JP3841068B2 - パレット製造用金型 - Google Patents
パレット製造用金型 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3841068B2 JP3841068B2 JP2003190649A JP2003190649A JP3841068B2 JP 3841068 B2 JP3841068 B2 JP 3841068B2 JP 2003190649 A JP2003190649 A JP 2003190649A JP 2003190649 A JP2003190649 A JP 2003190649A JP 3841068 B2 JP3841068 B2 JP 3841068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- slide
- mold
- sides
- well
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B59/00—Hull protection specially adapted for vessels; Cleaning devices specially adapted for vessels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B13/00—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
- B05B13/005—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00 mounted on vehicles or designed to apply a liquid on a very large surface, e.g. on the road, on the surface of large containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
- B08B3/02—Cleaning by the force of jets or sprays
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B21/00—Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
- B63B21/04—Fastening or guiding equipment for chains, ropes, hawsers, or the like
- B63B21/14—Hawse-holes; Hawse-pipes; Hawse-hole closures
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B2221/00—Methods and means for joining members or elements
- B63B2221/02—Methods and means for joining members or elements by welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B2221/00—Methods and means for joining members or elements
- B63B2221/08—Methods and means for joining members or elements by means of threaded members, e.g. screws, threaded bolts or nuts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Pallets (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレットを製造するための金型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、ハンドカータイプのパレットは、長方形（ｒｅｃｔａｎｇｌｅ）又は正方形の矩形本体の上面の一部領域が縦または横方向リブの単一方向リブにより単一方向リブ構造に形成されるため、機械的強度が全体的に均一にならず、部分的に脆弱な部分があるので、使用寿命が短縮される。
【０００３】
図１９〜図２１は、このような従来ハンドカータイプのパレットの構成図であって、図１９は従来パレットの構造を示した平面図、図２０は図１９のＢ−Ｂ線縦断面図、図２１は従来パレットの部分平面図で、図示されたように、従来のハンドカータイプパレット１０においては、矩形本体１０ａに十字型領域１４ｂが中央に形成されて井字型（上から見た時）通路１１が形成され、それら井字型通路１１の入口部をなす側面開口部１１ａが夫々四方側面に形成されている。又、矩形本体１０ａの下部には、前記井字型通路１１の縦横が接する交差部位の下方に４個の矩形状の下面開口部１１ｂが形成されると共に、各下面開口部１１ｂの内周面には、所定間隔を有して傾斜面１１ｃが夫々形成され、各側面開口部１１ａの内周面にも傾斜面１１ｄが夫々形成されている。
【０００４】
そして、矩形本体１０ａの中央部、隅部及びそれら隅部間には、上面１４と下面１５とを一体に連結する各柱部１３（１３ａ，１３ｂ，１３ｃ）が形成され、且つ、その矩形本体１０ａは、前記井字型通路１１、側面開口部１１ａ、下面開口部１１ｂ及び柱部１３を除いた全ての上、下面１４，１５が夫々縦横方向リブ１９により複数の格子型補強構造に形成されている。又、前記中央柱部１３ａ、四方隅の各柱部１３ｂ及びそれら隅の柱部１３ｂ間の各中間柱部１３ｃの内部構造も夫々格子型補強構造に形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このような従来のパレット１０においては、前記十字型領域１４ｂが夫々縦及び横方向リブ１９のみでなる単一リブ構造により構成されているため、機械的耐力強度が低下すると共に、高重量物を長期間積載すると、矩形本体１０ａに曲がり及び歪み現象が発生し、よって、使用寿命が短縮されるという不都合な点があった。
【０００６】
且つ、従来ハンドカータイプパレットの上面の十字型領域の構造は、取扱う荷重及び使用寿命によってパレット製品の価値が決定されるにもかかわらず、従来パレットの構造及び金型に対する技術の適用が困難であるため、縦及び横方向に交差するリブ構造の格子型に構成することが極めて困難であった。
【０００７】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域を縦横方向リブが交差される格子型補強構造に形成することで、矩形本体の上、下面及び柱部が全体的に格子型補強構造をなすようにし、前記各下面開口部の内周面は、隅部を除いた四方が夫々傾斜面をなすように形成することで耐力強度を増加すると共に、使用寿命を延長し得るパレット製造用金型を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係るパレット製造用金型装置においては、上面及び下面を有して中央に十字型領域が形成された矩形本体と、それら上面と下面間に十字型領域と隣接して井字型通路が形成されるように、前記上面と下面間に形成された複数の柱部と、を包含し、前記矩形本体の四方側面には、前記井字型通路の入口である側面開口部が夫々形成され、前記矩形本体の下面には、前記井字型通路の縦横が接する交差部位に下方に４個の下面開口部が露出して形成され、前記矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域は、縦横方向リブの交差される格子型補強構造に形成され、前記上、下面及び柱部は、全体的に格子型補強構造をなし、前記各下面開口部の内周面の四方に傾斜面が形成され、
前記複数の柱部のうち前記矩形本体の周辺に位置する各柱部と前記各傾斜面の両端部とが当接する隅部の個所に補強部が形成されるパレットを一体に成形するために射出機に締結される上、下部締結板と、それら上、下部締結板に係合された上、下部板と、前記上部締結板に係合された溶融樹脂供給部材と、前記上、下部板に夫々係合された上、下部コア と、を包含し、
前記パレットの前記井字型通路の前記下面開口部の上方に位置されて、前記中央柱部と周辺の中間柱部間に形成される前記十字型領域を前記縦横方向リブの交差する格子型補強構造に形成するために、前記上、下部板の中間に前記パレットの前記井字型通路を形成する長、短スライドコアが四方側に滑動自在に設置され、前記上、下部コアには、縦横方向に交差される前記リブを成形するための格子型成形部が形成され、前記下部板には、前記パレットの前記下面開口部及び周辺の前記傾斜面を形成するインサートコアが係合され、
前記インサートコアは、前記下部板に形成されたインサートコア挿入ホールを通して締結板を介して前記下部締結板に固定される油圧シリンダーと、前記油圧シリンダーに固定されるスライドコネクターと、前記スライドコネクターの昇降運動により左右水平に揺動されると共に、前記下面開口部の傾斜面を形成するエッジ部が形成されたインナースライダーと、を包含して構成されたパレット製造用金型装置において、
前記複数の柱部のうち前記矩形本体の周辺に位置する前記各柱部と前記各傾斜面の両端部とが当接する個所に前記補強部を前記隅部により形成できるように、前記油圧シリンダーの前進時、前記各インナースライダーのエッジ部の両端部が互いに所定の間隔を維持する。
【０００９】
そして、本発明に係るパレット製造用金型装置においては、前記下部板には、四方にスライドガイドレールが形成され、前記スライドコネクターの四方面にも、スライドガイドレールが夫々形成されることで、それらスライドガイドレールに前記インナースライダーが係合して滑動されるように構成されることを特徴とする。
【００１０】
且つ、前記下部板には、四方側にスライド溝が夫々切削形成されて、それらスライド溝にスライドブロックが滑動自在に係合され、それらスライドブロックには、長、短スライドコアが夫々対向して係合されることで、前記矩形本体を成形するためのキャビティの内部を井字型に組立てるように構成されることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。
【００１２】
図１〜図５は、本発明に係る一体型パレットを示した構成図であって、図１はパレットの斜視図、図２はパレットの平面図、図３はパレットの背面図、図４は図２のＡ−Ａ線縦断面図、図５は図２の部分平面図である。
【００１３】
且つ、図６及び図７は、本発明に係るパレットの使用説明図で、まず、図６及び図 ７に示されたように、本発明に係るハンドカータイプパレット１０はハンドカー５０を利用して取扱うが、前記ハンドカー５０は、平面が二股状のメーンフレーム５１の一方側にハンドル部５２が形成され、メーンフレーム５１の下方にホイールレッグ５３が形成され、該ホイールレッグ５３の下方端に車輪５４が回動自在に軸支されて構成される。以下、本発明の実施形態ではハンドカータイプのパレットのみに対して説明するが、本発明の適用範囲は、必ずハンドカータイプパレットのみに限定されるものではない。
【００１４】
前記パレット１０に移送物を積載し、ハンドカー（ｈａｎｄ ｃａｒ）５０により移送する場合は、図６に示したように、パレット１０の側面開口部１１ａにハンドカー５０を進入させ、パレット１０の下面開口部１１ｂにハンドカー５０の車輪５４を突出させると共に、ハンドカー５０のホイールレッグ（ｗｈｅｅｌ ｌｅｇ）５３を伸張させて、メーンフレーム５１をパレット１０の上方側部に接触させた後、ハンドカー５０を動かしてパレット１０を移送するようになる。
【００１５】
以下、図１乃至図５に基づいて説明すると、本発明に係るパレット１０においては、正方形などの矩形本体１０ａに井字型（上から見た時）通路１１が形成されていて、四方側面には、この井字型通路１１の入口部をなす側面開口部１１ａが夫々２個ずつ開放形成される。又、矩形本体１０ａの下面には、前記井字型通路１１の縦横が接した交差部分の下方に夫々４個の下面開口部１１ｂが開放形成されると共に、それら下面開口部１１ｂの内周面は、隅部を除いた四方が夫々傾斜面１１ｃにより形成され、前記各側面開口部１１ａの内周面も傾斜面１１ｄにより形成されている。前記複数の柱部のうち前記矩形本体１０aの周辺に位置する各柱部13b,13cと前記各傾斜面11dの両端部とが当接する個所に補強部５００が前記隅部によって形成される。
【００１６】
又、矩形本体１０ａの中央部、四方隅部及びそれら隅部間には上面１４と下面１５とを一体に連結する柱部１３（１３ａ,１３ｂ,１３ｃ）が立設形成され、矩形本体１０ａは、前記井字型通路１１、側面開口部１１ａ、下面開口部１１ｂ及び柱部１３を除いた全ての上、下面１４，１５が夫々縦横方向リブ１９０により複数の格子型補強構造に形成されることで、前記中央柱部１３ａ、四方隅の柱部１３ｂ及び各隅の柱部１３ｂ間の中間柱部１３ｃの内部も格子型補強構造に形成されている。
【００１７】
このとき、図１〜図５に示された本発明のパレットと図１９〜図２１に示された従来のパレットとを比較してみると、本発明に係るパレット１０は、上面１４の中央柱部１３ａと周辺４ケ所の中間柱部１３ｃ間の十字型領域１４ａが縦横方向リブ１９０の交差される格子型補強構造に形成されているが、従来のパレット１０は、十字型領域１４ｂが夫々縦または横方向リブ１９からなる単一リブ構造に形成されている。
【００１８】
このような本発明のパレットの矩形本体１０ａのように、上面１４の十字型領域１４ａが縦横方向リブ１９０の交差された格子型補強構造となっていると、パレット１０を長期間使用して高重量の移送物を積載する場合も、パレット１０の上面１４が曲がったり歪むことがないため、長期間安定的に使用することができる。
【００１９】
然し、従来のパレットの矩形本体１０ａのように、上面１４の十字型領域１４ｂが単一方向リブ１９により形成された単一リブ構造になっていると、機械的耐力強度が低下することで、高重量物を長期間積載するにつれて、矩形本体１０ａに曲がりや歪み現象が発生して使用寿命が短縮される。
【００２０】
ここで、パレットの上面１４の十字型領域１４ａ，１４ｂの構造は、取扱う貨物の大きさ及び使用寿命を決定する重要な部分であるが、従来は、パレットの構造に適応する金型技術の困難性から、十字型領域を縦横方向交差リブ構造の格子型に形成し得なかった。
【００２１】
図８乃至図１８は、本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示した説明図であって、図８は金型の縦断面図、図９はコアによる製品の成形作用説明図、図１０は上部板の平面図、図１１（ａ）〜（ｃ）は一つの上部コアを抜粋して示した構成図で、（ａ）は部分平面図、（ｂ）は縦断面図、（ｃ）は横断面図である。図１２は下部板を示した平面図である。
【００２２】
且つ、図１３はメーンスライドコアの組立形態を示した平面図、図１４はインサートコア部分を示した平面図、図１５及び図１６はインサートコアの作用説明図、図１７はインサートコアの組立斜視図、図１８はインサートコアの分解斜視図である。
【００２３】
図示されたように、本発明に係るパレット製造用金型１００においては、上部板１１０の下方に上部コア（ｕｐｐｅｒ ｃｏｒｅ）１２０が係合され、下部板１３０の上部に下部コア（ｌｏｗｅｒ ｃｏｒｅ）１４０が係合され、それら上、下部板１１０，１３０は、射出装置が締結される上、下部締結板１６０，１７０に夫々結合される。
【００２４】
且つ、前記上部締結板１６０には、溶融樹脂を供給して射出するスプルー（ｓｐｒｕｅ）２０１、ランナー（ｒｕｎｎｅｒ）２０２及びゲート（ｇａｔｅ）２０３を包含した溶融樹脂供給部材２００が夫々設置されている。
【００２５】
又、前記下部締結板１７０には、製品の下方側にハンドカーホールの下面開口部１１ｂ及び該下面開口部１１ｂの周辺の傾斜面１１ｃを形成するためのインサートコア（ｉｎｓｅｒｔ ｃｏｒｅ）４００が係合され（図９参照）、上部コア１２０と下部コア１４０間の製品を成形するメーンスライドコア（ｍａｉｎ ｓｌｉｄｅ ｃｏｒｅ）３００の長（ｌｏｎｇ）スライドコア３１０と短（ｓｈｏｒｔ）スライドコア３２０とが下部板１３０の左右側に滑動自在に係合され、それら長、短スライドコア３１０，３２０は、油圧シリンダー３３０及びアンギュラーピン（ａｎｇｕｌａｒ ｐｉｎ）１８０（図８参照）によって動作される。
【００２６】
又、前記下部板１３０及び下部締結板１７０には、金型１００から製品を取り出すとき、プッシングピン（ｐｕｓｈｉｎｇ ｐｉｎ）１５１を押すためのプッシングプレート（ｐｕｓｈｉｎｇｐｌａｔｅ）１５０が組立てられている（図８参照）。
【００２７】
又、前記上部板１１０は、図８、図１０及び図１１（ａ）〜（ｃ）に示されたように、中央部分にポケット１１１が形成され、該ポケット１１１の内側に２１個に分割可能に形成された上部コア１２０がブロック１１２及びボルト１１３により組立てられる。且つ、前記ポケット１１１の外側には、長、短スライドコア３１０，３２０の動作を助けるアンギュラーピンホール１１４が１６ケ所に加工形成され、四方隅部に金型１００の正確な締結をガイドするためのガイドピンが挿合されるガイドピンホール１１５が切削形成されている。
【００２８】
前記下部板１３０は、図１２に示されたように、前記上部板１１０と同様に、分割可能に２１個が形成された下部コア１４０がブロック１３２及びボルト１３３により組立てられる。
【００２９】
且つ、下部板１３０には、前記パレット１０のハンドカー車輪ホールの下面開口部１１ｂ及びスロープ区間の傾斜面１１ｃを形成するために後述するインサートコア４００が挿入されるインサートコア挿入ホール１３５が４ケ所切削形成され、該インサートコア挿入ホール１３５に隣接して後述するインナースライダー４５０が動作されるスライドガイドレール４６０を組立てるためのレール設置溝１３６が切削形成され、その下部板１３０には、前記長、短スライドコア３１０，３２０が相互対向してスライドブロック３４０に組立てられて、滑動されるスライド溝１３７が四方側に切削形成されている。
このとき、前記長、短スライドコア３１０，３２０は、下部板１３０の四方側に油圧シリンダー３３０が装着される油圧シリンダー設置溝１３８が切削形成され、該設置溝１３８に長、短スライドコア３１０，３２０に連続される油圧シリンダー３３０が係合されて動作されるようになる。
【００３０】
又、下部板１３０には、パレット１０を成形後に取り出すためのプッシングピン１５１が挿入されるプッシングピンホール１３０ａが全面にかけて均一に形成され、四方隅部には、ガイドピンホール１３０ｂ及びリターンピンホール１３０ｃが夫々形成されている。
【００３１】
又、前記インサートコア４００は、図１４〜図１８に示されたように、スライドコネクター４３０の四方面上にスライドガイドレール４４０がボルトにより組立てられ、該組立てられたスライドガイドレール４４０の上面にインナースライダー（ｉｎｎｅｒ ｓｌｉｄｅｒ）４５０がレール溝４５３により組立てられ、前記インナースライダー４５０は、再び下部板１３０に組立てられた前記スライドガイドレール４６０に、インナースライダー４５０の下方のレール溝４５４により組立てられ、前記スライドコネクター（ｓｌｉｄｅ ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ）４３０の四方側下方の下部締結板１６０上面には、該スライドコネクター４３０の昇降運動をガイドするためのガイドピン４７０が挿合されている。
【００３２】
又、前記スライドコネクター４３０の上部四方に係合された中間部４５１の上方縁側には、前記パレットの下面開口部１１ｂの傾斜面１１ｃを加工するためのエッジ部（ｅｄｇｅ ｐｏｒｔｉｏｎ）４５２が切刻形成されている。前記複数の柱部のうち前記矩形本体１０aの周辺に位置する各柱部13b,13cと前記各傾斜面11dの両端部とが当接する個所に補強部５００を形成できるように、後述する油圧シリンダー４１０の前進時、前記各インナースライダー４５０のエッジ部４５２の両端部が互いに所定の間隔Ｄを維持している。
【００３３】
且つ、スライドコネクター４３０の上面中央に切削形成された組立ホール４３１には、後述する油圧シリンダー４１０のプランジャーの上端がボルトにより螺合され、該油圧シリンダー４１０は、前記下部締結板１７０に締結板４２０を介してボルトにより螺合されて昇降されるようになっている。
【００３４】
即ち、前記インサートコア４００は、前記下部板１３０に穿孔形成されたインサートコア挿入ホール１３５を通して（図１２参照）締結板４２０を介して下部締結板１７０に固定される油圧シリンダー４１０と、該油圧シリンダー４１０の外側に固定されるスライドコネクター４３０（図１８参照）と、該スライドコネクター４３０の昇降運動により左右水平方向に揺動すると共に、前記パレットの下面開口部１１ｂの傾斜面１１ｃを形成するエッジ部４５２とからなるインナースライダー４５０と、を包含して構成される。
【００３５】
このとき、前記長、短スライドコア３１０，３２０は、図１３に示したように、スライドブロック３４０に載せられた形態に組立てられ、該スライドブロック３４０は、下部板１３０に滑動自在に結合され、動作距離が夫々異なる２個の油圧シリンダー３３０，３３１が相互対向して下部板１３０に装着されることで、長、短スライドコア３１０，３２０が動作されるようになる。
【００３６】
以下、このように構成された本発明に係るパレット製造用金型装置の作用に対して説明する。
【００３７】
まず、金型の全ての組み合わせが行われた状態で、射出機のノズルにより溶融樹脂を射出すると、金型のスプルー２０１に噴射されることで、ランナー２０２を沿ってゲート２０３を通してパレット１０の形状をなしているキャビティ１０１に充填され、所定の冷却時間を経過すると、パレット１０の成形が終了される。
【００３８】
即ち、前記金型１００の上、下部が結合されると、前記インサートコア４００は、油圧シリンダー４１０の上昇時、スライドコネクター４３０が上昇するにつれて、インナースライダー４５０がスライドガイドレール４６０，４４０を沿って左右水平方向に揺動され、インナースライダー４５０は、長、短スライドコア３１０，３２０と接してパレット１０の下面開口部１１ｂをなすと共に、インナースライダー４５０のエッジ部４５２によりパレット１０のハンドカースロープ面であるパレット１０の下面開口部１１ｂの傾斜面１１ｃ形状を形成するようになり、この状態で樹脂の射出が行われる。
【００３９】
パレット１０の形状が成形されると、インサートコア４００の油圧シリンダー４１０が動作して、パレット１０の下面開口部１１ｂからインナースライダー４５０を縮ませて離脱させ、上部コア１２０と下部コア１４０とが離形されることで、アンギュラーピン１８０により長スライドコア３１０及び短スライドコア３２０が１次動作され、動作距離の異なる二つの油圧シリンダー３３０，３３１（図８参照）により長、短スライドコア３１０，３２０が全て離脱される。
【００４０】
即ち、金型１００に射出が行われて、所定冷却時間経過した後パレット１０を取り出す時、油圧シリンダー４１０によりスライドコネクター４３０を後退させてインナースライダー４５０を引き寄せると、組立てられたレール４６０，４４０（図１５参照）を沿って水平方向に縮小され、アンダーカット（ｕｎｄｅｒ ｃｕｔ）が解除されて製品が取り出される。
【００４１】
金型１００の長、短スライドコア３１０，３２０が全て開放されると、成形されたパレット１０は下部コア１４０側に寄せられ、射出機からプッシングプレート１５０を動作させて、プッシングピン１５１を押すことで、パレット１０が金型１００から完全に取り出される。
【００４２】
次いで、インサートコア４００の油圧シリンダー４１０を動作させてインナースライダー４５０を広げ、製品の形状をなしている長、短スライドコア３１０，３２０を縮めて金型１００の上、下方を閉める。
【００４３】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、パレットは平面が正方形ではなく長方形でもよく、また上部板１１０、下部板１３０はそれぞれ円板状でもよい。また、矩形本体は図においては角が丸く形成されているが、このようにほぼ矩形であればよい。
【００４４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るハンドカータイプパレットにおいては、矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域を、縦横方向リブが交差される格子型補強構造に形成することで、矩形本体の上、下部面が全体的に格子型補強構造をなすようになって、機械的強度が全体的に均一に向上されるため、高重量の移送物を積載する場合も、パレットの上面が曲がったり歪むことがなくなって、長期間安定的に使用し得るという効果があるようなハンドカータイプパレットをパレット製造用金型により製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るパレットの構造を示した斜視図である。
【図２】本発明に係るパレットの構造を示した平面図である。
【図３】本発明に係るパレットの構造を示した背面図である。
【図４】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図２の部分平面図である。
【図６】本発明に係るパレットの使用説明図である。
【図７】本発明に係るパレットの要部の使用説明図である。
【図８】本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示した縦断面図である。
