JP4185891B2 - 通信端末、および通信端末の制御方法 - Google Patents

通信端末、および通信端末の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4185891B2
JP4185891B2 JP2004169279A JP2004169279A JP4185891B2 JP 4185891 B2 JP4185891 B2 JP 4185891B2 JP 2004169279 A JP2004169279 A JP 2004169279A JP 2004169279 A JP2004169279 A JP 2004169279A JP 4185891 B2 JP4185891 B2 JP 4185891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
voice
videophone
slave unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004169279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005354123A5 (ja
JP2005354123A (ja
Inventor
陽亮 江積
之雄 野畠
淳 高橋
宗樹 中尾
信弥 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004169279A priority Critical patent/JP4185891B2/ja
Priority to US11/134,884 priority patent/US7542066B2/en
Priority to KR1020050048436A priority patent/KR100773196B1/ko
Priority to CNB200510076429XA priority patent/CN100461849C/zh
Publication of JP2005354123A publication Critical patent/JP2005354123A/ja
Publication of JP2005354123A5 publication Critical patent/JP2005354123A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4185891B2 publication Critical patent/JP4185891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/66Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/102Gateways
    • H04L65/1023Media gateways
    • H04L65/1026Media gateways at the edge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1101Session protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/102Gateways
    • H04L65/1033Signalling gateways
    • H04L65/1036Signalling gateways at the edge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1101Session protocols
    • H04L65/1104Session initiation protocol [SIP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/148Interfacing a video terminal to a particular transmission medium, e.g. ISDN
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/253Telephone sets using digital voice transmission
    • H04M1/2535Telephone sets using digital voice transmission adapted for voice communication over an Internet Protocol [IP] network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/16Communication-related supplementary services, e.g. call-transfer or call-hold

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、テレビ電話通信ないし音声通信を行なう通信端末、およびその制御方法に関するものである。
従来、テレビ電話はコード付きハンドセットを用いる電話機でも、また、コードレス親機とコードレス子機からなるいわゆるコードレスフォンでも、画像通信は親機の表示画面のみを用いて行なう構成が多い。
また、テレビ電話に対応した製品は殆どがISDN回線のような回線交換網で利用されており、IP網に接続して通話が可能な製品は知られていない。
ISDN回線を用いるテレビ電話機では次のような技術が知られている。
まず、下記の特許文献1では、ISDN回線に接続されたテレビ電話機でコードレス子機を持った構成において、子機でTV電話モードで着信したか音声電話モードで着信したかを無線信号を利用して子機に報知する技術が提案されている。
また、下記の特許文献2では、ISDN回線に接続されたテレビ電話機でコードレス子機を持った構成において、音声信号と距離信号を子機へ送り、子機と親機の距離を検出し親機のカメラをズームする技術が提案されている。
特開平06-125551号公報 特開平05-022721号公報
確かに、上記のような子機で音声通話をしながら親機のテレビ電話機能を利用するような従来構成においても、たとえば、特許文献1のように子機で応答したときに着信状況が分かるようにする、あるいは特許文献2のように子機と親機の距離によりカメラのズームを行なう、などの制御を行なうことによりそれなりの利便性は得られる。また、これらの従来技術はISDN回線においての実施ということで今までは十分であった。
しかし、特許文献1では、着信があった通話を子機で応答して、相手がテレビ電話であるか音声通話であるかが分かっても子機でそれらの通話を切替えることはできないため、子機で通話をしながらテレビ電話はできなかった。そのためユーザは再度かかってきた相手に親機から電話をかけ直すなどの不便があった。
また、特許文献2では、子機と親機の距離によってカメラのズームを切替えることができても表示部が変わることが無く、依然として親機の画面を使用しなければならないのは同じであり、そのため親機からそれほど離れることができず、ユーザの利用範囲が制約される、という問題があった。
さらに、電話回線がISDNでは、通信網の実態に合わなくなっているため多くのユーザに対してサービスを提供することができない。
一方、現在では電話回線としては、回線交換網のみならず、IP網を用いたいわゆるIP電話(VoIP)の利用者が爆発的に増加している。IP網での通信が発展途上の現在では回線交換網との複合端末が必要である。VoIPは元々はテレビ会議システムの規格を流用しており、当然ながら音声のみならずビデオストリームの転送も含むテレビ電話通信も可能である。
