JP3316395B2 - ピックアップ送り装置 - Google Patents
ピックアップ送り装置Info
- Publication number
- JP3316395B2 JP3316395B2 JP25505796A JP25505796A JP3316395B2 JP 3316395 B2 JP3316395 B2 JP 3316395B2 JP 25505796 A JP25505796 A JP 25505796A JP 25505796 A JP25505796 A JP 25505796A JP 3316395 B2 JP3316395 B2 JP 3316395B2
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- Japan
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- pickup
- gear
- fixed
- spur gear
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに記録さ
れている信号の読み取り動作を行うピックアップの送り
装置に関する。
れている信号の読み取り動作を行うピックアップの送り
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタル信号により音楽等の情報データ
が記録されているディスクより信号を光学式ピックアッ
プを用いて読み出すことによって再生動作を行うディス
クプレーヤーが普及しており、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとしてＣＤプレーヤーがある。
が記録されているディスクより信号を光学式ピックアッ
プを用いて読み出すことによって再生動作を行うディス
クプレーヤーが普及しており、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとしてＣＤプレーヤーがある。
【０００３】斯かるディスクプレーヤーでは、光学式ピ
ックアップをディスクの径方向へ移動させる必要があ
り、斯かる移動動作は一般に電動機の回転駆動力によっ
て行うように構成されている。斯かるピックアップ送り
装置としては、種々あるが平歯車を電動機により回転駆
動される歯車に噛み合わせることにより直線的に駆動す
る技術が多く採用されており、斯かる技術としては、例
えば特開平７−２１１０１８号公報に記載されたものが
ある。
ックアップをディスクの径方向へ移動させる必要があ
り、斯かる移動動作は一般に電動機の回転駆動力によっ
て行うように構成されている。斯かるピックアップ送り
装置としては、種々あるが平歯車を電動機により回転駆
動される歯車に噛み合わせることにより直線的に駆動す
る技術が多く採用されており、斯かる技術としては、例
えば特開平７−２１１０１８号公報に記載されたものが
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ディスクプレーヤーの
中には、ヘッドフォンによって再生音を聴取するように
構成されたヘッドフォンステレオ型のポータブルディス
クプレーヤーがあり、斯かるディスクプレーヤーは、携
帯して使用されるため、小型化や薄型化が要求されると
ともに振動による影響を考慮する必要がある。
中には、ヘッドフォンによって再生音を聴取するように
構成されたヘッドフォンステレオ型のポータブルディス
クプレーヤーがあり、斯かるディスクプレーヤーは、携
帯して使用されるため、小型化や薄型化が要求されると
ともに振動による影響を考慮する必要がある。
【０００５】前述した公報には、電動機によって回転駆
動される駆動歯車と平歯車との噛み合いによりピックア
ップを移動させる技術が記載されており、斯かる平歯車
はコイルスプリングの付勢力によって駆動歯車との噛み
合い動作が行われるように構成されている。斯かる技術
において、ディスクプレーヤーの本体に振動が加わると
駆動歯車と平歯車との噛み合いが外れるという問題があ
る。
動される駆動歯車と平歯車との噛み合いによりピックア
ップを移動させる技術が記載されており、斯かる平歯車
はコイルスプリングの付勢力によって駆動歯車との噛み
合い動作が行われるように構成されている。斯かる技術
において、ディスクプレーヤーの本体に振動が加わると
駆動歯車と平歯車との噛み合いが外れるという問題があ
る。
【０００６】本発明は、斯かる問題を解決したピックア
ップ送り装置を提供しようとするものである。
ップ送り装置を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のピックアップ送
り装置は、ピックアップの移動動作時回転駆動される電
動機に固着されているとともにネジの螺合により固定基
板に固定される電動機取り付け基板と、ピックアップの
移動動作時前記電動機により回転駆動される駆動歯車
と、円柱状のガイドシャフトによりディスクの径方向へ
の移動を案内されるとともに前記駆動歯車と噛み合う平
歯車が形成され、且つ該駆動歯車と噛み合う方向へ回動
付勢されているピックアップ駆動部材と、ピックアップ
が固定されているとともに前記ガイドシャフトによりデ
ィスクの径方向への移動を案内され、且つ前記ピックア
ップ駆動部材と一体的に移動せしめられるピックアップ
支持部材とより構成されている。
り装置は、ピックアップの移動動作時回転駆動される電
動機に固着されているとともにネジの螺合により固定基
板に固定される電動機取り付け基板と、ピックアップの
移動動作時前記電動機により回転駆動される駆動歯車
と、円柱状のガイドシャフトによりディスクの径方向へ
の移動を案内されるとともに前記駆動歯車と噛み合う平
歯車が形成され、且つ該駆動歯車と噛み合う方向へ回動
付勢されているピックアップ駆動部材と、ピックアップ
が固定されているとともに前記ガイドシャフトによりデ
ィスクの径方向への移動を案内され、且つ前記ピックア
ップ駆動部材と一体的に移動せしめられるピックアップ
支持部材とより構成されている。
【０００８】
【実施例】図１は本発明のピックアップ送り装置を示す
要部の平面図、図２は本発明のピックアップ送り装置を
示す要部の正面図である。
要部の平面図、図２は本発明のピックアップ送り装置を
示す要部の正面図である。
【０００９】図において、１は固定基板２に取り付け固
定されているとともに円柱状のガイドシャフトであり、
金属にて構成されている。３は前記ガイドシャフト１に
よりディスクの径方向への変位を可能に支持されている
ピックアップ支持部材であり、ピックアップ４が取り付
け固定されている。５はピックアップ４の移動動作時回
転駆動される電動機、６は前記電動機５に固着されてい
る電動機取り付け基板であり、ネジ７及び８の螺合によ
り前記固定基板２に固定されている。
定されているとともに円柱状のガイドシャフトであり、
金属にて構成されている。３は前記ガイドシャフト１に
よりディスクの径方向への変位を可能に支持されている
ピックアップ支持部材であり、ピックアップ４が取り付
け固定されている。５はピックアップ４の移動動作時回
転駆動される電動機、６は前記電動機５に固着されてい
る電動機取り付け基板であり、ネジ７及び８の螺合によ
り前記固定基板２に固定されている。
【００１０】９は前記電動機５の回転軸１０に取り付け
固定されている電動機用歯車、１１は軸１２によって前
記固定基板２に回転可能に取り付けられているとともに
前記電動機用歯車９と噛み合った状態にある伝達歯車で
あり、小径の駆動歯車１３が一体成形されている。１４
は前記ガイドシャフト１に回動且つ摺動可能に設けられ
ているとともに前記駆動歯車１３に噛み合う平歯車１５
が前記ガイドシャフト１と平行に直線状に形成されてい
るピックアップ駆動部材であり、前記ピックアップ支持
部材３と一体的にディスクの径方向に変位するように構
成されている。１６は前記ピックアップ駆動部材１４に
形成されている突片１４Ａと前記ピックアップ支持部材
３の上面３Ａとの間に設けられているコイルスプリング
であり、前記ピックアップ駆動部材１４を図２において
時計方向、即ち平歯車１５を駆動歯車１３に噛み合わせ
る方向に回動付勢する作用を有している。
固定されている電動機用歯車、１１は軸１２によって前
記固定基板２に回転可能に取り付けられているとともに
前記電動機用歯車９と噛み合った状態にある伝達歯車で
あり、小径の駆動歯車１３が一体成形されている。１４
は前記ガイドシャフト１に回動且つ摺動可能に設けられ
ているとともに前記駆動歯車１３に噛み合う平歯車１５
が前記ガイドシャフト１と平行に直線状に形成されてい
るピックアップ駆動部材であり、前記ピックアップ支持
部材３と一体的にディスクの径方向に変位するように構
成されている。１６は前記ピックアップ駆動部材１４に
形成されている突片１４Ａと前記ピックアップ支持部材
３の上面３Ａとの間に設けられているコイルスプリング
であり、前記ピックアップ駆動部材１４を図２において
時計方向、即ち平歯車１５を駆動歯車１３に噛み合わせ
る方向に回動付勢する作用を有している。
【００１１】６Ａは前記電動機取り付け基板６に一体的
に設けられている外れ防止用突部であり、平歯車１５の
背面側の近傍に配置されているとともに前記駆動歯車１
３の回転中心軸、即ち軸１２と駆動歯車１３と平歯車１
５との噛み合い部とを結ぶ直線上に配置されている。
に設けられている外れ防止用突部であり、平歯車１５の
背面側の近傍に配置されているとともに前記駆動歯車１
３の回転中心軸、即ち軸１２と駆動歯車１３と平歯車１
５との噛み合い部とを結ぶ直線上に配置されている。
【００１２】本発明のピックアップ送り装置は、以上の
如く構成されているが、斯かる構成において、ピックア
ップ送り用の電動機５が回転すると該電動機５の回転軸
１０に取り付け固定されている電動機用歯車９が回転せ
しめられ、その回転が伝達歯車１１を介して駆動歯車１
３に伝達されるため、該駆動歯車１３は時計方向又は反
時計方向に回転駆動せしめられる。前記駆動歯車１３が
回転すると、該駆動歯車１３に噛み合った状態にある平
歯車１５に駆動力が伝達されるため、該平歯車１５が形
成されているピックアップ駆動部材１４がガイドシャフ
ト１の軸方向への変位力を受けて摺動変位せしめられ
る。
如く構成されているが、斯かる構成において、ピックア
ップ送り用の電動機５が回転すると該電動機５の回転軸
１０に取り付け固定されている電動機用歯車９が回転せ
しめられ、その回転が伝達歯車１１を介して駆動歯車１
３に伝達されるため、該駆動歯車１３は時計方向又は反
時計方向に回転駆動せしめられる。前記駆動歯車１３が
回転すると、該駆動歯車１３に噛み合った状態にある平
歯車１５に駆動力が伝達されるため、該平歯車１５が形
成されているピックアップ駆動部材１４がガイドシャフ
ト１の軸方向への変位力を受けて摺動変位せしめられ
る。
【００１３】前記ピックアップ駆動部材１４がガイドシ
ャフト１の軸方向へ摺動変位すると、該ガイドシャフト
１に該ピックアップ駆動部材１４と一体的に摺動変位す
るべく設けられているピックアップ支持部材３が該ピッ
クアップ駆動部材１４とともに摺動変位せしめられる。
従って、前記ピックアップ支持部材３は、ガイドシャフ
ト１の軸方向へ摺動変位することになる。
ャフト１の軸方向へ摺動変位すると、該ガイドシャフト
１に該ピックアップ駆動部材１４と一体的に摺動変位す
るべく設けられているピックアップ支持部材３が該ピッ
クアップ駆動部材１４とともに摺動変位せしめられる。
従って、前記ピックアップ支持部材３は、ガイドシャフ
ト１の軸方向へ摺動変位することになる。
【００１４】このようにして、ピックアップ支持部材３
がガイドシャフト１に案内されながら移動変位するた
め、該ピックアップ支持部材に取り付け固定されている
ピックアップ４がディスクの径方向へ移動せしめられ
る。それ故、ターンテーブル（図示せず）により回転駆
動されるディスクに記録されている信号のピックアップ
４による読み取り動作が行われることになる。
がガイドシャフト１に案内されながら移動変位するた
め、該ピックアップ支持部材に取り付け固定されている
ピックアップ４がディスクの径方向へ移動せしめられ
る。それ故、ターンテーブル（図示せず）により回転駆
動されるディスクに記録されている信号のピックアップ
４による読み取り動作が行われることになる。
【００１５】前述したように駆動歯車１３と平歯車１５
の噛み合い駆動動作によるピックアップ４の移動動作は
行われるが、斯かる動作が行われるときコイルスプリン
グ１６によるピックアップ駆動部材１４に対する回動付
勢力が平歯車１５と駆動歯車１３との噛み合い動作に対
して作用するため、その噛み合い動作にガタツキ等が発
生することがなく、ピックアップ４の移動動作を円滑に
行うことが出来る。
の噛み合い駆動動作によるピックアップ４の移動動作は
行われるが、斯かる動作が行われるときコイルスプリン
グ１６によるピックアップ駆動部材１４に対する回動付
勢力が平歯車１５と駆動歯車１３との噛み合い動作に対
して作用するため、その噛み合い動作にガタツキ等が発
生することがなく、ピックアップ４の移動動作を円滑に
行うことが出来る。
【００１６】また、前記電動機取り付け基板６に設けら
れている外れ防止用突部６Ａが平歯車１５の背面側の近
傍に配置されているため、ディスクプレーヤーの本体に
大きな振動が加わって平歯車１５が噛み合い離脱方向へ
の変位力を受けても前記外れ防止用突部６Ａとの当接に
よって大きな変位を阻止されることになり、その結果駆
動歯車１３と平歯車１５との噛み合いが外れることはな
い。
れている外れ防止用突部６Ａが平歯車１５の背面側の近
傍に配置されているため、ディスクプレーヤーの本体に
大きな振動が加わって平歯車１５が噛み合い離脱方向へ
の変位力を受けても前記外れ防止用突部６Ａとの当接に
よって大きな変位を阻止されることになり、その結果駆
動歯車１３と平歯車１５との噛み合いが外れることはな
い。
【００１７】
【発明の効果】本発明のピックアップ送り装置は、電動
機により回転駆動される駆動歯車と噛み合う平歯車が形
成されているピックアップ駆動部材を駆動歯車と噛み合
う方向に回動付勢するようにしたので、噛み合い駆動動
作を円滑に行うことが出来る。また、本発明は、駆動歯
車と平歯車との噛み合い外れを防止する手段として電動
機を固定基板に固定するべく設けられている電動機取り
付け基板に外れ防止用突部を一体的に形成したので、特