【図９】本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示したコアによる製品成形説明図である。
【図１０】本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示した上部板の平面図である。
【図１１】本発明に係る一つの上部コアを抜粋して示したものであり、図１１（ａ）は部分平面図、図１１（ｂ）は縦断面図、図１１（ｃ）は横断面図である。
【図１２】本発明に係る下部板を示した平面図である。
【図１３】本発明に係るメーンスライドコアの組立形態を示した平面図である。
【図１４】本発明に係るインサートコア部分を示した平面図である。
【図１５】本発明に係るインサートコアの作用説明図である。
【図１６】本発明に係るインサートコアの作用説明図である。
【図１７】本発明に係るインサートコアを示した組立斜視図である。
【図１８】本発明に係るインサートコアを示した分解斜視図である。
【図１９】従来のハンドカータイプパレットの構造を示した平面図である。
【図２０】従来のハンドカータイプパレットの構造を示した図１９のＢ−Ｂ線縦断面図である。
【図２１】従来のハンドカータイプパレットの構造を示した部分平面図である。
【符号の説明】
１０ パレット
１０ａ 矩形本体
１１ 井字型通路
１１ａ 側面開口部
１１ｂ 下面開口部
１１ｃ 傾斜面
１３（１３ａ,１３ｂ,１３ｃ） 柱部
１４ 上面
１４ａ 十字型領域
１５ 下面
１９ リブ
１０１ キャビティ
１１０,１３０ 上、下部板
１２０,１４０ 上、下部コア
１３５ インサートコア挿入ホール
１３７ スライド溝
１６０,１７０ 上、下部締結板
１９０ リブ
２００ 溶融樹脂供給部材
３１０,３２０ 長、短スライドコア
３４０ スライドブロック
４００ インサートコア
４１０ 油圧シリンダー
４２０ 締結板
４３０ スライドコネクター
４４０,４６０ スライドガイドレール
４５０ インナースライダー
４５２ エッジ部
４５３,４５４ レール溝
５００ 補強部（隅部）
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレットを製造するための金型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、ハンドカータイプのパレットは、長方形（ｒｅｃｔａｎｇｌｅ）又は正方形の矩形本体の上面の一部領域が縦または横方向リブの単一方向リブにより単一方向リブ構造に形成されるため、機械的強度が全体的に均一にならず、部分的に脆弱な部分があるので、使用寿命が短縮される。
【０００３】
図１９〜図２１は、このような従来ハンドカータイプのパレットの構成図であって、図１９は従来パレットの構造を示した平面図、図２０は図１９のＢ−Ｂ線縦断面図、図２１は従来パレットの部分平面図で、図示されたように、従来のハンドカータイプパレット１０においては、矩形本体１０ａに十字型領域１４ｂが中央に形成されて井字型（上から見た時）通路１１が形成され、それら井字型通路１１の入口部をなす側面開口部１１ａが夫々四方側面に形成されている。又、矩形本体１０ａの下部には、前記井字型通路１１の縦横が接する交差部位の下方に４個の矩形状の下面開口部１１ｂが形成されると共に、各下面開口部１１ｂの内周面には、所定間隔を有して傾斜面１１ｃが夫々形成され、各側面開口部１１ａの内周面にも傾斜面１１ｄが夫々形成されている。
【０００４】
そして、矩形本体１０ａの中央部、隅部及びそれら隅部間には、上面１４と下面１５とを一体に連結する各柱部１３（１３ａ，１３ｂ，１３ｃ）が形成され、且つ、その矩形本体１０ａは、前記井字型通路１１、側面開口部１１ａ、下面開口部１１ｂ及び柱部１３を除いた全ての上、下面１４，１５が夫々縦横方向リブ１９により複数の格子型補強構造に形成されている。又、前記中央柱部１３ａ、四方隅の各柱部１３ｂ及びそれら隅の柱部１３ｂ間の各中間柱部１３ｃの内部構造も夫々格子型補強構造に形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このような従来のパレット１０においては、前記十字型領域１４ｂが夫々縦及び横方向リブ１９のみでなる単一リブ構造により構成されているため、機械的耐力強度が低下すると共に、高重量物を長期間積載すると、矩形本体１０ａに曲がり及び歪み現象が発生し、よって、使用寿命が短縮されるという不都合な点があった。
【０００６】
且つ、従来ハンドカータイプパレットの上面の十字型領域の構造は、取扱う荷重及び使用寿命によってパレット製品の価値が決定されるにもかかわらず、従来パレットの構造及び金型に対する技術の適用が困難であるため、縦及び横方向に交差するリブ構造の格子型に構成することが極めて困難であった。
【０００７】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域を縦横方向リブが交差される格子型補強構造に形成することで、矩形本体の上、下面及び柱部が全体的に格子型補強構造をなすようにし、前記各下面開口部の内周面は、隅部を除いた四方が夫々傾斜面をなすように形成することで耐力強度を増加すると共に、使用寿命を延長し得るパレット製造用金型を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係るパレット製造用金型装置においては、上面及び下面を有して中央に十字型領域が形成された矩形本体と、それら上面と下面間に十字型領域と隣接して井字型通路が形成されるように、前記上面と下面間に形成された複数の柱部と、を包含し、前記矩形本体の四方側面には、前記井字型通路の入口である側面開口部が夫々形成され、前記矩形本体の下面には、前記井字型通路の縦横が接する交差部位に下方に４個の下面開口部が露出して形成され、前記矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域は、縦横方向リブの交差される格子型補強構造に形成され、前記上、下面及び柱部は、全体的に格子型補強構造をなし、前記各下面開口部の内周面の四方に傾斜面が形成され、
前記複数の柱部のうち前記矩形本体の周辺に位置する各柱部と前記各傾斜面の両端部とが当接する隅部の個所に補強部が形成されるパレットを一体に成形するために射出機に締結される上、下部締結板と、それら上、下部締結板に係合された上、下部板と、前記上部締結板に係合された溶融樹脂供給部材と、前記上、下部板に夫々係合された上、下部コア と、を包含し、
前記パレットの前記井字型通路の前記下面開口部の上方に位置されて、前記中央柱部と周辺の中間柱部間に形成される前記十字型領域を前記縦横方向リブの交差する格子型補強構造に形成するために、前記上、下部板の中間に前記パレットの前記井字型通路を形成する長、短スライドコアが四方側に滑動自在に設置され、前記上、下部コアには、縦横方向に交差される前記リブを成形するための格子型成形部が形成され、前記下部板には、前記パレットの前記下面開口部及び周辺の前記傾斜面を形成するインサートコアが係合され、
前記インサートコアは、前記下部板に形成されたインサートコア挿入ホールを通して締結板を介して前記下部締結板に固定される油圧シリンダーと、前記油圧シリンダーに固定されるスライドコネクターと、前記スライドコネクターの昇降運動により左右水平に揺動されると共に、前記下面開口部の傾斜面を形成するエッジ部が形成されたインナースライダーと、を包含して構成されたパレット製造用金型装置において、
前記複数の柱部のうち前記矩形本体の周辺に位置する前記各柱部と前記各傾斜面の両端部とが当接する個所に前記補強部を前記隅部により形成できるように、前記油圧シリンダーの前進時、前記各インナースライダーのエッジ部の両端部が互いに所定の間隔を維持する。
【０００９】
そして、本発明に係るパレット製造用金型装置においては、前記下部板には、四方にスライドガイドレールが形成され、前記スライドコネクターの四方面にも、スライドガイドレールが夫々形成されることで、それらスライドガイドレールに前記インナースライダーが係合して滑動されるように構成されることを特徴とする。
【００１０】
且つ、前記下部板には、四方側にスライド溝が夫々切削形成されて、それらスライド溝にスライドブロックが滑動自在に係合され、それらスライドブロックには、長、短スライドコアが夫々対向して係合されることで、前記矩形本体を成形するためのキャビティの内部を井字型に組立てるように構成されることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。
【００１２】
図１〜図５は、本発明に係る一体型パレットを示した構成図であって、図１はパレットの斜視図、図２はパレットの平面図、図３はパレットの背面図、図４は図２のＡ−Ａ線縦断面図、図５は図２の部分平面図である。
【００１３】
且つ、図６及び図７は、本発明に係るパレットの使用説明図で、まず、図６及び図 ７に示されたように、本発明に係るハンドカータイプパレット１０はハンドカー５０を利用して取扱うが、前記ハンドカー５０は、平面が二股状のメーンフレーム５１の一方側にハンドル部５２が形成され、メーンフレーム５１の下方にホイールレッグ５３が形成され、該ホイールレッグ５３の下方端に車輪５４が回動自在に軸支されて構成される。以下、本発明の実施形態ではハンドカータイプのパレットのみに対して説明するが、本発明の適用範囲は、必ずハンドカータイプパレットのみに限定されるものではない。
【００１４】
前記パレット１０に移送物を積載し、ハンドカー（ｈａｎｄ ｃａｒ）５０により移送する場合は、図６に示したように、パレット１０の側面開口部１１ａにハンドカー５０を進入させ、パレット１０の下面開口部１１ｂにハンドカー５０の車輪５４を突出させると共に、ハンドカー５０のホイールレッグ（ｗｈｅｅｌ ｌｅｇ）５３を伸張させて、メーンフレーム５１をパレット１０の上方側部に接触させた後、ハンドカー５０を動かしてパレット１０を移送するようになる。
【００１５】
以下、図１乃至図５に基づいて説明すると、本発明に係るパレット１０においては、正方形などの矩形本体１０ａに井字型（上から見た時）通路１１が形成されていて、四方側面には、この井字型通路１１の入口部をなす側面開口部１１ａが夫々２個ずつ開放形成される。又、矩形本体１０ａの下面には、前記井字型通路１１の縦横が接した交差部分の下方に夫々４個の下面開口部１１ｂが開放形成されると共に、それら下面開口部１１ｂの内周面は、隅部を除いた四方が夫々傾斜面１１ｃにより形成され、前記各側面開口部１１ａの内周面も傾斜面１１ｄにより形成されている。前記複数の柱部のうち前記矩形本体１０aの周辺に位置する各柱部13b,13cと前記各傾斜面11dの両端部とが当接する個所に補強部５００が前記隅部によって形成される。
【００１６】
又、矩形本体１０ａの中央部、四方隅部及びそれら隅部間には上面１４と下面１５とを一体に連結する柱部１３（１３ａ,１３ｂ,１３ｃ）が立設形成され、矩形本体１０ａは、前記井字型通路１１、側面開口部１１ａ、下面開口部１１ｂ及び柱部１３を除いた全ての上、下面１４，１５が夫々縦横方向リブ１９０により複数の格子型補強構造に形成されることで、前記中央柱部１３ａ、四方隅の柱部１３ｂ及び各隅の柱部１３ｂ間の中間柱部１３ｃの内部も格子型補強構造に形成されている。
【００１７】
このとき、図１〜図５に示された本発明のパレットと図１９〜図２１に示された従来のパレットとを比較してみると、本発明に係るパレット１０は、上面１４の中央柱部１３ａと周辺４ケ所の中間柱部１３ｃ間の十字型領域１４ａが縦横方向リブ１９０の交差される格子型補強構造に形成されているが、従来のパレット１０は、十字型領域１４ｂが夫々縦または横方向リブ１９からなる単一リブ構造に形成されている。
【００１８】
このような本発明のパレットの矩形本体１０ａのように、上面１４の十字型領域１４ａが縦横方向リブ１９０の交差された格子型補強構造となっていると、パレット１０を長期間使用して高重量の移送物を積載する場合も、パレット１０の上面１４が曲がったり歪むことがないため、長期間安定的に使用することができる。
【００１９】
然し、従来のパレットの矩形本体１０ａのように、上面１４の十字型領域１４ｂが単一方向リブ１９により形成された単一リブ構造になっていると、機械的耐力強度が低下することで、高重量物を長期間積載するにつれて、矩形本体１０ａに曲がりや歪み現象が発生して使用寿命が短縮される。
【００２０】
ここで、パレットの上面１４の十字型領域１４ａ，１４ｂの構造は、取扱う貨物の大きさ及び使用寿命を決定する重要な部分であるが、従来は、パレットの構造に適応する金型技術の困難性から、十字型領域を縦横方向交差リブ構造の格子型に形成し得なかった。
【００２１】
図８乃至図１８は、本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示した説明図であって、図８は金型の縦断面図、図９はコアによる製品の成形作用説明図、図１０は上部板の平面図、図１１（ａ）〜（ｃ）は一つの上部コアを抜粋して示した構成図で、（ａ）は部分平面図、（ｂ）は縦断面図、（ｃ）は横断面図である。図１２は下部板を示した平面図である。
【００２２】
且つ、図１３はメーンスライドコアの組立形態を示した平面図、図１４はインサートコア部分を示した平面図、図１５及び図１６はインサートコアの作用説明図、図１７はインサートコアの組立斜視図、図１８はインサートコアの分解斜視図である。
【００２３】
図示されたように、本発明に係るパレット製造用金型１００においては、上部板１１０の下方に上部コア（ｕｐｐｅｒ ｃｏｒｅ）１２０が係合され、下部板１３０の上部に下部コア（ｌｏｗｅｒ ｃｏｒｅ）１４０が係合され、それら上、下部板１１０，１３０は、射出装置が締結される上、下部締結板１６０，１７０に夫々結合される。
【００２４】
且つ、前記上部締結板１６０には、溶融樹脂を供給して射出するスプルー（ｓｐｒｕｅ）２０１、ランナー（ｒｕｎｎｅｒ）２０２及びゲート（ｇａｔｅ）２０３を包含した溶融樹脂供給部材２００が夫々設置されている。
【００２５】
又、前記下部締結板１７０には、製品の下方側にハンドカーホールの下面開口部１１ｂ及び該下面開口部１１ｂの周辺の傾斜面１１ｃを形成するためのインサートコア（ｉｎｓｅｒｔ ｃｏｒｅ）４００が係合され（図９参照）、上部コア１２０と下部コア１４０間の製品を成形するメーンスライドコア（ｍａｉｎ ｓｌｉｄｅ ｃｏｒｅ）３００の長（ｌｏｎｇ）スライドコア３１０と短（ｓｈｏｒｔ）スライドコア３２０とが下部板１３０の左右側に滑動自在に係合され、それら長、短スライドコア３１０，３２０は、油圧シリンダー３３０及びアンギュラーピン（ａｎｇｕｌａｒ ｐｉｎ）１８０（図８参照）によって動作される。
【００２６】
又、前記下部板１３０及び下部締結板１７０には、金型１００から製品を取り出すとき、プッシングピン（ｐｕｓｈｉｎｇ ｐｉｎ）１５１を押すためのプッシングプレート（ｐｕｓｈｉｎｇｐｌａｔｅ）１５０が組立てられている（図８参照）。
【００２７】
又、前記上部板１１０は、図８、図１０及び図１１（ａ）〜（ｃ）に示されたように、中央部分にポケット１１１が形成され、該ポケット１１１の内側に２１個に分割可能に形成された上部コア１２０がブロック１１２及びボルト１１３により組立てられる。且つ、前記ポケット１１１の外側には、長、短スライドコア３１０，３２０の動作を助けるアンギュラーピンホール１１４が１６ケ所に加工形成され、四方隅部に金型１００の正確な締結をガイドするためのガイドピンが挿合されるガイドピンホール１１５が切削形成されている。
【００２８】
前記下部板１３０は、図１２に示されたように、前記上部板１１０と同様に、分割可能に２１個が形成された下部コア１４０がブロック１３２及びボルト１３３により組立てられる。
【００２９】
且つ、下部板１３０には、前記パレット１０のハンドカー車輪ホールの下面開口部１１ｂ及びスロープ区間の傾斜面１１ｃを形成するために後述するインサートコア４００が挿入されるインサートコア挿入ホール１３５が４ケ所切削形成され、該インサートコア挿入ホール１３５に隣接して後述するインナースライダー４５０が動作されるスライドガイドレール４６０を組立てるためのレール設置溝１３６が切削形成され、その下部板１３０には、前記長、短スライドコア３１０，３２０が相互対向してスライドブロック３４０に組立てられて、滑動されるスライド溝１３７が四方側に切削形成されている。
このとき、前記長、短スライドコア３１０，３２０は、下部板１３０の四方側に油圧シリンダー３３０が装着される油圧シリンダー設置溝１３８が切削形成され、該設置溝１３８に長、短スライドコア３１０，３２０に連続される油圧シリンダー３３０が係合されて動作されるようになる。
【００３０】
又、下部板１３０には、パレット１０を成形後に取り出すためのプッシングピン１５１が挿入されるプッシングピンホール１３０ａが全面にかけて均一に形成され、四方隅部には、ガイドピンホール１３０ｂ及びリターンピンホール１３０ｃが夫々形成されている。
【００３１】
又、前記インサートコア４００は、図１４〜図１８に示されたように、スライドコネクター４３０の四方面上にスライドガイドレール４４０がボルトにより組立てられ、該組立てられたスライドガイドレール４４０の上面にインナースライダー（ｉｎｎｅｒ ｓｌｉｄｅｒ）４５０がレール溝４５３により組立てられ、前記インナースライダー４５０は、再び下部板１３０に組立てられた前記スライドガイドレール４６０に、インナースライダー４５０の下方のレール溝４５４により組立てられ、前記スライドコネクター（ｓｌｉｄｅ ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ）４３０の四方側下方の下部締結板１６０上面には、該スライドコネクター４３０の昇降運動をガイドするためのガイドピン４７０が挿合されている。
【００３２】
又、前記スライドコネクター４３０の上部四方に係合された中間部４５１の上方縁側には、前記パレットの下面開口部１１ｂの傾斜面１１ｃを加工するためのエッジ部（ｅｄｇｅ ｐｏｒｔｉｏｎ）４５２が切刻形成されている。前記複数の柱部のうち前記矩形本体１０aの周辺に位置する各柱部13b,13cと前記各傾斜面11dの両端部とが当接する個所に補強部５００を形成できるように、後述する油圧シリンダー４１０の前進時、前記各インナースライダー４５０のエッジ部４５２の両端部が互いに所定の間隔Ｄを維持している。
【００３３】
且つ、スライドコネクター４３０の上面中央に切削形成された組立ホール４３１には、後述する油圧シリンダー４１０のプランジャーの上端がボルトにより螺合され、該油圧シリンダー４１０は、前記下部締結板１７０に締結板４２０を介してボルトにより螺合されて昇降されるようになっている。
【００３４】
即ち、前記インサートコア４００は、前記下部板１３０に穿孔形成されたインサートコア挿入ホール１３５を通して（図１２参照）締結板４２０を介して下部締結板１７０に固定される油圧シリンダー４１０と、該油圧シリンダー４１０の外側に固定されるスライドコネクター４３０（図１８参照）と、該スライドコネクター４３０の昇降運動により左右水平方向に揺動すると共に、前記パレットの下面開口部１１ｂの傾斜面１１ｃを形成するエッジ部４５２とからなるインナースライダー４５０と、を包含して構成される。
【００３５】
このとき、前記長、短スライドコア３１０，３２０は、図１３に示したように、スライドブロック３４０に載せられた形態に組立てられ、該スライドブロック３４０は、下部板１３０に滑動自在に結合され、動作距離が夫々異なる２個の油圧シリンダー３３０，３３１が相互対向して下部板１３０に装着されることで、長、短スライドコア３１０，３２０が動作されるようになる。
【００３６】
以下、このように構成された本発明に係るパレット製造用金型装置の作用に対して説明する。
【００３７】
まず、金型の全ての組み合わせが行われた状態で、射出機のノズルにより溶融樹脂を射出すると、金型のスプルー２０１に噴射されることで、ランナー２０２を沿ってゲート２０３を通してパレット１０の形状をなしているキャビティ１０１に充填され、所定の冷却時間を経過すると、パレット１０の成形が終了される。
【００３８】
即ち、前記金型１００の上、下部が結合されると、前記インサートコア４００は、油圧シリンダー４１０の上昇時、スライドコネクター４３０が上昇するにつれて、インナースライダー４５０がスライドガイドレール４６０，４４０を沿って左右水平方向に揺動され、インナースライダー４５０は、長、短スライドコア３１０，３２０と接してパレット１０の下面開口部１１ｂをなすと共に、インナースライダー４５０のエッジ部４５２によりパレット１０のハンドカースロープ面であるパレット１０の下面開口部１１ｂの傾斜面１１ｃ形状を形成するようになり、この状態で樹脂の射出が行われる。
【００３９】
パレット１０の形状が成形されると、インサートコア４００の油圧シリンダー４１０が動作して、パレット１０の下面開口部１１ｂからインナースライダー４５０を縮ませて離脱させ、上部コア１２０と下部コア１４０とが離形されることで、アンギュラーピン１８０により長スライドコア３１０及び短スライドコア３２０が１次動作され、動作距離の異なる二つの油圧シリンダー３３０，３３１（図８参照）により長、短スライドコア３１０，３２０が全て離脱される。
【００４０】
即ち、金型１００に射出が行われて、所定冷却時間経過した後パレット１０を取り出す時、油圧シリンダー４１０によりスライドコネクター４３０を後退させてインナースライダー４５０を引き寄せると、組立てられたレール４６０，４４０（図１５参照）を沿って水平方向に縮小され、アンダーカット（ｕｎｄｅｒ ｃｕｔ）が解除されて製品が取り出される。
【００４１】
金型１００の長、短スライドコア３１０，３２０が全て開放されると、成形されたパレット１０は下部コア１４０側に寄せられ、射出機からプッシングプレート１５０を動作させて、プッシングピン１５１を押すことで、パレット１０が金型１００から完全に取り出される。
【００４２】
次いで、インサートコア４００の油圧シリンダー４１０を動作させてインナースライダー４５０を広げ、製品の形状をなしている長、短スライドコア３１０，３２０を縮めて金型１００の上、下方を閉める。
【００４３】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、パレットは平面が正方形ではなく長方形でもよく、また上部板１１０、下部板１３０はそれぞれ円板状でもよい。また、矩形本体は図においては角が丸く形成されているが、このようにほぼ矩形であればよい。
【００４４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るハンドカータイプパレットにおいては、矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域を、縦横方向リブが交差される格子型補強構造に形成することで、矩形本体の上、下部面が全体的に格子型補強構造をなすようになって、機械的強度が全体的に均一に向上されるため、高重量の移送物を積載する場合も、パレットの上面が曲がったり歪むことがなくなって、長期間安定的に使用し得るという効果があるようなハンドカータイプパレットをパレット製造用金型により製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るパレットの構造を示した斜視図である。
【図２】本発明に係るパレットの構造を示した平面図である。
【図３】本発明に係るパレットの構造を示した背面図である。
【図４】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図２の部分平面図である。
【図６】本発明に係るパレットの使用説明図である。
【図７】本発明に係るパレットの要部の使用説明図である。
【図８】本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示した縦断面図である。
【図９】本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示したコアによる製品成形説明図である。
【図１０】本発明に係るパレット製造用金型の構成及び作用を示した上部板の平面図である。
【図１１】本発明に係る一つの上部コアを抜粋して示したものであり、図１１（ａ）は部分平面図、図１１（ｂ）は縦断面図、図１１（ｃ）は横断面図である。
【図１２】本発明に係る下部板を示した平面図である。
【図１３】本発明に係るメーンスライドコアの組立形態を示した平面図である。
【図１４】本発明に係るインサートコア部分を示した平面図である。
【図１５】本発明に係るインサートコアの作用説明図である。
【図１６】本発明に係るインサートコアの作用説明図である。
【図１７】本発明に係るインサートコアを示した組立斜視図である。
【図１８】本発明に係るインサートコアを示した分解斜視図である。
【図１９】従来のハンドカータイプパレットの構造を示した平面図である。
【図２０】従来のハンドカータイプパレットの構造を示した図１９のＢ−Ｂ線縦断面図である。
【図２１】従来のハンドカータイプパレットの構造を示した部分平面図である。
【符号の説明】
１０ パレット
１０ａ 矩形本体
１１ 井字型通路
１１ａ 側面開口部
１１ｂ 下面開口部
１１ｃ 傾斜面
１３（１３ａ,１３ｂ,１３ｃ） 柱部
１４ 上面
１４ａ 十字型領域
１５ 下面
１９ リブ
１０１ キャビティ
１１０,１３０ 上、下部板
１２０,１４０ 上、下部コア
１３５ インサートコア挿入ホール
１３７ スライド溝
１６０,１７０ 上、下部締結板
１９０ リブ
２００ 溶融樹脂供給部材
３１０,３２０ 長、短スライドコア
３４０ スライドブロック
４００ インサートコア
４１０ 油圧シリンダー
４２０ 締結板
４３０ スライドコネクター
４４０,４６０ スライドガイドレール
４５０ インナースライダー
４５２ エッジ部
４５３,４５４ レール溝
５００ 補強部（隅部）
Claims (3)
- 上面及び下面を有して中央に十字型領域が形成された矩形本体と、それら上面と下面間に十字型領域と隣接して井字型通路が形成されるように、前記上面と下面間に形成された複数の柱部と、を包含し、前記矩形本体の四方側面には、前記井字型通路の入口である側面開口部が夫々形成され、前記矩形本体の下面には、前記井字型通路の縦横が接する交差部位に下方に４個の下面開口部が露出して形成され、前記矩形本体の上面の中央柱部と周辺４ケ所の中間柱部間の十字型領域は、縦横方向リブの交差される格子型補強構造に形成され、前記上、下面及び柱部は、全体的に格子型補強構造をなし、前記各下面開口部の内周面の四方に傾斜面が形成され、
前記複数の柱部のうち前記矩形本体の周辺に位置する各柱部と前記各傾斜面の両端部とが当接する隅部の個所に補強部が形成されるパレットを一体に成形するために射出機に締結される上、下部締結板と、それら上、下部締結板に係合された上、下部板と、前記上部締結板に係合された溶融樹脂供給部材と、前記上、下部板に夫々係合された上、下部コアと、を包含し、
前記パレットの前記井字型通路の前記下面開口部の上方に位置されて、前記中央柱部と周辺の中間柱部間に形成される前記十字型領域を前記縦横方向リブの交差する格子型補強構造に形成するために、前記上、下部板の中間に前記パレットの前記井字型通路を形成する長、短スライドコアが四方側に滑動自在に設置され、前記上、下部コアには、縦横方向に交差される前記リブを成形するための格子型成形部が形成され、前記下部板には、前記パレットの前記下面開口部及び周辺の前記傾斜面を形成するインサートコアが係合され、
前記インサートコアは、前記下部板に形成されたインサートコア挿入ホールを通して締結板を介して前記下部締結板に固定される油圧シリンダーと、前記油圧シリンダーに固定されるスライドコネクターと、前記スライドコネクターの昇降運動により左右水平に揺動されると共に、前記下面開口部の傾斜面を形成するエッジ部が形成されたインナースライダーと、を包含して構成されたパレット製造用金型装置において、
前記複数の柱部のうち前記矩形本体の周辺に位置する前記各柱部と前記各傾斜面の両端部とが当接する個所に前記補強部を前記隅部により形成できるように、前記油圧シリンダーの前進時、前記各インナースライダーのエッジ部の両端部が互いに所定の間隔を維持することを特徴とするパレット製造用金型装置。 - 前記下部板には、四方にスライドガイドレールが形成され、前記スライドコネクターの四方面にも、スライドガイドレールが夫々形成されることで、それらスライドガイドレールに前記インナースライダーが係合して滑動されるように構成されることを特徴とする請求項１記載のパレット製造用金型装置。
- 前記下部板には、四方側にスライド溝が夫々切削形成されて、それらスライド溝にスライドブロックが滑動自在に係合され、それらスライドブロックには、長、短スライドコアが夫々対向して係合されることで、前記矩形本体を成形するためのキャビティの内部を井字型に組立てるように構成されることを特徴とする請求項１記載のパレット製造用金型装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1020030005969A KR100727822B1 (ko) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 일체형 핸드카 타입 팔레트 제조용 금형장치 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004231293A JP2004231293A (ja) | 2004-08-19 |
| JP3841068B2 true JP3841068B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
ID=32960134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003190649A Expired - Fee Related JP3841068B2 (ja) | 2003-01-29 | 2003-07-02 | パレット製造用金型 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3841068B2 (ja) |
| KR (1) | KR100727822B1 (ja) |
| CN (1) | CN100341748C (ja) |
| HK (1) | HK1066774A1 (ja) |
| TW (1) | TW589271B (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727822B1 (ko) * | 2003-01-29 | 2007-06-14 | 주식회사 덕유 | 일체형 핸드카 타입 팔레트 제조용 금형장치 |
| KR101078125B1 (ko) * | 2005-02-07 | 2011-10-28 | 삼성전자주식회사 | 다공성 물질을 이용한 비휘발성 나노 채널 메모리 소자 |
| KR100876934B1 (ko) * | 2008-09-10 | 2009-01-07 | 최영환 | 팔레트 제조용 금형장치 |
| KR100917970B1 (ko) * | 2008-09-11 | 2009-09-17 | 재영솔루텍 주식회사 | 핸드카형 파렛트의 금형장치 및 핸드카형 파렛트 |
| KR100917397B1 (ko) * | 2009-04-06 | 2009-09-17 | 내쇼날푸라스틱주식회사 | 민자형 일체형 파레트 제조장치 |
| CN101612769B (zh) * | 2009-07-18 | 2014-10-22 | 浙江荣信模具塑料有限公司 | 双面托盘长、短抽芯件交错对碰脱模机构 |
| CN102019658A (zh) * | 2009-09-09 | 2011-04-20 | 浙江荣信模具塑料有限公司 | 圆弧角长、短抽芯件双面网格托盘模具 |
| JP5517241B2 (ja) * | 2009-11-25 | 2014-06-11 | 三甲株式会社 | パレット、パレット成形金型及びパレット成形方法 |
| JP5680388B2 (ja) * | 2010-12-02 | 2015-03-04 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 運搬用パレット及び金型 |
| US8758007B2 (en) * | 2012-02-08 | 2014-06-24 | Shin Tai Plastics Industrial Co., Ltd. | Structure of slide-block module of a plastic pallet shaping mold |
| JP6139825B2 (ja) * | 2012-04-16 | 2017-05-31 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | パレット |
| KR101382603B1 (ko) | 2012-08-31 | 2014-04-17 | 내쇼날몰텍(주) | 팔레트 제조용 금형장치 |
| JP5601736B2 (ja) * | 2013-09-02 | 2014-10-08 | 三甲株式会社 | パレット成形金型及びパレット成形方法 |
| KR102153074B1 (ko) * | 2018-08-09 | 2020-09-07 | 최영환 | 헥사곤 구조의 팔레트 제조용 금형장치 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2734077B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1998-03-30 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 合成樹脂製パレット及びその成形方法 |
| KR0178383B1 (ko) * | 1989-08-25 | 1999-04-15 | 가와무라 시게구니 | 합성수지제 파렛트 |
| JP2827423B2 (ja) * | 1990-03-31 | 1998-11-25 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 合成樹脂製パレット及びその成形方法 |
| JPH0698984A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-12 | Masaharu Tsuburaya | 縫製品の縦送り・横送り兼用ミシン |
| NO944057L (no) * | 1993-10-26 | 1995-04-27 | Plastic Omnium Cie | Palle av plast og fremgangsmåte for dennes fremstilling |
| JPH10218178A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Dainippon Ink & Chem Inc | 合成樹脂製パレット |
| JP3023954B2 (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-21 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 合成樹脂製パレットの成形方法 |
| JP3961167B2 (ja) * | 1998-10-26 | 2007-08-22 | 日本プラパレット株式会社 | 合成樹脂製パレット |
| JP3976222B2 (ja) * | 1999-09-08 | 2007-09-12 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 合成樹脂製パレット |
| KR100425797B1 (ko) * | 2001-06-20 | 2004-04-03 | 주식회사 세화 | 일체형 팔레트 |
| JP4017097B2 (ja) * | 2001-07-16 | 2007-12-05 | 株式会社明治ゴム化成 | 合成樹脂製パレット |
| KR100727822B1 (ko) | 2003-01-29 | 2007-06-14 | 주식회사 덕유 | 일체형 핸드카 타입 팔레트 제조용 금형장치 |
-
2003
- 2003-01-29 KR KR1020030005969A patent/KR100727822B1/ko active IP Right Grant
- 2003-06-27 TW TW092117570A patent/TW589271B/zh not_active IP Right Cessation
- 2003-07-02 JP JP2003190649A patent/JP3841068B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-07-25 CN CNB031330894A patent/CN100341748C/zh not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-12-14 HK HK04109901A patent/HK1066774A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW200413223A (en) | 2004-08-01 |
| HK1066774A1 (en) | 2005-04-01 |
| KR20040069543A (ko) | 2004-08-06 |
| CN1517276A (zh) | 2004-08-04 |
| KR100727822B1 (ko) | 2007-06-14 |
| JP2004231293A (ja) | 2004-08-19 |
| CN100341748C (zh) | 2007-10-10 |
| TW589271B (en) | 2004-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3841068B2 (ja) | パレット製造用金型 | |
| CN110936565A (zh) | 一种短斜销脱模键帽的模具 | |
| KR100787195B1 (ko) | 사출성형금형의 언더컷용 슬라이드 구동구조 | |
| US6790401B2 (en) | Method for manufacturing a bowling pin | |
| KR101079434B1 (ko) | 금형용 일체형 슬라이드 | |
| EP0669194B1 (en) | Method of and mold for molding product having insert | |
| KR200311601Y1 (ko) | 핸드카 타입 팔레트 | |
| KR200328346Y1 (ko) | 일체형 팔레트 및 그 제조용 사출금형 | |
| JP2000094479A (ja) | 射出成形金型及び射出成形方法 | |
| JP5118511B2 (ja) | 合成樹脂製のパレット | |
| KR100344901B1 (ko) | 재활용 가능한 사출금형의 구조 | |
| KR950010289B1 (ko) | 합성수지제 패릿드의 일체성형방법 | |
| JP2003053794A (ja) | 射出成形金型のロック機構 | |
| KR102153074B1 (ko) | 헥사곤 구조의 팔레트 제조용 금형장치 | |
| JP4809673B2 (ja) | 金型装置 | |
| JP3611977B2 (ja) | 中空体製品の成形方法および成形用金型 | |
| KR20080004359U (ko) | 금형 조립체 | |
| CN218429777U (zh) | 一种储存箱盖注塑模具 | |
| KR20090009961U (ko) | 금형조립체의 스프루장치 | |
| KR101386090B1 (ko) | 금형 조립체 | |
| CN219466849U (zh) | 一种仪表板下本体的成型模具 | |
| JP2004291324A (ja) | 多色成形用金型及び多色成形方法 | |
| CN212979116U (zh) | 注塑模具 | |
| CN108044049B (zh) | 一种立柱砂模的制造方法 | |
| JPH0436247Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050124 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050131 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050421 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050426 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050801 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050802 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060130 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060529 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060612 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060718 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060731 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3841068 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818 Year of fee payment: 5 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818 Year of fee payment: 6 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818 Year of fee payment: 7 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |