JP3840202B2 - 通信端末、通信端末の制御方法、および通信端末の制御プログラム - Google Patents

通信端末、通信端末の制御方法、および通信端末の制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP網に接続し、所定のIP電話方式により通話を行なうとともに、インターネットリソースを閲覧するためのブラウザ手段を有する通信端末、その制御方法、およびその制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及が世界的に急速に拡大しており、通信料金の著しい低減を図ることができる利点から、インターネット電話(以下IP電話)が注目を浴びている。インターネット電話で特に現在有力な規格はVoIP(下記の非特許文献1:ITU−T勧告H.323など)であり、このような規格によるインターネット電話対応の機器が様々な形で提案されている。
【0003】
従来では、ネット上のコンテンツ(WEBページやFTP/GOPHERディレクトリ、ネットニュースなど)の閲覧(HTTP/FTP/GOPHER/NNTPプロトコルなど対応するプロトコルによる上記のコンテンツの閲覧。多くの場合WEBブラウザソフトウェアにより行なわれる)をコンピュータで行なうための装置構成と、IP電話で通話を行なうための装置構成はそれぞれ別の構成であったが、近年になってこの2つを複合化した装置の実現化が行われつつある。このような複合化装置においては、
・通話を行いながらネットコンテンツの閲覧を行なえる
・ネットコンテンツの電話番号情報を指定して電話をかけることができる
など、様々な複合化によるメリットを生み出す事が可能となる。このうち通話を行いながらネットコンテンツ閲覧を行なう機能に関しては従来の電話の機能に対して大きく異なる部分であり、今後様々なサービス等の発展が考えられる。
【0004】
しかしながら、現状ではこれらの端末においては、装置を使用する使用者がコンテンツの閲覧を能動的に行なう必要がある。すなわち、電話を使うというユーザ操作と、コンテンツ閲覧を行なうというユーザ操作は別々の物であり、電話と比較して複雑なコンテンツ閲覧操作を電話操作とは別に適宜行なう必要があるという問題があり、ユーザビリティ性の向上が求められている。
【0005】
【非特許文献1】
ITU−T勧告 H.323
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
また、従来の構成では、通話に関してもネットコンテンツ閲覧に関しても制御は全て手動で行なうようになっているので、たとえば通話を行っている端末使用者同士が同一ページのネットコンテンツを閲覧したい場合は、
・音声通話によって内容を知らせ合い、それぞれの使用者が自らの端末を操作して目的のネットコンテンツを閲覧する。
あるいは、
・音声通話中に、一方の端末使用者が目的のネットコンテンツのURLを記したEメールを作成して他方の端末使用者に送信し、受け取ったURLを参照してネットコンテンツを閲覧する。
といった煩雑な操作が必要であった。
【0007】
したがって、IP通話およびインターネットリソース閲覧の可能な通信端末においては、容易な操作により、通話者どうしで確実に同一のインターネットリソースを共有利用できるような構成、たとえば、容易な操作により、現在閲覧中のインターネットリソースを通話相手に閲覧させることができるような構成が望まれている。
【0008】
本発明の課題は、上記の問題を解決し、通話およびインターネットリソース閲覧が可能な通信端末を用いた通信において、簡単な操作により双方の通話者が同一のインターネットリソースを確実に閲覧できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明によれば、IP網に接続し、所定のIP電話方式により通話を行なうとともに、インターネットリソースを閲覧するためのブラウザ手段を有する通信端末、その制御方法、およびその制御プログラムにおいて、
特定の操作手段の操作に応じて、IP電話で通話中の相手通信端末にFTPログインし、FTP手順を用いて閲覧中のインターネットリソースのURL情報を前記相手通信端末に送信し、当該インターネットリソースを相手通信端末のブラウザ手段で閲覧させる構成を採用した。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
なお、本明細書(特許請求の範囲も含む)では、用語として「インターネット」および「インターネットリソース」を用いるが、前者はIP網を、後者はIP網上でIPを介してアクセス可能なデータ(ファイルやディレクトリリストなどを含む)その他の資源を指す。すなわち、本明細書において用語「インターネット」は、単にIP網と同義であり、広域的かつ公共的に利用されるいわゆる”Internet”の他、企業その他の組織内で閉じたいわゆるイントラネットのようなIP網も含み、用語「インターネットリソース」はこれらのネットワーク上でIPを介してアクセス可能なデータを指すものとする。これは「IP網リソース」のような適当な上位概念の用語が現在のところ一般的ではないための止むを得ない措置である。
【0015】
図1は本発明を採用したIP電話機能およびWEBブラウザ機能を有する通信端末の構成を示している。図1において、符号100は、情報端末200が接続されるIP網(いわゆるインターネットの他に、イントラネットのように閉じた網も考えられるが、以下では特に区別する必要がある場合を除きインターネット網という)で、有線回線101を介して接続される。本実施形態では、有線回線101としてはADSLであるものとし、図1の情報端末の回線はスプリッタ102によりPSTN網用の帯域104と、ADSL網用の帯域103を分割して使用する。
【0016】
情報端末200は、PSTN接続による音声通信(たとえば通話およびファクシミリ)が可能であるとともに、インターネット接続(PPPoEなどのADSL接続方式が用いられる)、およびインターネット上の資源の利用(本実施形態の場合、少なくともIP電話の他にWEBページ閲覧、Eメール送受信など)が可能である。
【0017】
なお、IP網100への接続は、ADSLである必要はなく光ファイバー回線や、CATV回線、無線回線など任意の回線メディアを用いることができる。
【0018】
図1の情報端末200は液晶表示器などを用いた表示部214およびテンキーや各種ファンクションキーを含む操作部215、および音声通話用入出力のためのハンドセット208を有する。表示部214および操作部215は通話制御のために用いられる他、WEBブラウザ機能を実現するためにも用いられる。
【0019】
操作部215は、キーボードないしポインティングデバイス、または、ファンクションキーなどから成り、表示部214とともにユーザーインターフェースを構成し、WEBブラウズ操作、プリント、発呼/着呼/登録等に関するオペレータの操作を受け付け、後述のCPU201へオペレータの操作を通知するために用いられる。操作部215の操作キーには、たとえばダイヤル番号やURL等、0〜9および*、#、アルファベット、記号などを入力するためのダイヤルキー、ファクシミリの送受信を制御する送信、受信キー、回線のON/OFFを制御するオフフックキー、保留キー、機能設定を行なうためのセレクトキー等のキーが含まれる。
【0020】
また、操作部215には、特にリソース転送ボタン244およびワンタッチキー245が設けられている。このうち、リソース転送ボタン244は、本端末どうしでIP電話中にインターネットリソースを共有利用することを指定するためユーザが押下する。具体的には、現在自分が閲覧中のインターネットリソース(WEBページなど)を相手にも見せたい時に押下するもので、このリソース転送ボタン244の名称は、たとえば、「見せる」キーなど、他の適当なものであってもよい。
【0021】
また、ワンタッチキー245は、この種の電話機やファクシミリ装置に設けられる相手局の情報を登録可能な複数キーからなるキー群で、公知のワンタッチキー245では、その各々に相手局の電話番号や名称情報を登録できるようになっており、ワンタッチキー245の1つを押下することにより、その相手局を発呼することができる。
【0022】
本実施形態においては、ワンタッチキー245には、上記の相手局情報の他、インターネットリソースのURL情報、あるいはさらに特定の相手局情報とその相手に見せたいインターネットリソースのURL情報の組合せを登録することができる(発呼の際にURL情報も相手に送り、そのURLの情報を相手に見せるため)。ワンタッチキー245については、後でより詳細に説明する。
【0023】
図2に図1の情報端末200の制御系の構成を示す。図示の制御系は、情報端末200でIP電話機能およびWEBブラウザ機能の他、ファクシミリ機能(図1では不図示)を実現するものである。
【0024】
図2においてCPU201は、データバス219を介して各部との信号の入力を行ない、この入力した信号に応じてデータバス219に接続された各構成要素を制御する。すなわち、CPU201はROM202に格納されたプログラムにしたがって全体を制御し、網への接続や、各種プロトコルを制御し処理を実行する。もちろんCPU201の制御には操作、表示、読み取り、記録に使用する制御も含まれる。
【0025】
さらに、ブロードバンド接続に関する制御や、IP電話を実現するための制御、WEBアクセスを行なうための制御、WEBページを表示するためのブラウザ制御、また、IPアドレスの検知、抽出制御、そして、URL等のデータを送信するためのファイル作成や、送受信制御を実行する。
【0026】
また、ROM202は、プログラムを格納したメモリであり、マスクROMやフラッシュROMなどで構成される。また、データの書込み、消去が必要なデータ用にフラッシュROMや、EEPROMを用いて構成することも考えられる。ROM202には、CPU201で行なう制御全般のプログラムが格納されている。
【0027】
RAM203はCPU201が処理を行なう場合のワークエリアとして、呼処理を含むWEB閲覧やEメール送受信の各処理を実行するにあたって使用したり、読取、記録時、または音声CODECデータを処理したりするエリアでもある。ここは、ROM202と異なり、一時的なデータが記憶される。
【0028】
さらに、RAM203は電池等でバックアップされる部分もあり、時間データ等、各種サービス機能の設定内容やアドレス帳(あるいは電話帳)に登録した内容を記憶する。図2ではこのような領域のうち、特にアドレス帳203aの領域を図示してある。
【0029】
このアドレス帳203aには、通常回線の通話の際の番号通知などで得た電話番号、IP電話通信の際に得たIPアドレス、さらに、これらの選択情報に対応するユーザ名やメールアドレスの他、自機のユーザのユーザ名およびメールアドレスなどを所定の設定操作に基づき記憶させておく。
【0030】
また、上述のワンタッチキー245の登録情報、あるいは他の短縮ダイヤル操作の登録情報などもこのアドレス帳203aの領域に記憶される。
【0031】
このアドレス帳203aに類する管理情報の記憶領域は、不揮発性のメモリとしてのEEPROM等で構成することもできる。
【0032】
また、RAM203は、IP電話接続手順にて検出したIPアドレスの一時保管や、ファイル送受信を行なうためのバッファや、WEBページ表示のための受信バッファとしても利用する。
【0033】
通信制御部204は、アナログ(PSTN)公衆回線(スプリッタ102で分割されたアナログ帯域104)を収容するためのインタフェイスであり、アナログ回線の場合、局交換機の電話回線(以後、加入者線と称す)に接続され、ダイオードによる全波整流回路により構成され、回線電圧の極性を一致させるための極性一致回路、回路局交換機の加入者線に接続され、局交換機からの呼出信号を検出するリンガー検出回路、オフフック操作が行われると回線ループを形成するとともに、局に対してダイヤルパルスを送出するパルス送出回路、2線−4線変換を行なうためのトランス回路で構成されている。また、外部に接続されるアナログ端末用のインターフェイス220も設け通常のアナログ端末も接続できるように構成されている。
【0034】
DSP205はMODEM(変復調)部であり、DSPとAFE(アナログフロントエンド)で構成され、機能的には、G3FAXによるファクシミリの送受信を行なうファクシミリモデムの機能を、CPU201の制御により実現する。さらにモデムデータ(ナンバーディスプレイデータ)の解析を行なうナンバディスプレイ機能と、エコーキャンセラ機能を有し、スピーカフォン機能をも実現することができる。
【0035】
音源部206は、保留音や着信メロディーの音源であり、内部に音源データ生成機能を有し、ROM202や、RAM203に記憶してあるデータに基づきCPU201の制御により音源部206でアナログ信号として再生することができる。また擬似DT、BT、RBT等のコールプログレストーンを出力するための音源も兼ねる。
【0036】
符号207は音声処理部で、CPU201の制御によりDSP(MODEM)205からの信号や音源部206、後述するハンドセット208、スピーカ209、本体マイク210、通信制御部204等の入出力信号をこの音声処理部207の音声パス制御により処理する。
【0037】
ハンドセット208(図1)は通常回線上の通話およびIP電話における音声の入出力に用いられる。ハンドセット208のフックのON/OFFはフック検出部216により検出され、このフックの状態に応じて回線のON/OFFが制御される。
【0038】
スピーカ209は着信音や記憶した音声データの出力およびスピーカフォン通話時のモニタに用いられる。本体マイク210はスピーカホン機能を実現する際の音声入力として使用する。
【0039】
記録部211は、感熱型、熱転写型プリンタ、あるいはレーザービームプリンタ、インクジェットプリンタ等の周知の記録手段から構成され、ファクシミリ記録の場合MH、MR、MMR符号化されたデジタルデータを復号化し、この復号化したデータを記録する。また、WEBブラウザからデータをプリントする場合は、RAM203を受信バッファとして使用し、そこに格納されているマークアップ言語(通常HTML)で記述されたウェブ1ページ分のデータを表示用データに変換し、表示部214の一画面に表示可能な量のデータをRAM203内の表示バッファに格納する。WEBブラウザは表示バッファへの格納を終了すると記録部211へ記録開始通知を行なう。
【0040】
記録部211は該通知を受けると表示バッファからデータを読み出し、1ラインごとにプリント用データに変換して記録手段に転送する。転送が終わると転送終了通知をブラウザに通知する。転送終了通知を受けたブラウザは次の表示用データがあれば表示バッファに格納して記録部211に通知し、ウェブページ分のデータが終わり、次の表示用データがない時にはページ終了を通知する。以上の処理を繰り返して1ページ分のデータを記録部211に転送し、ウェブプリントを行なう。
【0041】
読取部212はCCDあるいは密着型センサアレイ等の周知の原稿読取手段を備えており、読取手段で読み取ったアナログデータをデジタルデータに変換するとともに、この変換されたデジタルデータをファクシミリ通信においては、MH、MR、MMR符号化等の周知の符号化方法により符号化し出力する。
【0042】
符号213はセンサ部であり、読取部212上の送信原稿の有無やサイズを検出しその結果をCPU201に通知する。また、記録部211上の記録紙の有無やサイズを検出しその結果をCPU201に通知する。
【0043】
表示部214(図1)は、カラーLCDや、モノクロLCD等の液晶部品などにより構成され、種々の情報表示を行なうために用いられる。表示部214の表示処理にはインターネット上のサーバより受信したHTMLの情報の表示、時刻の表示や通信中の回線状態およびエラー等の状態の表示、その他動作状態のモニタ表示、操作部215でキー入力された文字メッセージや受信した文字メッセージの表示、電話機の各種サービス機能の設定内容などの表示が含まれる。
【0044】
操作部215は、図1に示したものに対応しており、上記のリソース転送ボタン244、ワンタッチキー245の他、テンキー、ファンクションキーなどを含むキーボード、あるいはさらにマウスなどのポインティングデバイスなどから構成され、表示器214とともにユーザーインターフェースを構成する。操作部215は、WEBブラウズ操作、プリント、発呼/着呼/登録などに関するあらゆるユーザ操作を受け付け、その内容をCPU201に通知する。
【0045】
ネットワーク制御部240は、インターネット通信にかかわる各種プロトコルを制御する。ネットワーク制御部240は便宜上回路ブロックとして示してあるが、実際にはその基本制御はCPU201のソフトウェアにより行なわれる。
【0046】
ネットワーク制御部240は、MIIインタフェイスを用いたドライバ部241(通常PHYと呼ばれる)を介してNIC(ネットワークインターフェースカード)242(図示のように複数設けることも可)の入出力を制御するとともに、ADSLモデム部230の入出力を制御する。
【0047】
NIC242はCSMA/CD(イーサネット:商標名)などのインターフェース方式(あるいは他の)に基づくものを用いることができる。NIC242はドライバ241を介してデータバス219に接続される。NIC242はLAN105に接続された他の機器と通信するために用いられるが、後述の制御には必ずしも必須ではない。また、NIC242は図2では異なるIPアドレスセグメントに属するLANと接続するために複数設けられているが、その個数は任意であり、また単数のみ設けられるものであってもよい。
【0048】
ネットワーク通信において、ネットワーク制御部240を中心とした図2の回路ブロック間の入出力は次のように行なわれる。
【0049】
IP電話の通信はたとえばITU−T勧告H.323に記載されるVoIPにより行なう。VoIPでは、IP(Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)、RTP(Transport Protocol For Real−Time Application)、RSVP(Resourse Reservation Protocol)などの各種プロトコルが利用される。
【0050】
IP電話の場合、ハンドセット208から入力される音声信号は、音声処理部207を介して処理され、CODEC部243により、音声処理のためのコーデック処理を実行し、ITU−T勧告G.711やG.729等の符号フォーマットに基づく符号化/復号化を介して音声信号がデジタルデータとして送受信される。また、通話相手のIPアドレスを特定するためには、SIP、ITU−T勧告H.323、あるいはMCGP等のプロトコルが利用される。
【0051】
本実施形態では、インターネットと通信し、またNIC242を介してLANとも通信する、つまり異なるネットワークセグメント間でパケットをフォワードする。したがって、ネットワーク制御部240には、異なるネットワークセグメント間でパケットを転送するルータ機能、およびアドレス/ポート番号の変換を行なうNAT機能が設けられていることが望ましい。
【0052】
NAT機能は、プライベートIPアドレスと、Internetアクセスに利用できる本来のグローバルIPアドレスを相互に変換し、ローカルなIPアドレスしか割り当てられていないノードから、透過的にInternetをアクセスできるようにするものである。
【0053】
また、LANに接続される機器のため、起動時に動的にIPアドレスを割り当て、終了時にIPアドレスを回収するため、DHCPも設けられる。
【0054】
ADSLモデム部230がADSL網と接続する際には、PPPoEなどのプロトコルが用いられる。ADSL網と接続する際の認証ではPAP/CHAPなどのプロトコルが用いられるので、ネットワーク制御部240には、これらの認証プロトコルも実装しておく必要がある。
【0055】
ネットワーク制御部240とADSLモデム部230はUTOPIAなどのインターフェースを介して接続される。
【0056】
ADSLモデム部230は、ADSL経由でインターネット接続するための通信制御部で、スプリッタで分離した公衆回線(ADSL網用の帯域103)が接続される。ADSLモデム部230は、AFE部231とBB−通信部232で構成され、ADSLモデム部230にはADSLモデムのプログラム格納用のROM233とデータワークエリアのRAM234が接続されている。
【0057】
図3はIPネットワークの構成を概念的に示している。図3に示すように本実施形態の通信端末200は、公衆回線101によってIP網100に接続され、相手の通信端末220と通信する。図3は、通信端末(A)200と通信端末(B)220が同一インターネットサービスプロバイダ(ISP)に接続された状態を想定している。
【0058】
IP網100上には、IP電話での呼接続に用いられるSIPサーバ110、電話番号/IPアドレスの対応テーブルを管理するロケーションサーバ111、IPアドレスとドメイン/ホスト名の対応テーブルを管理するためのDNSサーバ112、WEBサーバ113が設けられている。
【0059】
また、図4は図3と同等の構成であるが、IP網100が異なるインターネットサービスプロバイダ(ISP:151、153)を介して接続されている状態を示している。インターネット接続の形態としては、通信相手によっては図3、図4いずれの接続形態もあり得る。図4では、ISP(A)151を介して通信端末(A)200が接続され、ISP(B)153を介して通信端末(B)220が接続されている。
【0060】
図4の場合は、異なるサービスプロバイダを結ぶためのISP−GW152が異なるISP間のゲートウエイ的役目を行なうことにより、通信端末200、220間の通信が可能となる。なお、ISP−GW152は必ずしも単一の機器により構成されるものではなく、複数のゲートウェイ機器により構成されている場合もある。
【0061】
本実施形態のIP電話通信では、SIP方式を用いる。ここで発呼側が通信端末200、着呼側が通信端末220であるものとすると、SIPでは、まず発呼側の通信端末200がSIPサーバ110に発呼メッセージを送り、相手端末220との接続を要求する。SIPサーバ110は、ロケーションサーバ111に相手端末220のIPアドレスを問い合わせ、判明したIPアドレスを用いて通信端末200と220の間のIPコネクションが形成される。
【0062】
次に上記構成において、IP電話により通話中の通信端末間で、インターネットリソースを共有するための通信制御につき、異なる形態を説明する。ここでは、通話中の通信端末間で共有するインターネットリソースとしてWEBブラウザで表示可能なネットコンテンツ(典型的なものとしてはWEBページ)を考える。
【0063】
図5〜図9は本実施形態1のIP電話通信のシーケンスを示している。図5〜図9のIP電話通信では、図1および図2のように構成された通信端末Aから通信端末Bへ呼接続し、通話を行なう。また、本実施形態では、端末AでWEBブラウジングを行なうとともに、IP電話通信中に通信端末Aから通信端末BにそのURLデータを転送し、通信端末(以下単に「端末」とも記す)AおよびBとの間で同一のWEB情報を共有できるようにする。
【0064】
なお、図5〜図9のSIPサーバ110、ロケーションサーバ111、DNSサーバ112、およびWEBサーバ113は、図3または図4に示したものと同じである。
【0065】
図5〜図9の通信シーケンスは、図1のCPU201が通信制御プログラムを実行することにより実現される。このCPU201の通信制御プログラムはたとえばROM202に格納される(後述の他の実施形態においても同様)。図5〜図9の通信シーケンスの各ステップは符号S501以降により示されている。なお、図5〜図9の通信では、既にADSLコネクションが成立し、端末AおよびBがIP網と接続されているものとする。
【0066】
ここでは、端末Aから端末Bへ呼接続し、端末AでWEBブラウザによりWEB情報閲覧を行ない、さらに端末Aから端末Bに向けURLデータの転送を行なう。そして、端末Bでは、受信したURLデータをもとにWEB接続する動作につき説明する。
【0067】
まず、端末Aにおいて、ユーザが操作部215でダイヤル操作を行なう(図5のS501)。これにより、INVITEメッセージにより、SIPサーバ110に接続される(S502)。
【0068】
SIPサーバ110はロケーションサーバ111に対してIPアドレスを要求し(S503)、ロケーションサーバ111は指定された電話番号に対応したIPアドレスを検索し、SIPサーバ110に得られたIPアドレスを送信する(S504)。この間RBT(リングバックトーン)の鳴動が端末Aで行なわれる(S505)。
【0069】
ここで、SIPサーバは、受信した相手端末IPアドレスを元に、INVITE要求を端末Bへ送出し、接続要求する(S506)。この時、端末Bが発信側端末AのIPアドレスを入手することになる。
【0070】
端末Bは、SIPサーバからのINVITE要求により着信動作に入る(S507)。そして、呼出中を示すRingingをSIPサーバに返し(S508)、SIPサーバは端末Aに対してRinging信号を送信する(S509)。
【0071】
端末Bが応答すると(S510)、接続完了を示すOK情報がSIPサーバ110に送信され(S511)、SIPサーバ110は、端末Aに向けてOK情報を送信し、端末Aも相手端末BのIPアドレスを入手する(S512)。
【0072】
その後、端末A〜端末B間に生成されたIPコネクションを用いて音声パケットの送受信が可能となり(S513)、端末Aおよび端末Bは通話状態となる(S514)。通常、VoIPによる通信は、リアルタイム性を重視し、メッセージを含めてUDPベースで行なわれるが、TCPベースの接続を選択することもできる。
【0073】
端末Aは、IP網と接続されているため、WEBページやメール送受信など、インターネット上の資源を利用することができる。
【0074】
端末A、B間の通話の進行に応じ、両者の間で特定のWEBページのようなインターネットリソースが話題にのぼることは充分考えられる。前述のように従来では、WEBページのURLはIP電話中は音声でやりとりしていたが、本実施形態では端末AからBにあるWEBページのURLを伝送し、端末Bで閲覧できるようにする例を示す。
【0075】
端末Aで、WEBブラウザを起動し(S515)、操作部215からURLを入力すると、端末AはURLで指定されたWEBサーバ113のアドレスをDNSサーバ112に問い合わせる(S516)。問合せを受けたDNSサーバ112は、URLからWEBサーバ113のアドレスを検索し(S517)、検索結果を端末Aに返す(S518)。
【0076】
端末AはDNSサーバ112から得たIPアドレスを元にWEBサーバ113にアクセスする。端末AからSYNパケットを出し(S519)、WEBサーバ113からSYN・ACKパケットを受信し(S520)、相手のSYNに対してACKパケットを送信する(S521)。
【0077】
このようにして同期が取れると、端末AはWEBサーバ113にWEBページのリクエストを行い(図6のS522)、WEBサーバ113からWEBページのデータを得る(S523)。WEBページのデータを受信した端末AはブラウザにWEBページを表示させる(S524)。
【0078】
端末Aは表示させたWEBページを通話相手の端末Bにも表示させるため、URLの転送を行なう。このWEBページの内容を端末Bのユーザにも見てもらいたい場合には、端末Aのユーザは操作部215のリソース転送ボタン244を押下する(S524a)。
【0079】
リソース共有利用を起動する操作として、上記のリソース転送ボタン244の操作の他、たとえば、表示部214のツールバーや、WEBブラウザのウィンドウの1つとして用意したコンソール上の「URL転送」など適当な名前のボタンの操作(ポインティングデバイスなどによる操作も含む)などが考えられ、これらの所定操作のいずれか、あるいはいずれも許容するような仕様も考えられる。
【0080】
本実施形態では、端末Aから端末BにURL情報をFTP(ファイル転送プロトコル)で転送するため、URLを記述したファイルを作成する(S525)。このURLを含むファイルは受信側でブラウザを立ち上げられるようにFTPの上位プロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol:RFC3288)で記述する。
【0081】
FTPでは、制御用のコネクションと、データ(ファイル)転送用の2つのコネクションを用いる。
【0082】
まず、端末Aはロケーションサーバから得た端末BのIPアドレスに基き制御用ポートと端末Bと同期を取る。端末AからSYNパケットを送信し(S526)、端末BからSYN・ACKパケットを受信し(S527)、相手のSYNに対してACKパケットを送信する(S528)。端末Bは端末AにFTP通信が開始できることを示すreadyを送信する(S529)。
【0083】
端末Aは端末Bにログインをかけ(S530)、端末Bは端末Aのログインを許可する(S531)。
【0084】
このFTPログインの認証方式に関しては、既にIPコネクションが成立しているので、ユーザ名にanonymous、パスワードにメールアドレスを用いるいわゆる匿名FTP方式を用いることで多くの場合充分であると考えられる。たとえば、匿名FTP方式であっても、さらにIP電話で現在通話中の相手からのFTPログインのみしか受け付けないようにすればかなりのセキュリティを確保できる。
【0085】
しかし、認証シーケンスにおいては、さらに相互の端末に固有の情報を交換してセキュリティを向上することも考えられる。たとえば、図2の構成によれば、アドレス帳203aが設けられているので、端末Aからはメールアドレスを送信し、端末Bでは端末Aから送信されたメールアドレスが自機のアドレス帳203aに格納されているか否かを判定し、格納されていれば端末AのFTPログインを許可するようにすればよい。このようなFTPログインシーケンスはユーザ入力を行なうことなく自動で実行することができ、しかも、上記のようにアドレス帳の情報を用いた認証を行なうようにすれば、面倒な操作を必要とせず、不特定多数の相手のFTPログインを禁止でき、セキュリティを確保することができる。
【0086】
続いて端末Aは制御用のポートの他にURLデータ転送用のポートを用意(S532)し、データ転送用のポートを使用して端末BにURLデータを転送する(図7のS535)。まず端末Aはデータ転送用のポートと端末Bの同期を取る(S533、S534)。端末AはURLを記述したファイルをデータ転送用のポートを介して端末Bに送信する(S536)。ファイルを受信した端末Bは端末Aのデータ転送用ポートにACKを返し、端末Aの制御用ポートに受信完了を通知する(S537)。
【0087】
URLデータの転送が完了すると、端末AはURLデータ転送用のポートを開放する(S538)。端末Aはデータ転送用のポートから端末Bにポート解放要求を送信し(S539)、端末Bは端末Aのデータ転送用ポートにACKを返す(S540)。これを受けて端末AはURLデータ転送用のポートを開放し、URLデータの転送を終了する(S541)。端末Aは端末BにFTPの終了を通知し(S542)、端末BからACKを受信する(S543)。
【0088】
SOAPで記述されたファイルを受信した端末Bは(S544)、受信したURLデータのファイルを解析する(S545)。SOAPの場合、受信したデータファイルの取り扱い方法を指定できるので、端末BはSOAPの指示通りブラウザを起動し(図8のS546)、ブラウザに端末Aから受信したURLを入力する。端末BはURLで指定されたWEBサーバ113のアドレスをDNSサーバ112に問い合わせる(S547)。問合せを受けたDNSサーバ112は、URLからWEBサーバ113のアドレスを検索し(S548)、検索結果を端末Bに返す(S549)。
【0089】
端末BはDNSサーバ112から得たIPアドレスを元にWEBサーバ113にアクセスする。まず端末BはSYNパケットをWEBサーバ113に送信し(S550)、WEBサーバ113からSYN・ACKパケットを受信し(S551)、相手のSYNに対してACKパケットを送信する(S552)。同期が取れると、端末BはWEBサーバ113にWEBページのリクエストを行い(S553)、WEBサーバ113からWEBページのデータを得る(S554)。WEBページのデータを受信した端末BはブラウザにWEBページを表示させる(S555)。
【0090】
WEBブラウザによる閲覧を終えた端末Aはブラウザを終了させ(図9のS556)、WEBサーバ113に切断を送信し(S557)、ブラウザを終了する(S558)。端末Bもブラウザを閲覧し終えるとブラウザを終了させる(S559)。WEBサーバ113に切断を送信し(S560)、ブラウザを終了する(S561)。
【0091】
通話の終了(S562)は、図9の場合、端末A側から行なっている。VoIPおよびSIP手順に基づき、SIPサーバ110を介してBYEおよびOKメッセージの交換(S563、S564、S566、S567)が行なわれ、端末B側ではこれに基づきROT鳴動(S565)、オンフック(S568)が行なわれ、IP電話の通話シーケンスが終了する(S569)。
【0092】
なお、上述のURLデータの送信操作は、通話中に何度でも行なえる。このとき、たとえば、端末Aでインターネットリソースが変る(たとえば表示中のWEBページの再表示や、他のWEBページへのジャンプ)ごとにリソース共有ボタン244を操作する方式でもよいし、また、通話が終了するまで(あるいは他の明示的な操作を行なうまで)端末Aでインターネットリソースが変る(たとえば表示中のWEBページの再表示や、他のWEBページへのジャンプ)ごとに自動的に端末Aから端末BにURLデータを送信するようにしてもよい。
【0093】
次に上記のIP電話通信の概略を図10〜図12にフローチャートとして示す。図10〜図12の手順は上記の図5〜図9の通信シーケンスに対応するもので、上記同様、図2のCPU201が通信制御プログラムを実行することにより実現される。このCPU201の通信制御プログラムはROM202に格納される。図10〜図12の各ステップは符号S601以降により示されている。
【0094】
まず、通知を行なう端末Aは相手先端末に電話をかける。端末Aはダイヤル操作を行いSIPサーバに接続する(図10S601)。SIPサーバは相手先端末の呼び出しを行なうとともに、端末Aに相手先端末の電話番号に対応するIPアドレスを返す(S602)。端末Aは呼び出し中状態になり、相手先端末が応答するのを待つ(S603)。相手先端末が応答すると通話状態になる(S604)。
【0095】
端末Aにおいて、WEBページを表示させるためにブラウザを起動し、ブラウザにURLを入力すると、端末AはURLで指定されたWEBサーバのアドレスをDNSサーバに問い合わせ、その検索結果を受信し(S605)、DNSサーバから得たIPアドレスを元にWEBサーバにアクセスしてWEBページのデータを取得し、表示させる(S606)。
【0096】
端末Aは表示させたWEBページを相手先端末にも表示させるため、URL転送操作、すなわち、リソース転送ボタン244の押下を行なう。
【0097】
このリソース転送ボタン244の操作(S607)が行なわれると、端末AはURLをFTPで転送するため、URLを記述したファイルを作成する(S609)。ファイルは受信側でブラウザを立ち上げられるようにFTPの上位プロトコルであるSOAPで記述する。
【0098】
端末Aはロケーションサーバから得た相手先端末のIPアドレスを元に制御用ポートと相手先端末と同期を取る(S610)。相手先端末との同期が取れると、続いて相手先端末にログインを行なう(S611)。
【0099】
端末Aは制御用のポートの他にURLデータ転送用のポートを用意し、データ転送用のポートと相手先端末との同期を取る(図11S614)。端末AはURLを記述したファイルをデータ転送用のポートを使用して相手先端末に送信する(S615)。URLデータの転送が完了すると、端末AはURLデータ転送用のポートを開放する(S616)。端末Aは相手先端末にFTPの終了を通知し転送終了処理を行なう(S617)。
【0100】
ブラウザによる閲覧を終えた端末Aはブラウザを終了させる(S618)。相手先端末との通話が終了すると通話を切断する(図12S626)。
【0101】
IP電話で通話中、相手先端末が表示しているWEBページのURLを受信し表示させる際のフローを説明する。
【0102】
通知を受ける端末Bはスタンバイ状態では着信があるかどうか監視している(S612)。着信を検出すると端末Bは着信に応答し(S613)、通話状態になる(S604)。
【0103】
相手先端末から同期を要求されると、端末Bはそれにしたがって同期を取る(S610)。相手先端末からログインを要求されると、ログインを許可しデータ転送待ち状態になる(S611)。端末Bは相手先端末のデータ転送用のポートと同期を取り(S614)、相手先端末のデータ転送用のポートからURLを記述したファイルを受信する(S615)。
【0104】
URLデータの転送が完了すると、相手先端末のデータ転送用のポートを開放し(S616)、相手先端末からFTPの終了を受け転送終了処理を行なう(S617)。
【0105】
ファイルを受信した端末Bは、受信したファイルの解析を行なう(S619)。ファイルがSOAPで記述されていて、URLが指定されブラウザを起動させる指示があるなら(S620)、WEBページを表示させるためにブラウザを起動する(S621)。ブラウザに相手先端末から受けたURLを入力すると、端末BはURLで指定されたWEBサーバのアドレスをDNSサーバに問い合わせ、検索結果を受ける(S622)。端末BはDNSサーバから得たIPアドレスを元にWEBサーバにアクセスしてWEBページのデータを受け(S623)、ブラウザにWEBページを表示させる(S624)。
【0106】
ブラウザを閲覧し終えた端末Bはブラウザを終了させる(S625)。また相手先との通信状態を監視していて(図12S627)、相手先に切断されたことを検出すると通話を終了する(S628)。
【0107】
以上では、発呼した端末A側から端末B側にURLデータを送信する例を示したが、URLの送信はいずれが発呼側かに関係するものではなく、当然ながら上記と同様にして端末Bから端末AにURLデータを送信し、端末A側で閲覧させることができる。また、以上では、端末A側から端末B側にURLデータを送信する場合、端末A側が端末B側にFTPログインする、つまり端末B側をFTPサーバとして機能させ、端末AがURLデータを送信(図7のS536:この際STOR、ないしSTOUなどのFTPコマンドが用いられる)する例を示した。しかしながら、URLデータ送信の際のFTPのログイン方向、送受信方向(送信コマンドであるSTOR、ないしSTOUを用いるか、受信コマンドであるRETRを用いるか、など)は任意であり、適宜変更してよい。
【0108】
以上のようにして、通信端末200、220(A、B)間で、WEBブラウザを用いて同一のインターネットリソースを閲覧させることができる。特に、一方の端末で、あるインターネットリソースを閲覧している時、通話相手にも同じ情報を見てもらいたい場合には、リソース転送ボタン244を押下する、という極めて簡単な操作を行なうだけで、通話相手にも同一のインターネットリソースを閲覧させることができる。
【0109】
さて、本実施形態では、操作部215のワンタッチキー245を利用した技術についても説明する。ここでは、ワンタッチキー245に対して、インターネットリソースのURL情報を登録し、ワンタッチキー245をいわゆるホットキーとして用いる構成と、ワンタッチキー245に対して、本来の発呼相手の識別情報(電話番号、ホストアドレス、ホスト名など)とともにその通話相手に「見せたい」インターネットリソースのURL情報を登録し、発呼後、直ちにURL情報を転送して、通話相手のブラウズで表示させる構成を示す。
【0110】
ワンタッチキー245は従来では単に相手局の選択(発呼)に用いられるものであったが、図13に示すような登録処理を行なうことにより、インターネットリソースのURLをワンタッチキー245に登録できる。
【0111】
図13は、閲覧しているWEBページのURLをワンタッチキー245に登録する際にCPU201が実行する処理手順を示している。ここでは、端末Aのユーザ操作および登録処理として説明するが、図示のユーザ操作および登録処理はいずれの端末においても実行することができる。
【0112】
任意のタイミング(通話中である必要はない)において、端末AでWEBページを表示させるためにブラウザを起動し、端末AのブラウザにURLを入力する(S701)と、端末AはURLで指定されたWEBサーバのアドレスをDNSサーバに問い合わせ、検索結果を受信(S702)し、DNSサーバから得たIPアドレスを元にWEBサーバにアクセス(S703)し、WEBページのデータを取得し、ブラウザにWEBページを表示させる(S704)。このブラウザにWEBページが表示された状態で、ユーザがワンタッチキー登録操作を行なう(S705)と、指定されたワンタッチキーの登録領域(たとえば前述のアドレス帳203aないし類似のメモリ領域)に現在閲覧しているURL情報を格納する(S706)。
【0113】
図17は、前述のアドレス帳203aないし類似のメモリ領域に確保されたワンタッチキー登録領域1700の構成を示している。図17において、ワンタッチキー登録領域1700は、ワンタッチキー群を構成するキー01、02…ごとに1レコードが確保され、さらにこの1レコードは、該キーに対応するキー番号1701(ただしメモリ中のアドレス位置を用いるなどの構成においては必須ではない)、相手局の選択情報としての電話番号(あるいはIP通話などの場合はIPアドレスやホスト名を格納する場合もある)1702および相手局の名称1703、さらに種々の情報を格納するための拡張領域1704などから構成される。
【0114】
そしてワンタッチキー登録処理(図13S706)においては、「http://xxx.xxx.com/...」のようなURL情報を通常のワンタッチキー登録において相手局の電話番号が格納される選択情報領域などに格納すればよい。図17のレコード1705(キー番号02)の例では、電話番号の領域1702に直接URL情報を格納している。あるいは、電話番号の領域1702には適当な形式の無効情報を格納した上で拡張領域1704にURL情報を格納することも考えられる。また、図17のレコード1706(キー番号03)のようにURL情報を格納する構成も考えられるが、この構成については後述する。
【0115】
そして、対応するワンタッチキー245が押下された時、ワンタッチキー登録処理情報中の該当領域から「http://...」のようなURL(あるいはURI)形式の文字列を検索し、もしこのような文字列が検出された場合は相手局に電話をかけるかわりにブラウザを起動してURLに対応するインターネットリソースを表示させる。
【0116】
以上のような構成により、特定のワンタッチキーにURLを登録することにより、そのワンタッチキーをいわゆるホットキーのように用いることができ、ワンタッチキー操作に応じてそのURLに対応したインターネットリソースを表示させることができる。このワンタッチキーはハードウェアキーとして構成されているので、その操作はブラウザのようなアプリケーションの操作よりも極めて容易に行なえ、また修得することができる。また、ワンタッチキーは、もともと特定の通信相手を選択するために設けられているものであるから、このようなURL情報を登録するようにしても極めて自然な操作感をユーザに与えることができる。
【0117】
なお、ワンタッチキーに対する登録処理自体は任意であり、公知の登録方式を用いることができる。たとえば、表示部214にメニューやダイアログウィンドウを表示(もちろん、これらのメニューやダイアログウィンドウの表示にWEBブラウザそのものを利用した実装も考えられる)し、所定の入力フィールドに該当のURL情報を入力させるような方式を用いることができる。また、登録処理自体を開始させる契機としては、WEBブラウザ自体のメニューやホットキーの操作を用いればよいし、また、操作部に登録処理自体を開始させるための特定のハードウェアによるキー(ボタン)を設けておいてもよい。
【0118】
さらに、上記の構成のさらなる発展型として、ワンタッチキー245には特定の相手局情報とその相手に見せたいインターネットリソースのURL情報の組合せを登録できるようにする構成が考えられる。このような登録を行なえば、発呼の際にURL情報も相手に送り、そのURLの情報を呼接続後、直ちに通話相手に対応するインターネットリソースを「見せる」ことができる。
【0119】
この場合には、相手局の選択情報と、URLの両方を記憶する必要があるから、ワンタッチキー登録情報は、たとえば図17のレコード1706(キー番号03)の例のように、電話番号のフィールド1702に相手局の電話番号(あるいはIPアドレスやホスト名など)を、また、拡張領域1704に目的のインターネットリソースのURL情報を記憶する。
【0120】
上述のレコード1705(キー番号02)のようにURLを記憶させるか、このレコード1706(キー番号03)のようにURLを記憶させるかは、ワンタッチキーに対する登録操作のユーザーインターフェースの構成次第であるが、たとえば、既に電話番号が登録されている(たとえば図17のキー番号01)キーに対して登録操作を行なった場合にレコード1706(キー番号03)のようにその相手局に関連づけてURLを記憶させ、電話番号の登録が無い、あるいは所定の明示的な無効化操作を行なった上で登録操作を行なった場合にはレコード1705(キー番号02)のようにURLを記憶させる、といった制御が考えられる。
【0121】
以上のように特定の相手局情報とその相手に見せたいインターネットリソースのURL情報の組合せを登録しておけば、図14〜図16に示すように相手局を発呼後、直ちに発呼の際にURL情報も相手に送り、相手の端末で対応するインターネットリソースを表示させるとともに、自らの端末においても同じインターネットリソースを表示させることができる。
【0122】
図14〜図16は図10〜図12に類似の形式であり、図10〜図12におけるS600番台のステップは図14〜図16においてはS800番台のステップとして表現されている。以下では、図14〜図16において図10〜図12と異なる処理のみを説明し、他のステップについては説明を省略する(図10〜図12を参照されたい)。
【0123】
図14〜図16において図10〜図12と異なるのは、まずステップS801において、相手局を発呼するのにワンタッチキー245が用いられている点である。このワンタッチキー245には図17のレコード1706(キー番号03)のように通話する相手局の電話番号(あるいはIPアドレスやホスト名)および相手に見せたいURL情報が格納されているものとする。
【0124】
このような発呼操作を行ない、ステップS804で通話状態が形成されると、ステップS805においてワンタッチキー登録情報に基づき自機のブラウザを起動してワンタッチキー登録情報に含まれるURLのアドレス問い合わせを行ない、WEBデータをダウンロードして表示する(S806)。そして、リソース転送ボタン244を操作することなく、直ちにステップS809に移行してワンタッチキー登録情報に基づき同じURL情報を相手に転送する処理に入る。ステップS809のURL情報の作成以降の処理は、図10のステップS609以降の処理と全く同じであるから、ここでは詳細な説明は省略する。
【0125】
以上のようにして、特定の相手局情報とその相手に見せたいインターネットリソースのURL情報の組合せを登録する構成により、発呼の際にURL情報も相手に送り、呼接続後、直ちに通話相手に当該URL情報に対応するインターネットリソースを閲覧させることができる。
【0126】
なお、以上では、簡易ダイヤル手段として、ワンタッチキー245(図1)を用いる技術を示したが、簡易ダイヤル手段にはワンタッチキー245以外にも短縮ダイヤル操作(テンキーなどによる)を用いるものがある。そして、以上でワンタッチキー245(図1)に関して示したURL情報の登録技術は、そのまま、テンキーの短縮操作などを利用する簡易ダイヤル操作手段に適用できるのはいうまでもない。たとえば、図17のメモリ構成に関しては、図17のワンタッチキーごとに用意される各レコードを特定のテンキーの短縮操作ごとに格納すれば、テンキーの短縮操作による簡易ダイヤル手段に容易に対応できる。
【0127】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、IP網に接続し、所定のIP電話方式により通話を行なうとともに、インターネットリソースを閲覧するためのブラウザ手段を有する通信端末、その制御方法、およびその制御プログラムにおいて、特定の操作手段の操作に応じて、IP電話で通話中の相手通信端末にFTPログインし、FTP手順を用いて閲覧中のインターネットリソースのURL情報を前記相手通信端末に送信し、当該インターネットリソースを相手通信端末のブラウザ手段で閲覧させる構成を採用することにより、面倒な手動操作を繰り返す必要なく、簡単な操作により双方の通話者が同一のインターネットリソースを確実に閲覧できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した通信端末の構成を示した説明図である。
【図2】図1の装置の制御系の構成を示したブロック図である。
【図3】図1の装置が通信するIP網により構成された通信環境を示した説明図である。
【図4】図1の装置が通信する通信環境の異なる構成を示した説明図である。
【図5】図1の装置によるIP電話通信の様子を示した説明図である。
【図6】図1の装置によるIP電話通信の様子を示した説明図である。
【図7】図1の装置によるIP電話通信の様子を示した説明図である。
【図8】図1の装置によるIP電話通信の様子を示した説明図である。
【図9】図1の装置によるIP電話通信の様子を示した説明図である。
【図10】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図11】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図12】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図13】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図14】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図15】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図16】図1の装置によるIP電話通信の通信制御手順を示したフローチャート図である。
【図17】図1の装置のワンタッチキー登録メモリの構成を示した説明図である。
【符号の説明】
100 IP網
101 有線回線
102 スプリッタ
104 公衆回線
110 SIPサーバ
111 ロケーションサーバ
112 DNSサーバ
113 WEBサーバ
200 情報端末
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 通信制御部
205 DSP
206 音源部
207 音声処理部
208 ハンドセット
209 スピーカ
210 本体マイク
211 記録部
212 読取部
214 表示部
215 操作部
216 フック検出部
219 データバス
220 インターフェイス
230 ADSLモデム部
231 AFE部
232 BB−通信部
233 ROM
234 RAM
240 ネットワーク制御部
241 ドライバ部
244 リソース転送ボタン
245 ワンタッチキー

Claims (3)

  1. IP網に接続し、所定のIP電話方式により通話を行なうとともに、インターネットリソースを閲覧するためのブラウザ手段を有する通信端末において、
    所望のインターネットリソースを、IP電話で通話中の相手通信端末のブラウザ手段で閲覧させるための操作手段を有し、
    自機のブラウザ手段によって、あるインターネットリソースを閲覧中に前記操作手段を操作すると、
    IP電話で通話中の相手通信端末にFTPログインし、FTP手順を用いて前記閲覧中のインターネットリソースのURL情報を前記相手通信端末に送信し、当該インターネットリソースを相手通信端末のブラウザ手段で閲覧させることを特徴とする通信端末。
  2. IP網に接続し、所定のIP電話方式により通話を行なうとともに、インターネットリソースを閲覧するためのブラウザ手段を有する通信端末の制御方法において、
    特定の操作手段の操作に応じて、IP電話で通話中の相手通信端末にFTPログインし、FTP手順を用いて閲覧中のインターネットリソースのURL情報を前記相手通信端末に送信し、当該インターネットリソースを相手通信端末のブラウザ手段で閲覧させることを特徴とする通信端末の制御方法。
  3. IP網に接続し、所定のIP電話方式により通話を行なうとともに、インターネットリソースを閲覧するためのブラウザ手段を有する通信端末の制御プログラムにおいて、
    特定の操作手段の操作に応じて、IP電話で通話中の相手通信端末にFTPログインし、FTP手順を用いて閲覧中のインターネットリソースのURL情報を前記相手通信端末に送信し、当該インターネットリソースを相手通信端末のブラウザ手段で閲覧させることを特徴とする通信端末の制御プログラム。
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