別な外れ防止部材を特別に別個に設ける場合と比較して
構成が非常に簡単になるという利点を有している。
機により回転駆動される駆動歯車と噛み合う平歯車が形
成されているピックアップ駆動部材を駆動歯車と噛み合
う方向に回動付勢するようにしたので、噛み合い駆動動
作を円滑に行うことが出来る。また、本発明は、駆動歯
車と平歯車との噛み合い外れを防止する手段として電動
機を固定基板に固定するべく設けられている電動機取り
付け基板に外れ防止用突部を一体的に形成したので、特
別な外れ防止部材を特別に別個に設ける場合と比較して
構成が非常に簡単になるという利点を有している。
【００１８】
【００１９】そして、本発明は、電動機取り付け基板に
設けられている外れ防止用突部を駆動歯車の回転中心軸
と駆動歯車と平歯車との噛み合い部とを結ぶ直線上に設
けたので、駆動歯車と平歯車との噛み合い外れを確実に
防止することが出来る。
設けられている外れ防止用突部を駆動歯車の回転中心軸
と駆動歯車と平歯車との噛み合い部とを結ぶ直線上に設
けたので、駆動歯車と平歯車との噛み合い外れを確実に
防止することが出来る。
【図１】本発明のピックアップ送り装置を示す要部の平
面図である。
面図である。
【図２】本発明のピックアップ送り装置を示す要部の正
面図である。
面図である。
１ ガイドシャフト ２ 固定基板 ３ ピックアップ支持部材 ４ ピックアップ ５ 電動機 ６ 電動機取り付け基板 ６Ａ 外れ防止用突部 ９ 電動機用歯車 １１ 伝達歯車 １３ 駆動歯車 １４ ピックアップ駆動部材 １５ 平歯車 １６ コイルスプリング
Claims (2)
- 【請求項１】 ピックアップの移動動作時回転駆動され
る電動機と、該電動機に固着されているとともにネジの
螺合により固定基板に固定される電動機取り付け基板
と、ピックアップの移動動作時前記電動機により回転駆
動される駆動歯車と、前記固定基板に固定されている円
柱状のガイドシャフトによりディスクの径方向への移動
を案内されるとともに前記駆動歯車と噛み合う平歯車が
形成され、且つ該駆動歯車と噛み合う方向へ回動付勢さ
れているピックアップ駆動部材と、ピックアップが固定
されているとともに前記ガイドシャフトによりディスク
の径方向への移動を案内され、且つ前記ピックアップ駆
動部材と一体的に移動せしめられるピックアップ支持部
材とより成り、前記電動機取り付け基板に平歯車と駆動
歯車との噛み合い外れを防止する外れ防止用突部を一体
的に形成し、該外れ防止用突部により前記平歯車と駆動
歯車との噛み合い外れを防止するようにしたことを特徴
とするピックアップ送り装置。 - 【請求項２】 外れ防止用突部を駆動歯車の回転中心軸
と駆動歯車と平歯車との噛み合い部とを結ぶ直線上に配
置したことを特徴とする請求項１に記載のピックアップ
送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25505796A JP3316395B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | ピックアップ送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25505796A JP3316395B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | ピックアップ送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10106187A JPH10106187A (ja) | 1998-04-24 |
| JP3316395B2 true JP3316395B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17273554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25505796A Expired - Fee Related JP3316395B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | ピックアップ送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316395B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25505796A patent/JP3316395B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10106187A (ja) | 1998-04-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |