JP3840884B2 - トラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャブバックの後方に鳥居が配置された荷台を有するトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、小型のトラックにおいては、急制動時等に荷台の荷物が前方側に移動してキャブバックに直接当たらないように、キャブバックの後方には鳥居と称される柵部材が設けられている。鳥居の下部には車幅方向に延びる前立てボードが設けられ、前立てボードの下縁は車幅方向に延びるフロントフロアレールに取り付けられている。フロントフロアレールは板金製で、断面L字形に曲げ加工することで前立てボードの下縁部を支持するように形成されている。そして、前立てボードの下縁部の後面側(荷室側)にフロントフロアレールが配され、フロントフロアレールと前立てボードの下縁部が固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のトラックでは、前立てボードの下縁部の後面側(荷室側)にフロントフロアレールが配されているため、荷室に積載されている積載物が車両走行中に急ブレーキ等の影響で前立てボードに強い衝撃力を持って突き当たるとフロントフロアレールへの前立てボード取り付け状態が解かれてしまう虞がある。
【0004】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、フロントフロアレールへの前立てボード取り付け力を向上させた荷台を有するトラックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための第1の発明(請求項1に対応)に係るトラックは、車両のキャブの後方に配設された荷台であって、同荷台の前端部に鳥居が立設され、同鳥居の下方でかつ鳥居の柱間に上記荷台の囲いの一部を形成する前立てボードが配設され、同前立てボードが、上記鳥居下縁部の車幅方向に延在したフロントフロアレールと、同フロントフロアレールの上方で車幅方向に延在したボトムレールにて支持された荷台において、
上記前立てボードの車両前側に、上記フロントフロアレールと上記ボトムレールとに渡り支持材が配設され、
上記前立てボードは上記キャブに面した面に上記フロントフロアレール及び上記ボトムレールを当接させて支持され、上記前立てボード、ボトムレール、フロントフロアレール及び支持材は夫々締結部材で共締めされ
たことを特徴とする。
上記目的を達成するための第2の発明(請求項2に対応)に係るトラックは、第1の発明に係るトラックにおいて、上記フロントフロアレールの前立てボード支持部は車両前後方向に段差を有した形状で、上記前立てボードを上記キャブに面した面に接して支持する縦支持面部と、前立てボードの上記荷台の荷室側の面と面一をなす縦平面部と、上記縦支持面部と上記縦平面部とを連結する横連結面部とから構成され、横連結面部と縦支持面部とを鋭角状態で連続させた荷台構造としたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の一実施形態例に係るトラックの外観状態、図2には図1中のII-II 線矢視、図3には図1中のIII-III 線矢視を示してある。
【0007】
図1、図2に示すように、トラック1には荷台2が設けられ、荷台2には側あおり3及び後あおり4がそれぞれ開閉自在に設けられている。トラック1のキャブ5の後側でかつ荷台2の前端部には鳥居6が設けられ、鳥居6によって急制動時等の荷物のキャブ5への干渉が防止されている。鳥居6は、左右のサイドポスト7の上部に車幅方向に延びるトップレール8がわたされ、鳥居6の下部には荷台2の車幅方向に延びるボトムレール9が設けられている。トップレール8とボトムレール9とにわたり縦さん10が複数本固定されている。サイドポスト7の最上部はトップレール8よりも高い位置にあり、長尺な荷物をトップレール8の上にわたって載置した際に、荷物の横移動を規制できるようになっている。尚、サイドポスト7とトップレール8とを一体に形成し、トップレールに相当する位置に可倒式のストッパを設けて荷物の横移動を規制できるようにしてもよい。
【0008】
ボトムレール9の下方には前立てボード11の上縁が固定支持され、前立てボード11の下縁は荷台2の床部で車幅に延びて車体側に固定されるフロントフロアレール12に固定されている。フロントフロアレール12にはフロアボード13の前縁に下面が支持固定されている。サイドポスト7には固定手段としての前掛け金15が設けられ、側あおり3を閉じた際に前掛け金15によって側あおり3の車両前方部がサイドポスト7に固定される。
【0009】
図2に基づいて前立てボード11及びフロアボード13の取り付き部の構成を説明する。
【0010】
図に示すように、横根太21には前立てボード11の車両前側に位置する支持材22の下端部が固定され、支持材22の上端部はボトムレール9に前立てボード11とともに固定されている。フロントフロアレール12は縦面部23と水平部24とを有し、支持材22の下方にはフロントフロアレール12の縦面部23が前立てボード11とともに固定されている。そして、フロントフロアレール12の水平部24がフレーム21にフロアボード13の前縁部とともに固定されている。図中の符号で20は支持材22がL字またはコの字断面に折り曲げられ形成された補強片である。
【0011】
フロントフロアレール12の水平部24にフロアボード13の前縁部が支持されるフロアボード支持部25が形成されている。フロアボード支持部25は、フロアボード13の前縁部の下面が載置される水平な載置面部26と、フロアボード13の上面と面一をなす平面部27と、載置面部26及び平面部27を連結する縦連結面部28とから構成され平面部27と載置面部26とが段差状態となっている。そして、載置面部26と縦連結面部28とは鋭角の角度θで連続して形成され、平面部27と縦連結面部28とは鋭角の角度αで連続して形成されている。
【0012】
平面部27と縦連結面部28とを鋭角の角度αで連続させたことにより、載置面部26にフロアボード13の前縁部の下面を載置した際、フロアボード13の前縁端が確実に縦連結面部28と平面部27の角に当接することになる。このため、固定ねじ29によりフロアボード13とフロントフロアレール12をフレーム21に固定することで、組み立て時等に特別な調整を行うことなくフロントフロアレール12の平面部27とフロアボード13の上面との間に隙間が生じない状態にフロアボード13を取付けることが可能になる。
【0013】
フロントフロアレール12の縦面部23には前立てボード11の下縁部が支持される前立てボード支持部31が形成されている。前立てボード支持部31は車両前後方向に段差を有した形状で、前立てボード11の車両前側(キャブ5側の面)の面を支持する縦支持面32と、前立てボード11の車両後側の面(荷室42側の面)と面一をなす縦平面部34と、縦支持面32と縦平面部34とを連結する横連結面部33とから構成されている。
【0014】
フロントフロアレール12の縦支持面部32に前立ボード11の車両前側(キャブ5側)の面を当接させ固定ねじ35を挿通してナットで締めつけることにより前立ボード11がフロントフロアレール12に支持される。これにより、仮に荷室42側から前立ボード11に強い衝撃力が加わったとしても、フロントフロアレール12の縦支持面32全体に分散して衝撃力を受け止めるので、フロントフロアレール12への前立ボード11の取付け状態が解かれることが防がれる。
【0015】
更には、図2に示すように、前立ボード11及びフロントフロアレール12の縦支持面部32とを支持材22に重ね合わせて固定ねじ35を挿通してナットで締めつけることで締結状態が強化される。また、フロントフロアレール12の横連結面部33と縦平面部34とは鋭角の角度γで連続して形成され、横連結面部33と縦支持面32とは鋭角の角度βで連続して形成されている。
【0016】
横連結面部33と縦支持面32とを鋭角の角度βで連続させたことにより、縦支持面32に前立ボード11を重ね合わせる際に、前立ボード11に下縁部の角が横連結面部33と縦支持面32との間の曲がり部分に干渉しなくてすみ、更に、横連結面部33と縦平面部34とを鋭角の角度γで連続形成することにより、前立ボード11に下縁部が確実に横連結面部33と縦平面部34との角に当接してフロントフロアレール12の縦平面部34と前立ボード11との間に隙間が生じることが防がれる。
【0017】
図2乃び図3に基づいてボトムレール9の形状を説明する。
【0018】
ボトムレール9の両端はサイドポスト7に溶接等により固着され、前立てボード11は車幅方向の複数箇所で固定ねじ37によってボトムレール9に固定されるとともに支持材22に固定されている。ボトムレール9の荷台2側の面38は、車幅方向両端部を除いて前立てボード11の面に対して荷室42側に幅hだけ突出して形成されている。このため、木製の前立てボード11が湿度等により固定ねじ37の間で変形して浮き上がっても、ボトムレール9の面38より荷室42側に突出することがない。従って、ボトムレール9の固定箇所の間で前立てボード11が変形しても見栄えが低下することがない。
【0019】
【発明の効果】
本発明のトラックは、車両のキャブの後方に配設された荷台であって、荷台の前端部に鳥居が立設され、鳥居の下方でかつ鳥居の柱間に荷台の囲いの一部を形成する前立てボードが配設され、前立てボードが、鳥居下縁部の車幅方向に延在したフロントフロアレールと、フロントフロアレールの上方で車幅方向に延在したボトムレールにて支持された荷台において、前立てボードの車両前側に、フロントフロアレールとボトムレールとに渡り支持材が配設され、前立てボードはキャブに面した面にフロントフロアレール及びボトムレールを当接させて支持され、前立てボード、ボトムレール、フロントフロアレール及び支持材は夫々締結部材で共締めされたことにより、仮に荷室側から強い衝撃力が加わったとしても、縦支持面の衝撃力が分散され実質的にフロントフロアレールと前立てボードとの締結力を増加させた構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るトラックの外観図。
【図2】図1中のII-II 線矢視図。
【図3】図1中のIII-III 線矢視図。
【符号の説明】
1 トラック
2 荷台
3 側あおり
4 後あおり
5 キャブ
6 鳥居
7 サイドポスト
8 トップレール
9 ボトムレール
11 前立てボード
12 フロントフロアレール
13 フロアボード
15 前掛け金
16 フック
17 溝
18 嵌合板部
19 操作レバー
20 掛け金
21 横根太
22 支持材
23 縦面部
24 水平部
25 フロアボード支持部
26 載置面部
27 平面部
28 縦連結面部
31 前立てボード支持部
32 縦支持面
33 横連結面部
34 縦平面部
40 最前部
41 面取り部
42 荷室

Claims (2)

  1. 車両のキャブの後方に配設された荷台であって、同荷台の前端部に鳥居が立設され、同鳥居の下方でかつ鳥居の柱間に上記荷台の囲いの一部を形成する前立てボードが配設され、同前立てボードが、上記鳥居下縁部の車幅方向に延在したフロントフロアレールと、同フロントフロアレールの上方で車幅方向に延在したボトムレールにて支持された荷台において、
    上記前立てボードの車両前側に、上記フロントフロアレールと上記ボトムレールとに渡り支持材が配設され、
    上記前立てボードは上記キャブに面した面に上記フロントフロアレール及び上記ボトムレールを当接させて支持され、上記前立てボード、ボトムレール、フロントフロアレール及び支持材は夫々締結部材で共締めされ
    たことを特徴とするトラック。
  2. 請求項1において、上記フロントフロアレールの前立てボード支持部は車両前後方向に段差を有した形状で、上記前立てボードを上記キャブに面した面に接して支持する縦支持面部と、前立てボードの上記荷台の荷室側の面と面一をなす縦平面部と、上記縦支持面部と上記縦平面部とを連結する横連結面部とから構成され、横連結面部と縦支持面部とを鋭角状態で連続させた荷台構造としたことを特徴とするトラック。
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