JP2001035065A - ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの着脱を容易に行い、かつディスク
の保持を確実に行なう。 【解決手段】 ディスク２をターンテーブル３上に保
持、解除するためのディスク保持機構８と、ディスク着
脱のためにピックアップ５の移動に追従してディスク保
持機構８を保持または保持解除させる単一の動力伝達部
材７とを備え、動力伝達部材７が、ピックアップ５がデ
ィスク２の中心側に移動した時に、ディスク保持機構８
を保持させてディスク２を保持させるとともに、ピック
アップ５の移動を妨げないようにその移動経路から退避
する。また、ディスク２の保持、解除のための可動式の
複数の突起部材１１の各々にばねを掛け、十分な保持力
でディスク２をターンテーブル３上に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンパクト
ディスク等の再生を行なうディスク再生装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の公知のディスク再生装置
としては、手動あるいはディスク着脱機構により、ディ
スク中心孔をターンテーブル嵌合部に合わせて強制的に
押圧することにより、複数の突起部材がディスク中心孔
の縁部に係合し付勢してディスクをターンテーブルに保
持するとともに、ディスクに外力を加えて強制的に脱着
するものや、ターンテーブル上にディスクを保持し解除
する可動式の複数の突起部材に一本のばねを掛け、その
ばね力にてディスクを保持するもの等があり、かかる従
来技術の一例としては特開平１０−２６９７２２号に記
載されているものが知られている。

【０００３】以下、図５、図６を参照して、特開平１０
−２６９７２２号に記載されている従来のディスク再生
装置のディスクドライブユニットについて説明する。

【０００４】図５（ａ）はディスクドライブユニットの
平面図、（ｂ）はその側面図、図６は図５におけるディ
スク保持機構の詳細な構成を示す図であり、（ａ）はデ
ィスク保持前の待機状態（突起部材後退）を示す平面
図、（ｂ）は図６（ａ）に示すディスク保持機構のＡ−
Ａ断面図である。

【０００５】図５において、ディスクドライブユニット
１５は、ディスク１６を搭載するターンテーブル１７
と、ターンテーブル駆動用モータ２６と、ディスク１６
の書込再生を行うピックアップ１８と、ピックアップ１
８を駆動させるためのリードスクリュー２７とにより構
成されている。

【０００６】また、ディスクドライブユニット１５は、
ピックアップ１８の移動または動力をターンテーブル１
７に伝達する動力伝達機構１９と、ターンテーブル１７
上に搭載したディスク１６をターンテーブル１７上に保
持するディスク保持機構２０と、ディスク保持の時とデ
ィスク装着脱の時とで動力伝達機構１９の動作を切り替
える動作切り替え機構２１と、これら各構成部を搭載す
るベース２２とにより構成される。

【０００７】また、図６において、ディスク保持機構２
０は、ターンテーブル１７と、回転することによりター
ンテーブル１７の放射方向（内周または外周方向）に突
起部材２３を進行させてディスク１６を保持するカム部
材２４と、常にカム部材２４に対し時計回り方向に付勢
するばね２５と、ターンテーブル１７上に搭載したディ
スク１６の中心孔内縁部に対し外周方向に押圧してディ
スク１６を保持する突起部材２３とにより構成される。

【０００８】次に、図５、図６を参照して、上記従来の
ディスクドライブユニットの動作について説明する。ピ
ックアップ１８がディスク１６の内周方向に移動する
と、動力伝達機構１９がカム部材２４を時計回り方向に
回転して突起部材２３を進行させ、ディスク１６を保持
することができる。また、ピックアップ１８が外周方向
に移動すると、動力伝達機構１９がカム部材２４を反時
計回り方向に回転して突起部材２３を後退させ、ディス
ク１６の保持を解除することができる。またディスクの
再生書込み状態においては、動作切り替え機構２１にて
動力伝達機構１９はピックアップ１８の移動通路から退
避することができる。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、また、
上記従来の構成では、ピックアップの移動通路から動力
伝達機構１９を退避させるため、動作切り替え機構２１
が必要で部品点数が増大するという問題があった。ま
た、上記従来の構成では、ディスクを保持するための複
数の突起部材に対して一本のばね２５しか掛かっていな
いため、ディスクの保持力が不十分であるという間題が
あった。

【００１０】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、十分な保持力でディスクを確実に保
持し、かつ提供するものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明のディスク再生装
置は、ターンテーブル上に保持されたディスクの半径方
向に移動して前記ディスクに対する記録または再生を行
うピックアップと、前記ターンテーブルの中心部に設け
られて、前記ディスクを前記ターンテーブル上に保持ま
たは保持解除するディスク保持機構と、前記ピックアッ
プの移動に追従して前記ディスク保持機構を保持または
保持解除させる単一の動力伝達部材とを備え、前記動力
伝達部材が、前記ピックアップが前記ディスクの中心側
に移動した時に、前記ディスク保持機構を保持させる手
段と、前記動力伝達部材を前記ピックアップの移動経路
から退避させる手段とを備えた構成を有している。この
構成により、複雑なメカニズムを必要とせず、部品点数
の少ないディスク再生装置を実現できることとなる。

【００１２】また、本発明のディスク再生装置は、前記
動力伝達部材が、前記ピックアップが前記ディスクの中
心側に移動した時に前記ピックアップと係合して前記動
力伝達部材を同方向に移動させる第１のピックアップ係
合部と、前記第１のピックアップ係合部とは離れた位置
に設けられて、前記ピックアップが前記ディスクの中心
側に移動した時に前記ピックアップと係合する位置から
離間して前記ピックアップの移動経路から退避する第２
のピックアップ係合部と、前記退避した第２のピックア
ップ係合部をその退避した状態に保持しておく付勢部材
と、前記ピックアップが前記ディスクの外周側に移動し
た時に前記ターンテーブルに接触して前記ターンテーブ
ルの回転を停止させるとともに、前記ピックアップが前
記ディスクの中心側に移動した時には前記ターンテーブ
ルの回転停止を解除する回転規制手段とを備えた構成を
有している。この構成により、ピックアップの内周方向
への移動かまたは外周方向への移動を伝達する動力伝達
部材の動作を受けてターンテーブルの回転を規制すると
ともに、ディスクをターンテーブル上に装着後、ディス
クの再生書込み可能状態において動力伝達部材の一端を
付勢して、特別な動作切り換え機構を用いずに、動力伝
達部材をピックアップの移動経路から退避することがで
きることとなる。

【００１３】また、本発明のディスク再生装置は、前記
付勢手段と回転規制手段とが一体に形成されたばね部材
であることを特徴とするものであり、構成を簡単にする
ことができることとなる。

【００１４】また、本発明のディスク再生装置は、前記
ディスク保持機構が、前記ターンテーブル上に載置され
たディスクの中央孔周縁に係合する複数の突起部材と、
前記複数の突起部材を前記ディスク中央孔周縁に対して
離間させる手段と、前記複数の突起部材のそれぞれに設
けられて、前記各突起部材を前記ディスク中央孔周縁に
押圧付勢する複数のばね部材を備えた構成を有してい
る。この構成により、複数の突起部材に突起部材相当数
のばねを掛けることにより十分な保持力でディスクをタ
ーンテーブル上に保持することができることとなる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図１から図４に基づき、本
発明の実施の形態を詳細に説明する。図１は本発明の実
施の形態における再生装置のディスクドライブユニット
のディスク保持前の待機状態での構成を示す概略図であ
って、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図、図２は図１に
おけるディスク保持機構の詳細な構成を示す図であり、
（ａ）はディスク保持前の待機状態（突起部材後退）を
示す平面図、（ｂ）は図２（ａ）に示すディスク保持機
構のＡ−Ａ断面図、図３はディスクドライブユニットの
ディスク保持後のディスク再生状態での構成を示す概略
図であって、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図、図４は
図３におけるディスク保持機構の詳細な構成を示す図で
あり、（ａ）はディスクを保持してディスク再生状態
（突起部材進行）にあるディスク保持機構の平面図、
（ｂ）は図４（ａ）に示すディスク保持機構のＡ−Ａ断
面図である。

【００１６】以下、本発明の実施の形態におけるディス
ク再生装置の構成を詳細に説明する。まず、図１および
図３の（ａ）および（ｂ）において、ディスクドライブ
ユニット１は、ディスク２を搭載するターンテーブル３
と、ターンテーブル駆動用モータ４と、ディスク２の書
込み再生を行なうピックアップ５と、ピックアップ５を
駆動させるためのリードスクリュー６とにより構成され
ている。

【００１７】また、ディスクドライブユニット１は、デ
ィスク装説着のための第１のピックアップ係合部７Ｃお
よび第２のピックアップ係合部７Ｂを有する単一の動力
伝達部材７と、ターンテーブル３上に搭載したディスク
２をターンテーブル３上に装着するディスク保持機構８
と、ディスク保持の際、ターンテーブル３の回転を規制
し、なおかつ動力伝達部材７を常にディスクドライブユ
ニット１の外側（図１では下側）に付勢するばねからな
る付勢部材９と、これら各構成部を搭載するベース１０
とにより構成される。動力伝達部材７は、１枚の板金で
形成することができる。

【００１８】次に、図２の（ａ）および（ｂ）と図４の
（ａ）および（ｂ）とを参照して、図１および図３に示
すディスクドライブユニット１のディスク保持機構８の
構成について詳細に説明する。同図において、ディスク
保持機構８は、ターンテーブル３と、回転することによ
りターンテーブル３の放射方向（内周または外周方向）
に複数個の突起部材１１を進行させてディスク２を保持
するカム部材１２と、常に突起部材１１に対し時計回り
方向に付勢する突起部材１１相当数のばね１３と、ター
ンテーブル３上に搭載したディスク２の中心孔内縁部に
対し、外周方向に押圧してディスク２を保持する複数個
の突起部材１１とにより構成されている。

【００１９】次に、上記のように構成されたディスク再
生装置の動作について説明する。まず、初めに、ディス
ク保持前の待機状態からディスクの再生を行なうディス
ク保持状態までの動作について説明する。図１は待機状
態を示しており、ピックアップ５はディスク２の外周側
に待機している。その際、図１に示すように、動力伝達
部材７のピックアップ係合部７Ｂは、ピックアップ５の
突起５Ａに係合して、図の右方向へ移動してそこに待機
している。その際、付勢部材９のターンテーブル回転規
制部９Ａが、ターンテーブル３に圧接してその回転を規
制するとともに、動力伝達部材７の動力出力部７Ａに設
けられたラック１４が、カム部材１２を反時計回り方向
に回転させた状態で、ディスクの装着および取り外しを
可能にする。

【００２０】このように、ターンテーブル３の回転を規
制して動かないようにしておき、動力伝達部材７の動力
出力部７Ａに設けられたラック１４がカム部材１２をタ
ーンテーブル３に対し反時計回り方向に回転させること
により、突起部材１１のガイドピン１１Ａがカム部材１
２のカム溝１２Ａに沿つてターンテーブル３の中心方向
に引き寄せられ、突起部材１１を中心方向に後退させて
ディスク外周方向への進出を規制する。この状態におい
て、ディスク２の中心孔内縁部をターンテーブル３に設
けたディスク位置決め部３Ａに嵌合させて、ディスク２
をターンテーブル３上に載置することができる。

【００２１】次に、図示しない感知手段により、ディス
ク２がターンテーブル３上に載置されたことを感知する
と、リードスクリュー６が正転して、ピックアップ５が
ディスク２の内周方向へ移動する。するとピックアップ
５に設けた突起５Ｂが、動力伝達部材７に設けたピック
アップ係合部７Ｃに係合して、そこにピックアップ５の
駆動力を付与することにより、ベース１０のガイドピン
１０Ａおよび１０Ｂが動力伝達部材７に設けられた長孔
７Ｄおよび７Ｅをガイドとして、動力伝達部材７を図１
の左方向に移動させる。

【００２２】動力伝達部材７の動作を受けて、動力出力
部７Ａに設けられたラック１４がカム部材１２を時計回
り方向に回転させながら左方向に移動し、カム部材１２
との拘束が解かれる。カム部材１２が時計回り方向に回
転すると、突起部材１１に設けたガイドピン１１Ａは、
カム部材１２のカム溝１２Ａをガイドとして摺動し、突
起部材１１は、ターンテーブル３のディスク位置決め部
３Ａの外周方向に放射状に力が与えられ、ディスク位置
決め部３Ａから外周方向に進出する。そこで、突起部材
１１が、突起部材１１相当数のばね１３により時計回り
方向に付勢されてディスク２の中心孔内縁部に係合し、
ディスク２をターンテーブル３に装着保持する。

【００２３】さらに、ピックアップ５がディスク２の内
周方向に移動すると、動力伝達部材７により付勢部材９
のターンテーブル回転規制部９Ａが下方向に押圧され、
ターンテーブル３の回転規制が解かれるとともに、動力
伝達部材７は、付勢部材９により常にディスクドライブ
ユニット１の外側に付勢されているため、動力伝達部材
７に設けられたピックアップ係合部７Ｂが、ベース１０
に設けられたガイドピン１０Ａを中心にベース１０の切
り欠き部１０Ｃに回転して係合する。これにより、動力
伝達部材７に設けられたピックアップ係合部７Ｂは、ピ
ックアップ５の突起５Ａの移動経路から退避し、ディス
ク２の再生書込みが可能となる。

【００２４】また、ディスク２の保持を解除するとき
は、動力伝達部材７の曲げ部７Ｆを外部からディスクド
ライブユニット１の内側に押し、動力伝達部材７に設け
られたピックアップ係合部７Ｂを、ピックアップ５の突
起５Ａの移動経路内に移動させることにより、動力伝達
部材７が、リードスクリュー６の逆転により後退するピ
ックアップ５の駆動力を受けてディスク２の外周方向に
移動した時に、付勢部材９のターンテーブル回転規制部
９Ａが、ターンテーブル３の回転を規制するとともに、
動力伝達部材７の動力出力部７Ａに設けられたラック１
４が、カム部材１２を反時計回り方向に回転し保持し
て、突起部材１１を後退させ、ディスク２の保持を解除
する。これにより、ディスク保持機構８は図２の状態に
戻る。

【００２５】このように、本実施の形態によれば、ディ
スクを保持するための可動式である複数の突起部材に突
起部材相当数のばねをかけるため、十分な保持力でディ
スクをターンテーブル上に保持することができる。ま
た、ディスクの再生書込み状態において動作切り替え機
構を必要とせず、ピックアップの移動経路から容易に動
力入力部材を退避することができる。

【００２６】なお、上記実施の形態では、本発明をディ
スク再生装置として説明したが、記録、再生ともにでき
るディスク記録再生装置に対して本発明を適用してもよ
いことは勿論である。

【００２７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ターン
テーブル上に保持されたディスクの半径方向に移動して
前記ディスクに対する再生を行うピックアップと、前記
ターンテーブルの中心部に設けられて、前記ディスクを
前記ターンテーブル上に保持または保持解除するディス
ク保持機構と、前記ピックアップの移動に追従して前記
ディスク保持機構を保持または保持解除させる単一の動
力伝達部材とを備え、前記動力伝達部材が、前記ピック
アップが前記ディスクの中心側に移動した時に、前記デ
ィスク保持機構を保持させる手段と、前記動力伝達部材
を前記ピックアップの移動経路から退避させる手段とを
備えているので、特別な動作切り換え機構を用いずに動
力伝達部材をピックアップの移動経路から退避すること
ができ、さらにディスクを確実に保持できるという効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態におけるディスク再生装置
ドライブユニットのディスク保持前の待機状態での構成
を示す概略図であり、 （ａ）は平面図 （ｂ）は側面図

【図２】本発明の実施の形態におけるディスク保持機構
の詳細な構成を示す図であり、 （ａ）はディスク保持前の待機状態（突起部材後退）を
示す平面図 （ｂ）は（ａ）に示すディスク保持機構のＡ−Ａ断面図

【図３】本発明の実施の形態におけるディスク再生装置
ドライブユニットのディスク保持後のディスク再生状態
での構成を示す概略図であり、 （ａ）は平面図 （ｂ）は側面図

【図４】本発明の実施の形態におけるディスク保持機構
の詳細な構成を示す図であり、 （ａ）はディスクを保持してディスク再生状態（突起部
材進行）にあるディスク保持機構の平面図 （ｂ）は（ａ）に示すディスク保持機構のＡ−Ａ断面図

【図５】従来のディスク再生装置ドライブユニットの構
成を示す概略図であり、 （ａ）は平面図 （ｂ）は側面図

【図６】従来例におけるディスク保持機構の詳細な構成
を示す図であり、 （ａ）はディスク保持前の待機状態（突起部材後退）を
示す平面図 （ｂ）は（ａ）に示すディスク保持機構のＡ−Ａ断面図

【符号の説明】

１、１５ ディスク再生装置のドライブユニット ２、１６ ディスク ３、１７ ターンテーブル ３Ａ ディスク位置決め部 ４、２６ ターンテーブル駆動用モータ ５、１８ ピックアップ ５Ａ、５Ｂ 突起 ６、２７ リードスクリュー ７ 動力伝達部材 ７Ａ 動力出力部 ７Ｃ 第１のピックアップ係合部 ７Ｂ 第２のピックアップ係合部 ７Ｄ、７Ｅ 長孔 ８、２０ ディスク保持機構 ９ 付勢部材（回転規制手段兼用） ９Ａ ターンテーブル回転規制部 １０、２２ ベース １０Ａ、１０Ｂ ガイドピン １１、２３ 突起部材 １１Ａ ガイドピン １２、２４ カム部材 １２Ａ カム溝 １３、２５ ばね １４ ラック １９ 動力伝達機構 ２１ 動作切り替え機構

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ターンテーブル上に保持されたディスク
   の半径方向に移動して前記ディスクに対する記録または
   再生を行うピックアップと、前記ターンテーブルの中心
   部に設けられて、前記ディスクを前記ターンテーブル上
   に保持または保持解除するディスク保持機構と、前記ピ
   ックアップの移動に追従して前記ディスク保持機構を保
   持または保持解除させる単一の動力伝達部材とを備え、
   前記動力伝達部材が、前記ピックアップが前記ディスク
   の中心側に移動した時に、前記ディスク保持機構を保持
   させる手段と、前記動力伝達部材を前記ピックアップの
   移動経路から退避させる手段とを備えたディスク再生装
   置。
2. 【請求項２】 前記動力伝達部材が、前記ピックアップ
   が前記ディスクの中心側に移動した時に前記ピックアッ
   プと係合して前記動力伝達部材を同方向に移動させる第
   １のピックアップ係合部と、前記第１のピックアップ係
   合部とは離れた位置に設けられて、前記ピックアップが
   前記ディスクの中心側に移動した時に前記ピックアップ
   と係合する位置から離間して前記ピックアップの移動経
   路から退避する第２のピックアップ係合部と、前記退避
   した第２のピックアップ係合部をその退避した状態に保
   持しておく付勢部材と、前記ピックアップが前記ディス
   クの外周側に移動した時に前記ターンテーブルに接触し
   て前記ターンテーブルの回転を停止させるとともに、前
   記ピックアップが前記ディスクの中心側に移動した時に
   は前記ターンテーブルの回転停止を解除する回転規制手
   段とを備えた請求項１記載のディスク再生装置。
3. 【請求項３】 前記付勢手段と回転規制手段とが一体に
   形成されたばね部材であることを特徴とする請求項２記
   載のディスク再生装置。
4. 【請求項４】 前記ディスク保持機構が、前記ターンテ
   ーブル上に載置されたディスクの中央孔周縁に係合する
   複数の突起部材と、前記複数の突起部材を前記ディスク
   中央孔周縁に対して離間させる手段と、前記複数の突起
   部材のそれぞれに設けられて、前記各突起部材を前記デ
   ィスク中央孔周縁に押圧付勢する複数のばね部材を備え
   た請求項１または２または３記載のディスク再生装置。