このような状況を考慮すると、今後の電話機端末はIP網を用いた音声/画像(動画)通信方式に対応できること、また、コードレス方式の利点を生かしてユーザが多様性のある利用方法を取れるものでなければならない。
たとえば、コードレスフォン形式の製品では、親機から子機への転送を制約なく行なうことができ、その機能を満足させる上で転送によりテレビ電話から、音声通話に切替えられるような機能が必要である。
また、子機で通話している状態においても、テレビ電話は親機で機能させ、通話は子機で行いたいということも必ず必要になる。この際、子機からの操作指示で切替えて使用できることが必要で、このような機能はIP網での通話品質を考慮すると除けないものと考えられる。
また、親機でテレビ電話機能を利用していて子機ではその際の音声通話をしている場合、どうしても子機と親機の距離に対してテレビ電話の表示、カメラのデータを無駄にIP網へ流すのも得策ではなく、子機が親機より離れればテレビ電話機能を止めてIP網に流すデータは音声のみにすれば音声品質の向上をはかることができると考えられる。
さらに、子機からの発信においては、そのときの発信状態によって、テレビ電話として開始するか、音声通話として開始するかを装置が判断して発信することができれば望ましい。
本発明の課題は、上記の問題点を考慮し、音声通信とテレビ電話通信を適切に制御でき、ユーザの利便性を大きく向上できるIP網対応のコードレスフォン形式の通信端末およびその制御方法を提供することにある。
本発明は、テレビ電話通信ないし音声通信を行なう通信端末、およびその制御方法において、該通信端末は、親機と子機を含み、テレビ電話通信のための画像入出力、および前記テレビ電話通信ないし音声通信のための音声入出力を行なう親機と、前記親機と無線通信によりコードレス接続されるとともに、少なくとも音声通信のための音声入出力を行なう子機とを用い、発信時、前記子機がスピーカフォン発信か否かを検出し、前記子機がスピーカフォン発信と検出された場合、相手側の通信端末との間の論理チャネルをテレビ電話通信にするとともに、画像入出力を前記親機で行ない音声入出力は前記子機で行なうよう制御し、前記子機がスピーカフォン発信ではないと検出された場合、相手側の通信端末との間の論理チャネルを音声通信にするとともに、音声入出力を前記子機で行なうよう制御する構成を採用した。
上記構成によれば、コードレス接続の親機と子機の間で、テレビ電話通信ないし音声通信の音声通信チャンネルを転送して用いることができ、たとえば、画像入出力を前記親機の画像入出力手段で行ない、音声入出力は前記子機の音声入出力手段で行なうテレビ電話通信を行なう場合、子機を持ったユーザの移動範囲を広げることができる、という優れた効果がある。
さらに、子機の状態、特に親機と子機の距離や子機の発信方式に応じて、テレビ電話通信を行なうのか音声通信を行なうのかを自動的に選択することができ、面倒な操作を必要とせず、子機の使用状態に適した通信動作を行なうことができる、という優れた効果がある。
以下、図面を参照して、この発明の好適な実施例、特にIP網対応のコードレス子機付きテレビ電話機に関する実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本発明の実施例におけるIP電話機能及びアナログ電話機能を持った通信端末の構成を示している。
図1において、符号100は公衆網で、有線回線101を介して本実施例の通信端末200が接続される。本実施例では、有線回線101はADSLであり、スプリッタ102によりPSTN網用の帯域104回線と、ADSL網用の帯域103に分割されて通信端末200の対応するインターフェースに接続される。
周知のように、ADSL回線は物理的には公衆回線と同じ回線を使用し、1本の回線で2つの通信(アナログ音声通信およびIP通信)を実現することが出来る。ADSLは、「加入者線」と一般に呼ばれる従来の電話回線(メタルケーブル)を利用し、専用のモデム(232)経由で高速なデータ伝送を可能にしたデジタル技術(xDSL)の1つである。
ADSLは、xDSL技術のうち現在もっとも普及している方式で、データ伝送の向き(ユーザーから見て発信の「上り」と受信の「下り」)の速度の違いが「非対称(Asymmetric)」となっている点に特徴があり、たとえばいわゆる8Mbpsの接続サービスでは1対の加入者線で最大上り512kbps、下り8Mbps程度の速度で通信が可能である。
本来、音声通信が使用用途である電話のメタルケーブルは、銅線が持つ周波数帯域のごく一部(300Hz〜3.4KHz:「4KHz帯域」という)しか使われない。そのためADSLはこの4KHz帯域を超える高周波数の帯域幅を利用することで広帯域のデータ通信を行なう。ADSLではこのようにして1本の物理回線で音声通信とデータ通信の2つの通信を実現している。標準化されているADSLとしては、1.1MHzまでの帯域を使うG992.1勧告のG.dmt方式(フルスペック)と、その半分の552KHzまでの帯域を使うG.992.2勧告のG.lite方式(ハーフレート)などがあり、通信回線業者に応じて種々の方式が用いられている。
IP網との通信では、IP網上のインターネットリソースを利用する、あるいは電子メールの送受信などを行なうことができるほか、当然ながらIP電話(VoIP)通信を行なうこともできる。
なお、IP電話で使用する音声データは、PCMコーデックにより圧縮された場合、U−law/A−law(ITU−TのG.711)でも64kbpsであり、さらに高圧縮の方式が多く採用されている。たとえば、G.723.1等のCELP方式などでは、上記の1/10の約6kbpsの符号化が可能であり、ADSLなどでもP電話にとっては十分なバックボーンとなる。xDSLにはほかにも、複数対の加入者線を使う「HDSL」や、ADSLの超高速版の「VDSL」などもある。
なお、本実施例において、ADSL回線を利用する目的はIP電話通信を行なうことであり、通信端末200と公衆網100(IP網を含む)の接続には光ファイバー回線やCATV回線、無線回線など任意の通信回線を利用することができる。
図1の通信端末200はいわゆるコードレスフォンの形態で構成されており、コードレス電話親機として機能し、無線電話機(コードレス電話子機)300と無線接続できるようになっている。
通信端末200(以下親機とも記す)において、符号214は親機の表示部、215は親機の操作部、208は音声通話の音声入出力手段としてのハンドセット、218は、子機と無線通信するための親機アンテナ、245は主としてTV電話通信の画像入出力手段として動画(あるいは静止画)撮影の可能なカメラ(CCDなどの撮像素子を用いて構成される)を示している。
本実施例では親機の操作部215には、テンキーやファンクションキーなどの他、子機への通話転送を行なうための子機ボタン215aが設けられている。
一方、無線電話機300において、符号307は子機の表示部、308は子機の操作部、306は、親機と無線通信するためのアンテナである。
通信端末(親機)200、および無線電話機(子機)300のいずれにおいても、上記の操作部はテンキーおよびファンクションキーなどからなるキーボードを含み、表示部はLCDパネルなどを用いて構成される。
図2は、図1の通信端末200の制御系の構成を示している。この通信端末200はIP電話機能およびテレビ電話機能を有するとともに、さらに画像入出力機能およびファクシミリ機能を備えている。
図2において、CPU201は、データバス219を介して各部との信号の入力を行い、この入力した信号に応じてデータバス219に接続された各構成要素を制御する。すなわち、CPU201はROM202に格納されたプログラムにしたがって全体を制御し、網への接続や、各種プロトコルを制御し処理を実行する。また、CPU201の制御には操作、表示、読み取り、記録に使用する制御も含まれる。
