパ支持板48の接片54に係合する階段カム55が形成されており、ラック24板が図中挿入口方向に移動すると階段カム55はクランパ47を基板1の面に接近させるようにクランパ支持板48を回動させる。
【0017】
図5から図8に亘ってモータ6の回転を、ディスクを搬送する状態からピックアップを駆動する状態に切換える過程を説明する。図5はモータ6の回転がディスクを搬送する状態を示している。このとき支持板13の第二突起31は第二溝26に嵌合しており、衛星ギヤ12は第二ギヤ15に噛合いの状態を維持されている。一方、第一突起30は第一溝21から大きく離れた位置にあり、阻止片33に対峙している。そして、保持体3がディスクの外周方向に向かって移動しようとすると、阻止片33が第一突起30に当接して保持体3の移動を禁止している。このため保持体3は、阻止片33によりディスク再生時以外はディスクの再生開始位置からの移動を規制されている。
【0018】
そして、ディスクが挿入口41に挿入されて押戻しレバー43の円弧ギヤ52がラック板24の第三ラック51に噛合うとき、図示しないスイッチがモータ6を起動させる。するとモータ6は、ウォームホイル9は図中反時計方向に回転させる。そして大径ギヤ10及び太陽ギヤ11は時計方向に回転し、衛星ギヤ12を第二ギヤ15から引き離す方向に回転する。しかし、第二突起31と第二溝26とが嵌合していることで、衛星ギヤ12は第二ギヤ15に噛合いの状態を維持される。そして衛星ギヤ12の回転は、第五・第六ギヤ22、23を介してラック板24に伝達されてラック板24は右方へと移動を開始する。このラック板24の移動で、ディスクは押戻しレバー43と押込みレバー46とが回動することにより、ターンテーブルの上の再生位置に搬送される。またラック板24の移動で、階段カム55がクランパ47を基板1の上面に接近させてクランパ47がディスクをターンテーブルに挟持する。
【0019】
図6に示すように、ラック板24は右方への移動終端で第二突起31を第二溝26から離脱させる。すると衛星ギヤ12は、図7に示すように太陽ギヤ11の回転を受けて支持板13とともに時計方向に回動し、第一ギヤ14に噛合って第一ギヤ14を時計方向に回転させる。また、この支持板13の回動で第一突起30は第一溝21の移動軌跡内に移動する。一方、第一ギヤ14に噛合う第三ギヤ16は反時計方向に向けて回転し、第一ラックギヤ18を介して保持体3をディスクの外周方向に移動させる。この第一ラックギヤ18の移動で第一溝21は、図8に示すように第一突起30に嵌合して衛星ギヤ12と第一ギヤ14との噛合い状態を維持する。衛星ギヤ12は、太陽ギヤ11が時計方向に回転するとき、第一ギヤ14に当接する方向に太陽ギヤ11の回転力で付勢され、バックラシュがゼロの状態で第一ギヤ14に噛合っている。このとき保持体3はディスクの外周方向に向かう通常の再生動作を行っている。
【0020】
このディスクの再生が行われているときにリピートの操作が行なわれると、モータ6が逆転して保持体3がターンテーブルモータ2の方向に移動を開始する。このモータ6の逆転を受けて太陽ギヤ11が反時計方向に回転すると、衛星ギヤ12は第一ギヤ14から離れる方向の付勢力を太陽ギヤ11から受取る。しかし、第一突起30が第一溝21に嵌合しているため、衛星ギヤ12は第一突起30と第一溝21との嵌合の余裕の半分以下しか反時計方向に回動できない。また、衛星ギヤ12と第一ギヤ14とのバックラッシュの増加は小さな値に抑えられる。この結果、保持体が曲の先頭を検出して再生を開始するためモータが正転すると、直ちにピックアップをディスク再生方向への移動を開始させることができる。
【0021】
図9は第二被係合部の第二の実施形態を示し、第一の実施の形態と同一の部材は同一の符号を使って説明している。図9は、ディスクを搬送する機構を示しており、基板1の上面には、挿入口41に挿入されるディスクに押されて回動する押戻しレバー61と、第一の実施形態と同じ押込みレバー46、クランパ47を基板1の面に対して昇降支持するクランパ支持板48、ディスクを案内する直線ガイド49、さらにディスクをターンテーブルとクランパとの間に案内するガイド板50が配置されている。そして、押込みレバー46には、押込みレバー46が支点45を中心に時計方向に回動するとき、ディスクの外周に当接してディスクを挿入口41からターンテーブルの上に押し込む押込み片53が形成されている。
【0022】
この第二の実施形態に示される押戻しレバー61(第二移動体)には、押戻しレバー61がディスクに押されて所定量回動したときラック板24に形成される第三ラック51に噛合う円弧ギヤ52と、支持板13の第二突起31に係合する円弧カム62(第二被係合部)とが形成されている。この円弧カム62は、ディスクが押戻しレバー61と押込みレバー46とによりターンテーブル上に送り込まれ、さらにディスクがクランパによりターンテーブルに挟持されたとき第二突起31との係合が外れて支持板13の回動規制を解除するように形成されている。このように第二移動体及び第二被係合部を回動自在な押戻しレバーに形成しても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明のディスク再生装置は、衛星ギヤ12を支持する支持部材13に係合部30・31を形成し、ピックアップを保持する第一移動体19に、第一移動体の移動軌跡に沿って延在する第一被係合部21を形成した。そして、第一移動体が前記衛星ギヤを介してモータ6により移動されたとき、係合部に第一被係合部を係合させて衛星ギヤと前記第一移動体との間の動力伝達状態を維持した。また、再生位置と交換位置との間においてディスクを適宜搬送するとともにクランパをターンテーブルに対して適宜接離する第二移動体24に、第二移動体の移動軌跡に沿って延在する第二被係合部26を設け、第二移動体24が衛星ギヤを介してモータにより移動されたとき、係合部31に第二被係合部26を係合させて衛星ギヤ12と第二移動体24との間の動力伝達状態を維持した。本発明ではディスク再生装置に必然的に用いられるピックアップを保持する第一移動体と、再生位置と交換位置との間においてディスクを適宜搬送するとともにクランパをターンテーブルに対して適宜接離する第二移動体とに被係合部を設け、衛星ギヤを支持した支持部材に係合部を設けることで、衛星ギヤと第一・第二移動体との間の動力伝達状態を択一的に維持するようにしてディスク再生装置の構成の簡素化を図っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態を示すディスク再生装置を基板の裏側から見た斜視図。
【図2】ディスク再生装置を上面側から基板を透して見た平面図。
【図3】支持部材の詳細を示す斜視図。
【図4】第一の実施の形態によるディスク再生装置を基板の上面から見た示す平面図。
【図5】ディスクが搬送されるときのモータの回転伝達状態を示す図。
【図6】ディスクの搬送が終了したときの状態を示す図。
【図7】モータの回転がピックアップに伝達されたときの状態を示す図。
【図8】ピックアップが移動した状態を示す図。
【図9】第二の実施の形態によるディスク再生装置を示す平面図。
【符号の説明】
3    保持体
6    モータ
11    太陽ギヤ
12    衛星ギヤ
13    支持板(支持部材)
19    台座(第一移動体)
21    第一溝(第一被係合部)
24    ラック板(第二移動体)
26    第二溝(第二被係合部)
30    第一突起(係合部)
31    第二突起(係合部)
28    回動支点
33    ストッパ部
47    クランパ
61    押戻しレバー(第二移動体)
62    円弧カム(第二被係合部)

Claims (3)

  1. モータ(6)により回転駆動される太陽ギヤ(11)と、この太陽ギヤの中心を軸にして回動自在に支持された支持部材(13)と、この支持部材に回転自在に支持されて太陽ギヤに噛合する衛星ギヤ(12)と、ピックアップを保持して往復移動する第一移動体(18)と、再生位置と交換位置との間においてディスクを適宜搬送するとともにクランパをターンテーブルに対して適宜接離する第二移動体(24)(61)とを具備し、前記衛星ギヤを介してモータの動力を第一移動体および第二移動体に択一的に伝達するようにしたディスク再生装置において、
    前記支持部材に係合部(30)(31)を設け、
    前記第一移動体に、第一移動体の移動軌跡に沿って延在する第一被係合部(21)を設け、
    前記第二移動体に、第二移動体の移動軌跡に沿って延在する第二被係合部(26)を設け、
    第一移動体が前記衛星ギヤを介してモータにより移動されたとき、前記係合部に第一被係合部を係合させて衛星ギヤと前記第一移動体との間の動力伝達状態を維持し、
    第二移動体が前記衛星ギヤを介してモータにより移動されたとき、前記係合部に第二被係合部を係合させて衛星ギヤと前記第二移動体との間の動力伝達状態を維持し、
    前記モータの回転方向に応じて衛星ギヤを一方または他方に回動させてモータの動力を第一移動体及び第二移動体に択一的に伝達したことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 前記第一移動体はストッパ部(33)を有し、前記係合部が第二被係合部に係合しているとき、ストッパ部と前記係合部との当接により第一移動体の移動を禁止することを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 前記衛星ギヤの回転軸(29)を、該支持部材の回動支点(28)と係合部(30)との間の距離の半分より、回動支点側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
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