ROM202は、プログラムを格納したメモリであり、マスクROMやフラッシュROM等で構成される。このROM202はデータの書込み、消去が必要なデータ用にフラッシュROMや、EEPROMで構成してもよい。
RAM203はCPU201が処理を行う場合のワークエリアとして、呼処理を含むWEB閲覧やメール送受信の各処理のために使用したり、画像読取、画像記録時、または音声CODECデータを処理するエリアとしても用いられる。このRAM203にはROM202と異なり一時的なデータが記憶される。
さらに、RAM203は電池等でバックアップされる部分もあり、時間データ等、各種サービス機能の設定内容や電話帳に登録した内容を記憶する。RAM203は不揮発性のメモリとしてのEEPROM等で構成してもよい。
通信制御部204は、アナログ(PSTN)公衆回線104を収容するためのインターフェースであり、アナログ回線の場合、局交換機の電話回線(以後、加入者線と称す)に接続され、ダイオードによる全波整流回路、回線電圧の極性を一致させるための極性一致回路、回路局交換機の加入者線に接続され、局交換機からの呼出信号を検出するリンガー検出回路、オフフック操作が行われると回線ループを形成するとともに、局に対してダイヤルパルスを送出するパルス送出回路、2線−4線変換を行うためのトランス回路で構成されている。
また、通信端末200(親機)には、アナログ端末用のインターフェイスを介して外部のアナログ端末220(アナログ電話機など)も接続できるようになっている。
205はMODEM部であり、DSPとAFE(アナログフロントエンド)で構成され、機能的には、G3FAXによるファクシミリの送受信を行うファクシミリモデムの機能をCPU201の制御により実現する。さらにモデムデータ(ナンバーディスプレイデータ)の解析を行うナンバディスプレイ機能と、エコーキャンセラ機能を有し、スピーカフォン機能も実現することができる。
音源部206は、保留音や着信メロディーの音源であり内部に音源データ生成機能をもち、ROM202や、RAM203に記憶してあるデータをCPU201の制御により音源部206からアナログ信号として出力する。また擬似DT、BT、RBTなどのコールプログレストーンを出力するための音源も兼ねる。
符号207は音声処理部であり、この音声処理部207はCPU201の制御に基づき、MODEM205からの信号や音源部206、後述するハンドセット208、スピーカ209、本体マイク210、無線部217、通信制御部204等の入出力信号の音声パス制御を行う。
ハンドセット208(図1)は通常回線上の通話およびIP電話における音声の入出力に用いられる。ハンドセット208のフックのON/OFFはフック検出部216により検出され、このフックの状態に応じて回線のON/OFFが制御される。
スピーカ209は着信音や記憶した音声データの出力およびスピーカフォン通話時のモニタに用いられる。本体マイク210はスピーカホン機能を実現する際の音声入力手段として使用する。
符号217は無線部であり、この無線部217は制御データおよび音声信号を変調し無線送信可能な形式に変換してアンテナ218に送ると共に、アンテナより無線受信した情報より復調されたデータを取り出し、制御データはCPU201に出力し、音声信号は音声処理部207に出力する。また、デジタルコードレス方式の場合、デジタル音声を後述するCODEC部243で処理することもできる。また、無線部217においては、通信する子機との間の電波強度を確認するためのレベル検出機能があり、子機が発射する電波レベルを受信し、これをAD変換した後CPUにて電波強度を認識することができる。
符号211は感熱型、熱転写型プリンタ、あるいはレーザービームプリンタ、インクジェットプリンタ等の周知の印字手段を備えた記録部であり、FAX画像の記録の場合、MH,MR,MMR符号化されたデジタルデータを復号化し、この復号化したデータを印字データとして印字を行う。
また、記録部211はWEBページの印刷にも用いられる。ブラウザ内でデータをプリントアウトする場合は、RAM203を受信バッファとして使用し、そこに格納されているマークアップ言語で記述されたウェブ1ページ分のデータを表示用データに変換し、表示部214に、一度に表示可能な量のデータをRAM203内の表示バッファに格納する。ブラウザは表示バッファへの格納を終了すると記録部211へ印字開始通知を行う。
記録部211は格納終了通知を受けると表示バッファからデータを読み出し、1ラインごとにプリント用データに変換して印字手段へ転送する。転送が終わると転送終了通知をブラウザに通知する。転送終了通知を受けたブラウザは次の表示用データがあれば表示バッファに格納して記録部211に通知し、ウェブページ分のデータが終わり、次の表示用データがない時にはページ終了を通知する。以上の処理を繰り返して1ページ分のデータを記録部211に転送し、ウェブプリントを行う。
符号212は読取部であり、CCDあるいは密着型センサアレイ等の周知の原稿読取手段を備えており、読取手段で読み取ったアナログデータをデジタルデータに変換するとともに、この変換されたデジタルデータをMH,MR,MMR符号化等の周知の符号化方法により符号化し出力する。
符号213はセンサ部であり、読取部212上の送信原稿の有無やサイズを検出しその結果をCPU201に通知するとともに、記録部211上の記録紙の有無やサイズを検出しその結果をCPU201に通知する。
符号214は表示部であり、キー入力等を行う操作部215でキー入力された文字メッセージや受信した文字メッセージも表示する。さらに、表示部214は電話機の各種サービス機能の設定内容などの表示に用いられる他、インターネット上のサーバより受信したHTMLの情報を表示するとともに、時刻の表示や通信中の回線状態およびエラー等の状態の表示などにも用いられる。表示部214はカラー/モノクロのLCD等の表示素子を用いて構成される。また、この表示部214は、テレビ電話使用時は受信した画像の表示や、装置についているカメラ部で撮影した映像の表示にも使用している。
符号245はカメラ部であり、テレビ電話用の映像入力装置となる。親機200のテレビ電話装置の部分は、主にBB(ブロードバンド)通信部232を介してIP網と接続され伝送速度にあった符号に画像を符号/復号化する画像CODEC244、カメラ部245、表示部214から構成されている。画像送信の場合には、カメラ部245から入力した画像をIP網用に画像CODEC244で符号化し、その符号化データをBB通信部232を介してIP網回線に出力する。また、受信の場合には、IP網回線から入力したその回線の伝送速度にあった符号化をされたデータをBB通信部232で受信し、画像CODEC244で復号化し、表示部214に表示する。送信と受信を同時に行い自画像を相手に伝送するとともに相手の画像を受信、表示することによりいわゆるテレビ電話の通信が行なわれる。
操作部215はキーボードないしポインティングデバイス(マウスなど)または、キーなどから成り、表示器214とともにユーザーインターフェースを構成するもので、ウェブブラウズ操作、プリント、発呼/着呼/登録等に関するオペレータの操作を受け付け、CPU201へオペレータの操作を通知する。操作部215は例えばダイヤル番号やURL等を0−9および*、#および前記キーを利用しアルファベットや記号等を入力するためのダイヤルキー、ファクシミリの送受信を制御する送信、受信キー、回線のON/OFFを制御するオフフックキー、その他保留キーや機能設定を行うためのセレクトキー等のキーから構成される。
符号240はネットワーク制御部で、このネットワーク制御部240はインターネット通信にかかわる各種プロトコルたとえば、IP(Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)、RTP(Real−time Transport Protocol)、RSVP(Resource Reservation Protocol)などの各種プロトコルに関する制御を行なう。
IP電話に関しては、ネットワーク制御部240はハンドセット208からの音声信号を音声処理部207を介して入力し、音声CODEC部243により音声処理のためのコーデック処理を加え、G.711やG.729等に順次符号化しつつ送信し、また受信する。
また、ネットワーク制御部240は、テレビ電話通信に際しては画像CODEC部244を用いて、画像処理のためのコーデック処理を実行し、CIFフォーマットやMPEGフォーマットなどの伝送に適した符号化方式を用いて順次符号化しつつ送信し、また同様に画像データの受信処理も行なう。これにより伝送に適した形に圧縮等の処理が成される。
さらに、ネットワーク制御部240は、IP電話(VoIP)用の呼制御である、SIP、H.323、MCGP等のプロトコルも制御する。これらのVoIP手順は、個々には既知のものである。また、テレビ電話を実施するためのネゴシエーション制御等に使用するH.245や映像符号化方式H.261やH.263についても、個々に既存のものである。
さらに、ネットワーク制御部240には、ネットワークとネットワークとを中継するハードで異なるネットワーク間の中継点に設置して、ネットワークを介して送信されるデータをきちんと目的の場所に届ける役目を持つためのルータ機能や、そこで使用するNAT機能も実装する。NAT機能は、プライベートIPアドレスと、Internetアクセスに利用できる本来のグローバルIPアドレスを相互に変換し、ローカルなIPアドレスしか割り当てられていないノードから、透過的にInternetをアクセスできるようにするものである。
さらに、ネットワーク制御部240は、起動時に動的にIPアドレスを割り当て、終了時にIPアドレスを回収するためのプロトコルとしてDHCP機能も備え、さらにセキュリティ機能である、PAP/CHAP等なども制御する。ネットワーク制御部240は、回線との接続部であるADSLモデム部230とはUTOPIAインタフェイスにより接続されている。
また、ネットワーク制御部240はネットワークでホストを識別するために設定されるハードウェアアドレスであるMACを持ち、MIIインタフェイスを用いたドライバ部241(通常PHYと呼ばれる)を介してNIC(ネットワークインターフェースカード)242(図示のように複数設けることも可)の入出力も制御し、さらに、IP電話あるいは他のIP通信に関してはADSLモデム部230の入出力も制御する。
NIC242はCSMA/CD(イーサネット:商標名)などのインターフェース方式(あるいは他の方式)に基づくものを用いることができる。NIC242はドライバ241を介してデータバス219に接続される。NIC242はLAN105に接続された他の機器と通信するために用いられるが、後述の制御には必ずしも必須ではない。また、NIC242は図2では異なるIPアドレスセグメントに属するLANと接続するために複数設けられているが、その個数は任意であり、また単数のみ設けられるものであってもよい。
ADSLモデム部230は、インターネット接続に使用するための通信制御部で、ここに、スプリッタ102で分離したデジタルインターフェース103が接続される。ADSLモデム部230は、AFE部231とBB−通信部232で構成され、それに接続されるかたちで、ADSLモデム用プログラム格納用のROM233とデータワークエリアのRAM234を含む。ADSLモデム部230は、UTOPIAインターフェースを介してネットワーク制御部240と接続される。
なお、本実施例ではIP網との常時接続のためにADSL方式を用いているが、ADSL以外の方式を用いる場合は、ADSLモデム部230に替えて光接続や、他のxDSL接続方式、無線接続などのネットワークインターフェース方式に合致したモデムやルータなどが用いられるのはいうまでもない。また、上記構成では、ADSLモデムを装置内部に設けているが、ADSLモデムを外付けする構成をとってもよい。
次に、図3は図1の無線電話機300(以下子機とも記す)の構成を示している。
図3において、符号301は無線電話機300全体の制御を行なうCPUである。ROM302はCPU301の制御プログラムが格納されたROMであり、このROM302は本無線通信システムの呼出符号(システムID)、無線電話機の子機番号ID等を記憶するEEPROM、親機からのメールを受信した時に文字データを格納したり、電話帳データを記憶するためのフラッシュROM等で構成することが考えられる。RAM303はCPU301の処理のためのワークエリアとして用いられる。
操作部308はダイヤル番号等を入力するダイヤルキーや、外線キー、保留キー、スピーカキー、電話帳キー等の機能キーから構成される。
表示部307は着信の表示や操作部308より入力されるダイヤル番号や公衆回線の使用状況等を表示するためのもので、LCDなどの表示素子により構成される。
ベースバンド部304は、モデム・コンパンダ、秘話・アンプ機能を有し、制御データ及び音声信号の送受信を可能とする。このベースバンド部304からの変調信号を、後述する無線部305を介して親機に伝送するとともに、無線部305からの変調信号を復調し、復調された信号はCPU301へ、音声信号はスピーカ309へ出力される。
無線部305はベースバンド部304からの変調信号を無線送信可能な形式に変換してアンテナ306に送ると共に、アンテナ306より無線受信した信号より変調信号を取り出しベースバンド部304に出力する。また、無線部305は通信する親機(200)との間の電波強度を確認するためのレベル検出機能を有し、親機(200)が発射する電波レベルを受信し、これをAD変換した後CPU301にて電波強度を認識することができる。
子機300のマイク311は通話音声信号の入力に用いられる。また、スピーカ309は音声信号の拡声出力および着信音等を鳴動させるために用いられ、レシーバ310は通話音声信号の出力のために用いられる。これらマイク311、スピーカ309、レシーバ310は子機300の音声通信のための音声入出力手段を構成する。
図4は、本実施例の端末200(図1)を接続可能な公衆網を含むネットワーク全体の構成を示している。
図4において、通信端末200は、公衆回線101によって公衆網100に接続されている。
公衆網100には交換機400が含まれ、この交換機400により回線交換網401、およびIP網402との通信が切り分けられる。交換機400には、通信端末200と1対1に接続される回線交換網401用に加入者ポートが、また、IP網402側にはDSLAMボードが設置される。
通信端末200は、回線交換網401の場合、通常のPSTN回線であれば、回線交換によって、交換機間の接続が行なわれ、相手端末の407に接続されるよう交換制御が行なわれる。
また、IP網402を経由したIP電話通信では、SIP方式による発着呼制御が行なわれる。通信端末200が接続を要求する場合は、この要求に応じて接続する役割を担うSIPサーバ403とのやり取りを行う。通信端末200が電話をかける場合、後述のように所定のSIPメッセージがSIPサーバ403に送信され、相手テレビ電話端末406(あるいは相手端末407)との接続を要求する。SIPサーバ403は、ENUMサーバ404、DNSサーバ405に相手端末406のIPアドレスを問い合わせることによりアドレスを得て、得られたIPアドレスを用いてIPコネクションを成立させる。このようにして、通信端末200は回線交換網401とIP網402に接続された相手テレビ電話406(あるいは相手端末407)に接続することができる。
次に上記構成におけるテレビ電話通信動作につき説明する。
図5〜図8は本実施形態1のIP電話通信のシーケンスを示している。図5〜図8のIP電話通信では、発呼側のテレビ電話の可能な通信端末406(以下、通信端末Aとも記す)から図1および図2のように構成された通信端末200(以下、通信端末Bとも記す)へ呼接続し、テレビ電話通信を行なう。
図5〜図8の通信シーケンスは、図のCPU201が通信制御プログラムを実行することにより実現される。このCPU201の通信制御プログラムはたとえばROM202に格納される。図5〜図8の通信シーケンスの各ステップは符号S501以降により示されている。なお、図5〜図8の通信では、既にADSLコネクションが成立し、端末A(406)およびB(200)がIP網と接続されているものとする。図5〜図8のSIPサーバ403、ENUMサーバ404、DNSサーバ405、および通信端末406は図4に示したものと同じである。
まず、端末Aにおいて、ユーザがダイヤル操作を行なう(図5のS501)。これによりINVITEメッセージにより、SIPサーバ403に接続される(S502)。この時相手局(B)の電話番号がSIPサーバ403に伝達される。
SIPサーバ403は相手局の電話番号からENUMサーバ404を用いて相手局のURIを求め、さらにこのURIからDNSサーバ405を用いてIPアドレスを取得する(S503)。SIPサーバ403は、得られたIPアドレスを用いて相手局(B)に対してSIPセッション要求を行なう(S504)。この間RBT(リングバックトーン)の鳴動が端末Aで行なわれる(S505)。
端末Bは、SIPサーバ403からのINVITE要求により着信動作に入る(S507)。そして、呼出中を示すRingingをSIPサーバ403に返し(S508)、SIPサーバ403は端末Aに対してRinging信号を送信する(S509)。
端末Bが応答すると(S510)、接続完了を示す応答情報(OK)がSIPサーバ403に送信され(S511)、SIPサーバ403は端末Aに応答情報(OK)を送信する(S512)。さらに、これに応じて端末A〜SIPサーバ403〜端末B間で確認応答情報(ACK)が交換される(S513、S514)。
その後、端末A〜端末B間に生成されたIPコネクションを用いて論理チャネル設定(S515)が行なわれ、RTPコネクション上で音声および映像パケットの送受信が可能となり(S516)、端末Aおよび端末Bは通話状態となる(S517、S518)。
図6は、端末Aと端末Bがテレビ電話通信で接続された後、子機へ接続を転送し、テレビ電話から音声通話へ切替える場合のシーケンスを示している。
図6では、図5のステップS501〜S516と同等の発呼シーケンスがステップS601、およびS517で行なわれている。この時、図1のように構成された端末B(200)側では、親機で応答が行なわれ、テレビ電話通信を行なうべく設定操作が行なわれている(S510’)。
そして、図6のステップS602において端末B(200)側で、操作部215の子機ボタン215aの操作(あるいは他の適当な操作)を行なうことにより、親機から子機への転送操作が行なわれると、端末B(200)から端末AにRe−INVITEメッセージが送信され(S603)、端末Aがこれを了承すればOKおよびACKの各SIPメッセージが交換される(S604、S605)。このようにして、親機を用いたテレビ電話から子機による音声通話(S606)への切替えを行なうことができる。
図7は、端末Aと端末Bが接続された後、端末Aと端末Bの子機で音声通話している状態からテレビ電話通信を開始する場合のシーケンスを示している。
図7では発着呼の部分を省略しているが、端末Aと端末Bの子機による音声通話(S701、S702、S703)は、たとえば図6に示したようなシーケンスにより開始される。あるいは音声通話は後述の制御例(図10)のように、子機側からの発呼で開始されていてもよい。
ここで、端末Bの子機でテレビ電話通信を起動する操作が行なわれる(S704)と、端末B(200)から端末AにRe−INVITEメッセージが送信され(S705)、端末Aがこれを了承すればOKおよびACKの各SIPメッセージが交換される(S706、S707)。このようにして、子機による音声通話からテレビ電話通信(S708、S710、S711)への切替えを行なうことができる。この場合、本実施例では後述のようにテレビ電話通信の画像入出力は親機で行ない、音声入出力は子機で行なうが、もちろんテレビ電話通信は、子機の音声入出力部とカメラを用いて子機で行なってもよいし、親機への転送を行ない映像および音声の双方の通信とも親機側で行なうことも考えられる。
図8は、端末Aと端末Bがテレビ電話通信で接続された後、子機の状態変化でテレビ電話から音声通話に切替える場合のシーケンスを示している。図8でも発着呼の部分は省略されているが、図8の最初の部分ではテレビ電話通信が行なわれている(端末A側のS801)。
この状態で、端末B(200)側で、子機の状態変化(S802)が生じた場合、たとえば後述するような子機の移動により親機との距離が変化した場合(たとえば遠ざかった場合)、子機で何ら操作を行なわなくても自動的に音声通話への変更を行なう。この場合、端末B(200)から端末AにRe−INVITEメッセージが送信され(S803)、端末Aがこれを了承すればOKおよびACKの各SIPメッセージが交換される(S804、S805)。このようにして、親機を用いたテレビ電話から子機による音声通話(S806)への切替えを行なうことができる。
図9〜図12は、本実施例において上記のような通話制御を行なうための図1および図2の通信端末200(図5〜図8の端末B)の制御手順を示したものである。図9〜図12の制御手順は上記同様、CPU201が通信制御プログラムを実行することにより実現される。このCPU201の通信制御プログラムはROM202に格納される。図9〜図12の各ステップは1000番台のステップ番号を用いて表示している。
図9のステップS1401は電源投入などにより開始される本制御手順の起点を示している。ステップS1402でIP網からIP電話の着信があると、通信端末200で図5に示すような手順でSIPを用いた着信制御が行われ、発呼端末との間にテレビ電話における論理チャネルが設定されテレビ電話通信が開始される。
ここでは、通信端末200はステップS1403において親機によりテレビ電話着信を行ない、相手端末とテレビ電話通信が確立される。
次に、ステップS1404で通信端末200の親機で子機ボタン215aなどにより子機への通話転送操作が行なわれると、図6に示したシーケンスでテレビ電話から音声通話への論理チャネルの接続をし直す(図6のS602〜S606)。図9のフローチャート上では、ステップS1404で子機への転送が選択されると、ステップS1405において論理チャネルの接続を変更し、ステップS1406において音声通話に設定される。このようにして、親機の所定操作に応じて親機から子機への転送を行ない、テレビ電話通信から電話から音声通話に切替えて継続することができる。
図10は図7のようなシーケンスにより子機で音声通話中にテレビ電話に切替える制御を示している。図10ではステップS1502において、テレビ電話200の子機300において発呼動作を行なっており、発呼操作に応じてたとえば図5のS501〜S516と同等のSIP制御が行なわれ、IP網上に音声通話チャネルが生成され、音声通話が行なわれる(S1503)。
ステップS1504において、子機300の操作部308で適当な操作を行なう、たとえば子機300の操作部308に設けた親機側の子機ボタン215aのような操作ボタンの操作などを行なうと、図7に示したようにRe−INVITEメッセージを送信し、これにより、ステップS1505で論理チャネルを接続変更し、ステップS1506で親機のテレビ電話機能が起動される。このステップS1506のテレビ電話機能は親機の機能を使用し、音声通話は子機で行なう。なお、上述のようにテレビ電話通信は、子機の音声入出力部とカメラを用いて子機で行なってもよいし、親機への転送を行ない映像および音声の双方の通信とも親機側で行なうことも考えられる。
図11は図8に示すように子機での状態変化に応じて自動的に通話制御を行なうための制御手順を示している。図11のステップS1601のスタンバイ状態から、ステップS1602においてテレビ電話通信の画像入出力は親機で行ない、音声入出力は子機で行なう方法でテレビ電話通信を行なっている。図11では、子機が親機から所定以上遠ざかった場合にテレビ電話通信から子機のみによる音声通信に切り替える制御を行なう。
この状態で、親機(200)はステップS1603において子機(300)との距離を測定しており、子機が親機から所定以上遠ざかった場合にステップS1604に移行して図8に示すようにRe−INVITEを送信して論理チャネル切替えを行ない、テレビ電話通信から子機のみによる音声通信に切り替える。
なお、子機(300)の距離の測定は公知の任意の方法、たとえば子機が親機に送信してくる無線送信信号の強度を測定することにより可能である。たとえば、通信端末200の無線部217により子機の電波検出レベル、RSSIレベルを検出する方法が考えられる(子機無線部305の電波検出レベルによって切替えを行うことも可能である)。あるいは、赤外線などを用いた距離測定手段を用いるようにしてもよい。
また、図11には明示的に示していないが、子機のみによる音声通信中も距離測定を行ない、親機と子機の距離に応じて子機のみによる音声通信からテレビ電話通信に切り替える制御を行なってもよい。
なお、子機のみによる音声通信への切り換えにおいては、Re−INVITEによる論理チャネル切替えを行なわず、単に親機の表示部214の映像のみオフにする制御を行なってもよいが、この方法では相手端末との間の映像信号の送受信を停止できず、無駄な映像データを送受信する、という問題があるが、Re−INVITEによる音声通信への切り換えを行なうことにより無駄なデータ伝送を防止し、また音声品質を大きく向上することができる(テレビ電話通信よりも音声のみの通信の方がビットレートは大きくできる)。
以上のようにして、子機の状態、特に親機との距離に応じてテレビ電話通信か音声通信かを選択することができ、ユーザは面倒な操作を行なわなくてもテレビ電話通信か音声通信かのいずれかの適切な通信方式を選択することができる。
図12は、子機の状態に応じて通話制御を行なうための異なる制御手順を示している。ここでは、子機から発呼する場合、子機がスピーカフォン発信か否かに応じてテレビ電話通信か音声通信かを選択する制御を行なっている。
ステップS1701のスタンバイ状態からステップS1702において子機で発呼操作が行なわれると、ステップS1703で子機がスピーカフォン発信か否かを検出する。子機がスピーカフォン発信の場合は論理チャネルをテレビ電話通信に切り換え(ステップS1704)、テレビ電話通信を行なう(ステップS1705:映像入出力は親機で、音声入出力は子機で行なう)。また、子機がスピーカフォン発信ではない場合は論理チャネルを音声通信に切り換え(ステップS1706)、子機のみによる音声通信を行なう(ステップS1707)。
以上のようにして、子機がスピーカフォン発信か否かに応じてテレビ電話通信ないし音声通信のいずれを行なうかを自動的に選択することができ、ユーザは面倒な操作を行なわなくてもテレビ電話通信か音声通信かのいずれかの適切な通信方式を選択することができる。
以上の実施例に示したように、本発明によれば、コードレスフォン形式の親機/子機からなる通信端末において、親機あるいは子機のユーザ操作に応じてテレビ電話通信ないし音声通信の音声通信チャンネルを転送することができる。
また、親機で前記テレビ電話通信を行なっている時、所定操作に応じて音声通信チャンネルのみ子機に転送し、画像入出力を前記親機の画像入出力手段で行ない、音声入出力は前記子機の音声入出力手段で行なうテレビ電話通信に移行することができ、これによりユーザの移動範囲を拡張することができる。また、逆に、子機で音声通信を行なっている状態から、所定操作に応じて親機のテレビ電話通信機能を起動する、たとえば、画像入出力を前記親機の画像入出力手段で行ない、音声入出力は前記子機の音声入出力手段で行なうテレビ電話通信を行なうこともでき、必要に応じてテレビ電話通信機能を利用することができる。
また、子機の状態、特に子機と親機の距離に応じて、子機が前記親機と所定以上離れている時、該テレビ電話通信を中止し、音声入出力を前記子機の音声入出力手段で行なう音声通信に移行することもでき、子機の状態、特に子機と親機の距離に応じて必要のない画像入出力および画像データの伝送を中止することができ、回線の利用効率を向上させ、また音声通信のみの移行により音声品質を向上させることができる。
さらに、子機の状態、特に子機がスピーカフォン発信か否かに応じてテレビ電話通信を行なうのか音声通信を行なうのかを自動的に選択することができ、面倒な操作を必要とせず、子機の使用状態に適した通信動作を行なうことができる。
本発明では、テレビ電話通信および音声通信ともにIP網経由のIP電話手順を利用して行なうことができ、たとえばブロードバンド通信を利用することにより高効率かつ安価な通信料金により遠方の通信相手と通信することができる。
なお、以上では、通信端末がIP網の接続インターフェースと回線交換網の接続インターフェースの双方を有する構成を例示したが、IP網だけの接続インターフェースのみを有する通信端末にも本発明が適用できるのはいうまでもない。
本発明の通信手順を実施するためのソフトウェアは、ROM(あるいはHDDなど)などの記憶媒体にあらかじめ出荷時から実装しておく他、ネットワーク経由でこれらの装置に導入し、また、アップデートを行なうよう構成することができる。
本発明を採用した通信端末の構成を示した説明図である。 図1の装置の親機の制御系を示したブロック図である。 図1の装置の子機の制御系を示したブロック図である。 図1の装置が通信するネットワーク環境を示した説明図である。 図1の装置によるIP電話通信の様子を示した説明図である。 図1の装置において親機のテレビ電話通信から子機の音声通信に切り換える様子を示した説明図である。 図1の装置において子機の音声通信から親機のテレビ電話通信に切り換える様子を示した説明図である。 図1の装置において子機の状態変化(親機と子機の距離)に応じてテレビ電話通信/音声通信を切り換える様子を示した説明図である。 図1の装置において親機のテレビ電話通信から子機の音声通信に切り換える制御手順を示したフローチャート図である。 図1の装置において子機の音声通信から親機のテレビ電話通信に切り換える制御手順を示したフローチャート図である。 図1の装置において子機の状態変化(親機と子機の距離)に応じてテレビ電話通信/音声通信を切り換える制御手順を示したフローチャート図である。 図1の装置において子機の状態(発呼方式)に応じて電話通信/音声通信を切り換える制御手順を示したフローチャート図である。
符号の説明
100 公衆網
103 ADSL回線
104 PSTN回線
200 テレビ電話端末
300 通信端末に接続される無線端末
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 通信制御部
207 音声処理部
214 表示部
215 操作部
215a 子機ボタン
217 無線部
231 ADSLモデム用AFE部
232 ブロードバンド通信部
240 ネットワーク制御部
241 ネットワークドライバ
243 音声CODEC部
244 画像CODEC部
245 カメラ部
301 CPU
304 ベースバンド部
305 無線部
306 子機アンテナ
307 表示部
308 操作部

Claims (2)

  1. テレビ電話通信ないし音声通信を行なう通信端末において、該通信端末は、親機と子機を含み、
    前記親機は、テレビ電話通信のための画像入出力手段と、前記テレビ電話通信ないし音声通信のための音声入出力手段とを有し、
    前記子機は、前記親機と無線通信によりコードレス接続する接続手段と、少なくとも音声通信のための音声入出力手段とを有し、
    発信時、前記子機がスピーカフォン発信か否かを検出し、前記子機がスピーカフォン発信と検出された場合、相手側の通信端末との間の論理チャネルをテレビ電話通信にするとともに、画像入出力を前記親機の画像入出力手段で行ない音声入出力は前記子機の音声入出力手段で行なうよう制御し、前記子機がスピーカフォン発信ではないと検出された場合、相手側の通信端末との間の論理チャネルを音声通信にするとともに、音声入出力を前記子機の音声入出力手段で行なうよう制御する制御手段を有することを特徴とする通信端末。
  2. 親機と子機とを含む通信端末の制御方法において、
    前記親機におけるテレビ電話通信のための画像入出力ステップと、
    前記親機における前記テレビ電話通信ないし音声通信のための音声入出力ステップと、
    前記子機を前記親機に無線通信によりコードレス接続する接続ステップと、
    前記子機における少なくとも音声通信のための音声入出力ステップとを含み、
    発信時、前記子機がスピーカフォン発信か否かを検出し、前記子機がスピーカフォン発信と検出された場合、相手側の通信端末との間の論理チャネルをテレビ電話通信にするとともに、画像入出力を前記親機の画像入出力ステップで行ない音声入出力は前記子機の音声入出力ステップで行なうよう制御し、前記子機がスピーカフォン発信ではないと検出された場合、相手側の通信端末との間の論理チャネルを音声通信にするとともに、音声入出力を前記子機の音声入出力ステップで行なうよう制御する制御ステップを有することを特徴とする通信端末の制御方法。
JP2004169279A 2004-06-08 2004-06-08 通信端末、および通信端末の制御方法 Expired - Fee Related JP4185891B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169279A JP4185891B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 通信端末、および通信端末の制御方法
US11/134,884 US7542066B2 (en) 2004-06-08 2005-05-23 Communication terminal and method for controlling the same
KR1020050048436A KR100773196B1 (ko) 2004-06-08 2005-06-07 통신 단말기, 그 제어 방법, 및 기록 매체
CNB200510076429XA CN100461849C (zh) 2004-06-08 2005-06-07 通信终端及用于控制通信终端的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169279A JP4185891B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 通信端末、および通信端末の制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005354123A JP2005354123A (ja) 2005-12-22
JP2005354123A5 JP2005354123A5 (ja) 2007-01-11
JP4185891B2 true JP4185891B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=35448855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004169279A Expired - Fee Related JP4185891B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 通信端末、および通信端末の制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7542066B2 (ja)
JP (1) JP4185891B2 (ja)
KR (1) KR100773196B1 (ja)
CN (1) CN100461849C (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4532717B2 (ja) * 2000-10-31 2010-08-25 キヤノン株式会社 画像通信装置、電子メール送信制御方法、及び記憶媒体
US7889636B2 (en) * 2005-05-24 2011-02-15 Cisco Technology, Inc. System and method for implementing a mid-call policy in a RSVP environment
FR2894101B1 (fr) * 2005-11-25 2008-11-21 Oberthur Card Syst Sa Entite electronique portable destinee a etablir une communication voix sur ip securisee
US20070243898A1 (en) * 2005-12-30 2007-10-18 Alan Eyre Multi-handset cordless voice over IP telephony system
US20070250567A1 (en) * 2006-04-20 2007-10-25 Graham Philip R System and method for controlling a telepresence system
JP4724057B2 (ja) * 2006-06-22 2011-07-13 パイオニア株式会社 通信装置、通信方法及び通信処理プログラム
US20080055394A1 (en) * 2006-08-17 2008-03-06 Inventec Multimedia & Telecom Corporation Video phone device
US8054328B2 (en) * 2006-08-30 2011-11-08 Inventec Multimedia & Telecom Corporation Video phone communication system and method therefor
KR20080086262A (ko) * 2007-03-22 2008-09-25 삼성전자주식회사 디지털 콘텐츠 공유를 위한 방법 및 장치, 그리고 디지털콘텐츠 공유 시스템
US20080297585A1 (en) * 2007-05-29 2008-12-04 Ascalade Communications Inc. Integrated cordless voice/video ip phone system
JP5263920B2 (ja) * 2007-10-10 2013-08-14 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 端末装置、及びプログラム
US7991884B2 (en) * 2007-12-17 2011-08-02 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for processing data to check an interactive communication sequence and system thereof
CN102340649A (zh) * 2011-10-24 2012-02-01 华为技术有限公司 无绳可视电话通话控制方法和无绳可视电话
TWI487364B (zh) * 2011-12-01 2015-06-01 Amtran Technology Co Ltd 裝置間切換通話之方法及通訊電子裝置
US20130342631A1 (en) * 2012-06-21 2013-12-26 Fugoo Corporation Multi-User Videophone Hub
JP5812442B2 (ja) * 2013-03-01 2015-11-11 Necプラットフォームズ株式会社 Ip電話端末及びシステム
US9596335B2 (en) 2013-04-11 2017-03-14 Nec Corporation Communication terminal and communication method
JP2015139123A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 オンキヨー株式会社 電話装置、制御方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
CN105528242B (zh) * 2014-09-30 2019-03-29 联想(北京)有限公司 切换模式的方法和电子设备
CN107196701A (zh) * 2016-03-15 2017-09-22 深圳市理邦精密仪器股份有限公司 红外通信方法、装置及系统

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2242335B (en) * 1990-03-19 1994-03-16 Sony Corp Videophones
JPH0522721A (ja) 1991-07-17 1993-01-29 Nec Corp テレビ電話機
JPH05199328A (ja) 1992-01-22 1993-08-06 Brother Ind Ltd 親子テレビ電話システム
JPH06125551A (ja) 1992-10-09 1994-05-06 G C Technol Kk コードレステレビ電話装置
CN1093849A (zh) * 1993-04-07 1994-10-19 邹晓辉 一种智能通信子母机
JP3202575B2 (ja) 1996-01-30 2001-08-27 シャープ株式会社 テレビ電話装置
CN1166163C (zh) 1997-03-03 2004-09-08 株式会社东芝 通信终端装置
JPH1120242A (ja) * 1997-06-27 1999-01-26 Nec Corp 多ポート対応プリンタ装置
JP3113973B2 (ja) * 1997-08-01 2000-12-04 北海鋼機株式会社 整列巻取り方法
JP2001092624A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム格納媒体
US6952471B1 (en) * 2000-06-09 2005-10-04 Agere Systems Inc. Handset proximity muting
JP2002111801A (ja) 2000-09-28 2002-04-12 Casio Comput Co Ltd 携帯電話装置
US20040150713A1 (en) * 2003-01-31 2004-08-05 Cheng Y. P. Cordless IP video phone

Also Published As

Publication number Publication date
KR100773196B1 (ko) 2007-11-02
KR20060049172A (ko) 2006-05-18
CN100461849C (zh) 2009-02-11
US20050271062A1 (en) 2005-12-08
US7542066B2 (en) 2009-06-02
JP2005354123A (ja) 2005-12-22
CN1708127A (zh) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100773196B1 (ko) 통신 단말기, 그 제어 방법, 및 기록 매체
EP1583310B1 (en) Telephone and adaptor for voice and video communication over IP
JP6151911B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP4063734B2 (ja) 電話及びインターネットホン機能を提供するデュアルモードホンとデュアルモードホンにおける通話処理方法とデュアルモード通話処理機能を実現できる記録媒体及びデュアルモード通話処理システム
JP2005080025A (ja) 画像通信制御方法、画像通信制御プログラム、および画像通信装置
US7436819B2 (en) Communication apparatus and control method thereof
JP4355532B2 (ja) ゲートウェイ装置、内線電話交換システム及び内線電話交換方法
JP2005159588A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、および通信装置の制御プログラム
JP4687917B2 (ja) Ip電話システムにおける信号制御方式
JP2007067639A (ja) VoIP電話システム、VoIP電話装置及びサーバ
JP3882801B2 (ja) Ip電話システム、サーバ装置およびルータ制御方法
JP6180229B2 (ja) 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム
KR100588480B1 (ko) 인터넷 전화 통신 시스템 및 통신방법
JP2004274190A (ja) 通信装置
JP4898603B2 (ja) 通信装置および通信方法
KR100393633B1 (ko) 웹폰시스템에 있어서 인터넷 호와 전화망 호 간의 외부 호포워딩방법
JP2004147244A (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP2004274183A (ja) 通信端末装置
JP2008092182A (ja) ネットワーク接続装置
JP2005086722A (ja) Ip電話装置
JP2005065049A (ja) Ip端末装置
JP2003298738A (ja) インターネットVoIPアダプタ
JP2005073085A (ja) ルータ装置及び通話制御方法
KR20090095931A (ko) 아이피기반 사설교환기를 이용한 팩스 호 전환 방법 및팩스 호 전환 기능 아이피기반 사설교환기
KR20090096276A (ko) 전화기를 이용한 팩스 호 처리 방법 및 이를 이용한보이스-오버-아이피 전화기

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061121

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080908

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees